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2014年7月31日 (木)

考えてるんだな。

高学年になってから来てくれた子で、とても真面目に取り組んでくれているものの、一進一退、お?と思っては、あらら…と思ってを繰り返している子がいます。

もちろん、何事も一足飛びにできるようになどならないことはわかっていますし、勉強などではよく、坂を上るイメージではなく、階段を上るイメージで伸びていくとも言われますから、いつかぴょこんと段を上がってくれると信じて向き合っているのですが、真面目すぎるのか、質問には必ず「~~です」とか「~~ます」とか、そんな言葉遣いをする子はほとんどいない中、きちんと丁寧に言わねばという方に意識が行き過ぎているのかもなと感じるぐらい、構えてしまうのももどかしく感じることがあります。

それでも本人が一所懸命考えているのであれば、待てる限り待とうと思うのですが、この子の場合、真剣に考えているのにどこか全く違うところに迷いこんでいることもあり、そのあたりの判断が難しくて、いつ声をかけるかも難しいところです。

その子が今回のレッスンで、3回のテストの平均点が75点、合格点は80点だとすると4回目のテストで何点取れば合格できるかという問題を考えていました。
平均の学習は既に済んでおり、この類の問題もやったことがあるので、すぐにわかるかなと思ったのですが、なんだかえらく考え込んでいます。
内心、やったことあるはずなのに、なんで全く動かないんだろう…と思いつつも、余計なことは言わずにしばらく待ってみようと、ほかの子達を見ながら、目の端で様子を見ていました。

すると、見ていてまどろっこしくなるものの、

3回 平均点 75点
国語
算数
理科
社会

などとそれはそれは丁寧な字で書き始め、とりあえず考えようとしていることがわかったので、そのまま黙って様子を見ていると、そこからもまだまだ長い道のりではあったものの、□÷3=75 と書いて、少し考えて□の中に225と書き、次に □÷4=80 と書いて、また少し考えて、□の中に320と書き、そこからまた少し何か考えているような間があって、ようやく 320-225=95 という式と答えに辿り着きました。

本来であれば、既に教室でも学校でも学習していることですし、そこまで時間がかかるのはどうなんだ?という話かもしれません。それでも、私が全く手助けしなくても、本人がじっくり考え、分かることを紙に書き出し、ゆっくりゆっくりではあったものの、正しい考えできちんと正解に辿り着くことができたのを見て、なんだかちょっと安心し、嬉しく感じました。
目に見える大きな変化はなかなか見えないものの、この子なりに随分考えられるようになってきているのかもしれないなと。

ぴょこんと段を上がる時期が来たら、きっと本人ももっと自信が持てるようになるのだと思うので、少しでも早くその日が来てくれるといいなと思います。

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2014年7月30日 (水)

もしかして暑さのせい?

先日来、教室のレーザー複合機の調子が今ひとつ。
印刷していると、全く問題なく印刷できるときもあれば、前の原稿の残像が次の原稿に残ってきれいに印刷できないときもあり、取扱説明書を見たり、ネットで検索したりして、あれこれ試してみたところ、あることをした後はまた普通に印刷できるようになるのに、しばらくするとまた同じ現象が。
これはいよいよサポートに連絡しなくてはいけないのかしらと、見に来てもらうだけで12000円という恐ろしい金額を見ながら、そうは言っても買ってまだ3年にならないとかじゃなかったかしらと…。(記憶が今ひとつ曖昧なのですが…。)

ただ、最近機械本体がやたらと熱いのは感じていて、今日もまた残像が出始めたため、いつものように本体を開いて中のトナーやらを一旦取り出した後戻し、扇風機をあてながら印刷したところ、とりあえずきれいに印刷できました。
しかし、ほどなくまたおかしくなり始めたので、黒のトナー(確か感光体ユニットとかなんとかいうものが一体化?されているようなもの)を取り出し、しばらく扇風機にあててから戻したところ、また再びちゃんと印刷できるように。

で、もう一度メーカーのサイトを見ていると、動かしているときの温度は10~32度とか書かれていたのを見て、どう見てもこの機械の熱さは体温より余裕で高いよね?と。

一昨年だったか、パソコンが熱暴走を繰り返していた時期があり、パソコンクーラーを買ったことがあるのですが、これ、やはり熱のせいで機械がおかしくなっているのではないかと…。
ただ、残念ながら機械には極めて疎いもので、とりあえず近いうちにサポートに問い合わせはしてみようかなと思います。
仕事するには必需品ですしね。

と、今日はそんなこんなで23時頃まで教室にいたもので、極めてどうでもいい内容の更新で申し訳ありません。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年7月29日 (火)

今日の出来事

今日はひとり体調を崩してお休みだった子がいましたが、ほかの子達は元気にレッスンに臨んでくれました。
で、特になんてことはない、どうでもいいような出来事なのですが、なんだかおかしくてその場にいたみんなで笑ってしまったことがありました。

先週は午前中も午後からもプールに行ったとかで、いつになくへろへろで明らかに頭が回っていなかった子が、今日は元気に登場したので、「今日は大丈夫そうやね?」と声をかけると、ニコッと笑うその目にもしっかり元気がありました。
そこでレッスンの準備をするのに、その子がカバンから宿題を出し、少し間があって「筆箱がない。」と言ったのです。
その子が筆箱を忘れてくるのは珍しいことではありますが、実はうちの教室では結構よくあることで、ここまでは特に驚くことはありません。
忘れた子用に用意してある筆箱を取ろうと思って立ちあがると、私が注意したわけでもないのに、「筆箱入れた。」と言います。
「入れたんなら、どこか違うところに入ってないの?(カバンの)ポケットとか。」と声をかけると「入ってない。」と。
だったら入れたつもりで入れ忘れたんだろうと思い(でも、そうは言わずに)、筆箱を手に取ると、また更に「絶対入れた。」と。

これ、極めて珍しいパターンです。(笑)

筆箱を忘れてくる子は結構いるので、「筆箱忘れました」とか「筆箱貸してください」とかちゃんと言えれば、滅多に忘れない子であればすんなり貸しますし、頻繁に忘れる子には注意はしますが、それでもやはり貸します。
注意されるのが嫌で言い訳のように「あれ?入れたはずなんやけどなぁ」みたいに言う子は時々いますが、今日のその子は私は注意したわけではありません。
それでも間違いなく入れたと言い、あまりに力強く言うもので、「じゃあ入れたつもりが部屋に落ちてるんじゃ?」と言えば「いや、そんなことはない。」と言い、「じゃあ、どこかに穴でもあいてるんじゃ?」と言うと「開いてない。」と言い、「じゃあ、カバンの中にブラックホールでもあるんかな?」と笑いながら言っても「ない。」と否定するのに、「でも、入れた。絶対入れた。」と。

