確かに進歩してる!
先日も書いた子のことですが、1年生になって通ってくれるようになり、真面目にがんばっているものの、数の感覚がなかなか身につきづらそうで、苦しそうな顔で問題と向き合っていることが多い子が、このところ少しずつ変化の兆しを感じさせるようになってきていました。
それでも、先週はまたちょっと足踏み。まあ、一進一退なのかもなと思っていたのですが、今日のレッスンでも前半はまた難しい顔でうんうん苦しそうな様子。まあ、それでも一所懸命考えようとしているのは伝わってきていて、時々、あ?なんかちょっとわかりかけてるよね?と感じさせてくれる場面も。
で、どうにかこうにか苦しんだプリントを終え、4けた同士の足し算の暗算を考えてみてもらうと、これは思いの他スラスラと正解。そこで、些かの不安を感じつつも3けた同士の引き算の暗算のプリントを出してみたところ、これまでのその子を見てきた限りでは、え?そんなところまで考えられるようになった?!と少し驚いてしまうぐらいよく考えていて、1問、また1問と進むうちに、そのペースも徐々に上がり、これならもう1枚がんばれるのではとレッスン時間の最後に更にもう1枚やってもらったところ、難しい顔にもならず、かなりスムーズに解き終えてくれました。
すごくすごく頭をフル回転させているんだろうなとは思いますし、算数が得意な子と比べると、数量感覚は身につくのに時間がかかるのは確かではあるものの、まだ1年生で3けた同士の繰り下がりのある引き算を筆算せずに考えられるようになっていることを思えば、それはやはりすごいことだなと、見ていてしみじみ感心してしまいました。
この子自身ももちろんですが、おうちの方もがんばってくださっているので、よりよい状態になっているのだと思いますが、この分だとこの先ぐぐっと伸びるときが来るかもしれないなと、また楽しみが増えました。
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