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2014年10月15日 (水)

日本語って難しい。

何ヶ月か前から帰国子女の子とレッスンをさせてもらっています。
日本語は話せるものの、読み書きも会話も恐らく英語の方がよくできるのだろうと思われるレベルなので、国語(日本語)は本人も苦手意識があるようです。

そこで、国語に関しては一般的な読解の問題集ではなく、文法よりの問題集や語彙の問題集、漢字は書きより読みを優先してという形でレッスンをしているのですが、そして、私は外国語全般に詳しくないのでもしかしたら間違っているかもしれませんが、日本に生まれ育ったから特に意識せず使っている日本語は、実は相当難しい言語なんだろうなと。

ひらがな、カタカナ、漢字、更にはローマ字(アルファベット)まで使うことがありますし、1つのことを表すのにいくつも言葉があったり、漢字にも何通りも読みがあったり。
それはよく言われることではないかと思いますが、それだけでなく、助詞や助動詞などの使い方がまた複雑ですし、例えば数詞などでも「1本、2本…」と数える場合、前に来る数字によって「ほん」「ぼん」「ぽん」のように変わるものも少なくありません。

そういえば、海外と比較して日本ではツイッター人口がかなり多いようなことを読んだことがありますが、それも、140文字という限られた文字数でも、日本語では伝えられる情報量がとても多いというようなことが関係しているそうです。
「情報量」と打てば3文字ですが、これがひらがなだと「じょうほうりょう」と8文字、ローマ字にすれば「zyouhouryou」か「zyohoryo」になりますから、やはり漢字が使えるということのメリットは大きいのでしょう。

少し話が逸れましたが、そんな色々を思うと、やはり母国語として小さい頃から当たり前に使う環境でなければ、学ぶのはかなりの努力が必要になるんだろうなと。
帰国子女の子とのレッスンの中で、そんなことを思ったりしました。

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