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2014年8月29日 (金)

新鮮な驚き。

昨日、ほぼサッカーのためにしているツイッターで下の画像がタイムラインで話題になっていました。
皆さん、すぐに答えを思いつかれるでしょうか?

Image

私は過去にこれと同じような問題を見たことがあったので、普通に「ああ、これね…」という感じだったのですが、タイムラインではこの画像と一緒にコメントがつけられており、論理的な人は6と答えるのに対し、感覚的な人は9と答えるというようなことが書かれていました。

「え?9って?」と、はたと考え込んでしまい、何をどう考えたら9になるんだろう?とあれこれ検討。
がんばって(?)思いついたのは「12」でしたが、それもかなり無理矢理やん?という感じで、何をどうすればこの問題で「9」という答えが出てくるのか全く思いつきませんでした。

ですが、見ていると、サッカーつながりでお知り合いの若いお嬢さんも「え?9じゃないの?6ってなに?」とかツイートしておられて、頭の中は「???」状態。

そこに、直接は存じあげないながらも恐らくご自身の塾で高校生に数学などを指導しておられると思われる方が、「9と答えるのを感覚的というのはちょっと違うのでは」というような趣旨のツイートをしておられたので、この方ならどう考えて「9」になるのかわかるように教えてくださるのではと、お尋ねしてみました。

すると、「9」派は「かけられる数」の部分が1ずつ減っているのだから、という理由で「3×3」をするのだというのです。
そして、実際いくつかの「9」派の意見を見るとやはりそういうことのようで、中には「4が抜けていることに気付かなかった」という方もいたようです。

もう私にとっては青天の霹靂というか、もうあまりにも全く考えつかない発想だったので驚いたのですが、それ以上に驚いたのは「9」派が決して珍しくはないということでした。

もちろん、ツイッターで私がフォローしている方やそのつながりのある方という限られた範囲ではありますから、多少偏ったところはあるかもしれません。
ですが、別の恐らくご同業の女性も私と同意見で、ただ、普段指導しておられるお子さんなどを見ていると、そういうタイプの子がいるということはなんだか納得できるともおっしゃっていましたので、やはり世間一般に見ても一定割合「9」派がおられるということなのでしょう。

そういう、全体の規則を見つけるわけではなく、ある部分だけを拾い出して答えを出すということが「普通」である人がいるということは、当然子ども達の中にもそういう子がいるということでしょうし、そういう子は算数などの規則性の問題など、全体を見て考えるもので私が推測できないような答えを書くことがあるのかもしれません。

自分にそういう発想が全くなかったので、これはちょっと新鮮な驚きでした。


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