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2012年9月30日 (日)

台風一過

瀬戸内だからか、このあたりはいつも、台風が来てもさほど大きな被害が出ることなく、ありがたいことだなと思っていますが、今日は久しぶりにかなりの暴風雨でしたね。

昨日運動会だった子たちは本当によかった。
今日の予定だった子たちは平日に延期になってしまいましたね。おまけにこれだけの雨風だと、先生方も準備をかなりし直さなければならなかったりするのではと思いますので、お気の毒です・・・。

おまけに今日は本当なら十五夜のお月見。
まあ、このあたりは日が落ちた頃にはほぼ雨も上がっていましたが、しばらくは空は雲に覆われていましたので、お月見ができた子達はどのぐらいいたでしょう。

さて、サッカーバカ状態の私は休日でしたので録画してあったものや再放送などあれこれサッカーを飛ばし見していましたが、あまりニュースでも取り上げられていなさそうな、U-17女子のワールドカップが現在アゼルバイジャンで開催されていて、日本は今日がグループリーグの3戦目。それはライブ放送でちょこちょこ見ていました。
ワールドカップですので恐らく予選とかもあるのではと思いますし、出場国が16ヶ国。それを4グループに分けて上位1チームずつが決勝トーナメントに進めるという仕組みだそうですが、初戦は対ブラジル5-0、第2戦は対ニュージーランド3-0と来て、今日は対メキシコ、なんと9-0。

もちろん日本を応援してはいましたが、途中から、もうそのぐらいにしてあげて・・・と思ってしまいました。
試合終了後、やはりメキシコのGKはゴール前に座り込んでしばらく動けず、チームメイトに手を差しのべられてからもずっと泣いていました。
17歳以下の大会ですから、まだ高校生年代の子が国の代表として出場した試合で9失点はさすがにきついだろうなぁと、ちょっと切なくなりました。

とはいえ、日本はグループリーグを文句なしの首位通過。前回大会は韓国とPK戦の末負けて2位だったようですので、その雪辱を晴らせるといいですね。

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2012年9月29日 (土)

不調伝染の日。

今日はなんとかお昼過ぎまでお天気がもったので、土曜のレッスンの半数以上の子が運動会でレッスン振替になり、普段は6つあるレッスンが午後から3つだけになりました。

しかし、土曜だというのに、今日は最初のレッスンからなんだか不調な子が続出。
考えていないわけではなく、どちらかというと、考え方は合っているのに、普段なら間違いそうにない簡単な足し算や引き算の部分でミスをする子が何人も。

おまけに、体調を崩してしばらくお休みが重なり、久しぶりに来てくれた低学年くんは、普段は驚くぐらいよくできる子で、難しい問題でも粘り強くじっくり考えられる子だというのに、今日はどれだけ色々な言葉かけをして気づいてもらおうとしても、4600センチが46メートルであるというところに辿り着けず…。
お天気が下り坂だったりとか、そんな影響もあったのかもしれませんが、久しぶりにおかしな1日でした。

しかし、気づけば今日でもう9月のレッスンはおしまいなのですね。
週明けにはもう10月。勉強するにも何をするにも過ごしやすい季節にはなりますが、今年も残すところあと3ヶ月になるのかと思うと、改めてちょっとぞっとします。

この3ヶ月はちょっとがんばったなと思えるような3ヶ月を過ごせるようにしたいものです。

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2012年9月28日 (金)

なんだかすごい動画(笑)

今日、フェイスブックで友人があるニュース記事を紹介してくれていました。
記事のタイトルがやたらと長くて、でもなんだか気になったので見てみました。

そのタイトルは

驚愕の展開を見せる日本の『フカシギの数え方』動画に世界が衝撃を受ける! 海外の声「これが “日本” だ!」

長っ!!
そこでこの動画が紹介されているのですが、見始めたときは、ん?これは何?と。
初めは場合の数の学習動画なのかな?と思ったのですが、遠回りをしてもいいということなので、普段出あったことのある問題とは少し違います。

はて?何をしたいんだろう?と思いながら、最後まで見届けました。(笑)

そして、全く予想もしない展開にびっくりしながらも、例えばこの動画を小さい子たちに見せたとき、「え?どういうこと?どうやって考えたらいいんだろう?」というように何らかの興味を持つ子はきっと算数や数学に興味を持ちやすい子なんだろうなということを考えたと同時に、これを見た子どもの誰かが、この動画がきっかけで将来研究者になったりするなんてこともあるのかもしれないなとも思いました。

ご興味があれば是非一度ご覧になってみてください。
そして、もしよろしければ、お子さんがどんな反応をするか、見せてみられてはいかがでしょう。


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2012年9月27日 (木)

ホントに随分変わったなぁ。

時々ブログに登場している天才系超個性派くん。
たびたびびっくりさせられたり、大ウケさせられたりしていますが、初めて来てくれた頃から比べると、本当に随分変わって、安定感が出てきたなぁと思います。

もともと頭の良さ、独創性などは感じる子でしたが、当初はじっくり考えようとせず、あてずっぽうで答えを書いてはこちらの顔を見て合っているかどうか探ろうとしたり、難しそうだと思うと途端に眠くなったり。
難しそうだと眠くなるのは今も時々見受けられますが、その頻度は明らかに下がっていますし、何より、多少難しい問題でもしっかり考えるようになったのを感じることがたびたびあります。

先日重さの学習をしていた時のこと。
絵が描かれた文章問題で、最初の問題ははかりの上にざるがのせられており、まずはその重さを読みとるもの。次はそのざるにみかんが3個のせられた状態のものを見てその重さを読みとるもの。そして、みかん1個の重さを考えるとものという流れだったのですが、この問題、1問目、2問目はすんなり解けても(はかりの目盛について考えるだけなので)、3問目になると、ざるの重さは150グラム、ざるとみかん3個の重さは750グラムと来た後、少なくない子がみかん1個の重さを250グラムと答えてしまうので、そういうときはよく「かごも一緒に割るん?」などと声をかけることになります。

過去の彼を見ていた限りでは、どうやって解くのか尋ねてくるか、750÷3としてしまうかのどちらかではないかと思っていたのですが、全くこちらを見ることもなく、ほんの少し考えてから、当たり前のように200グラムと答えたのです。