そこまで言ったのは記憶にある限りその子が初めてです。(笑)
そこまで言われると私も気になるので、「じゃあ、帰ったら筆箱どこにあったか来週報告してね。」と頼んでしまいました。
来週、私もその子も忘れてるかもしれませんけど…。(苦笑)

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2014年7月28日 (月)

今日はまあまあ生産的な1日でした。

多少涼しかったこともあるのかもしれませんが、今日はやろうと決めていた予習と事務仕事の大半を終え、読書ブログも一応書いて、本当はもうひと頑張りかふた頑張りしたいところなのですが、何に手を付けようかしらと…。

今週はレジャーなどで事前にお休みとわかっている方が結構おられるので、先週に比べるとレッスンに来てくれる子が少な目です。
来週はまたびっちりばっちり予定が詰まっていますので、今週のうちに予習や教材作りなどできるだけがんばらなくてはと思っています。

明日からまた1週間、どうぞよろしくお願い致します。

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2014年7月27日 (日)

オフでした。

結局、テレビでサッカー観戦して、パソコンで遊んで、ダラダラごろごろと過ごしてしまいました…。
まあ、お休みなのでそれもいいかなと思いますが。

お盆のお休みになるまではレッスンの日にはなかなか事務仕事や予習などをする時間が確保できなさそうなので(体力的にも…)明日はちょっとがんばらなくてはと思っています。
でも、こう暑いとついついやる気がそがれますね…。
子どもがいるとエアコンつけるのも全く躊躇わないのですが、自宅にしろ教室にしろ、自分ひとりだとなんだかもったいないような気がして、つけっぱなしにできないんですよね…。(貧乏性…。)

まあ、言い訳してないで、明日は生産的活動もしようと思います!本日はこれにて。

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2014年7月26日 (土)

今週もどうにか無事終了しました。

夏休みのレッスンが始まってなんとか無事1週間が終了しました。(まあ、正確には先週土曜から夏休みだったのですが。)
お熱でお休みだった子と、ご用ができたとのことでお休みだった子がそれぞれひとりいましたが、ほかの子達はみんな元気に来てくれて(あ、中には開放プールやらに行った後でくたくた、ぼ~っとしての登場だった子もちらほらいましたが)、がんばってレッスンに取り組んでくれました。

今日は6年まで通ってくれていたものの、中学生になって、それも市外から来てくれている子だったので、イレギュラーで月に1、2回なんとかまだ来てくれている子が今日数週間ぶりに来てくれました。
で、その子と方程式の利用のあたりをしていたときのこと。

まずは問題を読んで式を考えてと言って様子を見ていたところ、みんなが嫌がる食塩水の問題などもほとんど何の助けも必要とせずに立式していたので、安心していると、ほかの子を見ていてふと目をやったところ、ある問題にこれまで私自身見たことのないような式が書かれていました。

その問題というのは、これもまた定番のひとつではあるのですが、昨年度の男子、女子の生徒数に対して、それぞれ何%か増減があり、その結果全体が何人になったとか、何人減ったとか、そういう問題で問われているのは今年度の生徒数というもの。

その子が考えていたのは確か、「昨年度の生徒数が600人で、昨年度に比べて男子が10%減って、女子は5%増えて、その結果18人減った。今年度の男子の生徒数を求めよ。」というものだったのですが、こういう問題の場合、「昨年度に比べて」となっているので、昨年度の男子を「x」として式を作り、出てきた答えを0.9倍して今年度を求めるというのが普通の解き方です。

解答例などを見ると、大抵は昨年度の男子の90%と昨年度の女子の105%の合計が600-18(人)という感じで作ることが多く、それだと数字が大きくなるので、私は大抵、増減の部分だけに目をつけて、この場合だと、男子の10%減と女子の5%増の和が-18(人)という式を作ります。

しかし、その子が書いていた式はぱっと見ただけでは何がどうなっているのか全く想像のつかない込み入った式で、でも、よく考えている様子だったので、説明を聞いてみたところ、今年度の男子を「x」にして考えたのだというのです。
そして、説明を聞くと確かに彼の言う通り、その式は正しく、解いたらそのまま今年度の男子が出てくる式だったのです。

もちろん、それだと計算の手間が増えて、実際彼も途中で計算ミスをしてしまったので、解き終えた後、一般的には昨年度の男子を「x」にして式を作るのだと説明し、それで解くとどうなるかを見せ、そうした方がかなり楽に解けるということは本人も納得してくれたようですが、とにかく、よくそんな式を考えることができたなと、そのことにひたすら感心してしまって、本人にも何度も「すごいなぁ」と連発してしまいました。

これもやはり最初にやり方を教えないからこそ出合うことができた感動なわけで、私の中にもまだ昔こんな風に習ったからという思い込みがあるのかもしれないなとも思いました。

それにしても本当に毎日暑いので子ども達がバテないか(もちろん私自身も…)心配ですが、来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年7月25日 (金)

うまくいえないのですが…。

少し前から、まだ1年生の初め頃から学校に行くことができなくなったままに数年を過ごしている子と一緒にレッスンをさせてもらっています。
1年生の早い時期から学校に行っていないので、恐らくおうちの方以外から勉強を教わるという経験はほぼない状態で来てくれたのですが、その子とレッスンをしていると、毎回本当に色々なことを感じ、考えるのです。

足し算・引き算もきちんと学んだことがなかったその子と本当に算数の最初から一緒に学び始めたのですが、その子にとっての学びは、テストがあるわけでもなく、成績をつけられるわけでもなく、また、他者と比べられるわけでもないわけですから、本当に純粋に「知らなかったことを知る」ということであったり、「できなかったことができるようになる」ということであったりするわけです。

一般的な学年配当なども、既にそれに沿って進めることはできませんし、恐らく本人は何年生ならどういうことを習うということもはっきりと知らないでしょうから、とにかく本当に真っ白に近い状態から、一緒に学び、10までの足し算・引き算ができるようになり、100までの足し算・引き算ができるようになり、時計が読めるようになり…と、その子のペースでコツコツと慌てることなく進んでいます。

速く考えるよう急かされることを経験したことがないというのもあるのだと思いますが、難しいときには難しそうな顔をし、わかったときには本当に晴れやかな顔をし、考えているときは穏やかな美しい顔をし、その子のペースでゆるやかに考えている姿は、見ていてなんだかとても幸せな気持ちになることが多いのです。

