レッスン再開
今日からレッスンが再開しました。
疲れが出たのか、姉妹さんが二人とも体調を崩したとのことでお休みになり、人数少なめ。連休明けのレッスンとしてはまあちょうどいいぐらいだったかもしれません。
ただ、子ども達もお休み明けで調子がいい子もいれば、明らかに疲れているなと感じる子、眠そうな様子の子もいて、好不調がやや分かれた1日でした。
一番気になったのが、ある文章題を前に完全に手が止まった子がいたので、紙を渡し、問題に出てくるものの絵を書いてから、与えられている条件を書きこむよう促しました。
ですが、ただ機械的に、本当に適当な絵を書き、与えられた条件も書けといわれたから書いたという感じで、「描けました」と言った後ぼ~っとしているのです。
たまにちらっと紙を見るものの、私がほかの子に視線を移すと他所見。更に、紙を見るのではなく、何度もちらちら私の顔を見てくるのです…。
お休みになる前にはちょっと調子が戻って、自ら紙に絵や図を描いて考えようとする姿勢が見えかけていただけに、ちょっとショックでしたが、連休に遊び疲れたなどの影響もあるのかもしれないと思い、今日のところは保留にしました。
世間一般には、やり方を教えてもらってその通りにやれば答えが出るという勉強がスタンダードなのかもしれません。
実際、私も子どもの頃はそんな勉強の仕方しか知りませんでしたし…。
でも、教室に来てくれている子達はそうではない学びをしてくれているはずなのに、ほかの塾と掛け持ちしたり、しばらくお休みがあってじっくり考えるということから離れると、それができなくなる場合が少なくありません。
もちろん、全てが悪いわけではありませんが、やり方を教えることの影響は想像以上に大きいんだなと感じます。
| 固定リンク
コメント