« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

2013年7月31日 (水)

今日で7月も終わり。

今週は昨日今日とイレギュラーでレッスン数も普段より多く、なんだかんだとバタバタし、家に帰って休憩していると書くことを忘れてしまい、おまけに先日から世界水泳が開幕していて、0時を過ぎてしまうとそちらに気を取られて、ますます何を書こうかと集中して考えられなくなり…。

というわけで、今日は形だけでご容赦を。
それにしても、スポーツ界のあちこちで日本人選手の方が素晴らしい活躍を見せておられますね。
世界水泳では、北島選手、寺川選手、松田選手などのベテランはもちろんですが、続々と若い選手たちが出てきていて、萩野選手はもちろんずば抜けてすごいと思いますが、萩野選手と同級生の瀬戸選手が同じく個人メドレーで準決勝に残ったり、日本人には無理だと思われていた自由形で決勝にあと一歩のところまでいかれた選手がいたり。
見ていて感動しますね。

間もなく萩野選手、瀬戸選手が登場するようですので、本日はこれにて…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月30日 (火)

なんだか慌ただしい1日でした。

今日は夏休みのイレギュラーがあって、13時半から全く途切れることなく19時半近くまでレッスンが続きました。
それも、これまたたまたまではあるのですが、高学年や中学生の子が多く、その子その子で使っているワークブックなどが違ったり、算数の子や国語の子がいたりで、とにかく息つく暇もないぐらいノンストップの6時間でした。

途中お茶を飲むことはもちろん、トイレに行くことすらなく、怒涛のレッスンでした。
そでも、プリントであればこれまでの蓄積で事前にある程度反応の予測が可能だったり、何を用意しておけばいいかすぐ判断がついたりするものの、高学年や中学生の違う種類のワークブックなどを同時に何冊も見なければならないと、もう頭をフル回転させても追いつかないぐらいで、終わったら「はぁぁ、終わったぁ~~」という感じでした。

明日は今日よりは多少落ち着いた感じでレッスンできる予定ですが、今日は何人かの子がレッスン中少し眠そうにしていたりしたので、そろそろ子ども達にも夏の疲れが出始めているのかしらと気になりました。

ただ、今日何よりびっくりしたのが、この春まで通ってくれていて、中学生になって物理的に通うのが難しくなりお別れした子が夏の間何度か来てくれることになって、その初回レッスンが今日でした。

数ヶ月ぶりのその子はまだ学校で方程式は全くやっていないという話だったのに、簡単なものはもちろん、係数が小数や分数のもの、それも少し引っかかりそうな問題でも、ほんの少し考え方を言うだけであれよあれよと解いてしまい、それも全てが相当正確で速いのです。
その結果、たった1回のレッスンで方程式が全く初めてというその子と今日は方程式の利用の初めまで進むことができました。

あと3回来てくれる予定ですから、この分だと次の回で方程式の利用の残りをだいたいやって、まだあと2回あれば、比例・反比例まで十分やれそうな気がします。それも、比例は小学校の時に基本はやっていますし、反比例も考え方は難しくありませんから、もしかしたらもう少し何かやれるかも…。
再度確認をしないといけませんが、うちに来てくれている間に後半の図形の単元も少し一緒にやったはずなので、2学期の学習内容まで夏の間にひと通り一緒にやれたら何よりですが。

さて、明日もしっかりがんばりましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月29日 (月)

ちょっと大阪へ。

今日もレッスンはお休みでしたので、もう随分前から行こう行こうと思いながら行けずにいた大阪のあるお店に行ってきました。

若い頃は街に出ると色んなお店を見て回って、平気で4時間、5時間と歩きまわっていたものですが、すっかり無精になり、おまけに人ごみが苦手なのは昔からで、その上大阪駅周辺があまりにも変わってしまったため、駅の中でさえ迷いそうな有様で、尚更大阪に出るのは気合いが必要になってしまって…。(汗)

平日でしたので、目的のお店もさほど混んでおらず、ゆっくり見ることができて満足したのですが、結局目的のお店以外は全く立ち寄ることなく、帰路につきました。
それでもなんだかんだと4時間近く出ていたようで、全く運動をしていない身にはそれなりの運動になったかなと…。

ただ、慣れない大阪に出てうろうろ歩きまわって、それだけで疲れてしまい、しようと思っていた諸々のことは何もできずじまい…。
でも、明日はお昼一番から5つレッスンがあるので、今日はあまり夜更かしせず、世界水泳を見たら寝ようと思います。

明日からまた1週間、宜しくお願い致します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月28日 (日)

オフでした。

昨日はなでしこの韓国戦を見た後、インテルの親善試合を見て、更にその後ドイツスーパーカップを見ていたところ急激に眠くなり、前半だけ見たら眠ってしまっていました。
電気やパソコンをつけっぱなしで寝たのはいつ以来かしら?という感じでした…。(苦笑)

今日は夕方文具やら生活用品やらを買いにちょっと出かけ、夜は実家へ。
そしてこれから録画しておいた男子の日韓戦を見る予定です。(完全にオフのスポーツ観戦三昧…。)

7月もあと3日ですね。
そして、自分でも忘れていましたが、この夏休みがスタートした時点で11年目のレッスンをさせて頂いていることになります。
開業届は7月1日付で出しましたが、レッスンを始めたのは夏休みからでしたので、皆さまのお蔭で丸10年、こうして子ども達と一緒にレッスンさせて頂くことができました。
本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月27日 (土)

まずは1週間が終了。

夏休みがスタートして、とりあえず1週間が過ぎました。
毎日イレギュラーのレッスンがあるので、夏の時間割をにらめっこしながら翌日の準備、当日もまたどんな順番で子ども達が来るんだったか確認しつつ、それでも記憶が混乱して、あれ?あの子まだ来ないな?と思っていたら自分が開始時刻を30分記憶違いしていたりだとか…。
そんなこんなで何となく気ぜわしいまま1週間が過ぎて行きましたが、子ども達は概ね好調だったような気がします。

ただ、今日のことではないのですが、少し悲しいことがありました。
記憶してそれと同じ図を描くというプリントが時々出てくるのですが、覚えるために見たプリントは、本人がそのつもりがなくても目に入るところに置いていると見えてしまうことがあるので(そうなると、本人の意志ではないのにカンニングしたようになってしまうと可哀想なので)、敢えて遠ざけたり、ほかのプリントなどの下に隠したりしています。

しかし、今週のあるレッスンでその子の机より低い位置にあるワゴンに裏向けにして置いたプリントを私が横を向いている間に覗き見していた子を見つけてしまったのです…。
それも、「覚えた!」と自信満々に言って、見ていたプリントを私に返した後、私が見ていないかどうかを伺ってこっそりと…。(悲しいことに視野に入ってきてしまったので…。)
それは私にとってはとてもとてもショックなことで、咄嗟に「何見てるの?」と言ってしまいましたが、ほかの子たちもいたので、「それでマルになって嬉しいんだったら答え見せるよ?」とだけ言ってとどめました。

その子は覚えて描くプリントはこれまでにもしたことがあり、覚えられずに間違えたからといって私は怒ったことはありません。
もちろん、覚えるときにふざけていて真剣ではなかったとかであれば、それに対して注意することはあっても、覚えられなかったものを怒っても仕方ありませんから。
にも関わらず、覗き見をしてまでマルがもらいたいと思うのは、どういう気持ちなのか、今ひとつ私には理解できないのです。

私は子どもの頃からズルをするのがとてもキライで、自分もしない代わり、人がズルをしているのを見るのもとてもキライでした。
それは大人になった今も、たとえ相手が子どもであっても、大人げないなと思うのですが、なかなか変わりません…。
昔の人はよく「お天道様が見ている」というような言い方をしていたように思いますが、なんというか、ズルをすると神様が見ていて、いつかそれが自分に返ってくる気がするというか、ズルをするときにちくっと心が痛んだり、そういうことを重ねているとだんだんズルをすることに慣れてしまって心が汚れてしまったりすると悲しいというか…。
少なくとも自分が関わっている子ども達にそんな風になってほしくないのです。

私に見つかって注意をされて、その子が何か感じてくれるといいのですが…。
もちろん、余計なお世話なのかもしれませんけど…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月26日 (金)

やはりそうなのか。

昨日ブログに書いた、式を書かなくてもいいよと声をかけるとちゃんと考える子に、塾でのことを少し尋ねてみました。
すると、やはり、「ゆっくりしていると、はい次行きますって行っちゃうんやもん。」との答えが。

もちろん、一斉指導で全ての子どものペースに合わせて授業をすることは不可能でしょうし、また、それが学校などであれば平均的な子のペースを基準にすることはあっても、進学塾などではほとんどペースの速い子を基準に進んでいくのでしょうから、こと算数などでは、センスのある子は驚くぐらいのスピードで理解してしまうことを考えても、尚更、考えている途中で次に進んでいってしまうと感じる子は少なくないのかもしれないなと。

その子は私立の小学校に通っていますし、学校では平均以上にできる子なのではないかと思います。
それでも塾のペースが速くて、さっさとしないと次に進んでいってしまうというのですから、低学年のうちから進学塾に通わせる場合、特に注意が必要ではないかと思います。

その子の考えるペースより速い授業を受け続けると、ただ教わったことを必死で書きとめ、言われた通りに処理をする状態が出来上がってしまうのはほぼ間違いありません。
そんなことをどれだけ繰り返して積み上げても、その子自身が考えて理解して進んでいるわけではありませんから、先に進めば進むほど応用もきかなくなり、処理する量が増えるにつれ、ただただ苦行に耐えるような勉強になっていく可能性は決して小さくないでしょう。

2学期からはまた塾での授業だけを受けるようになるその子が、そんなつらい勉強をしないで済むように、夏休みの間の数回でどれだけのことができるかわかりませんが、「考えて理解する」というのがどういうことか少しでも体感してもらえるよう、やれるだけのことはしたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月25日 (木)

なんなんだろうな。

うちに来てくれる前にも既にほかの教室で色々お勉強をしていて、しばらくの間うちに来てくれていたものの、もともといずれ通う予定にされていた塾に入れることになったということで、短い期間でお別れした子が、夏休みの間だけ何度かレッスンに来てくれることになりました。

そういう場合、しばしばやり方を教わって解くことに慣れてしまっていて、数回のレッスンでは何の役にも立たないということもなくはないのですが、今回はちょっと不思議な感じなのです。

うちを辞めてからよそで習ったはずにところをさらっとおさらいで確認しようと、問題数をかなり減らしてプリントをやってもらっているのですが、問題を読むととにかくすぐ筆算の式を書こうとするのです。そしておかしな答えを書いてもおかしいと気付かないという…。
そこまでならまあ、残念ながら、やり方を教わって解くことに慣れてしまった子達にはしばしば見られることなのですが、この子の場合、多分そこまで詰め込みの塾に行ったのではないのではという気もしたので、とにかく式を書こうとするのをやめさせて

「式は書かなくてもいいから、まず考えて」

そう声をかけると、正しい考え方ができるものが随分増えるのです。
恐らく、式を書かなくていいということでひと呼吸おいて問題をちゃんと読むようになっているのではないかと。

つまり、その子の場合、その声かけをしなければ、問題を読みながら出てきた数をそのまま何らかの式に書き表すのが普通になってしまっているんだろうなと。そして、それはその子が勝手にそうなったわけではなく、そうすることを要求される環境があるんだろうなと…。

そんな姿を見ていると、まだ小さいうちから「自分の頭でじっくり考える」ことより優先されることってなんなんだろう?と思ってしまいます。
おまけに、考えずに処理して正解率が高いのであればまだしも、そうでないのであれば、その勉強はどれだけ時間を費やしてもその子の身になっていないということなわけですし…。

なんとも複雑な気持ちになります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月24日 (水)

今日もみんないい感じでした。

今日は以前通ってくれていて夏休みの間だけ何度か来てくれることになった子との1回目のレッスンがあったり、その他も多少イレギュラーはありましたが、みんなよく集中して、しっかり取り組んでくれました。

特に今日はほとんどの子が大人しいタイプ(少なくともレッスンでは)の真面目な子達だったので、みっちり濃い時間が過ごせたというか、一切大きな声を出す必要もなく、プレッシャーをかける必要もなく(苦笑)、終始穏やかにレッスンが進み、終わった後もまだ2時間ぐらいは余裕でレッスンできそうだなぁという感じでした。

いつも感じることですが、子ども達もやはり学校がないと体力的にも頭の回転も疲れがあまりない分調子がいいようです。
この調子で明日もみんながんばってくれますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月23日 (火)

ちゃんと変わってるんだな。

今日のレッスンで、改めて何人もの子に感心したり、嬉しくなったりしました。
夏休みに入って、学校の疲れも取れてきたこともあるのかもしれませんが、ああ、よく考えてるな、考えられるようになってきているなと感じることが何度もありました。

まだ通ってくれるようになって日の浅い1年生さんは、初めのうちは指を折って数えようとしたり、こちらの表情を見ながら不安げに答えを言って合っているかどうか確かめようとしたりしていたのが、今日は何度も、ああ、頭の中で思い浮かべているなと思える瞬間や、ああ、今はっきりわかったんだなという表情の変化を何度も見て取ることができました。

高学年になってから来てくれて、何週にも渡って小数の割り算の答えや余りをミスし続けていた子が、文章問題で「全体の0.24ってどのぐらい?」と図で表してもらおうとしたところ、かなり正しく図に表せ、ほかの問題でもそういう図でどこ求めるのか考えるように言ったところ、図を描いてちゃんと考えることができました。

最近特に嬉しいのは、小さい頃からずっと算数がキライ、苦手という状態で高学年になり、学校の算数も少ししんどい状態だった子が、図を描かせたらそれなりにかけることを発見し、描いた図を見ながらであれば、時間はかかったとしてもそこそこ考えられるということがわかり、6年になった今は、もちろんまだ得意ではないようですが、算数への抵抗が随分和らぎ、分数の割り算や掛け算などの文章問題で割るか掛けるかわからないようなときでも、線分図などに表すことがかなりできるようになっているので、回りくどい解き方であろうと、きちんと理解して解いているということです。

明日もみんなのそんな姿が見られることを楽しみにしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月22日 (月)

さて明日から。

子ども達は土曜から夏休みに入っていますが、土曜はまだ通常レッスンという感じでしたので、明日から色々イレギュラーありの夏休みのレッスンが始まります。
基本のレッスンはひとまず全て決まりましたが、あと何方か振替の日のご相談や追加分のご相談をさせて頂かねばなりません。

長い長い夏休みですが、始まってしまえばきっとあっという間に8月末になっているんでしょうね。
みんなが元気に夏を乗り切ってくれることを願っています。
私ももう少し規則正しい生活に戻さねば…。

というわけで、明日からまたどうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月21日 (日)

オフでした。

今日は選挙でしたね。
投票には行きましたが、それ以外はまたひたすらにぐ~たらしてしまいました…。
暑いのでちょっと外に出るだけで疲れてしまい、家に帰って涼んでいるうちに動きたくなくなり…。
というわけで、今日は何もできなかったので、明日はレッスンはお休みですが、ちょっと仕事もしようと思います。
あっという間に7月も下旬で、暑さも厳しいですが、皆さまどうぞご自愛ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月20日 (土)

1週間終了。

今週は取りかかるのが遅かったため、夏休みの時間割調整にかなり時間を取られてバタバタし、久しぶりに帰宅が23時過ぎという日も何日か。
今日は通常の土曜のレッスンだったのですが、さすがにちょっとくたびれたようです。

帰宅して食事をしていたら久しぶりにお知り合いの塾長からお電話があり、ついつい長話になってしまい、そうこうしているうちに、何か書こうと思っていたことがあった気がするのですが思い出せなくなり…。(汗)

というわけで、今日は形だけの更新でご容赦を。

もうこんな時間(実は既に1時を回っておりまして…)ですので、何件かメールを差し上げねばと思っていたのですが、皆さん携帯のアドレスの方ですし、明日以降にさせて頂きます。
申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月19日 (金)

子どもってすごい。

これまでにも何度か感じたことがあったのですが、今週また改めて、やっぱり!!と感心したことが。

教室には大人向けの本を並べた本棚が2つと子ども向けの本を並べた本棚が3つばかりあるのですが、多くの子達がかわるがわる本を借りて帰ります。

で、時々新しい本を買って本棚に並べるのですが、本当にただ他の本と一緒に並べるだけで、「この本を新しく買いました」とかそういうお知らせは一切しません。
なのに、レッスンに来るなり「あ、これ借りよ!」とか、何事もなくレッスンを終えて帰るときに、もう来たときからチェックしていたのよね?それ…っていうような迷いのなさで新しい本に手を伸ばし、「これ借ります!」とかいう子達が何人もいるのです。

教室は小さいものの、教室のサイズからすると子ども達の本の数はそれなりにあると思うのです。
本棚も3つに分かれていますし、新しい本を立てるところが決まっているわけでもありません。
なのに、とにかく買ってきたその日に気付く子たちが少なくないことによく驚きます。よく見ているなぁとも思いますし、子ども達の敏感さにはしみじみ感心させられますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月18日 (木)

今日はご容赦を。

もっと早め早めにやらないからいけないのですが、夏休みのレッスン予定を日曜あたりから調整していまして、おおよそはすぐに決められるものの、最終確定させるのにかなりてこずっております…。

ご存知の通り1枠の人数が極めて限られており、また、静かじゃないと集中しづらい子やおしゃべりしないと調子が上がらない子、まだ通い始めて日が浅い子など、色々と一緒にした方がいいとかしない方がいいとかの加減もあったりしまして、どこかいじるとまた他のどこかも…ということが繰り返され、これで決まるか!と思えば新たなご連絡を頂いたり…。

