« 「わかる」の違い | トップページ | オフでした。 »

2013年6月 1日 (土)

書くこと、描くこと

この頃強く感じるのは、頭の中でイメージするのが得意な子達は別として、苦手な子であれば尚更、まず問題に書かれている数を書き出したり、絵なり図なりを描いてみることを当たり前のことだと思わせることが大事なのではないかなということです。

イメージが得意な子は文章題などは読んだらさっさと式や答えを書いてしまいますので、そういう子達にまで無理に書きなさいというつもりはありませんし、頭の中でイメージするということは頭をたくさん使っているということでもありますから、脳の神経線維の刈り込みが始まるまでに脳の色々なところを少しでもたくさん使ってもらうのはいいことだろうとも思います。

ただ、見ていると、算数があまり得意ではない子、数の感覚がなかなか身につかない子の多くが、書いてはいけないと思っているようなところがあり、また、書くように勧めても書きたくないという子もおり…。
ですが、代わりに簡単な絵や図を私が書いてみせると、それだけで頭が整理されて随分考えやすくなるということも少なくありません。

例えば、このところのレッスンで現時点ではあまり算数が得意ではない様子の女の子達と「はんぶん」「2ばい」の学習をしたのですが、「300の半分」とか「60の2ばい」とか、彼女達にとっては少し数が大きかったり、半分にしづらかったり、足し算が難しかったりするようなものでも、数や絵をかくことで随分すんなり考えられました。

特に効果抜群だったのが300や500の半分で考え込んでいた子達に300の代わりに100のドットを表す正方形を3つ(本当にただの正方形なのですが)描いて見せ、「これ300よね?半分ってどこ?線引いてくれる?」というと、みんな少し考えただけでちゃんと3枚のうちの真ん中を半分に分ける線を引いてくれました。
そこで「じゃあわかるよね?」というと、その絵を見てちゃんと「150」と答えることができたのです。
100個のものをかいたわけではなく、四角1つが100の代わり。それでもちゃんと考えられるわけですから、尚のこと、自分でそれが描けるようになれば、もっとスムーズに楽しく考えられるようになるだろうなと。

小さい頃からのお付き合いながら、算数がキライで苦手な6年生さんも、適当に数をこねくり回そうとしているときには絵に表せるものは必ず表してもらうのですが、そうするとやはりかなり考えられるようになりますので、今後はもっともっと、特に苦手な子達に対して書くこと、描くことを積極的にお勧めしていこうと思います。

|

« 「わかる」の違い | トップページ | オフでした。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 書くこと、描くこと:

« 「わかる」の違い | トップページ | オフでした。 »