« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月31日 (水)

瞬く間に連休終了。

私にしては、これでも割とやろうと思っていたことのうち6割以上は手をつけたので、まずます有意義な連休だったかと思います。
何より、とりあえず教室で前から処分したかったものが処分でき、教材などの整理もある程度できましたし、注文したものの届くのにもう少し日数がかかるらしいラックなども、届いたら置くための場所も確保できましたので、そういう意味でもすっきりです。

自宅の方も衣替えやもう着ないものなどの整理をし、今日は出勤がてら六甲道の古着屋さんに寄付しに行ってきましたので、これもまたすっきり。
以前はまだ着られるものを処分するのは気が咎めてなかなか思い切れなかったのですが、その古着屋さんは不要になった洋服などを持ち込めば、それを販売し、その収益を色々なNGOなどに寄付しているお店で、有効に使ってもらえると思うと、以前よりは思い切って手放せるようになりました。

今日でもう10月もおしまい。
土曜にレッスンしてから丸々4日間レッスンがありませんでしたので、明日は久しぶりのレッスンです。
少しすっきりした教室で気持ちも新たに11月のレッスンをスタートさせたいと思います。
来月もどうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月30日 (火)

予想通り・・・。

昨日、かなり肉体労働をしたため、ゆっくり湯船に入って、アン○ルツとかも塗って寝たものの、予想通り全身筋肉痛になりました。(苦笑)
その結果、今日はだらだらモードになってしまい、ゆっくり寝て、起きてからもしばらくだらだら。夕方近くなってようやく遅いエンジンがかかり(でもノロノロ運転ぐらいで…)、衣替えやら不用品の処分やら押入れの整理やらをしました。
昨日ほどの達成感はないものの、まあすっきりしました。

連休も明日まで。
明日は出勤して仕事もする予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月29日 (月)

今日は久々にくたくたです。

月末は珍しく、月曜から水曜までレッスンがお休みになりました。
というわけで、普段なかなか手をつけられないことをしようと思い、その中でも絶対するぞ!と決めたのが、教室の不用品などの処分でした。

私は車を持っていないので(そもそも免許を取ってからずっと運転したこともないので…)、大きなものや重いものの処分となると簡単には行かず、ついつい溜めこんでしまうので、数年前にも一度思い切って業者さんに頼んで不用品を処分したのですが、今回もまたお願いすることにしました。

で、今日の夕方引き取りに来てくれることになったので、12時半頃から出勤して、延々いらないものの整理をし、夕方には良心的な便利屋さんが良心的価格で引き取っていってくれました。

その後は気になりつつもこれもまた結構重いのでなかなか手をつけられなかった、汚れが目立っている部分のタイルカーペットの交換にも着手。
処分するものは便利屋のお兄さんが引き取って帰ってくれましたので、あとは新しいものを買って置き直すだけ。しかし、これまた足が…。(汗)

幸い一応徒歩圏といえる範囲に大きなホームセンターがありますので、そうか!キャリーカートがあれば、ごろごろ引っ張って帰ってくればいいやん!!と、我ながらいいことに気付いたなぁと勇んでお店に向かい、必要なタイルカーペットと折りたたみ式のキャリーカートを購入。
カートに箱を固定するところまでは極めて順調だったのですが、これが引っ張るだけなのに重い!!(タイルカーペットってああ見えて(?)結構重いんですよね…。手に提げて持って歩くのだと合わせて10枚ぐらいが限界かもという感じで…。)
しかし、買ってしまったので、行けるところまで行くしかないと、大石から教室までガラガラゴロゴロ、時々手をかえながら、六甲道あたりに戻ってきた頃にはもう日が落ちかけている時間だったのに汗をかいていました。(苦笑)
教室に着いたら、握力が…。腕も既に痛くなり始めていて、明日は全身筋肉痛確実という感じで…。

というわけで、どうにかこうにかカーペットの交換も済み、ちょっとすっきりしました。
と言っても、お休みが明けて子ども達が来ても、気づかない子は気付かないだろうなというぐらい、ぱっと見はあまり何も変わっていないのですが。(苦笑)

本当はほかにも色々しようと思っていたのですが、なんだかんだと7時間以上肉体労働(?)をしていたため、もう体力の限界という感じで、今日は途中で切り上げて帰宅しました。
果たして明日、私は起き上がれるだろうか…。(苦笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月28日 (日)

オフでした。

連休初日は結局いつもの日曜のダラダラモードで過ごしてしまいました。
この連休中にしようと思うことをリストアップしたのですが、ちょっとでも取り掛かるハードルを下げるためにも、小さなことでも達成感が得られるためにも、ひとつひとつなるべく小さな項目にしたため、すごい数になりました。(苦笑)
連休明けにどれだけ消せているか。。。
明日から頑張ります!(明日からって言っている時点で危険な訳ですが…。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月27日 (土)

明日から月末までレッスンはお休みです。

毎年、年度末に次年度の年間予定を立てるのですが、立ててからもう半年以上過ぎている上、物忘れが激しい今日この頃なもので、先週まで10月末がこんなにお休みになるとは全く気付いていませんでした。

結局、月曜から水曜まで振替レッスンも入りませんでしたので、少しなら旅行にでも行けそうなところなのですが、もともと出不精な上、あれこれこまごまと気になっているのに手をつけていないこともあり、この月末はそれらをできるだけ片付けてしまうことにしました。

月末までにやりたいことを仕事やら自宅の片付けやら衣替えやらも含めてリストアップし始めたら、出るわ出るわ…。(汗)
とりあえず思いついたものをメモに書き留めただけなので、明日にでも一覧のリストにして、月末までにどれだけ消し込めるかがんばってみたいと思います。

しかし、お休みが明けるともう11月。
今年もあと2ヶ月ですね。ああ、本当に早い…。この4日間、有意義に使わねばと、改めて思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ちょっと感動。

今週のあるレッスンでのこと。

子ども達の中には注意されるとわかっていても(もしくは、何度注意されてもその場だけで忘れてしまって?)、わざとふざけたりする子もいるのですが、さて、一緒にレッスンがんばりましょうと思っているところに、やめるように言っても聞かずにふざけた子がいたので(それも、これまでにも何度も注意をされている子なので)、じゃあずっとそうしてなさいとちょっと突き放して、目の端で様子を見つつ、ほかの子とレッスンをしていました。

すると、少し神妙な顔になって、準備ができたと声をかけてきたのですが、するなと言ったことをして、それに対しては何も言っていないままだったので、「さあ一緒にがんばろうと思ってたのに、言うこと聞かずに、しないように言ったことしてたんだからずっとしてたらいいんじゃない?」と言うと、黙り込み、その後あっという間に舟を漕ぎ始めました。(これを書くと、まめにブログを読んでくださっている方だとどの子のことかわかりそうですが…。)

すごいな、この状況で寝るか…と思いつつ、これまでも今はふざけるときじゃないよね?というときにふざけては注意をされてということが何度もあった子だけに、少し様子を見ていました。
今日はもしこのままレッスンできずに終わっても、おうちの方にお詫びしてお月謝お返ししようと思いながら、時折声をかけて様子を見ていたところ、結局ひと言も反省の言葉もごめんなさいもないままで、どうしようかと思ったのですが、前回やった内容の続きのような問題のプリントがあったので

「せっかく一緒にやろうと思ってたのに、じゃあひとりでやってちょうだい!」とプリントを渡し、わざと突き放してどうするか見ていました。
すると、私には教えてもらえないと思ったのでしょう。前回はふにゃふにゃ言いながら、ろくに考えずに間違っては直し、間違っては直しをしていたプリントを、極めて面倒な方法ではあるものの、自分なりにどう考えたら答えが見つけられるか、紙にあれこれ試行錯誤して、時間はかかっているながらも1問、また1問と答えを出していきます。

内心、そのがんばりと、面倒ではあるものの、そうすれば解けると自分で気づいたことにとても感動していたのですが、とりあえず怒っているままの状態ということになっていましたので(苦笑)、合っていればマルをつけるだけして、そのプリントの間はずっと様子を見ていました。

ですが、この子がここまで自分で考えられるようになったんだなと、本当に嬉しかったのです。
もちろん、これまでの既習内容からして、この子ならどうにか解けるはずというのもあって渡したプリントではありましたが、私には聞いてもダメだと思ったら、どうやって解いてやろうかと自分なりに考えて、少なくとも学校ではまだ習っていないような問題を解くことができるようになったのがすごいことだなぁと。

通い始めの頃は1問1問全てこちらの顔を伺いながら適当に数字を書いていくような子で、それができない応用問題などになると、すぐに寝てしまうような子だっただけに、この変化は大きな変化だと思うのです。
きっとこれからも、また同じような状況になってしまうことがあるのだろうと思いますが、彼の一層の成長を見られることを楽しみにしていようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月25日 (木)

おもしろいな。

1年生の女の子とのレッスンでのこと。
年長さんから通ってくれていた子なので、もう既に10000までの数の足し算、引き算も、時計と時刻や色々な形、長さの学習などもある程度済んでいます。

ただ、1000を超える数の足し算、引き算は、まだ筆算は学習しておらず、女の子の多くがその傾向があるように、数が大きくなってくるとイメージすることが難しくなり、スラスラとというところまではいっていません。

そんな彼女とのレッスンで、今日は10000までの足し算、引き算のおさらいのプリントが1枚出てきました。
以前よりは抵抗感はなくなり、すんなり取り組んでくれてはいたものの、引き算になるとやはり繰り下がりをところどころ間違えたりと苦労していました。
そして、4ケタから3ケタを引こうとしていたとき突然

「長さでやってみよ!」

そう言ったかと思うと、4ケタのうちの上3ケタを、確か323とかだったかと思いますが「3m23cm」と書き、3ケタのうち上2ケタを「46cm」というような感じに書き直しました。
そして、それを見て

「なんか簡単そう!」

そう言ってニコニコしました。

これまでそんなことを思いついた子がいなかったので、これまたとても新鮮でしたが、巻き尺などを使って長さを体感した彼女にとって、100より大きな数をドットで思い浮かべるより、巻き尺をイメージする方が簡単だったということなのかもしれません。
実際、そう言われてみればそうかもしれないなぁと、新たな発見です。

子ども達の発想にはしばしば本当に感動させられます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月24日 (水)

頭の中が見えたらなぁ。

子ども達とレッスンしていると、時々思いがけないタイミングで泣き出してしまうことがあります。
つい先日も、長さの学習をしていて、キロメートル、メートル、センチメートル、ミリメートルと4つの単位を学習し終えた後に、それらの単位が混在した、やや面倒な計算問題のプリントをやることになった子がいました。

ですが、キロとメートルが混ざった足し算や引き算も普通に解いており、単位換算でも間違えずに答えていた子が、どうしてなのかどう考えても解けるはずの問題で立ち止まってしまい(それより面倒な問題もちゃんと解いていたのですが)、暗算で何か混乱しているのかと思い、筆算を書いてもいいと伝えて様子を見ていたものの、その筆算を何度も書いては消し、書いては消し。見てみると、答えが出ているようなのに、いっこうに答えに欄に書こうとせず。

どこかにはまりこんでしまったのかなと、キロとメートルが関係しているほかの問題を先に何問か考えてもらうと、やはりそれは問題なく解けており、調子が戻ったかな?と行き詰まっていた問題に戻ってもらうと先ほどと同じ状態に。
そして、少しほかの子を見ている間に涙がポロポロと…。

その子に限らず、これまでに少なくない子に思いがけないタイミングで泣かれてしまうことがあり、小さい子たちは問題が難しいと感じたら泣いてしまう子がいるということは理解したものの、今回のような場合、似たような他の問題は解けており、どうしてその問題だけ行き詰ってしまうのか推測できず、本人に尋ねると一層大泣き…というようなことになってしまい…。

これ以外にも、じっくり考えていたようなのに、どう考えたのか全く推測できないような答えを書く子なども、その子の頭の中が見られたら、どれだけいいだろうと思ってしまいます。
それができれば、もっと有効な対応ができるに違いありませんから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月23日 (火)

言わなくてもわかる。

今日はある子と小数の学習に入りました。
何の説明もなしに、いきなりリットルとデシリットルのマスの絵が描かれたプリントに [  ] L と書かれた欄があり、例えば、2L1dLであれば、[ 2.1 ] Lのように答える問題を提示しました。

このプリントを見て、何も言わなくてもあっさり答えてしまう子も少なからずいるのですが、小数というものをまだ知らない子であれば、最初はきょとんとします。
今日の子は小数と言っているのに「2と10分の1L」のような答えを書こうとしたので、「それは分数でしょ?」と言ってもまだぴんときていないようで、ああ、この子は小数というのが何なのかはっきり知らないんだなと、そこで、そういう子たちには次の質問を。

「ペットボトルとかで1.5Lとかって聞いたことある?」「マラソンで42.195キロとかいうのは?」「○○銀行のコマーシャルですごい長い黒板に3.1415・・・・って書いていくのは見たことある?」そんないくつかの質問をすると、少なくともその全てを知らない、聞いたことがないという子はこれまでにはいませんでした。

今日の子もそれら全て何となく知っているようで、そういうのが小数なのだと説明したところでもう一度問題を考えてもらうことに。
すると、少し考えて「2.100L」と答えたので、今度はそれをどう読むと思うか尋ね、2.1と2.10と2.100とで量が違うと思うかどうかを尋ねました。
同じだと思うということだったので、小数の読み方と後ろにつく「0」は書かないということを確認し、再度プリントへ。
その後は全く何の助けもいらず、リットルで表すプリント、デシリットルで表すプリント、長さを測ってセンチの単位で表すプリント、秤の目盛を読んでキログラムの単位で表すプリントと、問題が変わってもその後は一切何の説明も助けもいらず、どんどん解いていってくれました。

そういう姿を見ていると、最初の導入の重要性と、理解した後は放っておいても自分でどんどん考えていける場合は少なくないのだということをしみじみ感じます。
子ども達は、周囲が邪魔をしなければ、大人が思っているより遥かに考える力を持っているものなのだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月22日 (月)

とうとうスマホデビューです。

今日は夕方から振替などでレッスンが2つありましたので、その前に予約していたスマホを受け取りに行ってきました。

もともと、機械モノには弱く、普通の携帯も全く使いこなしていませんでしたので、メールと電話、あとは多少のネットができれば、それで不便も感じていなかったのですが、これまたうまくできていると言いますか、ちょうど2年を過ぎたぐらいで液晶がおかしくなり、修理には出したもののバッテリーの調子も悪く、そのタイミングでアップルから新しいiPhoneが出たものですから、時代には完全に乗り遅れているものの、とうとうスマホに変えることにして、予約をしていました。

で、金曜に入荷のお知らせがあったのですが、予定がうまく合わず、時間に余裕のある今日受け取りに行ってきました。
スマホが初めての上、機械モノには極めて疎く、ほとんど何にもわからないという姿勢で臨んだ(?)のがよかったのでしょうか、幸いお店も月曜のお昼だったからか店員さんの方がお客より多いぐらいの状態だったこともあったのかもしれませんが、色々な設定や電話帳の移行など全部やってもらえました。

お蔭ですぐにメール、電話については使える状態になり、こうなるともうこれで満足してそれ以上色々調べて使いこなすってことはなかなかしそうにありませんが、とりあえずネットでの調べ物などは圧倒的にしやすくなりました。

実家の両親は頑なにパソコンを持ちたがりませんし、携帯も電話機能以外は必要ないと言いますので、実家に行ったときに何か調べようと思うと私の携帯頼みでした。
そういう面では格段に便利になりそうです。

使いこなすにはまだまだ時間がかかりそうですので、転送の電話やメールの返信などで(基本的にはパソコンからお送りしますが)ご迷惑をおかけすることがあるかもしれません。
何卒ご容赦のほど。

さて、明日からは通常レッスンです。
明日からもしっかりがんばりましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月21日 (日)

オフでした。

今日は久しぶりに午後から美容院に行ってきました。
23の頃からずっと同じ美容師さんに髪をお任せしているのですが、三宮から震災で一時難波へ、その後新神戸、元町と、お店を移られるたび一緒についていっています。
その美容師さんが共同経営で独立されたのはもう今から10年以上前、12、3年になるのかもしれませんが、本当にがんばっておられて、今年5月に3店舗目をオープンされ、そのお店の方へ移られたため、今回は初めてそちらのサロンへ。
これまでのお店もクールでかっこいいお店でしたが、今回のお店は少しこじんまりとした自然派志向の素敵なお店でした。
しかし、今回もなんだかんだ4時間近くかかり、かなりぐったり…。
美容院の後、街をうろうろするつもりだったのですが、腰も痛くて早目に切り上げて帰宅しました。

明日はいよいよ予約していたスマホを受け取ることになっていて、とうとうスマホデビューなのですが、機械オンチなので非常に不安…。
そして、それを受け取った後は2つほどレッスンがあるので出勤の予定です。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月20日 (土)

わかってないことはわかるんだけど。

教室を始めてから、子ども達に「わかった?」とか「わかる?」とか確認することがほとんどなくなりました。(多分ほぼ全くないと思うのですが、絶対かどうかの自信がないので…。)
私も塾講師をしていた頃などは時々は聞いていたように思いますし、先生方で子ども達に向かってそう尋ねる方は少なくないだろうと思います。

なぜ聞かなくなったかというと、ほとんどの場合、聞くまでもなく表情を見ていれば大抵わかるからで、「わかった?」と聞くことがない代わりに、特に女の子などではまだ今ひとつ分かっていないはずなのにわかったふりをしようとするような子に「まだあんまりわかってないよね?」とか「イマイチわかってへんよね?」とか、そんな風に尋ねることはあります。

表情を見ていると、どこかおかしなところに入りこんでしまっているようだなという表情もある程度わかりますし、今頭で思い浮かべているんだなというのが見てとれることもあります。

そして、そういうのは見ていてかなりわかるようになってきましたので、わざわざわかったかわからないかを聞く機会は昔に比べると圧倒的に減ったものの、ああ、わかってないな、おかしくなっているなと感じ、あれこれ色々な方向からアプローチしてみても、どうしても「ああ、そうか!」と思ってもらえないということがまだどうしてもなくなりません。

もちろん、その日わからなくても次の回にはあっさりわかったり、まだ難しそうだなとしばらく保留にして後にやったらすんなりできるというようなものもあるのですが、これまでの学習内容などから考えると、これは絶対考えられるはずと思うようなことがどうにもこうにもぴんと来てもらえないことが、子どもによっては時々あって、どうすればそこから引き戻せるのか、あ!と気づいてもらえるのか、そのたび頭をフル回転。それでもどうにもならなかったら、その日は保留にしたりするものの、ああ…私もやっぱりまだまだだなぁと反省します。

ひとりでも多くの子が「ああ、そうか!」「うん、わかったぞ!」と感じる機会を少しでも多く持ってもらえるよう、これからも日々諦めずにがんばりたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月19日 (金)

嬉しいけど切ない

ここ最近、以前通ってくれていて中学受験のために受験塾にうつっていった子たちが、続けて2人(学年は違いますが)戻ってきてくれることになりました。

ひとりは受験も無事に済み、進学した子なのですが、学校と部活がかなり忙しく、そうこうしているうちに数学に苦手意識が出てきたというようなことで、本人がまた通いたいと言ってくれたとのこと。
そして、もうひとりはまだこれから受験なのですが、受験塾でちょっと自信をなくしていて、おうちの方がまたうちに行くか尋ねたところ、受験塾だけでもかなり忙しいはずなのに、本人が行くと言ったとのことでした。

もちろん、困ったとき、自信をなくしたときに、また行こうと思ってもらえるのは本当に本当に嬉しくて、とても幸せなことなのですが、この子達は2人とも、うちに通ってくれていた頃は算数のセンスがかなりあって、本当にすごいなぁと思っていた子達なのです。
それが中学受験のためにうちを辞め、受験のため塾のカリキュラムに沿って必死で勉強しているのに、自信をなくしていくのが、なんとも切なく、悲しい気持ちになります。

まだ小学生の子は塾でやっている算数はもしかすると私は初見では解けないようなものもあるのではと思います。
そんな算数に取り組むことができる子なのですから、もし私にできることがあるとすれば、通ってくれていた頃の自信を少しでも取り戻してくれるよう声かけしたりすることだけなのかもしれません。

中学受験を否定するつもりはありませんし、素晴らしい学校があることもわかります。
でも、いわゆるああいう「受験勉強」をするしか、本当に受験に対応できないものなのでしょうか?
どうにもそのあたりがずっとすっきりしないままです…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月18日 (木)

今日は遅くなりましたので・・・。

すみません。
そんなにはだらだらしていたつもりもないのですが、今日は帰宅がすっかり遅くなりまして、今やっと食事が済んだところなものですから、手抜き更新でご容赦を。

今日はいきなり冷え込んで、おまけに日中はかなりの風でしたね。
あっという間に10月も半ばを過ぎましたので、いよいよ本格的に気温が下がり始めるのでしょうか。

今日のレッスンはみんな比較的いい感じでがんばってくれたような気がします。
ただ、小学生の頃通ってくれていて、中学受験をするということで一旦お別れになった子がつい最近再び戻ってきてくれたのですが、明日から中間テストだと。
そして、明日が苦手な方の数学のテストなのだということで、テストに備え範囲のおさらいをしたわけですが、う~ん…ちょっと心配。(苦笑)
本人は全然不安そうじゃないのが吉と出るか凶と出るか・・・。

さて、明日もしっかりがんばります!
どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月17日 (水)

意外!

まだ1年生ながら、抜群の算数のセンスと、何より算数が楽しくてしょうがないという感じが体中から出ているような子がいます。
時々、記事にも登場している子ですが、おうちの方があれこれ教え込んだわけではないにも関わらず、興味があるものですから、1年生で算数のかなり色々なことを既に知っています。
そのため、これまで一緒にレッスンしてきても、大抵のことはほとんど説明要らずで、説明が必要な場合もごくごく僅かな手助けで十分という感じでした。

そして、1年生ながら、先日から重さの学習に入ったのですが、秤の目盛も同じような問題が続くと多少面倒そうにはすることはあるものの、きちんと考えて解いていましたし、グラムとキログラムの換算や計算、文章題なども放っておいてもすいすいと解き進んでいました。
さすがだなぁと思いながら、今週も引き続き重さのレッスンの3回目。
相変わらず重さの足し算も引き算も、暗算ですいすい解いていきますし、感心しながら見ていたところ、あるプリントを前にして、意外な反応が。

当てはまる重さの単位を書きなさいという問題で、

算数の教科書の重さ 120(   )
まさひとくんの体重 32(   )
1円玉1つの重さ 1(   )
水1リットルの重さ 1(   )

のような感じの問題が並んでおり、(  )の中にグラムかキログラムを書き込むというものでした。

過去、1年生の2学期にここまで進んだ子はほぼ記憶にないので、これまでその問題をやった子達はほぼみんな、1、2問迷うことがあるとしても、10問あまりの問題を特に苦にすることなく解いていってくれたので、抜群に算数ができるその子であれば、鼻歌でも歌いながら「こんなんかんたんやん!」と言って解いていくかなと思っていました。

しかし、「算数の教科書、う~ん、120グラム、いや、120キログラムかな?」と始まり、予想外の反応が続くため、ああ、重さの感覚はまだないんだなと(時計や嵩、長さなどは問題なくクリアしてきた子なので)、先にいくつかのものの重さを量ってもらうことにしました。

消しゴム、鉛筆、定規、はさみ、プリント20枚、教科書の代わりの薄めのワークブック・・・と量ってもらったあとなら大丈夫かなと問題に戻ったのですが、「お父さんの体重、72・・・う~ん、グラムかなぁ?いや、キログラムか?」と。(笑)

「お父さん、プリント20枚より軽いの?じゃあ片手にのせられるね。」と言っても、笑って、「ああ、じゃあキロか」と答えるものの、次の問題、その次の問題と、やはり今ひとつピンと来ていない様子でした。

既に長さはミリ、センチ、メートル、キロメートルまで学習済みですから、グラムとキログラムの関係もすんなりわかるだろうと思っていましたし、実際、問題は全く苦にすることなく解いていただけに、予想外の反応でした。

今日のレッスンがきっかけで、おうちで色々な物の重さを量ったりするのかもしれません。
もしそうしてくれるなら、それが何よりの学びですよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月16日 (火)

ボケてましたね・・・。

昨日の記事を読んでくださった方でお気づきになった方もおられるかもしれません・・・。
昨日の記事が2700件目ではなかったということに、今日出勤してくるまで気付きませんでした・・・。(汗)
昨日書こうと思った時点で「2700件」と表示されていたわけですから、当然昨日の記事は2701件目の記事だったということで・・・。お恥ずかしい・・・。
どうでもいいことではありますが、さすがに、子ども達と算数を学んでいる身ですので、謹んで訂正させて頂きます。ホントお恥ずかしい・・・。

今日はレッスンの週初め。
年長さんの頃しばらく月1、2回通ってくださっていた方で、遠方だったのと体調を崩されたのとでしばらくお休みされていて、また最近お顔を見られるようになった方がいるのですが、その方の1年生になったお子さんとのレッスンがありました。

年長さんの頃は私とマンツーマン、傍にはお母さまもおられたりで、甘えたりふざけたり、まあ、まだ年長さんなのでそれもある程度はいいとしていましたが、小学生になって久しぶりに来てくれたとき、久しぶりなので最初はマンツーマンで様子を見せてもらおうと思ったところ、やはり隙を見て(?)ふざけようとするのです。

半分は冗談で「やっぱり誰かほかの人がいたほうがいいよね。1対1だとふざけるもんね~。」と言っていたのですが、先日、そして今日と、ほかのお子さんも一緒のレッスンになりました。

すると・・・・・・・・・・・・。

別人やんっ!!

この子が1時間中全くふざけず、文句も言わず、こんなに集中できるなんて初めて知りました!
1対1のレッスンでできる量の1.5倍か難しさから考えるともしかすると2倍ぐらいできているかもという印象です。

普段、極力、特に低学年の子ども達とはマンツーマンにならないようにしているのですが、それは子どもによっては息が詰まるということもありますが、これまで見てきた限り、誰かほかに兄弟とかではない子どもが一緒にいる方がどの子もより集中してがんばる場合が多いからです。
しかし、ここまで顕著に違うとは、さすがにちょっとびっくりしました。(笑)
慣れてくるとまた違ってくるかもしれませんが、できるだけこの調子で続いてくれるといいなと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月15日 (月)

これが2700番目の記事のようです。

今日もレッスンはお休みで、家のことをしたり、少し予習をしたり、事務用品などの買い物に出たりといった1日を過ごしました。(もちろん随分だらだらもしましたが…。)

そして、特にこれと言って話題もないなぁと思って、何を書こうかとブログを開いたところ、たまたま目に留まったのが
ブログの管理画面のこの文字でした。

日々の思い
記事数 2,700 件

その日のうちに書けなくて、日付を前日の日付に変更して…ということはしばしばしているものの、このブログを書き始めてから、恐らく毎日、ほんの1行であれ更新を続けてきたつもりです。(それこそ、頭をかなり縫う怪我をして、経過観察で1日入院したときでさえ、何か書いた気が…(汗))

最初の頃は1日にいくつか記事をUPしたこともあったような気がしますので、まだ2700日経ったわけではないと思いますが、このブログが7年半ぐらい続いているということなんだと思います。

最近はブログを書く方も減る一方で、私もどうしようかなぁと思ったりもしましたが、とりあえず、3000記事を目指して、まだ続けてみようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月14日 (日)

オフでした。(完全にオフの話題。)

そして今日は上海ロレックスオープン決勝の日。

ジョコビッチ対マレーの試合を見ていたのですが、1セット取られ(マレーも好きですが、外国人選手の中ではジョコビッチが一番好きなので、一応ジョコビッチを応援。)、2セット目厳しい状況に。しかし、実家に行かねばならない時間にもなり、2セット目を見届けたら行こうと思ったら、そこからジョコビッチ粘りに粘ってくれて、しかし、マレーも本当にすごい粘りを見せて、すっかり遅くなって、フルセットに持ち込んでくれたので後は録画で…と実家へ。

実家から帰って、さて、続きを見るぞ!と見始めたところ、なかなかの接戦ではあるものの、ジョコビッチがリード。
マレーがどうも足の具合がおかしくなったようで、さすがにこれはこのままジョコビッチが勝つか?というところまで。
マレーがチャンピオンシップポイントを一度しのいで、しかし再びのチャンピオンシッピポイント。
正にこれで試合が決するか!?と思った瞬間、画面にある文字が…。

「再生が終わりました」

がが~ん。あと30秒やったかもしれへんやんっ!なんでこのタイミングなのよ!!
延長を見越した時間設定じゃなかったの!?そんなにめちゃくちゃ延びたっけ?どうしてよっ!!(半泣き)

もう結果も出ているわけですし、ネットで見ればあっという間にわかるはずですが、2人の死闘をここまで見たのに、最後の結果だけ見るなんて納得がゆきません…。
というわけで、明日の再放送で再度最後の最後を見ることに…。

くぅぅ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月13日 (土)

思いがけない発言

今日のあるレッスンで、ある子に掛け算の簡単な虫食い算を考えてもらっていたときのことでした。

最初は「9×□=54」などのような問題の□にあてはまるものを考えるもので、まだ九九を覚えていない段階でやってもらっている分、時間は多少かかるものの、特に問題なくやり進めてくれました。
次に「4×7=7×□」や「6×□=3×4」などのような問題になり、掛け算の前後がひっくり返っただけのものは「あ、簡単や」などとつぶやきつつ進んでいるようでした。

ただ、その子は見ていないとしばしばぼ~っとしていたり、消しゴムや鉛筆などをいじって遊んでいたりすることがあり、ふと見ると、そのプリントの最後の1問で止まっているのに気付きました。

その問題は「7×□=7×7」と書かれており、これまでそのプリントをやった子達はみんな、「めっちゃ簡単!」だのと言ったり、わざわざ言わないまでもさっさと答えを書いて進んでいってくれましたし、この子もそれまでほかの問題を何問も解いてきていましたので、またぼ~っとしているのかなと思い、「あと1問やん。それ、止まるところじゃないやん?」と言ったのですが、何も言わず黙り込んでいます。

時々どこか変なスイッチが入ってしまうと、聞いても何も答えてくれなくなることもあるため、少し様子を見ていたものの、全く動き出す気配がありません。
体を動かしたらすっきりして、あ!と気付いてくれるかもと、席を移動してもらったものの相変わらず固まったまま。

私が聞いても黙っているので、お手伝いの先生に聞いてもらったところ(私のことは怖くて言えなくても、お手伝いの先生は優しいので言えることもありまして・・・(汗))、最初は黙り込んでいたのですが、先生が何度か言葉を変えつつ、なんでやらないのか促してくれたところ、ようやくぼそっと「7×7は7×7のほかの式がわからへん・・・」というようなことを蚊の鳴くような声で言うのが聞こえました。

私もですが、お手伝いの先生もびっくり!
「そうやん、7×7は7×7やん。」と声をかけてくださったのに、まだ動き出さず・・・。

一旦それを保留にしてほかのプリントをやった後、改めて戻ったらようやく□に「7」と書いてくれましたが、これまで一度もそんな発想で詰まってしまった子がいなかったため、全く予想外でした。

レッスンの内容に関してはある程度は子ども達の考え方、間違い方が予想できるようにもなりましたが、やはりいつまで経っても想定外の出来事は起こるようです。
今日の子の発言で、またひとつ新しい発見ができました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月12日 (金)

今日の出来事

うちではメインが算数で、国語についてはこちらからはお勧めはしませんので、もともと人数は多くありませんが、国語も取っている子のうちのひとりとのレッスンがありました。

その子は昨日記事にした「薄い方」と言って、色の薄い方を迷わず取った子なのですが、ちょうどレッスンがあったので、ついでに昨日気になったことを尋ねてみました。
もし水色と濃い黄色の辞書が並んでいて「薄い方」と言われたらどっちを取るのかを尋ねたのですが、少し考えた後、色が違ったら分厚さで選ぶと思うとのこと。

細かいことをいうと、濃い方は若干赤みがかったような、いわゆる山吹色といわれるような色で、薄い方は薄めの黄色がやや日に焼けて余計薄くなっている感じだったので、私にとっては「違う色」と捉えていたのですが、確かに系統は同じですから、子どもの意見も一理あるようです。

さて、本題。(といっても、こっちの方がどうでもいい話なんですけど…。)

言葉の学習をしていて、その中に驚いて目を大きく見開くことをどういうか、2通り答える問題がありました。
確認問題なので、それまでに一度は出てきているものではあるのですが、少し間を開けてやってもらったので、記憶は薄れていたようです。
それでも「目を丸くする」はすぐ答えられたのですが、もうひとつがなかなか出てきません。
しばらくああでもないこうでもないと考えていたので、「目を見」まではヒントを出してまた待ったものの、どうにも思いつかないようです。

そこで、「昔話とかで、泥棒たちが忍び込むのにほかの人に見つからないように入口とかに立ってるような人のことなんて言うん?」と、近いような遠いようなヒントを出したところ、間髪いれず

「ガードマン!」

な、なんでやねんっ!!