というわけで、今日こそは絶対に!と思っていたのですが、あとひと息、どうしても決め切れず、これ以上やってもミスしてやり直しになりそうになってしまったもので、今日のところは23時あたりでひとまずメール等のご連絡や返信を終わらせて頂きました。
あと何人かの方にまだきちんとお返事差し上げられていませんが、明日必ずさせて頂きますのでお許しください。

明日はもう終業式ですね。
明日から既にレッスン時間がイレギュラーになりますので、勘違いしないように気をつけたいと思います。
他にも書きたいことがあったのですが、本日はこれにて失礼致します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月17日 (水)

今日はちょっとこんな話題を。

今日はお昼頃久しぶりに少し揺れましたね。
ちょうどそんな日に、フェイスブックで友人がシェアしてくれていて、こんな情報を知りました。

陸前高田市図書館ゆめプロジェクト(以下、サイトより転載)

東日本大震災の大津波により壊滅的な被害を受けた陸前高田市では、多くの公共施設と同様に図書館も、 大きな被害をうけました。
当プロジェクトでは、皆様が読み終えた書籍を株式会社バリューブックスにより査定を行い、 その買取金額相当を図書館再建として役立てられます。

現在の様子
現在、移動図書館車や仮設図書館を運営していますが、市民、そして子どもたちが本に親しめる場が少なくなっているのが現状です。 図書館は子ども、大人が集えるコミュニティースペースとしての役割だけではなく「本を読む」ことで人の心を豊かにしてくれる場所でもあります。
陸前高田市の図書館再建のためにあなたの読み終えた書籍をお送りください。

(転載終わり)

詳しいことはこちらのサイトをご覧ください。
http://books-rikuzen.jp/

5冊以上であれば、無料で集荷に来てくれるそうですし、着払いで送れるようです。
ほんの5冊でも送っていいということは、皆さんのご自宅にも手放そうと思っておられる本がそのぐらいはおありではないかなと。

私も近いうちに本棚を整理しようと思っていますが、震災直後にも不要な本を義捐金に換えて送れるというような企画があって、そのときに随分手放したので、今回はそんなに量はでないかなと・・・。

教室に通ってくださっている方で5冊に満たないとか、10冊ぐらいだけど送る段取りをするのがちょっと…というような方がおられましたら、教室にお持ち頂いてまとめて送らせて頂くこともできるかと思います。
ただ、このような注意書きがありますので、その点ご確認ください。
(以下転載)

ISBNコードが入った書籍等をお送り下さい。(注:ISBNで始まり、その後に13桁の数字が書かれているもの。)

以下の本は取り扱えませんので、集荷に出さないでください。
下記 ISBN のない本、百科事典、コンビニコミック、個人出版の本、
マンガ雑誌、一般雑誌は取り扱いできません。
(転載終わり)

自分にとってはもう必要ないものが形を変えて活かされるとしたらステキですよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月16日 (火)

まだしばらく時間が必要かな。

5年生になって来てくれるようになった子とのレッスンがありました。

とても真面目で一所懸命な子なのですが、これまで学校で教わったやり方をきちんと覚えてその通りにやるということを恐らく忠実に実行してきたんだろうなという感じで(もちろんそれはその子は何も悪くないのですが)、本当の意味での理解には至っていないところがかなり見受けられます。
少なくとも小学生の間に考える学びを身につけてほしいと思っているので、毎回、ほとんど意地悪にしか思ってもらえないのではというほど、とにかく考えてもらいます。

それでも毎回、その子なりに一所懸命考えてくれているのは伝わってくるのですが、まだ考えるための目の付けどころというか、考え方というか、そういうもののベースができていないんだろうなと感じることがよくあります。

今日は1Lの重さが0.9キロの油、0.8L分の重さはどれだけかという問題で0.9÷0.8の計算をして答えを書いていました。
そこで、「1Lで0.9キロだったら0.8Lだったらそれより重いの?軽いの?」と尋ねると、少し考えて「軽いです」と答えているのに、更にさっき割り算をして答えが元より大きくなっているのに、掛け算ということに気付かないようです。
そこで更に「じゃあ2Lだったらどんな計算するの?」と尋ねると「0.9×2です」と答えるのに、やはりつながらないようです。
あと2度ほど質問を投げかけたもののやはり気付かない様子なので、紙に長方形を描いてもらい「それが1Lだとしたら、0.8Lはそのうちのどのぐらいか、できるだけ正確に描いてみて。」というと、しばらく考えて、ほぼそのぐらいかなというところに線を引きました。

小さい頃から通ってくれている子だと、そういう絵を描かせると何も言わずに気づいて、0.9÷10をしてから8倍したり、0.9÷5をして4倍したりということをしてくれる場合が多いのですが、その子は線が引けたのにまだぴんとこない様子です。
ですので、「それ、全体のどれだけなの?言葉で説明してくれる?」というと、まずは「ほとんどいっぱい・・・」と、ほぼ役に立たない答えが返ってきたので「ほとんどって言ってもどのぐらいかわからへんやん?もっとギリギリまで入ってるのをほとんどいっぱいって言うんじゃないの?普通は。半分ぐらいとか何分のいくつとかそういう風には言えへん?」と更に畳みかけました。

2度ほどおかしな答えが返ってきて、次に「3分の2」と言ったので、「3分の2って2÷3か3÷2かわかる?」と尋ねると、少し考えて「3÷2?」というので、「3分の2って1より大きいの?小さいの?」と尋ねると「小さいです」と。
それでも「2÷3」はすんなりと出てきませんでした。
その後何度かやりとりの後、どうにか私が教えなくても「5分の4」と気づくことはできたのですが、それでも0.9キロと0.8Lをどうしたらいいかぴんと来ないようでした。

まあ、足したり引いたりできないことはわかっていたので、どちらをどちらで割るか、掛けるかで組み合わせは4つしかありませんし、重さを聞かれたら重さから始まる式じゃないと重さにはならないというようなことは事あるごとに言ってもいますので、最終的には答えには辿り着きました。

ただ、恐らく学校や一般的な塾だと、こういう状態になったとき、「こういうときは掛け算をします」と教えてしまったりもするんだろうなと。すると、掛ければ答えが出ることはわかっても、どうして掛けたら答えが出るのかまで考える子はごくごく僅かなのではないでしょうか。
そうやって積み重ねていっても、結局はあまり生きた力になりづらいということなんだろうと思うのです。

今日のようなやりとりをしていては1時間でできる量はかなり限られてしまいますが、今はまだしばらく根競べをしながら、その子が変わり始める瞬間を待ちたいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月15日 (月)

連休という感じもないまま…。

今日は結構な雨音で目覚め、お天気がどんよりなこともあって一気にぐだぐだ状態に…。
結局ほとんど何もせぬまま夕方になり、ようやく夕方夏休みのレッスン予定を書き出して調整を始めたものの、なかなか集中できず、更にいくつかお尋ねしなくてはならないこともあり、そのうち、今日は父の誕生日だったのでお祝いを持って実家に行く時間になり…。
というわけで、ほとんど生産的なことができぬまま2連休が終了しました。

夏休みはありがたいことにほとんどの方が通常通りのご希望で、そのうち時間を早めることも可能というお返事を頂いている方もおられますので、調整といってもそう難航はしないはずですが、今週金曜はもう終業式ですので、明日明後日ぐらいまでにはほぼ決めてしまえるようにします。
決まりましたら順次ご連絡差し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月14日 (日)

オフでした。

世の中は3連休の方も多いことと思いますが、私は2連休。おまけに、もともと月曜は固定のレッスンを入れていない曜日なので、お休みはいつもと変わらず。

ですが、今日は仕事とは関係なしに他県から来客があり、日中は出かけていて、夕方にお別れ。その後街に買い物に出ようかと思ったところ、もう絶対間もなく豪雨になるぞという雲行きになってきたためそのまま帰宅して、雨があがってから実家に行ってきました。

しかし、今日は全国的にゲリラ豪雨が降ったようですね。
せっかく連休でお出かけの方も多かったでしょうに。
明日はよいお天気だといいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月13日 (土)

ご協力ありがとうございました。

今日はお休みの子もいて、いつもより人数もレッスン数も少ない土曜になりました。
アンケートをお配りするのが遅くなり、回収期限まで短い方だと6日間しかなかったにも関わらず、本日全ての回答を頂くことができ、ありがたく思っております。

夏休み中のお時間や曜日変更、お休みされる分の振替、追加レッスンのご希望なと調整しまして、週明けなるべく早いうちにご案内差し上げたいと思います。

来週末でもう1学期も終わり、夏休みがスタートしますね。早いものです。
そういえば、また自由研究や読書感想文に頭を悩ませる子達(親御さんも?)が現れるかもしれませんね。
教室の本が随分未返却で行方不明になっているのが残念なのですが、また書店で何かいい本があれば見ておきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月12日 (金)

みんななんか楽しそうでした。

今日のレッスン、なぜかわかりませんが、いつも以上にみんな、なんだか楽しそうに、普段はそんなにおしゃべりしない子まで同じ時間のレッスンの子と少しおしゃべりしてみたり、問題を考えているときもなんだか楽しそうに取り組んでいる姿が何度も見られました。

そういうときは普段以上に調子よく進んでいく子も少なくないので、程度問題ではありますが、普段おしゃべりしない子であったり、ほかの子に迷惑にならず本人も集中できているようであれば、ある程度は目をつぶってもいいんだろうと思っています。

難しいのは、すぐに調子に乗って羽目を外してしまう男の子達…。
もちろん、男の子でも真面目に集中している子達もたくさんいるのですが、金曜のある時間の男の子2人が波長が合いすぎて、すぐに脱線してしまうんですよね…。
それはそれは楽しそうなのですが、休み時間ではないわけですし、その子達は盛り上がりだすと全く問題に手がつかなくなるので、落としたくない雷を落とさざるを得なくなったり…。

通ってくれてもう何年にもなる子達なので、そろそろそれについても学習してくれたらいいのに…と思うものの、なんとも「男の子らしい男の子」という感じなので、まだ当分はこんな感じかもしれないなとも思います。

いずれにしても、今日はなんだか楽しい1日でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月11日 (木)

今日のレッスン

今日のレッスンで、先日ブログに書いたかと思いますが、考えればわかるはずなのに、あまり考えないうちに答えを出したがり、やり方を教われば安心して問題に取り組むという傾向が強くなってきて心配していた子とのレッスンがありました。

前回、分数の大きさを図で表すことが全くというほどできなくなっていて(それより前のレッスンで紙を折って切ったり、図に色を塗ったりということをしているのですが)、そのうち悲しくなってきて涙…。
一目瞭然というような大きさ比べの問題すらできなくなり、悲しい気持ちのままレッスンが終了。
おうちで大きさを考えながらもう一度考えてみてくれるようには話しておきましたが、その日のコンディションなどにもかなり左右されるところがあるので、さて、今日はどうだろうと、少し心配していました。

調子が出ると少し難しい問題でもじっくり考えられる時間が長くなる傾向がある子なので、最初のうち、恐らくスラスラ進むであろう問題から始めることに。
念のため…と思い、口頭で「3分の1+3分の1はいくつ?」と尋ねると、少し考えて、なぜか「6分の1です」と答えたので、「大きさを考えて答えてね」と声をかけると、少し考えた後「3分の2です」と正しい答えが。
その後プリントを渡すと、足し算も引き算もスムーズに。そこで調子が出たので、7分の6キロを3等分するとという問題で、当然それはまだ一緒にやったことはないのですが、「7分の6÷3=7分の2」という式も自分でたてることができました。

