« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月31日 (月)

今年も1年お世話になりました。

今年も残すところあと2時間半ほどとなりました。
毎年年末は大掃除と決まっているのですが、やはり毎年、今年こそは30日までに終えて、31日は実家の手伝いかのんびりするかするぞ!と思うのですが、結局毎年……大晦日まで大掃除というパターンです。(苦笑)

それでも、ここ数年は夕方や夜まだ早いうちに終わるようになり、実家に手伝いに行こうと電話を入れると、これまた毎年、母に頑なに拒まれるという…。(汗)
まあ、確かに、今の実家は阪神淡路の大震災後建て替えたため、私は一度も暮らしたことがなく、何をどこにしまえばいいのかなど勝手がわからないというのもありますが…。

さて、今年の大掃除。
やり始めたら気になるところがあちこち出てきてしまい、結局、最終的に今朝までに45L2つ、30L3つの燃えるゴミを出し、もうゴミはそんなに出ないだろうと思っていたのですが、今日更に30Lの袋が軽くいっぱいになり…。
合わせて、手放すことに決めた服も結構なボリュームだったので、これだけの量のものが家からなくなったということは、随分すっきりしたんだろうと思います。

本や人形などは年が明けてから整理しようかと思っているので、まだモノは減らせるかなぁと。
今ブログを打っている、自宅の仕事用のデスクは、引越しの際大きめで真っ白のものを選んだのですが、久しぶりに机の上がかなり広く見えて、ああ、真っ白で綺麗だなぁと。(笑)
1日でも長くこの状態をキープできるようにしていきたいと思います。

それにしても、今年は4日からもうレッスンですから、お正月はあっという間に終わりそうです。

さて、皆さま今年も1年どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
あと数時間で年が明けますが、よいお年をお迎えくださいませ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月30日 (日)

まだ終わらず…。

例年、大晦日ギリギリまで大掃除をしていることが多いのですが、今年こそは大晦日になるまでに!と思っていたのですが、目覚めたらやっぱり雨だったのでペースが激しく落ちてしまい、夕方までに玄関、お風呂、トイレ、洗面所までしか…。

で、今日の晩は幼馴染み達との毎年恒例の忘年会だったので、出かけて帰ってきて、やらなくちゃなぁと思ったまま日付が変わってしまいました…。
というわけで、今年も大晦日までバッチリ大掃除決定です。(汗)

とりあえずお腹いっぱい過ぎてちっとも寝られそうにないので、なかなか手をつける気になれずにいる机とその周辺の片付け&掃除をしようかな…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月29日 (土)

大掃除

今日はまたついつい明け方まで起きていたのですが、10時に宅配便が届き、起きあがったら外があまりにもよいお天気だったので、そのまま起床。
明日からはまたお天気が下り坂とのことだったので、今日しかない!と、通常のお洗濯のほかに、マット類やカーテンなどのお洗濯もしてしまい、その後は、やっては休み、やっては休みながらではあるものの、断続的に大掃除&大片づけに突入。

今年は結局2ヶ月足らずで挫折したものの、朝10秒そうじの本のお蔭で不用品などを秋頃に多少整理していたこともあり、なんとなく大掃除に気合いが入らなかったのですが、先日来、また別のお片づけ本を読んだこともあって、靴や服の整理をすることに。

もうかなり飽きてきているので、例年通り明日も引き続き大掃除ということになりそうですが、既に燃えるゴミが袋3つ。手放す服がゴミ袋のサイズでいえば45リットルの袋いっぱい以上という感じで、目指すところまではまだまだ遠いのですが、多少はすっきりしたかなと。

今年は教室の大掃除ではずっとゴム手袋をしていたので、今年こそは手がボロボロにならずに年を越すぞ!と思っていたのですが、自宅でははめたり外したりして作業している間に手が埃くさくなり、既に荒れ始めているという…。

というわけで、完全にどうでもいい大掃除報告でしたが、明日もそんな感じになりそうです…。(汗)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月28日 (金)

今日でホントの仕事納め。

昨日7割方終わらせてはいたのですが、今日は目が覚めたら既に雨でなかなか動き出す気になれず、ついでに洗濯物もまだ乾いていなかったので、結局夕方近くなって出勤。
多少の手抜きもしつつ、2時間弱大掃除の続きをして、ドアにお正月飾りをかけて帰ってきました。
これで年内は教室には出ない予定です。

今年も1年子ども達と一緒にレッスンをしながら、色んな発見、驚き、気づきがありました。
ただ、今年はがんばりが足りなかったなと思っていますので、来年はもっとしっかりがんばりたいと思います。
多分明日以降も更新はすると思いますが、ひとまず仕事納めですのでご挨拶を。

今年も1年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月27日 (木)

レッスン納め。

今日で年内のレッスンは終了しました。
宿題がいい加減だった子達にちょっと怒ってしまいましたが、まあ概ね平穏に最終のレッスンも終了。
今年もみんな、よくがんばってくれたなと思います。

もともと今日は通常レッスンの予定でしたので、大掃除は明日改めて出てくるつもりにしていたのですが、とりあえずやれるところまでやってしまって、今日中に終われば明日から家の大掃除にかかれるし…と、レッスン後大掃除を開始。

しかし、お腹も空くし、ほとんどが拭き掃除で腕も疲れてくるしで、3時間ほどがんばった時点で、どう考えてもあと1時間以上かかるなと。
そうなると日付が変わりそうでしたので、今日のところはそこで切り上げて帰宅しました。

ですが、7割方終わったので、随分と気が楽です。
持ち帰った洗濯物が明日の午後までに乾いたら、明日の午後から出勤して、大掃除を完了させる予定です。

年末のご挨拶はまだあと数日ありますので、後日改めて。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月26日 (水)

「やり方忘れた」

今日のあるレッスンでのこと。
学校ではようやく九九を学習し終えたぐらいの子ですが、教室では既に2ケタや3ケタかける1ケタを暗算で考えることができるようになっています。
その子と掛け算の筆算をしていたのですが、既に暗算でできるようになっている計算であるにも関わらず、筆算を解きながら
「やり方忘れた~!」とレッスン中に二度言いました。

