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2014年4月30日 (水)

どうにか解決。(仕事とは無関係な話題です…。)

昔から、何か気になることがあると何かを調べたり、誰かに聞いたり、何とかして解決しようとする性格ではあるのですが、歳と共に物忘れがひどくなり、その分思い出せなくなっていることも増え、更に最近はインターネットでなんでもすぐに簡単に調べられてしまうこともあって、尚更覚えていなくてもなんとかなってしまうからなのか、時々真剣に自分の脳が心配になることもあります。

ど忘れして出てこないとかいうときに、そのままにするのでなく、どうにかして思い出してスッキリするのが脳のためにもいいという話を聞いたことがあるので、最近は著名人の名前や何かの曲などが思い出せないと、あれこれ調べ、それでもわからないと忘れるまでは断続的にでも考える続けるように心がけています。

で、今回、月曜にあるお店で懐かしの歌謡曲がかかっていたのですが、サビの本当に最後の部分だけが聞えた曲がなんという曲だったのか思い出せず、考え続けたもののダメで、色々検索もしてみたものの見つからず…。
そこで、フェイスブックの高校の同級生グループで聞いてみたところ、あまりに手掛かりが少なくて誰もわからず、その代わり、鼻歌を歌えば歌を探してくれるアプリや70年代、80年代に流行った曲のリストなど、色々な情報を提供してくれたもので、ますます途中で投げ出せなくなってしまいました。

現に、「早く答えを!」とか「すっきりさせて!」とかいうコメントも頂いてしまい、これは何が何でも解明せねばと…。
本当はやりたい仕事、やらねばならない仕事が色々あって、そんなことに時間を割いている場合ではなかったのですが、友人たちを巻き込んでしまった手前引くに引けなくなり…。

そういうときは本当に色々考えるものですね。
友人達が提供してくれた情報では辿り着けなかったので、お店で懐メロばかりがかかっていたというところから、きっとUSENなのではと推測し、USENのサイトで番組表をチェック。
膨大な数のチャンネルからいくつか目星をつけ、絞り込み。

でもなかなか辿り着けず、もしかしたらという可能性を感じるチャンネルが4つほどに絞れたところで、日付と時間でどんな曲を流しているかを検索できることに気付きました。
そこで、その店にいたおおよその時間を考え、それぞれのチャンネルでその日時で検索。かかっていた曲のうち3曲ほどはっきり題名がわかるものがあったので、それがないかと探したところ、そのうち1曲を発見。更に見ると3曲ともを発見し、とすればこのチャンネルで間違いないはずだと。

そのリストの中で題名を見ても全く思いだせない曲が何曲かあったので、更にそれを検索したところ、ようやく行きあたりました!
そのときの感動と言ったらもう…。(本当にどうでもいいことに恐ろしく時間を費やしてしまったわけですが…。)

知りたかったのが「夜明けのマイウェイ」という曲だったのですが、同級生のほとんどが知らないと…。
でも、発見したら、そらでも大半歌えるほどよく知っている曲だったのです!!記憶って本当に不思議ですよね…。

こんなことをしていたせいで貴重な時間を2時間近く費やしてしまい、結局今日も帰宅がすっかり遅くなってしまいました…。
でも、なんとしてでも調べねば!と思うと人間色々考えるもんだなぁと、それは我ながらちょっとだけ感心しました。

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2014年4月29日 (火)

仕事には全く関係ない話ですが。

つい先日あったとある出来事にいたく感動しまして、ちょっとその話題を書かせて頂こうかと思います。

日本で暮らしていると、肌の色による人種差別というものにはあまり縁がないので、海外のサッカーを見ているとしばしば問題になる人種差別のニュースを聞くたび、なんだか悲しくはなるものの、どういう心理でそういう言動を取ってしまうのかは今ひとつ想像ができません。

もちろん、白人の方全てが有色人種を差別しているわけではありませんし、実際はごくごく一部の人なのだとは思いますが、今の時代にあって、肌が黒いというだけで差別されるのは本当におかしな話です。

で、何があったかと言いますと、一部でニュースにもなっていましたのでご存知の方もおられるかもしれませんが、スペインのバルセロナというチームのブラジル人プレーヤー、ダニエウ・アウベスが、試合中に誰も予想しない行動をとったのです。

よろしければ是非この動画をご覧ください。

http://youtu.be/AHa13-lYvuc

長く続く人種差別に、試合中、それもコーナーキックを蹴る大事なときに、咄嗟の判断でこの行動を取り、更には動きに全くの無駄がないのは、もう感動でしかありません。
拾ってからキックするまでの動作が本当にスムーズなのです。

私はこのシーンを見て思わず泣いてしまいました。
黒人差別の意味でバナナが投げられることがよくあるそうなのですが、これ以上見事な反撃はないのではないでしょうか。
なんて頭のいい人なんだろうと、アウベスが大好きになってしまいました。

そして、彼のこの毅然とした態度に共感したチームメイトのネイマールがすぐに自分と息子がバナナを持っている写真を公開し、「我々はみんなサルだ」とコメントして人種差別に反対の意思を示したところ、多くのサッカー選手やサッカー関係者、更にはそれを知った著名人達にどんどん広がり、ここ数日、色々な方がバナナを持った写真に「我々はみんなサルだ」や「人種差別反対」という趣旨のタグをつけて公開しているのです。

もしアウベスが投げ込まれたバナナを無視したり、ただ拾って投げ捨てたりしただけだったら、その後問題視され、やった人が処罰されることはあったとしても、こんなに大きなうねりになることはなかったのは間違いないでしょう。
あの一瞬の機転が、これまで何も感じていなかった人や、何かを感じながらも行動を起こすきっかけがなかった人までも巻き込んで、広がっているのがすごいことだなと。

理不尽なことをされたとき、ただ腹を立てるだけでなく、冷静にこういうことができる人は本当に素晴らしいですね。
少しでも見習いたいものです。

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2014年4月28日 (月)

すみません!!

今日はなぜか1日中眠く、出勤するのも遅くなり、夜は友人と約束があったので、早目に切り上げて出かけ、食事して帰ってきたのですが、結局知らないうちに寝入ってしまっていたようです…。
もう明け方なので、とりあえず形だけの更新で失礼いたします。
29日、天候が気になりますし、ひどい雨になるようならご連絡差し上げますが、レッスン予定の方はどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年4月27日 (日)

今日はなんだか1日やたらと眠かった…。

今日はオフだったのでいくら寝てもいいのですが、土曜は大抵サッカー三昧の上、3時45分からひいきのチームの試合があったというのに、2時頃に寝落ちしてしまい、目覚めたら試合が終わっている時間…。
そこから録画で観戦し始めたのですが、とにかく眠くて途中でまた眠ってしまい、次に目覚めたら再生もとっくに終わっていて、再び続きあたりから見始めたのですが、気づくとまた今度は終了間際に寝てしまっており…。
そんなこんなで断続的に何度も寝てしまった上、お布団でちゃんと寝なかったせいか、たっぷり寝たという満足感もなく、なんだかなぁといううちにお昼になり…。

結局、掃除と洗濯をしたぐらいでぐーたらと過ごしてしまいました。
そして、既にもう眠いという…。ホントどうしたことでしょう?春眠暁を覚えず?

明日はちょっと仕事もする予定です。
そして、明後日は祝日ですがレッスンです。今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年4月26日 (土)

今週も無事終了しました。

早い方は今日からゴールデンウィークという方もおられるようですね。
子ども達は来週は飛び石でまだ学校がありますから、ご家族でお出かけになるのは連休後半になるんでしょうか?

もともと人ごみが苦手で出不精ですので、連休中に人が集まりそうなところに出かけていくパワーは恐らくないと思いますが、このゴールデンウィークは今手をつけていることをできるだけ先に進めたいと思っているので、そういう意味で楽しみというかありがたいというか、そんな気分です。

お休みで仕事をする時間が取れることが嬉しいと思えるなんて一体いつ以来だろうと思ってしまいますが、さんざんのらりくらりしたので、この時期が少しでも長く続くといいなと思います。

今日のレッスンはみんな結構いい感じで調子もよく、特に来週土曜はレッスンがお休みになりますので、ほとんどの子に普段より少し多めに宿題を出せたのがありがたかったです。

そして、ある子が問題を考えている姿を見ながら、スラスラ速く計算できるものの意味がわかっていない子と、見ていて気の毒になるぐらい時間はかかるもののやっていることの意味を理解していたり、どう考えればいいのかわかっていたりする子がいたとして、学校やペーパーテストなどで評価されるのは、恐らく断然前者なんだろうなと。

でも、自分がしている計算がどういう意味なのかが全くわからず答えだけは出せる状態と、計算には時間がかかるしミスも少なくないもののきちんと考えている状態とでは、長い目で見てどちらが大事なんだろうと。
少なくとも後者の子が劣等感を持ってしまわずに済むよう、その子ができているところは、大いに認めてあげられたらいいんだけどなと思います。

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2014年4月25日 (金)

少し前進。

先日来、ようやく本腰を入れて取り組み始めたことは、今のところ私としては結構真面目にがんばっているのではないかと思うのですが、いかんせん、分かっていないことが多過ぎて、パソコンやワード、エクセルなどがある程度分かっている方なら簡単なんだろうと思うことでも、いちいち時間がかかり、連日、自分の想定の1.5倍か2倍の時間がかかっている有様です。

それでも、これまで数年間、ちょっとやっては止まり、またちょっとやっては止まり、結局また1から考え直し…みたいなことを繰り返してきていたのも、どうやら全くの無駄ではなかったのかもしれないと、そんなことを感じながら作業をしています。

そして、何より、もっと早く気づくべきだったと思っているのが、パソコンを使ってそれっぽいものを仕上げるには恐らく相当時間が必要だろうから、とりあえず最初はラフで全て書きあげようと思って始めたことが、結局はラフである限り何百枚書こうともただの1枚も完成していないため、達成感というものがなかったように思うのです。

今は目指すゴールは遥か彼方ではあるものの、ほんの5枚、10枚でも、一応使用に耐えるものが出来上がっているので、それが励みになって続いているのかなと。

もっと作業の時間がほしいとまで思っている自分に少し驚きつつ、これまで数年ダラダラ無駄遣いしてきた時間をちょっと後悔してしまいます。
まあ、それでも多分、レッスンが忙しいときにはここまで力を注ぐのは難しかった気がするなとも思っていますので、やはり「今」がそのときなのかもしれません。

もともとゴールデンウィークは何の予定もありませんが、この分だと作業に励む連休になるのではと思います。
もう少し形になってきたら、何らかのご報告ができるといいなと思っています。

さて、明日もレッスン。どうぞよろしくお願いいたします。

早い方は明日からゴールデンウィークという方もおられるのでしょうか。
よい週末をお過ごしください。

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2014年4月24日 (木)

2日連続申し訳ありません…。

今日はレッスンの後、引き続き仕事をしていたのですが、このところ連日遅くなっていたので、遅くても22時前には切り上げて帰ろうと思っていたのですが、しばらく作業をしてふと時計を見たらもう23時を回っていまして、大慌てで片付けて帰ってきました。

まだ食事もしていないのですが、パソコン作業を延々していたせいか、珍しくかなり肩が凝ったなぁと感じているもので、先にお風呂に入ってこようかと。
ついでに読書もしようかと思っているので、既に日付が変わっていて、お風呂を上がってからまた改めて書くのは無理かも…。

というわけで、また形だけの更新です。覗きにいらしてくださった方がおられましたら申し訳ありません。
明日こそ早目に書けそうなら何か書きたいと思います。

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2014年4月23日 (水)

すみません…。

昨日、帰宅後も食事の後仕事をしていて、今日はかなりの睡眠不足だったせいか、食事の後眠ってしまっていて、一度起きたのに、すぐまた寝てしまっていました…。
もう明け方で、まだボーッとしているもので、今日はひとまず形だけの更新で失礼します。
申し訳ありません。

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2014年4月22日 (火)

まだまだだな…。

今日はなんだか変な日で、今日のレッスン予定の子がひとり体調不良で欠席。
1つ目のレッスンが始まってもいつまで経ってもひとり来ないので連絡を入れたら、おうちの方がお忘れになっておられたとのことで時間変更。

1つ目のレッスンに来ていた子は、一体何がどうなったんだかという、これまで遭遇したことのない不思議な答えを書いていて(それも大きな数の単元で、漢字で書かれたものを数字に書き直すものだったというのに、いきなり書かれている数字が全く違っており、行を見間違えたのかと思って下の行を見ても全く違う、計算したのかと思ったものの、桁数も違っているし、カッコを挟んで上と下を足したり引いたりしたとも思えず、しかし、本人はどう考えたか説明できず…。)、どうにかこうにかそこからは抜け出してもらったものの、その後も、え?なんで??というような答えを連発。
これまでその子より算数が苦手な子は何人もいましたが、その単元のそこでそんなに苦労した子は全く記憶にないだけに、何が起きているのか推測できず、初めは穏やかに声かけしていたのが、こう言ってもダメ、ああ言ってもダメと、だんだんどういえば通じるのかお手上げになってきて、ついつい口調がきつくなり…。

でも、怒っても仕方ないんですよね。その子は大真面目に何か考えているわけですから。
で、心の中で反省するものの、一度きびしい口調になるとすぐに切り替えることもできず、自己嫌悪に陥りつつレッスンが進んでいくことに…。

しかし、今日は久々に負の連鎖。
その子が座っていた席に座った子達が、次の時間もその次の時間も不調。普段なら絶対わかりそうなことがわからなかったり、たった今やったことができなくなったりということが連発して、そのうち私も、いいのか悪いのかは別として、「今日はこの席はあかんのやわ。今日はあかん日やね。」と笑うことができました。

あ~…まだまだ人間がちっともできていなくて落ち込みます…。
落ち込んでいても仕方ないんですけどね…。

明日は1日笑顔でレッスンできますように。

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2014年4月21日 (月)

よく歩きました。

極めて出不精で、特にここ数年は買い物に街に出るのさえ億劫になってしまって、昔は街に出たら3、4時間平気で歩きまわっていたのになぁ、なんだか遠い昔だなぁと思っていました。

しかし、今日は昨日のブログにも書きましたが、本腰入れてやろうと思っていることに関係して、色々探し物をせねばならなかったので、三ノ宮に出て、東急ハ○ズの中をうろうろ、ダ○ソーをうろうろ、ジュ○ク堂をうろうろ、そご○をうろうろ。その後教室の最寄り駅まで戻ってきて、更に2軒のダ○ソーをうろうろ。
その時点で全く座ることなく、休憩せずで3時間以上経っていて、ちょっとびっくりしました。
その気になればまだそこそこ歩けるようです。(苦笑)

探し物は全ては揃わなかったのですが、とりあえず出勤して仕事。
さすがにまだ週初めなので、22時前で切り上げて先ほど帰宅しました。
大量に色々なレシートがありますが、帰りにスーパーに寄った以外は全て仕事関係の買い物しかしていないのがこれまた微妙。(苦笑)三ノ宮に出たというのに、身につけるものとかそういうものは一切見ずに帰ってきてしまいました。まあ、いいんですけど…。

今日はさすがにくたびれているので、早寝できそうです。(笑)
明日からまたレッスンもがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2014年4月20日 (日)

オフでした。

今年度、例年より時間の余裕があるため、今年こそ、もう長年のばしのばしにし続けてきたことに本格的に手をつける決心をし、更に、決心しただけだと恐らくまた途中で続かなくなって…というパターンになるのではないかと、自分をちょっと追い込んで(その行動を起こすまでにも時間がかかりましたが…。)、今はようやく久しぶりにちょっと気合いが入っています。

もう過去に何度も何度も書いては頓挫、書いては頓挫し続けてきて、狼少年どころの話ではないので、今回はある程度のところまでやりましたと言えるまでは具体的にどんなことをしようとしているかは書かずにいようと思いますが、とにかくこれまで何度も、できない理由を見つけては自分を正当化するようなことばかり繰り返していたので、ちょっとぐらいブサイクでもダサくても、とにかく形にしてみることにしました。

ここでここまではちゃんとやりましたと書けることを今回こそは真剣に目指したいと思います。(他の方を巻き込む作戦に出ましたので、これまでよりはがんばれるはず…。)

というわけで、昨日もレッスンの後4時間ぐらい残って仕事をしていましたし、今日もオフにしては2時間ぐらいちまちまと作業をしていました。
そして、明日もそれに必要なものを探しに出かけたり、出勤して作業をしたりする予定です。
久しぶりになんだかちょっとワクワクしています。この勢いをどこまで持続できるかが最大の問題!!
1日でも長く続くよう、がんばりたいです。(めちゃくちゃ抽象的で申し訳ありません…。)

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2014年4月19日 (土)

こんなに嬉しいんだな。

1年生から来てくれていて、毎回本当に一所懸命がんばってくれているものの、算数はかなり苦戦、それでコツコツがんばり続けている子とレッスンをしていたときのこと。
前回までは時間計算や時間の換算などをやっていて、ここでもかなり粘り強く取り組んでくれていました。もともと、時間計算は算数が得意な子でも面倒がることが多いものですから、苦手な子にとっては本当に頭をフル回転させているんだろうなと、諦めずによくがんばっているなぁと感心もしていました。

その、面倒だった時間計算などがひと段落し、今回は割り算をすることに。すると、既に学校で覚えているはずの九九もスラスラ流暢にとはいかないその子が、スイスイ順調にプリントをこなしていきました。
もちろん、今回やったあたりは割り算の導入や基本的な部分なので、大半の子がスムーズに行くところではありますが、これまで何年かの間のその子のことを考えると、確かにかなりスイスイと楽しそうに解き進んでいくのです。

プリントがどんどん重なり、普段、難しくて煮詰まってしまうと3枚ぐらいで終わってしまうこともあったり、そうでなくても6、7枚できれば結構できたと満足するほどだったのが、それを越え、更に進んでいったとき、突然

「うわぁ、プリントいっぱい!どんだけやったんやろ?」

と嬉しそうな顔で数えようとしました。気持ちもわかるので、やりかけのプリントが終わったら数えていいということにして、その時点で9枚。

「うわぁ、9枚も!こんなにできたん初めてちゃうか~。えらいって言ってくれるかなぁ。」(多分おうちの方がだと思われます。)

そういいながらこれまで見たことがないぐらいの嬉しそうな顔。
まだレッスン時間は残っていましたので、そこから更に取り組んでもらい、結局最終的に11枚のプリントをやることができました。

するともうどこかおかしくなったのでは?と心配になるぐらい、まるで酔っ払っているぐらいのへらへら、ふにゃふにゃ状態になり、立ち上がろうとしても座りこんでしまったり、げらげら笑い出したりと、一緒にレッスンをしていた子やお迎えのおうちの方も一緒になって笑い出してしまうほど。(私もおかしくて涙が出たほどで…。(苦笑))

でも、その姿を見ながら、そうか…と感じたことがありました。
もともと算数に限らずお勉強全般にあまり好きではないらしく、教室で算数をしているときも一所懸命ではあるものの楽しそうな様子を見られることはそう多くはありませんでした。
ですが、その子の力で十分解ける、少し考えれば解ける、そんな問題であればこんなにも楽しそうに、嬉しそうにするのだなと。つまり、勉強が好きではないのではなく、現状では学校の勉強がその子にとって難しいと感じるレベルなのではないかと。

もちろん、スラスラできるものばかりやっていても力は伸びていきませんから、そのあたりの加減は難しいところですが、その子にとってぐっと集中して考えれば答えが出る、ちょうどよい難しさの問題に取り組めるのであれば、きっともっと楽しいと感じられることが増えるのではないかと。
そうでなくても、スラスラ解ける問題とうんうんうなりながら考える問題を交互にやってもらうなどすれば、算数って楽しいところもあるかも…と思えるようになるのかもしれないなと。

ふにゃふにゃでげらげら笑うその子の姿を見ながら、また大事なことに気付かせてもらったなと思いました。

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2014年4月18日 (金)

随分慣れてくれたようです。

少し前から、随分恥ずかしがりで人見知りな女の子が来てくれているのですが、最初はもう見るからにガチガチに緊張していて、それでも一所懸命取り組んでくれているのが伝わり、可愛くて仕方ありませんでした。

何度かレッスンをするうち、時々笑顔が見られるようになり、少しずつ慣れてきたみたいだなと感じていましたが、今日のレッスンではこれまでで一番、とても自然な笑顔を見ることができ、笑い声も随分大きくなりました。
少なくとも、私に対してはもう緊張しなくなったようで、それがとても嬉しく感じられました。

事情があって算数が遅れている状態で来てくれたのですが、とにかく毎回とてもとても一所懸命がんばってくれていて、この分だとそう遠くないうちに当該学年にまで追いつけるかもしれないと、それもますます楽しみになってきました。

子ども達とレッスンをしていると改めて感じますが、自分がやりたい、やろうと思っていることは、興味がないこと、嫌々やっていることとは全く比較にならないぐらい捗りますし、身にもつきますね。
ですので、算数が好きではない子でも少しでも楽しいと思ってもらえる場面が増えるように、自分にできることをもっともっと考えていかねばと思います。

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2014年4月17日 (木)

ホントに伸びたなぁ。

このところ何度もブログに書いていますが、今日のレッスンでもやはり、ある子の取り組む姿を見ていて、ああ、これはいよいよ本物なんだなと、見ていて嬉しくなりました。
計算の力はもちろんのこと、分数というのがどういうものなのかの理解も前回より更に進んだ印象でしたし、何よりびっくりしたのが、分数の大きさ比べをするのに、何かしきりに計算をしているので、いったい何を計算しているんだろう?と手元を見ると、360度を割ってみて、どちらが大きいか確かめているのです。

というのは、教室の子達はまだ通分などを習う前に同分母はもちろん、異分母の分数の大きさ比べまでするのですが、それはあくまでも大きさをイメージする、もしくは図に描き表すなどして、量として大きさを感じながら比べてもらうというものなのです。

で、過去何人もの子とその問題を一緒にやってきましたが、量の感覚が優れている子であれば頭の中で何かイメージしている風があるだけで、スイスイ解いてしまうこともありますが、多くの子は同分母のものなどは別として、異分母で大きさが比較的近いようなものは図を描いたりしながら考えたりというのが一般的です。
しかし、今日のその子は、難しいものは360度を割ってみてそれをいくつ集めて…と計算していたのです!

長い間、私や別の先生の顔を窺いながら、答えはこれで合っているのかな?と探るような状態から抜け出せず、適当に答えを書いては消し、書いては消しを繰り返していた子と同じ子だとは思えないぐらい変わったなと感じることがたびたびあります。

少なくとも360度を割って考えるという発想はこれまで私自身全く思いつきませんでしたし、過去にそうやって解いた子もいなかったのです。
ですが、確かにレッスンの中で、円の折り紙を分度器を使って3分の1や5分の1にするということもやっているので、そこからその発想が出てきたのでしょう。
何より素敵なのは、そうすれば大小比較ができるということにその子自身が気づき、何も言われなくてもそれで考えてみたということです。

やり方を教える指導では絶対に出合えない場面なのではないかと思いますし、こういう気づきを子どもからもらえたときは本当に感動します。

それにしてもすごいな~!!
もちろん私は大人ですから、異分母分数の大小比較もほとんどは通分さえしなくてもどちらが大きいかわかりますので、尚更今となってはそんな発想は全く出てこなかったのです。頭が柔らかいって本当に素敵ですね。

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2014年4月16日 (水)

完全復調

1年生の頃から通ってくれて、この春から中1になった子がいます。
もともと結構じっくり考えることができるタイプの子で、年を重ねるごとに安定感が増し、この分なら中学に行っても心配ないなと思っていたのですが、6年の半ば過ぎから数ヶ月、かつてない大スランプ?に陥りました。

それまでは宿題などもきちんとやってきてくれていたのが、やり忘れやケアレスミスが増え始め、何か環境の変化でもあったのかと尋ねてみてもそんなことはないと言われ、一体なぜこんな状態になってしまったんだろうと、随分心配していました。

そんな不調が続き、忘れ物も頻発するようになり、やはり何かおかしい気はするものの、本人に聞いてもおうちの方に聞いても心当たりがない様子。
であれば、さすがにもう少しきちんとしてくれないと、小学校卒業も近づいてきているんだから…とあるときレッスンの終わりに少しこんこんと思うところを言わせてもらいました。
それを聞きながら、どこか悔しそうにしているようにも見えましたが、目からぽろぽろ涙が。

そして、本当に何があったのか、どうしてなのかわからないのですが、その次の週から再び、スランプに陥る前の彼が戻ってきたのです。
忘れ物もほとんどなくなり、宿題も随分きちんと取り組んできてくれ、更にじっくり考えられるようになり、正答率も格段に回復しました。
その状態が今で数週間続いており、今回のレッスンでも、へぇ~、ほとんど何も説明していないのにそこまで解けるのか!と感心したほど。

あの重苦しかった数ヶ月は一体何だったのか、結局よくわからぬままですが、小学校の締めくくりを気持ちよく済ませ、中学校入学後も好調を維持してくれているようなので、本当に安心しました。


それにしても、その子も含め、小6、中1になるまで通ってくれている子達を見ていると、小さい頃からしっかり理解して積み上げてくると、ここまで説明が要らなくなるんだなというようなことをよく感じます。
ワークブックの解説などにさも公式のように書かれていることなども、わざわざ覚えようとする必要もなく、当たり前のことであったり、考えればすぐわかることであったりということが少なからずあるのです。

例えば今回のレッスンで方程式の「移項」についての説明が出てきたのですが、等号を挟んで右辺から左辺、左辺から右辺へ移行すると符号が逆になるというものも、私自身がそうだったように、最初にそういう説明を受けてしまうと、意味を考えず、機械的に符号を反対にしてしまいがちです。
そうなると、例えば「1+2=3」が「3=1+2」と書いても正しいということに思いが及ばず、この例でいえば左辺にある1+2を右辺に、右辺にある3を左辺に動かすということで、わざわざ「-1-2=-3」としているような(もちろん、ただの数字ではなく文字を含んでいる方程式などでの話ですが。)ことをしている子も見受けられるのです。

ですが、式の意味を考えれば「移項するから符号が変わる」という機械的なインプットをしなくても、そうなるのが当然であり、何をわざわざ?というようなことでもあるわけです。

そんな場面に出合うたび、小さい頃にどんな学びをするかは本当に重要なのだなと、何度も再認識します。

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2014年4月15日 (火)

図形の感覚

一緒にレッスンさせてもらっている子達の中に、僅かながら図形に関する感覚がかなり乏しい子がいます。
そうは言っても、恐らく学校などではそういう子も一定割合いるのだろうと思うのですが、教室に通ってくれている子達で、特に小さい頃から来てくれている子達は、女の子であっても平均かそれ以上にできる子が多いため、その差を余計感じてしまうということもあるのかもしれません。

展開図などで既に他の面とくっついている辺は更に別の辺とくっつくわけがないのですが、組み立てたときにどの辺とくっつくかを問う問題であり得ない辺にマルをつけるであるとか、対称図形で、どう見てもそれは折っても重ならないだろうと思えるものや、180度回したら同じには見えないだろうと思えるものも、なかなかぴんと来ない、その他にも、もともと空間図形が得意ではない私から見ても、「え?さすがにそれはないでしょ??」と思ってしまうような答えを選ぶ子がいるのです。

今ちょうど読んでいる本が幼児の時期の家庭教育について書かれている本なのですが、その本を読んでいて、確かにそういうことは大事だよねと思うことが色々あり、教室に小さい頃から通ってくれている子達の中に図形が極端に苦手な子がいないことから見ても、小さいうちに図形感覚を実体験として身につけることが後に大いに役立つのではと感じます。

例えば、本にも書かれていましたが、小さい頃に折り紙を2つ折りにして切るような遊びをたっぷりした子は、感覚的に線対称を理解できるようになるでしょうし、色々な箱を切り開いたり、それをまた組み立てたりという遊びを経験すれば展開図の問題も身近に感じられるようになるように思います。

もちろん、空間認知の能力に関しても個人差はありますから、そういうことを小さい頃から意識的にしていればみんなが同じようにできるようになるわけではありませんし、そういう働きかけをさほどしなくてももともと得意という子もいるように思いますが、得意ではない子も意識すればある程度高められる能力ではあると思います。そして、それは小さいうちであればより効果が高いのではないかと感じています。

ただ、ここで大事なのは、小さいうちにドリルやペーパー問題などで習熟させるという意味では決してないということ。具体物を使って、遊びを通して、そういう感覚を養うということではないかと。

ある程度年齢を重ねてしまうと吸収に時間がかかったり、努力に比しての成果が小さくなったりする面はあるように思いますが、それでも意識して具体物を使って実感することで伸ばしていける能力なのではないかと思いますので、もしお子さんが図形問題を苦手としておられる場合は、実際に紙や積み木、スポンジなど、使えそうなものを使って考えてもらうことを意識してみられるとよいのではないかと思います。

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2014年4月14日 (月)

わずかながら…。

今年度、レッスンは時間の余裕があるため、ここ数年サボっていたインプットを心がけようと、手初めは読書の時間をもう少しちゃんと取ろうと心掛けて新年度を迎えましたが、とりあえずなんとか今のところ週1冊ペースは保っています。

ダラダラしている時間やなんとなくサッカーやらのスポーツを見ている時間、スマホをいじっている時間などを減らせばまだまだ余裕で読書時間を作れるのは間違いないのですが、昨年度までの読書ペースの落ち込みは我ながら情けないものがありましたので、それを思えば少しはマシになっているかなと。

そして、これまた偶然なのかなんなのか、教室を始めたときに大きく影響を受けた本が何冊かありまして、その著者の先生方の本はその後何冊か読んだものの、ここ数年は教育書の類から少し離れがちだったこともあって、どの先生のものも読んでいなかったのに、今手元には大きな影響を受けた先生方のうちお二人の新しい著書があり、更に別のお一人にはこの春直接お目にかかれたという。
これはやはり偶然ではないのかもしれませんね。今年は再スタートの年なのかもしれません。

さて、明日からまたレッスンです。
最近は花粉症の子も少なくないのが気の毒ですが、みんな元気に来てくれるのを待っています。

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2014年4月13日 (日)

オフでした。

今日は更新お休みします。

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2014年4月12日 (土)

力不足なのは事実だけど…。

今日はあるレッスンでまたも泣かれてしまいました。
レッスンが終わってお迎えに来られたおうちの方に「先生コワいんやもん」と言われてしまい、まあ、確かにそれは否定はできないので、正直に「あのとき(泣き出したとき)はコワくなかったやん?」と言ったら、おうちの方にウケてしまいました…。

でも、本当に、その子が泣き出したのはレッスンのまだ最初。記憶の問題を調子よく終わらせた直後、宿題のプリントの間違い直しをしてもらおうと思い、プリントを机に置いた途端表情がどんより。
私は聞いていないと思ったのかもしれませんが、「あ~あ、引き算できへん…」というようなことを小声でつぶやいたようだったので、引き算をするのではなく、もともとスラスラきちんとできていた足し算の筆算で答えがおかしいことに気づいてもらおうと「これとこれ足してみて。」と2つの数を赤鉛筆で指して、当然この段階で怒っているはずありませんから、普通に言ったのです。

しかし、気持ちが沈んでしまっていたからか、もう既に半泣き。いっこうに足し算を書こうとしてくれません。そこでもう一度「この数とこの数、筆算でいいから書いて足してみて。」と言ったのですがやはり全く聞いてくれる気配がなく、言っているのとは別の問題を考え始め、再び間違い…。
そちらを先にやりたいのであればと、今度は「60から12引いたらいくつ?」とここも普通の口調で尋ねたのに、全く聞いてくれず、どんどん違う答えを書いては消し、書いては消し…。そして涙…。

ただ、この子が泣くのは珍しいことではなく、更に、低学年の間、問題が少し難しいだけで突然泣き出す、なぜかわからないけど煮詰まって泣き出すという子は過去に何人もおり、そういう子達もみんな、年齢を重ねると泣いていたのは遠い昔のこと、もしくは本人は忘れてしまっている様子だったりと、そんな姿を見てきましたので、私が怒ったわけでもないのに突然泣き出した子達は本人が泣きやむまでは多少の声かけをするだけで、なんとかして泣きやませようとはしません。

更に言わせてもらえば、もちろん、読みを誤ることがないとは言えませんが、子どもに向けて何かをやってみてというときは、その子がちゃんと考えれば必ずできずはずだと思うことをさせますし、もしかしたらできないかもと思う場合には「まず考えてみて。どうしても無理やったら助けるわ。」などと声をかけてからやってもらうようにしています。
そして、今日その子にやってみてと言ったことはどちらも、普段のその子には決して難しいことではなく、実際、泣きやんで落ち着いたらちゃんとできたことでしたので、迷ってしまうのです。

もちろん、全ては私がもっと寛大で指導力があれば解決することなのだろうと思いますが、できると思うことをやってみてと言ってやってくれない場合、再度促してみますが、もし本人がやりたくないのであれば怒ってまで何が何でもやらせようとは思いません。また、相手が小さい子どもだからといって、本来持っている力を出していないうちに手取り足取りするのはその子の考える力の邪魔にしかなりませんから、やはりそれもできないのです…。

となると、泣かれても機嫌を取ることもできず、怒って無理矢理問題をさせることもできずになってしまうんですよね…。
いつになったら上手に対応できるようになるのか、自分でもちょっと情けなくなります…。

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2014年4月11日 (金)

ホントに安定感が出てきたなぁ。

今日のレッスンでもある低学年さんが先週まではまだ少し不安そうにやっていた問題を、とても穏やかな表情で自信を持って解いていく姿を見ながら、なんだか幸せな気持ちになりました。

その子は通ってくれるようになって3年ほどになるのですが、当初、少ない数のうちは楽しそうにやっていたものの、100あたりからかなりスローペースになり、更にまだ幼いこともあってレッスン終盤になってくるとそれまでできていたこともできなくなったりもしていました。
それが学年が上がるうちにだんだんと安定感が感じられるようになってきて、何より、以前時々見せていた不安げにこちらの表情を伺って合っているかどうか確かめようとする姿を見ることがなくなりました。

そして、レッスン中、難しい問題が出てきても穏やかな顔で問題に向き合えるようにもなり、時にはニコニコ楽しそうに笑うこともあり。
2年目の途中から変わり始めたと感じていましたが、ここにきて一層安定感が増した感じがします。

教科書の学年配当だと1年以上先の内容を前々回ぐらいからやっているのですが、2年前にはここまで伸びを見せてくれるとは正直なところ予想していませんでした。
今年度のレッスンもワクワク感を持って進めていけそうです。

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2014年4月10日 (木)

やはり進化したみたい。

先日ブログに書きましたが、通ってくれるようになって1年以上、なかなかじっくり考えようとせず、私やお手伝いの先生の顔を伺ったり、解答を覗き見しようとしたりして怒られたりしていた子が、そういえば最近変わってきたような気がするなと思っていましたが、どうやらこれは本物の予感がします。

前回のレッスンで、え?あれれ?と思うような反応を見せるときもあり、やはり子どもは一進一退なのかなと思ったりしていましたが、今回のレッスンで、これまでその問題に取り組んだ子たちの多くがかなりあれこれ考え、それでもどう考えていいやらからず多少の手助けをしたことも少なくない問題がいくつか出てきたのですが、前回のレッスンで苦労したことも1週間経って何らかの形で昇華されたのか、正直なところ、内心(え?!ノーヒントで解けたん?!)とかなり驚いてしまったほどで、ただ、それを言うとその子の能力を低く見ていたことになってしまいそうで、その場では言葉にせず、そのかわり、目を見開いてうんうんと頷き、いつもよりぐるぐるのマルをつけたりしました。

とにかく1時間の間中ずっとかなり集中して考え、大半を自力で答えに辿り着き、更には量も結構たくさんやり遂げて、恐らく本人もかなり満足したのでしょう。
終わって帰るとき、「よくやったね。」と声をかけると、嬉しそうな顔で元気いっぱいに「さようなら!」と挨拶して帰っていってくれました。

低学年から高学年に上がるその前に調子を上げ始め、この分だといい感じで高学年のスタートを切れそうです。

教室を始める際お世話になった先生が、例えば小さい子が掛け算ができるということを友達に自慢したりすることがあるけれど、それは本当の能力がついている姿ではないのだというようなことを言ってらしたのですが、どういうことかというと、人はできて当然と思っていることについてはわざわざ自慢などしないのだと。
言われてみれば確かに、例えば、大人になって掛け算ができることを自慢する人はまずいないでしょうし、中学校の英語の教科書が読めることを自慢する人も恐らくいないでしょう。

それはできて当然だからしないのであって、仮に自慢などしたら、周囲から呆れられるかもしれません。
つまり、子どもであっても、自分がしていることが当たり前のことだと思っていれば、それをわざわざ同年代の子に自慢しようなどという考えにならないものなのだと言われればそうなのかもしれないと思うのです。

そして実際、子ども達を見ていると、周囲の大人の反応をうかがいながら問題を解いている段階の子や、計算だけ先取りしてできるようになっているような子はしばしば自分ができる何かをことあるごとに「私○○できる!」とか「ぼく、もう□□できる!」とか言うのです。
ですが、算数が得意な子、算数が好きな子は「やった!できた!!」というような感じで喜ぶことはあっても、他者に向けて自分はこれができるのだと自慢する姿を見た記憶がほとんどありません。

で、上述のその子は以前はしばしば何かにつけ自慢していたのですが、そういえばここしばらく、そういうことを言うのを聞いたこともなく、明らかに顔つきが穏やかになったように感じるのです。
もう何週にも渡って感じていることですので、どうやらこれはいよいよ本物なのではと、とても嬉しく感じています。

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2014年4月 9日 (水)

分数を使いこなす

あるレッスンで改めて気付いたことがあります。
算数が大好きで、センス抜群の子がいるのですが、その子はこれまで一緒にレッスンさせてもらった子達の中でも数の感覚に関してはずば抜けているのではというような子です。

計算の問題を考えているときなども、こちらが驚くような方法で答えを出してしまうことがあったり、何も言わなくても工夫したりということをどんどんやってしまって、そのたびしみじみ感心するのですが、先日来、大人が見ても「うわ、面倒だな…」と思うような小数第2位や第3位まであるようなものの掛け算や割り算が出てきたとき、その子が突然分数にして考え始めたのです。

分数については、その子とはまだ約分や通分は一緒にレッスンはしていないのですが、算数大好きな彼は既に約分を知っていて、小数同士の掛け算や割り算のうち、いかにも面倒そうな何問かを一旦分数に直して計算し、それを小数に直して答えるというようなことをし始めました。

何も言わなくてもそれを思いついてやってしまうのがまたすごいわけですが、その姿を見ていて改めて思ったのです。
小数計算はできた方がいいのかもしれませんが、中学校以降は小数同士の計算をする機会はほとんどなくなりますし、小学校で習う範囲では小数で表せない数はあっても分数で表せない数はないわけですから、そういう意味でも分数を優先して構わないのではないかという気がしないでもありません。

もちろん、面倒な計算ができる方がよい、その方が能力が高いというような意見もあるだろうと思いますが、極端な話、単純計算であれば電卓でもできるわけで、そういう意味でもただ答えを出すだけであれば、むしろ工夫したりして頭を使う方がより高い能力が必要になるようにも思います。

問題を控えて帰るのを忘れてしまったのですが、小数第3位まである数に0.4を掛けた答えが書かれており、「0.4」の部分が虫食いになっている問題で、商を割られる数で割れば虫食い部分の「0.4」が出てくるものの、それぞれ小数第3位まであるのを見ると、暗算ではちょっとひるんでしまいますし、筆算を書いてもちょっと気持ちが萎えてしまいそうになります。
しかし、分数で表してどんどんどんどん約分をしていったところ、最後が5分の2というスッキリした数になり、5分の2は10分の4と同じなので0.4と置き換えることができました。

もちろん、数の感覚に優れている子だからこそという面もなくはないとも思いますが、別の考え方をすれば、計算が苦手な子が桁の多い掛け算や割り算をするのであれば、分数で計算することの方が簡単かもしれないとも思えます。

小数や分数の学習を終えた子達にはもっと積極的に小数を分数に置き換える練習をしてもらうのもいいかもしれないなと思いました。

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2014年4月 8日 (火)

今日も引き続き…。

土曜の時点でメールの送受信ができるようになったと思っていて(実際、自分のスマホと送受信したりのテストもしましたし…)、保護者の方からのメールも届いていたので安心していました。
しかし、昨日出勤したときにメールをお送りしたお二人からその後返信がなく、特におひとりは確認を要する内容だったので、もしかして届いていないのかもと、自宅から再送したところ、やはり届いていなかったとのこと。

なんでだろうなぁ…と思いながら出勤し、メールアプリ(Win8以降に入っているメールをするためのものはメールソフトではなくメールアプリなのだそうで、ただ、私には何がどう違うのか全然わからないのですが……。)を立ち上げて、分からないなりにあちこち見てみると、確かに送信トレイにメールが残ったままになっています。

これまでだと未送信でメールが残っているとソフトを閉じる前に「送信しますか?」みたいなお尋ねをしてくれていたはずなのですが、今回はそういうことはなし。たまたま何かおかしかったのかな?と送受信ボタンをクリックしてみても、全く送信される気配はなし。
しかし、受信はできている。更に、Outlookのアドレスでは何事もなく送受信ができている。
むむむ…。これは一体…。

8.1にしたため、これまでの形式のメールができなくなり、追加料金で新しい形式のメールができるよう申し込みをし、書かれていることに沿って設定したはずなので何がおかしいのかわかりません。
しかし、何度やっても送信だけができず…。

何が問題なのかわからないため、10年近く前に契約したプロバイダの書類を引っぱり出してきたり、ネットで検索してみたり、あれこれやってみるもののダメ。
そのうち子どもがやってきたので中断。でも、メールが送れないのは困りますので、合間にあれこれ見てみるもののいっこうに打開できず…。

レッスンが済んで、これはもう明日サポートの受付時間に電話するしかないかなと思いつつも、もう少しだけ検索してみるかと、あっちのサイト、こっちのサイトと検索し続けた結果、ようやく原因らしきものを発見。
設定するときのチェックボックスのチェックを1つ外さなければいけなかっただけだったのです…。

でも、そのチェックボックスは私がチェックしたわけではなく、最初から全てチェックが入っており、更に、申し込みをした新しい形式のメールに関する説明のサイトにはそのチェックを外すなどということは何も書かれておらず、探しに探した結果、サポートページの中のひとつにそれが書かれているのをようやく見つけたという…。
チェックを1つ外すだけで解決することに私は恐らく延べ3時間以上を費やしただろうと思います…。

で、ふと思ったのですが、サポートページの説明を書いておられるような方たちは、恐らく皆さん機械にお詳しい方で、私のようなサル以下の人間がどのぐらい何もわかっていないかということになかなか想像が及ばないのだろうなと。
新たな設定の際、そのチェックボックスのチェックを外す必要があることを、設定の説明のページに1行書いてくれているだけで解決することなのになと…。

パソコンを買い替えるたび、よくわからぬままにあれをやってみてダメだったらこれをやってみてと試行錯誤して、そのうちなんとかなるので、どうすればうまく行ったかがわからなくなってしまうという困った事態も生じるのです…。だから結局買い替えのたび白紙状態から始めるような感じになって、本当に悪戦苦闘…。

とりあえず問題なく使えるようになるまでにはあとどのぐらいの時間が必要なのかと思うと、ちょっと憂鬱になります…。(苦笑)

今日は愚痴ブログで申し訳ありません…。

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2014年4月 7日 (月)

闘いは続く…。

土曜は新しいパソコンについて最低限のことをして帰宅しましたが、早い段階でやっておかねばならないことがまだ2、3あったので、今日は夕方から出勤。

事務仕事をしながらリカバリーディスクを作ったり、別のアドレスのメールも受信できるように設定したり、そして、インポートできたはずなのに全く足りていないアドレスを更に追加でインポートしようとしたところ、これがもうどうにもこうにもお手上げ…。多分その作業のためだけに1時間は費やしたと思うのですが、気持ちが萎えてしまい、アドレスは必要であれば当面手入力でも構わないわけだし…と22時を前に切り上げて帰宅しました。

それにしても、もちろん慣れていないということが大きいのだとは思いますが、パソコンをシャットダウンすることさえ悩んでしまうほどのOSの変わりようにはさすがに戸惑います。

メールも送受信できるようになったはずですが、まだ全く慣れず、もしかすると教室のアドレスではないものから送信されてしまうことがあるかもしれません。まあ、間違えてお送りしても@以下が違うだけですので分かっては頂けると思いますが。

今日は始業式や、学校によっては入学式だったようですね。
お天気はよかったものの、肌寒かったですよね。
でも、考えようによればここ数日また気温が低めだったので入学式まで桜が持ったのかもしれません。

さて、明日から教室もいよいよ新年度のタイムテーブルでのレッスンが始まります。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年4月 6日 (日)

「あれ?これおかしくない?」

昨日のレッスンでのことでした。
小さい頃から来てくれているものの、算数は好きではないようで、おまけに難しい問題を考えて解けても特に嬉しいとも思わず、やり方を教えてもらってマルになればそれでいいのだというスタンスの子がいます。

その子は数年前少し遠くにお引っ越しをし、それでも土曜に通ってきてくれているのですが、わざわざ来てもらっているのに本人は楽しそうでもないし、考えて分かったときに嬉しいとも感じないというし、なのに通ってもらっていてもよいのだろうかと気になりつつ、何年かを過ごしてきました。

真面目な子ではあるので、レッスンにもきちんと取り組んでくれるのですが、確かにいつも問題が解けてもさほど嬉しそうな風もなく、まあ、確かに教科の好き嫌いや性格などもみんなそれぞれだから、仕方ないのかなと思っていたのです。

しかし、土曜のレッスンで、普通の算数の問題ではなく、規則を見つける、それもややパズルめいた問題のプリントが何枚か続いたとき、大半の子がかなりの時間考え込み、それでもノーヒントでは思いつかない子も少なからずいる問題を、その子は少し考えただけで、うまく説明はできないものの正解を見つけ出してしまいました。

それだけでも十分すごいなと思っていたのですが、更に先に進み、今度はマッチ棒を使って長方形や正方形を作っていく際、本数ごとに何通りのものができるかを考える問題が出てきました。
すると、あれこれ考えて解き始め、ちゃんとマルになって3枚目のプリントになったときに、自分で考えて答えを出し、更に私がそれにマルをつけたにも関わらず、何か考えている様子で、どうしたのかなと思っていると、しばらくして「え?これ違う?」と、今私がマルをつけた答えについて、間違っているのではないかと尋ねてきました。

なんでだろうと思いつつも、「え?合ってるよ?なんで?」と尋ねると、1枚前のプリントでそれより少ない本数の場合の答えと同じ答えになっているからだというのです。
もちろん、マッチの本数が4で割り切れるか割り切れないかで何通りかの答えが同じになるものが出てくるため、その子の答えはどちらも正解だったのですが、なにより私が驚いたのは、これまでじっくり考えることも好きではなく、そうやって解けても特に嬉しいとも思わないと言っていた子が、じっくり考えた末に出した答えに私がマルをつけたにも関わらず、まだその問題について考えていたことでした。

なんだかもうものすごく感激してしまい、最近は涙腺が極めて緩んでいるため、冗談抜きに思わず泣きそうになったのですが、さすがに突然私が泣き出したら絶対驚きまくられるなと、必死で涙をこらえ、「すごいね!よく考えたね。なんかめちゃ嬉しいわ!」とだけ言いました。

その子はなんだか不思議そうな顔をしていましたが、レッスンを終えて帰るとき、更に嬉しくて可愛くてたまらなくなったことがあったのです。

その子は遠くから来てくれている上、土曜も学校があることがあり、月に1回前後お休みすることが多いのです。
ただ、平日に振り替えるにもなかなか難しいこともあり、更にもう高学年で進度も速い学校に行っているということもあり、おうちの方に、来られるときのレッスンを少し20分ずつ延長する案をご提案していました。月3回20分ずつ延長すればちょうど4回分のレッスンになるので、どうでしょうと、その子もいるところでお話をし、でも、本人がいやだったら無理はしなくていいですと言い添えておきました。

本人にその返事をするようおうちの方が伝えていたようなのですが、最初はとにかくもじもじして、言わずに帰ろうとしたので、「無理はしなくていいよ。これまで通りにしとく?」と尋ねても、まだ恥ずかしそうにもじもじ。
「言わないで帰ったらお母さんに聞くからいいけど、『なんで言わなかったの?』って言われるんじゃない?」と笑いながらいうと、もじもじしながら「今言う。」と。でも、まだしばらくは躊躇っていて、ようやく出た言葉が「時間のばす。」と。でも、それを言いながらもずっと恥ずかしそうにしているのです。

なんだかその様子が可愛くてたまらなく、おまけに嫌いと言っていたはずの算数の時間を自ら延ばすと決心したことにも感動し、またも泣きそうになりましたがこらえました。(笑)

小さなことかもしれませんが、とてもとても幸せな気持ちにしてもらいました。

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2014年4月 5日 (土)

なかなか険しい道のりが…。

今日はレッスンが済んだ後覚悟を決めてパソコンのセットアップに着手したのですが、セットアップ自体はさほど難しくいことではなかったものの、とにかく最低限しなければと思っていた、インターネット接続、教室のアドレスでのメールの送受信ができる状態にすること、メールアドレスを移すこと、Officeを使えるようにすること、プリンタの接続をするだけは週明けまでにしなければと。

しかし、もうとにかくひとつひとつトラップにかかり、検索したり、説明書引っぱり出したり、OSに対応しているドライバをダウンロードしたりと、文字にするとたったこれだけですが、とにかく機械のことがわかっていない者がやっていますから、やたらと時間がかかってしまい、途中新品のパソコンを投げつけないよう注意しつつ(苦笑)、どうにかこうにか最低限のことをし終えたら3時間半経っていました…。(汗)

レッスンもして、片付けや週明けの準備もして、そこからの3時間半。それもわからないことをやっているのでその消耗たるや想像以上だったようで、帰宅してご飯を食べたら眠りこけておりました…。(実は今もう4時半…。)

今日はとても感激したことがあったのでそのことも書きたかったのですが、明日にでも書かせて頂こうと思います。
とりあえずメールの送受信はできるようになりましたので、ひと安心です。
あ…セキュリティソフト入れなきゃいけないんだ…。きっと使い始めてから、まだまだおNEWパソコンとの格闘は続くのだろうと思います。(苦笑)

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2014年4月 4日 (金)

寒さが戻りましたね。

今日はお休みや振替が重なり、早い時間に1つレッスンがあっただけだったので、早目に切り上げて数ヶ月ぶりに美容院に行ってきました。
雨の予報だった割には基本的にいいお天気で助かったものの、気温がかなり下がりましたね。

美容院では待ち時間が長いので、ちょうどいい読書タイムになります。ですので、普段も雑誌はほとんど持ってきてもらうことなく、以前は文庫本や新書を、最近は電子書籍を読んでいます。
で、今日は先日電子書籍を読み終えたので新たにダウンロードしたものを読み始めたのですが、これが失敗…。
感動するエピソードがてんこ盛りの内容で、1つのまとまりごとに涙がまぶたにいっぱいたまり、こぼれそうになるのをこらえ、さすがにマズイ…と途中でフェイスブックを覗いたりしてはまた戻りなどするものの、戻ればまた泣きそうになりを繰り返し…。
というわけで、多分人目がなければ倍は読めていたのではと…。(苦笑)
こんなことなら先日買った新書でも持っていっておけばよかったなぁと、少しもったいないことをしました。

で、日中でも風邪が強く肌寒かったのですが、夜は一層冷え込んで、美容院からの帰りは寒さをこらえながらの帰宅になりました。
その後教室に戻ってパソコンをセットアップしようと思っていたのですが、寒くて途中下車する気になれず、そのまま帰ってきてしまいました…。

そういえば、美容院に向かうとき、少し不思議な偶然が。

元町で電車を降りて階段に向かおうとしたとき、すぐ前を歩いているカップルがいて、自分でもよくわからないのですが、なぜか中国かどこかの人かな?と(理由は全くわからないのです。二人ともオシャレで、雰囲気が中国人ぽかったわけでもなんでもないので…。)、普通なら気に留めないのに、女の子の顔に視線をやったのです。
で、あれ?○○ちゃんに似てる?と、昔、塾で受け持っていた、今はもうすっかりキレイなお姉さんになっている子の名前が浮かび、彼女らが先に階段を下りるため方向を変えたときに横顔がはっきり見えたので「○○ちゃん?」と声をかけてみました。

「うわぁ~!!びっくりした!!センセ~!!うわぁ~~、なんで~!?」と、めいっぱい驚いてくれた後、韓国人のフィアンセに紹介してくれて、多分会うのは10年ぶりぐらいだったと思うのですが、「うわぁ、先生、全然変わらへん!!ちょっとちっちゃくなったけど。」と言ってもらいました。(苦笑)
まあ、10年経っても老けてないということだと、ありがたく受け止めようと思います。(さすがにまだ背は縮んでいないはず…。彼女の背が伸びたのと、彼女がヒールを履いていたせいだと思います、多分…。)

仕事に全く関係ない話ばかりで恐縮ですが、その彼女は私が塾を辞めることになって、最後に送り出した受験生だったので、あれから12年になるのかとちょっと感慨深かったです。

さて、明日は通常通りレッスンです。お休みの方や振替の方などイレギュラーもありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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2014年4月 3日 (木)

ちょっと憂鬱です…。

教室のパソコンを買い替えたことは先日ブログに書いたかと思いますが、受注生産とかなんとかで、おまけにウインドウズXPのサポート終了、消費税増税のタイミングが重なって、通常より届くのに時間がかかるという話でした。

XPのサポート終了までに届くかどうかちょっと心配していましたが、今日のレッスン中、出荷のお知らせも何もなかったのに、突然パソコンが届きました。
とりあえずサポート終了までにあと数日ありますし、お店で購入したときに聞いたより早かったぐらいで助かったのですが、さて、この数日中にこれを使えるように設定せねばなりません…。

初めてパソコンを買ってから、自宅用と仕事用合わせると6台目か7台目になると思うのですが、最初は友人がしてくれて、次は壊れての買い替えだったので兄に頼み、次はまた別の友人に…という感じで、自分で設定した記憶が今ひとつありません…。
もしかすると今教室で使っているものは自分でしたような気もするのですが、よくわからないまま説明書を読んで…とかだったので、何をどうしたかは全く覚えておらず…。

というわけで、今回は壊れての買い替えでもありませんし、これまでとメーカーも変わりましたし、無事に使えるようになるのかどうかが非常に不安です…。
とにかくメールだけはすぐに使えるようにしなくてはと思っていますが、どうなりますやら。
ここ2、3日うちでメールの返信が遅い場合は悪戦苦闘しているかもしれませんので、お急ぎの用件の場合はお電話頂けるとありがたいです。
お急ぎでなければ、もし教室で見られなくても自宅では見ることができますので、メールでご連絡頂いても大丈夫です。(やや不安なもので、念のため事前にお知らせいたします。)

というわけで、機械に極めて疎い私としては現在ちょっと憂鬱です。(苦笑)

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2014年4月 2日 (水)

同じ問題でも。

子ども達とレッスンをする前には、基本的に前もって教材を自分で解いてみてから臨むのですが、レッスン中には答えを見ながらレッスンをしないことの方が多いため、応用問題などでは、子どもとレッスンをしている途中でふと、あれ?このほうがもっと簡単に解けるやん?と気づくことがあります。

高学年の子達にやってもらう教材の中には中学入試のある程度難しい問題も含まれており、どう考えると分かりやすいのだろうということを意識しながら解くものの、「どう考えても難しいよなぁ、これ…」と思うようなものもあります。
しかし、色んな子と何度かその問題を考えるうち、ふと違う考え方が閃いたりするのです。

そんなことが今日もありました。
その問題に関しては自分で最初に解いたとき、□などを使ってはいるものの、考え方は完全に方程式で、もちろん、中学入試レベルになると方程式のような考え方を使うものもかなり出てきてはいるのですが、公立に進む予定の子達にはそれをどこまでどう使わせるかは悩むところ。

その後、与えられているグラフを使って考える方法も考えてはみたものの、これもかなりグラフに慣れていなければ難しく、中学生で一次関数を習ったら応用問題で出てくるレベル。
やっぱり中学入試レベルだと仕方ないのかなぁと思っていました。

しかし、今日のレッスンで、またその問題を見直していたとき、ふと口をついて出た考え方はこれまでのどれとも違い、もちろん簡単ではないものの、公立小学校の子が教科書で習ったことだけで考えられる方法で、「あれ?こう考えたら大して難しくないよね??」と、なんだか不思議な気分になりました。

当然問題の解答解説には普通の小学生には難しいであろう解き方しか書かれておらず、だからこそ私もあれこれもっと違う方法がないものかと思っていたわけですが、こういうところも算数の面白いところなのかもしれません。

そして、そういう気づきは、解法を教わってそれを暗記して使いこなせるようになった子達にはまず起きることはありません。
だからこそ、極力教えず子どもなりにあれこれ頭を悩ませてもらい、その子なりに解いた後で、もしもっとよい方法があれば提示してみる。どうしても解けないようであれば、そこで初めて助ける。そういうことを意識することが大事なのではないかと感じます。

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2014年4月 1日 (火)

4月がスタートしました。

といっても、今日はまだ新年度という雰囲気ではなく、子ども達も始業式が始まらないと新学期という感じにはならないだろうなと思っています。

今日はエイプリルフールでしたが、もう長年この日のために嘘を考えたということもなく、子ども達が来るのは夕方以降ですから、子ども達に嘘をつかれたこともなく。

しかし、エイプリルフールということではないような気もしますが、4月1日から2日の限定でGoogleMapのアプリが日本全国だけでなく、世界中にいるポケモンを探せという企画を提供しているのをツイッターで知り、ちょっとだけと思って探し始めたところ、明日までの限定ということも手伝って、ついついムキに…。

でも、この企画、うまくすれば子ども達が地理に関心を持つきっかけになるというか、なんだかいいんじゃないの?と感じました。
というのも、地球全体に散らばっていますから、ただやみくもに探していてもキリがなく、それもひとつひとつの地域をかなり拡大して見ないと見つけられないため(地図上で病院やコンビニなどの名前やマークが表示されるぐらいまで拡大する必要がありました。)、当然知恵を働かせなければ多くを見つけることはできません。

最初は思いつくところを次々検索してみていましたが、自分の知識だけでは到底足りず、私がしたのは全国の県庁所在地や大都市、有名観光地、世界各国の首都、有名な都市や観光名所などをインターネットで調べ、めぼしいものを検索ということでした。

探していると、へぇ~、ここにもこんな地名があるんだ!とか、ここの海岸線はこんなにギザギザなんだ!とか、琵琶湖って本当に広いんだなとか、地理の勉強をしようとしているわけでもなく、なるべく時短で手際よく見つけたいと思っているにも関わらず、そして何より中高生の頃地理はキライだったというのに、地形などに意識が向きました。

こんなゲームなら子ども達が夢中になっても、知らず知らずのうちに地理の学習、地図の学習に繋がっていくのではないかしらと、そんなことを感じました。
でも、2日までの限定なんだそうですが。

ポケモンはピカチュー以外には2、3匹しか名前も知らない私でもなかなかに楽しめました。
スマートフォンでGoogleMapのアプリがあれば、検索の欄をタップするとゲームを始めることができます。ご興味があればどうぞ。

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