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2012年11月26日 (月)

なんだかなぁと思ってしまうこと。

一昨年あたりから、限られた範囲ではありますが、中学受験の算数の問題に触れる機会があります。
面倒な計算問題とかは別として、受験算数の問題は、じっくり時間をかけて考えてもよいのであれば、結構面白かったり、考える力をつけるにはとても優れていると思えるようなものが少なからずあって、予習などをしていても、教科書準拠のワークブックの単純な計算やすぐわかるような文章問題などを解くより遥かに面白く感じます。(楽しく思えないジャンルの問題もありますが…。)

ですが、実際受験となると、限られた時間内で結構な問題数をこなさねばならないようで、そのために塾などでは公式やパターンを覚えさせ、数をこなさせて、少しでも早く機械的に解けるようにという指導に偏っていきがちなんだろうと思います。
しかし、そうしてしまうと、せっかくじっくり考えれば気づくかもしれないことに気づくことなく、問題を味わったり楽しんだりすることもなく、ただ解ければいいという風になっていってしまうのではないかと思うのです。

もちろん、算数のセンスが抜群にあるような子たちは、公式自体をきちんと理解し、むしろ、公式なんて覚えなくても自らそれに気づいて解いてしまうのかもしれません。
ただ、そういう子は割合的にはかなり限られているのはほぼ間違いないでしょう。

受験算数の問題に触れるようなって一層感じるのは、パターン学習で先取りをするのではなく、時間の余裕がある間にたっぷり時間をかけて、骨のある問題にじっくり取り組み、きちんと理解して進んでいくことなのではないかなと。
例えば、単純計算などは意味がわからなくてもやり方を教われば答えは出せるようになるでしょう。
よくある例だと、ある程度大きな数の掛け算や割り算の筆算をするとき、意味を考えず、教えられた位置に教えられた計算で出てきた数を書きこむ作業を正しく繰り返せば、正解にはなるかもしれません。
ただ、意味を考えずにそんなことを繰り返していると、筆算で答えの位を書き間違えても気づかない、全く違和感を感じない、そんな風になってしまう子達がいるのも事実です。

そうなってしまった後では受験算数もとにかくパターンを覚えて数をこなすという方法で乗り切るしかなくなる場合が多く、それは多くの子ども達にとって大きな負担になるのはほぼ間違いないだろうと思います。

でもなぁ…そもそも、どうして小6までに公立だと中3までかけてやるようなことの大半を終えてしまわなければ受験に合格できないのか、それはどうしてもなんだかなぁと思ってしまうのですが…。

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