もともと、筆算であっても「やり方」というのは教えていませんので、例えば

  38
× 7 

のような問題があったとしても、敢えて「8×7」と「30×7」で考えてもらいますし、3ケタになっても何百かける1ケタという言い方をするようにしています。
もちろん、数量感覚のある子などは、何も言わなくても位の数をかけてその位の下に書いていく(繰り上がりはひとつ左の位に書いておく)ことに気づく場合もありますし、ちゃんと意味を考えて解けるようになった後で、そのことに気付かせるように声をかける場合もあります。

ただ、教室の子達のほとんどは学校で筆算を習うより先にこちらで筆算をしますし、学校ではいわゆる「やり方」を教わることになるでしょうから、少なくとも教室では意味を考えずに機械的に答えが出るという状態で通り過ぎることは避けたいのです。

で、先ほどの「やり方忘れた」と言った子に、「やり方なんて教えたことないよ?こんな掛け算、暗算でちゃんとできるようになってたやん?意味を考えたらできるはずよ?」と声をかけると、気弱な声を出しながらも、考えたらちゃんと答えが出たのでひと安心。

ただ、考えないと、本来、繰り上がってきた数と合わせて十の位に書く数を、間違って百の位に書いてしまって、「95」になる答えを「545」と書いてしまったりということがあり、そんな風に間違っている場合は、何を計算しているのかちゃんと考えるよういうと正しい答えに直るというようなことも。

だからこそ、早い段階で機械的にやり方を教えてしまうのは危険だと思うのです。
機械的に出した答えはそれが合っているか間違っているか、他人に見てもらわないとわからないような状態になってしまうこともあるわけです。
初めはたとえ時間がかかっても、かならずしっかり意味を考えて、納得した上で必要であれば「やり方」を教える、覚えるという順序で進んでいくのが、後々大きな力の差になって現れてくるような気がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月25日 (火)

いよいよ今年最終週。

今年のレッスンも今日を入れてあと3回。
今日のレッスンは既に終わりましたので、あと2回子ども達とレッスンをしたら、今年のレッスン納めになります。
今日はお休みの子もいて、いつもより人数が少なかったのですが、聞こうかなぁ、どうしようかなぁと思ったまま聞きそびれ、どの子からも昨日のサンタ話は聞くことができませんでした。
みんなのおうちにはサンタさん何を届けてくれたのかなぁ。

しかし、子ども達のサンタの話を聞くたび、一体いつ頃からここまで広く、それぞれのおうちにサンタが来るようになったんだろうなと。
先日、ユーミンの名曲、「恋人はサンタクロース」の歌詞を聞いて、ふと、あれ?この歌詞って、子どもが隣のお姉さんに対してサンタクロースは「絵本だけのお話」って言ってるんだよな?と思いまして、その時代はそれが歌詞になっても違和感がないぐらい、サンタクロースは架空の存在だったってことだよなと。
少なくとも私が子どもの頃にも、もちろん、「来ていた」おうちもあるんだろうとは思いますが、うちのように、来ていなかったおうちが圧倒的に多かった気がします。

それが一体いつから、今のようにある程度の年齢まではどの子もサンタを信じる(信じさせてあげるためにおうちの方があれこれがんばられる)ようになったんでしょうね。

さて、私にとってはちょっと淋しい、子ども達にとっては嬉しいクリスマスも今日でおしまい。
あと2日のレッスン、しっかりがんばりましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月24日 (月)

素敵な話

今日は世の中はクリスマス・イヴ。
子ども達のところにもサンタさんがやってくる日です。
しかし、私は例によって何の予定もなく、ひとり淋しく過ごすので、今日は引きこもって年賀状を完成させようとがんばっていました。

朝起きて、今週のレッスンの件で何人かの保護者の方にメールをしていたところ、ある方のメールに書かれていたことにちょっとほのぼの。

最近はほとんどのご家庭にサンタがやってきて、子ども達もある程度の年齢までは本気で信じているようですが、メールをくださったのは上が高1、下が中1のお子さんがおられるご家庭。
さすがにサンタはもうとっくに来ないだろうと思っていたのですが、お子さんがおられる間は続けるとのことだったので、え?まさか高校生でも信じてるの??と驚いてお尋ねをしました。

すると、頂いたお返事にはもちろんちゃんとわかってますという内容に添えて、今日部活に出かけていくときの高校生の子のひと言が。

「今日はサンタが来るから8時には寝なあかんなぁ。」

個人的にめちゃくちゃ和みました。ほのぼの。
なんていいご家族なんだろうと、とっても羨ましくなったと同時に、ひとり淋しいクリスマス・イヴでもなんとなく幸せな気持ちになりました。

もう日付が変わろうとしていますから、それぞれの子ども達のもとにサンタさんは来た頃でしょうか。
みなさま、メリー・クリスマス♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月23日 (日)

オフでした。

今年は比較的早く年賀状に手をつけたものの、宛名と図柄の印刷をほぼ終えた時点でぱったりとストップ。
昨日は通常のレッスンでしたので、今日明日で仕上げねばと思っていたのですが、結局、今日のところは6割完成したにとどまりました…。

年に1回のことなので、なるべく読んで頂けるような賀状にと思ってはいて、その分、結構時間がかかるんですよね。
で、今で何枚完成したかな…と、何度も何度も完成した枚数や残りの枚数を数えてしまうのですが、それをしていて、子どもの気持ちがわかるなぁと。

子ども達とレッスンをしていると、時々、レッスンの途中にプリントの枚数を数え始める子がいるのですが、もしかするとあれも、がんばってかなちくたびれて、達成感を感じたい、ちょっと気分転換したいという行動なのかもしれないなぁと。

明日はクリスマス・イブの上、振替休日でお休みですが、何の予定もない私は家に引きこもる予定ですので、明日こそは仕上げて投函できるようがんばりたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月22日 (土)

