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2014年10月31日 (金)

いい日だったような、ダメな日だったような。

今日はちゃんと仕事するぞ!と思っていたのですが、仕事に関しては目標の5割にも満たない達成度にとどまってしまいました…。それはかなりダメな日だったわけですが、仕事とは全く関係なく、結構いい日だったかもしれません。

というのも、自転車が随分くたびれてきたので、少し前から買い替えるつもりではいたのですが、最寄りのお店に見に行くと、それなりに種類はあるのに、どれも帯に短したすきに長しで、決めかねたまま早2ヶ月。
今住んでいるところは駐輪場がなく、駅前の駐輪場を契約していることもあって、月末の今日、再びか三度かお店に行くことに。

ただ、普段頻繁に乗るわけでもなく、駅前の駐輪場はかごにゴミを入れられたり、しばらく前には定期契約のシールをはがされたり、反射板を割られたりなんてこともあったので、折りたたみにしようかな…と思ったりしていたのですが、売り場に行って最初に目に入ってきたのは、ほぼ言うことなしの自転車で、おまけに広告掲載商品だとのことで普段より安くなっているというツキ具合。

というわけで、ほかもざっと見たものの、ほぼ即決。無事に買い替えて、駅で定期も更新し、家に帰り着いたら雨がパラパラ。絶妙のタイミングでした。

その後出勤していたのですが、途中から結構な雨音になり、濡らしたくない靴なのに憂鬱だなぁ…と思ってしばらく仕事をして、寄りたいお店もあるし、仕方ないから帰るかと外に出ると雨が上がっていました。

というわけで、10月最終日はなかなか幸運続きの1日でした。
このままいい感じで11月を迎えたいと思います。明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年10月30日 (木)

残念ながら…。

通常レッスンお休みの2日目。
昨日も今日も出勤はしましたし、それなりに仕事もしたのですが、どうもぐっと詰めて集中することができず、ちょっとやっては休憩し、休憩してはやりを繰り返し、思うようには捗らずという2日になってしまいました。
それでもまあ、月末までに絶対終わらせねばならないことは今日終わったので、それはよかったのですが。

どうにも集中が続かなくなったので、今日はまだ隣駅の大型書店が開いている時間に帰路につき、ちょっと書店を覗いてきました。
今日のところは2冊だけ購入。
1冊はタイトルも表紙も、これはちょっと…と思ったのですが、そういう本も読んでみようと選びました。しかし、帰ってきて少しだけ読んでみたところ、タイトルや表紙のイメージとはいい意味でちょっと違うのかも?と。これは読むのが少し楽しみになりました。

さて、明日で10月はおしまい。土曜からは11月のレッスンが始まります。
ぐずぐずのろのろしている間に今年もあと2ヶ月。しっかりがんばらなくては…。

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2014年10月29日 (水)

悪戦苦闘

レッスンのないときに少しずつ教材を作っているのですが、スタート時に比べれば随分できるようになったこともある一方で、やはり新たに次々とわからないことが出てきます。

それなら手書きの方が早いかもと思っても、ペン書きすると擦れて汚れてしまったり、線が歪んでしまったり、かすれてうまくコピーできなかったりと、やはりなかなかうまくいきません。

そして、今日かなり悪戦苦闘したのが、きっとわかっている人には何でもないことなのでしょうけど、正確に1マス15ミリの方眼10×10の百マス分を印刷するということでした。
表を作るのならエクセルでやれば簡単!と思ったのですが、エクセルは印刷するときサイズが変わってしまうということだったので、それならエクセルで作ったものをワードに貼ればいけるはず!と思ったら、なぜかエクセルなら写らない罫線が写ってしまい、それを消す方法がわからず…。

それならやっぱりエクセルで…と思い直したものの、どうにもこうにもサイズがうまく合わせられず、再びワードに戻り、さっきとは違う方法で表を貼りつけ、サイズを指定し、今度こそ!と思ったら、罫線の太さ分なのかまたサイズがズレる…。

何度目の正直かわからないけど、今度こそは!と思ったら横幅は合ったのに縦が2ミリほど合わず…。
なぜ縦横とも同じサイズのセルにしているのにズレるのかわからず、そこからまたかなり悪戦苦闘し、微調整し、どんどん失敗の印刷が増えていき…。
もう今日はやめようかと思いかけたときにようやくどうにかこうにか完成したという…。

本当は方眼を作ること自体が目的ではなく、そこからまだ作業があったのですが、今日は断念して帰宅しました。
こういうことがあると、やっぱりきちんと習った方がいいのかなと思ったりもしますが、きっと何かをしていてぶつかるひとつひとつに全て対処できるようになるには、ちょっと習ったぐらいではどうにもならないんだろうなという気もするので、もうしばらくはこんな状態でがんばってみようかと思います。

今日はそれも含め、想定外のことで色々時間がかかってしまったので、明日も出勤してがんばります。

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2014年10月28日 (火)

ちょっと嬉しい。

今日はなんだかちょっと嬉しくなることがいくつかありました。
教室に来てくれている子達の中には、見ていて驚くぐらい算数のセンスがある子もいれば、一所懸命がんばっているのに、なかなか目に見えた成果が出ない子もいます。

今日のレッスンではやや算数で苦労している感のある子が何人か来ていたのですが、その子達がそれぞれに何度も「あ!」と言ってぱっと表情が明るくなる場面を見ることができました。

それは些細なことだったりもしたのですが、大人からすればこれは簡単だろうとか思うようなことがどうもぴんと来ていない様子で、なんで気付かないかな、どう声をかけたらいいかなと考えているときなどに、ちょっとしたきっかけで気づいて「あっ!」と声が出るということが何度もあったのです。

少なくともそうやって声を出し、表情がぱっと明るくなったときは、その子自身がきちんと理解した瞬間ですから、とてもとても素敵な瞬間を今日は何度も見ることができて幸せな気持ちになりました。

さて、10月のレッスンは今日でおしまい。
明日から3日間は通常レッスンはお休みです。

急に寒くなって、今日も風邪気味の子、風邪を引いている子が何人かいました。
皆さまもどうぞくれぐれもお気をつけて。

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2014年10月27日 (月)

雷雨のち寒気

昨日の晩から降り出した雨は夜遅くには豪雨と雷。
今朝には上がっていましたが、日中はまた突然雨が降ったかと思えば晴れ、また雨が降りと変なお天気でしたね。
そして、お天気が回復したらすっかり気温が下がって、秋というより初冬?というほどでしたね。

今日は少し出勤して、教材作りやら事務仕事やらをしていましたが、思ったようには捗らず、おまけに今週は水木金と事務仕事出来るしなぁと思うとついつい怠けの虫が顔を出してしまって、目標を達成せぬまま帰ってきてしまいました。

明日からまたどうぞよろしくお願いいたします。
皆さま、お風邪などひかれませんよう。

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2014年10月26日 (日)

オフでした。

今日は気になっていた靴の整理やら衣替えやら、家のことを少しスッキリさせたほかは、いつもの休日通り、サッカー観戦三昧、パズルゲーム三昧な感じの休日でした。

夜は雷雨になりましたね。
既に日付が変わっていますが、すごい雷と豪雨です。
明日は収まるんでしょうか?

オフにつき、本日はこれにて。

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2014年10月25日 (土)

1週間終了。

早いもので、もう10月も残り僅かです。
年間予定で来週は火曜にレッスンをしたら、水曜から金曜まではレッスンはお休みになります。
火曜が10月最後のレッスン。
今年も残すところあと2ヶ月あまりになってしまいましたね。

3日間通常レッスンはお休みですが、色々ためっぱなしの事務仕事や教材作成、予習などをなるべく進めたいと思っています。
果たしてどれだけ捗るでしょう。

今日のレッスンは結構みんな穏やかにいい感じでレッスンに取り組んでくれたように思います。
やはり、運動会なども終わり、気候も涼しくなったこともあるのかもしれませんね。
私もぐずぐずのろのろせずにがんばらなくては。

来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年10月24日 (金)

子どもっておもしろい。

子ども達とレッスンをしていると、時々思いがけない反応が返ってきたりしてびっくりしたり、思わず笑ってしまったりすることがあります。
今日も、言った本人にとってはなんでもないひと言だったのだと思いますが、ああ、子どもって素敵!と思ってしまったひと言が。

レッスンが済んで飴の缶を開け、何の飴を選ぼうかと眺めていた男の子が黄金糖を手に取りながら

「黄金糖、これは昔の包み方(の飴)。」

え?昔の包み方?
一瞬そう思いましたが、ああ、そういうことか!と思い、今日缶に入っていた飴の中ではもう1種類「昔の包み方の飴」に属するのであろうものがあったので、確認の意味も込めて「ミルキーも昔の包み方の飴?」と尋ねると「うん、そうやな!」との返事が。

そういえば、最近の飴は大半が1つ1つ小袋に入っていますよね。
「昔」は飴といえば、裸で缶や袋に入っているか、1つ1つ包み紙につつまれて両端がねじってありましたよね。もちろん今もそういうものもありますが、やはり主流は1つ1つが小袋に入っている。そうでないものは、ほとんどが黄金糖やミルキーなどのように昔からあるもののような気が。

子どもって思いがけないことをしっかり観察していて、え?と思うようなことを言ったりしますよね。
うん、確かに間違いなく「昔の包み方」です。(笑)
思わず笑ってしまいながら、ちょっと和ませてもらいました。

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2014年10月23日 (木)

笑うこと。

レッスンをしているとき、日によって、またはその日の顔触れによって、他愛ない話でみんなが笑いあったり、誰かが言ったことがおかしくてみんなが笑ったりというようなことが起きることがあります。
そして、みんながニコニコした後、調子よく問題を解くことができるなんてことが起きることもあります。

楽しく学んだことしか身につかないというような話は本などでも読んだことがありますし、それは子ども達を見ていてもそうなんだろうなと思います。
また、苦しそうな顔をして取り組んでいるときは、できることまでできないということも少なくありません。

そういうことから考えても、レッスンのときにみんなから笑いが起こったり、少し息抜きをしたりすることは、もしかするととても効果的なのかもしれません。

もちろん、子どもの性格によってはとことん羽目を外してしまうような子もいて、そうなるとガツンと雷を落とさねばならなくなりますし、大事なレッスンの時間に延々どうでもいい話をして笑い合うことはもちろんできませんから、そのあたちの加減はせねばなりませんが、誰かが難しい顔をしているときには、何か笑えるようなことをうまく織り込めるといいんだろうなと。

それは今日の小学生の子達とのレッスンで改めて感じたのですが、そういう意味では幼児さんはそれを更に重視して、楽しくなさそうであればすっぱり違うことに切り替えるということも必要なのかもしれないなと。
ただ、たとえ幼児さんでも、ぐっと集中して考えることは大事ですから、集中して考えられているかどうかを見極め、多少手助けなどをしても、苦しそうな表情や怒っているような表情から変化が見られないような場合は、その学習は一旦横に置いて、違うことをした方が長い目で見るといいのかもしれません。

どの子にもこれが正解という方法がないだけに、日々常に試行錯誤ではありますが、子ども達から笑顔が出ること、笑顔でないにしろ、集中した穏やかで美しい顔をしていることを大事にしていきたいと思います。

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2014年10月22日 (水)

ちょっと気持ちいい。

今日は中3の子たちとのレッスンがある日だったのですが、ひとりは既にとっくに中学範囲を終えてしまっていて、今はぼちぼち数Ⅰをやり進めています。
数Ⅰのテキストと並行して、思考力系の問題集も小学生の頃からずっとやっていて、そちらも高校数学範囲のものに進んでいます。

その中で今日出てきた問題が
「45人のクラスで男女に分かれてソフトボール投げを行った。男子の平均はクラスの平均より1.4m長く、女子の平均はクラスの平均より1.6m短かった。このクラスの男子と女子の人数をそれぞれ求めなさい。」
というもので、一般には連立方程式を使って解くことになると思いますし、私も初見では何の迷いもなく、方程式を立てて解きました。

ただ、中3の子が考えているときに問題をもう一度見ていたら、男子は1.4m長く、女子は1.6m短いのに平均がプラスマイナス0に落ち着くということは、これ、もしかして小学生で比の考え方がきちんとわかっている子であれば解けるのかも…という考えが浮かびました。

仮に男女同じ人数であれば、もし男子が1.4m長いなら、女子は1.4m短くなければ平均にならないし、女子が1.6m短いなら、男子も1.6m短くなければ合いません。

と、さっき教室の片付けをしながらぼんやり考えていたところ、平均との差の比が7:8ということは、人数は逆比になるってことなのでは?と。45を7と8の和の15で割れば1あたりが3。ということは、男子は3×8で24人、女子は3×7で21人になる。あ!これ、さっきの答え!ということになりました。
こういうときはなんだかちょっと気持ちいいものです。

中学や高校の数学の問題集に出ている問題でも、え?これめっちゃ簡単に解けるんちゃうん?と思うようなことがあります。
小さい頃に色々なものを見聞きして自分の頭でしっかり考え、納得し、学び取ってきた子達はきっと、私の比ではないぐらいそういう機会がたくさんあるんだろうなとも思います。

それだけに、幼少期にどんな学びをするかというのは本当に大事なんだなと、何かにつけ思わされます。

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2014年10月21日 (火)

いい表情が何度も見られた

今日のレッスンでは子ども達の「ああ!」という気づきの表情を何度も見ることができました。
子ども達は本当に素直に反応するので、よくわからないときは表情が晴れず、ぼんやりわかっているような段階でもまだぱっと明るい表情には決してなりませんが、心から納得したときには、本当に灯りがついたようにぱっと表情が明るくなって、ときには「ああ!」と声も出たりします。

今日はある2年生さんと掛け算のレッスンをしていて、教具を並べて気づいてもらおうと働きかけていたのですが、最初のうちは気づいてほしいと思っていることにはなかなか気づかない様子で、それでもまあ答えることはできていたのですが、何度かやりとりしているうちにようやく気付いたようで、こちらが言葉で説明したわけではないのに、「ああ~~、そういうこと!」とニコニコしました。
その後も今日は何度もそんな明るい表情が見られ、なかなかいい調子でレッスンが進みました。

別の時間には算数で苦戦している子との掛け算のレッスンで、5を並べていくと5、10、15、20…となっていくわけですが、その子は最初のうちそれがなかなか繋がらない様子で、問題によって正解したり間違えたりを繰り返していたので、「5×7」の答えを間違ったときに声をかけてみました。

「ねえ、時計の7のところって何分かすぐわかる?」

すると、「うん、35分、ああ、そういうこと!?」という反応が返ってきたかと思ったら、その後計算式を見ては時計を見て、計算式を見ては時計を見てを繰り返しながら次々に正解していきました。

5年生さんとのレッスンでも何度も「ああ、そういうこと~」という言葉を聞くことができて、今日はなんだか嬉しい1日でした。
明日も楽しくレッスンできますように。

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2014年10月20日 (月)

ちょっとしんみり

4歳からの幼馴染みのお父様が先週後半に亡くなられたという知らせを別の友人から受け、今日はレッスンはお休みでしたので、何十年ぶりかに幼馴染みの実家にご挨拶に伺ってきました。

幼馴染みとはひと月ほど前食事をして、そのときには今度お父様と卓球をするというような話もしていましたので、お元気にしておられたのだと思います。
今日伺ってお母様から少しだけお話を伺ったのですが、やはりお元気だったのに急にということだったようです。

幼馴染みは私と同じく未だ独身。お姉さんは関東にお住まいなので、もしも何かあったら自分が実家に戻るしかないようなことも話していて、おまけに彼女も自営業というかフリーランスというかで仕事をしているので、色々似ていることがあって、独身で自分の家族といえば両親と兄弟だけだから、親がいなくなるのは考えただけでもさびしいよねという話もしていただけに、なんだか色々な思いがこみ上げて、お母様の前でボロボロ泣いてしまいました。

もちろん、人はみんないつ命が終わるか誰にもわからないことです。
私だって明日どうなっているかはわかりません。
でも、やはり自分にとって大切な人がこの世にいなくなってしまうのは悲しいことですね。

幼馴染みは私から見ればとてもとても親孝行なのですが、それでも彼女がメールに「親孝行はできるうちにね」と書いていて、また涙が。
私ももっと両親のことを大事にしなくちゃなと思いました。

仕事に全く関係ない話ですみません…。

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2014年10月19日 (日)

オフでした。

というわけで、とてもとてもよいお天気だったにも関わらず、サッカー観戦三昧、だらだらゴロゴロの1日でした。
明日は家のことも仕事もしようと思います。
でも、明日はお天気が下り坂のようですね。
家でもきちんと仕事をがんばれる強い意志がほしいものです…。自分がこんななもので、家だとなかなか集中できないという子ども達の気持ちはとてもとてもよ~くわかります…。全く自慢になりませんが。(汗)
でも、もう10月も折り返してるんですよね。前半、ちょっと気持ちが滅入ることなどもあり、あらゆることが滞っていたので、ちょっとがんばらなくては。
というわけで、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年10月18日 (土)

当たり前のように思うけど。

うちの教室は算数がメインなので、国語を一緒にさせてもらっている子は限られていますが、それでも、子ども達と国語をしているときにしばしば感じるのは、賢い子達でも文の係り受けであるとか、助詞の使い方であるとか、そのぐらいは当たり前なのではと思うようなことも、結構身についていないことが多いということです。

例えば、「なぜですか」とか「理由を答えなさい」とかいう出題の場合は「~だから」などのように、理由を答えなければなりませんし、「何ですか」とか「どういうことですか」とかいう場合は文末が名詞や「~こと」などのように終わらなければなりません。(抜き出しの問題などの場合はそうならないこともありますが。)

今日のレッスンである子が
「僕は公園で桜を見に行きました。」
という文を書いていました。

「公園で」なら「行きました」ではおかしいし、「行きました」なら「公園『で』」がおかしいわけですが、声に出して読んで聞かせてから確認をして、ようやく直してもらえました。

また別の子が書いていたものには
「僕の将来の夢は警察官になりたいです。」
というのがありました。

「『夢はなりたいです』ってつながりはおかしいよね?」と声をかけたのですが、おかしいという感覚があまりないようで、主語を「夢は」にするのであれば「なりたい」の部分を変えねばならないし、術語を「なりたいです」にするのであれば、「将来の夢は」の部分を変えねばならないということを、子どもにもわかる表現で伝えたのですが、かなりヒントを出してようやく書き直すことができました。

しかし、その子は作文などもかなり上手で勉強全般によくできる子なのです。その子ですらそんな状態ですから、小学生の少なくない割合の子達が文を書かせるとあちこちあやしい仕上がりになるのではないかと思います。

今は学校で作文を書かせることがどのぐらいあるのかはわかりませんが、仮にあったとしても機会はそう多くはないでしょうから、そのときだけ先生が添削をしてくれたとしても、なかなかしっかりとは身につかないのかもしれません。
それを思えば、私達が子どもの頃、先生に「あのね帳」のようなものを出して、それに先生がコメントをくださったり、おかしいところを少し直してくださったりということを毎日少しずつ繰り返していたというのは、文の書き方を学ぶということに関して意味のあることだったのかもしれないなと。

最近は「あのね帳」や先生との交換日記のようなものはないのかもしれませんが、それなら、小さいうちから、短い文でもいいので、おうちの方との交換日記をしてみるのもいいかもしれませんね。

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2014年10月17日 (金)

きちんと気付かせる

今日のあるレッスンでのこと。
真面目で一所懸命取り組んでくれるものの、算数にはやや苦戦気味の子とのレッスンがありました。

あるプリントの中の問題の何問目かに「607×8は600の(  )倍と7の8倍を合わせたもの」というようなものがあったのですが、そこまでにも似たような問題があって、それは答えられていたのに、どうしたことかこの問題でぱったりと止まってしまいました。

何度か手助けになりそうな声かけをしたもののどうにもならなかったので、607×8を計算してみてもらうことにしました。
すると、紙に書かれたのが「607×8=104」というものでした。
これは6×8の48と7×8の56を足してしまったわけですが、その答えを書いても何も気づいていない様子のその子に声をかけました。

「607×8がそんな答えになるかな?おかしくない?」
そう言ってみたのですが、どうもぴんとこない様子。そして、動き出したかと思えば、一の位に0を書こうとしているので、これは全くわかっていないなと。

そこで今度は「じゃあ、607×8って式を使って解くような文章問題を考えてみて。」と言いました。
すると、それはそれは一所懸命な顔で考えているのが伝わってくるのですが、「学校の生徒は607人です。」との書き出しで、そこからどうもっていくんだろう?と思っていると「先生は8人です。」と続き、え?どうするの??と思って見ていると、「生徒と先生をかけたら・・・」と来ました。
それはもうただ単に無理矢理607×8の式を使うためにこじつけたにすぎません。

そこでまた声をかけ、ほとんど答えだよなぁと思いながらも、「何人に何個ずつとか、何人のグループが何グループとか、何円のものが何個とか、そういうときに掛け算を使うんじゃないの?」と言ったらようやくはっとして、「607円のお菓子を8個買ったら合計は…」という問題を作ることができました。

そこまできて「なんで答えが104じゃおかしいかわかる?」と尋ねると、ようやく納得がいった顔で「104は607より少ないから。」と答えられました。
この段階まで来てようやく、その子は607が104より大きな数なのだということを実感することができたわけです。

そのあとはなんとか問題を解くことができましたし、一度そのやりとりをした後はその子なりに理解が深まったようでもありました。
たとえ回り道であっても、そうやってきちんと気付かせなければ、計算して出た答えが正しいのかどうか自分で判断することは難しく、マルになったらOK、マルにならなければもう一度計算して違う答えを出してみるというようなことを繰り返すことになりかねません。

時間はかかりますし、もどかしく感じることもありますが、やはりそこは譲れないところかなと思っています。

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2014年10月16日 (木)

勉強の仕方は変わっていくべきなのではないのかな。

中学生の子とレッスンをしていて、なんだかふと思ったことがあります。

例えば、二次方程式を解くための解の公式だとか、更に進んで、高校数学の色々な公式だとか、そういうものは覚えるべきものとして指導されるだろうと思います。
もちろん、中学生にならなくても、算数の段階でも速さの公式、割合の公式、面積の公式など、色々なものが公式として、子ども達に覚えるよう指導されることは少なくありません。

もちろん、そういうものをきちんと覚えて必要な時に必要なものを頭の中から引っぱり出して使えるのは、ある能力が高いのは間違いないでしょう。
そして、学校の勉強の大半はそういう「いかに多くのことを正確に記憶するか、記憶したものを使って制限時間内で処理をするか」という点において成績をつけられるのだと思います。

ですが、そんな勉強を一所懸命何年にも渡って繰り返したとして、それはこれからの社会に出て果たしてどれだけ役に立つのだろうと。

既に言われていることですが、昔と違い、今はわからないことがあってもインターネットなどを使えば即座に答えが見つかることはとても多くなりました。
もちろん、その情報が正しいか正しくないかなどの判断を伴う場合はあるとして、例えば、算数や数学の公式を忘れてしまっても検索すれば「情報の正しさ」はほぼ疑う必要もなく、すぐにその公式を見つけることはできるでしょう。
意味は分からなくても答えだけが出ればよいのであれば、その問題は何の公式を使えば解けるのかの判断さえできれば、答えを出すことはできるはずです。

また、単純な知識を大量に記憶したとしても、コンピュータなどにかなうはずもなく、今後ますます単純記憶や機械的処理は役に立たなくなっていくでしょう。
意味もわからず公式を覚えて解くことより、公式の意味を考える、公式自体を自ら導くなどの方が、長い目で見れば確実に重要なはずです。

何のために勉強をするのかというのは人それぞれに意見が異なるかもしれませんが、それでもやはり、将来社会に出たときに役に立つことを身につけるためであるのは間違いないのではないでしょうか。
私達が子どものころと比べても、社会はものすごい勢いで変化しているのに、学校の授業やテストはほとんどが旧態依然としていて、社会や時代の変化に対応していないのではないかと。

忘れてもすぐに調べられるようなことは覚えなくてもいい、その代わりもっと考えること、自ら何かを生み出すことに時間をかける、そんな風に学校の授業やテストが少しでも変わっていけばいいのになと、そんなことを思ってしまいました。

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2014年10月15日 (水)

日本語って難しい。

何ヶ月か前から帰国子女の子とレッスンをさせてもらっています。
日本語は話せるものの、読み書きも会話も恐らく英語の方がよくできるのだろうと思われるレベルなので、国語(日本語)は本人も苦手意識があるようです。

そこで、国語に関しては一般的な読解の問題集ではなく、文法よりの問題集や語彙の問題集、漢字は書きより読みを優先してという形でレッスンをしているのですが、そして、私は外国語全般に詳しくないのでもしかしたら間違っているかもしれませんが、日本に生まれ育ったから特に意識せず使っている日本語は、実は相当難しい言語なんだろうなと。

ひらがな、カタカナ、漢字、更にはローマ字(アルファベット)まで使うことがありますし、1つのことを表すのにいくつも言葉があったり、漢字にも何通りも読みがあったり。
それはよく言われることではないかと思いますが、それだけでなく、助詞や助動詞などの使い方がまた複雑ですし、例えば数詞などでも「1本、2本…」と数える場合、前に来る数字によって「ほん」「ぼん」「ぽん」のように変わるものも少なくありません。

そういえば、海外と比較して日本ではツイッター人口がかなり多いようなことを読んだことがありますが、それも、140文字という限られた文字数でも、日本語では伝えられる情報量がとても多いというようなことが関係しているそうです。
「情報量」と打てば3文字ですが、これがひらがなだと「じょうほうりょう」と8文字、ローマ字にすれば「zyouhouryou」か「zyohoryo」になりますから、やはり漢字が使えるということのメリットは大きいのでしょう。

少し話が逸れましたが、そんな色々を思うと、やはり母国語として小さい頃から当たり前に使う環境でなければ、学ぶのはかなりの努力が必要になるんだろうなと。
帰国子女の子とのレッスンの中で、そんなことを思ったりしました。

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2014年10月14日 (火)

文章題の方がきっと簡単。

一般には算数は計算問題より文章題の方が難しいということになっていますし、学年が上がるとか、または学習する単元によっては、そういう面もあるかとも思います。
ただ、まだ抽象思考があまりできない年齢の子達にとっては、ただの数式より、文章題の方が簡単なのではないかなと思うことがあります。

今日もこんなことがありました。
2年生なのですが、算数でかなり苦戦しているということで夏頃から来てくれるようになった子がいます。素直で可愛らしい子ではあるのですが、確かに現状ではなかなかしんどそう。
それでも夏から何ヶ月かコツコツ少しずつやってきて、緩やかながら変化し始めているかなとも感じています。

その子と今日は100までの繰り下がりのある引き算の暗算をしたのですが、例えば「64-27」の場合、まず24を取ってから、あと3を取るという考え方をしてもらいます。何度か教具を使って確かめた後、絵が描かれたプリントをやってもらい、その後計算式だけのプリントへ。
そのプリントで、まずは半端な部分を取った後、あといくつ取ればいいか尋ねても、そこがどうしてもぴんとこない様子で、何度も答えを間違ってしまいます。
全部で57取りたいところを、まず56取れば、あと1取ることになるわけですが、その「あと1」の部分がうまく考えられないようです。

そこで、「ねえ、飴がいっぱいあってね、57個取ってもいいよって言われたんやけど、がばっと取ったら56個だったの。あと何個取ってもいいの?」と尋ねたところ、それまでと打って変わって、「あと1個」と即答したのです。
その後もそういうような表現で尋ねると、数式だけを見ているときとは明らかに反応が変わりました。

低学年の段階で算数が苦手な子達には、比較的そういう傾向が見られるように思います。
それはきっと、数字と数量とがリンクしないからということなのだろうなと。でも、飴とかシールとか、何か自分に身近なもので例をあげられたら、抽象的な「57」が具体的な「57」になるのだろうなと。

そういうことを考えても、きっと小さいうちはただの計算式より文章題の方が考えやすいのではないかという気がします。
そして、文章題をイメージしながら解くことで、成長とともに抽象思考へとスムーズに移行していけるのかもしれないなとも思います。

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2014年10月13日 (月)

台風襲来

今日は生まれてから最大級の台風が近づいてきているようだったので、とにかく外には出ないぞ!と、買い物も昨日のうちに済ませ、引きこもりを決め込んでいました。
NHKではほぼ1日中台風情報を流していて、西の方から順に避難勧告や避難指示、すごい量の雨というような話が次々に伝えられ、警報も続々と出続け…。

JRが前日のうちに全面運休を発表するぐらいだから、さすがにこれまでの台風とはレベルが違うんだろうなと、不安もあり、どこかで少し、どれだけすごいのか興味もあり。
でも、結局は瀬戸内の恩恵というやつなのでしょうね。この辺りは特に何事もなく夜を迎えました。
ありがたいことです。

それでも、各地で避難されている方や被害に遭われた方、まだこれから台風が近づいている方など大勢おられるのですから、とにかく被害が小さくて済むことを願います。

予報通りだと、明日は午後には天気も回復するようですので、通常通りレッスンできるかなと思っていますが、もしお休みにした方がよさそうな場合は明日のレッスンの方に個別にご連絡差し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2014年10月12日 (日)

連休初日

と言っても、2連休ですし、本当は明日は仕事に出るつもりだったのですが、どうやら明日は外に出ない方がよさそうなので、家に引きこもっての休日になりそうです。

今日の段階で明日はJRが16時以降全面運休を発表していて、そんなことこれまでにあったかしら?と。
とにかく近年にないというか、もしかしたら生まれて初めてかもしれないぐらいの最大級の台風ということなんだなと思っています。

今日の夜の時点で南の方では既に何万件も避難勧告が出ているようで、とにかく大きな被害が出ないことを祈るばかりです。
私はもともと何の予定もありませんでしたが、世の中は3連休で行楽シーズンですから、お出かけの予定を立てておられた方も多いのではと。子ども達も楽しみにしていたのではと思いますし、残念でしょうね。

予報では明日が一番ひどそうですが、明後日もまだなんともいえないようですので、もしもレッスンをお休みにする必要がある場合には、ご連絡を差し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします。

皆さまどうぞお気をつけて。

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2014年10月11日 (土)

今日は穏やかな1日でした。

今日はまたご用などでお休みの子が2人ばかりいましたが、来てくれた子達はみんななかなか好調で、結構ニコニコな感じでレッスンが進み、穏やかな1日になりました。

今日はがんばっているものの、なかなか算数で苦労している子のレッスンもあったのですが、角度の学習をしていて、これまでのその子だと2ケタや3ケタの足し算や引き算は必ずというほど筆算を書くなりして考えなければ、なかなか答えが出ないことも多かったのに、360度から120を引くとか、36度と54度を足すとか、そういう計算を、普段のその子の様子だとわからずに止まっているのかしらと気にしていると、少し時間を置いて答えを書くということが続き、かなり暗算だけで答えを出すことができていました。
ゆっくりながらもこの子も確実に伸びているんだなと、なんだか嬉しくなりました。

別の、やはり少し算数がしんどい子も、前回とは全く別人のように、尋ねたことにすぐ反応を返してくれたり、間違ってもすぐ直せたり、レッスン中何度も笑顔も出るぐらい、今日は調子がよくて、みんないい気分でレッスンを終えることができました。

よい1週間の締めくくりになりました。
来週もこの調子が続くといいなぁ。
ただ、明日あたりからの台風が心配ですね。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

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2014年10月10日 (金)

小さい子達を見ていると。

小さい子、特に就学前の子と接していると、その感情の変化の目まぐるしさに驚くことがしばしばあります。
たった今ニコニコご機嫌にしていたかと思えば、何かがほんの少し難しかったり、自分の思うようにいかなかったりすると途端に怒り出したり、泣きそうになったり。かと思えば、その問題をクリアするとか、違うことをするとかし始めた途端、また一瞬にしてご機嫌になったり。

そういう姿を見ていて、子育てをしたことがない私はしばしば新鮮な驚きを感じるのですが、自分も子どもの頃こんなだったのかなぁと。
ただ、昔、母が言っていたのは、赤ちゃんの頃からあまり手がかからず、少し成長してからは言いつけを守る聞きわけのいい子だったということでしたので、もしそれが本当なら、そのあたりも個性とか性格とかなのかもしれないなと。

というのも、私は人前で感情を表に出すのが小さい頃から苦手で、特に恥ずかしいとか悲しいとかそういう感情を人に悟られるのは小さい頃からずっと未だに苦手ですし、親を含めて人に甘えるのも昔から苦手なままです。
そんな私からすると、目の前の小さい子達がストレートに感情表現をし、めいっぱいおうちの方に甘えたり怒ったりしている姿を見ていると、きっとこれは大事なことなんだろうなと、そして、こういう風に感情を出せる子達は私みたいな子ども、そして大人にはならずに済むんだろうなと、そんなことを思ったりもします。
ですので、驚きや戸惑いを感じる一方で、羨ましさも感じたもするのです。

色んな感情をしっかり表現して、魅力たっぷりに育っていく姿をこれからも見続けられるといいなと思います。

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2014年10月 9日 (木)

余談ですが。

今日はレッスンの前にスマホと腕時計の修理に行きました。
前回は受付終了で出直しとなったのですが、今日は幸運にも行ったときにはまだ待ち人数も少なく、結局全部で30分程度で修理までしてもらうことができました。

そのとき担当してくれた若い女性は、きれいなネイルアートをしていて、明らかに爪が長かったので、それでスマホ画面の操作はしづらいのでは?と思っていたのですが、驚くほど慣れた手つきで手際よく作業をしておられるのを見て、慣れってすごいもんなんだなぁとちょっと感心してしまいました。
さすがに尋ねませんでしたが、きっと彼女は爪が長いということは意識していないのではないかなと。
その昔、会社員時代に私は爪が伸びてくると電話をかけるときなどに爪先がカチカチあたるのが気持ち悪くて、見た目的には伸ばしたいのに結局少し伸びると切ってしまうということを繰り返していたのですが、そこを乗り越えたら、彼女のようになれたのかなぁとか、そんなことまで考えてしまいました。

でも、慣れるっていうのはやはりすごいことなんですね。

そして、時計は前日に検索しておいたお店に行ってみたのですが、老舗っぽい時計店の二代目さんとか三代目さんとかなのか、お店の雰囲気からすると意外なほど若い男性がおられ、ただ、その方もスペシャリストなんだろうなという感じで、持っていった時計を見て、色々説明してくださいました。
どうやら電池切れではなさそうで、そうなると分解修理。その場合2~4週間預かることになるというお話だったのと、止まっていた時計がそのときは動き出していたのとで、いきなり腕時計なしの生活がそこまで続くは困るし、一旦出直すと言って帰ってきました。(しかし、教室に着いたらまた止まったので、修理待ったなしな感じですが…。)

出勤前に続けて2軒、プロだなと感じる人たちに会うことができ、夜は夜で内村選手の異次元の演技を見ることができ、ちょっと刺激を受けた1日でした。


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2014年10月 8日 (水)

皆既月食でしたね。

本当なら少しは見られるはずだったのですが、イレギュラーが起きてしまい、皆既月食の時間帯は全く空を見上げることが叶わず、レッスンが終わってひと息ついて思い出したときにはもう皆既月食は済んで部分食になってしまっていました。

今日のレッスンでは、算数が苦手になった状態で来てくれた4年生さんが「~倍」の言葉の意味を知らなかったことに驚きつつ、真面目でとてもいい子なのに、どうして4年の今まで「~倍」がどういうことなのかさえ知らずに来てしまったのか不思議になりました。

掛け算の学習をするときなどに2倍とか5倍とかいう言葉が出てくることはないのでしょうか?
それとは別に、その子自身も普段の生活の中でそういう言葉は何度も耳にする機会はあったはずなのに、どういう意味なのか知ろうとしなかったということでもあるのでしょう。
それこそ、ゲームなどでも得点2倍とか、ポイント5倍とか、そういう言葉は目にする機会がありそうなのですが…。

そして、その子は今日が月食だということも知らず、また、月食というのは何なのかも知りませんでした。
学校で先生がお話ししなかった?と尋ねてもしなかったというので、もしそうならそれは先生もちょっとお話ししてくださればいいのにとも思いましたが、もしかすると話したのによくわからず、聞き流してしまったのかもしれません。

ただ、そういうときに、どういうことだろう?とか何の話だろう?とか疑問を持つかどうかというのは、色々な面で大事なことなのではないかなと、今日の出来事でまた改めて感じました。

皆既月食は見逃しましたが、よいお天気だったようで、友人たちがSNSにきれいな月食写真をたくさんあげてくれていました。
来年は見られるかなぁ。

それでは明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年10月 7日 (火)

風邪ひきさん増加中

昨日の夕方あたりから、左耳の下あたりが鈍く痛みだして、うまく説明できないのですが、これは風邪を引きかけているのかも…という感じだったので、ゆっくりお風呂に入って、私にしては早目にたっぷり睡眠を取りました。
その甲斐あったのか今日は風邪の気配なく、無事出勤できました。

ただ、台風が秋を連れてきたのか、一気に気温が下がったので、体調を崩す子も増えるのではと少し心配です。
実際、今日レッスンに来た子の何人かは鼻をぐずぐず、ずるずる状態で、どうも風邪ひきさんという感じ。
体調が万全でないと当然頭の働きも鈍りますし、集中力も落ちますので、なんとかみんな悪化させずに回復してほしいものです。

その一方で、風邪ひきではないらしい子達は、涼しくなったこともあるのか、いつもよりレッスンがはかどったように思います。
ある子はこのところのペースからすると倍ぐらいよくできましたし、別の子もいつもより随分集中できていて反応もよかったように思いました。
明日のみんなも元気に来てくれて、しっかり取り組んでくれるといいなぁ。
それでは明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年10月 6日 (月)

わからないというのは不便なこと。

実は先日来、スマホのホームボタンの利きが悪くなり、気づけば液晶部分と本体とに一部隙間が開いてきていて、あらら、これは修理に出さないとダメよね…と思っていました。
そのタイミングで新機種が発売になってしまい、どう考えてもしばらくはお店もサポートの電話も混み合うだろうなと、少しぐずぐずしていました。

そもそも、バックアップを取りたいというのに、ある日を境に自宅のパソコンではそのためのソフトのアップデートにエラーが出るようになり、長らくアップデートも出来ておらず、しかし原因は分からないし、ややこしそうなので調べる気にもなれず…。

そこで、春に買い替えた教室のパソコンでバックアップを取ろうと思い、それ自体は比較的スムーズに行ったものの、その日は時間がなくなってしまい、ショップに行けず。
しかし、だんだんと隙間が大きくなってきていて、おまけに10月中旬で購入から2年になるので、今のうちに行かないとサポート期間が切れてしまうと、再びバックアップを取り直して今日こそ持っていこう!と思ったところ、今度は何か設定しないとアプリなどあとから追加したものがバックアップできないとの表示が出ていることに気付きました。
そこからまた検索やらなんやらをして、どうにかこうにか多分バックアップは取れたので、早速ショップに足を運ぶと、ホームページでは最終受付時間が20時半となっていて、受付件数によって早まる場合がとは書かれていましたが、18時半の時点で既に受付終了の表示が…。

というわけで今日は結局修理してもらえず、ただ、原因はわかり、出直したらその場で修理してもらえそうだというのでひと安心。

それにしても、機械のことが全然というほどわかっていないので、何をするにもいちいち時間がかかるのです…。
かといって、機械のことをこれからあれこれ勉強するだけの気力はありませんし、それに時間を費やすならもっと他に使いたいと思いますから、きっとこれからも疎いままなのだと思いますが、こういうとき、わからないというのは本当に不便だなと思います。
もちろん、自分で理解できなくても信頼できる人やお店などが見つかれば、それはそれでよいのだと思いますが、身内や友人などでなければ、信頼できるかどうかは自分の判断力が必要になってくるだろうと思います。

私の場合は機械モノに関して特にですが、こういうことは例えば勉強やその他のことにも通じることなのだろうなと。
自分がわからないことを自ら学ぶか、それが無理な場合はそれをわかっている信頼できる人を知っているか、信頼できるかどうか判断する力があるか、どんな場合でもそれが大事になるんだろうなと。

そういう意味でも「自ら考える力」というのは本当に大事なんだろうなと思いました。

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2014年10月 5日 (日)

台風が近づいていますね。

今日はほぼ家にこもっていたものの、夕方少し買い物に出て、晩はちらっと実家に顔を出したのですが、既にかなり風が出ていました。
夜遅くなり雨も降り出し、風の音も一層強くなっているように感じます。

明日のお昼過ぎには通過するというような予報ですが、すぐまた続いて台風が発生しているようですね…。
明日はもともとレッスンはありませんのでレッスンをお休みにする必要はありませんが、その後来る台風の動向は気になります。

このあたりは恐らくまたさほどの被害はないだろうと思いますが、ほかの地域でも大きな被害が出ないことを祈ります。
本日はこれにて。

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2014年10月 4日 (土)

今日はこじんまり。

季節の変わり目だからでしょうか。今週あたりから体調を崩してお休みという連絡がぽつぽつ入っていて、今日は体調不良でのお休み、急用でのお休み、運動会でのお休みとお休みの子が何人も重なり、2つしかレッスンがありませんでした。

来てくれた子達はそれぞれにがんばってくれましたが、体調を崩している子達は早く元気になってほしいなと思います。

そういう私も帰宅して換気も兼ねて網戸にして、そのままうたた寝してしまうことがあるので、そろそろ気をつけないと風邪を引くかもしれませんね。
歳をとってからは風邪を引くとなかなか治らなくなってしまったので(といっても、もう何年も風邪らしい風邪はひいた記憶がないのですが。)、気をつけます。

