一度でいいから…。
もともと中学受験の経験も、中学受験しどの経験もなかったのですが、ここ何年か、そういう問題を解く必要があり、先日も時計の長針と短針の角度の問題でかなりあれこれ考えたところですが、受験算数のワークブックの例題、基本問題、練習問題、チャレンジ問題と並んでいるうちの、チャレンジ問題になると、え?これ一体どうやって解くの?と思うような問題が出てきます。
方程式を使えないからというような話ではなく、空間認知の能力が残念ながらあまり高くない私にとっては問題で与えられているものがイメージできないというようなことがあったりもしますし、それでも、実際に作れる場合は作ってみたりもしますが、そうするのも難しいようなものだと、とりあえず解説を読んでみるものの、時には解説自体が何を言おうとしているのかよくわからないものもあったり…。
極力余裕を持って準備をしていますので、そういう問題にぶつかった場合はしばらく考えても全くどう考えていいか思いつかなければ、一旦保留にし、後日また見直し、それでも無理なら再び保留にし…という感じで、これまでは子どもと問題をやるまでにはどうにか解決してきているものの、世の中にはこういうものもぱっと頭にイメージが浮かんで、そのまま頭の中で操作してしまえるような人がいるんだろうなと思うと、一度でいいから、そういう脳で問題を解いてみたいと思ってしまいます。
なんというのでしょうか。問題を見てぱっと答えが閃いたような場合、どうしてその答えが出たのか説明しようと思っても、その説明が難しいことがあります。
うまく説明はできないけど、感覚的にその答えには絶対の自信があったりもして。
頭の中でイメージを動かせるような人たちは、きっとそういう感覚が頻繁にあるんだろうなとは思うのですが…。
脳の研究が進み、少しずつ脳の仕組みが分かりつつありますから、いずれ、どういう脳であればこういう能力が…とか、こういう能力を高めたければどういうことをすれば…とか、そういうのもわかるようになるのかもしれませんね。
多分私の脳には間に合いそうにありませんが。(苦笑)
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