« 印象深い子 | トップページ | ゆっくりだけど確実に進歩してる »

2014年3月28日 (金)

ありがたいこと。

今日は中学受験を済ませてから2ヶ月お休みだった子とお母さまがレッスン前にご挨拶に来てくださったのですが、レッスンの終わりには別の卒業する6年生くんとお母さまがお手紙とお花をくださいました。
レッスンが済んで仕事をしていると、ドアが開き、え?誰か勘違いしてレッスンに来たのかしら?とドアの方を見ると、見覚えのある親子さんの姿が。
なんと、3年前まで通ってくれていた、現在中学を卒業した子とお母さまが高校に合格した報告に来てくださったのです。

なんだかもう本当にありがたくて幸せで、6年の男の子がお手紙を書いてくれたことも、お母さまが書いてくださった、これまで知らなかった、うちに通ってくださることになったエピソードもとにかく嬉しくて、それだけでも十二分に幸せだったというのに、3年も経ってわざわざ、それも高校受験に私は何にも関わっていないというのに、こんな風に報告に来てくださって、本当に本当に幸せだなぁと。

6年生の子がくれた手紙には「先生のレッスンは時には厳しかったけどおもしろかったです。」という一文があり、ホントは「時には」じゃなく「ほとんどいつも怖かったけど、たまにおもしろかったです。」ぐらいに書きたかったんじゃないのかな?と思いつつも、そんな風に書いてくれたことがありがたく、なんだかしみじみしました。

つい先日は低学年の間通ってくれて受験塾に移っていった子とお母さまが中学合格のご挨拶に来てくださったのですが、そのときには、その子にとっても間違いなく私は「超コワイ先生」だっただろうと思うのですが、うちに通ったことで図形などの能力が伸びたから、自分の妹も絶対通った方がいいと言ってくれているとのお話を伺って、最近の自分を反省しつつ、気持ちを引き締めてもっとしっかりがんばらなくてはと思わせてもらいました。

勤めていた塾を辞めたのが11年前。辞めた年の夏に教室を始めたのですが、一度にできることが限られている自分は多くの子ども達が来てくれたことで日々のレッスンに追われ、そのうち使っている教材にも慣れて、もちろん、よりよく使えるようになった面も多々あるものの、アウトプットし続けてインプットする時間をうまく取れずに来てしまったようにも感じています。

新年度はここ数年の中では最も少ない人数の子ども達とのスタートになりそうなのですが、時間の余裕ができるので、長年中途半端になっている教材をどうするかということにも、今年こそもっと真剣に向き合おうと思っています。

|

« 印象深い子 | トップページ | ゆっくりだけど確実に進歩してる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ありがたいこと。:

« 印象深い子 | トップページ | ゆっくりだけど確実に進歩してる »