「日本の昔話とかに『ガードマン』て出てくるんっ!!」とつっこむと、「あぁ、出てこ~へんなぁ。」と。
そして、ほんの少し考えて次に出たのが

「警備員!」

・・・・・・・・・。
それやったら、全くヒントになってないし…。(脱力)

「警備員て、どうやって答えにするんよ!!」とつっこんだら、突然「見張り?」と。

・・・なんでそのタイミング・・・。(苦笑)

そして、ようやく答えに辿り着いたわけですが、それにしても、問題のヒントとして前置きをして出しているのに、まさかの「ガードマン」には腰が砕けそうになりました。(笑)

ホント、子ども達の発想はしばしば全く予想外で面白いものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月11日 (木)

そういうものなのか~。

今日のレッスンでのこと。
ある子にちょっと辞書を調べさせたくて、席の後に立ててある辞書のうち、中学生向けの方を取ってもらうことにしました。
小学生向けの分厚い国語辞典と中学生向けのやや薄いものが並べてあるのですが、あ、そういえば・・・と思い、敢えて「薄い方取って」と言ってみました。

すると、その子は躊躇うことなく、分厚い方の小学生用の辞典を手に取りました。

そうか・・・やはりそうなのか・・・。

以前、高学年の男の子に同じように声をかけたとき、やはり彼も迷わず分厚い方を手に取ったので、「え?なんで?」と尋ねると、「え?だってこっちの方が薄いやん?」との答え。

一瞬どういう意味かわからなかったのですが、次の瞬間気付きました。
それらの辞典は偶然にもどちらも黄色っぽい箱に入っているものの、その黄色が小学生向けのものは薄く、中学生向けのものは濃いのです。
そして、彼は色の薄い方を迷わず選んだようです。

その記憶があったので、今日も敢えて同じように言ってみたのですが、今日の子ももう高学年なのですが、迷わず色で選んだので、その場にいたほかの子にも尋ねたところ、色で選ぶという意見がほかにも。

ただ、お手伝いの先生は以前私が「え?」と思ったときのように、当然厚さが薄い方だと受け取るとのこと。

もちろん、言葉としては同じ「薄い」ですから、私が言葉足らずだったわけですが、本などを指して「薄い」という場合、色で選ぶのはやはり意外でした。
これはたまたま黄色という同じくくりで濃淡があったからなのでしょうか?
もし、水色と黄色みたいな2冊で「薄い方」と言われたら、さすがに分厚さの方に意識が向くのでしょうか?

なんだか少し興味深い出来事だったので、覚えていたらまた別の子にも尋ねてみようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月10日 (水)

こちらも興味深い記事。

昨日に引き続き、ノーベル賞受賞者の方に関する記事。

科学者の道「ばかげてる」 受賞決定者、通知表で酷評

これまでにも、過去に偉業を成した方の中には発達上のバランスを欠いた方が少なからずおられるのは見聞きしていましたが、(例えばアスペルガーだったのではないかと言われている一例ではエジソンやレオナルド・ダ・ヴィンチ、近いところではビル・ゲイツなどがおられるようですし)この記事を読んで、そして、昨日の山中氏に関する記事を読んで、色々思うことがあります。

今回、山中氏と一緒に受賞をされた、現在はケンブリッジの名誉教授でいらっしゃるガードン氏が、15歳当時名門校でひどい成績を取って酷評されていたとの記事ですが、担当教師の言葉の中に「(教師の)言うことを聞かず、自分のやり方に固執する」というものがあったと紹介されています。

15歳で名門校におられたということは、問題児だったというのとは少し違うのでしょうし、15歳の時の評価のみの記事ですので、その後何か転機があったのかもしれませんが、担当教師に「科学者を目指すと承知しているが、ばかげた考えだ。本人にとっても教える側にとっても完全な時間の無駄」とまで書かれた方が、こうして偉大な研究成果を出され、ノーベル賞を受賞されたというのは興味深いものがあります。

しかし、まだ15歳の頃に担当教師である大人にそこまでのことを書かれてしまったら、人によっては深く傷つき、挫折して、科学者を志すことを諦めていたかもしれません。
「自分のやり方に固執する」という評価についても、学校という集団で学ぶ場合は往々にして低い評価を受けてしまいがちですが、結局は、そのこだわりや周囲の雑音に惑わされない強さのようなものをお持ちだったからこそ、今に至られたのではとも思ったりします。

もちろん、短いニュース記事ひとつですから、実際はどうなのかわかりませんが、集団での学びに向かない子が必ずしも能力が低いわけではなく、それこそ、エジソンのお母さんなどのように、周囲に理解者がいれば、後世に名を残す偉大な存在にもなり得るのだなと。

教室に来てくれる子達もそれぞれみんな違う個性、違う能力を持っていて、何かが飛びぬけてできると感じる子は何か別の部分がぽっかり抜けていたり、不得手だったりするような(例えば、算数のセンスが抜群にある忘れ物王みたいな子も過去にいましたし)印象もあります。

そして、実際にはどうかわかりませんが、そういうぽっかり抜けた部分に焦点を当てて、例えば「忘れ物したらダメでしょ」「なんで忘れ物ばっかりするの」といった具合に、そのことばかり言い続けると、もしかすると、抜群にできる算数が人並みになってしまったりなどということもあるのかもしれないなんてことも考えます。

子どもに限らず、人は本当にひとりひとり違いますから、一概に言えることというのはなかなかないだろうと思いますが、そして、自分の基準に当てはまらないものはつい「おかしい」と思ってしまいがちですが、正に金子みすずのいうように「みんなちがって、みんないい」ということなのかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 9日 (火)

ニュース記事を読んで。

昨日、まだ50歳の若さで、それも研究の成果発表から6年あまりの「異例の速さ」で、山中氏がノーベル賞を受賞をされましたね。
今日は関連のニュース記事をネットや新聞でいくつか読んでいたのですが、思わず感涙。

50歳で世界が驚くような素晴らしい研究成果を挙げられたと聞けば、順風満帆で才能にあふれた方なんだろうと思ってしまいがちですが(もちろん、才能にあふれた方というのは間違いないと思いますが)、最初は臨床のお医者さまだったそうですね。
そして、手術が下手でうまい先生なら30分で終わる手術を2時間もかかっていたとか。新聞には「ジャマナカ」とバカにされていたこともあったというエピソードが書かれていました。

もしこの方がそのまま臨床の現場で努力を続けておられたら、この方の人生は全く違ったものになっていたであろうというだけでなく、医学界での画期的な発見ももしかするとまだなされていなかったかもしれません。

研究の道に進まれてからも様々な困難に出合われたそうですが、そこで諦めてしまうことなく研究を続けられ、素晴らしい成果をあげられたことで、今回の受賞につながったということのようです。

エジソンの言葉で 「私は失敗したことがない。 ただ、うまく行かない一万通りの方法を見つけただけだ。」 というものがありますが、ふとそれを思い出しました。
失敗したところでやめてしまえば失敗。でも、それをこうすれば失敗するのだという学びだと捉え、成功するまで続ければ、それは失敗ではなくなるのだと。

初めてそれを読んだとき、確かにそうだよなぁと思いました。
山中氏も臨床のお医者さまでいらしたときもきっと素晴らしい方だったと思いますが、少なくとも手術などはうまくはなく、新たな道を選んだ結果が今回の受賞につながったというのが、うまく言えませんが、自分が本当にやるべきことを正しく見極められたということなのかもしれないなと。

どうもイマイチうまい文章になりませんが、とにかく記事を読んで色々感動しました。
お読みになっていない方がおられましたら、ネットの記事をひとつご紹介しておきますので、よろしければご一読を。

<山中氏ノーベル賞>「難病治したい」繰り返した挫折、再起

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 8日 (月)

体育の日

今日もお休みでした。
今日は出勤はせず、近場に買い物に出たり、家の片づけをしたり、自宅で予習をしたりの1日でした。
明日からまた1週間、しっかりがんばりたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 7日 (日)

オフでした。

先週からテニスのジャパンオープンが開幕し、今日はダブルス、シングルス共に決勝戦。
ダブルスのペアはあまりよく知らない選手たちでしたが、決勝は錦織くんと、更に1歳若いラオニッチ選手との若者対決となり、本当に見ごたえのあるいい試合を見せてもらいました。

もともと、サッカーもテニスも見られる環境があれば見ていましたが、ここに来て、BSもCSも見られるようになり、サッカー観戦に続いて、テニス観戦にもかなりどっぷりはまってしまっています。

まあ、その昔ひとり暮らしを始めた、まだ会社勤めをしていた頃は見出したら止まらなくなって連続ドラマの類を録画も含め週に10本以上見ていた頃もありましたし、家にいる間はずっととにかくTVがつきっぱなしという時期も数年ありましたので、今は見るのはサッカー・テニス関連が99%というぐらい、結局自宅で普通(?)の番組を見ることはほぼないことを考えると、見るものが変わっただけとも言えるのかもしれませんが…。

それにしても、本当に感動的ないい試合でした。
日中、ひとりの部屋で手を叩きまくったり、思わず大きな声を出したり、最後は感涙…となんだか忙しい観戦になりました。
でも、一流の選手たちが真剣にプレーしている姿は本当に美しいし、感動しますね。

しかし、錦織くんを含むトッププレーヤーたちは明後日にはもう上海でマスターズのツアーが始まるようですが。
本当に世界中を飛び回っているんですね、プロテニス選手って。

今日はこの後香川くん所属のマンチェスター・ユナイテッドの試合と長友所属のインテルのミラノダービーがあるので、夜はまだまだこれからです。
明日は体育の日ですが、私は専ら観戦です。(苦笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 6日 (土)

表情が変わる瞬間

子ども達を見ていると、今はまだ考えてないなとか、今やっと動き出したなとか、やっと何かつながったなとか、表情である程度の予想がつくことも少なくありません。

そんな中、時々、ぼんやりして考えているんだかいないんだか、声をかけようかどうしようか迷いつつ様子を見ていると、突然ハッとした表情をして、問題に向かい始める瞬間に出会うことも珍しくありません。

ぼんやりして考えていなさそうだと、ちゃんと考えるよう声をかけたり、わかっていないのかと何か手助けをしたりしてしまいがちですが、それをすると、あの瞬間の表情の変化には出会えないんだろうなとも思います。
そして、こちらから手助けをしなくても、その子自身が気づいて掴みとったことの方が遥かにしっかり身につくでしょうし、自信にもつながるはずですから、やはりやきもきしながらも待てるところまで待ち続けるのは大事なことなんだろうなとも思います。

もし身近なお子さんのそんな表情をご覧になったことがないという方は、手取り足取り分かりやすく教えてあげたりするのをもう少し控えて、子どもがどんな表情をしているか、考えていそうかいなさそうか、そんなことをじっくり観察して見られるのも時には大事なことかもしれません。
まあ、そうは言っても、未だに考えているのかぼ~っとしているのか判断がつきづらい子もいて、声を書けそうになって、あ、考えてたんや!というようなこともあるんですけどね…。(苦笑)


さて、今週も無事に終了。月曜はお休みですね。
朝夕は随分涼しくなりましたので、皆さまどうぞご自愛のほど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 5日 (金)

お知らせです。

恥ずかしながら、今日、教室に携帯を置き忘れて帰宅しました。
普段、教室不在時は電話を携帯に転送しているのですが、今から明日出勤するまではお電話頂いても出ることができません。
メールは自宅でも見られますので、大変恐縮ですが、明日の朝10時頃までの欠席や予定変更等のご連絡はメールにてお願いできましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 4日 (木)

いい顔

今日のレッスンでのこと。
最近かなり成長を感じるようになった彼が、ある文章題でほとんどの子がやる間違いをしました。
姉妹の姉のほうが妹より9キロ100グラム重く、2人合わせて52キロ700グラム、妹は何キロかを求めるのですが、これを早ければ2年、ゆっくりの子でも4年には大抵やるので、かなりの子が9キロ100グラムを引いただけの答えを書いてしまいます。
妹がそんなに重いとおかしくないか尋ねると、次には更に9キロ100グラムを引く子や、いきなり半分にしてから引く子などもいます。
今日の子は最近進んで絵を描いたりして考えるようになった子なので、43キロ600グラムと描いたのですが、それでは妹のほうが重くなるからおかしくないか指摘して様子を見ていました。
しかし、絵を描く様子がないので、姉妹が秤にのっている絵を描いてもらい、秤には2人の重さを、更に姉がどれだけ重いかも書いてもらい、先程やった引き算は二人の差を引いただけなのだと、絵を指しながら確認だけして、また様子をみていました。
すると、顔つきが変わった後、次に見るともう正しい答えが書かれていました。
それだけでも内心、なかなかやるな!と思ったのですが、キリッとしたいい顔で「重い分を引いてから半分にするの!」と説明までしてくれました。(私はどう考えるかはそれまでにまだ一切教えていません。)
絵を描かせた後、ひとこと声をかけただけで、しっかりどう考えたらよいか気づき、自信を持って説明までしてくれるとは、びっくりしました。
ホントに成長したなぁと、また嬉しくなりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 3日 (水)

何か壁を越えたのかな?

通ってくれるようになって3年目になる女の子がいます。
彼女はまだ幼稚園の頃から、私に限らず、幼稚園の先生などにもお話しすることがあまり得意ではなかったそうで、レッスンしていて、恐らくすぐわかるはずのことを尋ねたときでも、それがどうしても答えられずに延々黙り込んでしまいレッスンがストップしてしまうということも少なくありませんでした。

おうちの方とお話したのですが、きちんとお話しできるようになってほしいというご希望もありましたので、たとえレッスンが少ししか進まなくても、延長になっても、待てる限り待って待って、待って待って、気づけば3年目を迎えました。

妹さんが生まれたあたりで少し変化が見えかけた気もしましたが、それでもやはりだんまりになってしまうこともあった2年目まで。
それがこの春頃から更に変化が見え始め、これは成長の兆しなのかな?と思いながら見ていました。

そして、この頃、その変化がどうやら本物のようだと感じています。
それまではだんまりになってしまうだけでなく、算数自体でもかなり自信なげで、時には全くちんぷんかんぷんの答えが返ってくることもあったのですが、もう何週もずっと、尋ねたらほんのひと呼吸置くぐらいで質問に答えてくれる。
不安そうな表情がほとんど見られなくなる。おまけに実際の問題も随分できるようになる。明らかに大きな変化を感じています。

きっと彼女の前にあった壁を、どうやって越えようかと考え、力をため続けていたのかもしれませんね。
随分頼もしさを感じさせるようになった彼女を見ることができて、とても嬉しく思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 2日 (火)

昨日の補足です。

昨日書かせて頂いた記事でちょっと補足を。

お尋ね頂いた方が書いてくださっていた例に「149円のカードを10枚買ったらいくらになるか」というものがあったのですが、その場合、もしかするともっと簡単に気付くかもしれない方法がありますので、少し書かせて頂きます。

計算の工夫だと、例えば「99×28」のような問題だと、「100×28-(1×)28」と工夫することになります。
この場合、パターンとして覚えるのではなく、どうしてそうなるかを納得させるには、28を100個書かせて1つ消すという方法もあるとは思いますが、子どもによっては以下のようなやり取りでイメージできることも少なくありません。

まず、「100円のものを28個買ったらいくらになる?」と尋ねて考えてもらいます。
そして、「1つ100円やったのが1つ99円になったら、1ついくら安くなった?」と尋ね、「1つあたり1円」ということを確認します。
そのあと、1つ1円安くなるなら、28個でいくら安くなるかを考えてもらい、2800円から28円安くなるというところに至ります。

もし、式が「28×99」の場合、ひっくり返せばこれと同じ考えを使えますが、もしそのまま考えようとする場合は、質問を少し変えます。
「28円のものを100個買ったらいくらになる?」と尋ねます。(すんなりいかない場合はまずは10個を考えてもらってからにするなど、その子の様子を見てどうするか判断します。)
次に、「100個買うつもりやったけど、99個にしたら、いくら安くなる?」というような質問をします。
100個で2800円というのが出せた子は、1個減らすので、28円安くなると考えられることが多いです。

ただ、もちろんこれもひとりひとり反応が違いますので、苦労する子ももちろんいます。

その場合、例えば、もし長方形や正方形の面積を既に学習した子であれば、面積の図で考える方がずっと簡単かもしれません。(たて99、よこ28の長方形と、たて100、よこ28の長方形の面積の差は図でも考えやすいと思いますので。)

さて、冒頭の「149×10」の場合、まずは「150円」と考えるのがお勧めだとは思います。(お尋ねくださった方のお子さんもその方法で考え始めたようです。)
そこで最初に確認すべきなのは、「150円」は100円玉1個と50円玉1個だということです。
つまり、150円の10倍は、100円玉が10枚と50円玉が10枚になるだけのことですから、それだとイメージしやすくなる子が多いのではないでしょうか。

ぴんと来なくても、100円10個絵に描いて(100をマルで囲むだけの簡単なものでも十分ですし)、それがいくらか考える。同様に50円10個も考える。
それで1500円というのは出せると思います。

あとは150円と149円との違いを考えればよいわけですから、そこについては端折らせて頂きますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 1日 (月)

10倍、100倍の学習

「10の倍数について、どんなふうに指導しておられますか?」というお尋ねを頂きました。
お尋ね頂いた内容はもう少し詳しく書いてくださっていて、10の倍数というか、×10、×100などをすると、0が1つ、2つと増えていくということについて、どんな指導をするのかというお尋ねのようです。
もしかしたら他の方にも参考にして頂けることがあるかもしれませんので、ブログに書かせて頂くことにしました。

まずは、小さい頃から教室に来てくれている子達は10が5本で50、10が10本で100、10が25本で250・・・などという学習をそれまでにしてきていますので、例えばですが、「25×10」は「10×25」と答えが同じになるので、そのことを確認した上で「10が25本でいくつ?」と尋ねれば、250と分かる子は少なからずいます。

ただ、「149×10」などになってくると、10が149個というのは、ある程度数量感覚の優れた子、数への興味が強い子などでないと、なかなか考えづらそうな子も少なからずいて、10が10本で100、20本なら200、・・・10が100本なら1000と、苦労しながら順々に考えていくこともあります。

実際のところ、ドットを100以上頭で思い浮かべるのは大抵の子にとって難しいことでしょうし、数量感覚に優れている子達も500や1000という数が具体的に見えているというわけではないだろうと思います。

そういう繰り上がりの感覚がなんとなくわかっているような子は×10や×100は特に何の指導もしなくても、子ども自身が気づいて解いていくような印象があります。

ですが、ご質問を頂いた方は、感覚的にはぴんと来ないような場合にどうしているかをお尋ねなのだと思いますので、ちょっと考えてみました。

うちの教室では、完全にひとりひとりの子の反応を見ながらの個別対応なので、一律こういう指導をしていますというのはないのですが、×10や×100について、感覚的にピンとこない子でも気づけるのではと思う学習があります。

まず、×10であれば、10倍したい数を10段重ねの筆算の形に書きます。

(例)

  38
  38
  38
  38
  38
  38
  38
  38
  38
+ 38

そして、この問題を考えてもらいます。

苦手な子であれば、8を10回足すにも2つずつとか、苦労しながら足すこともあるかもしれませんが、それは様子を見ながら、必要であれば「8が10回って何か計算なかった?」などと声をかけると、「8×10」に気づくかもしれませんし、いつまでも気づかないようであれば少し助けてあげてもいいかと思います。

8が10回で80ですから、まず一の位には「0」を書き、繰り上がった「8」を十の位の上に書きます。
そして、その8は後回しで3が10回を考えてもらい、合わせて「38」になりますから、百の位に3、十の位に8を書くことになります。

同様に数字を変えて何問か解いてもらった後、問題と答えを見比べてもらって、何か気付くことはないか尋ねます。何問ぐらいで気づくかもやはり個人差だと思いますので、ぴんと来ないようであればもう少し問題をやってみてもいいかと思いますし、どうにも気づかない場合は、それぞれの式について、上の例であれば、「これは掛け算の式だったら38×10になるね。」などと確認をしてから、「38×10=380」のように、何問か解いた筆算を掛け算の式に書き直し、答えも書き写すようにすれば、その作業の段階で何か気づくということもあるかもしれません。
そんな感じで、3ケタであっても「×10」については、数を10段重ねすれば考えられると思います。

ただ、×100になると、100段重ねにすれば、多分喜ぶ子もいるかとは思いますが、大きな紙もいりますし、書くのも大変、考えるのも大変ですから、10回集めたものを更に10回集めるという方法の方がいいかなと思います。

先ほど「38×10=380」になっていますから、「38×100」は380を更に10回集めることになるのだということを確認し(ピンとこない場合は、面倒な作業かもしれませんが、38を100回紙に書かせて、10個ずつ丸で囲み、それぞれに「380」と書いていくなどすれば、ある程度は理解できるのではと思います。)、380を10段重ねにして同様の筆算をすれば、「3800」という答えが出てきます。
後は同じように何問か繰り返せば、100倍すれば0が2つ増えたということに気づけるのではないかと思います。

10倍で0が1個、100倍で0が2個ということに気づけば、あとは1000倍、10000倍になっても、多くの子はどうすればいいか気づくのではないかと思います。

もちろん、これはあくまでも一般的な話ですので、算数が苦手な子でもみんなこの方法で絶対気づくというようなものではないと思いますが、「10倍したら0が1つつくのよ」というような、子ども自身が気づくのではない一方的な指導は最後の最後でいいかなと。

何かご参考になれば幸いです。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »