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2014年8月31日 (日)

今日で8月もおしまい。

しかし、今日もいつもの日曜のようにぐだぐだのうちに終わってしまいました。
夏休み終了と共に、応援しているセリエAインテルの試合も開幕を迎え、早速今日(というか日付変わって明日の未明)に開幕戦。
更に今はテニスの今季最後のグランドスラム、全米オープンもやっており、錦織選手が勝ち進んでいるので、またもスポーツ観戦の時間が増えて、相変わらず読書ペースが上がらない危険が…。

明日はレッスンはお休みですが、仕事はする予定です。
今日で1年の3分の2が終わってしまっただなんて、本当にびっくりです。
最近なんだか以前にもましてボケボケなので、しっかりしなくては!

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2014年8月30日 (土)

夏休みのレッスン、全て終了しました。

子ども達の夏休みはあと1日残っていますが、夏休みのレッスンは本日をもって全て終了しました。
今年の夏は例年以上にイレギュラーが多かったような印象で、毎日予定表をにらめっこしながらの準備、レッスンでしたが、どうにか乗り切ることができました。

お盆休みが明けて以降、不調な子が少なからずいましたが、このところ比較的過ごしやすい気温の日が続いていますし、学校も始まれば、また調子を取り戻してくれるかなと。(反対に学校疲れの心配もなくはありませんが。)

私もさすがに疲れがたまっているのか、今週は気づいたらブログを書かずに寝落ちていることが何度かあり、今日も実は今4時半だったりします…。(汗)
内容がなくて恐縮ですが、本日はこれにて。

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2014年8月29日 (金)

新鮮な驚き。

昨日、ほぼサッカーのためにしているツイッターで下の画像がタイムラインで話題になっていました。
皆さん、すぐに答えを思いつかれるでしょうか?

Image

私は過去にこれと同じような問題を見たことがあったので、普通に「ああ、これね…」という感じだったのですが、タイムラインではこの画像と一緒にコメントがつけられており、論理的な人は6と答えるのに対し、感覚的な人は9と答えるというようなことが書かれていました。

「え?9って?」と、はたと考え込んでしまい、何をどう考えたら9になるんだろう?とあれこれ検討。
がんばって(?)思いついたのは「12」でしたが、それもかなり無理矢理やん?という感じで、何をどうすればこの問題で「9」という答えが出てくるのか全く思いつきませんでした。

ですが、見ていると、サッカーつながりでお知り合いの若いお嬢さんも「え?9じゃないの?6ってなに?」とかツイートしておられて、頭の中は「???」状態。

そこに、直接は存じあげないながらも恐らくご自身の塾で高校生に数学などを指導しておられると思われる方が、「9と答えるのを感覚的というのはちょっと違うのでは」というような趣旨のツイートをしておられたので、この方ならどう考えて「9」になるのかわかるように教えてくださるのではと、お尋ねしてみました。

すると、「9」派は「かけられる数」の部分が1ずつ減っているのだから、という理由で「3×3」をするのだというのです。
そして、実際いくつかの「9」派の意見を見るとやはりそういうことのようで、中には「4が抜けていることに気付かなかった」という方もいたようです。

もう私にとっては青天の霹靂というか、もうあまりにも全く考えつかない発想だったので驚いたのですが、それ以上に驚いたのは「9」派が決して珍しくはないということでした。

もちろん、ツイッターで私がフォローしている方やそのつながりのある方という限られた範囲ではありますから、多少偏ったところはあるかもしれません。
ですが、別の恐らくご同業の女性も私と同意見で、ただ、普段指導しておられるお子さんなどを見ていると、そういうタイプの子がいるということはなんだか納得できるともおっしゃっていましたので、やはり世間一般に見ても一定割合「9」派がおられるということなのでしょう。

そういう、全体の規則を見つけるわけではなく、ある部分だけを拾い出して答えを出すということが「普通」である人がいるということは、当然子ども達の中にもそういう子がいるということでしょうし、そういう子は算数などの規則性の問題など、全体を見て考えるもので私が推測できないような答えを書くことがあるのかもしれません。

自分にそういう発想が全くなかったので、これはちょっと新鮮な驚きでした。


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2014年8月28日 (木)

今日は失礼します。

何か書こうと思っていた気がするのですが、今日は全米オープンを見ながら寝て、お昼に工事の方が来られるためお昼前まで寝るわけにもいかず、起きてからもバタバタした上、途中で留守番を交代してもらった母とのやりとりでもなかなかうまく運ばず、出勤までに結構消耗した状態で出勤した後は14時半から20時前までノンストップ。

帰宅したら無事給湯器が直っており、新しいリモコンにはこれまでなかった機能もプラスされていて、それが使えるのか確かめるべく久しぶりに湯船にお湯をはったため、食事を軽く済ませてお風呂に入ったら、急激に睡魔が…。

というわけで、何を書こうと思ったんだったか思い出せなぬまま、今日はこれにて失礼致します…。
夏休みのレッスンもあと2日となりました。明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年8月27日 (水)

なんだか慌ただしい1日でした。

今日はイレギュラーで12時半頃から1件レッスンがあり、続けてそのまま次のレッスン。その後、なぜか時間を勘違いしていたり、予定より早く着いたりと、入れ替わりの時間になるまでに子どもがやってきて、なんだかワタワタしながらどうにかこうにか乗り切りました。

そして、今日もまた、普段よくできる子達が不調だったり、眠くて舟を漕いでいたり…。
暑さは多少はマシになっている気がするんですけど、疲れはたまっているのでしょうね…。

今日のあるレッスンでは、数はまだ10000ぐらいまでしか知らず、それもまだ実感は全くないような状態で、恐らく実感できるのは100ぐらいまでなのかなという子が桁の多い足し算の筆算を見て、目を丸くして、「うわ、すごい」とどこか嬉しそうに言うのを見て、なんだかとてもいとおしく思いました。(文章で表すのはなかなか難しいので、え?なんで?と思われそうですが…。)

明日はお昼に自宅の給湯器の工事があり、途中で親に留守番をバトンタッチして出勤する予定です。
しかし、給湯器が壊れてお湯が出なくなったこの数日で、小学生時代のプールのシャワーのことを思い出したり、震災のときにライフラインが途絶えたときのことを思い出したり、当たり前に使っていたお湯のありがたさを感じたりと、それはそれでいい機会だったような気がします。さすがに夏でも水のシャワーは修行のようでしたが…。(苦笑)
では、明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年8月26日 (火)

焦ったらダメなんだろうな…。

子ども達とレッスンをしていて、ほとんどの子は学校の進度より先に進んでいるので、あまりできなかった日があっても、ある問題でものすごく時間がかかってしまっても、たまのことであればそんなこともあるよねぐらいに思えます。
ただ、ほとんど毎回のようになかなか進まなかったり、お休みがちで予定していた回数レッスンができなかったり、算数が苦手、できないという状態になってから来てくれたりというような子達の場合、どこか私の気持ちに焦りが出てしまうことがあります。

簡単な例で言えば、受験する子であれば、試験の日までにやっておきたいことが決まっており、その子のペースに合わせたから最後までできませんでしたと言ってご理解頂けるのかどうか。さすがにそれは問題だろうと思いますので、あまりにもマイペースでゆっくりゆっくりしていると、「時間がもったいないよ」とか「できることはさっさとしようよ」とか声をかけてしまいます。

そして、これまではそれもやむを得ないと思っていたのですが、少し前から学年配当などの進度を気にすることなく、その子が理解できるペースでレッスンをさせてもらっている子がいて、やっている内容はその子の年齢を考えると普通ならとっくにできていなければならないようなものであっても、その子がきちんと理解してひとつひとつ先に進んでいく姿を見ていると、なんだか気持ちが穏やかになることに気付いたのです。

もちろん、学校の進度があり、中学を受験する子や高校を受験する子達はそれに合わせたリミットがあり、どの子もその子の理解のペースに合わせて進めることは現状は難しいのですが、もし学校の進度が一律ではなく、先日も書きましたが、その子その子が選んで進めていけるようなカリキュラムになっていれば、算数がゆっくりな子はその分他のものを先に進めておくであるとか、算数の中でも得意な単元を先に進めていくとか、何かもっと子ども達が楽しくきちんと理解しながら進んでいける方法があるのではないかなと、そんなことを思ってしまいます。

学校のカリキュラムがある限り、それを無視してしまうのはなかなか難しいことではありますが、ゆっくりペースの子にもなるべく私がゆったりした気持ちで接することが大事な気がします。

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2014年8月25日 (月)

いよいよあと1週間。

今日は夕方から少し出勤していましたが、レッスンはお休み。
1週間後は9月1日ですから、いよいよ夏休みも残すところ1週間となりましたね。
始まるときには先は長いなぁと思っていましたが、そして、毎年同じことを思っているような気もしますが、過ぎてしまえばあっという間。早かったなぁという感じがします。

夏の間にがんばって苦手を克服してもらえたらと思っていた子達が何人かいますが、その子達にとっては時間が足りなかったように思ってしまいます。

学校が始まれば、2学期は運動会がある学校もありますし、音楽会などの行事も多く、腰を据えて教科の勉強に取り組むのは難しい期間がしばらく続きそうですので、今週のレッスンはみんな元気で好調であることを願いたいと思います。

明日からまたどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年8月24日 (日)

なんだか恐ろしくなったこと

先日書こうと思いつつ疲れていて書きそびれたことなのですが、先日レッスンを終えた後突然ある考えが頭に浮かんで怖くなってしまったのです。

普段子ども達とレッスンをしているとき、通ってくれるようになって日が浅い子達の中には時々、どうみてもあまり考えていない段階でやり方や答えを聞いてくる子がいます。
恐らく、今みたいな教室を始めなければ、それがおかしなことだと気づくこともなかったかもしれませんが、気づいてしまってからは、考えないうちに聞いてくる子どもの表情を見ると、悲しいような、子どもに対してではなくそんな風にしてしまった周囲の環境に対して腹立たしいような、そんな気持ちになることがあるのです。

そういうとき私はきまって考えることが大事なのだと伝え、そういうやりとりをしているうち、ほとんどの子達は自らの頭で考えてくれるように変わっていってくれます。

ただ、今回のあるレッスンで、少し不安そうな自信なげな表情で、でも絶対に考えればわかるはずのことをあまり考えもせず「~~するの?」とやり方を確認してきた子の表情を見たとき、大袈裟かもしれませんが、あることに思いが及び、とても怖くなったのです。

近年、有名大学の学生達が信じられないような事件を起こしたりしてニュースになることがありますが、そういうニュースを聞くたび、きっとその子達は小さい頃からテストでいい点を取るための勉強ばかりしてきたんだろうな…みたいな思いを抱いていました。
周囲の大人も、勉強さえしていれば、テストでいい点を取ってさえいれば…みたいな環境だった子達もいるのかもしれないなと。

そう考えなければ到底理解できないような(ほんの少しでも人の気持ちを思いやれれば絶対できないであろうこととか、それをすればどんな危険が考えられるかを少しでも想像できる力さえあれば絶対しないであろうこととか、そういう)事件を起こす理由が思いつかなかったからです。

もちろん、個人で事件を起こした場合はその子がどんな学校に通っていようといなかろうと、たまたまその子がとも言えるだろうと思うのですが、サークルなど集団であれば、ほんの少しでも良識ある子がいればそこまでには至っていないのではと思いますので…。

で、前置きが長くなりましたが、本来子どもが勉強する理由は自ら考える力をつけるためであったり、正しい判断ができるようになるためであったりするのではないかと思っていて、ただ、経験の少ない子ども達に考えたり試行錯誤をさせたりする手立てのひとつとして教科学習があるのではないかと思うのです。

しかし、今の子ども達の置かれている環境を考えると、ほとんどの学校では先生がやり方を教え、それに沿って子どもが問題を解く。塾などでは更にその色が濃くなり、子ども達には考える時間の余裕などほとんどなく、次々と与えられる問題をただひたすらにこなしていくようなところも少なくありません。

つまり、世の多くの子ども達は「考えないように」、「考えられないように」仕向けられているように思えたのです。
考えず、誰かにやり方を尋ね、答えを確認し、そうやって歳を重ねていけば、そのうち自分の頭で考えるということがどういうことかぼやけていくのかもしれません。

もちろん、勉強以外にたくさん学びの機会はありますから、学校や塾などで考える機会を奪われても、ほかでカバーできる子達もいるでしょう。
ただ、例えばいわゆる一般的な中学受験塾のように、2年なり3年なり、場合によっては4年以上も、膨大な量の課題をこなし続けなければならない環境に身を置いていれば、頭が出来上がっていくとても大事な時期に「考えられない頭」を作り上げてしまう可能性もあるのではないでしょうか。

今のままでは、ますます自分で考えられない子どもが増え続け、そういう子達は誰かに答えを確認しなければ安心できませんし、それが正しいのか間違っているのか判断する力がありませんから、簡単に人に騙されるかもしれません。また、自分の行動が人を深く傷つけたり、取り返しのつかないことになるかもしれないということに思いが及ばなければ、どれだけペーパーテストで点が取れたとしても、学校から出た後はどうなるのかと…。

私たち大人はもっと真剣に子ども達の将来のことを考えなければならないのではないかと、そんなことを思いました。

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2014年8月23日 (土)

今週もどうにか終了

今日はレッスンの後、まだ元気だったので居残り仕事をして、土曜なのに遅くなって帰宅したのですが、帰ってきたら気が抜けたのか、食事の後うたた寝していたようです。

それにしても今週は本当に不調な子が多い1週間でした。
今日も明らかに反応が鈍い子が何人もいて、普段ならこのぐらいは進むだろうと思う半分かそれ以下しか進まなかった子達がちらほら…。

来週で夏休み期間のレッスンが終了しますが、果たして来週はみんな調子を戻してくれるでしょうか…。
来週もどうぞよろしくお願いいたします。
本日はこれにて。

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2014年8月22日 (金)

何が正しいかはホントに難しいなと。

昨日あることを思って書こうと思いつつもくたびれていて書きそびれ、でも、今日は今日で別に書きたいことができてしまったので、そちらを先に…。

かなり多くの高校の同級生たちとフェイスブックで交流しているのですが、その中のひとりがかなり運動が苦手で体も大きな息子さんが逆立ちができず、秋の組体操に向けて、夏休みの宿題として補助倒立ができるようにという課題を出されたそうです。

友人は愛情溢れる素敵な母であり、一面ではとてもストイックな面もあり、何より自分に厳しく、お盆休みに3日間親子で体に青痣を作りながら、ひたすらに練習をしたそうです。
それでもこんな状態だというのを動画であげたのを見ると、彼女が相当体をはって支えてどうにかこうにか形になっている状態で、まだまだ目標にはほど遠いと。

その3日の間に彼女は親子で何度も泣いたというようなことも書いていて、友人たちはそこまでしてやらねばならないのかと、それを宿題として課したのは正しいのかと、普段の彼女の真面目さ、熱心さを知っているだけに、半ば学校に対して腹立たしく思っている子もいたり、運動が苦手な子もいるんだしという立場の子もいたり、その時点では私も、そこまでしてもできないのなら、それ以上やらせるのが正しいのか、親として「うちの子はがんばったけどできませんでした」と努力した上で学校に申し出るのがいいのか、何がその親子にとっていいのかわかりませんでした。

ですが、彼女はやれることは全部やると決めて、逆立ち指導のプロのところにも親子で足を運び、そして今日、新たな動画と共に宿題がひとつ完了したという書き込みがされました。

その動画は数日前に見た姿とは全く違い、壁に向かってひとりで逆立ちをしているもので、その動きもぴんと筋が通った美しいものになっていました。

それを見て思わず涙が出てしまったのですが、諦めずにがんばり続けたこの親子は本当に素晴らしいなと。
きっとできると信じて支え続けた友人も本当に本当に素晴らしいし、辛かっただろうに投げ出すことなく目標を達成したお子さんもとにかく文句なしに素晴らしい。

そして、達成した時点で感じたのは、できないと諦めて、組体操でも逆立ちできなければ、そのできなかった記憶はきっとその親子の中に残り続け、その先ずっと何らかの劣等感を抱き続けることになったかもしれないのだから、がんばって本当によかったと。

でもそれは必死で努力した結果達成できたからそう思えるのであって、もし仮に努力し続けても運動会までに目標を達成できなかった場合は、そこまでして努力をさせる方がよかったのだろうかと思っていたかもしれないなと。

これは逆立ちの話ではありますが、子どもの教育など色々なことに関しても同じようなことが言えるのではないかと。
だからこそ、何が正しくて何が間違っているかの判断はどこまでも難しく、みんな悩んだり迷ったりするのだろうと、そんなことを思いました。

ただ、今回のことで何より一番大事なのは、どこまでも深く大きな愛で彼女がお子さんを支え続けたということではないかと思っています。だからこそ、お子さんも諦めることなくがんばり続けられたんだろうなと。
子どもが苦手なことをがんばらせるときには、そういう大きな愛がとても大切なのかもしれませんね。

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2014年8月21日 (木)

なかなかハードでした。

夏休み中、何日かだけお昼一番からラストが中学生の時間あたりまでレッスンが詰まっている日があります。
で、今日はそのうちの1日。
13時から始まるはずのレッスンが15分ぐらい早く子どもがやってきて、早目に始めたものの、次々と切れ目なく子ども達がやってきて、結局間で全く子どもが途切れることもなく、よって途中トイレ休憩すらせず、今日は最後の子が帰ったのが20時ほんの少し前。

7時間無休憩というのもハードでしたが、そのハードさを更に増したのは、今日も疲れて眠そうだったり頭が回っていない感じの子が何人もいて、ラストは中学生が3人だったのですが、3人とも反応が極めて鈍い…。ひとりの子はもう中3だというのに、2÷0の答えが0だと真剣に言ったかと思えば、文字を含む分数の式で約分をしていて、約分後は本来1になるはずの数が消えてなくなったり…。とにかく、え?まさかでしょ??みたいなことをその子も他の子達も多発し続けたため、3人の誰とも全くいい感じにレッスンが進まなかったせいでしょうか…。

レッスンが終わったら放心状態でしばらくぼけーっとしてしまい、帰宅がすっかり遅くなりました。
おまけに、帰ろうと思ったところで思い出したのが、今日出勤前にシャワーを浴びようと思ったら、昨日の夜遅くまで全く何も問題なかったというのに、全くお湯が出なくなり、どうやら給湯機がどうにかなったようだとはわかったものの、マニュアルを読み遂げる時間がなく、結局修理のための電話もできずだったこと…。
というわけで今日は出勤前に水シャワーを浴びて、遠い遠い子どもの頃のプールでのシャワー気分を思い出しました。(苦笑)

書こうと思ったことがあったのですが、今日はもう考える力がなさそうですので、今日はこれにて…。

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2014年8月20日 (水)

誰かがつまずくたびに

子ども達とレッスンをしていると、苦手な子が多い単元などではこれまでの経験などで色々な引き出しがあるものの、時々想定外の反応をする子などがいると、その時点でまた新たな経験をし、小さな引き出しがひとつ増えます。

ああ、こういうところでこんな風に勘違いすることがあるのかとか、これをこう間違うことがあるのかとか、自分の想像の範囲を超えた反応があるたび、子どもって面白いなとも、本当にひとりひとり違うなとも思います。

ただ、そうやってどこかに引っかかってくれる子がいるたび、どんな教材ならもっとスムーズに理解できるだろうかとか、どんな声かけをするともっと役に立てるだろうかとか、考えるきっかけをもらえるのは本当にありがたいです。

今日のあるレッスンで、割合の問題としてはよくある「原価の2割の利益をつけたものを定価とし、定価の1割引きで売っても400円の利益がある場合の原価は」という問題を考えていた子が、最初、原価の1.08倍が400円という式を作ったので、(ああ、それ、よく間違う子いるよね…。)と思いながら、原価と定価、売値、400円がそれぞれ分かるよう線分図を描くよう促しました。
すると、今度は原価の1.2倍にしたものから、「原価の1割」を引いて、線分図で言えば原価の1割が400円になるような図を描いたので、(ああ、これも間違える子多いよね…。)と。

そもそもは、子ども達にとって原価や仕入れ値、定価、売値、利益などの言葉になじみが薄いですし、その上、百分率や歩合が入ってくると更に問題を難しく感じがちだというのはあると思います。
それでも、例えば、上の問題であれば、最初に例えば原価を10センチで表したとすると、原価の2割増しは12センチ、定価の1割引きは12センチの1割だから1.2センチ分引いた残り…と、目で見て分かるように表せば、自分で勘違いに気づける子も増えるのではないかと思います。

ただ、私が見つけられていないだけで既にどこかにあるのかもしれませんが、これまでそういう教材と出合ったことはありません。
百分率や歩合なども、まず図で表して実感するところから入れば、もう少しハードルが下がる子達もいるのではないかなと。

何年も先延ばしし続けて、ようやく作り始めた教材はまだまだ1年生の半ばあたりまでしかできていませんから、割合まで辿り着くのはまだまだ先になりそうですが、そうやっていくつもヒントをもらえることをありがたく思います。

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2014年8月19日 (火)

みんな休みボケ?

先週土曜には3コマほどレッスンしたものの、先々週土曜が1コマしかレッスンがなく、その後1週間子ども達の顔を見ず、日月とまた休んでの今日。
私は幸いレッスン自体で頭が回らないということはあまり感じなかったのですが、夏休み前に組んだレッスン予定をきちんと表にしているにも関わらず、何度見てもどの子が何時スタートで何時までなのかが頭に入らず、遅れてきた子がいたのに入れ替わりの時間にうまくレッスンを切り上げられずだった、なんだかおろおろわたわたしてしまいました…。

そして、子ども達はみんな元気に来てくれたのですが、こちらは頭の中がお休み中ですか?というような感じの子達が何人も…。
普段はよくできる子達が簡単な足し算や引き算を間違っていたり、普段なら見ていなくてもきちんと取り組んでくれている子が見ていないと完全にストップしていて、声をかけるたび「あ!」と言って動き出したり…。

さすがに夏の暑さで疲れも溜まってくるタイミングでお盆に帰省やレジャーやで更に頭もお休みして…という感じなのかもしれませんね。
さて、明日の子達はスムーズに行くでしょうか。
私もしっかりがんばらねば!

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2014年8月18日 (月)

また明日から。

今日は日中自宅で少し予習をして、その後、書店によって必要な本などを買ってから出勤し、事務仕事と教材作成などをしていました。

4月から始めた教材作成も、さすがに4ヶ月近く続けていると、当初のことを思えば素人なりにかなり作業のスピードは上がったかなと。
初回分のプリントを見直していると、それはそれは悪戦苦闘してものすごく時間もかかって、精一杯作ったつもりでも、「あ、ここずれてる…。」とか色々修正しなくてはいけないところが見えてきたりするということは、多少は技術的に進歩したってことなんだろうなと。

そして、やはり実際に作らないとわからないこと、実際に使ってもらわないと見えてこないことというのもあるなと、そう感じます。
今月の目標分は今日の時点で9割強完成しましたので、あげられるだけペースをあげたいなとも思っています。

さて、明日からレッスン再開。
お盆休みに帰省やレジャーに出かけたりしていた子が多いでしょうから、どのぐらい頭が働いているか気になるところです。(まあ、それは自分も含めてですが…。)
みんな元気な顔を見せてくれますように。

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2014年8月17日 (日)

オフでした。

教室の夏休みは普段手が回っていない事務仕事や予習などをしようと思っていたのですが、結局ダラダラとムダに時間を費やしてしまって終わってしまいました…。

さすがに結構長いお休みでしたので、全く仕事をしなかったわけではないのですが、当初目標としていたのに対しては3割もやれなかったのではと…。

しかし、長い長い夏休みもレッスンはあと2週間。
2学期を迎えるまでにここまでやっておきたいなと思っていることがある子達が何人かいますので、明日はそれも含めてあと2週間のレッスンの予定をもう一度確認したいと思います。

あ、本も読まなくちゃ…。

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2014年8月16日 (土)

2週続けて…。

先週土曜に台風で警報が出て、午後からのレッスンをお休みにした振替を今日にしていたのですが、今日もお昼前に警報が…。
ただ、今回は台風は来ておらず、更に警報が出たときはこの辺りはほぼ全く雨は降っておらず、アメダスで雲の動きを見ても、神戸の海沿いはただの雨降りぐらいで済みそうでもあったので、ご連絡が間に合う方にはご連絡を差し上げましたが、いらしてくださった方とはレッスンをさせて頂き、2週連続でのレッスン延期にはせずに済みました。
それにしてもおかしな天候が続きますよね…。

今日はレッスンの後、高校時代の友人に誘われ、私は約30年ぶりに会う友人と3人で食事に行ってきました。
昔話に花が咲き、更には私以外の2人は酒豪(?)のため、その子達の足元にも及ばないものの、私にしてはかなり飲んでしまい、帰宅したら既に頭痛が…。(汗)

というわけで、本日はこれにて失礼致します。

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2014年8月15日 (金)

ちょっと面白い。

これまで何度か書いている気がしますが、過去何度かと、そして今現在、中3の子や短期間だけ卒業した高1の子やと数Ⅰや数Aを一緒に勉強する機会があり、ずっと継続して学んでいるわけではないため、必要になると毎回改めて予習をし直すことになります。

高校時代、これも何度も書いていますが、入学直後になぜか数学で完全に落ちこぼれ、全く意味がわからない授業を1学期間受け続け、その後諦めずに努力した結果、とりあえず文系を選んでおきながら数学が一番得意科目というよくわからない状態になりました。ただ、そのときも意味を理解しようとせず(まあ、小中学校時代にそういう勉強の仕方を知らなかったので、高校のあの進度でひとつひとつ考えて理解しようとしても、もしかすると無理だったのではとも思いますが…。)、公式を覚えて当てはめるような勉強をし続けていたため、落ちこぼれから脱却した喜びや、ある程度点数が取れるようになった喜びはありましたが、理解できたという本当の喜びは感じたことがなかったのではないかと思います。

で、大人になってから必要に迫られて問題を解いていると、あの頃には全く意味がわからなかった、もしくは意味など考えようともしなかったことが、ああ、こういうことだったのか!と感じることがたくさんありました。
今回も予習を進めていて、数Ⅰの三角関数まで来たのですが、ここでも、簡単な図を描いて考えると、ほとんど何も覚える必要がないことに気付きました。(もちろん、サイン・コサイン・タンジェントが何を表しているかは覚えなければいけませんが。(笑))

もちろん、これまで色々な問題にあたってきた経験値もあるとは思うのですが、それでも、小中学校の算数・数学をきちんと考えながら理解して進んできた子達は、少なくとも数Ⅰ範囲ぐらいであれば、きちんと覚えねばならないのは、私が高校時代も今もどうにも好きになれない集合のあたりの記号や逆・裏・対偶などの言葉と意味など、かなり限られているのではないかなと。

うちの教室では中3までのお子さんとしかレッスンしませんので、恐らくこの先も数Ⅰ・数Aより先まで私が学び直す機会はないだろうと思いますが、とにかく、特にまだ小学校低学年などの時間的に余裕のある時期に、急かさずたっぷり時間を与えて、心ゆくまで考えさせること、それが当たり前になることは、長い目で見てもとても大切で、また、ある意味子どもにとって先に行けばいくほど「楽ができる」ことなのではないかなと、そう感じます。

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2014年8月14日 (木)

連休何日目かな??

いよいよ曜日の感覚がなくなってきました…。
といっても、月曜は出勤していつも通りぐらいに仕事していましたから、ダラダラモードに入ってからは3日目だと思うのですが、レッスンは土曜に警報が出た影響で早目の時間のみレッスンをして終わったので、5日ほど子ども達とレッスンをしていないのか…。そりゃ休み過ぎているかも…。(苦笑)

本来ならそのまま来週の火曜までレッスンがなかったので、それを考えると台風のお蔭で16日に2時間ほどレッスンをすることになってよかったなと思ったりします。

今日の晩はお盆に帰省してきていた友人たちと集まって、いっぱいしゃべって食べて飲んで、楽しい時間を過ごしてきました。
明日が15日ということは、8月も半分終わりますね。
土曜にボケボケで頭が回らないことがないように、明日は頭をつかっておかなくては。

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2014年8月12日 (火)

完全休養?

今日も仕事するつもりだったのですが、昨日の晩頭痛がして、お薬を飲んだら治まったと思ったのですが、起きたらまた同じあたりがかすかに偏頭痛でそのまま二度寝。

そのあたりで予定が狂い始め、家のことなどでしようと思いつつ先延ばししていたことを3つばかり片付けた以外は本当に全く何にも生産的なことをしなかったなぁという1日でした…。(汗)
まあ、オフなんだからいいといえばいいんでしょうけど、ただダラダラと無為に過ごすと、なんだかしみじみ自分がダメなやつだなぁと思ってしまうのが問題です…。(苦笑)

今日さんざん無為に過ごしたので、明日はもう少し生産的に過ごしたいと思います。

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2014年8月11日 (月)

スミマセン…。

今日はお昼から出勤して、のろのろペースながらも仕事をしていたのですが、晩になって偏頭痛がし始め、帰宅して食事をしても治まらず、食事の後少し眠ってしまっていたのですが、それでも変わらずで、今日は早目に休むことにします。
本日はこれにて…。

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2014年8月10日 (日)

台風一過

このあたりは結局は大したことはないだろうとたかをくくっていたのですが、兵庫縦断という珍しいコースをかなり遅いスピードで進んだため、夕方頃までは交通機関も完全に麻痺していましたね。
昨日や今日からお仕事がお休みになってレジャーや帰省の予定をしておられた方なども少なくなかったのではと思いますので、そういう皆さまは特に大変な日曜になってしまいましたね…。

そうは言っても、このあたりは大きな被害が出ることもなく、通り過ぎた後は普段通りの生活に戻れましたから、ありがたいことです。
県内でも土砂崩れで道路が不通になったり、川などが氾濫したりということもあったようですし、他県では目を疑うような映像も目にしました。避難された方々が早くいつもの生活に戻れますように。

台風が通り過ぎてくれたので、明日は予定通り出勤できそうです。
台風が過ぎた後だからというのもあるのでしょうが、今日はとても月がきれいでした。明日は満月のようですね。

本日はこれにて。

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2014年8月 9日 (土)

夏季のお休み前最後だったのですが…。

台風の影響で朝から警報が出ており、とりあえずは多少雨が強く、風も吹いているぐらいではあったものの、遠方の方などは万一電車が止まると帰れなくなりますし、それぞれのおうちの方とご相談させて頂き、結局午前中のⅠレッスンのみで午後からはお休みにさせて頂きました。

しかし、結果的には午後からはずっと小康状態で、夜遅くになってからまた少し雨が降り出したぐらいでしたので、レッスンできていたなぁと…。
もちろん、それは結果論なので、無理して来て頂いて何かあったら大変ですから、まあよかったのだと思うことにします。

今日お休みされた方は個別に振替の件でご相談させて頂いておりますが、メールを差し上げておりますので、もうお盆休みで帰省されたりしておられたら見て頂けないかもしれませんね。
週明け月曜は雑的なことで出勤せねばなりませんので、ご連絡させて頂くかもしれませんが、宜しくお願いいたします。

レッスンは今日で一旦お休みに入り、次は19日火曜からまた通常レッスンとなります。(恐らく16日は振替レッスンが入ることになると思いますが。)

今日あたりからお盆休みに入られたご家庭も多いのではと思いますが、あいにくの台風で、明日もまだこの辺りにとどまっていそうですね。
三重の方では豪雨で大変なことになっているようですが、大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

長い長い夏休みも今日で前半終了。
レッスンがお休みの間に、私は溜まった事務仕事などを少しでも片付けなければと思っています。

皆さまはどうぞよい休日を。

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2014年8月 8日 (金)

日本以外のことはあまりわかりませんが…。

個人的には日本が好きですし、ずっと日本で暮らしたいとも思っていますが、最近漠然と、日本の教育システムは決められたシステムにうまく対応できる子以外にはとてもきびしく、また、その延長で高校や大学などを卒業してすぐ就職しないと就職先が限られてしまったり、積極的な転職でなければ、短期間で会社を辞めて他の仕事に就こうとしてもやはり条件が厳しくなったりと、とにかく子どもの頃からきちっきちっと決められたことに対応できた子が大人になり、就職してからもやはりその暗黙のルールのようなものにうまく順応できないと選べる選択肢が限られてしまう、そんな国なんだよなと思うことがあります。

もちろん、政府などもその認識はあるからこそ、「再チャレンジ」とかなんとかいうことを言っているのでしょうし、学校などの教育現場でも決められたシステムに馴染めない子達には別の先生がついてくれたり、別のクラスで授業が受けられたりというような対応も少しずつしてもらえているようではありますが、私達の意識の中にもどこか、そういう方や子どもを、うまくシステムに対応できなかった人、挫折した人と、そんな風に感じてしまうところもないとは言えない気もします。

ですが、少し前から一緒にレッスンさせてもらっている、発達上の困難があり、かなり早い段階から学校に行けずに数年経ってしまった子を見ていると、この子はこの子のペースで間違いなく本当の意味で「学んでいる」のだと感じて、その姿がまたなんとも平和で穏やかで美しく、なんだか色々考えてしまうのです。

別に2年生だから九九ができなくてはいけないなんてことはないはずで、また、小学生だから方程式を使ってはいけないなんてこともないはずなのではないかなと。
もちろん、当該学年より先のことができる子達は周りから褒められることはあっても、基本的にはそれを妨げられることは少ないでしょう。
ですが、長い人生、別に九九を学ぶのが10歳でも12歳でも、その子が学びたいと思ったときにその子のペースで学んでもいいんじゃないのかなと。

うまく言えないのですが、例えば小学校6年間で学ぶ必要のあることを最低限決めておいて、その最低限についてはどの教科のどの単元を何年生で学んでもいいというような仕組みがあったとすれば、算数が好きな子は先にどんどん算数を学んで、算数でたっぷり自信を蓄えた後、そろそろ国語もやるか~みたいに取り組んだり、算数で食塩水の濃度の問題が出てきたから、理科の水溶液の勉強をしてみるか~みたいに取り組んだり、そんなことができたら、もっと子ども達は自由にのびのびと、その子その子にあった方法で学べるようになるんじゃないかなと。(これはあくまでもたとえなので、こういうことを実際にやろうと思えばとてもとても多くの準備が必要になるのはわかっていますが…。)

6年だと長すぎるのであれば、低学年の3年間の最低限の内容を決め、高学年の3年間、中学校の3年間とそれぞれに最低限の内容を決めて、もしそれができなければ低学年を4年やるとか、何かの教科は既に中学生の内容まで進んでいるけど、別の教科はまだ低学年だとか、とにかくもっと柔軟に子どもたち自身が選ぶことができれば、色々なことが大きく変わりそうな気がします。

でも、今の日本ではなかなか難しいことなんだろうなとも思いますが…。

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2014年8月 7日 (木)

少しずつだけど。

通ってくれるようになって今でひと月ほどになる2年生さん。

当初のおうちの方のお話だと、かなり早い段階から算数が苦手な状態で、2年生ながら、まだ10までの足す引くも不安があるようなお話で、体験レッスンをさせて頂いたときに、やればできそうな印象は受けたものの、確かにこの状態だと学校の算数でももうしんどくなっているかもしれないなと感じました。

そういう状態の子達の多くは、問題を読んでもわからないと思っているようなところがあり、よく考えもしないうちから適当に思いついた答えを当てもののように言っていく、それも次々と矢継ぎ早に「当たる」まで言い続けるようなこともあるのですが、その子もそういう傾向が見られました。

ただ、まだ幼さの残る素直な印象を受けたので、案外早く変化が見られるかもしれないなと思いながら、一緒にレッスンをさせてもらうことになりました。

そしてまだ体験を含めても6、7回一緒にレッスンをしただけなのですが、今日のレッスンで既に変化の兆しを感じることができました。
特に大きな変化はじっとして、数を思い浮かべようとする時間が時々出てき始めたことです。そして、それが思い浮かんだときにはきちんと考えて、本当に分かって答えているのだということを、恐らく本人がなんとなく感じ始めているのではないかと。
そうなれば、ここからは更にぐっと変化が出てくるかもしれません。

というのも、恐らくその子は長い間、本当の意味で「自分で考えてわかる」という経験を少なくとも算数では滅多にできずに来ていたのではないかと思うからです。
わかるというのがどういうことかは自ら経験しなければ本当の意味では理解できませんし、「よく考えなさい」と言われても、考えるということがどういうことなのか、それもよくわかっていない可能性もあります。
ですが、教具を見せたりしながら、数を具体的にイメージできる手立てを得て、次の段階としてそれを頭に思い描いて、それを操作することで、「あ!これは○○だ!!」と自分の答えに自信を持つことができた、その経験を重ねることで、考えて分かるということはこういうことなのかと、自ら実感できるのではないかと思うのです。

そして何より、そうやって自信を持って答えられるということは快感ですし、考えて分かるというのは楽しいな、気持ちいいなと感じる機会が重なれば、だんだんと考えることが好きになり、算数が楽しくなるかもしれません。
考えること自体は時間がかかるかもしれませんが、短期間で変化が見え始めたことは私にとっても、恐らくその子にとっても励みになるのではいかと思います。

夏の間にどこまでリカバリーできるか、ちょっと楽しみです。

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2014年8月 6日 (水)

今日はちょっと悲しい気持ちになりました。

今日は久しぶりにちょっと悲しい気持ちになりました。

うちの教室に通ってくれるようになって日が浅い子たちの中には時々いるのですが、宿題をやりたくなかったとか、単にサボってとかなのに、わからなかったとか、なくなったとか、どれが宿題かわからなかったとか、そういうこという子のことです。

そういうこというときの子どもの表情は、自分で嘘ついてるってわかってるからだろうと思いますが、目に力がありませんし、どこかおどおどしていたり、なにより美しくありません。
ただ、そういうこという子たちは、ほとんどの場合、既に算数が苦手になっているか算数がキライかなので、恐らくこれまで宿題をやらずに行って怒られた経験があったり、そうでないにしろ、大勢の前で怒られたらイヤだなとあれこれ知恵を働かせるようになったりしたんだろうなと。

そう思うと、それはそれでまた悲しくなりますし、それとは別に、私は子ども達に正直に真剣に向き合っているつもりなだけに、まだそれが伝わっていないんだなと思えて、更に悲しくなるのです。

まあ、これまで何年もの間、算数がよくわからない状態のまま過ごしてきて、身についてしまったような場合はさすがに1、2か月では変わりませんね。
これまでも何人もそういう子に出会いましたが、通い続けてくれた子達はかかった時間の差はあれ、みんなちゃんといい顔になっていってくれましたし…。

今日の子にも少しだけ、勉強は自分のためにするのだから、宿題はやりたくなければやらなくても私は構わないのだということなどを真剣に伝えたつもりではありますが、何か感じてくれたかどうかはわかりません。
ですが、少しでも早く、今日のあの子の晴れやかな美しい表情を見られるよう、がんばらなくてはと思いました。

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2014年8月 5日 (火)

暑さで延びた?(笑)

今日のあるレッスンでのこと。
先週、筆箱を忘れて来たのに、かたくなに「入れた」と言い続けた子とのレッスンで(そのことを私はすっかり忘れてしまっており、レッスンが終わってその子が帰った後、まだ残っていた中学生の子がその話を「めっちゃ面白かった」と言ったので思い出したという…。そのため、どこにあったかは聞けずじまいでした…。残念…。)、今日もなかなかに面白いことが。

普段、その子は理解したことは結構きちっきちっと解いていく感じの子なので、分からなかったり忘れてしまっていたら動きが止まって難しい顔になり、そうでないときは穏やかな顔で問題を考えているということが多いのですが、今日、ある問題を解いてからその子が書いた答えを見ると、正解に近いもののなんだか見たこともないような、何がどうなってそんな数になったんだ?という微妙な答えが書かれていました。

その問題は円周率を使うものだったので、よくある間違いとしては半径と書かれているのに倍にするのを忘れたり、面積を求めるのに直径×円周率をしたり、計算した答えの小数点の位置を打ち間違えたりという感じではないかと思うのですが、上にも書いたように、一体何をどうしたらそんな微妙な数字が出てくるんだ?という答えを書いていたので、「どうやって解いた?」と尋ねつつ、手元の計算用紙に目をやると、そこにはなぜか「3.15」という数が書かれていました。

え?

一瞬あっけに取られた私に気付いたようで、すぐに「あ、3.14やった」と言って解き直し、正しい答えになりました。これまで何度も使ってきた円周率を書き間違えたのは初めて見ましたし、今日はそれまでにもひと桁の繰り下がりのない引き算まで何度か計算を間違っていたりしたので、どこかおかしかったんだろうとは思います。

それにしても3.15…。
暑さで円周率まで延びたん?と思わず突っ込んでしまいました…。(苦笑)

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2014年8月 4日 (月)

直るのは嬉しいものの…。

先日来調子が悪い教室の複合機、サポートセンターに連絡してみたものの、その方の提示してくれた解決策では解決せず、もともと大量にコピーやプリンタを使うわけではないものの、やはり必需品でもあるので、覚悟を決めてメーカーの修理を依頼。
もともと、教室を始めたときに買った機械が故障し、その修理を依頼したことで某大手複写機メーカーとほそ~~く取引をさせてもらうようになったものの、年間保守契約はもし故障したり調子が悪くなったときは部品代だけで済むものの、1年全く何もなくてもそれなりに金額を払わねばならず、スポット契約だとかなり割高になるものの、修理が必要なときだけ払えばよいという仕組みが。

で、最初に買った機械は初めて修理に来てもらったときに勧められて年間保守の契約をしたものの、結局その後1年半以上お願いすることもなく、機械の買い替えにあたってはスポット契約に切り替えていました。
買って2年半ほどで今回初めて修理を依頼したので、その選択はまあ正しかったのだと思うのですが、このスポットの契約が私の感覚からするとびっくりするほどの費用がかかるのです…。

電気屋さんなどに修理に来てもらうと出張費ということで、来るだけでも5000円とかそういう話は驚かないのですが、某メーカーさん、来るだけで12000円。それと作業代は別で30分6000円。部品交換などがあれば更に実費という、もうびっくりな金額で…。(だからそれに比べると割安の年間保守を保険としてつけなさいって勧めるんだと思うのですけどね…。)

結局、来て見てもらったところ、感光体の不良のようなので、無償交換しますと、交換はものを持ってこないといけないので後日ということになったものの、ものの5分ほどのことで終わったというのに、もうびっくりな金額ですよね…。そんなこともないのでしょうか?

ただ、このメーカーさん、当然その金額設定をするのは修理に来てくれるエンジニアの方たちではないわけで、その方達には全く謝る理由などないのに、毎回、とても申し訳なさそうにその金額を説明してくれるんですよね…。
それはそれでなんだか気の毒で。(苦笑)

痛い出費ではありますが、原因が恐らくわかり、水曜には直るはずなので、とりあえず懸念事項がひとつ片付いてよかったです。ひとつ賢くなりましたので、もしまた同じような現象が起きたら、修理依頼ではなく感光体交換をしようと思います。(笑)

今日はその他にも予習や読書、別件の懸念事項についてのアクション、教材作成など、多少は生産的1日だったかなと。
また明日からどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年8月 3日 (日)

ちょっと切なくなったこと

昨日は帰宅して食事をしたら、どうにもこうにも眠くて、ブログをサボってしまいました…。
本当は昨日書こうと思っていたことですが、あるレッスンでのことでした。

まだ通ってくれるようになって日が浅い子なのですが、おうちの方から伺ったお話では、好きなことにはとても集中するものの、そうでないことにはなかなか集中ができずに気が散ってしまい、手遊びが出たり、ひとりごとを言ったり、落ち着きがなくなってしまいがちだとのこと。

その子が体験に来てくれたときに感じたのは、もう今は中学生になっていて、受験塾に変わるタイミングでお別れした、ある男の子とタイプがよく似ているなということでした。

体験レッスンをさせてもらったとき、おうちの方はあんなに集中できるとは思わなかったとおっしゃったのですが、ほぼ1時間ちゃんとレッスンに取り組んでくれました。
ただ、その後は学校などで疲れていると、体験のときのように集中することができず、問題の計算の途中でも他のことに気がいってしまい、何をしていたかわからなくなってまた最初から。でも、その途中でまた他のことに気がいってしまい、だんだんイヤになって…という状態になってしまうこともありました。

幸い、過去に似たタイプの子がいたこともあり、ある程度経験の範囲のことでもあったので、強く注意をしたからと言ってあまり効果がないであろうと、ほかの子の邪魔にならない範囲であればなるべく注意をせず、できるだけプラスの声かけをするようには努めていました。

前回のレッスンはご用ができたとのことでお休みだったため、今回は少し久しぶりのレッスンになったので、調子が少し心配だったのですが、学校がお休みになって疲れが抜けているからか、体験レッスンのとき以上によく集中もでき、また、この子は集中していると算数のセンス自体は結構あるように感じるので、結構多くの子が間違えるような問題もしっかり考えて正解していきました。

その姿を見ながら、集中したら本当によくできるよなぁと感心しつつ、「すごいね」「うん、そうやね」「ほんまによくできてるね」と何度も声をかけていると、その子が普通より小さな声でぽつりとひとりごとのようにつぶやきました。

「ぼく、賢いんかな。」

それが聞こえたとき、なんだかなんともいえない切ない気持ちになりました。
私はその子とは算数しか一緒にレッスンしていませんから、ほかの教科のことはわかりませんが、少なくとも算数に関しては比較的高い能力があるように感じています。
なにより、きちんと考え、自分が理解した上で解いているのを感じますから、「頭のよい子」なのだと思います。

ですが、きっと、学校などでは大人数の中でもきちんと席に着き、先生の話をきちんと聞いて、その通りにやれる子が「賢い子」と評価されがちなのでしょう。
もし私が学校の先生をしていたとしたら、確かに30人も40人もいる子ども達に一斉に指導をしているときに、授業に関係ないことに気がいって集中してくれない子、放っておくと手遊びをし始める子がいたら、注意もせざるを得ないだろうと思いますし…。
そして、この子は学校などで、褒めてもらう機会はなかなかなくて、何度も何度も注意され続けているのかもしれないなと。

もちろん、その子がつぶやいたたったひと言で想像しただけですから、実際はどうなのかわかりませんが、普段大きな声で元気にしゃべる、しゃべってはいけないときでも大きな声でしゃべってしまうこともあるその子が、聞き取れるかどうかの声でぼそっと言ったのが印象的で…。

私は子どもに対しても本当にすごいと思ったときしか褒めないので、その子に対しても取ってつけたように褒めることはできませんが、褒められる機会にはできるだけ言葉にして褒めたいなと、そう思いました。

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2014年8月 2日 (土)

今週も終了

レッスンして、今日は神戸の花火大会らしかったので、帰りに花火大会帰りの方達とぶつからないよう20時頃に切り上げて帰ってきたのですが、帰宅したらお尻に根が生えてダラダラしてしまい、ご飯を食べたらうたた寝もしてしまい…。
というわけで、ひとまず形だけの更新で失礼します。
書けたらまた書かせて頂きます。

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2014年8月 1日 (金)

もしかしたら生まれて初めて感じたこと。

少し前から、事情があって小学校の頃からほとんど行けないまま中学生になった子と一緒にレッスンをさせてもらっています。
そんなに長い期間学校で勉強をしないとどういう状態になるのか、これまで考えたこともありませんでしたし、また、学校に行かずとも、自宅やその他の場所で学ぶことはできますから、学校という場所で「授業」を受けることなく成長すると、何をどれだけわかっていて、わかっていないものなのか、全く見当がつきません。

その子とのレッスンでは、何をするときにも既に知っているか、やったことがあるかを尋ねてから、様子を見つつ進めていくようにしているのですが、掛け算は九九の範囲はほぼわかっていたものの、その先はきちんと学んだことはなかったようで、また、割り算についてはこれまで学んだことがなかったそうです。

ただ、例えば2年生の年齢の子に掛け算を、3年生の子に割り算をそれぞれ指導することに比べると、これまで経験していることや精神面での成長などもあるのでしょうか、初めてだということでも、比較的短期間で理解してくれる場合が多いようには感じています。

そして、今回のレッスンでその子にとっては初めて「割り算」を学ぶことになったわけですが、実際、初めに様子を見ていると、分けるというようなことはもちろんわかってはいるものの、割り算というものについては本当に真っ白の状態のようでした。
少し不安そうな表情をしていたので、「まだちょっとモヤモヤしてるんよね?もう少しやったらスッキリすると思うよ。」と声をかけながら、うちの教室に通ってくれている子であれば、普通は2年か3年の初め頃までにやる教材で一緒に割り算のレッスンを進めました。

すると、最初のうちやっていたことは意味がわかっていたようですが、途中で少し混乱したようで、また不安げな顔になり、そこでまた教具を出して、それを見せながら確認すると、解くペースはゆっくりながらミスがなくなっていき、レッスンの終わりには九九の範囲の割り算についてはその子なりに意味を理解したようでした。

今回のレッスンに来るまで割り算を知らなかったその子が、ほんの1時間後には割り算の意味を理解し、比較的スムーズに計算ができるまでになりました。
その子が帰った後、ふと、これってすごいことなんじゃないんだろうかと。
その子はもう中学生ですから、一般的に言えば同年齢の子達はもうとっくの昔に割り算ぐらい当たり前にできるよ!という状態になっているわけです。でも、その子は今日まで何年にも渡って、「掛け算は知ってるけど、割り算は知らない」ということを心のどこかで引け目として感じていたかもしれません。
それが、たった1時間でその子の世界に「割り算」が加わったわけです。それも、授業で先生に有無を言わさず教わって…というような学びではなく、自ら学びたいと求めて出来るようになったわけです。

普段も子ども達と一緒にレッスンをさせてもらえることはとても幸せなことだと思っていますが、普通ならとっくに習っているはずのことを何年も知らずに過ごした子が新たな学びをしたその時間を共有させてもらったことが、なんだか殊更に尊い時間に思えて、涙が出そうになりました。

まだまだこの先もそんな時間を何度も共有させてもらえるんだなと思うと、本当に幸せなことだなと思います。

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