そして、前回お手上げになってしまった類の問題に進むと、最初はまたあり得ないめちゃくちゃな大小比較。
そこで、紙を渡して図に表してくれるよう指示したところ、前回よりはかなりよく図が描けました。
自分が描いた図で自信を持って答えを出した後、次の問題でまた図を描かずにおかしな答えを描こうとしたので、もう一度図を描くようにいうと、描けばやはり正解。その後は自ら進んで図を描いて、もちろん、中には図を描くのに苦労するものもあったので多少必要な手助けはしましたが、前回とは比較にならないほどよくできました。

小さい子達はやはりまだまだ一進一退、もしくは足踏みしているように見えることもありますが、こうしてしっかり考えられるところを見ると、やはり嬉しくなりますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月10日 (水)

なんだか嬉しい。

小6まで通ってくれていた、この春から中1になった女の子がいます。
真面目な子で、通ってくれている間コツコツがんばってしっかり取り組んでくれていました。
うちに低学年から通ってくれている子達でそのまま高学年まで通ってくれている子達の大半は週1回1時間のレッスンでも数ヶ月先、中には1年先ぐらいまでのことをやっています。(私の指導がどうのということではなく、子ども達がきちんとがんばってくれている結果ですが。)

その子の場合も、通ってくれている間に少しでも先のことまで一緒にやっておければと中1のワークをやれるところまで一緒にやり進めてのお別れだったのですが、結局、1学期に学習するであろう範囲よりは先まで一緒にやることができていたので、この夏休み、その続きをしに来てくれるとの連絡をもらいました。

夏休みの間に3、4回、つまり3、4時間ほど一緒にレッスンさせてもらうだけではありますが、今回はどこまで一緒にやれるか楽しみです。

そして、暗記や反復、詰め込みなどではなく、その子自身が自ら考え、理解して積み重ねてきたことは、最初のうちは傍目にまどろっこしくて遠回りに見えても、ほんの少し長い目で見るだけで、その効果の大きさ、大切さがわかる気がします。
うちの教室でも、大半の子が週1回1時間一緒にレッスンをするだけで、学校より先のことを学習し続けることができるということは、小さい頃にどういう風に学ぶかということがとても重要だということなのだと改めて感じます。

もちろん、中学受験など期限があってどうしても詰め込まなければならないような場合もあるかもしれませんが、少しでも長く、ゆっくりじっくり考えて理解する学びを、子ども達にはしてもらいたいなと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 9日 (火)

たった1回で。

先週から一緒にレッスンをさせてもらうようになった1年生さんとのレッスンがありました。
前回初めてレッスンの初めにひもを使う教具で絵を作ったのですが、最初ということもあって、前回はほとんどをやって見せながらやり進めました。

そして今回。おうちの宿題にも出ていたこともあるのだと思いますが、同じ穴から出ることはなく、ひとりでちゃんと絵柄を作っていく姿にまず感心しました。
ただ、返し縫いをしているように、必ず次の穴、次の穴…と進んでいっている状態だったので、少し見ておいてから、一度に行けるところはできれば途中の穴に入らずに一気に行ってみてくれるよう話し、一度だけどういうことを言っているのかわかるようやって見せました。

ただ、小さい子達は一度言っただけではぴんと来なかったり、一度に行けるはずの途中で一度入ってしまったりということも珍しくないのですが、その子は一度言っただけですぐに言った通りにできるようになりました。
それを見てまた感心。

数に関してはまだゆっくりの印象はあるものの、この分だと案外すぐに変化が見えてくるかもしれないなと、ますます楽しみが膨らみました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 8日 (月)

本当に好きなこと

今日もレッスンはお休みでしたので、直接仕事とは関係のない話ですみません。
普段、スポーツ以外はほとんどテレビを見ないのですが、スポーツ以外で見るといえばほぼドキュメンタリーの類で、今日はたまたまつけたら「プロフェッショナル仕事の流儀」をやっていたので見ていました。

海洋堂の社長さんとスタッフの方たちが取り上げられていたのですが、この方たちがみんな、社長ご本人も口にしておられましたが、いわゆる「オタク」。それも、半端じゃなく、本物のオタクなんだなぁと、番組を見ながら思っていたのですが、とにかく模型やフィギュアが好きで、もともとがそういうものが好きな方たちが自然と集まってきて、そのうち正式に社員となられ、それぞれが作り出すとにかくこだわりぬいたフィギュアが、爆発的大ヒットを…というような話でした。
社長ご自身は若い頃に大きな借金を抱えて苦労されたエピソードも取り上げられていましたが、とにかく、ひたすらに、ああ、この方たちは心底これが好きなんだなぁと、見ていてなんだか泣きそうになりました。

心底好きなことは多少の苦労があっても、というか、相当の苦労があってもなんとかがんばれるものなんだろうと思います。
以前読んだ本にも、ワクワクすること、本当に好きなことを仕事にすれば、長時間の労働も苦にならないし、また、そうやって心から楽しんで取り組んでいれば自然と応援してくれる人や共感してくれる仲間が集まってくるというようなことが書かれていましたが、改めて、やっぱりそうだよなぁと、番組を見ながらしみじみ感じました。

真剣に、本気でがんばっている人を見れば、自然と応援したくなるという人はたくさんいるはずです。
がんばっている人が苦労していたら、助けてあげたいと思う人もいるはずです。
私は子ども達と一緒に学ぶという今の仕事がとても好きですが、それをもっともっと突き詰めて、一番何よりも好きでいくらやっても苦にならない部分はどこなんだろうなと、少しそんなことを考えました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 7日 (日)

オフでした。

今日は日中中学時代の友人たちとランチに行って、思い出話に花を咲かせてしまいました。
私達の中学時代は、結構真面目な学年だったにも関わらず、先生方がやたらと厳しく、しばしば暴力的だったため、今となっては笑い話のような壮絶な思い出が色々あって、いくら話しても話が尽きない感じで、あっという間に3時間経っていました。

それにしても今日は暑かったですね…。
外を歩いたのは短時間だったのですが、溶けるかと思いました…。(苦笑)
関西もそろそろ梅雨が明けるのでしょうか。
厳しい暑さが訪れるかと思うとちょっと憂鬱になりますが、元気に過ごしたいものですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 6日 (土)

どっちがいいのか。

今日、ある保護者の方とお話をしていて、改めて私自身色々考えたことがあります。

私は中学受験を経験していませんし、子ども達と一緒に勉強するようになってからはもう結構な年月が過ぎましたが、中学受験指導というものにはほとんど関わることなくこれまで来ました。

それでも、ここ数年は中学受験の算数の問題に触れる機会があったり、中堅校を目指すということで、理科や社会はおうちで取り組むのでということで一緒に勉強させてもらったお子さんがいたり、また、小3か小4まで通ってくれてその後受験塾に移っていった子の保護者の方などかがお話を伺うことがあったりもして、色々考えることはありました。

そして、今日お話をしていたときに自分でも改めて、ああ、そう考えるとわかりやすいよなと思ったことがありました。

教室に通ってくれている子達には公式などは本当に必要最低限しか教えませんし、教えるときも先にどう考えたら解けるかを考えてもらい、もし公式を忘れても解く手立てがあるというようにした上で、いずれ学校で習うであろう公式はこういうものなのだという感じで提示します。

考えて解くことに慣れた子達は機械的な暗記はあまりしたがらない子が多い印象で、例えば、中学生になっても通ってくれている子達などでは二次方程式の解の公式すら、覚えずに解こうとする子もいます。
といっても、その方法がやたらと時間がかかるわけではなく、もともとどうやってその公式が導き出されたかを考えれば、覚えなくても解けて不思議はないはずです。

で、全ての大手受験塾がそうだとは言いませんが、多くの受験塾では、要するに解の公式のような、もしくは公式とは呼べないようなものも含めて、何十個もの公式やパターンを暗記させ、当てはめれば解けるという状態にするのだと思います。

例えば、解の公式をきちんと覚えれば、二次方程式なら因数分解ができなかろうが、平方完成ができなかろうが、問題を解くことは可能です。
二次方程式の解を求めなさいと言われれば機械的に解の公式に当てはめればとりあえず答えは出てきます。

ただ、そういう公式が何十個もある場合、まずはその何十個もの公式を正確に記憶できる能力と、どの問題にどの公式を使えばよいかを問題を読んで正しく判断する能力が要求されるわけです。
正確に記憶して使いこなすには、よほど記憶力のよい子でなければ、それなりの反復を必要としますし、それも、機械的な暗記だと定着度も低くなりますから、尚更反復の回数を重ねる必要があるのだろうと思います。
また、そんなことが難なくできる子どもであれば、公式やパターンを大量に覚えるまでもなく、考えて問題が解けてしまうのではないかという気もします。(もちろん、一般的にはということで、子どもの能力や特性はそれぞれ違いますから当てはまらない子もいると思いますが。)

その対極にあるのが公式などは必要最低限しか覚えず、それぞれの問題を手を動かして図を描いてみたりしながら考えて自ら解法を導くという方法だろうと思います。
これは時には解くのに相当時間がかかったり、いくら考えても見当がつかないという場合もありますし、効率を考えれば見ている大人は心配になるだろうとも思います。
また、この場合も最終的に時間内にある程度の量の問題を解けるようにならねばなりませんから、早いうちからむずかしめの問題にじっくり取り組む経験を重ねる必要などがあるかもしれません。

私個人の考えでは、長い目で見れば絶対に後者の学習の仕方の方が本人のためになると思うのですが、こう考えると、前者の方法に向いている子も世の中にはいるのかもしれないなと。
その方法で算数の力や考える力がつくかどうかはわかりませんが、受験という目的のために、算数があまり得意ではない子などの場合はそちらの方法で貫くというのもひとつの選択肢ではあるのだろうなと。

ただ、前者の方法は大量の公式やパターンを正確に暗記し、更にそれを正確に使い分ける能力が要求されるということを考えた上で、その子にはどちらの方が向いているのか、どちらの方がよい結果に結びつくのかを判断する必要があるのではないかなと、そんなことを思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 5日 (金)

なんか嬉しい。

2年生の子とのレッスンでのこと。
最初の頃からすると随分しっかり考えられるようになってきた感じはあるものの、まだスイスイスラスラというわけにはいかず、日によっては全くの不調だったりすることもある子と、今日から嵩の学習をすることになりました。

前回のレッスンの終わりにリットル・デシリットル・10ミリリットルのマスを渡して、おうちで量り比べてくれるようお願いしておいたのですが、マスを受け取ったとき、なんだかとても嬉しそうにしていたのが印象に残っていました。
すると、おうちでしっかりやってきてくれたようで、マスと一緒に渡した紙に色々書かれていて、これは「やってきてくれた?」と聞くのも失礼だなと、そのままレッスンに入りました。

始まって間もなく、あるプリントで思いがけない答えを選んだので、え?これはもしかして不調の日?と少し不安になったのですが、そのプリントができなくても今日のレッスンにはさほど支障がなかったので、また今度にするねとプリントを変えました。

答えの書き方だけを伝えて、後は様子を見ていたのですが、最初のうちはスラスラと。
そして、リットルマスの絵が1個とデシリットルマスの絵が10個描いてある問題にきたとき、「1L」と書いてデシリットルマスに目を向け、そこで動きが止まりました。
消しゴムを手に持って、しかし一瞬ためらったので、顔を見て黙って頷いたところ、1を消して2に書き直しました。

その子には10デシリットルが1リットルになるということを口頭で確認はしておらず、マスを渡したときに一緒に渡した紙に少し書いていたものの、「あれ?」と手が止まったのは、おうちでマスで量り比べてくれたからなのだろうと思います。

決してまだ算数が得意とまでは言えない子が、何も言わなくても自分でそのことに気づいてくれたことがなんだかとても嬉しく思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 4日 (木)

反省。

今日のあるレッスンでのこと。
朗らかでかわいい低学年さんと算数のレッスンを小一時間。その後30分弱国語をしていたときのことでした。
その子は算数はしっかり考えてくれるのですが、算数が好きな子にしばしば見受けられる、国語はあまり好きじゃない、じっくり読まないというところがちょっぴり気になります。

今日はたまたまやっていたひとつの教材がちょうど終わるところで、その最後の問題ができていなかったので、本文をもう一読んでくれるように促すも、なぜか読もうとしません。
他の子を見つつ、そっとその子に目をやると、全く違う方を見てぼ~っとしています。
読まないとわかるはずもなく、また1つの教材の最後の最後の問題なので、しっかり正解しておしまいにしたいというのもあって、再度小さい声でもいいので読むよう促すも、なぜか声を出して読もうとしてくれません。

それまでは元気すぎるぐらいはきはき色んなおしゃべりをして大笑いしていたので、尚更なんで?と思いつつも、レッスン終盤で疲れているのかな?と、少し助け舟を出したりもしたのですが、表情が完全に別の人のように曇っています。

ただ、その時点ではまだレッスン終了までに時間もあり、その1問なら終わらせられるだろうと思って更に少し助け舟を出したりもしたのですが、もうだんまり。
質問に答えるのも無理になってしまって、書いてあるところを鉛筆で指すのが精一杯。

そのうち時間にもなり、これはもう今日は無理だなと、次回頭がすっきりしているときにもう一度やることにしようと、そこでレッスンを終えました。
すると、我慢していたのでしょう。涙がぽろり。

まだ小さい子ですし、時間も長くなっていることもわかっていましたので、キツイ言い方は全くしていないつもりですが、きっとその子なりに考えて、それでもわからず、どうしていいかわからなくて不安になっていたんだろうなと、途中、ふざけていたのも、もしかすると、その気持ちを悟られたくなくてだったのかもしれないなと、そう感じました。
目に涙をためながらも、帰り際には少し笑顔も見せてくれましたが、申し訳ないことをしました。

じっくり集中して考えてもらいたいというのは譲れないところで、それをどこまで求めるかなかなか難しいところではありますが、もっともっと子どもの様子に気を配っていかねばと反省しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 3日 (水)

神戸ノート

今日はオフでもないのに仕事には直接関係ない話ですみません。
たまたま同級生たちとフェイスブックで話題に上ったので、ちょっと書かせて頂こうかなと。

小学生の時代を神戸で過ごされた方は恐らくみんな当たり前に使っていたノートがあるのではないかと思います。
連絡帳はむらさき、自由帳はピンク、百字帳は緑、算数帳はグレー…とかの表紙で、学校の授業で使うノートはローマ字練習帳や音楽帳なども全て揃っていたのではないかと思います。
私達の時代にも使っていましたが、今の子ども達もやはりほとんどの子が同じものを使っているのではないかと。

しかし、あのノートが神戸市特有のものだと知ったのは大人になってからでした。
それも、自治体が作らせているとかではなく、関西ノートという企業が作っているものなのだと。
それを知ったときはかなりびっくりしました。子どもの頃は疑問にすら感じませんでしたが、小学生はみんなこれを使っているんだと思っていて、ただ、テレビCMとかで「ジャポ○カ学習帳」などのCMがあったり、転校生などが時々違うノートを使っていたりというのは目にすることがありましたから、そういうものもあるんだなぐらいに思っていたというか…。

ただ、何より不思議なのは、「神戸ノート」といって全国的にも珍しい扱いを受けているようで、どうして神戸だけ一企業が作ったオリジナルのノートが全ての小学生の定番になったのだろうということです。
他の都道府県や他の市町村でもそういうことがあるのならわかるのですが…。

と、書いたものの、疑問のまま答えが見つかっているわけではなくてすみません。(苦笑)
それにしても不思議ですよね…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 2日 (火)

新人さん

7月になり、今日から1年生さんと新たにレッスンさせてもらうことになりました。
学校以外では習い事としてのお勉強はしておられなかったとのことで、ある意味真っ白の状態でレッスンをさせてもらえるため、責任もありますが、とても楽しみでもあります。

体験レッスンのときの様子では数量感覚というのはまだあまり身に付いていなさそうで、学校で10までの足し算や引き算はやっているはずなのに、まだスラスラという感じではありませんでした。
最初がとても大切ですので、今日はぱっと見て数を感じるということに重点を置き、積み木や教具などを見せながら何度もやりとりをしました。

その後、10までの足し算をやってもらったのですが、初めは式の数字しか見ておらず、指を使って数えようとすることもあったその子に、「7は5の上にいくつのってる?そこにあと2のせたらどうなる?」というようなやりとりで教具を思い浮かべるよう促すと、何度も「あ!」と表情が明るくなり、ちゃんとわかったのだなと感じられることがありました。

指を使おうとしたり、使わないにしてもどうやら頭の中で数えていそうなときなどは表情が今ひとつ晴れないのですが、ちゃんとわかったときには見ていて明らかに表情が明るくなるのです。

それが「わかる」ということなんだとその子自身が感じてくれることで、もやもやした気持ち悪い状態を抜けてちゃんと理解したいと思うようになってくれたり、よく考えずに適当な答えを書いて済ませようとしなくなってくれたりといった変化が現れてくるのではないかと思います。

たった1回のレッスンでも何度も何度も表情が変わる瞬間が見られましたので、これからがとても楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年7月 1日 (月)

結局ひきこもっていましたが。

先日読んだ「先延ばし」の本に、やることリストはなるべく小さく、ハードルを下げるのがいいと書かれていて、まあ、そのリストを作るのにも数日で飽きてしまいそうな自分が目に見えはしますが、ここ数日、そのリストのお蔭で休日もいつもよりは少しだけ生産的に過ごせている気がします。

今日も外には出なかったものの、家で休憩の合間に予習。(それが逆ならよりよいのですが…)
読書ブログも更新しましたし、他にも家のことを少し。

今日から7月だったので、もっとバリバリ生産的に活動すればよかったなと思っても、既に時遅しですが、明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »