見える子、見えない子。
最近ようやく、自分の中で考えがまとまってきたというか、もやもやが随分すっきりしてきたというか。
教室を始めたときからメインで使っている教材、その学習法というものがあり、それをお考えになった先生は教具などを見せ過ぎてはいけない、数を1つずつ数えさせてはいけないとおっしゃっていました。
そして、同じ頃出合ったどんぐり倶楽部の文章題。糸山先生のお考えでは、ひと言でいえば必ず絵を描くというのが大事だと。
その2つの考え方は相容れないところもあり、自分の中でもなんとなくずっともやもやしていたところがありました。
算数などのセンスがある子、例えば展開図の問題などを苦にしない子は、教具を少し見せただけでも、それを頭の中に思い浮かべて操作することが比較的簡単にできるように思います。
その一方で、展開図などの問題で苦労する子たちは、そういう子達と比べると教具などを頭に思い浮かべて操作するというのが大変そうなのです。
前者の子達にどんな問題もきちんと絵を描くよう求めると、既に頭の中にイメージが浮かんでいる場合、面倒だなぁ、イヤだなぁと思う子も少なからずいるだろうと思います。(お絵描きが好きな子は別として。)
また、後者の子に対して、数えないようにであるとか、教具はあまり見せ過ぎないようにであるとかを意識すると、その子達は多分つらくなると思います。
そして、最近ようやく自分の中で消化できた気がするのが、数の感覚が身につくのに時間がかかる子に対して、教具を常に見せ続けるのではなく、手掛かりとなるもの、とっかかりになるものを目の前に置いてあげることで、頭に思い浮かべることが少しやりやすくなるようだということ。
そして、安心してじっくり考えることを繰り返す中で、だんだんと目の前に教具がなくてもイメージできるようになってくるようだということ。
あり得ないような答えを平気で書いてしまう子には絵を描くことを求めるべきだということ。
ちょっとすっきりしました。
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