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2013年1月31日 (木)

少し不思議なこと。

小さい頃から来てくれているものの、どうにも算数が苦手らしい、もう高学年になった子がいます。
おうちの方にお話を伺うと、算数に限らず、勉強全般があまり好きではないようで、ただ、絵を描いたり何かを作ったりするのは大好きなのだと。

人それぞれ興味も能力も異なりますから、みんなが何が何でも算数ができるようになるべきだとは思っていませんし、本人ができないままでも平気なのであれば、嫌なものを無理強いする気は全くありません。
ただ、その子の場合、できないのはイヤ。学校の授業が分からないのはイヤ。そんな気持ちはあるようですので、ある時期からは学校で習うことを中心にレッスンをさせてもらうことになりました。

ただ、しばしばあまりにもあり得ない答えを書いたりするので、小さい頃からずっとやっていてもこの状態ということは、もしかしたら数量感覚が極めて身につきづらい子なのかもしれないと思いかけたこともあったのです。
しかし、あるとき、絵や図を描かせてみると、例えば、3分の1や5分の1などの長さがかなり正確にかけることを発見。
それ以降、いい加減な答えを書いて平気でいるときには、必ず絵や図を描かせるようになりました。

そして、最近は割合の学習をしているのですが、割合は算数が得意な子達でもやや苦労する子が多い単元のひとつ。公式を覚えさせたら恐らく一層混乱するだろうと、極力公式については触れず、問題に取り組んでもらっています。
そんな中、今日は基本的な問題ではあるものの、食塩水の問題があり、やってもらうかどうするか少し迷ったのですが、最初の問題が「20%の食塩水を100グラム作るには水はどれだけ必要ですか・」というもので、100グラムの20%が20グラムというのは、私が言わなくてもきちんと計算できていたこともあり、紙に長方形を描いて「このうちの20%ってどのぐらい?」と尋ねると、ほとんど迷うことなく、少し考えて全体の5分の1あたりに線を引きました。(正直なところ、これができるのにどうして算数の力が伸びないのか、未だよくわからないのですが、要するに本人が興味を持っていないことが最大の原因なのかもと思ったりしています…。)

そこが食塩だということを確認したら、後はほぼなんの助けもなしに、その図を見つめて計算を始め、「80グラム」と正解を出しました。
次の問題もやはり長方形を描いて同じように考えてもらったらちゃんと解くことができました。

う~ん、やっぱり、興味さえ持てばもっとできるはずなんだけどなぁ、この子…。
まあ、苦労するのではと心配していた割合の単元を思った以上にがんばってくれているので、それは本当に嬉しく思っているんですけどね。

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2013年1月30日 (水)

今日は更新お休みします。

そうひどくはないのですが、今日レッスン中から軽い頭痛がし始め、レッスンが終わっても治まらず、早目に帰宅したのですが、食事をしても、ゆっくりお風呂に入ってもまだすっきりせず。
書くこともまとまらないため、勝手ながら今日は更新お休みさせて頂きます。

早いもので、明日で1月もおしまい。
今日は帰宅したらポストに確定申告の書類が届いていました。ああ、これもやらなくては…。
寝て起きたらすっきり頭痛が治っていますように。
それでは本日はこれにて。

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2013年1月29日 (火)

気になる・・・。

ここ2ヶ月ほどずっと以前の落ち着きと自信のようなものが影を潜め、じっくり考えることができなくなっている子がいます。
ここのところ、おうちの方でも色々お忙しくされていたようだったので、その影響などもあるのかなと、しばらく様子を見ていたのですが、ひと段落つかれたようなのに、子どもの方は変化なし。
やはり気になるので、おうちの方にお尋ねしてみたのですが、はっきり何か思い当たるようなことはないご様子。

1年目は少し問題が難しいと毎時間のように泣いてしまうような子だったのですが、2年目になって随分安定感が出てきて、じっくり考えられるようになってきたなぁと嬉しく見ていた子なだけに、たまたま1回とかではなく、もう2ヶ月ほどの間ずっと調子が戻らないのが気になっています。

例えば、今日の問題で、1時間目が8時50分に始まり、授業は45分。休み時間が10分。2時間目が始まる時刻を問われた問題でその子は


8時50分+10分=9時      こたえ 9時


こう書きました。
そこで、何を聞かれているのか尋ねたところ、初めはそれすら曖昧。問題を読んでもらって再度確認したところ、2時間目が始まる時刻だと言っているのに、9時の答えのおかしさには全く気付かないようです。
ほかにも何度か声かけをしてもダメ。仕方がないので、「8時50分に1時間目が始まるのに、10分たったら2時間目が始まる?」と言っても、全く「ああ!」という反応が返ってきません。

これは一旦保留にしようとほかの問題に進んでもらったところ、1問は普通に解けたものの、次は、夜9時20分に寝て、朝6時42分に起きたら、寝ていた時間はどれだけかという問題に


9時20分-6時42分=2時38分   こたえ 2時間38分


こう書いたのです。
これも何を聞かれているか尋ねてもダメ。夜の9時過ぎから朝の6時過ぎまで寝たのに、2時間ぐらいしか寝てないの?と声をかけてもダメ…。
この問題をやるまでに時間計算は既にちゃんとできるようになっている子なのです。しかし、寝ていた時間が2時間38分と…。
式は考えなくていいから、どれだけ寝ていたか考えてというと、こちらはようやく何かがつながったようで答えに辿り着きましたが、先の問題は結局今日は解くことができませんでした。

一時、本当によく考えられるようになったなと感じただけに、今のこの状態が不思議でなりませんが、もしかするとまだ時間の感覚が身についていないということなのかもしれませんね…。
この子にはしばらくの間、もっと意識的に絵や図を描かせてみようと思います。

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2013年1月28日 (月)

久しぶりの笑顔

今年度、月に1回ぐらいだけレッスンに来てくれている年長の双子さんがいます。
男の子と女の子の双子さんなので、好きなことや得意なことがそれぞれ異なっており、数に関してはやはり男の子の方が得意な様子。
最初は二人とも順調だったのですが、進度に差がつき始めると、それが悔しいのか悲しいのか、女の子の方がどんどん調子を落とし、教具を見せてもきちんと見なかったり、そのくせさっさとできないとイライラしたりという状態に陥ることが。
嫌なのに無理をしてやっても仕方がないですし、かといって、差をつけられることがイヤだとなると、2人一緒のレッスンではなかなか難しいところもあって(それぞれの子の理解を見ながら進めますので、どうしても同じペースで進むということはなかなかないわけで…)、どうしたものかなと思っていました。

12月は初めの方でいらしてくださったので、今回は2ヶ月近く空いてのレッスンでしたので、どうかなぁ…と少し心配していたのですが、おうちで随分がんばったそうで、今日は久しぶりにとてもニコニコしながら1時間、しっかり集中して問題に取り組んでくれました。

やりたくないものを無理矢理やらせることはできませんし、仮にできたとしても、そうして強制されたものはなかなか身につきませんから、彼女自身が何かを感じて、がんばってくれたことがえらいなぁ、素晴らしいなぁと思いました。

その子たちとの今年初めてのレッスンがニコニコ楽しく終えられて本当によかったなと思います。

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2013年1月27日 (日)

満月と雪

今日はオフでした。
ここ数日の冷え込みにも関わらず、うっかりまたコタツで寝てしまったのですが、幸い風邪もひかず、しかし、今日は起きてから結局録画してあったサッカーやテニス観戦をしたりだらだらしているうちに夜になり、母からの頼まれごとがあって日もすっかり落ちてから街に買い物に出ました。

帰る頃には雪になっていてびっくり!ですが、実家に行く頃には少し止んでいて、自転車で実家に行ったところ、実家にいる間にあたり一面雪。
僅かとはいえ雪が積もったのは久しぶりだなぁと。
おりしも今日は満月。この寒さで月は一層キレイな気がしましたし、月明かりに照らされて雪も白く浮かび上がって美しさを増しているように感じました。

しかし、明日もまだ更に冷え込むとか…。
子ども達は学校で雪遊びができるでしょうか。

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2013年1月26日 (土)

今週も終了。

今日は何人か時間変更があり、ひとりはインフルエンザでお休みでしたが、まずまず平穏にレッスンが終了しました。
しかし、今日はとても驚いたことに、年長の頃からずっと通ってくれていて、今はもう5年になった子のお母さまが、今になって突然受験すると言い出したとのお話が…。

もちろん、これまでコツコツがんばっていたとか、何が何でも行きたい学校が見つかったとか、そういうことならまた話は変わってくるとは思うのですが、実はその子、昨年1年は正直なところ、宿題もほとんどやってこず、注意するとふてくされるか怒り出すか…。そんな感じで、それまでの貯金があったからどうにか学校の進度よりはかろうじて先に進んでいるかなというぐらいの状態で、おうちの方も算数の成績が…と言っておられたのです。

今年になって(つまりまだ1ヶ月足らず)、ようやく少し、昔のように時折センスが感じられるようになってきたかなと思っていたところだったのですが、だからといって受験までもう1年を切ったこの時期に、学校のほんの少し先取りをしている程度の算数と、更に他の教科を受験レベルまで持っていくというのは…果たしてその子はそれがどれほど大変か、これまでの生活とどれだけ変わってしまうのか、分かった上での覚悟なのかしらと…。

まあ、もちろん、公立中学に進む分には受験はありませんから、この1年必死で勉強してみること自体悪いことではないと思いますが、これまで受験なんて話をしたこともなかった子が一体何があったんだろうと。
まだ本人に直接会っていませんから、詳しいことはわかりませんが、これはびっくりなお知らせでした。

それにしても、今日は厳しい寒さと強風。夜には雪も舞いましたね。
そして、あっという間に1月も下旬。インフルエンザも勢力を増しているようですので、皆さまどうぞご自愛のほど。

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2013年1月25日 (金)

見える子、見えない子。

最近ようやく、自分の中で考えがまとまってきたというか、もやもやが随分すっきりしてきたというか。
教室を始めたときからメインで使っている教材、その学習法というものがあり、それをお考えになった先生は教具などを見せ過ぎてはいけない、数を1つずつ数えさせてはいけないとおっしゃっていました。
そして、同じ頃出合ったどんぐり倶楽部の文章題。糸山先生のお考えでは、ひと言でいえば必ず絵を描くというのが大事だと。
その2つの考え方は相容れないところもあり、自分の中でもなんとなくずっともやもやしていたところがありました。

算数などのセンスがある子、例えば展開図の問題などを苦にしない子は、教具を少し見せただけでも、それを頭の中に思い浮かべて操作することが比較的簡単にできるように思います。
その一方で、展開図などの問題で苦労する子たちは、そういう子達と比べると教具などを頭に思い浮かべて操作するというのが大変そうなのです。

前者の子達にどんな問題もきちんと絵を描くよう求めると、既に頭の中にイメージが浮かんでいる場合、面倒だなぁ、イヤだなぁと思う子も少なからずいるだろうと思います。(お絵描きが好きな子は別として。)
また、後者の子に対して、数えないようにであるとか、教具はあまり見せ過ぎないようにであるとかを意識すると、その子達は多分つらくなると思います。

そして、最近ようやく自分の中で消化できた気がするのが、数の感覚が身につくのに時間がかかる子に対して、教具を常に見せ続けるのではなく、手掛かりとなるもの、とっかかりになるものを目の前に置いてあげることで、頭に思い浮かべることが少しやりやすくなるようだということ。
そして、安心してじっくり考えることを繰り返す中で、だんだんと目の前に教具がなくてもイメージできるようになってくるようだということ。
あり得ないような答えを平気で書いてしまう子には絵を描くことを求めるべきだということ。

ちょっとすっきりしました。

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2013年1月24日 (木)

なんか色々考えた。

今日のレッスンでのこと。
超個性派くんとのレッスンがあったのですが、今日は□を使った式を考える文章問題の学習があり、その中にこんな問題がありました。

「□を7でわって4をひいたら10になりました。」

これを□を使った式に表して□に当てはまる数を考えるというものです。

大人にとっては簡単すぎる問題ですが、まだ3年生のその子にとってはそう簡単ではない様子。
更にこの子は自分が興味のあることはすごい集中を見せるものの、そうでないことはなかなか頭に入らない(まあ、誰でもその傾向はありますが)傾向が結構強い印象があり、四則計算のきまり(足す引くより掛ける割るを先にするなどの)を既に学習しており、そういう計算問題も随分取り組んでいるにも関わらず、相変わらず足し算から先にしたり、絶対余りが出るはずのない式(割り算が出てきていない式)で余りが出てきたりと、なかなかすごい状態でした。

