どうしてでしょう?
聞くたび違和感を感じて、でも、もしかしてその使い方もするのかな?とちょっと弱気にもなり、調べてみたり友人たちに聞いてみたりしたのですが、どうやらやはり私が感じている違和感が正しいようなのです。
何の話かというと、ここ1、2年、TVでサッカーをかなり見るようになり、実況や解説の方たちが当たり前のように使っている表現で2つばかり、とても気になる言葉づかいが…。
試合中、何かうまい動きなどを見せたときなどに「今のはユウコウテキですね」とか「これはユウコウテキです」と少なくない方が言うのです。
また、これももう何度も何度も耳にしているのですが、試合中こむら返りを起こした選手などに対して「足をつりましたね」とか「足をつったみたいですね」とかいう方も大勢いるのです…。
後者に至っては、「足がつる」という使い方をしたのを聞いたことがないほどで、サッカーでは特別に「足をつる」という決まりでもあるんだろうか?と思ってしまうほどです。
前者の「ユウコウテキ」はもちろん、効果がある、有効であるという意味で使っているのですが、「ユウコウテキ」は「友好的」ですよね?
あまりに誤用が多いので、「有効的」と一発変換できてしまうのがすごいところですが…。
有効という言葉自体、効果、効き目があるという意味なわけですから、どうしても「的」をつけたいなら「効果的」というべきだと思うのですが…。
聞くたび気になってしょうがないものの、それでもずっと言い続けているということは、誰も指摘をしないということなのでしょうし、そうなると、それを何度も耳にしている子どもや若者たちはそれが正しいと思ってしまうような気もして、ますます気になってしまいます…。
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