もしかしたら変わったのかな?
まだ低学年のうちに来てくれた子なのですが、当初からじっくり考えようとせず、とにかくやり方を知りたがり、あるときには記憶の問題で見て覚えたプリントをその子からは見えないところに置いていたのにも関わらずそーっと首を伸ばして覗き見しているのを私に見つかって「そんなことしてマルになって何の意味があるの?マルになればなんでもいいんだったら全部答え教えてあげるけど、それでいいの?」とがっつり怒られたこともあったり、とても悲しいことにこれまた目を盗んで、みんな2個と決まっている飴を3つとか4つとか取っていたことが判明したりと、なかなか困った状態でした。
私はズルをすることがとにかくキライなので、カンニングやら飴をいっぱい取るやら、そういうことをすることがどうにも許せず、また、うちに来てくれているのに考えようとせずにマルにさえなればいいというような勉強は絶対してほしくなく、かなりの期間私にとっても、恐らくその子にとっても、楽しくないレッスンが続いていました。
そんなある日、レッスンに来たときの挨拶からしてなんだか雰囲気が違うように感じたことがありました。
その日はレッスンをしていても随分考えているようで、何より表情がいつもと違っていて、今日はいい感じだなと思ってレッスンをしました。
そして、何週間か経ったとき、ふと、(あれ?最近ずっとレッスンをしているときの表情が穏やかになってる気がする)と思ったのです。
まだスラスラ解けるわけではないのですが、見ていると「考えている表情」をしており、それまで問題を見てはちらちらと私やお手伝いの先生の表情を伺っていた姿をこのところ見ていない気がするのです。
1年以上かかりましたが、これはもしかしたら本格的に変わり始めたということなのかもしれないと。
もしそうならとてもとても嬉しいことですし、まだ中学年ですから、今後の変化が楽しみです。
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