なんだか慌ただしい日でした。

今日はもともと時間変更が何件かあったのですが、朝起きたら欠席連絡が1件。
それに伴い、人数のバランスを考えて、ほかの方に時間の変更をご連絡したところ、出勤してすぐ更に欠席の連絡が。
それはもう時間的に調整できそうになったので、そのままレッスンをスタートしたところ、ほどなく電話が。
今日のレッスンに来る子で先日お休みした分を今日2コマ取れないかとのご相談のお電話。
朝欠席連絡があったので、時間を取ることはできたものの、先ほど時間変更をお願いした方に再度ご連絡を差し上げて微調整。
そして、レッスンが始まったら始まったで、ずっぽりとはまり込んで抜け出せなくなる子がいたりもして、土曜は年内最後のレッスンでもあったため、キリのいいところまで…とか、どうにかここから抜け出してもらって…とかで、時間延長の子達が数人…。
そんなこんなで、今日はどの時間もなんだか気ぜわしいような、妙な1日でした。

年内のレッスンもあと3回。
今日は体調不良でのお休みが二人いましたが、年内最後のレッスンにみんな元気に顔を見せてくれますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月21日 (金)

冬至。

あっという間に12月も21日。

日本では冬至。マヤ暦では地球が滅亡する日だったようですが、今既に日付変わっていますので(まあ、どの国の時刻が基準なのかわかりませんが(笑))、どうやら地球滅亡はなさそうですね。

今日が冬至だったということは、明日からは少しずつ昼が長くなっていくのですね。
しかし、今年も残すところあと10日。年末までにせねばならないことにはまだ全くというほど手をつけていません。

明日は通常通りレッスンですので、まずはこの日月で手をつけて途中で止まってしまっている年賀状を仕上げ、できる範囲で自宅の大掃除に手をつけなければ…。

年内は27日まで。振替等のご希望のご連絡は何件か頂いていますが、年末年始、お休みや振替のご希望がございましたら、お早目にご連絡ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

今日は柚子湯に入って早目に寝ることにします。
また明日も子ども達と一緒にがんばります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月20日 (木)

そういえば。

教室に来てくれている子達の中には、初めのうち、もしくは何ヶ月かの間、来てくれても恥ずかしくて挨拶ができない子、お話ができない子というのがいます。
これまでの経験では、どの子も次第に慣れて、最初の頃のあれはなんだったんだろう?と思うようになりますし、返事をすることすらままならなかった子が、途中でおしゃべりをやめさせないといけないほどしゃべるようになることもあります。
そういう姿を見るにつけ、子ども達は日々成長しているんだなぁと思うわけですが、そういえば、この子も変わったのかもなぁと、今日のレッスンでふと気付きました。

男の子にしては比較的珍しいのですが、その子は来てくれたときの挨拶だけが長らくできませんでした。
教室に入ってきて、私が「こんにちは」と声をかけると、挨拶をせずに目を逸らすのです。そのくせ、違うことは話しかけてくる。
挨拶もできず、おしゃべりもできないのならともかく、挨拶に対して目を逸らしておきながら、学校であったことなど日々の他愛ない出来事は話しかけてくるので、声を出すのが恥ずかしいというのとは違いそうです。
おまけに、さあ一緒にレッスンがんばろうと思っているところに、挨拶して目を逸らされるわけですから、悲しくもなりますし、いい気もしません。

そのため、その子とはかなりの頻度でどんよりした空気でレッスンが始まっていたのですが、ここしばらくずっといい雰囲気でレッスンができていたなと、今日来てくれたときに気付きました。
というのも、今日教室に入ってきたとき、私が挨拶をすると、恐らくこれまでで最高では?というぐらいの明るい声で「こんにちは~」と返事が返ってきたのです。
で、そういえばこのところ、小さい声ながらもちゃんと声を出して挨拶してくれていたなと、改めて気づきました。

この子の場合、ここに至るまでに1年以上の時間がかかっているのですが、それぞれの子にとって恥ずかしいと感じることが違っていたりしますから、この子にとっては挨拶をすることはおしゃべりをすることより恥ずかしいことだったのかもしれません。
ですが、そういえば、ちゃんと挨拶を返してくれるようになった頃から、レッスンでも以前と比べて調子がいいことが多いような気もします。
小さい子達は色んなことがリンクして、どこか成長を感じる変化があれば、違った面でも成長しているということなのかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月19日 (水)

やっぱり大事。

5年生の終わり頃に、どうも算数の感覚的なところが身についていないようだと心配されて、うちに通ってくれるようになった子がいます。
その子は割と真面目で、うちに来てくれる前にしばらくの間一般的な塾に通っており、学校のテストなどが特にできないということではなかったようですが、一緒にレッスンをするようになったところ、やはり数量感覚があまり身についておらず、問題は専ら覚えた公式を使って解くという感じでした。

もちろん、そういう子は世の中にたくさんいますし、学校の授業や一般的な塾で勉強していると、かなりの子がそういう風にしか問題が解けなくなってしまう傾向はありますから、それ自体には驚きませんでしたが、真面目にがんばってきたんだろうにと思うと、そのことがなんだか可哀想な、申し訳ないような気持ちになりました。

その子も中1になり、当初と比べると随分考えてくれるようにはなったのですが、先日のレッスンで方程式の利用の問題を考えていたその子の姿を見て、ああ、やっぱり最初にどう学ぶかってのは本当に大切なんだな…と思ったことがありました。

うちに小さい頃から通ってくれている子たちは、基本的に速さの公式を覚えることがありません。
時速、分速、秒速の言葉の意味だけは確認しますが、その他は基本的にいきなり問題を考えてもらいます。
悩んでいる子がいれば、線分図などを描くか描かせるかして考えてもらうこともありますが、速さ、時間、距離の関係について、公式として教えることはしたことがありません。

ですが、その方法で速さの問題が全くお手上げだった子はこれまでひとりもいませんし、苦戦する子は速さに限らず算数全般に苦労しているような子だったように思います。
教室を始めてからは、少なくとも公式を覚えなくても、基本的な速さに関する問題は大半の子が考えれば解ける、そういうものなのだと認識しています。

しかし、目の前のその子は、学校か塾で教わったであろう、いわゆる「はじき(みはじ)」を書いて、「き」は上に位置しているから、「き」を「は」で割るんだな…というような確認をしているのです。
最初にその方法で学び、それで問題演習もしてきたからなのでしょう、意味を考えればその図を描かなくてもわかるはずなのに、速さの問題と思うと、条件反射としてそれを描いてしまうんだろうと思います。

覚えなくてもよいものを覚えさせられ、そのせいでかえって問題が難しく感じられるなどということは、本来おかしな話です。
この子が速さを習ってしまうまでに出会えていたら、速さの問題をこんなに難しく感じずに済んだかもしれないのにと、なんだか申し訳ない気持ちになります。

やはり、最初にどう学ぶかはとても大事なことだなと、しみじみ感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月18日 (火)

珍しい日

今日、レッスンが終わって机の掃除をしようとしたとき、ふと気付きました。
今日はご用事でご兄弟が2人お休みだったのですが、さて、拭き掃除!と思って机を見ると、どの机もキレイなのです。
で、気づきました。今日は男の子が1人も来なかったんだなと。

これまた不思議なのですが、単に低学年だからということでなく、また、遊んでいたりふざけていたりするからというわけでもなく、普通にレッスンをしていても、圧倒的に男の子が使ったあとの机の方が鉛筆書きで汚れていることが多いのです。
低学年にも高学年にも、特に机の汚しっぷりが見事な子が数人いるのですが、その子たちが使った後は、たった1時間のレッスンでもびっくりするぐらい真っ黒、それを消しゴムで消してまだら・・・というような状態によくなっています。

そこまででなくても、レッスンの終わりにはメラミンスポンジで鉛筆汚れをこすって落とし、更に拭き掃除をするのですが、今日はメラミンスポンジを使う必要が全くありませんでした。
レッスンがいくつかあったのにこんなことは、今まであったかしら?というほど珍しい日でした。

レッスンをしていて、色々なことで男女差を感じることがありますが、こんなところにも男女差があるんだなぁと、そんなことを思った日でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月17日 (月)

捗らず…。

今日はレッスンがなかったので、年賀状にめどをつけようと思っていたのですが、結局なんだかんだとだらだらしてしまい、予定の2割も進まずでした…。

ただ、よく考えれば、お正月明けにすぐ顔を合わせる方などは別として、年に1回のご挨拶になってしまっているような、恩師や昔の上司、先輩方などにはお正月になってからゆっくり書いてもいいのかもしれないなと。
年の初めのご挨拶なわけですし。

もう長年さすがに大丈夫ですが、年末に書いているとうっかり「今年もお世話になりました」だの「来年もよろしく」だのと書いてしまうことがあったりしませんか?

というわけで、果たしていつ全ての年賀状が完成するかは定かではありませんが、また明日からしっかりレッスンがんばりたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月16日 (日)

オフでした。

今日は選挙でしたね。
しかし、私は例によってサッカー見たりなんだで夜更かしの後、変な時間に眠ったら変な夢を見て疲れ、気づいたら二度寝…。
なんとか投票には行きましたが、それ以外は洗濯をしたぐらいしか生産的活動(?)はしなかったような…。

それにしても、まあ…今回の選挙は選挙前からある程度結果は分かっていたのだとは思いますが、ここまで圧勝というのはいかがなものか…という気がしてしまいます…。
もちろん、これで本当に与党が国民のことを考えてがんばってくださるなら何の文句もないんですけど。

さて、結局今日はほとんど進まなかったので、明日こそは年賀状に真面目に向き合いたいと思います。(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月15日 (土)

思わず笑ってしまった今日の出来事

今日はなんだか何度も思わず笑ってしまうような楽しかったり、面白かったりの出来事が色々ありました。

今日の朝一番は、今通ってくれている子の弟さんで春から1年生になる子の体験レッスン。
赤ちゃんの頃からその子のことはしっているのですが、もうすっかりしっかり男の子。
体験はマンツーマンですので、様子を見ながら和やかに楽しくレッスンをしていたときのこと。
まずは5までの数をどれだけ掴めるかを確かめるため、本当に「レッスン」をしていたのですが

「べんきょうはこんなんとちがうんでしょ?」

と。

え?どういうこと??(笑)

体験レッスンが終わってからお母さまに伺ったところによると、お兄ちゃん(高学年)がしているようなことをするんだと思っていたそうで、体験レッスンに来るのも気が進まなかったとのこと。
しかし、思っていたのとは全く違い、お母さまが「楽しかった?」と聞いたところ、元気に「うん!」と。
ああ、よかったよかった。

別のレッスンでは、この前もそうだったのですが、お兄ちゃんのお迎えに一緒に来てくれた女の子が、飴がほしくてもじもじしており、また今日も「飴ちょうだい」をいうのにひとしきり苦労をした上、蚊の鳴くような声で「ちょうだい」とだけ言って、恥ずかしそうに飴を選んだあと、急いでママのもとへ。
そして、玄関で靴を履くなり、驚くような大きな声で「ありがとう!」と。帰るときにも元気にご挨拶してくれました。

ママの側にいるとそんな大きな声が出るんだなぁ、ママって偉大だなぁと、思わず顔がほころんでしまいました。

そして、おかしいというか、本当に驚いたのが、今日の終わりのレッスンで低学年の子が、どうもくたびれているのか、問題が難しくて気乗りしないのか、少なくとも筆算すればすぐできるはずの問題を、のらりくらりとやっていました。
その子はお兄ちゃんと一緒の時間にレッスンをしているのですが、普段は大抵お兄ちゃんの方がキリが悪く、自分が先に飴を取ることができます。
しかし、今日はそののらりくらりのせいと、お兄ちゃんが好調だったせいとで、お兄ちゃんの方が先に飴を選べることになりました。その瞬間

「あ!ずるい!」と叫んだので、「できることをのろのろしてるから仕方ないやん。お兄ちゃん、今日めちゃがんばったもん!」と、お兄ちゃんの方に飴の缶を渡したところ、それまでとは別人のようにものすごい集中を見せ、あっという間に新たに渡したプリント1枚を全問正解でクリア!!(笑)

それを見てしみじみ思いました。
うん、これからこの子がだらだらしてたら、飴を話題にすればいいんだなと…。(苦笑)