そして、今回のレッスンの途中、平均的な子でも難しいと感じることが多い問題を一緒に考えていたときのこと。
その子が「なんか頭がくらくらしてきた。」と、その割に穏やかな口調でそう言ったのです。
難しい問題を考えていると、イライラする子やわからなくて泣き出してしまう子などはいますが、その子はきっと、自分なりに一所懸命考えて、頭を精一杯使って、それでもよくわからなくて、そのうち頭が「くらくら」していると感じたのではないかと思います。

それを聞いたとき、うまくいえないのですが、もう本当にその子が可愛くて、でも、なんだかとても「正しい」学びをしているような気がして、年齢を考えると学年配当からは遥かに遅れていますし、その子の事情からしても、どこまでのことを理解してくれるのかはわからないにも関わらず、こういう学び方が本来あるべき姿なのかもしれないと、なんだかそんなことを思いました。

もちろん、正しい学びとかあるべき姿とか言っても、人はみんなそれぞれ違いますし、正しいということ自体明確な基準があるわけでもないので、抽象的になってしまうのですが、なんだかとてもとても大事な宝物のような時間を共有させてもらっているような、そんな気持ちになるのです。

これからも、その子が学びたいと思う限り、私も精一杯サポートしたいなと思っています。

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2014年7月24日 (木)

少し慣れたのでしょうか??

今日は夏休みのレッスンは始まってから最も長丁場、13時にレッスンが始まったら終わるのは19時半過ぎで、途中一度だけ今日は15分ほど子どもが途切れる時間があったものの、ここ3日のうちで一番疲れ具合がマシで、終わってからもまだ1、2時間事務仕事ができそうな気さえしました。

さすがにテキパキとは行かずのろのろ片づけをして掃除をして、その後明日のレッスンの準備をしたり、保護者の方にメールをしたりしていたら、その時点で22時を回っていたので、今別の仕事に手をつけたらまたすごい時間になってしまうなと、諦めて帰宅したのですが、帰ってきてもやはり、昨日、一昨日に比べると元気が残っている感じでした。
慣れてきたのならいいのですが…。

7月から来てくれているご兄弟は、算数で苦戦をしているということで来てくれて、体験レッスンをさせて頂いたときには、確かにこれは学校の授業もつらいのではないかしらと思う状態でしたが、二人とも素直なので、当初、変化が表れるのに一体どのぐらい時間がかかるかしらと少し心配していたのが取り越し苦労だったのかもという感じで、変化の程度は少しずつではありますが、明らかに変わり始めているのが感じられるので、この夏の間にどこまでリカバーしてくれるか、結構楽しみになってきました。

幼児さんとのレッスンは相変わらず毎回発見の連続であったり、反省の連続であったり、私自身が色々勉強させてもらったり、あれこれ考えるきっかけをもらったりしています。

そういえば今日は下は就学前の幼児さんから上は中3まで、最も幅広い年齢の子達のレッスンがあった日でもありました。それなのにそれほどには疲れなかったのはやはりなんだか不思議です。

明日は今週のレッスンの中では一番時間的余裕のある日なので、明日こそは事務仕事や教材作成などもがんばらなくては!
それでは明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年7月23日 (水)

まだ2日目なのですが…。

暑さのせいもあるのでしょうか…。でも、レッスンは室内ですから、やはり普段より長丁場だからなのだろうと思いますが、まだ水曜だというのにかなり消耗しております…。
しかし、明日は夏休み中最もハードな時間割になってしまった木曜日。13時から19時半頃まで全く休憩なしでのレッスンになる予定です。

レッスンで感じたことなども書きたいのですが、まだこのペースに慣れず、レッスン以外の仕事は必要最低限さえ出来ているかどうか微妙な状態のため、まずはしっかり食べて寝て、明日早目に起きて少しでもリカバーせねばと思っています。

というわけで、しばらくあまり内容のない更新が続くかもしれませんが、何卒ご容赦のほど…。

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2014年7月22日 (火)

夏休みレッスン初日

例年、夏期講習などはしていないのですが、この夏は2組の方が通常よりかなり追加でレッスンをご希望くださったり、僅かながら受験生がいるので、そんな関係などもあって、ご協力をお願いした方やご希望通りにならなくてもご了解頂いた方などがおられてこそではありますが、おおよそ皆さまのご希望に沿う形でよくレッスンが組めてホッとしています。

で、レッスンを組んだ結果、曜日によってかなりアンバランスが出てしまい、特に火曜・木曜は結構な長丁場になりました。
初日の今日はいきなり火曜でしたので、14時前にレッスンが始まった後は途切れることなく子ども達が交代でやってきて、今日の全てのレッスンが終わったのは19時40分ごろ。その間、水分補給するどころかトイレに行く間もなくノンストップでレッスンでしたので、最後の子達が帰った瞬間、「あぁ~~、終わったぁぁぁ!!」というような感じになってしまいました。いや、まだ初日…。(汗)

ですが、今日来てくれた子のほとんどが学校がおやすみになったこともあるのか、結構いい感じでレッスンに取り組んでくれていて、そういう意味ではこれでも疲れ具合は軽く済んだんだろうなと思います。
がんばってくれた子ども達に感謝感謝。

明日もまたよろしくお願いいたします。
本日はこれにて…。

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2014年7月21日 (月)

ご協力ありがとうございます。

明日から夏休みの時間割でのレッスンが始まります。
時間割が組み上がり、チェックが済んだのが今朝の5時頃で、さすがにその時間に携帯メールアドレスを伺っている方にメールを差し上げるわけにもまいりませんで、少し寝て、その方の予定が変わると他も組み直す必要があるという方から順にご連絡を差し上げました。

祝日にも関わらずメールを差し上げた皆さま、早々に返信をくださり、本当にありがとうございました。
通常通りをご希望の方にはご連絡は差し上げておりませんが、イレギュラーが少ない方にも他の方の確認が取れ次第最終のご案内をさせて頂く予定です。(明日には皆さんにひと通り確認を取らせて頂けるのではと思います。)

しかし、今日も本当に暑かったですね…。
教室のエアコンは相変わらずぽたぽた水が漏れてくるので、いよいよ買い替えをする覚悟はしつつあるのですが、この連休は時間割を組むことが優先だったこともあって、家電店に行きそびれました。
まあ、冷房が利かないわけではないのでとりあえずはなんとかなるのですが…。

今回は多くの学校が丸6週間以上の長い夏休みになりましたね。お盆休みを頂く週を除いても明日から5週間はかなりイレギュラーの多いレッスンになりますので、私自身毎日時間割とにらめっこしつつ、元気にがんばりたいと思います。

いよいよ教室を初めて以来12回目の夏休みのレッスンがスタートです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2014年7月20日 (日)

例年のことながら…。

これが難しいと感じるのは自分の能力の問題なわけですが、例年、新年度の時間割を組むのと夏休みの時間割を組むのは年に2回の難問パズル的作業になります。
一斉指導の塾や個別指導でも講師が何人もおられる塾や教室では、恐らくそう大変なことでもないのだろうと思うのですが、いかんせん、学年も進度も揃っておらず、1枠にはどうがんばっても私ひとりだと2~3名のお子さんしかお受けできませんし、その上、皆さん色々ご予定がおありで何曜日でもいらして頂けるという方はほぼおられないものですから、あれこれ頭を悩ませることになります。

むしろ、新年度よりも夏休みの方が、旅行にいらしたり、帰省されたりというご予定が皆さんそれぞれバラバラに入ってきますし、夏は追加をというご希望を頂いたり、時間を早い時間に変更したいというご希望を頂いたり、その上で欠席される分の振替も空いたところで尚且つご予定の合う曜日やお時間に組み込んでいかねばならないもので、もしかすると夏休みの方が難易度が高いのではと思います。(苦笑)

そのためかなり気合いが必要なもので、ついぐずぐずしてしまってご迷惑をおかけしておりますが、先ほどようやくほぼ組み上がりました。
ミスや漏れがあってはいけませんので、これから再度チェックをし、大丈夫そうであれば、通常通りのレッスンの方以外は個別に明日ご連絡を差し上げます。

本当にギリギリになってしまって申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

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2014年7月19日 (土)

暑さのせいか?

今日のレッスンは、みんな一所懸命取り組もうとしてくれているのに、どこかにはまり込んで抜けられなくなる子、このところには珍しくかなり不調に陥る子が何人かおり、例によって、その子達の不調の空気が伝染するかのように、調子よくやっていた子も途中からペースダウンしたり、おかしなことをし始めたりと、なかなか「????」という感じのレッスンが続きました。

このところ暑い日が続いていますから、そろそろ疲れがたまってきているのかもしれませんし、そう言っている私自身も今日のレッスンを終え、片付けと週明けのレッスンのための準備や保護者の方へのメールの返信などをしていましたら、すっかり遅くなってしまい、何より早く決めねばならない、しかしかなり集中力が必要な夏休みの時間割にまだほとんど手がつけられぬまま帰宅してしまいました。

帰宅して食事をして復活したらなんとか手をつけるつもりだったのですが、パワーが回復せず、これで無理矢理やっても、どこか間違っていて、それに気付かないとかえって厄介なことになるなと思い、今日はいつもよりは早く寝て、明日スッキリした頭で集中してやる方がよさそうだなと…。(皆さんのご希望をうまく調整して組むのは、1枠の人数が限られているだけに毎回なかなか難易度の高いパズルのようになるのです…。)

既に夏休みに入っているのに、ご連絡がギリギリになってしまいますが、何卒お許しくださいませ。
連休中に恐縮ですが、明日、明後日のうちにご連絡差し上げる予定です。

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2014年7月18日 (金)

苦手意識を持つ前に。

少し前から一緒にレッスンをさせてもらっている中学生の子がいます。
その子は数学は比較的得意なようで、それを更に伸ばしたいということで来てくれているのですが、見ていても、確かに計算などはかなりきちんと解くことができますし、問題の意味などを理解するのも比較的早く、スムーズな印象を受けます。

しかし、なぜか速さに関する問題が出てくるたび、必ずすごい表情をしれ「うわぁ、速さ苦手!」というのです。
そう言われると、速さについては私はその子と一緒に学んだことはないわけですから、本当にできないのかな?と思い、速さ、道のり(距離)、時間の意味を理解しているかを確認した上で、簡単な質問をいくつかすると、どれも少し考えるとちゃんと答えられるのです。(例えば、時速40キロで2時間走るとどれだけ走れるかであるとか、3時間で15キロ進んだら時速は何キロかであるとか。)

つまり、考えることができるのですから、理解できていないわけでもありませんし、公式を覚えて当てはめようとしていることもありません。
ですから、「ちゃんとできてるから大丈夫やん?」と言ったのですが、その後も「速さ」という文字や「道のり」という文字などを見つけるとすぐ、やはり顔をしかめて「うわぁ、これ苦手!」というのです。

ただ、毎回それを言うものの、問題を一緒に読んだり、ほんの少し何か確認するだけでちゃんと考えることができ、解くこともできるのです。

これはその子に限らず、最初に苦手意識を持ってしまったことの影響なのは間違いないでしょう。
最初に苦手だ、できないと思ってしまうと、それに取り組もうという前向きな気持ちを抱くのはなかなか難しいことですし、かといって嫌々やればやはりなかなか身につきません。
がんばって我慢してやってもなかなか身につかないと、ますますそのことへの苦手意識が強まるわけですから、完全な悪循環。特に、本当に苦手、本当にできないという場合は別として、やればできるのに、初めの段階で何らかの先入観を抱いてしまったり、失敗した記憶だけが強く残ってしまったりすると、それはなかなかに厄介です。

もちろん、何もかも最初からうまくいくわけはありませんから、勉強に限らず苦手意識を持ってしまうことは少なからずあるだろうと思いますが、ことを算数・数学に限定すれば、最初にどのように学んだかによって影響を受ける部分も少なからずあるような気がします。

小さい頃に抱いてしまった苦手意識は取り除くにも時間がかかりますし、早くやらせたばかりに難しく感じてしまうこともあるだろうと思います。
いつどんなタイミングでどんな風に学ばせるか。それはかなり重要なことなんだろうと、その子を見ていても改めて思います。

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2014年7月17日 (木)

アンケートのご回答よろしくお願いいたします。

手渡ししたつもりがお渡しできていなかった方がおられたり、郵送して、お手元に届いているかまでは確認できなかったりですが、夏休み期間のレッスンについてのアンケートの回答期限を本日とさせて頂いておりました。
私の不手際でご回答の期間が短かったにも関わらず、早々にご回答くださった皆さま、ご協力頂きありがとうございました。

今日の夜の時点でまだご回答頂いていなかった方には個別にメールを差し上げましたが、あと何名かの方の回答が届いておりません。
お忙しいとは存じますが、皆さまの予定が出揃わないことには調整が難しいため、何卒ご理解のほどお願いいたします。

多くの子達が明日終業式、何人かは既に終業式が済んでいるとも聞いています。
通常通りの曜日・お時間でのご回答を頂いている皆さまは恐らく変更なしで組ませて頂けると思いますが、何かご変更をお願いする必要があれば、個別にご連絡させて頂きます。

その他、通常と変更のある方たちが少なからずおられるもので、なんとか明日明後日のうちに夏の間の時間割を組まねばと思っております。そのためにも、まだご回答頂けていない方はよろしくご回答のほどお願いいたします。

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2014年7月16日 (水)

これは結構早いかも。

昨日書いたのとはまた別の子で、高学年に差し掛かっている、最近一緒にレッスンさせてもらうようになった子がいます。

これまで塾に通ったこともあるというお話だったのですが、体験レッスンのとき、緊張していたのかもしれませんが、え?えええ??というようなことを連発して、学年を考えるとこれは一刻も早く基礎から積み直さないと危険な状態なのでは?と感じました。
ためしに点つなぎをしてみてもらうと、学年を考えたらもうそのぐらいは簡単にやってしまうのではと思っていたもので苦戦します。この状態だと、もしかするとこれまでずっと算数の授業が結構つらかったかもしれないなと。ただ、それができていないということは、まだこれから変わる可能性が普通よりもっと大きいということかもしれないと、そう思ってレッスンの準備をしました。

その子が来てくれるようになってまだほんの数回なのですが、今週のレッスンでは明らかに表情が和らぎ、なんだか楽しそうでさえありました。
そして、何よりこの子はなんだか素直なのです。それはとてもとても大事な「能力」のひとつなのは間違いありません。
もしかすると、素直だからこそ、これまで先生などに言われた通り、とにかく速くやらなくては!と焦って、じっくり考えるチャンスを逸してきたのかもしれません。

体験レッスンのときはもしかするとこれはかなり深刻かもと思ったのですが、この様子だと思ったより早く変化が現れるかもしれないと、なんだか楽しみになってきました。

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2014年7月15日 (火)

考えるのは楽しいこと

先日から一緒にレッスンさせてもらい始めた低学年さんがいます。
おうちの方のお話だと、色々がんばっているものの、数の感覚がどうも身につきづらいということなのかなと、まだ低学年さんなので、最初の段階からおさらいを兼ねてレッスンすることにしました。

初回は10までの数、10までの足し算で、そのあたりは何度も練習をしたからなのかもしれませんが、お話を伺っていたより遥かにスムーズに進みました。
おさらいの内容なので、ささっとできるところはさらっと進んでいくことになるのですが、今回のレッスンで少しずつ、おうちの方がおっしゃっていたことはこういうことなのかなと感じられることが出てきました。

簡単な例でいえば、数の感覚が伴っていないのに計算式による計算を何度も反復して答えを覚えているような、そんな勉強をしている子などにはよくあることなのですが、式を見るととにかくすぐに答えを書こうとして、更に書いた答えが違うとわかると、こちらの顔を見ながら、「3?4?」などのように、次々と答えを言って、どれが正解なのか聞こうとするということが癖になっている子に、塾講師時代からこれまでに何人も出会いました。

それは考えているのではなく、考えずに答えを当てずっぽうで言って、合っていればラッキーというようなことで、そんなことをいくら繰り返しても考える力は身につきません。
何より、そんなことをいくら繰り返しても、ほとんど頭を使っていないわけですから、賢くなるはずがありません。

ですから、うちの教室に来た時点でそういう傾向が見られる子たちは、とにかく自分で考えるよう仕向け、それが当たり前になるまでの間はお互いの根競べです。

少なくとも今、その低学年さんはまだ「集中して考えているときの穏やかで美しい表情」とは明らかに違う表情で、まだ頭の中を回してもいないであろうタイミングで答えを書き、違うといえば慌てて別の答えに書き直そうとしていますから、なんとか少しでも早く、じっくり考えてわかったときの気持ちよさ、楽しさを感じてもらえるようがんばらなければと思います。

その子は今回のレッスンから帰って、難しかったと落ち込んでいたそうですが、ろくに考えずにすぐ答えが出るようなものをどれだけやっても、それはほとんど時間の無駄になってしまうでしょう。
とすれば、難しかったと感じ、それで落ち込む方が、その子にとって有意義な学びになっているということなのではないかとも思います。

これからしばらくの間、その子も苦しいと感じることが続くかもしれません。ですが、なんとかそこを乗り越えてくれれば、きっと確かな力を身につけることができるはずだと思っています。

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2014年7月14日 (月)

今日は見事な夕焼けでした。

今日で長かったワールドカップも閉幕。
決勝戦は0-0のまま延長戦にまでもつれこみ、延長後半で決着。内容的にも見ごたえのある好ゲームだったのではないかと思います。
これでこのところかなり狂いまくっていた生活サイクルも少し戻さなければ。

今日は結局、昨日先延ばしにしてしまった懸念事項を片付け(それが片付いたのですっかり達成感を感じてしまって…)、家で予習や読書はしたものの、結局出勤せずでした。

夕方、ちょっと買い物に出ようと思ってドアを開けると、それはもう息をのむような見事な夕焼け。
どうやら日が落ちる寸前だったようですが、あまりの美しさに思わずスマホを取り出して撮影。美しさを堪能した後、階段を降りながら、あれ?鍵かけたっけ?と思ったのですが、普段そう思って戻ると結局いつも必ずかかっているし、なんとなく鍵を握った気がしたので、そのまま出かけました。

小一時間買い物をして帰宅し、鍵を開けようとすると、鍵穴に鍵が入らないので、あれ?と思って見ると、いつもと鍵穴の向きが違う気が…。
え?と思って恐る恐るドアに手をかけると…!!!鍵、開いてました!!(大汗)
一応オートロックの上マンションの上の方の階で、駅前ですから、よほどのことがない限りまあ大丈夫といえば大丈夫なのでしょうけど、かなり焦りました。
でもなぁ、ひとり暮らしを始めてかれこれ20年目ぐらいになるというのに、鍵をかけ忘れて全く気付かなかったのは今回が初めてなんだよなぁ…。
しっかりせねば…。

さて、こんなボケボケではありますが、明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。

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2014年7月13日 (日)

オフでしたので極めてどうでもいい話題。

昨日は少しアルコールを口にしたせいか、いつもよりがっつり寝落ちてしまい、ワールドカップ3位決定戦は気づいたら後半35分ぐらいで、更に次に気づいたらもうアディショナルタイム…。
結局延べ5分も見ていないのに試合結果だけわかってしまったという最悪のパターンで休日がスタートしてしまいました…。(苦笑)
今日は仕事はお休みするつもりではあったものの、ここしばらくやらなくちゃなと思いつつも先延ばしにしていた家事などをいくつか片付けるつもりが、結局一番解決せねばならないはずの、しかし一番気の進まないことには手をつけぬまま既に夜更け…。
明日は出勤もする予定なので、果たして明日、今日またも先延ばししてしまったことを片付けられるかどうか…。

明日の早朝はいよいよワールドカップ決勝戦ですね。
それは絶対寝落ちせず、ライヴで見たいと思います。

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2014年7月12日 (土)

今週も終了しました。

台風が来たかと思えば、過ぎた後はすっかり夏の様相で、レッスン中ぼーっとする子、眠そうにする子もちらほらいましたが、みんな今週もがんばってくれました。

今日は仕事の後、友人と食事の約束をしていたので、あまり居残り仕事はせずに教室をあとにして、友人たちと楽しく美味しい時間を過ごしてきました。

今日の満月は「スーパームーン」だそうで、それは見なくては!と空を見上げたら月は雲に覆われて見えず…。
8月の満月もまたスーパームーンだそうなので、そのときは見られるといいなぁ。

満腹なのと少しアルコールも入っているのとで、しばらく考えていたものの書くことが浮かばず、本日はこれにて失礼致します。

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2014年7月11日 (金)

今日は不思議な日でした。

普段、レッスンをしていて不調な子がいると、それが伝染したようになってその次の時間も、その次の時間も不調な子が続いたり、一緒にレッスンしていて調子がよかった子達までだんだん不調になったりというようなことが起こることがあります。

で、今日のレッスンでは、最初のレッスンの子がいつになくおかしくて、自分でも今日はなんか頭が変!というぐらい普段できることを忘れてしまっていたり、頓珍漢なことをしたりということが何度もありました。
これは今日のレッスンはちょっと心配だな…と思っていたのですが、次の時間の子達は普段通り。

ひと安心してその次のレッスンをしたところ、ひとりはいつになく集中ができない様子で、せっかくちゃんと考えているのに、途中で何をしていたかわからなくなってやり直し、やり直すのにまた途中で気が散ってわからなくなり…と繰り返していたので、ああ…今日はこの子も不調なのかな…と思っていたところ、一緒にレッスンをしていた子は普段の5割増しかそれ以上に集中してスイスイ問題を解いていくのです。

普段は筆算を書いて計算をしているようなものまで、穏やかな顔で暗算で答えが出たり、算数が得意な子達でもうっかりミスをすることが多い問題でも全く何も助けず一発で正解したりと、見ていて驚くほどの出来でした。

今日は絶不調に始まり、絶好調に終わった、そんな1日でした。
今日の終わりが絶好調でそのオーラが残っているとすれば、明日はみんないい感じでレッスンに臨んでくれるのではないかと期待しています。

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2014年7月10日 (木)

やっぱり子どもは興味深い。

今日のレッスンでのこと。
就学前の幼児さんとのレッスンをしていたときなのですが、最初の色板の問題はまずまずスムーズに終え、次の学習に進んだものの、眠いのか、難しいのか、本来その子になら簡単なはずなんだけどなぁ?と思うことがなかなか先に進みません。
問題の意味がわかっていないのかと思ってあれこれ尋ねてみても、それはわかっているようですし、集中できていないようだなとは感じたので、簡単なのではと思ったけど、まだ難しいのかもしれないなと、途中で保留にすることにしました。

ですが、同じような内容ながら、そこまではわかっているのではと思う内容のプリントがあったので、それをためしにやってみてもらうことにしました。
すると、さっきまで声かけをしても反応が緩く、考えているのかいないのか、う~ん、どっち?という様子だった子が、突然、さも簡単に問題に反応し始め、スラスラと解いてしまったのです。

そこではたと気付きました。

先に使っていた教具に描かれていたのは女の子達が電車ごっこをしている絵。
そして、プリントに出てきていたのは動物たちがカーレースをしている絵。
問題に取り組んでいたのは男の子。

どうやら、女の子達の絵には何の興味も引かれず、動物たちのカーレースの絵には興味を持ったという違いなのではと。
それにしてもあまりの差に本当にびっくりしてしまいました。

ただ、その姿を見て、以前から思っている思いに更に確信が持てたような気がしました。
小学生、中学生になってくると、嫌でもやらなければならない勉強というのものがあるのかもしれません。(それについても、どちらかといえば、好きなもの、得意なものにまず力を注ぐ方がいいのではと思ってはいますが。)
ですが、就学前の子達はカリキュラムとして用意されていることを順番通り満遍なく、バランスよくさせなくても、その子が興味の持てること、好きなことから進めていってもいいのではないんだろうかと。

そして、今日の出来事で更に感じたのは、小さい子であればあるほど、使われている絵に興味がわくかどうかや、例えば、問題文に「ぼくは」と書かれているか「わたしは」と書かれているかでも問題の理解しやすさに差が出たりするのかもしれないなと。

まだ抽象思考が難しい年代の子達には、そういう、大人からすれば些細なことが案外大きく影響していることもあるのかもしれないと、そんなことを考えました。

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2014年7月 9日 (水)

楽しみです。

先日体験に来てくれて、一緒にレッスンをさせてもらえることになった高学年の子がいます。
体験レッスンのとき、真面目に一所懸命取り組んでくれているのはよくわかったのですが、高学年になってこの状態だと算数の授業がしんどいのではないかと少し心配な状態ではありました。

もちろん、学校の授業だけだと、先生がやり方を説明して、その通りにすることができれば、大抵の問題は解けますし、その単元のまとめテストなどはその単元で習ったことを使えば、やはり大半解けてしまうわけですから、そう困ることはないのかもしれませんが、少なくとも算数を楽しいと感じてはいないだろうなと、そんなことを感じました。

うちの教室ではやり方を教えてその通りにさせるということはしませんし、よく考えずにとりあえず答えを当てもののように言って、反応を見ながら正解を探るというような方法もできませんから、算数が好きな子はもちろん、苦手な子、キライな子でも、うちに来てくれるからには、その子の持っている力を使って一所懸命考えるまでは、そう簡単に助けを出したりしません。
ですから、体験の時点で、こういうのはイヤだなと思う子ももちろんいると思うのです。
そして、その子は体験が終わった後、きっとイヤだというのではないかと思っていたのですが、予想外に「楽しかった」と言ってくれたのだそうです。

で、晴れて一緒にレッスンさせてもらえることになったわけですが、その子なりに一所懸命なのはやはり伝わってきますし、体験に来てくれたときの印象より、心なしか穏やかで楽しそうにさえ見えるのです。
今は、どのあたりから理解が曖昧になっているのかを確かめるため、今の学年より2年ほどさかのぼったあたりからのおさらいをし始めたのですが、この素直さと真面目さがあれば、もう高学年になっているとはいえ、思ったより早く変化が現れるかもしれないなと、そんな感触があります。

まずは、ほんのちょっとの瞬間でも、「あ、算数、なんか楽しいな」と感じてもらえるよう、一緒にがんばっていきたいと思います。

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2014年7月 8日 (火)

またまたうっかりしていました…。

夏休みはまだ先と呑気に構えていたら、カレンダーの関係もあるのか、来週末にはもう終業式、学校によってはもう早々に夏休みということに気付き、大慌て…。
毎年のことなのですから、いい加減学習しなさいよと思うのですが、1年経つと忘れてしまう悲しい脳みそ…。

というわけで、夏休み期間のレッスンのアンケートを大急ぎで作成し、今日レッスンだったお子さんには手渡ししました。
しかし、印刷している途中で突然プリンタがおかしくなり、部分的に印刷できないところが出てしまって、必要な枚数の半分あたりまでしか使えず…。
金曜、土曜のレッスンの方の分は郵送するつもりが、今日はレッスンも21時前まであり、その後そのプリンタの不具合を直したり、ほかに先にせねばならないことなどを済ませたら23時…。

というわけで、郵送は明日になりそうですが、ご了承ください。
明日と木曜のレッスンの方は手渡しの方が早いかと思いますので、金曜、土曜のレッスンの方は郵送とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

今日は14時から21時前までレッスンだった上、想定外のプリンタトラブルに悩まされたこともあってか、まだ週初めなのにくたびれております。
今日のところはこれにて…。

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2014年7月 7日 (月)

七夕でしたが。

あいにくのお天気でしたね。
夜は雨が上がっていたものの、恐らく星は見えなかったのではと…。

今日は滅多にないことにお布団に入ってもなかなか寝付けず、やっと寝入ったかと思えば2時間足らずでぱっちり目が覚め、二度寝しようとするもまたなかなか寝付けず、開き直ってしばらくお布団で読書をして、そのうちようやく少し眠ったようですが、結局またぱっちり目が覚めてしまったので、延べ4時間足らずの睡眠…。

レッスンがあればさすがに眠くなるといけないので何とかしてもう少し眠るとことですが、今日はレッスンはお休みでしたので、そのまま起きて掃除や片付けをした後出勤して事務仕事をしていました。

ここ2週間以上、ワールドカップとウィンブルドンにかなり時間を取られ、更には新しく来てくれることになった子達の準備などもあり、教材作りがかなりペースダウンしていましたので、今日は久しぶりに少し時間を取って作業をしてきました。
でも、本当はもっとペースをあげなければ…。今のところやる気は持続していますので、なんとかがんばりたいと思います。

さて、台風が近づいてきているようで、今週半ばあたりの天気が気になるところですが、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年7月 6日 (日)

目標の5割?

まあ、日曜なのでいいといえばいいかなと思うのですが、結局今日はサッカー見ながら寝落ちて、起きて再びサッカーを見ていたら寝落ちて、時間的には結構寝たのに満足感が薄く、おまけにお天気が悪かったのでなんだかぐずぐずダラダラしてしまい、しようと思っていた仕事は5割ぐらいしかできなかったような気が…。
5割と言っても、もともと休日に大量の仕事をするつもりではなかったので、まあ、概ねぐだぐだな感じで…。(汗)

しかし、経済なんとか調査とかの調査票が2種類届き、やらなきゃなぁと思いつつ手をつけていなかったので、それだけでも終わらせようと思ったのですが、インターネットでも回答できると書かれていたため、1つはそれでなんとか完了させ、引き続きもうひとつをやろうと思ったら、手順通りやっているのに何度やってもうまくいかず、こんなことなら最初から手書きしていた方が早かったのに…と虚しい気持ちに…。
おまけに、一部は出勤して確認しないと覚えていないことがあり、結局終わらせられず…。

そういえば、明日は七夕なのですね。
今日これだけ降ったから、明日はお天気になるでしょうか。
明日はびしっとお仕事したいと思います。

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2014年7月 5日 (土)

今週も無事終了しました。

今年度は(というかもうここ数年ずっとですが…)新年度の募集広告なども出すことなく新年度を迎えたのですが、なぜか5月から6月にかけて、何件かお問い合わせを頂き、そのうち何組かの方にご縁を頂きました。
しかし、これまたそれぞれ全くバラバラで、下は幼児さん、上は中学生さん。何らかのお悩みをお持ちでお問い合わせ頂いた方もおられれば、算数は好きなようなのでもっと伸ばしてあげたいということでお問い合わせを頂いた方や、帰国子女の方など、本当にバラエティーに富んでいます。

新しいご縁を頂くのはいつもありがたいことですが、一時期にこれだけ幅広い年齢、個性、状況のお子さん達と新たにご縁を頂くことは滅多にない、というか、ほとんど記憶にない気がします。

で、今回ご縁を頂いたお子さんたちのほとんどが通常、うちの教室でメインで使っている教材では十分対応できないお子さんたちなので、このところ準備や予習などにこれまで以上に時間がかかっています。

ただ、これももしかすると神様の計らいというか、今年度こそ教材をある程度形にすると決めて動き始めたことで、新たな気付きを得られるようにしてくださっているのかもしれないなと思ったりもします。

というわけで、今日も予習すべきものや、なぜこの時期なの…という国の方からの調査票みたいなもの2種類など持ち帰りました。
しかし、今日もワールドカップ準々決勝が2試合。
明日はオフですが、さて、どこまで捗りますやら。

それでは皆さまよい休日を。

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2014年7月 4日 (金)

ああ、うれしいなぁ。

数ヶ月前から、少し発達上の困難のあるお子さんと一緒にレッスンをさせてもらっています。
来てくれた当初は見ていてもわかるほど緊張していて、なんだか可哀想になったりもしましたが、それでもいつも本当に一所懸命問題に取り組んでくれる姿勢は感動すらしますし、わからなければ素直にわからない顔をするのもとても可愛く思えます。

その子とは本当に最初の最初、10までの数の学習から一緒にさせてもらい、100までの足す引くまで進み、先日からは時計の学習をしています。
100までの足し算は少し前からかなりきちんとできるようになっていたのですが、100までの引き算は一旦一段階目の式を書いて答えを書き、もう一段階という流れでないと間違えたり、わからなくなったり、不安そうにしたりという感じでした。

例えば、「72-56」であれば、まず「72-52」の式を書いて「20」と答えを出してから、あと4を引くという形であればかなり正確に答えが出せるようになっていたのですが、今回のレッスンで見ていると、何も書こうとしないので、あれ?もしかして考え方忘れてしまったかな?と少し心配したのですが、次の瞬間、プリントに途中の式を全く書かず答えが書かれました。
え?と思っているうちに、次の問題もやはり何も書かずに答えが出ました。
おまけに、その次は繰り下がりのない引き算だったのですが、それまでは繰り下がりのあるものとないものが混じると繰り下がりのないものの方を間違えたりもしていたのに、今回はそれもすんなり正解です。(むしろ私が問題を見間違えて、うっかり間違っていると言いそうになったぐらいで…(汗))

とにかく穏やかな表情のまま、算数が得意な子達に比べるとスピードは早くはないものの、なんだか優雅な雰囲気さえ漂わせながら次々と正解していく姿を見て、ああ、本当に「わかった」んだなぁと、なんだかとても嬉しくなりました。

どこかでどうしてもわからなくなるときが来るのかもしれませんが、少なくとも今は、少しスピードがゆっくりなだけで、決してそんなことは感じません。
どこまでできるようになるのか、なんだかワクワクします。

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2014年7月 3日 (木)

嬉しいけど悲しい

今日、ある小さな子とレッスンをしていたときのことでした。
その子は以前、他の教室に通っていたことがあるとのことだったので、うちの教室では初めてやることでも、もうやったことがあるものもあるのではないかと、何かしてもらう前に「これ、知ってる?」とか「これ、やったことある?」とか尋ねるようにしています。

これはその子に限らず、既にできることをあれこれ言われるのは面倒でしょうし、時間もムダになりますので、既に知っていることやできることはまずやってみてもらうようにしているからです。

で、あるプリントをその子はやったことがあると言ったので、まずはやってみてもらうことにしました。
ただ、どうも表情が不安げだったので、やり方や考え方を教えるのではなく、まず1問目の問題の選択肢のひとつを指して「これが答えかもしれない?これにはならない?どっちかわかる?」というような感じで尋ねたところ、ほんの少し考えて「ならない」と言ったので、「じゃあ×してくれる?」と言い、また次の選択肢を同じように尋ねたところ、今度はもう少し考えていたので「答えかもしれない?」とだけ尋ねるとうなずきました。そこで、「じゃあ、これは答えかもしれないからちょっとそのままにしといて、これはどう?」と更に次の選択肢を指すとさっと×を書いたので、最後の選択肢へ。そこでまた少しためらったので、「これかもしれない?」と尋ね、うなずくのを確認してから「じゃあ、これとこれ(先ほど×をつけなかった2つ)はどこが違う?」と尋ねてその2つの違うところを見つけてもらい、「じゃあどっちになりそう?」と。
すると、少し考えてきちんと正解を選ぶことができました。更に「どうしてこっちは違うの?」と選ばなかった方を尋ねると、何が違うのかそれもきちんと説明することができました。

同じ要領でもう1問やってみてもらい、それが正解になった時点で先ほどより表情が明るくなり、次の問題からは私が手伝わなくても、今一緒にやったように自分できちんと考え始めました。
そして、次々と正解していきます。

1問正解するたびにどんどん表情が明るさを増し、半分済んだところで教室におられたお母さまに「ママ!できた!」と言って更にやり進め、全て正解になったところでもう一度、「全部できた!」とニコニコ、満面の笑みでお母さまに報告。
そこまでは、ああ、本当に嬉しいんだな、こんなにニコニコしてくれて私も嬉しいなと思っていた次の瞬間、私の方を向いたその子の口からは

「あの先生(私は存じあげない方ですが…。)のところでは全然できなかったの。」

との言葉が出たのです。
その言葉を聞いた瞬間、泣きそうな気持ちになり、なんとも申し訳ない気持ちにもなりました。

その子が取り組んだ問題は小さい子でも具体物を使いながら一緒にゆっくり考えれば、できない子はまずいません。少なくともうちの教室に来てくれた子で、一緒にやってもそれができなかった子はひとりもいません。
もちろん、やり方を教えたわけではなく、具体物を使って実感して感覚的に理解できるようになったという感じです。
そういう、日常の中でも経験できるようなことに関わる問題が「全然できなかった」と小さな子が思ってしまうようになるなんて、どんな授業をしておられたのだろうと悲しいような腹立たしいような気持ちになりました。

でも、幸いまだ小さい子なので、できるようになるのも早いですし、できるようになれば自信が持てるようになるのか、来てくれた頃と比べても、取り組んでいるときの表情が明るく楽しそうなときがどんどん増えているように感じます。
その子の笑顔がもっともっと増えるようがんばろうと思います。

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2014年7月 2日 (水)

やっぱり疲れるんだな

今日のレッスンでのこと。
いつも真面目に一所懸命取り組んでくれる女の子なのですが、とてもよくできるときと、あれれ?今日はどうしたのかな?と思うときとがあります。

先々週は、こんな問題もこんなに考えられるなんてすごいなと感じたのですが、先週は前回できていたこともあやしく、計算ミスもしたりと、今日は何かあったかな?と気にしていました。

そして今日。
レッスンの最初に前回かなり苦労していたので、続きは来週にしようと預かっていたプリントを出すと、何事もなかったかのようにスイスイ。更に、新しい学習に移って、2枚目のプリントになったとき、これまでその問題をした子で、何の助けもなくすんなりできた子は数えるぐらいしかいなかった問題をとても穏やかな顔で考えた後、スラスラと解いてしまいました。
少し驚きながら、「すごいね!すぐわかったね!」と言うと、少しにこっとしながら彼女が言いました。

「今日、あんまり学校でお勉強なかったから。」

聞くと、近くの川に社会学習か何かででかけたとのこと。机に座ってする授業がいつもより少なかったということのようでした。

普段から、学校がお休みだと頭の回転やきれがいいなと感じる子は多いので、学校はやはり疲れるんだなとは思っていましたが、今日はこちらから何も言わないのに、彼女自身がぱっとその理由を言ったということは、本人も今日は頭がスッキリよく働くなと感じていたのかもしれません。

それを考えると、やはり、特に小さいうちは体力があるかどうかで集中が続くか、しっかり考えられるかにも影響してきそうですね。

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2014年7月 1日 (火)

7月スタート

梅雨に入ってから、あまり雨が降っていないような気がしますが、今日はもう夏になったなと感じるようなお天気でしたね。
今日のレッスンはひとりおやすみの子がいましたが、来てくれた子達は概ねみんないい感じでがんばってくれました。

しかし、それにしても早いですよね、もう1年の半分が過ぎてしまったとは…。
たまたま、そういえば長らく記帳していない気がするなと、今日出勤前に銀行に行ったのですが、帰宅してお財布の中については毎日つけている家計簿を見て愕然としました…。
ほぼ半年ノーチェックだったとは……。なにより、そんなにあっという間に半年近く経っていたことに本当に驚きました。

家に帰ってくるとついついダラダラしてしまって全くうまく時間が使えていないので、したいこともせねばならないこともいっぱいありますし、もっと有効に時間を使わねばと反省した1年の折り返しの日になりました。

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