そんな子ですから、上述の問題でどうにかこうにか「□÷7-4=10」と式は作れたものの、□がいくつになるのか、どう考えたらいいのか全く気付かない様子。

それまでにも。□枚から29枚使ったら49枚になったとか、そんな問題の答えを平気で「20枚」というような答えを出してみたりしており、ただなんとなくその数を計算してみているだけという様子。
ここで、割ると引くはどっちを先に計算するのか尋ね、手取り足取りすることは簡単ですが、今の様子だとそれをしても恐らく彼の身にはつかないだろうと、お手上げ状態で止まっている彼に敢えてこう言ってみました。

「式ができてるんやから、□が1やったらどうかな、2やったらどうかなって考えてみたらいいんじゃないの?」

できれば1や2などでは無理だとすぐ気付いてほしかったのですが、様子を見ていると、初めは本当に1から順に、2、3、4、5、と書きながら考えています。
声をかけようかと思ったのをこらえて見ていると、どうやらもう少し大きいことに気付いたようで、7、8…とやり始め、そのうち、7で割り切れないと変だということにも気づいたようで、14、21、28、35…と考え始めました。

もちろん、途中で「70だったらどうなの?」とか声をかけるのは簡単だったのですが、そこまでひとつひとつ何かに気付きつつ進んでいる様子だったので、そのまま見ていると、筆算で7×12、7×13…とやり始め、ようやく「98」を見つけることができました。

この様子を見ていて、彼がたどった作業は、初めはただ1から順だったのが、途中でそんなに小さくはないと気付き、次に7で割り切れないとおかしいと気付き、自然とまだ彼は学習していない7の倍数の考え方を使って問題を考えるところに至ったわけです。

ものすごくまどろっこしい、面倒な方法ではありますが、自らいくつかのことに気付いたわけですから、ここを出したかったらこれとこれをかけるの?割るの?みたいな会話で誘導するより遥かに確かな学びになったように思います。
実際、その後の問題はそれまでに比べて集中して考えられるようになっていたようですし、時間をかけたことで何かしら理解が進んだということなのかもしれません。

意味のある回り道は大いにしてもらいたいなと、そういう回り道をさせられるような指導ができたらいいなと、今日改めて感じました。

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2013年1月23日 (水)

嬉しい訪問者

今日、レッスンを終えて、だらだらと片づけやら明日の準備をしていたときのこと、階下から何人かの声がしてインターホンが鳴り、ほどなくドアを開けようとする音が。
急いで出てみると、まず目に入ったのは同年代の男性のお顔。うむ、見覚えがある。誰かのお父さんだ。と思った次の瞬間聞えてきたお声とお姿で、全て一気に把握!
3年生まで通ってくれていた子とそのご両親、お姉ちゃんが揃って顔を見せてくださいました。

そういえば、もう受験の時期だったんだなと、今年は直接中学受験に関わっていなかったこともあって、いつが発表とかそういうことまで把握しておらず、何事?と思いましたが、時期的には試験が終わった頃かしらと。

すると、やはり受験が全部終わり、結果も出て、進路が決まったお知らせにわざわざいらしてくださったとのことで、もうあれから3年も経つのにこうして尋ねてきてくださって、本当に本当に感激してしまいました。

あの頃からすると随分背は高くなったものの、しぐさや口調などは全然というほど変わっておらず、レッスンに来たときはいつも絶対目も合わしてくれず、挨拶しても挨拶を返してくれなかったことを思い出しました。(無視しているというか、彼的にどうしても最初の挨拶が苦手だったんだと思います。レッスン中はいくらでも話してくれましたし、帰りは大きな声で挨拶をして帰っていく子でしたので。)

伺った結果は彼にとっては第2志望の学校に進むことになったとのことと、第1希望の超スペシャル難関校に僅か数点足らずに手が届かなかったとのこと。
問題が難しくてではなく、簡単な問題で数問ミスをしたことがはっきりしているそうで、それだけに尚更、本人は悔しいだろうなと。
ただ、高校でリベンジするとのことでしたし、それはどうなるかわからないにしろ、進む予定の学校もかなりの難関校ですから、将来はすごい大学に進み、立派な研究者にでもなってくれるのではないかなと思っています。

恥ずかしがりなところは相変わらずで、来てくれても結局ちっとも顔を見てくれず、ずっともじもじして、何か答えるにも横向いて答えるなんて感じでしたが、本当に懐かしくて嬉しくなりました。
多分彼は、教室をお引っ越しした後ほどなく来てくれたんだったように思うので、あれから7年以上経ったってことなんですよね。
私も初心にかえってまたがんばります。

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2013年1月22日 (火)

考えるということ

子ども達とレッスンをしていると、気をつけてはいても、ついついこちらの都合や価値観で判断してしまうことがあるのですが、今日のレッスンで子ども達を見ていて、算数が好きな子や興味の持てる学習内容などのときはともかく、算数が好きではない子や、楽しく思えない学習内容のときなどには特に、考えるためには気持ちを整える必要があるんだなと感じました。

ある子は、ほんの今までしっかりがんばっていたのに、突然考えずに適当に答え始め、その子の方を見てゆっくり話したにも関わらず、全く話を聞いていなかったようで、全く違うことをし始め…。
まだ小さい子だったので、極力穏やかにレッスンをしようと思っているのですが、集中する様子がないので、少し声のトーンを落とし、少し強めの口調でもう一度、ちゃんと聞くよう言ってから、先ほどと同じことを話したところ、ようやくそこで表情が変わり、考え始めたのがわかりました。

別の子は、割合の4回目ぐらいのレッスンで、宿題もほとんど正解している状態だったにも関わらず、100本中4本の割合を100÷4で25%と答えたかと思えば、次は100-4で96%と、もう全く何も考えていない答えを連発。
しかし、線分図を描かせて考えさせると、ちゃんと考えて答えが出せるのです。
この子は算数が苦手でキライという子ですから、割合はこの子にとって楽しいと思える内容ではないことはわかりますが、100本中4本を96%と言われたときには、さすがに考えてなさ過ぎると思わず怒りそうになりました。
ですが、絵を描くように言ったらちゃんと考えられるようになったので怒らずに済みました。(ほっ)

考えてみれば、自分自身、簡単な問題はともかく、しっかり読んで集中しないと解けない問題などは、何問も続くと考えるのが嫌になって他所事をしたりしてしまいますから、子ども達にとっても同じことなんですよね。
もちろん、同じような問題ばかりが続くとほとんどの子が嫌がりますから、そのあたりは考えて進めていますが、じっくり考えさせるためには、それだけでなく、レッスン中の子ども達の様子をよく見ておくことが大切なんだろうと思います。

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2013年1月21日 (月)

今日は家で。

今日は振替やイレギュラーのレッスンもなかったのと、午後から家の浴室換気扇取換の工事があるのとで、家にいて、夕方遅めに雨も降り出したので、結局一歩も外に出ずに過ごしてしまいました。
予習が必要なワークブックを1冊は持ち帰っていましたので、テニスを見ながらのろのろだらだらと予習をしたり、読書をしたり、読書ブログを更新したりしていたら、まあ、圧倒的にのろのろだらだらが多かったため、あっという間にすっかり夜になってしまいました。

明日も雨のようですね。
そして、本格的にインフルエンザがはやり始めているようですね。
今週、既に先週の時点で学級閉鎖になったお子さんのおうちの方から連絡が入っていますが、他にもお休みの連絡が入るかもしれませんね。
気をつけていてもかかるときはかかるのでしょうし、特に何も気をつけていなくても私のようにかからずに済む人もいるんだろうと思いますが、子どもたちがみんな元気に来てくれますように。

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2013年1月20日 (日)

一流の選手はすごいですね。

オフでしたので、例によってオフの話題。
でも、今日はサッカーではなくテニスの方。
全豪オープンを連日見ていますが、今日は錦織くんの試合とジョコビッチvバブリンカの試合を観戦。

錦織くんの試合で、フェレールが少し前と比べても更に進化しているのを感じて、すごいなと思ったのですが、バブリンカはもっとすごかった…。
言葉にすれば、正に死闘。歴史に残る名勝負と言っていい試合だったと思います。まだ4回戦だというのに、決勝戦でもおかしくないような試合でした。
フルセットの末、最終セットは12-10。それでも、もうこのままずっと終わらなければいいのに…両方が勝てたらいいのに…との思いがわいてきて、更に、ジョコビッチは何度もグランドスラムで優勝していますが、バブリンカが世界No1のジョコビッチに勝てる機会はそうそうないでしょうから、最後はもうバブリンカに勝たせてあげたいと思っていました。
ですので、最後のポイントが決まったら、思わず大泣きしてしまったほどで…。

しかし、バブリンカにしても、かつてトップ10入りしていたことがあるそうですが、このところはそこまでは行けずにいたようです。
ですが、今日の試合を見る限り、本当に互角以上にたたかっていましたから、この人もまた進化したんだなと。
既に世界のトップクラスにいる選手たちが常に鍛錬を重ね、更なる進化を遂げていることに、心から尊敬の念を抱きました。

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2013年1月19日 (土)

富士山の高さ

今日のレッスンでのこと。
長さの学習をしていた子のあるプリントの問題で、書かれている内容にふさわしい長さの単位を書いていくというものがあったのですが、例えば、「教科書のあつさ 5(  )」の(  )にはmmを、「プールのたての長さ 25(  )」の(  )にはmを書き入れるというような問題です。

その中で、kmを学習したての子達は、慣れていないのはわかるのですが、「1時間で歩くきょり 4(  )」に「m」と書いてみたり、「富士山の高さ 3776(  )」に「km」と書いてみたりという子が時々います。

ですが、そういう子達には4メートル分巻き尺を出させてみたり、4メートルは教室のドアを入ってからこのあたりまでだと指差して見せたりして、1時間でそれだけしか歩けないか尋ねると大笑いしたりしながら訂正してくれますし、別の問題で大阪から東京までの距離という問題で「km」を書き入れている子達には、大阪から東京までと富士山の下から上までとどっちが遠いと思う?と尋ねれば、やはりそこで気づいてくれることがほとんどです。

しかし、今日のレッスンで富士山の高さに「km」を書き入れた子に、大阪から東京までと富士山の下から上までのどちらが長いと思うかと尋ねたところ、少し考えて「富士山!」と答えられてしまいました…。(汗)
大阪から東京までは新幹線で3時間ぐらいかかるし、とても歩ける距離じゃない。もし歩こうと思ったら何日も何日もかかるけど、それより富士山の上から下までの方が遠いと思う?と尋ねても、その子はまだ頷くのです…。
3000キロとかのぼったらもう空気がなくて宇宙まで行ってるよと言ったところ、ふぅ~ん、そうなんというような反応…。

もちろん、1kmの長さを目で見て実感することはなかなか難しいでしょうし、走ってみて、ああ、こんなにしんどいのか…という経験でもあれば違ってくるのかもしれませんが、そのあたりも興味の有無にもかなり影響されることなのかもしれないなと思いました。

人の興味は本当にそれぞれで、周囲からの働きかけで変えられる部分は限られているとは思いますが、面白いと感じられれば少しは興味がわくこともあると思いますので、小さいうちに色々なことに興味を持てるような機会があるといいのになと思います。

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2013年1月18日 (金)

今日は仕事前に厄神さんへ。

今日明日はあちこちの厄神さんが厄神大祭とのことで、今日は仕事の前に両親と門戸厄神まで行ってきました。
両親とも脚が痛いと言いながらも、元気に揃って厄神に行けることは幸せなことだなと思っています。
因みに、運動も何もしていないくせに、私も先週荷物を運んで階段を下りていたときに右ひざ裏のあたりに痛みが走ったのですが、後日、違和感があってしゃがんだらぴきっという感触があって、それ以降確実にそのあたりを痛めたようで、両親だけでなく、私も歩いていると脚が痛かったです。(苦笑)

その後は出勤してレッスンだったわけですが、先週、あれれれれ?一体どうした?という状態だった子も今日は随分集中して考えられていましたし、好不調の波が結構激しい子は今日は絶好調でした。
ただ…どうもこのところずっと不調で、何か悩みでもあるのかな?と思っている子は今日も引き続き不調…。少し前まではかなりいい感じに伸びてきていて、センスあるなぁ~、今後が楽しみだなぁと思っていただけに、どうしたのか少し気になっています。まあ、もう少し様子を見ようとは思いますが。

しかし、厄神さんやらにお参りに行くと、髪の毛やら服やらにお線香の匂いがつきませんか?
今日はレッスン中ず~っと自分の髪の毛がお線香くさくて、子ども達に指摘されないかしらと思っていたのですが、幸いにも誰にも言われませんでした。
嫌な匂いではないものの、すぐに取る方法とかないんでしょうかね。あ、さすがに髪の毛に消臭スプレー吹きつけるとかはイヤなんで。(笑)

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2013年1月17日 (木)

1.17。あれから18年。

早いもので、あれからもう18年になりますね。
教室の子達はもう誰も震災を知っている子はいませんし。
私が勤めていた会社を辞めたのが震災の年の年末ですから、子ども達と共に学ぶようになって、もう17年以上経ったということなんだなと。

普段はもう思い出すこともほとんどありませんが、1.17のこの日は、ある意味、元日よりも気持ちをあらたにできる日かもしれません。

今日は学校でも震災を意識した給食や震災に関する授業などがあった子達もいたようです。
でも、子ども達が震災を実感することは、自分で実際に経験する以外にはないでしょう。
そういう経験はしない方がいいのかもしれませんが、個人的にはとても貴重な経験だったとも思っています。

もちろん、家や思い出の品を失ったり、大切な方を失った方にとっては、決してそんな風には思えないだろうと思います。
ですから、あくまでも、大切な人を誰も失うことがなかった比較的幸運な被災者の私の意見でしかありませんが、あの経験があったから、いざとなったらなんとかなる。いざとなったらがんばれる。そう思えることもありますし、1年に一度、もっとがんばって生きないとなと思い直す日にもなっています。

あのとき生かされたこの命を、もっとしっかり生かさないといけませんね。
自分に何ができるのか、自分は何をすべきなのか、最近自問しています。

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2013年1月16日 (水)

何だったんだろう…。

今日のレッスンでのこと。
10000までの数の学習をある1年生さんとしていたときのことなのですが、これまでレッスンをしてきた感じでは、数の感覚が身につくのに少し時間がかかる印象の子でしたので、まあゆっくりやりましょうかねと教具を使ったりしながらレッスンをし始めました。

そして、4ケタの数を聞きとって書くという問題のプリントがあり、様子を見ながらやり進めていたときのことでした。
全部で24問ほどあるものの、一度言うだけでかなりしっかり聞きとって、書いてから自分で間違いに気づいて書き直すということはあるものの、初めてにしてはかなりよく聞きとることも書き表すこともできていました。

途中の位に「0」が入るものであっても、最初は悩んだ様子でしたが、2問、3問とそういう問題が出てくると、自信を持って書いているようにさえ見えました。
思っていたより順調だなと思いながら21問目に差し掛かったところで事件(?)が起きました。
その数は「2134」だったのですが、そして、それまでにも百の位や十の位などが1になるものもきちんと書けていたのですが、この問題だけ突然「2004」と書きました。

聞き取れなかったのかなともう一度言うよと声をかけて読み上げたのですが、それでも書けません。
今度はしっかり目を見て、「もう1回だけ言うからよく聞いてね」と言って読み上げたものの、「2」の後はいっこうに正しく書けないようです。

なんて聞えたか尋ねてみても答えてくれないので、とりあえずそれを後回しにして、残り3問を読み上げると、やはりそれはきちんと書けるのです。
何が起きているのかわからず、ためしに一緒にレッスンをしていた子にその数を読み上げてもらったのですが、やはりダメ。
そして、とうとう泣き出してしまいました。

どうすることもできず、少し様子を見た後、その問題を保留にしてほかのプリントに進んだところ、問題が変わってもきちんと考えられています。
1問だけ空欄でバツをつけるのも躊躇われたので、別のプリントが終わったところで問題を見せ、まずは本人に読み上げてもらいました。

「2134(にせんひゃくさんじゅうよん)」とちゃんと読み上げられたところで見せていたプリントを引き上げ、先ほど書けなかったプリントを渡して、それを書いてもらってOKということにしましたが、一体どうしてその問題だけが、何度読み上げてもどうにもならなかったのか、結局何も答えてくれなかったのでわからぬままでした。

今後の参考のためにもその子の頭の中で何が起きていたのかとても知りたいところではありますが、多分それを説明してもらうのは難しいのだろうなと。
私が忘れなければ、来週もう一度何問かだけ聞きとりの問題で数を書いてみてもらおうかと思います。

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2013年1月15日 (火)

みんなちょっと戻ってきたかな。

冬休みが明けたかと思えば、子ども達はいきなりの3連休。先週火曜のレッスンでは頭の中身をおうちに忘れてきたのでは?というぐらいのボケっぷりで不安にさせられた子たちが何人かいましたので、また連休を挟んでいるし、今日はどうかしらと少し心配していましたが、さすがに学校に5日行った後の連休で、多少頭も使ったからでしょうか、どの子も先週よりは頭が働いている感じがしました。

春から1年生になる年長くんは、ここ2、3ヶ月でめきめきと安定感を見せ始め、最初の頃は答えに自信がないとあてもののようにこちらの顔を見ながら不安そうに答えを言って反応を伺っていたのですが、今では全くそんな様子がなくなりました。
20までの足す・引くはもうかなりの安定感ですし、積み木の数も随分早く、それもぱっと見て5と7だから…みたいな捉え方もできるようになっていて、その成長ぶりには目を見張るものがあります。

別のレッスンで、図形が苦手らしい(そんな風には感じないのですが)3年生さんも、楽しそうではないものの、図形の問題をかなりしっかり解くことができていて、平均以上にできていてもキライなもんはキライなんだなぁと思って見ていました。

今日で1月も半ば。
新年が始まって2週間以上経ったのかと思うと早いなぁと思いますね。
明日もしっかりがんばりたいと思います。

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2013年1月14日 (月)

とんど焼き

今日は欠席振替のレッスンが1つあったので、午後から出勤していました。
昨日の夜から降り出した雨が、すごい風と共に朝も降り続けていたので、出勤する頃には小ぶりにならないかしら…と思っていたところ、家を出たら雨が止んでいました。

さて、お正月の注連飾りを外して焼く、とんど焼き。例年15日のことだったのですが、一昨日、そういえば…と調べてみたところ、教室の近くの六甲八幡神社はどうしてなのかわかりませんが、15日ではなく14日にとんど焼きをしておられるとのこと。そういえば、去年か一昨年調べたときには間に合わなかったんだっけな?と思ったりしたのですが、というわけで、今回は自宅の注連飾りを持って出勤し、レッスン後、教室の注連飾りと合わせて神社に持って行ってきました。

大勢の方が集まっておられ、中には入れ物も用意して、焼いた灰をちゃんと持ち帰っている方も。
そうなんですよね。注連飾りを焼いた灰を玄関や家の四隅に置くところまでが本来のとんどなんですよね、多分。
しかし、持ち帰る用意もしておらず、更にさすがにマンションのドアの外に灰を置くわけにもいかず、焼いて頂くだけで帰ってきました。

でも、神社の境内で大きな火が上がっているところに大勢の人が集まって、それを囲みながら眺めていると、なんだか厳かな気持ちになりました。
これで今年も元気に1年過ごせるといいなと。

さて、明日からまた通常レッスンです。連休があったので、子ども達の調子がまだ些か戻り切っていないのではと不安もありますが、今週もみんなが元気に来てくれますように。

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オフでした。

今日も極めてオフらしい…かなり非生産的なだらだらした1日を過ごしてしまいました…。
早朝の試合でインテルが珍しく危なげなく勝ってくれたので、気分のよいオフでしたし、夕方には2年ぶりか3年ぶりか、お互いそれすらはっきりわからなくなっている有様でしたが、久しぶりに大学時代一緒にマネージャーをしていた友人と会っておしゃべりして、そういう意味ではとてもよいオフだったのかもしれません。

明日はお昼から少し出勤しますが、祝日ですから、子ども達はお休みですよね。
でも、明日、成人式なのにこのあたりは雨と強風の予報だとか…。
新成人さん達の晴れ着が…。式の時間帯には予報が外れて雨が上がるといいですね。

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2013年1月12日 (土)

長年愛用の…。

今日レッスンが済んで教室の掃除をしていたときのこと。
掃除機をかけていると、なぜか掃除機のハンドル?を持っている手が何かに挟まる感覚が。
ふと見ると、持ち手のスイッチの付近に隙間ができていて、そこに指が挟まっているようです。
しかし、こんなところに隙間あったっけな?とまじまじと見てみたのですが、ネジ部分に沿ってキレイなラインで溝ができていて、う~ん、おかしいなぁと更にまじまじと見たところ…(目も悪いもので…)あれ?もしかしてこれ、割れてる?と。

Cleaner

ネジ穴に沿ったこのカーブ、初めは割れたとは思いませんでしたが、断面を見るとやはり割れたようです。
ただ、今日これを落としたとかぶつけたとかいうことはなく、突然亀裂が入ったという感じで、ちょっとびっくりしました。

しかし、思えばこの掃除機を買ったのはもう10年近く前。教室を始めるために部屋を借り、そこを片付けたりするために早い時期に買いましたので、教室をスタートさせるより前からのお付き合いです。
レッスンがあった日は毎日使っていますから、考えてみれば相当よく働いてくれているのだなと。

実は2年ほど前に吸い込みブラシの結合部が割れてしまい、買い替えも考えたのですが、結局その部分だけを買って使い続けていました。
そして、今回持ち手部分が…。
ですが、本体は今のところ全く問題なく動いていますので、この亀裂は瞬間接着剤で補修!
もうしばらく付き合ってもらうことにしようと思います。

電化製品には当たり外れがあるなんて話も聞きますが、仕事場にしろ自宅にしろ、電化製品が壊れて使えなくなったというものはかなり限られていて、ひとり暮らしをして12、3年目に冷蔵庫が壊れたぐらいでしょうか。
ありがたいことです。

さて、仕事にはあまり関係ない話になってしまいましたが、日々がんばって働いてくれる掃除機に感謝しつつ、今日の更新はこれにて…。(笑)

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2013年1月11日 (金)

鏡開き

教室には鏡餅までは飾っていませんが、今日は鏡開きでしたね。
出勤前に家に飾ってあった鏡餅を下げて、お雑煮もどきにして食べてから出勤しました。

仕事の話とは関係ありませんが、昔は今のような真空パックのお餅はありませんでしたから、お正月の間飾ってあった鏡餅はお餅の底にカビが生え、水分も飛んで固くなってしまったものを、カビをこそげ落とし、水につけて…とあれこれ手をかけてから、それをおぜんざいなどにして食べていたのを思い出します。

いくらこそいでも、なんとなくカビ臭い味のお餅は美味しいものではありませんでしたが、なんかそれが鏡開きなんだという気がしていたものです。

15日にはお正月飾りを外してとんど焼きをする日ですが、それも各家庭でというのはもうほとんど見られなくなりましたね。
焼くことすらせず、ゴミに出すご家庭も少なからずあるようですし。そもそも、ゴミの扱いに困って、しめ飾りをなさらないご家庭がかなり増えているようでもありますしね。

鏡開きをして、子ども達も学校が始まって1週間。
さすがにお正月気分は抜けたかなという頃でしょうか。
しかし…今日もちらほら、レッスン開始直後からあれれれれ?という子もいたんですけどね。

さて、世の中は明日から3連休という方も多いのでしょうね。
私は明日は通常レッスンです。子どもたちがみんな元気に来てくれますように。

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2013年1月10日 (木)

あ、すごい!

今日のレッスンで、1年生の女の子が桁数の多い筆算の問題を考えていたときのことです。
彼女にとって筆算はもうおさらいの内容で、今日は足し算も引き算も1枚ずつやるだけだったのですが、足し算のプリントの最後の問題が8ケタの数が3段重ねになっているもので、それぞれの位の数を足すと、多いものだと20を超える答えにもなります。

その問題をやっているときの子ども達を見ていると、多くの子が上の数から順にとか、もともと書かれている数を足してから繰り上がりの分を足すとか、とにかく、書かれているものをそのまま足す子が圧倒的に多いように思います。

中には普段から算数が好きであるとか、センスがあるなと感じるような子が、何も言わずに計算の簡単そうなところや足したら10になる数から足すなどの工夫をすることがありますが、今日の子は女の子としては比較的できる方だとは思うものの、数の感覚が特に優れているというほどではなく、大きな数はやや四苦八苦しながら解いていた子でもあります。その彼女が8ケタ、3段重ねの問題を見て、「うわぁ!」と声を出したので、さて、どうなるかしらと見ていました。

既にそれまでに形の学習のおさらいや時間の計算などもやった後だったので、お休み明けだし、疲れているかもと心配もしていたのですが、割とすんなり問題を考え始めたので、ひと安心して様子を見ていると、繰り上がりもあれば4段重ねになる4つの数を、上から順番でもなければ、下から順番でもなく、数によって足しているところが明らかに違っているのです。
なぜわかるかといえば、「6たす6は12、12たす4は・・・」と言った具合に口に出しているからなのですが、適当にやっているのではなく、明らかに計算がしやすそうなものを組み合わせて足しているのです。

私が何か言ったわけではなく、彼女自身が自然とそうしているのがすごいなぁと、見ていてとても嬉しくなりました。
この子はきちんとわかったときは顔を見ていてわかりますし、難しいとき、気分が乗っていないときもやはり見ていてよ~くわかる子なので、よくわからないのになんとなく、まあいいか…という風には進んでいかない子です。
年長の頃から通ってくれて2年目になっていますが、明らかに成長した様子が感じられて、幸せな気持ちになりました。

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2013年1月 9日 (水)

また今日も二派に…。

学校が始まって3日目。(子どもによっては2日目の子もいたようですが。)
今日は普段しばしば怖い私が登場しなくてはならない子が穏やかにレッスンができたり、年末のレッスンでは四苦八苦していた問題をしっかり考えられるようになっていた子がいたり、いい感じの子達が何人もいた一方、今日もまた、普段はよくできている子が見るからに眠そうで睡魔と闘いつつがんばろうとしているものの頭が回っていなかったり、新年早々筆箱忘れやワークブック忘れ、宿題がいい加減…なんて子も…。

私が意識し過ぎなのかしら?と思ったりするものの、明らかに頭が回ってないなぁという子達がいるのは事実ですし、やはり学校もお休み、年末年始は習い事などもお休みということが多いでしょうし、クリスマスから始まって、短い冬休みはイベント事が目白押し、あっという間に過ぎていくという感じのご家庭も多いでしょうから、やはり勉強からは慣れ切ってしまうとこうなるのかなと思ったりもします。

夏休みなどは宿題もたっぷり出ますし、完全に遊び呆けるということはなかなかないのではと思いますが、冬休みはおうちの方は年末何かとお忙しいでしょうし、お正月ぐらいはのんびり…となると、子ども達は年末年始のんびり遊び呆けられる子も少なからずいるのでしょうね。

こればっかりは怒ってどうにかなるものでもありませんので、早く頭の回転が戻ってきてくれることを祈りばかりです。
しかし、アスリートの方などは1日練習を休んでしまうと取り戻すのに3日とか1週間とかかかるというような話を聞いたことがありますが、子ども達でも記憶からこぼれてしまったもの、引っぱり出せなくなってしまったものは、また最初から積み直すしかないのかもしれません。
さて、新年ですから、みんなにしっかりがんばってもらうことにしましょう。もちろん私もがんばらなくては!ですけど。

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2013年1月 8日 (火)

どうした一体…。

私は先週金曜からレッスンが再開し、日月は挟んだものの、金曜から3回目のレッスンで、既にお正月気分は抜けきっているのですが、今週はまだ木曜に来る子たちまでが今年初めてのレッスンです。
先週も中には頭が働いていない様子の子達がいたものの、今日来た子達の中で特に2人、これまで一緒にレッスンしてきた中で最も頭が働いていなかったのでは?というほどの抜けっぷりで、さすがにちょっとびっくりしました。

ひとりの男の子は問題は読まない。話は聞かない。何度言ってもどこかに旅立ってしまう…という感じで、おまけにお休みの間相当遊び呆けたのか、宿題もかなりいい加減な状態での登場だったため、多少時間を延長しても、宿題の直しすら半分も終わらずにレッスン終了…。

ひとりの女の子は普段真面目でよくできている子なのに、お休み前にやったこと全てが抜け落ちているのでは?という様子で、1ヶ月分のレッスンを全てやり直さなければならないのかしら?と真剣に心配になりました…。
今日たまたままだ頭が働いていなかったのであればよいのですが、来週の様子を見てから、必要であれば復習し直しですね。

もう今日からは学校の授業も始まっていると思いますから、明日以降の子達はここまでボケボケということはないことを祈りたいと思います。
明日もがんばります。

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2013年1月 7日 (月)

七草。

今日は七草の日でしたね。
お正月は七草、鏡開き、とんど焼きを立て続けにやってくるので、毎年何日が何だったか忘れてしまうのですが、七草はスーパーに行けば数日前から店頭に並び始めるので忘れずに済みます。

早目に買ってダメにしたらイヤだしと、今日買いに出るつもりが、つい家でぐずぐずしていたため、日が落ちてしまってからスーパーに行ったところ、七草セットが最後の1パックになっていて、選択の余地なし。(苦笑)
そのために別のお店に行ってみるのもなぁと、その最後のひとつを買って帰り、一応年中行事達成。
新年も1週間経ったのですね。

去年はなんだかがんばれないままに終わってしまったので、今年は去年よりはがんばって充実した年にしたいと思っていますが、家にいるとなかなか難しい…。
今年は早目に出勤することを心がけるようにしようかと思っているところです。

さて、明日からまた1週間。どうぞよろしくお願いいたします。

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2013年1月 6日 (日)

オフでした。

年末に大掃除をして、とりあえず今は仕事机の上もコタツの上も比較的美しい状態が保たれているのですが、この状態をいつまでキープできるかが今のひとつのチャレンジ(?)でもあります。

根が無精なもので、急を要するもの以外はなんでもとりあえず後回し、とりあえず置いておいて…となってしまい、郵便物にしろ、本にしろ雑誌にしろ、机の上に積み重ねられ、溜まれば溜まるほど手をつける気にならなくなり、限界が来るまでそのまま…。
それがいつものパターンなので、なるべく溜まらないうちに手をつけるというのが今年の課題。

しかし、お正月明け早々、頂いた賀状の整理で頓挫し、お出ししていないのに頂いてしまった賀状のお返事などもまだ手付かづ。
やらなくちゃなぁ、気になるなぁ…と思いながら数日を過ごしてしまいました。
ですが、ようやく今日、リストと照らし合わせ、住所が変わられたという方は住所変更を入力したり、お出ししていなかった方に賀状を書いたりと、ひとまず年賀状についてはすっきりしました。

机の上もコタツの上も今のところまだ大掃除ごとほとんど変わらぬ状態。
これをがんばって保っていきたいと思います。

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2013年1月 5日 (土)

あれれれれ?

今日はまだ冬休み中で、やはり数人お休みの子がいましたが、来てくれた子達は好調と不調、結構はっきりどちらかに分かれた感じの日でした。

普段に比べて頭が働いているな、反応がいいなと思う子達や、普段と変わらずよくできている子たちがいる半面、普段よくできている子がレッスン開始早々からどこかにはまり込んだまま戻ってこられずレッスン時間の大半を費やしてしまったり、かなり面倒な問題ながらもあとはそれを引き算すればいいだけで筆算してもいいといっているのに、その引き算の筆算が全くできず固まってしまったり、記憶にある限りここ半年で最もスローペースで進まなかったなぁという子がちらほら…。

ふざけているわけではなく、見ている感じ眠そうでもなく、一所懸命問題を考えようとしているのは見ていると伝わってくるにもかかわらず、いっこうに線がつながらない感じで、その子たちは冬休みの間頭も目いっぱいのんびり休憩させてしまっていたんだろうかと、なんだか不思議な気分でした。

来週はもう学校が始まりますから、調子も戻ってくると思いますが、ホントに今日不調だった子達のできなさっぷりは、このところ見たことがないぐらいのすごさで、手伝って頂いている先生もびっくりしておられました。(苦笑)
もちろん、普段もどこかにはまり込んでしまう子は結構いますが、問題を変えたり、ちょっと休憩をはさんだり、何か気分転換してもらったりすると、そのうち戻ってきてくれるか、45分とか50分とかがんばった後で限界が来たかという感じですので、今日のようにレッスン時間の大半を不調のまま戻ってこられずに…というのは珍しいのです。

週が明ければもう始業式。
来週からはみんな普段の調子が戻ってきてくれることを祈りつつ…。
来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2013年1月 4日 (金)

仕事始め

今日は今日来る予定の子達はお休みすることなく、みんな元気に来てくれました。
みんな、頭の回転はまずまずいい感じだったように思いますが、考え方はちゃんと合っているし、難しい問題でも理解できているのに、簡単な足し算や引き算などで計算ミスを多発していた子がいたりもして、そのあたりはお正月ボケって感じかなと思っていました。

今日は新年1回目のレッスンなので、「怖い私」を登場させずに済むようにと思っていたのですが、最高レベルを10としたら、まあ3ぐらいではあるものの、怖い私もちらっと登場してしまい、新年早々いきなり反省…。

明日はまだお正月休みで何人かお休みの子がいますが、それでも5つレッスンがありますので、しっかりがんばりたいと思います。

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2013年1月 3日 (木)

いよいよ明日からレッスン再開です。

過ぎてしまえばあっという間のお正月休みでした。
普段、あまり仕事がイヤだなぁ、もっと休みたいなぁと思わないのですが、今回は年末から数えて1週間レッスンを離れたので、明日はちょっと気合いを入れていかないとと思っています。

しかし、私は年末は大掃除などに明け暮れて、バタバタしていましたが、子ども達は冬休みでのんびりたっぷりお休みという子が多いでしょうから、私以上に頭の回転がゆる~くなっているかもしれませんね。もしくは、たっぷり休んで好調か?

年の初めのレッスンですから、明日は「コワい私」にならずに済むようにしたいなと思います。

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2013年1月 2日 (水)

いきなりのお正月ボケ。

お正月のお休みは3日までで、年末は大掃除に明け暮れていたので、あまりゆっくりのんびりしたという感覚はなかったのですが、なぜかもうお正月さんざんのんびりだらだらした気分になっていて、今日の日中、幼馴染みとの初詣の後教室に寄り、年末ご連絡メールを差し上げたものの、その後お返事を頂けていなかった方に再度確認のメールを差し上げて、その後は別の友人と久しぶりに会っておしゃべりした後、実家に行って帰宅したところ……明後日のレッスンの件を「明日」とメール差し上げていたようで(年末のメールでは4日とご連絡差し上げたのですが…)、お電話するにも既に23時前だったのでさすがにはばかられ、慌ててメール差し上げたものの未だお返事がなく…。

明日起きてもお返事がなければお電話差し上げます。それまでに気づいてくださればよいのですが…。
それにしても、お正月になってまだ今日が2日目という気がちっともしていないのはなぜなんでしょう…。
といっても、お休みは明日までで明後日からはレッスン。
いきなりお正月ボケを炸裂させてしまいましたが、皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2013年1月 1日 (火)

明けましておめでとうございます。

年末3日続けて、だらだら大掃除をして、睡眠時間が4、5時間だったのですが、なぜか昨日も特に眠くならず、明け方5時頃就寝。
目が覚めたら、新年のスタートは気持ちのよいお天気でしたね。
お昼から実家に行き、家族揃ってのお正月。幸い両親とも元気にしてくれていますが、いつまでこうして家族揃ってのお正月が過ごせるだろうという思いは年々強く感じるようになりました。

今日はその後も一旦帰宅し、教室に賀状を見に行こうかと思ったものの、なんだか眠くて出る気になれず、だらだらとテレビを見て晩にはまた実家へ。

幸か不幸か年始は4日から仕事ですので、だらだらしても3日まで。
それ以上だらだらしたら、かなり増量しそうですし、社会復帰が難しくもなりそうです。(笑)

明日は幼馴染みと毎年恒例の初詣に行く予定ですので、帰りに教室にも寄ってこようと思います。
皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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