将来が楽しみで仕方ない(笑)
これまでにも何度かブログに取り上げたことがある、かなり個性的な天才系の男の子がいるのですが、またしみじみと、うん、この子は絶対将来すごい人になるはず!と、もうおかしくて可愛くて、しょうがなかったことが。
教室には大人向けや子ども向けの本が結構たくさん置いてあり、全て貸し出し自由なのですが、いつまでも戻ってこないものも少なからずあるので、借りたまま忘れてしまっている子もちらほらいるようです。
ただ、大半の子がきちんと返してくれているので、未だ貸出簿などをつけることもなく、「貸してください」と言えば貸し出すことにしています。
そして、子ども達が本を返すとき、借りた場所を覚えていてきちんと返してくれる子や、場所が分からず尋ねてくれる子もいる一方で、とりあえず空いていればどこでもいいやと返してしまう子や、どう見てもそのサイズはここには入れないでしょ?というところに無理矢理押しこもうとする子も。
また、レッスンが始まって、返すところを見ていないときもあるので、終わって本棚を見ると、上下逆さまになっていたり、背を奥に入れてしまって本のタイトルが見えなくなっているなんてことも。
しかし、ある日の帰り、本棚を見るとなんだか不思議なものが目に入りました。
ん?これ、表紙だけなんだけど…。
色々ある中で特に子どもに人気があるシリーズのうち1冊が、本ではなく、その表紙だけが器用に本棚に戻されているのです。
そのシリーズを借りていて、その日に返したうち、そんなことをしそうなのは…と思い当たったのは天才系の彼。
お休みをはさんだりもしたので尋ねるのを忘れていて、今週のレッスンでようやく尋ねることができました。
私としては、超個性派の子なので、もしかすると本を返したつもりでいるかもしれないとも思い、「この前表紙だけが立ってたんやけど、中身探してきてくれる?」と言ったところ、思いがけない反応が…。
「ぐふふ、バレたか。」
をい!!(笑)
そうか…確信犯だったのか。
お迎えに来られていたお母さまはびっくり!恐縮して謝られてしまったのですが、私としてはもうなんともおかしくて、可愛くて、これまでそんなことした子が誰もいなかっただけに、ますます彼の将来が楽しみになってきました。
中学受験を考えておられるようですので、あとどれだけの間一緒にレッスンさせてもらえるかわかりませんが、どんな大人になるのか、是非見届けてみたいと思ってしまいます。
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