その姿を見て、ああ、本当に随分よく考えられるようになったんだなと改めて感じました。
来てくれた当初は、目に見える状態ではその子より算数ができていた子が同じ問題を750÷3と書いて250グラムと解いていたのを見て、尚更、何がきっかけだったのかはわからないけど、彼の成長を感じて、しみじみ嬉しくなりました。

もともと絶対センスはある子だと思っているので、この調子でぐんぐん伸びていってほしいものです。

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2012年9月26日 (水)

頭の中が垣間見えた。

まだ1年生なのに、算数が抜群によくできる、先日、割り算の余りの考え方についてブログに書いた子との今回のレッスンでのある一場面。

割り算の文章題の中に、ちょっと面白い問題があります。
虫かごの中に虫が7匹入っていて、足の数が全部で42本であれば、それはとんぼかクモかという問題なのですが、その問題を考えていたその子が、答えはあっという間に「とんぼ」と書いたのですが、式をどう書くか少し考え込んでいました。

まずは、7匹の「7」と42本の「42」の数を使って考えるのだと言ったのですが、どうもまだぴんとこないようでしたので、「なんでとんぼってわかったの?」と尋ねてみました。
すると・・・。

「あのな、クモやったら8本やろ?5×7は35で3が7個で21やろ?だから42ちゃうねん。」

ん??

「でな、とんぼやったら35と7で42やねん。」

ん?んんん??

多少言い方は違ったかもしれませんが、彼が暗記していない掛け算をかなりの速さで解いてしまう考え方の一端が彼の説明によってわかりました。

「8×7」の「8」を5と3に分けて、35と21を合わせて56、「6×7」であれば、5と1に分けて、35と7で42と考えているようです。
もちろん、説明してと言ったのでがんばって言葉にしてくれたのであって、きっとこの子の頭の中では自然とその工夫がされているということなんだろうと思います。
そして、7の段はいつもそう考えているわけではなく、きっとその都度瞬時に自分にとって簡単なやり方を探しているのではないかという気がしました。

しかし、この子には本当に数が頭の中で見えているんだろうなと改めて感じた驚きの出来事でした。

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2012年9月25日 (火)

書かせることの大切さ

私の教室では主に算数・数学に関わる学習をしていますが、もちろんそれを専門で指導するというわけではありませんが、通ってくれている子の書いた作文を読ませてもらい、簡単に添削や助言をする機会がありました。
そして、その子の作文を見せてもらいながら、色んなことを感じ、考えました。

自分が子どもの頃は作文を苦にしたことがなかったのですが、作文の書き方をきちんと指導してもらった記憶は特にありません。
あの頃、自分ではうまく書けたと思っていた文章も、もしかしたら主語述語がねじれていたり、指示語の使い方がおかしかったり、ひとりよがりになっていたりということがあったのかもしれません。

ただ、思い返せば、自分が小学生だった頃、毎年だったかどうかははっきり覚えていませんが、日記を書いて担任に提出したら、担任が何かひと言書いてくれたり、うまく書けたものは終わりの会などで読ませたりというようなことがあったような気がします。
そして、時々、「何が楽しかったの?」とか「どんなことをして遊んだの?」とか、文章をもっと肉付けするよう促すひと言が書かれていたりした記憶があります。
今となっては、それが担任の指導だったのか、そこまで考えず書いておられたのかはわかりませんが、毎日短くても文章を書き、それを先生に見てもらって、時には指導を受ける、そんな経験がもしかするとその後に活きてきたのかもしれません。

国語が苦手な子であれば、短くてもいいのでなるべく毎日日記など、短い文章を書くというのは大切な学びになるかもしれません。
人に見せるために書くので厳密には「日記」ではなく、創作が入っていても構わないと思いますが、実際に文章を書いて、それを見てもらうことで、主語述語がきちんとつながっているかや自分が使った指示語はほかの人が読んでも意味が通じるかなど、単に読解問題などに取り組むよりも、より具体的で理解しやすい学びができるように思います。

きちんとした作文指導となると大変ですが、短い文を書かせて、主語述語のつながりが正しいかどうかや接続語や修飾語の使い方は合っているか、言葉の使い方の間違いはないか(子どもによっては関西弁や国語的には正しいとは言えない話し言葉を正しい言葉だと思っているような場合も少なからずありますので)などはおうちの方が見てあげることもできるのではないかと思います。

この際、原稿用紙の正しい使い方、行がえの仕方など細かく指導しようとすると、子どもも面倒になって、書くことを嫌がるようになるかもしれませんので、そのあたりはよほどおかしくなければOKしてもいいのではと思います。

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2012年9月24日 (月)

またぼんやりと考え始めたこと。

今日はイレギュラーの幼児さんのレッスンがあり、夕方少し出勤していました。
二卵性の双子さんで男の子と女の子なのですが、双子さんでもやはり、明らかに数に対する反応が異なります。
既に高学年になった子達でやはり二卵性の男女の双子ちゃんがいたのですが、その2人も男の子と女の子とでは理解や反応の速さ、得意とすることなどにはっきりと差がありました。

教室に来てくれている子達を見ていても、数量や図形などを頭の中でイメージ操作することが得意な子と苦手な子というのは比較的はっきりわかれるような気がします。
そして、イメージするのが得意な子達の多くは算数が得意で楽しそうにどんどん進んでいきますが、イメージするのが苦手な子達はそれに比べるとやはり随分うんうん唸りながら、ゆっくりゆっくり進んでいく印象です。

結局、それは脳科学の先生などに言わせれば脳の仕組みの違いとかになってくるのだろうと思いますし、苦手な子は努力してもなかなか苦もなくイメージできるレベルまでには至らないような気もします。(その代わりにイメージするのが得意な子達に比べて、例えば読解などが得意であったりというようなことがあるのだろうと思います。)

これまでも、イメージするのが苦手そうな子達には長めに教具を見せたり、絵を描かせたりと、それぞれの子が少しでもよくわかるようにとできる限り考えてきたつもりでしたが、もしかするともっと思い切った発想の転換というか、イメージするのが得意なタイプの子にはこういう教材でこういう進め方、苦手な子にはこういう教材でこういう進め方・・・みたいにしてしまうことも考えた方がいいのかもしれないと、まだぼんやりですが思い始めています。

得意な子達は楽しそうに進んでいきますからそれで構わないのですが、苦手な子達が顔をしかめたり、眠たくなったり、やりたくないなぁ、イヤだなぁ…そんな風に思わずに済むような学び方というのがあるのではないかなと。
もちろん、苦手そうだからといって、やり方を教えたり、とにかく反復させたりというようなことを目指するつもりは全くありませんが、しばしば難しい顔をしながら問題に取り組んでいる子達が、レッスン中もっと穏やかな顔で問題に取り組める時間が少しでも増えるように、更に考えていきたいと思います。

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2012年9月23日 (日)

9月もあと1週間。

今日はオフでしたので、形だけの更新で失礼致します。

9月も早23日。明日から1週間で9月もおしまいですね。
今年がもう4分の3終わってしまうだなんて、ホントに驚くばかりです。
明日こそは、明日こそは…と日々時間を無駄遣いしている自覚はあるのですが、なかなか改まらず…。
ただ、過ごしやすい気候になりますし、もう少し日々時間を大事に過ごして行きたいと思います。

今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2012年9月22日 (土)

日曜日の気分。

普段、土曜は午前中からレッスンがある日で、土曜がお休みになることはお盆や年末年始以外だと恐らく年に数回あるかどうかだと思うのですが、今日はそんな珍しい土曜休み。
私としては早起きをせねばならない土曜がお休みなのは平日お休みになるより気持ち的に嬉しいものです。

しかし、今日は起きたときからずっと日曜のような気がしていて、普段日曜の晩は実家に行くのですが、そのつもりで予定を考えていました…。
なんの拍子だったか、あれ?今日土曜?と気づき、間違えて実家に行くということはせずに済みましたが、今日さんざんだらだらぐだぐだしたので、明日はもう少し有意義に時間を使いたいと思います。

中学校などでは今日体育会だったところも結構あったようですね。
このあたりの小学校は来週土曜が運動会というところがかなりあるようで、来週土曜はお天気ならかなりの子がレッスンを振替することになりそうです。
今日はよいお天気でしたね。来週土曜もお天気でありますように。

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2012年9月21日 (金)

どのタイミングで声をかけるか

レッスンをしていて難しいのは、どのタイミングでどの程度声をかけたり、手助けをしたりするかということです。
ひとりひとり子どもの能力や性格は異なりますし、得意なところと苦手なところも、その日のコンディションも違うので、一律こうすれば!みたいなものは全くありません。

今日のレッスンである高学年の子が問題を考えていました。
3つの連続する奇数の和が375になる場合、その3つの数を求めなさいというもので、それはすんなり答えを出したので、何か気づいているのかなと思ってそのまま見ていました。

次の問題は5つの偶数の和が910になるというものだったのですが、今度はなかなか答えが出ず、計算用紙にあれこれ数を書いて足し算してみている様子が見えました。
ということは気づいてないのかな?と思い、どうやって考えているのか尋ねたところ、このぐらいかなと思うものを当てはめて試しているのだと。

本来は解説やヒントはあまり読ませないのですが、その問題についていたヒントを指差し、「3、5、7の和は15で真ん中の数は5やねんけど?」とそこに書かれていることを声に出して言ってみました。
しかし、どうやらぴんと来ていない様子。
そこで、「123、125、127の3つの和は375で真ん中の数は125なんやけど?」とさっき彼が解いた問題を指して、もう一度同じ内容のことを繰り返しました。

すると、「あ!」と言ったかと思うと、375を3で割ってみて、次に910を5で割ってみた後5つの数を求め、その和が910になるか確かめていました。
そして、それが合っていることを確認すると、「な~んや、そういうことかぁ~!」とすっきり満足げに声を出しました。

子どもによっては黙っていても気づく子もいますし、今日の彼もコンディションによっては気づくような気もします。
でも今日は自力ではまだ気づいておらず、(もちろん、気づくまで働きかけずに、試行錯誤して何度も当てはめているのを待つというのもひとつの方法だとも思いますので、そのあたりの判断がまた難しいところではありますが)問題は解けたけど「あ、そうか!」という気づきは得られぬままその問題を終えることになるよりは、声をかけて「ああ、そうか!」と思ってもらう方が少しでも頭に残るように思えたので、今日はそこまで声をかけました。

その加減は何年やってもなかなか難しいものです。

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2012年9月20日 (木)

なんだか楽しそう。

今日のあるレッスンで1年生の女の子とメートルの学習をしました。

長さの学習自体し始めて3回目ぐらいで、ようやくぼんやりとミリメートルとセンチメートルの関係が分かりつつあるところに更にメートルに進んで大丈夫かな?とは思いましたが、これを後回しにしてほかに進んでも、ほかが簡単かといえばそうも言えず、時間がかかってもいいのでやってみることにしました。

まずは巻き尺を渡して、「1m」と書いてあるところまで引っぱり出してもらいました。
次にそれが何センチになるのか、見ながら考えてもらいました。
引っぱり出したものの、まだ1年生で20を超える数になってくると、まだぱっとは閃かない様子で、10センチ、20センチと順々に見ながら考えていました。

そして、1メートルが100センチだとわかると、次は2m30cmまで出してもらい、それが何センチか考えてもらい、更に2m5cmなら…と何度かそれをした後、巻き尺なしで考えてもらおうかと思ったのですが、彼女を見ていると、引っぱり出しながら「うわぁ、長~い!」とか、机の下に引っぱり出した巻き尺が垂れ下っているのを見て「めっちゃ垂れてる!」とか、なんだかとても楽しそうなのです。
更に、反応を見る限り、これまで長さを体感する機会はそんなになかったのだろうとも感じましたので、もうしばらく巻き尺を使って進めることにしました。

何度も引っぱり出したり、定規を見たりしながら、ひとつひとつ問題を解き進め、最後の方に近づいてきたとき、巻き尺をこちらに取って、「じゃあこれ見ないでちょっと考えてみて。」というと、一瞬ためらった後「うん、わかった」と言って、少しの間静かに何かを考えていたようです。
その後ゆっくりと手が動き始め、巻き尺や定規を見ずに、3問連続で正解することができました。

イメージすることが得意な子と苦手な子がいるのは間違いありませんし、概ね女の子の方がその力が弱いことが多いように感じます。(もちろん例外は少なからずありますが。)
とすれば、イメージできるようになるまでもっと積極的に具体物を使わせてもいいんだなと、今日またそう感じました。

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2012年9月19日 (水)

またも目からウロコ。

先日はまだ掛け算の九九も覚えていない女の子が割り算を考えるときに編み出した技にいたく感動しましたが、今日はまたへぇ~、そんなこと考えたこともなかったわ!!という出来事が。

おうちの方のお話では物心ついた頃から数への興味が強く、教えたわけでもないのに(上にお兄ちゃんがいるということなども多少は影響があるかもしれませんが)、いつの間にか理解していたというようなことが結構あるという、算数のセンス抜群の男の子とレッスンをしていたときのこと。

彼もまだ九九はほぼ全く覚えていませんが、4けた同士の足し算、引き算、2、3ケタ×1ケタぐらいまでの掛け算ならかなりのスピードで暗算で解くことができます。(8ケタ同士ぐらいの足し算、引き算の筆算も、問題が筆算で書かれていても、一の位からやるように言わない限り、大抵頭から暗算で解いてしまうのですが。)

その彼と割り算の学習をし、前回からあまりのある割り算へと進みました。
きちんとできてはいるのですが、あまりがあると彼の頭の中で非常に考えるのが面倒になるらしく、あまりがないものと比べると4、5倍時間がかかっているような印象でした。(それでも九九を覚えていないことを考えるとかなりの速さではあるのですが。)

足したり引いたり倍にしたり半分にしたりと、自分でどんどん工夫してしまう(それもかなりのスピードで)ので、どう考えてその答えになっているのかわからないこともあるのですが、あまりのある割り算を考えているのを見ていると、先にあまりがわかるようなのです。
面白いなぁと思って見ていると、9で割るある問題を考えていた彼がふと尋ねてきました。

「これ、足してって90より多くなったら、それがあまり?」

まだ低学年なのでその言葉だけだと何が言いたいのか今ひとつわからず、どういうことか尋ね直してみました。
すると、割られる数が確か75とかだったと思うのですが、その数に9を90を超えるまで足していったら、超えた分があまりになるかという質問だったのです。

え?ん??

そんなことこれまでの人生で一度も考えたことがなかったので、ためしに足していっていくつか確かめてみたところ、確かにそうなんですね。

75+9+9=93 あまり 3
82+9=91 あまり 1
68+9+9+9=95 あまり 5

もちろん、9の段以外でも、理屈を考えたら確かにそうなんですよね。
引き算していってという発想は普通に思いつくように思いますが、多分その子にとって75や82などのように100に近い数になると、引いていくより10回分の数よりどれだけ多くなるかで考える方が簡単だと思いついたということなのだろうと思います。

当然ですが、割られる数の小さいものはわざわざそんな面倒なことはせず、あっという間に正解を出していましたので、割られる数が大きくて大変だなと感じたときの工夫なのでしょう。

更に言えば、この彼の方法だと、上に例を挙げた式を見ると、少し考えれば割り算の答え自体も出るんですよね。

「75+9+9=93」ということは9を2回足したら10回分を3超えた。つまり、この式からわかるのは「75は9が8回分とあまり3」ということです。
「68+9+9+9=95」であれば、3回足したのですから、「7回分とあまり5」ですよね。

最低限のことしか教えないでいると、これまで全く思いつかなかった発見を次々と目にすることができます。
本当に幸せなことです。

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2012年9月18日 (火)

地理や世界史に興味を持つには

私自身、地理も歴史も好きになれず、テスト前にしぶしぶ丸暗記してはすぐに忘れ…という勉強しかしてこなかったのですが、大人になって感じるのは、地理や歴史について詳しい人を見るとかっこいいなぁ、素敵だなぁと感じる半面、ちゃんと学ばなかった自分に少しコンプレックスを感じたり…。

かといって、また1から勉強してみようという気にはならないのですが、デビスカップのプレーオフを見ていたとき、対戦国だったイスラエルの監督さんが、3勝中2勝した選手が今日が誕生日だったのと、イスラエルは今日が新年なので、何か特別な力が働いたのかもしれませんというようなことをおっしゃいました。

それを聞いて、なんで9月の半ばが新年なの?何か聞き間違えたかな?と思ったので、ちょっとネットで調べてみました。
すると、イスラエルにとってというよりはユダヤ暦が元になっているそうで、ユダヤ暦では今年は5773年。
そして、今年は16日から18日が新年(ローシュ・ハッシャーナー)の期間だと書かれていました。
ユダヤ暦では毎年その「ローシュ・ハッシャーナー」の日が違っていて、去年は28~30日、来年は4~6日と書かれています。

確かに、正にイスラエルが死闘を乗り越え、念願のワールドグループ昇格を果たしたその日が新年の始まりの日だったようです。

例えば、こんな風に、え?なんで今日が新年なの?と思ってイスラエルについて調べ始めると、そこからユダヤ人、ユダヤ教、ユダヤ暦など広がって行き、自然と地理や歴史について学ぶひとつの機会になるわけです。
そして、こういう学びは教科書などを読んで丸暗記した知識とは恐らくくらべものにならないと思うのです。

もちろん人それぞれ好き嫌いがありますので、放っておいてもどんどん学んでいく子もいるだろうと思いますが、え?なんで?と思うようなきっかけがたくさんあれば、私のように地理や歴史が好きでない子でも、もっと楽しく学ぶことができるのかもしれませんね。

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2012年9月17日 (月)

どうしてでしょう?

聞くたび違和感を感じて、でも、もしかしてその使い方もするのかな?とちょっと弱気にもなり、調べてみたり友人たちに聞いてみたりしたのですが、どうやらやはり私が感じている違和感が正しいようなのです。

何の話かというと、ここ1、2年、TVでサッカーをかなり見るようになり、実況や解説の方たちが当たり前のように使っている表現で2つばかり、とても気になる言葉づかいが…。

試合中、何かうまい動きなどを見せたときなどに「今のはユウコウテキですね」とか「これはユウコウテキです」と少なくない方が言うのです。
また、これももう何度も何度も耳にしているのですが、試合中こむら返りを起こした選手などに対して「足をつりましたね」とか「足をつったみたいですね」とかいう方も大勢いるのです…。

後者に至っては、「足がつる」という使い方をしたのを聞いたことがないほどで、サッカーでは特別に「足をつる」という決まりでもあるんだろうか?と思ってしまうほどです。

前者の「ユウコウテキ」はもちろん、効果がある、有効であるという意味で使っているのですが、「ユウコウテキ」は「友好的」ですよね?
あまりに誤用が多いので、「有効的」と一発変換できてしまうのがすごいところですが…。

有効という言葉自体、効果、効き目があるという意味なわけですから、どうしても「的」をつけたいなら「効果的」というべきだと思うのですが…。

聞くたび気になってしょうがないものの、それでもずっと言い続けているということは、誰も指摘をしないということなのでしょうし、そうなると、それを何度も耳にしている子どもや若者たちはそれが正しいと思ってしまうような気もして、ますます気になってしまいます…。

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2012年9月16日 (日)

デビスカッププレーオフに釘付け。

今日はオフでしたので、完全にオフのネタです。

14日から、テニスの国別対抗戦デビスカップのプレーオフが有明で開催されていて、連日LIVEで見られる時間はLIVEで、無理なときは録画で見ていたのですが、今日は13時頃からシングルス2試合。

初日シングルス2試合、2日目にダブルス、3日目にシングルス2試合の計5試合の勝敗で争うようなのですが、エース錦織くんが肩の違和感で初日出場を取りやめ、結果初日は1-1、2日目のダブルスには負けてしまい、1-2で迎えた今日のシングルス2試合。

日本としては両方勝たなければワールドグループに残留できないという後がない状況の中、まずは錦織くんがエース対決で4時間半にも及ぶ激闘に勝利。なんとか望みをつないだものの、次の添田くんが、本当に本当にいい試合を見せてくれたものの惜敗。27年ぶりにワールドグループに返り咲いたものの、またチャレンジャーに戻ってしまいました。
しかし、2試合が終わったのは夜の22時頃。本当に両国選手とも全てを出しつくした見ごたえのあるいい試合でした。(途中から涙なしには見られなくなりました…(苦笑))

これまでテニスは時々見るぐらいだったので、詳しくは知らなかったのですが、デビスカップの仕組みを少し学んだところ、今の日本のメンバーなら来年またプレーオフ参加の権利を得て、ワールドグループに返り咲いてくれるのではと思っています。

それにしても、一流の選手たちのあの真剣な姿は本当に見ているだけで感動します。
こんなにスポーツ観戦にのめり込んでしまうのは、真剣な姿を見ることで、自分ががんばってないことからの逃避をしているのかもと少し反省…。

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2012年9月15日 (土)

1週間終了。

あっという間に9月も半ばになりましたね。
朝夕は多少涼しくなり、日によっては半袖だと肌寒いほどでしたが、日中はまだ暑い日があったりで、子ども達も学校疲れ、運動会の練習疲れ、一部家庭科のナップサック作り疲れなどが見受けられた1週間でした。

今日は土曜だったので比較的いいペースの子が多かったようには思いますが、男の子が2人ばかり、なぜか話を聞いてくれず、そのくせ問題がわからずにどこかに入り込んで、ますます人の言葉に耳を貸してくれず…という状態になったりして、ホントどうして…と思ったりもしました。

しかし、子ども達とレッスンをしていてしみじみ感じるのは、展開図などの問題が得意な子と苦手な子というのははっきりわかれるなぁということでしょうか。
何度も書いていることではありますが、空間認知の力が弱くても、小さい頃から意識してその能力を使っていけばある程度は伸ばすことができるようには感じていますし、ある程度成長した後でも、努力で多少は改善されるものなのだなというのは自分が身を持って感じたことでもあります。

それでも、展開図などの問題を苦もなく解いていく子達を見ていると、この子達の頭の中ではもうごくごく当たり前のようにこれが組み立てられていく映像が思い浮かんでいるんだろうなぁと、見えない頭の中を想像して羨ましくなったりもしますし、また、とにかく苦手だという子を見ていると、そうなのよね、苦手な子はよほどがんばらないとこれに関しては苦手な状態から抜け出せないのよね…と、自分もそうだったので、共感しつつ気の毒にもなります。

今日1人の子が展開図の問題で、とにかくあり得ないほどちんぷんかんぷんな答えを連発していたのですが、たまたま今日のコンディションが今ひとつだったのか、本当に苦手なのか、次回また様子を見たいと思います。

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2012年9月14日 (金)

面白すぎる・・・。

今日のレッスンでのこと。
普段は算数のセンスもあってよくできる高学年の子が、今日はやたらと不調です。
それはあり得ないでしょう?というようなことをしたり、簡単な計算ミスを連発したり、文章題はことごとく答えに単位を付け忘れたり・・・。

いつもに比べてあまりにも不調なので、レッスンの終わりに「どうしたん、今日?運動会の練習でもあって疲れてるん?」と尋ねたところ、
「え、運動会はない。」と答えたので、ああ、そういえばこの子の学校は春に終わったんだったなと思い、じゃあなんで?と思いかけたところ、答えに続きが。

「家庭科でナップサック作ってさ。今度自然学校があるから・・・。」

ん?ナップサック作って疲れるか?

「え?ミシンで縫ったん?」

「え?ミシン違う。手ぇ。」

「え?手縫いなん?キルティングの生地なんじゃないの?」

「え?キルティング?わからん。」

「え?ぺらぺらなん?綿みたいなのが入ってるんじゃないの?」

「え?わからん。細くはないけど、なんか布。」

ほ、細くはないって・・・。(笑)
そこで、計算用紙に斜めの格子模様を描き

「こんな風に縫ってある布じゃないん?」と尋ねると

「ああ、そう!」と。

うん、確かにこの子は家庭科で消耗しそうだ。(笑)

そのあともなんだかんだぶつぶつ言っていましたが、ほんの1時間家庭科で縫い物をしただけでここまで消耗するとは・・・。
まあ、よく考えたら、この子は体力がないわけではないので(野球少年ですし)、運動会の練習でそこまで不調にはなりそうにないもんなぁ。

たまたま先日読み終わったばかりの本に、集中力や記憶力の最大の敵のひとつはストレスだと書かれていましたが、この子にとって家庭科は想像を遥かに超えるストレスだったということなんでしょうか。(苦笑)

これまで、調子が悪い子がいると体育やプール(も一応体育ですが。)があったのかなとか、天気が悪いからかなとか、暑かったからかなとか、そんなことを思っていましたが、これからは何かでストレスがかかったのかなということも予想の中に入れなくてはと思いました。

どんなナップサックが完成したんだろうなぁ。
でも、キルティングの生地を手縫いは確かにちょっと大変そうな気もしますね。

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2012年9月13日 (木)

最近考えていること

そもそも私自身の能力の問題があるので、考えても実現させることができるかどうかはわかりませんが、最近ちょっと考えています。

これまでに、公立上位校合格を希望する子を対象にして、小6の間に中1の内容もほとんど終わらせてしまい、中3は余裕を持って入試対策に当てるという塾の話は聞いたことがあるのですが、多くの塾は中学入試や高校入試というのがひとつのゴールなのだと思います。
また、高校の数学になるとかなり専門的になってくるため、それを指導できる講師というのも中学生までを指導するのに比べれば明らかに少なくなってしまうというような塾側の事情もあると思います。
更に、塾に通わせているご家庭でも、中学受験をするならそれに対応した塾へ、高校受験ならやはりそれに対応した塾へというのが自然だと思いますし、一斉指導で先取りをするのはやはりある程度の範囲までに限られてくるのだろうとも思います。

さて、本題へ。
これはもう本当にたまたま、その時の子達がみんなしっかりがんばったからというだけで、私の指導力云々というつもりは全くありませんが、教室を始めたときに来てくれた小1の子達がこの春高1になり、その頃の1年生は人数も限られていましたので、少なくとも小5、6年まで続けてくれたという子達は片手で足りるほど。
ですが、1人はバスケで県代表とかにも選ばれるような子だったので、バスケの強い高校を選んで進学したものの、ほかの3人が神戸高校の総合理学、普通科、市立西宮のグローバルサイエンスと、軒並み名だたる進学校に進学したようなのです。(1人は中3卒業まで来てくれていましたが。)

みんな小学生の頃にも算数は結構よくできていましたし、中3まで一緒に勉強した子はそれこそ、もう私の方が負けてるんじゃ?と思うぐらいの成長を見せてくれていました。
しかし、そんな子達がみんな、高校に入ると急激に難易度も上がり、進度も早くなるため、かなり苦労しているようなのです。

進学校は授業の進度が早いというのは普通といえば普通なのだと思いますが、彼ら、彼女らはもう少しじっくり考える時間を与えてもらえるなら、もっと落ち着いて理解できるのではと思えてなりません。

教科書改訂で小中学校での学習内容が増えたとはいえ、教室に来てくれている多くの子達は週1回1時間だけのレッスンでも学校より遥かに早いペースで進んでいますから、もし中3までの時間をもらえるのであれば、少なくとも高1の範囲の数学を中3までにひと通り終わらせてしまえば、もう少しじっくりと高等数学を学べるんじゃないのかなと、それを考えています。

ただ、そのためには私自身が少なくとも数Ⅰと数Aは全てわかる状態にならねばなりません。
もちろん、まだ考えているだけで、そのニーズがあるのかどうかもわかりませんし、とりあえず今の時点では恐らく中3まで来てくれるであろう子が、中1の今の時点で既に中2の内容がほぼ終わりかけているので、少なくともその子にはなんとか高1内容まで一緒に学習できるよう準備しようとは思っているところです。

うちの教室として対応できるかどうかはまだわかりませんし、また、ニーズがあるかどうかもわかりませんが、公立上位の高校や高校受験で私立の難関校を目指す予定のお子さんがおられるご家庭は数学に余裕がある場合、高校数学を中学のうちに学び始めるということを考えてみられてはと思ったりしている今日この頃です。

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2012年9月12日 (水)

具体物と絵の違い

子ども達を見ていると、イメージするのが得意な子と苦手な子がいるわけですが、中でもその差が顕著に表れるのは空間図形(展開図や立体の切断、図形の回転など)を学習する際です。

過去ベストセラーになってから比較的よく知られるようになりましたが、一般的に男性(男脳)は空間認知に優れているというのは確かにそういう傾向があるなと、子ども達を見ていて感じます。

ただ、もちろん頭の中のことですので、女の子で得意な子もいれば、男の子で苦手な子もいますし、小さい頃からその能力を伸ばすよう働きかければ、苦手な子でもある程度まではその力を伸ばせるようにも感じています。

さて、話はそれに少し関係あるようなないような…。

子ども達とレッスンをしていると、教具など実際に動かせる具体物を使ってやりとりをしているときはかなりスムーズに答えられるようになった後で絵が描かれているプリントに取り組んでもらおうとすると、ぱったりと動きが止まってしまうことがあります。
具体物と絵がリンクするように声かけをしてみてもどうしてもつながらないこともあり、そういう場合はぴんとくるまで具体物を使いながら学習を続けることもあります。

そして、今日のある高学年の子のレッスンでは正方形を回転させていくと、ある頂点が描く線がどんなものになるかを考えるものがあったのですが、なかなかピンと来ないようなので、コンパスを渡して考えてもらったものの、どうしてもあるポイントに気付かないようです。

もう高学年ですし、男の子で算数のセンスも比較的ある子でしたので、どうしようかなと思いつつ、とりあえず正方形のプレートを持って、図と同じように置き、その子が気づいている最初の90度分の回転だけを見せたところ、突然、さっきまではどうしても思い描けなかった動きをフリーハンドで描き、すぐに正解を選びました。

その反応があまりに早かったので、正直少し驚いたのですが、高学年になっても、そして、実際に答えがわかるまで動かして見せなくても、描かれた動かない絵と動かすことができる具体物とではそんなにも感じ方が違うものなのだなと。

もちろんこれも個人差やその日のコンディションの差なども影響してくるとは思いますが、しっかりイメージできるようになるまでは具体物を使うことの重要性を改めて感じた出来事でした。

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2012年9月11日 (火)

語彙を増やす

教室に来てくれている子たちの中に、算数は結構よくできるのに、国語になると、なんというか、え?その言葉も知らないの?というようなことまで知らなくて、しばしば驚かされる子がいます。

もちろん、子ども達の中には本を読んだりするのが好きではない子も少なからずいますし、興味が持てないことはなかなか頭に入らないというのは普通のことですので、その子は言葉というものに対してあまり興味を持たぬまま過ごしてきたということなのかもしれないなと思います。

ただ、語彙は本などを読む以外にも、特に子どもの頃であれば、増やす機会はいくらでもあるはずです。
例えば、周囲の大人が敢えて少し難しい言葉を使って、「どういう意味?」と尋ねてきたら辞書を調べさせたり、一緒に調べたりと、分からないことは調べるという習慣を身につけさせる。
テレビなどを見ていて、これは知らないかもしれないなと思う言葉があれば、「どういう意味かわかる?」と尋ねてみる。
子どもが何か話してきたとき、同じ内容を違う言葉で言いかえてみる。
ぱっと思いつくだけでも、そんなことを意識することができそうですし、他にも色々あるのではと。

私自身、ある程度成長してからは難しい言葉が並んだ本が苦手で避けてきたため、友人などが難しい言葉を普通にさらっと使っているのを見聞きすると、(うわぁ、賢いなぁ、かっこいいなぁ)と思いますし、言葉を知らない自分が恥ずかしくなったりもします。

それに、自分が知っている言葉の範囲が狭いと、人が話していることがきちんと理解できない、間違って解釈してしまうということも起きてきますから、やはり、使える語彙、知っている語彙は多いに越したことはない気がします。

そしてこれは、何も国語の勉強とか、テストでいい点を取るためとかいう狭い範囲の話ではなく、とても大事なことなのではないかなとも思います。

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2012年9月10日 (月)

久しぶりに少し書店をうろうろと。

今日はレッスンはお休みで、午後から少しだけ出勤して仕事をし、早目に帰路につきました。
帰りに間の駅で降りて買い物をしていたところ、気づけば外は豪雨。そのうち雷まで光り始め…。

家を出たときにはほぼ降っておらず、教室を出るときには上がっていたので、傘を持っていなかった私は、これではさすがに帰れないと、買い物を終えた後、大型書店へ。

何かはっきりした目的があるわけではなかったので、たくさんの棚に表紙が見えるように並べられている本たちをつらつらと眺めて歩き、気になるものは手にとってみてと、久しぶりに少しゆっくり書店をうろうろ見て回りました。

大人向けの本は気になればネット書店で購入してしまうことも少なくありませんが、子ども向けの本はネット書店だと大抵中身が見られませんし、実際手にとって見ないことには分からない面も多いので、子ども向けの本が並んでいる一角に足を運ぶと、幼児・児童向けのある図鑑が目に留まりました。

これからほかのシリーズも出るのかもしれませんが、東京書籍が出していて、「やさい」と「くだもの」の図鑑で、子どもはちょっと楽しいんじゃないかな?というしかけがふんだんに取り入れられています。
1冊2000円ですが、思わず2冊とも購入してしまいました。
私が気にいって買ってしまったのですが、子どもたちは興味を示してくれるでしょうか…。ちょっとドキドキ。
そんなこんなでしばらくうろうろした甲斐あって、ほぼ止んだようでしたので、無事帰路につきました。

さて、明日からまた1週間元気にがんばりましょう。

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2012年9月 9日 (日)

まだ決めかねていますが…。

ブログを書き始めてから、6年半余りになりました。
基本的に飽き性で無精者なもので、書いたり書かなかったりしたら、きっとすぐ続かなくなると思い、どんなに短かろうと、内容がなかろうと、それがただの形式的更新であっても、毎日更新を続けてきました。

ただ、書き始めた頃は世の中もブログが盛り上がり始めた頃で、その頃は私も多くの方のブログを覗かせて頂いていました。
しかし、最近はフェイスブックやツイッター、ミクシなど、色々なSNSと呼ばれるものがそれにとってかわり、数年前にはブログを書いておられたお知り合いの先生方も大半がおやめになっておられるようです。

とはいっても、私自身はまだやめるつもりはないのです。
ただ…レッスンがない日、限りなく怠惰に過ごしてしまうことが多い私は、オフには本当に極めてどうでもいいくだらないことしか書けないことも多く、今日も数時間前から書かなきゃなぁとブログの画面は開いていたものの、何を書いたらよいのやらと…。

先にも書きましたように、書かない日を決めるとずるずる書かなくなってしまいそうで、まだどうするか決めかねてはいるのですが、オフの日は更新をお休みさせて頂こうかなと思ったりしています。
ずるずる書かなくなる可能性を回避するため、「今日はお休みです。」とか1行更新をさせて頂くかもしれませんが…。

どうぞよろしくお願いいたします。

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2012年9月 8日 (土)

これまたすごい!

教室に来てくれている子達の多くは、九九の暗記より先に意味を考えて掛け算を学びます。
学校で覚えるように言われるまでは、ここでは敢えて覚えるようにも言いません。
そして、九九を覚えていない状態のまま、割り算まで進んでいく子たちがいるのですが、今回、そんなひとりの子が自分なりに見出した考え方を見てびっくり!そして、かなり感動してしまいました。

九九は覚えて使うものというのが、私自身子どもの頃には当たり前でしたので、掛け算の意味を考えたり、計算を工夫したりという発想は残念ながら出てきませんでした。
しかし、九九を覚えていなければ、ただひたすらにたしていくのは大変なので、その子なりに工夫しているのが伺える場合が多いのですが、割り算ではこれまで、目立った工夫というものには出会った覚えがありませんでした。

今回の子が自分なりに見出した方法はというと…。

プリントに割る数をいくつも書き並べ、その後で10の補数(7と書いたらその上に3、6なら4というように)を書いて、それを見ながらそこそこ速いペースでどんどん問題を解いていくのです。
割る数が2のときには何も書いていないようですし、3や4のときにも補数のような書き方はしていません。
初めは、割る数を書き並べて足し算していき、割られる数になるまでを考えているのかと思っていたのですが、補数を書いているのを見るとどうやらそうではないようです。
時には10の補数の組み合わせをいくつか書いた後、一番端に2とか4とか更に何か数字を書いています。

う~ん…なんだろう…。
しばらく考えても思いつかず、「それ、どうやって考えてるの?」と尋ねたものの、笑いながら「え?10にしてるだけ」と、答えにならない答えが返ってきたため、再びじっと書かれているものを見てあれこれ考えていたところ、あ!!そういうこと?!と気づき、それまでに書かれているものを見返していくと、やはりどうやらそのようです。

その子の考え方というのは…。
例えば、「61÷8」であれば、

まず 8を6個書き並べ、次にそれぞれの上に補数の2を。(10の組が6つ。) そして、端に「1」

 222222
 888888 1

合計で割られる数の「61」になるようにこんな風に書いた後、8がまずは6回。あとは補数で2が並んでいる中に8がもう1回分。そしてあまりが2と2と1で5。そんな流れで考えているようなのです。

当然、こんな方法を普通の大人が思いつくはずもなく、本人も誰かに教わったのではなく自分で考えたと言っていましたので、それは間違いないだろうと。
でも、すごくないですか?自分で10を割る数とその補数に分け、補数部分で更に何回か取れるか取れないか判断し、あまりまできちんと出す。
そして、この方法は、九九を覚えていない子でもかなり正確に、それなりに速く解くこともできそうです。