そんなこんなで、今日も1日楽しい日でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月14日 (金)

描かせる、触らせる。

教室を始めた頃色々とご指導を仰いだ先生は、教具などを見せる際も、あまり見せ過ぎてはいけないとおっしゃっていて、数も1つ1つ数えるのはよくないともよくおっしゃっていました。

何年かはそのことが常に頭にあり、ある程度見せたら切り上げなければと思ってしまったり、数えようとする子を止めたりしていたのですが、結局は、全ての子に対してそういうことを要求しても、必ずしも効果が上がるとはいえないようだと感じ始め、なかなか感覚が伴わない子には長い時間教具を見せ続け、わからなくてどうしても数えてしまう子には、ある程度それもOKということにして、少しずつ、ひとりひとりの子の様子を見ながら対応を変えるようにしていきました。

今日のレッスンでも、1年生の女の子と100を超える1000までの数を学習したのですが、これまでの様子を見ていても、教具を少し見たらすぐ理解して…というタイプの子ではないので、10の棒をたくさん渡し、1本ずつ数えて出してもらいながら、何度もやりとりを重ね、それからプリントへ。
ゆっくり時間をかけた分、プリントで分からなくなりかけても、机の上にさっき置いてあったものを、そこにあるかのように尋ねてみると、多少、先ほど自分がやったことと私とのやりとりとが思い出せるようで、思った以上に進めることができました。

別の子は、三角形や正方形などを滑らさずに回転させたときに指定された頂点が描く線はどうなるかという問題で、紙に描くだけではどうしてもぴんとこないようだったので、三角定規や正方形のプレートを渡して考えてもらいました。
実際に回してそれを見ていると、そこに線が描かれるわけではないものの、ちゃんと答えが見つかったようです。
結局はこれも、思い浮かばない子には実際に具体物を使って経験することを重ねるしか、その力を伸ばすことは難しいだろうと思います。

私はまだまだ発展途上ですが、これからもひとりひとりの子をしっかり見て、より多くの場合に対応できるよう、一緒に学んでいきたいなと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月13日 (木)

粘り強くなったね。

今日のあるレッスンでのこと。
教室の教材の中でもその問題で苦労する子が極めて多い、割り算の筆算の虫食い残の問題を、先日来、何週にも渡って、1問解いてお預かり、2問解いてお預かりということを繰り返している子達がいます。

その子たちは割り算の筆算は4ケタや5ケタを2ケタで割る問題などもかなりしっかりできるようになっており、そういう計算が必要な文章問題でも随分よく考えられるようになっています。
しかし、虫食い残になるとかなり苦労し続けていて、私としては助けるのは簡単なものの、筆算はちゃんとできているわけですし、学年から考えてもまだそれがスラスラできなくても困ることはありませんので、何週にも分けて、たとえ1回1問しか解けなくても、考え続けてもらえば、あ!そうか!と気づくときが来るかもしれないと思って、今は様子を見守っています。

実際、今日のレッスンではひとりの子が、わからんとぶつぶつ言っていたものの、ふと、「あ!ひらめいた!」と、本当にとても大切なことに気付きました。
ただ、ここがまた男の子なんでしょうか…せっかく閃いたのにいらないおしゃべりをしている間にその閃きを忘れてしまい、再度考え直しなんてことにもなっていましたが、自分で気づいた、そのときの気持ちのよさみたいなものが実感としてあったのでしょう。その後はそれまでより集中して考えようとしてくれました。

もうひとりの子は先週はもうどうにもこうにも…という感じだったのですが、今週は彼なりに考え、わからないところに数を当てはめてみて、何度も計算をして見比べて…という方法で正解を見つけ出そうとしています。
もちろん、わかってしまえばそんなまどろっこしいことをする必要もないわけですが、まだぴんときていない段階で、あれこれ声をかけても反応は悪いままでしたので、彼のやりたいようにやってもらいました。

そして、1問解くののかなりの時間がかかりましたが、ほとんど助けを借りることなく、自分で解くことができました。
解けた後の満足そうな表情は、思わず笑ってしまいそうなほど。(笑)

何より嬉しかったのは、難しいと感じる問題でも、たとえ私が怖いからだとしても、自分なりにどうすれば解けるか考えて、何度も何度も試行錯誤を繰り返せるだけの粘りが出てきたこと。
少し前までは難しそうだと考えることを放棄して、適当な数を書いて終わらせようとするような子でしたから、その変貌ぶりはやはりとても感動です。

まだまだ好不調の波が大きくある子たちではありますが、これからがますます楽しみになってきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月12日 (水)

気づくかどうか。

算数や数学の応用問題などを解いていると、気付かないとやたらと面倒だったり、難しかったりする問題でも、何かに気づけばいとも簡単に解ける場合があります。

簡単な例でいえば、図形のどこに補助線を引くかがすぐ閃けば簡単に解ける問題でも、その補助線の場所に気付かなければ解く糸口が見つからないなんてことも少なからずあるかと思います。

また、分数の割合の問題などで、初めに全体の4分の1、次に残りの3分の2使ったら300円残りました…のような問題であれば、式だけで操作しようと思うと面倒ですが、線分図に表せばあっという間に(4分の1や3分の2の線分図がある程度正確に描ける子であれば)解けてしまったりもします。

私自身も、例えば補助線を引く問題などでは、延々考えても閃かず、一旦保留にして別の日に見たらあっという間に気づくなんてこともあったりしますので、やはり、ふと気付くときとなかなか気付けないときというのも、子ども達にもあるのかもしれません。

子どもの頃中学受験を経験したことがなかった私は、大人になってから、へぇ~そうかと思った問題のひとつに、立方体などを不規則に積み上げたような立体の表面積を求める問題で、でこぼこしていようが、基本的には6方向から見えるところが「表面」なので、その形を考えて解けばいいというものがあります。
細かいことを言えば、でこぼこ具合によっては単に6方向から見える形を考えるだけではダメなものもありますが、そういう発想ができるかどうかで、問題の難しさはかなり変わってくるだろうと思います。

中学受験をする子達の多くがは、様々な問題をパターン分けされた上、それぞれに公式やテクニックを教えられるようですが、例えば上述の立体の表面積の問題などは、積み木やブロックなどで遊んでいるときに、色んな方向から見てどんなふうに見えるかというような経験をしている子は、机上の説明で覚え込んだ子より遥かに生きた力になるでしょうし、算数の色々なところで、実生活でできる様々な経験が生きるのではないかと思えることがあります。

そう考えるとやはり、小さいうちから先取りで、反復や暗記重視のペーパーの学習をするより遥かに大切な学びが、子ども達にはあるんだろうなと思えてなりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月11日 (火)

その後。

以前、とてもショックな出来事があったとブログに書いたと思います。
それ以前から、どうもその子に出した宿題が毎回出した量より減っているように感じていたので、付箋を貼って、赤鉛筆やマーカーで宿題の印をつけて渡したところ、思いもよらないことをされ、大きなショックを受けたというお話。

がんばっても、どうも今ひとつ算数ができないという子はいますし、その子ががんばっていればできないことに対して腹が立つことはありません。
ただ、できる子であろうとできない子であろうと、ズルをされるのがとてもキライで、先日その子が宿題をごまかそうとした方法が普通には考えられないような(少なくとも、私との関係がきちんとできているのであれば)方法だったこともあって、それは本当にかなりショッキングな出来事になりました。

まさかそんなことをする子だと思っていなかった分、責める言葉が少しきつくなってしまったなと、そのときは後悔したのですが、その後のその子を見ていると、もしかしたらあれでよかったのかもと思ったりもしています。

それ以降、宿題への取り組みはかなりよくなり、レッスンでの取り組みも明らかに変化が感じられるようになりました。
宿題をやってくるようになった分、頭に残るものが増えたということもあるでしょうし、私に思った以上に責められたことでその子も何か感じたのかもしれません。決して好きではない算数に対し、以前は見るからに嫌そうに取り組んで、時には当てずっぽうでもへっちゃらだったのが、嫌々ながらもかなり粘り強く問題に向き合えるようになりました。

それを見ていると、私にとってショッキングだったあの出来事が結果的によかったのかもしれないと。
はっきりとはわかりませんが、算数がキライでも小さい頃からずっと辞めずに通ってくれているのは、少しは私のことを好きだと思ってくれているからで、だからこそ、私がそこまでショックを受けたことに対して、何か感じてくれたのかもしれないなと。

だんだんと算数が難しくなる学年になっているので、なんとか今の調子でがんばり続けてほしいなと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月10日 (月)

ぐだぐだな1日でした…。

今日はレッスンがありませんでしたので、油断して夜更かし。

子どもの頃からコタツで寝てしまうことが多く、記憶にある限りでは中学生の頃はほとんど毎日のようにコタツで眠りこけてしまい、母が起こしても起きず(私は一度寝たら簡単には起きないもので…)、最初のうちはがんばって起こしていた母もそのうち、何度か声をかけても起きないと放置するように…。その結果、朝までコタツで熟睡ということがしょっちゅうあって、大人になってひとり暮らしを始めてからもコタツをつけるとやはり寝てしまうことが多かったので、ここ数年、コタツは使っていなかったのですが、この冬久しぶりにコタツ布団をかけて、電源を入れてみたら、やはり幸せなあたたかさ。
しかし…やはりかなりの確率でうたた寝…。(汗)

今日は夜更かしの延長で寝落ち。目覚めてから日中にも気づけばうたた寝。晩ご飯食べた後、ブログ書かなければと思っていたらまた…。それでブログのメンテナンスにひっかかり、今日はこれを朝6時に書いていたりします…。

2日間だらだらし過ぎたので、明日から(もう今日ですが)気を引きしめてがんばりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 9日 (日)

オフでした。

今日は多分この冬初めての雪も降りましたね…。
晩まで外に出なかったので、実感がありませんでしたが、突き刺すような寒さでした。
これでまた風邪などが流行らなければいいのですが…。

私はいつものオフのように、サッカーとフィギュアスケート観戦三昧のオフでした。
皆さまくれぐれもご自愛のほど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 8日 (土)

1週間終了。

今日はまた一段と寒かったですね。
いよいよ本格的な冬到来という感じですね。

今日は体調を崩してお休みの子もいましたが、来てくれた子達はみんながんばってくれました。
ただ、がんばってくれているのですが、普段はしないような簡単な計算ミスを連発する子がいたり、さっきまで絶好調だったのが突然おかしなことを答え出したりと、平穏ながらも色々ありましたが。(笑)

縁あって、5年になる頃まで来てくれていた、中学受験をした子が先日からまた来てくれているのですが、私立だからなのだと思いますが、数学の進度がかなり早い。
既に1年の教科書と2年の教科書を両方使っていたりして、今回の試験範囲には合同の証明が、それも三角形の合同の一般的なものだけでなく、二等辺三角形、直角三角形まで一度に範囲になっていて、普段授業でどんなことをどんなふうにしているのかはわかりませんが、中1で図形の基礎をやったすぐ後に証明問題のかなりの範囲が試験範囲になっているとあって、決してできない子ではないのですが、全てがぼんやりした状態という印象。
試験前にレッスンを振替して、続けて3回レッスンしたものの、さすがにたった3回では十分に対応はできず…。

あのペースで進むとなると、予習復習、それが難しい場合は確実に復習はしておかないと、とてもじゃないですがきちんと理解していくのは大変だろうなと思います。
ですが、進度自体がかなり早いようですし、恐らく数学だけに限ったことではないのでしょうから、中学受験が終わってひと段落なんて言ってられないんだなと感じました。

あとは今日明日、どこまでしっかり復習して演習してくれるか…。
少しでもがんばってくれることを祈るしかありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 7日 (金)

考えてたのね。

今日のあるレッスンで、1年生の女の子が風邪気味のようで普段と比べても反応がゆる~い感じで、眠いのかな?調子悪いからかな?と気にしつつレッスンをしていました。
何か尋ねても、元気なときはハキハキ答えが返ってくるようになったのに、今日は何か尋ねても反応が超スロー。
う~ん、今日新しいことをするのは無理かな?と思いつつ、とりあえず様子を見ていたところ、教具を使ってやりとりをし、その後確認もしたのに、なかなか動き出してくれません。
今日はこれは無理かな…と思いかけたところ、私がしてねと言ったことと違う反応ではあったのですが、ゆっくりと動き出し、プリントに文字を書き始めました。

ああ、この沈黙の時間にこの子はこれを考えていたのか・・・と、早まらなくてよかったとしみじみ感じました。
もちろん、してねと言ったこととは少し違う反応だったので、多少驚いたのですが、それができればそこから話がつなげられるなと、彼女のしていることをそのまま見守って、それがひと段落したところで再度問いかけたところ、先ほどよりは早く反応が返ってきました。

そして、ゆっくりながら新しいことをひとつひとつ理解し、今日の最初の様子だとその半分ぐらいしかできないかも…という予想をいい意味で裏切ってくれました。

この子も初めの頃は自信がないとすぐ聞いてくる、こちらの表情を伺ってくるという感じで、なんとかそこから抜け出してもらいたいと思っていたものの、数の感覚が身につくのに少し時間がかかる感じで、少し心配もしていたのですが、1年あまりの間に随分と変わったなぁと、見ていて嬉しくなりました。

寒さも厳しくなってきて、風邪気味の子も相変わらず多いようですが、明日もみんながんばってくれますように。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 6日 (木)

こういうのステキ!

すみません。今日は直接仕事には関係ないのですが、ネットで出合ったとある写真にやたらと心惹かれてしまいまして・・・。

その写真というのはこれなのですが・・・。

ネタバコ

これは日記なのかなんなのかわかりませんし、本当に先生と児童の間でのやりとりなのかも定かではありませんが、雰囲気的に日記か何かなのかなと。
それに対しての先生のコメントもちょっといかしてますが(笑)、もし私が担任で、こんなのを提出されてしまったら、この子のことをなでなでするか、思わず抱きしめてしまうのではというぐらいのステキさです。(笑)

ただ・・・こういうのを見せられると、解読したくてしょうがなくなる性質でして、ほかにしなければならないことが色々あるというのに、少しヒエログリフについて検索してみてしまいました。

すると、このサイトを熟読すれば、この画像の文章を解読できるかも!と。(まださすがにしていませんが・・・。)

21世紀 日本人のための ヒエログリフ 読み書き講座!

子どもの頃、ひみつシリーズか何かでヒエログリフについて読んだことがある気はしますが、もうすっかり忘れていました。
ヒエログリフって、母音の絵文字が決まっていて、五十音でいえば、カ行、サ行とかの行それぞれに決まった子音があって、その組み合わせでできているものなのですね~!

きちんと読んで、この子が書いたのはなんだったのか、少しでも解読してみたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 5日 (水)

悲しい日。

教室を初めて10年目になりますが、これまで何人か、お役に立てなかったな…と自分の力不足をしみじみ感じた子がいました。

自分なりに精一杯、それぞれの子に何が合っているか考え、試行錯誤しつつ努力はしてみるのですが、例えば、もう何年も前に、中学校に上がるのをきっかけに辞めていった子で、どれだけ働きかけても、自分で考えようとせず頑なに解き方を聞いてくる子がいました。
その子は決して頭が悪いわけではなく、考えようと思えば結構考えられるのに、とにかく考えるのが面倒らしく、やり方を教えないと不満そうにして、いやいや、しぶしぶという感じで問題に取り組み続けました。
数年通ってくれたというのに、とうとう最後までそれは変わることがありませんでした。

ほかにも、優しく言おうが厳しく言おうが、毎週のように同じことの繰り返しで、私が考えるその子にとってよかれと思うことが、多分その子にとってはちっともよいこととは感じてもらえなかったんだろうなという子もいました。

もちろん、人はみんな好き嫌いや相性がありますから、どの子にも好かれるとか、どの子とも合うとかいうことは難しいだろうと思っていますし、どうしてもやり方を教わってその通りにやるのがよければ、そういう塾や教室を選んでもらえばいいことなんだろうとも思っています。

それでも、やはり、自分の力不足を痛感させられるのはつらいことです。
何より、その子のことが好きだからこそ、長い目で見てその子にとって本当の力になるようにと思ってしていることが全く伝わらないように感じることはつらく悲しいことです。

今日は出勤前に、好きな役者さんだった勘三郎さんの訃報を目にし、悲しい気持ちになりましたが、あるレッスンでも落ち込むことがあり、こういう日はとにかく寝るに限ると…。
明日からまた元気にがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 4日 (火)

不思議なこと。

レッスンをしていると、レッスン中にもレッスン後にも思いがけないことがしばしば起こりますが、今日のあるレッスンでのこと。

その子はこのところどうも調子が今ひとつで、計算はできるのに、以前はいい感じになってきていた考える問題への取り組みがどうもしんどそうです。
疲れなのか、何か反復系のお勉強でもしているのか、気になりながらも様子を見ているところなのですが、今日もある問題でどこかにはまり込んで抜け出せなくなりました。

以前は問題が難しいとすぐ泣いてしまう子だったのですが、学年が上がって随分我慢できるようになっていたのですが、それもここ数回逆戻り。どうして泣く?と思うような問題でも泣いてしまったりもしていました。

そして今日。どこかにはまり込んでいるので、これはまた泣いてしまうか?と思いつつ様子を見ていたところ、今日はなんとかこらえたようです。

しかし、レッスンが済んで帰ろうと立ち上がったその子の席を見て目が点…。
小さい子、特に男の子のレッスンのあとには、座布団が消しゴムのカスまみれになっていることはしばしばあるのですが、今日は座布団の中央あたりに何十本もの鉛筆の線が…。
あまりの量に驚いて、そこを指差して、「これ、どうしたの?」と言ってしまったものの、不調を引きずっている上、多分泣くのも我慢したからでしょう、「え、ああ・・・」と力なく答えるだけ・・・。

でも実は、今回のこれが初めてではないのです。
その子のレッスンの後には、今日ほど大量にというのは初めてでしたが、座布団に鉛筆の線が書かれていることがこれまでにもありました。
そして、この子だけでなく、過去にも何人かの男の子たちの座っていたあとの座布団にレッスン後鉛筆の線が書かれていることがありました。

でも、それって、一体どうやって書いているのか不思議でなりません…。
あの位置で鉛筆を動かせば、ズボンのお尻にも鉛筆の線が何本も書かれているのでしょうか…。
そもそも、なぜ鉛筆を握ったままの手をお尻の下に持っていくんでしょうか…。う~ん…。

これまで、気づいた限りは女の子の座っていたあとでそうなっていたことはないので、私にはよくわからないだけで、男の先生とかだとそう不思議だとも感じないんでしょうかね…。

ただ…布に鉛筆書きって、消しゴムで消してもキレイには消えませんし、洗濯してもキレイに落ちないんですよね…。
悩ましい…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 3日 (月)

一変。

今日は月に1回のイレギュラーで来られている年長さん達のレッスンがありました。
ひとりの子はこのところずっと好調なのですが、もうひとりの子がこの2、3ヶ月、ちっとも楽しそうではなく、レッスンが始まる前から仏頂面だったり、始まるなりあくびを連発したり、見るからにやりたくなさそうな感じが漂っていました。

まだ小さい子ですから、怒ってとか無理矢理させるつもりはありませんので、本人にも嫌だと思ってやってもなかなか進まないし、頭にも入らないから、無理にやらなくてもいいんだよと話しても、もうひとりがやっていることもあって、どこか意地になっているところもある様子。

ただ、数量感覚などは個人差がありますし、また、まだ小さい子だと成長度合いの差もありますので、同じようにできるというものでもないわけです。
それを説明しても、だったらまあいいかというわけにもいかないようで、でも、いざやろうとすると辛そうで、見ていて気の毒になっていました。

もともとうちには月1回だけですが、他にもお勉強はしているようですし、少しお休みしてみるのもいいかもなと思いかけていたのですが、今日は風邪をひいてしんどそうなのにやたらとハイテンション。とにかくおしゃべりしまくるのです。
でも、このペースでしゃべっているとくたびれて最後まで持たないでしょうし、しゃべっている間は全く問題に集中できていませんから、ある程度のところでたしなめ、レッスンに集中してもらいました。

すると、今日はここ2、3ヶ月の嫌々な感じがほとんど見られず、終盤まで結構前向きに取り組んでくれたのです。
前回までは教具を見せてもちんぷんかんぷんなことを言っていたりしたのですが、今日はかなり様子が変わりました。

正に一変という感じ。
まだ小さい子ですから、このまま直線的に変化が見られるかどうかはわかりませんが、ひとつ何かを超えたのかなという感じで、少しホッとしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 2日 (日)

オフでした。

12月最初の日曜日。
土曜深夜からサッカー観戦三昧で、気づけばコタツでうたた寝…。
幸い風邪も引かずでよかったです。

明日からまた1週間、元気に過ごせますように。
今週もよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 1日 (土)

師走

早12月。
なんだかもう本当にびっくりするような早さで1年が過ぎていく気がします。
あと1ヶ月で新しい年がやってくるだなんて…。

今日はこのところ宿題をほとんどやってきてくれなかった子がその子なりにがんばったあとが見られる宿題を持ってきてくれたり、ここ数回続けてどうも何かおかしいな、疲れているのかな?何かストレスがかかっているのかな?と心配していた子がようやく調子を戻してくれた感じがしたり、嬉しいことも色々ありました。

話は全く変わりますが、今日のあるレッスンが終わったとき、お迎えに来られたお母さまが下のお子さんを連れてこられていました。
教室ではお迎えについてきてくれた下のお子さんにも、その子がほしいのであれば飴を1つ(勉強した子が2つなので)あげることがあります。

お兄ちゃんやお姉ちゃんがもらっているのを見て、僕も、私もほしい!となることが多いからというのもあるのですが、基本的には「飴ちょうだい」なりなんなりを自分で言えたら、缶から好きな飴を選んでもらっています。

おうちの方は「飴ください」と言うよう勧めてくださることも多いのですが、小さい子には「ください」はかなりハードルが高いようで、もじもじ恥ずかしがっている子には「ちょうだい」だけでもいいので言ってくれるようお願いします。

もちろん、たかが飴1個ですから、そんなこと言わせずにあげればいいのかもしれませんが、子ども達は勉強をがんばった後、ささやかながら「おつかれさま、がんばったね」の意味を込めての飴ですので、やはりここはがんばってそのひと言を言ってもらいたいと思っています。

ただ、これまで本当に何人もの子が、そのひと言を言うのに驚くほどもじもじして、挙句諦めたり、べそをかいたり、お母さまに対して怒り出したりと、言ったことがありました。
お母さまやお兄ちゃん、お姉ちゃんには大きな声でハキハキお話していても、私に向かってとなると全く話は別のようです。

今日も、下のお子さんが飴がほしいようだったので、「ちょうだい」と言ってくれるようお願いしたのですが、ひたすらもじもじ。
なのに、お母さまの方に向かっては「ママも来て!」と大きな声。(笑)
お母さまはもう靴を履いておられたので、お兄ちゃんに助けてもらってと言ったのですが、もう本当に大仕事。(笑)
小さい声でもいいからと言ってもダメだったので、私が違う方を向いておくからと言ったら、お兄ちゃんにはかろうじて聞える声で「ちょうだい」と言ったようで、「小さい声やなぁ」と言われたものの、お兄ちゃんが聞いてくれたので、今日はそれでOKにしました。

なんとか無事飴を選んで玄関に行き、ドアを開けて帰るとき、お母さまとお兄ちゃんのあいさつとは別に、とても大きな声ではきはきした挨拶が聞えてきたので、え?誰?と思ったら、たった今もじもじしていた子があいさつをしてくれていて、これまたびっくり!
あまりに元気な声だったので、お母さまと一緒に思わず笑ってしまったほどでした。

でも、小さい子がよく知らない大人に対してお話をするのは、とてもとても勇気のいることなんだなぁと、そういうすがたを見るたび思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »