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2013年2月28日 (木)

早2月もおしまい。

2月はきっちり4週間だけということもあり、尚更短く感じますね。
あっという間に今年も2ヶ月が過ぎました。新年は昨年ぐーたらだらだらし過ぎたので、もう少しまともな暮らしを、仕事ももう少ししっかりがんばらなくてはと思って始まったのですが、元来無精者なので、2ヶ月は続きませんでした…。
明日から3月ですし、また気持ちを新たにがんばりたいと思います。

そう意識するとそれが現実になるというような話はよく聞きますので、そのせいかもしれませんが、例年、12月から2月にかけての正に冬の時期は、なんだか気分が滅入ったり、実際何かトラブルが起きたりと、あまりいいイメージのない期間でして、この冬もその3ヶ月ほぼきっちり気分が浮上せぬまま(レッスンしている間は子ども達のお蔭で元気でいられるんですけど)過ぎて行きました。
というわけで、明日から浮上するぞ!と強く念じながら2月を終えたいと思います。(笑)

今日のレッスンも子どもたちみんなよくがんばってくれました。
このところずっと、割とみんな調子がいいような気がします。幸せなことです。

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2013年2月27日 (水)

また一歩。

小さい子達とのレッスンはしばしば一進一退というか、そうとは言わなくても、進んだと思ったらぱったり止まって…と感じるようなことがあります。
まあ、小さい子に限らず、学習の成果をグラフで表すと、右上がりの真っ直ぐなグラフのイメージではなく、成長が止まっているように見える平らな部分がしばらく続いた後、ぴょこんと上がり、またしばらく平らな部分が続いて…というような伸びをするのが一般的と言われていることとも重なるのだと思いますが、それが小さい子達だと顕著な印象があります。

今日のレッスンでも、前回はまた煮詰まって、表情を見ていてもちっとも楽しそうではなくて、ああ、イヤなんだろうな、考えたくないんだろうなと感じていたことを今日もう一度やってみてもらって様子を見ようと思ったところ、明らかに前回と表情が違いました。
そして、特に嫌がる様子もなく、じっと考え、何度か消しゴムは使ったものの、私は全く助けなくてもちゃんと答えが出せました。
すごいなぁと思いながらぐるぐるマルをつけると、2問目、3問目と僅かながらスピードが上がり、5問目にはもうバッチリわかったんだろうなという速さで答えを書きました。
4けた-3ケタや4けた-4けたの引き算だったのですが、まだ1年生の女の子がほんの2、3回でまたひとつステップアップしたんだなぁと。
レッスンの最初にその問題をクリアした自信か、今日は1時間ずっとご機嫌で、笑顔が何度も見られました。

止まっているように感じられるときも、本人に考えようとする気持ちさえあれば、ちゃんと伸びていくものなのかもしれませんね。

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2013年2月26日 (火)

え?なんかすごい!!

レッスンしていてもそんなことをほとんど感じたことはないのですが、おうちの方のお話では図形が苦手であるらしい3年生の女の子とのレッスンでのこと。

2月に入ってから面積の学習をして3回目になるのですが、先週初めて、平方センチメートル、平方メートル、アール、ヘクタール、平方キロメートルの5つの単位全部を学習し、少しだけ換算の問題もしました。
ただ、単位が5つある上、長さと混同したりもして、おまけに問題も難しいものが少なくないため、これまでそこの学習に差し掛かった子達のほとんどが、かなり四苦八苦しながら問題に取り組んでいました。

今日のレッスンのその子はもともと図形問題があまり好きではないという子ですから、面積で単位換算となったら、もしかすると体中からイヤイヤオーラが出るかもなぁと少し心配していました。
そして、レッスンが始まると、前回換算の問題を1枚やった程度だというのに、静かに問題に向き合ったかと思うと、そこそこ速いペースで、おまけにほぼノーミスでどんどん問題を解いていくのです。
文章問題になっても、私が何も言わなくても、簡単に図を描いて与えられている長さや面積などを書きこみ、それを見ながら考えています。

少なくとも、図形問題に苦手意識があり、算数があまり好きではないという子の反応とは思えません。
まあ、もともと、好きではないらしいものの、結構できてはいたのですが、今日の正確さ、それも先週たった1回やっただけのことをここまでしっかり使えるようになっていることに本当に驚きました。
何度も「すごいなぁ」「よく覚えたなぁ」などと声をかけましたので、本人も少し照れくさそうにしていましたが、これがきっかけでもっと自信を持ってくれたらいいのになぁと思いました。

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2013年2月25日 (月)

双子の不思議

教室を始めてからこれまでに、何組かの双子さんが来てくれました。
といっても、二卵性の双子さんばかりなので、一卵性の双子さんだとまた何か違うのかもしれませんが、その子達のおうちの方とお話していて、よく、やっぱりそうですよね!というお話になるのが、どちらかひとりが調子がいいともうひとりが調子が悪くなるというように、2人揃って好調とか、2人揃って不調とかいうことはあまりないように思うのです。

例えば、ある日のレッスンで片方の子が絶好調だともう片方の子はもうぐだぐだでどうにもならなかったり、1時間の中でも不調だった方の子が調子が出だしたなと思うと、それまで問題なく取り組んでくれていた方の子が急にペースダウンしたり…。

まだ年長さんで、現在は月1回ぐらい来てくれている双子さんがいるのですが、その子たちもこれまた見事なまでに2人揃って1時間好調ということはこれまで一度もなかったのではないかと。
ついこの前までは片方の子がコンスタントに好調でもう片方の子は不調続き。算数があまり好きじゃないみたいというお話まで出始めていたというのに、このところ、算数に抵抗を示していた方の子がニコニコいい感じでレッスンに集中してくれている一方、これまで好調だった、数の感覚も身につきやすそうな印象を持っていた子の方が急激なペースダウンをしていまして…。

そういうのを見るたび、双子さんには遺伝子レベルとか何か、普通の兄弟、姉妹とは違う何かがあるんだろうなと思います。そのうち科学的に解明されたりするのかもしれませんが。

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2013年2月24日 (日)

オフでした。

今日は夕方、久しぶりの美容院へ。
もう20年以上お世話になっている美容師さんなので、ご無沙汰してもいつものことということで、呆れずきちんとばっちり仕上げてくださるのですが、かなり久しぶりにふわふわパーマになりました。

しかし、夕方の予約だったので、終わって美容院を出たら急激に気温が下がっていて、雪が舞っていました…。
また数日かなり冷え込むようですね。
2月ももう終わるというのに、こんなに気温が下がると、また風邪をひく子などが出てきそうで心配です…。

オフでしたので今日はこれにて…。

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2013年2月23日 (土)

難しいし悩ましい…。

子ども達とレッスンをしていると、ある程度私とのレッスンに慣れるまで、特に小さい子達は自信がないときや答えがはっきりわからないときなどに、こちらの顔を見ながら「これ?」とか「5?」とか、答えが合っているかを尋ねてくることがあります。

今日もある子とレッスンをしていて、点つなぎの問題で苦労していたその子は、お手本を見ずに他所見しては自分が書いたのを見て、私の顔を見て、「どこ?」と抜けているところを教えてほしそうにしていました。
もちろん、教えるのは簡単で、優しく、「ここでしょ?」とか「ほら、ここどうなってる?」と誘導することもできますし、恐らくその方がレッスンの雰囲気は和やかに、子どももそれなりに楽しくご機嫌にレッスンを進めて行くことができるのだろうと思うのです。

ただ、どう見ても、真剣に取り組んでいない段階でそれをするのは絶対マイナスの方が大きいと感じていますので、たとえ相手が小さい子であろうと、その子が真剣な顔つきになって問題に向かい合ってくれるまでは簡単には手助けはしません。
何より、苦労してがんばって自分で答えを見つけたときの「ああ、そうか!」という気持ちよさを積み重ねてもらうことが、考える力を伸ばす上でもとてもとても重要だと感じていますので、子どもが悲しそうな顔をしても、まずは真剣に考えるよう促すことを優先します。
でも、それ、結構つらいんですよね、こちらとしても…。子どもが悲しい顔をするのとか、できるものなら見たくありませんから…。
でも、そこで私が折れて簡単に手を貸してしまうのは、長い目で見ると、というか、ほんの1、2年の話でも、大きく足を引っ張ることになりかねませんから、大事な子ども達のことを思うと、やはり嫌われようが、ぐっとこらえるしかないんですよね…。

集中して考えるようになった上で、助けが必要であればもちろん助けますし、ある程度一緒にレッスンしている子達はそれが当たり前になっていきますので、そういう悩みを私が感じる期間はひとりひとりの子に対してはさほど長くはないのですけど…。
大事な子ども達の希望に満ちた未来のためにも、彼らの能力が伸びていく足を引っ張ったり邪魔したりすることのないよう、これからも気をつけていきたいと思います。

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2013年2月22日 (金)

すごい!覚えてた!

今日のある5年生とのレッスンのときのこと。
その子とは、以前円周の学習をするときに、一緒に円形の色紙を使って面積の求め方まで考えさせてしまい、近いうちにやるから覚えておいてねと言ってありました。

その子にやってもらったのは、円形の色紙をできるだけ細かい扇形に切り分け、互い違いに並べて扇形をどんどん細かくしていけば最終的に何の形になるか、その場合どうすれば円の面積が求められるかを考えるということでした。
仲良しの5年生の子とどちらが先に気付くか競争が始まったので、集中もしていましたし、そのときは印象に残っていたとは思います。

しかし、それから多分2ヶ月ほど経ち、さすがに覚えていないかもなぁと思いつつ、今日いよいよ円の面積の学習をすることになったので、「面積の出し方覚えてる?」と尋ねると、少し考えて「え~っと、半径×半径×3.14!」と一発正解!
その子の記憶力がよかったということがあるにせよ、まさかそこまですんなり出てくるとは思わなかったので、少しびっくりしました。

色紙を折って、切って、並べてという作業にかなり悪戦苦闘し、更に友達との勝負に負けたくないと集中もしたのがよかったのかもしれません。
全てのことを体感するのは難しいかもしれませんが、そうやって体感できること、実感できることはできるだけひと手間かけてしっかり考えてもらえたらと思います。

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2013年2月21日 (木)

不思議なような普通なような。

先日のレッスンでのこと。
年長さんから1年生の間は何かで黙り込んでしまうともうどうにもこうにも何も言えなくなってしまうことが多かった子が、2年生になって変わり始め、それに伴って、それまではなかなかに苦労していた算数自体も随分良くできるようになりました。
ぐんと伸びる前にたっぷり力を蓄えていたのかもなぁと思いながら、この頃の姿を頼もしく見ているのですが、その子は先日から時間計算の暗算、筆算、文章題などをやっています。
時間計算も以前とは別人のようにかなりよくできるようになり、筆算より先に日・字・分・秒の4つの単位が出てくる計算のプリントをやってみてもらいました。
すると、時々自分で気がついて答えを書き直すことはあれど、ほぼ助けを必要とすることなく、しっかり考えて解いています。
本当によくできるようになったなぁと思いながら、それを筆算の式に書くとこうなるのだと言って筆算のプリントを渡しました。
暗算でできるわけですから、日を時に直したり、時を分、分を秒に直すことは言わなくてもできているわけで、だったら大丈夫だろうと様子を見ていると、筆算になった途端、特に引き算になると何度も何度も間違えるのです。
途中で気づいて十の位に「6」と書いてみたりはするものの、もともとある十の位の数(もし23分であれば「2」)と並べて「62」と書いてしまって訳が分からなくなったり…。声をかけると直せるのですが、明らかに暗算(横式)でやっていたときと比べて間違う頻度が高過ぎるのです。

う~ん、ちゃんとできているのになぁと思いながら、再び暗算での計算のプリントをやってもらうと、そちらは大丈夫。そこでまた筆算に戻すとやはりかなり間違える…。(苦笑)
そこで、筆算のプリントをやるときに、上の位から考えてもらうことにして様子を見ていると、繰り下がりがあるときなどに消しゴムが登場することはあれ、ほぼ間違えないのです。

教室の子ども達とは、よほど数の感覚が身につきづらいちいうようなことがなければ、足し算も引き算も上の位から考えて行くのですが、そういえば、どんなに桁が増えても筆算を上の位からやり続けていた子も過去に何人かいたのを思い出しました。

普通は筆算の方が簡単だと思いこんでいますが、もしかすると、ちゃんと意味を考えて解くには暗算の方が簡単なのかもしれないなと、改めて考えさせられました。

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2013年2月20日 (水)

お休み続出

今週はまた冷え込みが厳しくなったせいもあるのかもしれませんが、昨日もひと組お休み、今日は1組と1人が体調不良でお休みでした。
おまけに今日は学校行事でお休みの子もいたので、人数少なめ、レッスン終わりもいつもより早目でした。

今日は注文した教材が届いたり、メールの返信をするものがあったりでしたので、レッスンが早目に終わったのはありがたいところもありましたが、風邪やインフルエンザなどダウンしている子のことを考えると、早く元気になってほしいなと思います。

それにしても、私自身はインフルエンザはもちろんのこと、ここ何年か風邪らしい風邪もひいたことがありませんし、寝込んだとなると一体何年前のことか思い出せないほどで…。
この丈夫な体をありがたいなと思ってはいますが、ふと考えると、いつも教室と家の往復だけで、もともと人ごみが苦手。お休みもほとんど引きこもっているということも結構関係しているのかもと…。(苦笑)
あ、でもあんまり関係ないか…。小学生の頃、流行病がクラスに広がり始め、じわじわと自分の席周辺に近づいてきても、私だけはかからず終わる…みたいなことも少なくありませんでした、そういえば。(笑)

と、余談でしたが、明日も元気にがんばりたいと思います!
体調を崩している子達が早く元気になりますように。

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2013年2月19日 (火)

面積の学習

今日のあるレッスンでのこと。
面積の学習をして3回目の子と、今日は平方メートル、アール、ヘクタール、平方キロメートルの新たな単位の学習をすることになりました。

1平方メートルは1メートル×1メートルですから、10000平方センチメートルだと、大人であれば何も難しいことはありませんし、数量感覚に優れている子の中には苦もなくそれに気づく子もいるにはいるのですが、1平方メートルは100平方センチメートルと間違える子どもも少なくないので(長さの換算に引っ張られてしまうからだと思いますが)、理屈で説明をする前に、どの子にもまずやってもらうことがあります。

最初に10センチ角の方眼の厚紙を渡し、それが100平方センチメートルであることを確かめてもらった後、1平方メートルの模造紙を広げてもらい、その厚紙は使ってもいいということで、1平方メートルが何平方センチメートルかを考えてもらうのです。
ほとんどの子は最初、その厚紙を紙の端に当てて、それをずらしていく方法で考え始め、そのうち気づく子は縦にも横にも10回ずつ並ぶことに気づいて、作業を途中でやめて考え始めたりします。
とりあえず子ども自身が気づくまで様子を見ているのですが、今日の子は苦労しながら何度も何度も縦にも横にも並べているようです。
時折様子を見てみると、どうしてか、紙の端から5センチぐらいのところに厚紙を当てていて、ん?どういうことだろう?と思ったものの、しきりに何か考えているようだったので、もう少し見ていました。

そして、もうしばらく経ってから席に戻ってきたのですが、すっきりわかったという感じではないようです。
そこで、どれだけ並んだのかを確認し、縦にも横にも10回ずつ並んだというので、再度考えてもらって、10000平方センチメートルという答えに辿り着きました。

本当ならアールやヘクタールも体感できればよいのですが、10メートル四方の紙を広げられる広さの教室ではありませんし、当然100メートル四方なんてのはそんな紙を広げるのはもちろん、作ること自体も大ごと。できても置き場が…という話ですので、とりあえず体感してもらうのはそれだけです。

ですが、その手間をかけることで多少なりとも1平方メートルは100平方センチメートルという間違いを減らせるのではないかと思っていますので、時間がかかってもそれはできるだけやってもらうようにしています。
もし間違えても、「あの緑の紙よ?(1平方メートルの紙は緑の模造紙で作ってあるので)」ということで、子どもの記憶を呼び起こすこともできますし。

実際のサイズでは絶対無理ですが、どうにかして面積の単位の関係をもっと実感する方法があればなと以前からずっと考えているものの、仮に1平方メートルを1ミリ角で表したとしても、1平方キロメートルは1メートル角になってしまうので、プリント上ではどうすることもできないんですよね…。スタートを1ミリ角より小さくすることもまた難しいですし…。
何かいい方法はないかなぁと、もう何年も考えているんですけどね…。

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2013年2月18日 (月)

原因がわからないのですが…。

長らく教室のホームページをほとんどほったらかしにしていて、つい先日あるメールを頂いたことで、あ、訂正しておかなければ!と、久しぶりに少し訂正や更新をしました。
で、いつものように更新したページをアップロードしたのですが、どうしてなのかトップページだけがいくらアップロードし直しても古いまま更新されないのです…。

まあ、更新日時を直したのと、タイムテーブルを少し訂正したので、(H25.2)と直しただけなのですが、それがどうしてか、(H24.5)から変わってくれません…。

もともと機械に弱い私がよくわからないままに作ったホームページなので、何か不具合が起きてもよくわからないままで…。
最近は見るからに個人が作りました!というようなホームページはもう滅多に目にすることもなくなってきましたので、かなり天然記念物化し始めているような気もするのですが…。
う~ん、なんでかなぁ。

今日は夕方税理士さんのところに確定申告の書類に捺印をしに行ってきました。
これで今年の確定申告はあと提出をして頂くだけになりました。すっきり。
明日からまた1週間、元気にがんばりたいと思います。

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2013年2月17日 (日)

緊急速報

土曜にありがちな、明け方までサッカーを見ていて、そのままコタツでうたた寝をしてしまった朝。これまで聞いたことのない大きな音量のアラームで目が覚めました。
何事!?と思って、音が鳴っているらしいスマホを見ると、緊急速報の文字。
今日、避難勧告は出ていないものの、徒歩10分かからないぐらいの場所で不発弾の撤去作業があるというお知らせでした。
その作業に伴い、国道2号線が一時、一部区間通行止めになると。
更に、少なくない世帯の方に避難勧告が出されていることを知り、びっくり。

不発弾が出たという話は少し前に教室に来てくれている子から聞いて知っていましたが、まだ撤去していなかったということや、そんな大がかりな撤去作業が必要だということを知らなかったので、朝から本当に驚きました。

幸い2時間半ほどで作業は終わったようで、またうとうとしていたら、作業終了を知らせる緊急速報のアラームで再び起こされました。(苦笑)

しかし、考えてみたら、数千人の方が避難の必要がある作業を生身の方々がしてくださるんですよね?どんなに防護したとしても、建物が吹っ飛ぶ可能性があるような爆弾であれば、もしものことがあったら、さすがに…なのではないかと思うだけに、本当に頭の下がる思いです。
何事もなく順調に作業が終了して本当によかったですね。

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2013年2月16日 (土)

成長の兆し

今日は、まだ1年生ですが、おうちの方のお話では算数に限らず国語もあまり得意ではなさそうで、色々心配という子とのレッスンがありました。

主に女の子には少なからずいるのですが、数量感覚が身につくのに時間がかかり、数が100を超えてくると相当苦戦するというタイプに、今のところその子も属しています。
レッスンではすごくがんばってくれているのがわかりますし、おうちでもおうちの方が気長に粘り強くご指導くださっているようで、ゆっくりながら変化を感じられる状況ではありました。

ただ、さすがに3けた同士、4けた同士の計算になると、またかなりペースダウン。焦っても仕方ありませんし、何よりまだ1年生ですから、今何が何でも3けた同士や4けた同士の計算がスラスラできるようにならなければいけないわけでもありません。
ですので、様子を見ながら少しずつ進めているのですが、今日のレッスンで3けた同士の足し算を考えてもらっているとき、繰り上がりが2回ある問題をじっと考え、十の位の繰り上がりも一の位の繰り上がりもどちらも百の位に入れてしまった答えを書きました。
ですが、それを書けたのは、その子にとってかなりの進歩なのです。これはあとひと息のような気がすると、その後何問か一緒に考え、自分でやってみてもらうと、もちろんスラスラではないものの、3けた同士の足し算がかなりしっかりできるようになりました。
3けた+4けたも少しやってもらいましたが、それも少し手助けをしただけで、ほぼきちんと解くことができました。

20までの足す引くでも結構苦労していたことを思うと、明らかにその子の中で何かわかり始めているんだなと感じます。
子ども達は変わり始めると一気に変わることもありますから、これからがますます楽しみです。

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2013年2月15日 (金)

見える子には見えるんだな。

今日のレッスンでのこと。
1年生の間に算数に苦手意識を持ってしまって、来てくれるようになった女の子がいるのですが、通ってくれるようになって少し経った頃から、単に最初のうちにきちんと見ていてもらえる環境がなかったからで、どうやらかしこい子のようだと感じられるようになりました。

ただ、計算はあまり好きではないようで、スラスラとまでは行かず、それでも初めを思えば本当によくできるようになったなと思いつつレッスンをしていました。
そして、図形の学習になった途端、とても楽しそうに問題に取り組み始め、今日はサイコロの展開図の問題が出てきたのですが、女の子だというのに、かなりスラスラと、展開図の面の位置関係(前後左右上下)を図を見ただけで描き込んでいきます。
中に少しわかりづらい問題があり、それだけはマグネット式の教具を並べて見つめて考えてはいましたが、平均的な女の子と比べると圧倒的に速くよくできていて驚きました。

そして、ああ、この子にも見えるんだなと。
男の子などには、もう本当に驚くぐらいスラスラと展開図などの問題を解いていってしまう子がいるのですが、その子達の頭の中では平面に書かれた展開図が実際にパタパタと組み上がっていくのだろうと思うのです。
残念ながら私はその能力はあまり高くないというか、女にしてはまだできる方という程度ですから、その子達の頭の中を見てみたい気持ちになります。

いわゆる「理系」と言われるような人の多くはそういう頭の持ち主なんだろうなとも思いますが、その人たちに見えるイメージを私も一度でいいから自分の頭の中で見てみたいものです…。

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2013年2月14日 (木)

みるみるマスターしてる!

2月になって1年生さんと嵩(リットル・デシリットル・ミリリットル)の学習をしています。
最初のうちは簡単でスラスラご機嫌で取り組んでくれていたのですが、この単元、途中から大人でもちょっと面倒だなぁと思ってしまうような、もしくは、長らくデシリットルという単位に出合わずにおられる一般の大人の方だと解けないかもしれないような、そんな計算問題が出てき始めます。

もちろん、やってもらう問題数などはその子その子で加減もしますが、はじめのうちはちょっと苦戦。教室ではまあまあできるようになって帰っても、宿題は間違いだらけという状態で次のレッスンとなり、お迎えに来られたおうちの方もその日はちゃんとできていたか尋ねてこられたほどでした。

しかし、前回はリットルますやデシリットルますを目の前に置いて確かめながらレッスンをしたところ、次第に見なくても換算ができるようになり、今週は結構面倒で嫌がるかもと心配していた問題にも、全くというほど抵抗なく向き合い、時にはご機嫌で換算を口に出しながらメモをして、自信を持って解いていくのです。

もちろん、おうちでもちゃんと取り組んでくださったとかいうこともあるのだと思いますが、あっという間にこんなにできるようになるんだなぁと、またしみじみ子どもの能力のすごさに感心しました。

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2013年2月13日 (水)

何が「普通」かわからなくなる。

教室の子ども達とレッスンをしていると、「普通」のペースというのがどのぐらいなのか、だんだんわからなくなってきます。
もちろん、どの子もみんな算数が好き、得意というわけではありませんので、進度もそれぞれバラバラではありますが、算数が特にキライな子や苦手な子でなければ、昔、塾で授業をしていた頃のペースはもう考えられません。
一斉指導と個別対応との差があるとしても、週1回1時間だけのレッスンで、宿題もそれほど出すわけでもないのに、学校の授業より先に進むのは当たり前、子どもによっては無理なく1年先の内容にまで進んでしまうことがありますので…。

今日のレッスンでは年長の頃から来てくれていて今はもう5年生になった子とレッスンをしていたのですが、彼とは秋頃6年生の学習内容に進み、今日の時点で6年の内容の6、7割が終わっています。
今日も1時間のレッスンで頭の体操系のパズル問題をした後に速さの利用などの宿題の間違い直しなどをした後、比例、比例の式など、小単元2つの導入を終えることができました。
なんなら比例のグラフまで一気にと思ったのですが、他にも教材があり、そちらも宿題にすることにしていたので、今日のところはしませんでしたが、これは特別速いペースではなく、教室では「普通」ぐらいのペースなのです。
宿題も1週間分なので、高学年の子にはワークブック6ページとか8ページとかは普通に出しますが、それも多くの子ども達にとって「普通」になっています。

もちろん、その量だとあっぷあっぷの子などには加減もしますし、理解できていないようなのに無理に進めることは一切しませんので、そうではなく、理解して進んでいるのに、そのぐらいのペースで進んでいる子がたくさんいるので、学校や非受験系の塾などの「普通のペース」というのがもう思い出せなくなってしまいました…。

今日の5年生は受験はしない子なので、このままのペースで行けば、中学に入るまでに中1内容は余裕で全部終えられるかなと思っています。楽しみです。

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2013年2月12日 (火)

幸せな気持ちを頂きました。

今日出勤するときのこと。
普段、駅から教室に行くときには大抵、駅前のマンション兼商業施設の建物の中を通るのですが、出入り口のうち何か所かは自動ではなく、押したり引いたりして開けなければなりません。

普段その建物の中を通るとき、私は自動ではない出入り口のうちのひとつを使うのですが、他に人がいると、時には先に出た方が引いておいてくださったり、私も時々開けて待って差し上げたりということがあります。

今日はそのドアに向かっていると、すぐ前にショッピングカーを引いた小柄なおばあちゃまが見えたので、片手で少し重いドアを引くのは大変だと思い、おばあちゃまを追い越してドアを引いて、おばあちゃまが通られるのを待っていました。

すると、そういうときはほとんどの皆さんお礼を言ってくださいますが、おばあちゃまはしっかりと私の顔を見て「どうもありがとうございます」とおっしゃってドアを出られた後、ドアのすぐ外で立ち止まられたので、どうしたのかなと思いつつ私もドアを出ました。

すると、「優しいお気遣いしてくださってありがとう」と、改めてお礼を言ってくださいました。
私にそれを言うためにわざわざドアの外で立ち止まられて、とても優しいお顔でお礼を言ってくださって、出勤前にとてもとても幸せなあったかい気持ちになりました。

普段、ドアを開けて頂いたらもちろんお礼は言いますが、おばあちゃまがしてくださったように、ドアの外で改めてお礼を言ったことなどありませんし、これまでそんな風にお礼を言って頂いたこともありませんでした。
とてもとても素敵な心をお持ちなんだなと、私もそんな人になりたいなと思いました。
こちらこそ本当にありがとうございました。

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2013年2月11日 (月)

ひとまず完了。

今日は午後から1件レッスンがあったので出勤していましたが、その後は早目に帰って、本当に今日こそはやらねば!と、あと少しやれば終わるのに、そう思うとついつい先送りし続けていた確定申告関係の作業に手をつけ、ようやく後は税理士さんにチェックしてもらうだけとなりました。

どう考えても、集中してさっさとやれば1日あれば終わる程度のものなのに、どうしてこうずるずると先延ばししてしまうのか、自分でも呆れてしまいますが、何はともあれ、今年は申告受付開始前に作業が完了しただけ、昨年や一昨年よりはマシだったかなと。

明日からはまた通常レッスンですが、今日こそは今日こそはと思っていたことがひとつ片付いたので、ちょっとすっきりしました。
今週もみんな元気に来てくれますように。

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2013年2月10日 (日)

オフでした。

週末にありがちな、遅くまでというか明け方までサッカーを見ながら気づいたら寝落ちていて、コタツで起床。
そのまま、録画してあったサッカーなどの番組を見ながらだらだら、ぐずぐず。
いつもの休日といえばそうなんですが、もうちょい有意義に時間を使いたいものですね…。

世の中は明日も祝日でお休みの方が多いことかと思いますが、明日は午後からちょこっとお仕事に出ます。
明日はもうちょっと生産的な1日にしたいものです。

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あめちゃん]

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2013年2月 9日 (土)

「あめちゃん」

今日の最初のレッスンで年長の男の子と5までの引き算をしていたときのこと。
教具を使ってやりとりをした後、絵のあるプリントをやってもらい、その後で計算式だけのプリントをすることになったときのことでした。
1問解きながら、楽しそうに何か言っています。聞いてみると

「あめちゃん4こあって、2こたべたら~2こ!」
「あめちゃん5こあって、ぜんぶたべたら0こ!」

そんな風に、全ての問題を「あめちゃん」で解いているのです。
もちろん、私がそう教えたわけではありませんから、自分で思いついたのか、おうちの方が何か言ったのかはわかりませんが、なんとも楽しそうです。

おまけに、まだ年長の男の子だというのに「飴」に「ちゃん」づけ。
まさに関西人!!(笑)

因みに、どうしてかわかりませんが、私は生粋の神戸っ子でありながら、「飴」に「ちゃん」をつけて呼んだことがないんですけどね…。

それにしても、彼はこれが10まで、20までと増えていっても、やはり「あめちゃんを食べ」続けるのか、それも少し気になるところです。(笑)

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2013年2月 8日 (金)

なんか少し安心しました。

うちに通ってくれているまだ低学年の子で、一昨年の春、突然お母さんを亡くした子がいます。
その子には上に兄弟がいて、お母さんを亡くした年には上の子が来てくれていたので、そのときに聞いた話では、まだよくわかってないみたいだと。
その後、下の子が来てくれるようになったのですが、もちろんこちらからはお母さんの話を出すことはしませんでしたし、問題文やほかの子の会話に「おかあさん」という言葉が出てくるたび、大丈夫かなと気になってもいました。

それが、ここ最近、時々その子の口からお母さんの話が出てくるようになり、今週のレッスンでは年齢の話になり、「先生が子どもの頃Wiiあった?」と、とんでもない質問が来たので(そのあたりはまだ低学年ですよね(笑))、「なかったよ~!お父さんが子どもの頃にもなかったでしょ?」と言うと「え?でも、パパより若いでしょ?」と。
そして、「ママは40歳、あれ?41歳かな?死んじゃったのが38歳のときだったから…」と考え始めました。

その子の口から「ママが死んじゃった」という言葉が出て少しびっくりしましたが、ママのお誕生日がいつなのか尋ね、「だったら40歳じゃない?そんなに歳取らせたらお母さんそんなに歳じゃないって言われるよ~」というと、わははと笑ってくれました。

切ないですよね…。
お迎えに来られて直接お話をした数日後の出来事でしたから、私も本当に驚いて、上の子から話を聞いたときにはレッスン中にも関わらず思わず泣いてしまいました。
あれから2年近く経って、多分淋しい思いはもちろんずっと抱えているのだろうと思いますが、その子の中で何か少しだけ昇華できたのかなと、その様子を見ていて少し安心しました。

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2013年2月 7日 (木)

理解するには時間がかかる。

つい先日のこと。
中学受験の算数の問題を解いていて、ある問題ではたと行き詰りました。
私は中学受験経験がありませんので、大人になるまで中学受験の算数というものに触れることはほぼありませんでしたし、受験算数の中でしか出合うことのない問題というものもあって、お恥ずかしい話ですが、問題によってはすんなり理解できないことがあります。

今回行き詰った問題というのは、時計算の応用問題で、大まかにいうと、「1時10分頃に勉強を始めて、勉強が終わったのが2時過ぎ。1時10分頃の短針と長針が作る角と、勉強が終わった2時過ぎに長針と短針が作る角が同じになったとすると、勉強していたのは何分間か、また、終わったのは2時何分か。」という問題でした。

勉強していたのが何分間かというのは解けたのですが、終わった時刻をどう考えたらいいのかぴんと来ず、解説を見たところ、式がひとつ書いてあるだけで、その問題に関しては一切説明が書かれていません。
こんな問題ができて何になるんだろう?という思いはするものの、自分が理解できないからやらなくていいよと言ってしまうのはさすがに無責任です。
とりあえず、子どもとその問題をやるのはまだ当分先ですから、しばらくあれこれ考えてみようと、ひとまず保留にしました。

そして、問題を見ていないときも、何かしている合間に何度も問題を思い返し、そのうち、とりあえず仮に1時10分だったら2つの針の作る角度は何度なのかを考えてみました。
すると、それでは答えに合わない。そこで、1分ずつ時間を進めてみると、だんだんと答えに近づいていきます。
そこで、最初は極めて回りくどい方法で、とりあえず問題の答えである「2時5と143分(ぶん)の125分」という答えに辿り着きました。

そうやって答えに辿り着いた途端、あれ?あ、そうか。スタート時の針の間の角度がわかってるんだから、スタート時が何時何分かわかるなと。
そして、開始時刻がわかったので、そこから先に解いてある何分間勉強したかの時間を足して、同じ答えに辿り着いたのですが、そうやって答えを出し終えようとしたとき、あ!そういうことか!と、ようやく、恐らく一番望ましい解き方に気付きました。(遅いんですけどね…(苦笑))

終わったときの針の間の角度も同じだとわかっているのだから、いきなり2時何分かを求めればいいのだと。
そこまで来てようやく、解説にたった1つ書かれているだけの式の意味が理解できました。

とてもすっきり晴れ晴れしたのですが、その過程を経ながら改めて考えたのは、一般的な一斉指導の塾で、私のような方法で正解に辿り着き、問題を理解するというのは、問題を与えられてすぐに反応できる子以外、ほぼ不可能だよなということ。
また、塾の先生としても、理解できる子も理解できない子もこの問題をとりあえず解けるようにしなくてはということになると、それがいい方法であろうとなかろうと、公式やパターンを作って、覚えこませて当てはめさせるという方法を取らざるを得ない面もあるのだろうなと。

ただ、私の場合、時間はかかりましたが、本当に納得して答えが出せましたし、回りくどい方法も合わせて3通りの解き方をしたわけですから、今後は場合によってどう考えるのが簡単か比べることもできそうです。
何より、自分でさんざん考えて気付いたことですから、次またそんな問題に出合ったときに頭に残っている可能性は教えられてとりあえず覚えたのとは比べ物にならないだろうとも思います。

そう思うと、例えば、中学受験を考えているからと低学年から受験塾に通ったりというのは決して望ましいことではなく、早くスタートすることができるのであれば尚更、最初はじっくり時間をかけて、取り組む問題数は少なくても、1つ1つしっかり理解しながら進めて行くことこそ、高学年になって頭打ちになることなく、むしろ、より力を発揮できるようになるためにとても大切なのではないかなと感じます。

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2013年2月 6日 (水)

今日はみんないい感じでした。

今日は、多分そうしばしばあるわけではない、来てくれた子達みんなが結構好調で、穏やかに平和に全てのレッスンを終えることができた、とても幸せな日でした。

もちろん、レッスン終盤にちょっとどこかにはまり込んでしまった子などはいましたが、みんなよく集中してがんばってくれただけでなく、この前まで難しくて嫌そうにしていた子が、ああ、随分理解できたんだな、消化できたんだなと感じることがあったり、速さの利用の問題を、全く何の説明もせずに考えてもらったら、次々に暗算で正解を出していく姿にしみじみ感心したり、先週はなんだかダレダレだった子がいい表情で集中して取り組んでくれていたりと、とにかく嬉しい1日でした。

明日もそんな日になりますように。

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2013年2月 5日 (火)

なんだか共感。

今日の日中、偶然行きあたった石井裕之さんのブログ。
フリーズドライ
この方の著書は何冊か読んだことがありますが、このブログに書かれていることを読んで、なんだかとても共感しました。
このブログで書かれているフリーズドライのたとえはともかく、勉強にもまさにこれと同じことが言えるよなぁと。

会社員を辞めて、子ども達と一緒に学ぶようになってもう15年以上になりますが、塾講師だった頃と今教室で子ども達と向き合っているのとで、学ぶというのはこういうことなんだなぁと感じることがしばしばある一方で、教えられてわかって気になっていることはほとんどの場合「学び」にはなっていないんだよなぁとも感じることがあります。

石井さんの今日のブログの終わりのほうに書かれている

「その意味で、すべての意味ある学びは「独学」なのだ。それしかないのだ。」

という言葉。
この言葉には大いに共感をおぼえます。
独学でしかないのなら、私の立場は?ということになるかもしれませんが、私はやり方を教えたり、覚えこませたりするのではなく、子ども達の学びの手助けをしている、もしくは、そうできるよう努力しているのだと思っています。

塾講師時代、公式を教えてもすぐ忘れてしまう子ども達を見ながら、どうしてだろう?と思い続けた答えは、その公式を子ども達それぞれが自らの頭で意味を考え、体得することなしに、ただ教えられたから覚えようとしていたからなんだろうなと。
たとえ、ゴロ合わせなどで覚えやすい方法を提示したとしても、それは本当の意味での「学び」にはなっていないんだろうなと。

これからも私はひとりでも多くの子ども達の「学び」の手助けをしていけたらいいなと、石井さんのブログを読みながら改めて感じました。

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2013年2月 4日 (月)

今日はいい感じだったかも。

今日は兄弟でお休みの子達の欠席振替で夕方出勤していました。
先日少しブログに書いたかと思いますが、お兄ちゃんの方がこのところずっと調子が上がらず、以前はじっくり考えていたのが、最近はあり得ないような答えを書いても気づかないようなことも…。

ここしばらくは時間、時刻に関する学習が続いていたのですが、残る2枚の文章題も最近の彼にとってはその2枚も解き終えられるかどうか少し心配になるようなかなり考える力が必要なものも。
そこで、次の割り算の学習を先に進め、途中でその文章題をやってもらうことにしました。

