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2013年12月14日 (土)

正しい言葉を使う

普段会話をしているときは、ついつい砕けた言葉や国語的には正しくない言葉を使ってしまうことがありますが、小さい子に対しては極力国語的に正しい言葉を意識させることが大事だと感じます。

以前にも書いたことがありますが、子ども達の中には何が関西弁で何が標準語かの判断がつかない子がいます。
もちろん、大人でも「え?それって関西弁なの?」と思うようなものもあるにはありますが、一般的に判断がつきそうなものでも子どものうちには自分が持っている知識での判断になりますから、周囲がみんなその言葉を使っていて、正しくはこういうのだとか、これは関西弁(もしくは神戸弁)なのだとか教えられることがなければ、気づかずに過ごすこともあるでしょう。

また、話し言葉だと大人でもしばしば当たり前のように「ら抜き言葉」を使ってしまいますし、どのときは正しくてどのときが間違っているかも子どもに判断させるのはなかなか難しいでしょう。

更に、てにをはについても、国語としては不自然でも、それを日常的に使っていて指摘されることもなければ、気づかず使い続けることもあるでしょう。

今日のレッスンで、ある子が「自転車□のる」の□に「を」を入れました。え?なんで?ちゃんと読んでないのでは?と思い、「それちゃんと読んだ?もう一回読んでみて。」と言ったのですが、気づく様子がありません。ただ、それ以前に問題もどうもきちんと読んでいない感じがあったので、その問題は私が声に出して「自転車をのるって言う?」と尋ねたのですが、全く違和感がないようです。

そういえば、この子はときどきてにをはが不自然なことがあったかもと思いましたが、こればっかりは半ば慣れというか、日常当たり前に経験して、自然と身につけるようなところもあるので、本当に気づいていないのか不安になりながら、「じゃあ、馬をのるって言う?らくだをのる?ぞうをのるなの?」とたたみかけると、ようやく「に」に書き変えてくれましたが、自転車の段階では「を」を入れてもその子にとっては違和感がなかったようです。

まあ、確かに「乗りこなす」などになれば、「自転車を」となりますから、これまたややこしい話ですが、目的語や補語というような文法的なことを学ぶ以前に、やはり日常の経験を通して学ぶことのようにも思うのです。

私は子どもの頃、乱暴な言葉遣いや単語だけで終わらせるような話し方をすると、母にしばしば注意を受けていました。でも、今思えばそういうのはとても大事なことだったんだろうなと、母には感謝しています。

レッスン中などは子どもとの距離を近くするためにも、あまりかしこまった言葉遣いよりは関西弁でフランクに話すことを選んでしまいますが、私ももう少し気をつけたいと思います。
これまであまり意識していなかったというご家庭がもしおありでしたら、普段の会話で子ども達が正しい言葉を意識できる機会を増やして頂けたらなと思います。

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