富士山の高さ
今日のレッスンでのこと。
長さの学習をしていた子のあるプリントの問題で、書かれている内容にふさわしい長さの単位を書いていくというものがあったのですが、例えば、「教科書のあつさ 5( )」の( )にはmmを、「プールのたての長さ 25( )」の( )にはmを書き入れるというような問題です。
その中で、kmを学習したての子達は、慣れていないのはわかるのですが、「1時間で歩くきょり 4( )」に「m」と書いてみたり、「富士山の高さ 3776( )」に「km」と書いてみたりという子が時々います。
ですが、そういう子達には4メートル分巻き尺を出させてみたり、4メートルは教室のドアを入ってからこのあたりまでだと指差して見せたりして、1時間でそれだけしか歩けないか尋ねると大笑いしたりしながら訂正してくれますし、別の問題で大阪から東京までの距離という問題で「km」を書き入れている子達には、大阪から東京までと富士山の下から上までとどっちが遠いと思う?と尋ねれば、やはりそこで気づいてくれることがほとんどです。
しかし、今日のレッスンで富士山の高さに「km」を書き入れた子に、大阪から東京までと富士山の下から上までのどちらが長いと思うかと尋ねたところ、少し考えて「富士山!」と答えられてしまいました…。(汗)
大阪から東京までは新幹線で3時間ぐらいかかるし、とても歩ける距離じゃない。もし歩こうと思ったら何日も何日もかかるけど、それより富士山の上から下までの方が遠いと思う?と尋ねても、その子はまだ頷くのです…。
3000キロとかのぼったらもう空気がなくて宇宙まで行ってるよと言ったところ、ふぅ~ん、そうなんというような反応…。
もちろん、1kmの長さを目で見て実感することはなかなか難しいでしょうし、走ってみて、ああ、こんなにしんどいのか…という経験でもあれば違ってくるのかもしれませんが、そのあたりも興味の有無にもかなり影響されることなのかもしれないなと思いました。
人の興味は本当にそれぞれで、周囲からの働きかけで変えられる部分は限られているとは思いますが、面白いと感じられれば少しは興味がわくこともあると思いますので、小さいうちに色々なことに興味を持てるような機会があるといいのになと思います。
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