割り算の導入はここ最近のレッスンを思えば極めてスムーズに進み、もしかすると本人も、今日はよくできるなと感じたのかもしれません。
プリントが10枚終わってもまだ15分ぐらい時間があったので、ひとまず1枚文章題のプリントを出し、たくさんできたから、これにいくら時間がかかってもいいからねと声をかけました。

すると、2問目で一度はまたわけのわからない答えを書いたものの、久しぶりに集中している様子が伺え、そのうち正解に辿り着きました。
そして、最後の問題が2分間で140メートル進めるとすると、6分間ではどれだけ、7分間ではどれだけというもので、この問題、ほとんどの子が6分間は少し考えれば正しく解けるものの、少なくない子が7分間の答えを140の4倍で答えてしまい、もう一度考えてもらうことになります。

最近のその子の様子からすると、この問題は引っかかるのではと思ったりしながら見ていたのですが、じっと何か考えている様子で、ほどなく6分の答えを書き、更にもう少し考えて手が動きだしたので見ていると、こちらが一切何も言わなかったのに、しっかり一発で正解しました。

ここ最近不調だったのから抜け出したのか、レッスンの大半を好調なまま終え、気持ちが乗っていた、もしくは気持ちに余裕があった、そういう影響なのか、今日のところは判断がつきませんでしたが、考えられなくなってしまっているわけではないようだとわかって、少し安心しました。

さて、明日からまた通常レッスンです。
そして、確定申告の作業は多少は進んだものの、結局完成せず…。反省…。(苦笑)

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2013年2月 3日 (日)

オフでした。

オフでしたが、今日は確定申告の作業をがんばるつもりが、やればそんなに大変ではないはず(あくまでも「はず」ですが)なのに、それが余裕になってしまうのか、結局手をつけず、代わりに今日は珍しく、休憩しながらではあるものの、結構真面目に家で教材の予習をしていました。
こうなったら今日は予習をやれるところまでやって、明日夕方出勤するまでに確定申告の作業を済ませれば完璧!と考えることにしました。(苦笑)

それにしても、中学受験の算数って、ホント、公立小、公立中の子達にとっては完全に中学で習うような内容がかなりの割合を占めてるんですよね…。
センスがある子、算数が好きな子じゃないと、そりゃあつらいだろうなと、予習しながらよく思います。
ただ、センスがある子などは、感覚的にさらっと解いてしまうんだろうなと感じるような問題もそれなりにあるので、それを思えば尚更、小さいうちにどれだけ柔軟な頭を作るか、しっかり考えられる頭を伸ばすかというのがとても重要なんだろうなとも思います。

さて、今日はもうちょっと予習がんばります!

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2013年2月 2日 (土)

今週も終了しました。

今週もなんとか無事終了しました。
私は幸い今のところ風邪もひかずに元気ですが、学校ではインフルエンザや風邪がかなり流行っているようで、お子さん本人や送ってきてくださる保護者の方がダウンしてお休みということもちらほらあった1週間でした。
今週は週半ばに手伝って頂いている先生もインフルエンザにかかられたとのことで、今週はひとりで乗り切ることになったこともあったので、無事乗り切れてよかったなぁと。

早2月。1月末にはとうとう確定申告の書類も届き、ああ、やらなくちゃな…と。
そう思いながらもちょっとずつしか作業進まずで、2月に入ってしまいましたが、今年こそは早目に帳簿入力チェックやら諸々の作業を済ませて、早くすっきりしようと思います。

それにしても今日は随分あたたかかったですね。
さすがにこのままあたたかくなるとは思いませんが、明日は節分。少しずつ春が近付いているんですね。

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2013年2月 1日 (金)

ホントにありがたいことだなと。

今日レッスンをしていると、ドアが開いたのに、どなたも入ってこられず、何か声が聞こえて、そのままドアを閉めようとされたので、お声をかけると、以前通ってくださっていた子とそのお母さまの姿が。
あと10分ほどでレッスンが終わる時刻だったので、中で待っていてもらおうと思ったのですが、気を遣われて入っていらっしゃいませんでした。

レッスンが終わってようやく入ってきてくださり、ああ、時期的にもしかして…と思ったら、やはり受験が済んだのでと報告に来てくださったとのこと。
彼女は無事志望校に合格したとのことで、本当にめでたいなぁと。

しかし、お母さまが「先生のお蔭で…」と言ってくださって、もちろん社交辞令もおありだとは思うのですが、彼女自身の力だと「そんなことありませんよ」と申し上げたものの、「いえいえ、お蔭様で図形の問題とかで全然困らなかったんですよ」と。

女の子で中学入試の図形の問題であまり苦労をしないというのはすごいなぁと改めて思いましたし、それは決して私の力でもなんでもなくて、彼女の持っていた能力とがんばりによるものなわけですが、それでもうちを離れて2年経って、それでもこうして報告にわざわざ足を運んでくださることがとてもとてもありがたくて幸せなことだなぁと。

どうしてなのか、先日の子に続き、彼女もなんだかもじもじしてまともにお話してくれなかったのですが、元気そうで何よりでした。

今日の彼女や先日の彼は教室を始めて何年か経ってからの子達ではありましたが、振り返れば一番初めに来てくれた子達もそれぞれの志望校へ進み、がんばっているようですし、私もあの頃の初心を思い出して、またしっかりがんばっていかねばと思いました。

今日から2月ですし、春に向けて色々考えてたいと思います。

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