今日はちょっと悲しい気持ちになりました。
今日は久しぶりにちょっと悲しい気持ちになりました。
うちの教室に通ってくれるようになって日が浅い子たちの中には時々いるのですが、宿題をやりたくなかったとか、単にサボってとかなのに、わからなかったとか、なくなったとか、どれが宿題かわからなかったとか、そういうこという子のことです。
そういうこというときの子どもの表情は、自分で嘘ついてるってわかってるからだろうと思いますが、目に力がありませんし、どこかおどおどしていたり、なにより美しくありません。
ただ、そういうこという子たちは、ほとんどの場合、既に算数が苦手になっているか算数がキライかなので、恐らくこれまで宿題をやらずに行って怒られた経験があったり、そうでないにしろ、大勢の前で怒られたらイヤだなとあれこれ知恵を働かせるようになったりしたんだろうなと。
そう思うと、それはそれでまた悲しくなりますし、それとは別に、私は子ども達に正直に真剣に向き合っているつもりなだけに、まだそれが伝わっていないんだなと思えて、更に悲しくなるのです。
まあ、これまで何年もの間、算数がよくわからない状態のまま過ごしてきて、身についてしまったような場合はさすがに1、2か月では変わりませんね。
これまでも何人もそういう子に出会いましたが、通い続けてくれた子達はかかった時間の差はあれ、みんなちゃんといい顔になっていってくれましたし…。
今日の子にも少しだけ、勉強は自分のためにするのだから、宿題はやりたくなければやらなくても私は構わないのだということなどを真剣に伝えたつもりではありますが、何か感じてくれたかどうかはわかりません。
ですが、少しでも早く、今日のあの子の晴れやかな美しい表情を見られるよう、がんばらなくてはと思いました。
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