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2013年12月13日 (金)

覚書

子ども達にやり方を教えることは極力したくないのですが、どうしても気がついてくれないような場合、レッスンの1時間、ただ無為に時間が過ぎて行ってしまうことにもなりかねず、もちろん、その間必死であれこれ考えてくれているのであればその時間は決して無駄にはならないわけですが、どうやら思考停止しているような場合はただ待つわけにもいきません。
かといって、1つの方法を提示してしまうとほかの方法を考えようとしなくなることが怖くて、そのあたりのジレンマがあります。

そんなことを考えていて、また、もう何年もなかなか先に進まないのですが、ずっと教材のことも考えていて、今日少し思いついたことを、自分が忘れないように書きとめておこうと思います。

簡単な例でいえば、凹凸のある図形の面積を求めるような場合、大きく分けて、図形を長方形や正方形に切り分けて考える場合と、全体を長方形や正方形と考え、欠けている部分を全体から引く場合の二通りがあるかと思います。
ただ、その場合も、例えば切り分ける方法を先に教えると、切り分ける方法でばかり解こうとする子がいます。
また教科書などではその2つの方法をそれぞれ説明しているのですが、説明してしまっているので、算数や図形が得意な子、好きな子であれば、なんとなくこっちの方が便利だなと判断もつくのかもしれませんが、受け身の子にとっては、どの場合にどちらの方法を使う方がよいのか自ら考えるということはあまり多くないかもしれません。

ですが、例えば、2通りの方法を提示した後、問題を解く際、この場合はどちらの方が解きやすいかをまず問い、例えば更に、なぜそちらの方が解きやすいのかの説明もさせるという段階を挟めば、実際に自分で2つの方法を比較検討することになりますし、ただこの方法で解きましょうと与えられるよりは身につくようにも思います。

面積の例だけでなく、例えば、20までの数の繰り下がりのある引き算の場合、学校などでは「10借りてきて」引く方法が一般的なのだと思いますが、引く数と引かれる数の関係によっては10を借りてくるのではなく、半端な部分を取って、更に取る(例えば13-6であれば、まず3を引いて、更に3を引くというような)ほうが簡単な場合もありますし、どんな方法が考えられるか、できるだけたくさん考えさせてから、この場合はどの方法が一番わかりやすいかを更に考えさせるようにすれば、解き方が1つしかないと思い込んでしまうこともありませんし、色々な方法で解くことができると実感もできるのではないかと思います。

まだ覚書の段階ですので、かなり漠然としていて、どう形にするかはちゃんと考えねばなりませんが、いくつか解き方があるような場合には、子ども自身にそれを考えさせるように、どうしても考えつかない場合はいくつか提示した後で、問題ごとにどれを使うのが便利かを考えさせるように、そんな風にできたらいいのかもしれないなと思いました。

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