小さい子達を見ていると。
小さい子、特に就学前の子と接していると、その感情の変化の目まぐるしさに驚くことがしばしばあります。
たった今ニコニコご機嫌にしていたかと思えば、何かがほんの少し難しかったり、自分の思うようにいかなかったりすると途端に怒り出したり、泣きそうになったり。かと思えば、その問題をクリアするとか、違うことをするとかし始めた途端、また一瞬にしてご機嫌になったり。
そういう姿を見ていて、子育てをしたことがない私はしばしば新鮮な驚きを感じるのですが、自分も子どもの頃こんなだったのかなぁと。
ただ、昔、母が言っていたのは、赤ちゃんの頃からあまり手がかからず、少し成長してからは言いつけを守る聞きわけのいい子だったということでしたので、もしそれが本当なら、そのあたりも個性とか性格とかなのかもしれないなと。
というのも、私は人前で感情を表に出すのが小さい頃から苦手で、特に恥ずかしいとか悲しいとかそういう感情を人に悟られるのは小さい頃からずっと未だに苦手ですし、親を含めて人に甘えるのも昔から苦手なままです。
そんな私からすると、目の前の小さい子達がストレートに感情表現をし、めいっぱいおうちの方に甘えたり怒ったりしている姿を見ていると、きっとこれは大事なことなんだろうなと、そして、こういう風に感情を出せる子達は私みたいな子ども、そして大人にはならずに済むんだろうなと、そんなことを思ったりもします。
ですので、驚きや戸惑いを感じる一方で、羨ましさも感じたもするのです。
色んな感情をしっかり表現して、魅力たっぷりに育っていく姿をこれからも見続けられるといいなと思います。
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