今日はレッスンがのんびりムードだった分、終わってから少し教材作りをしていたのですが、やはりきちんと学んだことのないままに使っているWordやExcelだと、何かこれまでと違うことをしようと思うといちいち時間がかかります。
したいのはWordやExcelを使いこなせるようになることではなく、自分の思うような教材を作ることなわけなのですが、急がば回れで、せめて基礎だけでもきちんと習うべきなんでしょうか…。う~ん。

何を書くか考えていたのに結局今日は思いつかず、こんな更新で恐縮ですが、皆さまよい週末を。

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2014年10月 3日 (金)

具象から抽象へ。

あるレッスンでのこと。
3年生の子が分数のおさらいのような問題を解くことになり、プリントを渡す時に「絵を描いたら分かりやすいと思うよ」と声をかけました。

最初の問題は2000円持っていて、そのうち8分の3で鉛筆3本を買い、残りの5分の4でノート5冊を買ったというもので、鉛筆1本の値段とノート1冊の値段、残金を問われるものでした。
問題文だけだと一瞬難しく感じますが、図に表すと結構簡単に解けるので、基本的にはみんなに図を描いてねとか、描くといいよとか言っています。

しかし、まだ3年生のその子は一瞬どんな絵を描いたらいいのかわからなかったようなので、その子とは線分図の学習もしていましたので、1本線を引いて端から端までを2000円と描いて見せました。
しかし、まだ少し意味がわからないような表情を見せたかと思うと、おもむろに円を描き始めたのです。

見ていると、どうやらその子は円を8等分にしようとしている様子。
そして、8等分できたらそのうち3つ分に色を塗り、問題文を見直しています。
その後はほんの少しの声かけだけで全部きちんと解くことができたのですが、もうすっかり大人になってしまった私にはこの問題を読んで図に表すのには当然線分図を描くものだという固定観念のようなものが出来上がっていて、その子が円を描いたときにちょっとびっくりしてしまったのです。

でも、きっとその子の成長段階がまだ8分の3と言われたときに線分を8等分するより円を8等分する方が考えやすかったということなのだろうと思います。
3年生ですから、年齢的にも具象から抽象へ移行する途中なのかもしれません。

そういえば、これまでレッスンをした子達の中で、ただの1本線を等分するとよく意味がわからず、でも、それをテープ状の色を塗ったりできる幅のある図に直すだけで考えられるようになったというようなこともありました。
それもやはり、その子達にとってはただの1本の線とテープ状の図とでは受け止め方が違うということなんだろうなと。

何年やっても子ども達は本当に色々な気付きを与えてくれます。

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2014年10月 2日 (木)

長い1日でした。

今日は中学生が中間試験期間でイレギュラーのレッスンが入ったので、13時半から19時半過ぎまで休憩なし、子どもが途切れる時間もなしの長いレッスンの1日でしたが、幸いみんな比較的調子がよく、穏やかにレッスンができたので、最後まで無事乗り切ることができました。

アジア大会、ダイジェストのような放送しかありませんが、色々な種目でかなり好成績を残しておられるようですね。
女子卓球では14歳の平野さんが決勝戦でデビューされたり、ほかの種目でも10代の選手の活躍が見られたようです。
もちろん、20代も30代のベテラン選手も、それぞれに健闘しておられるようで、皆さん素晴らしいなぁと思っています。

今日はレッスンも長かった上に少し凹むこともありまして、愚痴めいたことを書いたりしないよう、これにて失礼致します。
明日もよろしくお願いします。

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2014年10月 1日 (水)

少~しずつ。

高学年になって、少し前から通ってくれている子とのレッスンがありました。
今日のレッスンの様子を見ていると、通い始めの頃と比べると少しではありますが、表情が和らいだ印象があり、また、問題を考えるときも、学年を考えるとそんなことしてたら間に合わないのでは?と思われるかもしれない時間のかかるまどろっこしい方法ではあるものの、その子自身の頭で、手で、なんとか考えようとしているのも見てとれるようになってきました。

小学生に対してそこまでしなくてもと思われる方もおられるだろうとは思いますが、子ども達とレッスンをしているとき、例えば、今日のレッスンでは1kgが100gなのか1000gなのかまた迷っていたのですが、その問題のプリントには秤の文字盤の絵が描かれており、半周したところに500g、1周したところに1kgと書かれていたので、少し考えさえすれば1kgが100gでないことは自信を持って答えられるはずでした。

そこで、まずは絵を見てよく考えるように促し、それでもどこか自信なげに「1000グラム?」と尋ねてきたその子に、「なんで100グラムじゃなくて1000グラムなの?」と更に尋ねました。
すると、少し考えてから絵の500グラムの目盛りを指して、「ここで500だから、100グラムじゃおかしいので、1000グラム…」と答えることができました。

もちろん、うまく説明できないような場合もありますが、言おうとしていることを理解することができる場合もありますし、表情を見ていると自信を持っているのがわかるようなときには「説明できないけど絶対そう?」というように尋ね、自信の満ちた表情で頷くような場合はそれでOKにしたりもします。(一番重視しているのは、しっかり理解した表情になっているかどうかということですから、まだうまく説明ができないとしても、それはひとまず問題ではないからです。)

不安な表情でとりあえずこちらの表情を伺いながら答えてみるというようなことをしているうちは、その子に役に立つ本当の力はつきません。それ以上に、そんな勉強をしても何一つ楽しくないはずです。
しっかり考えて、きちんと理解できて、ああ、答えはこれだ!と自信を持って答えられる。そういうことを重ねることで、勉強ができるようになるだけでなく、日常生活においても、しっかり自分の頭で考え、決断するというようなことができるようになっていくのではないかと思います。

今日の子は学年を考えると少し焦るところもありますが、今ぐっと腰を据えて向き合わないと、この先ずっと、よくわからないけどとりあえずやり方を覚えて、合っているかどうか自分では判断がつかないけど、とりあえずこれが答えかな…というような勉強を続けていくことになってしまうかもしれません。
今年度は、その子が粘り強く取り組んでくれる限り、私も極力焦らず、じっくり向き合っていこうと思います。

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