ああ、もうホント、子どもって天才!
手取り足取り教えずに見ていれば、面倒ならその子なりに工夫しようとして、その結果、こんな思ってもみない素晴らしい解法を見出したりするんですよね。
かなり感動したのですが、こんな説明で、果たしてこの感動が少しでも伝わるでしょうか…。(汗)

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2012年9月 7日 (金)

ほんとにおもしろい。

5年生になる男の子で、なんとも面白くて可愛い子がいます。
通い始めの頃はちょっと難しそうな問題にぶつかると、すぐ弱音を吐いたり、悪態をついたりしていたこともあったのですが、「できへんとかわからへんって言ったら、余計そうなるから、言ったらあかんよ」と言ったところ、その後、その言葉を素直に守り、私は気づいていなかったのですが、ある日別の子が「え~、こんなんわからん」とあまり考えないうちに口にしたときに、「わからんって言ったらあかんねんで。言ったらできへんようになるねんて。だから、俺はなるべく言わんようにしてる。」と、そんなことを言って聞かせているのを見てびっくり!

そんなとても素直で一所懸命な、だけどとても男の子らしい彼は、しばしば気持ちを和ませてくれます。
今週のレッスンでも、同じ学年で仲良しの男の子と、解いている問題は違うものの、どっちが早く終わるか競争していたときのこと。
相手の子がつまらない引き算間違いをしたので、「それ、引き算間違ってるやん~!」とつっこんだのを聞いて、その子がすかさず、「や~、引き算間違ってるやって~。へへへ~。」とからかうようなことを言いました。
そこで私が、「あ~あ、人のことそんな風に言ったら、自分もそうなるのに~。」と言ったところ、これまた思いがけない反応が。

突然なんだか「オバサマ口調」になって、「まぁ~、引き算間違ったんですか~。いいですね~。(素敵ですねだったかな??)」と。
いや、全然よくないし、素敵じゃないし!!(笑)

ですが、人の失敗を笑ったら自分も失敗するよという意味のことを言われた瞬間、そんな反応を返すのがおかしいやら可愛いやら。
実はその後にももう1回つまらないミスをしたときに、同じようにからかいかけて、また取ってつけたように相手の子を褒めていたので、思わず大笑いしてしまいました。

子どもってしばしば思いもよらない反応をすることがあって、ほんとにおもしろいですよね。

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2012年9月 6日 (木)

将来が楽しみで仕方ない(笑)

これまでにも何度かブログに取り上げたことがある、かなり個性的な天才系の男の子がいるのですが、またしみじみと、うん、この子は絶対将来すごい人になるはず!と、もうおかしくて可愛くて、しょうがなかったことが。

教室には大人向けや子ども向けの本が結構たくさん置いてあり、全て貸し出し自由なのですが、いつまでも戻ってこないものも少なからずあるので、借りたまま忘れてしまっている子もちらほらいるようです。
ただ、大半の子がきちんと返してくれているので、未だ貸出簿などをつけることもなく、「貸してください」と言えば貸し出すことにしています。

そして、子ども達が本を返すとき、借りた場所を覚えていてきちんと返してくれる子や、場所が分からず尋ねてくれる子もいる一方で、とりあえず空いていればどこでもいいやと返してしまう子や、どう見てもそのサイズはここには入れないでしょ?というところに無理矢理押しこもうとする子も。
また、レッスンが始まって、返すところを見ていないときもあるので、終わって本棚を見ると、上下逆さまになっていたり、背を奥に入れてしまって本のタイトルが見えなくなっているなんてことも。

しかし、ある日の帰り、本棚を見るとなんだか不思議なものが目に入りました。
ん?これ、表紙だけなんだけど…。

色々ある中で特に子どもに人気があるシリーズのうち1冊が、本ではなく、その表紙だけが器用に本棚に戻されているのです。
そのシリーズを借りていて、その日に返したうち、そんなことをしそうなのは…と思い当たったのは天才系の彼。

お休みをはさんだりもしたので尋ねるのを忘れていて、今週のレッスンでようやく尋ねることができました。
私としては、超個性派の子なので、もしかすると本を返したつもりでいるかもしれないとも思い、「この前表紙だけが立ってたんやけど、中身探してきてくれる?」と言ったところ、思いがけない反応が…。

「ぐふふ、バレたか。」

をい!!(笑)
そうか…確信犯だったのか。

お迎えに来られていたお母さまはびっくり!恐縮して謝られてしまったのですが、私としてはもうなんともおかしくて、可愛くて、これまでそんなことした子が誰もいなかっただけに、ますます彼の将来が楽しみになってきました。

中学受験を考えておられるようですので、あとどれだけの間一緒にレッスンさせてもらえるかわかりませんが、どんな大人になるのか、是非見届けてみたいと思ってしまいます。

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2012年9月 5日 (水)

心配していたことが・・・。

2学期が始まって3日目。
今日は日中、また気温も高めで、学校によっては運動会の練習も始まっていたりするようです。

今日はお休みの子はおらず、みんな元気に来てくれたのですが、いつも真面目に取り組んでくれる1年生の女の子たちが、眠そうだったり、集中が続かなかったりと、早くもちょっと学校疲れ?という様子が見受けられました。

特にひとりの子は普段余計なおしゃべりもほぼ全くせず、そんなに集中したらさぞ疲れるだろうなと思うほど真面目にがんばってくれる子なのですが、今日は時折意識が問題から離れてしまうことがあったり、問題を解くペースもいつもに比べると随分スローな感じで、おまけに時間ちょうどで、今日は2、3分遅れてきたので、あと数分何かしようかな、でも今日は疲れていそうだしなと、「どうする?終わりにする?今日はちょっとくたびれてるみたいやし。」と声をかけた瞬間、こくりと頷いたのです。

そうか、そんなに疲れてたか…。(苦笑)
それにしては本当にがんばってくれたんですけどね。

運動会シーズンが終わるまで、しばらくはこんな感じの子が増えそうですが、なんとかがんばって乗り切ってもらいたいと思います。

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2012年9月 4日 (火)

やっぱりこれは本物かも。

夏休み中、レッスンをしながら、ん?変わってきたかな?と感じる子たちが何人かいましたが、そのうちのひとりの子との9月最初のレッスンがありました。

自信がないと黙り込んでしまう。問題を声に出して読むとかいうことすらも日によっては大仕事で、頷くか首を振るかでも答えられるようなことでさえ答えてくれずに時間が過ぎていくことも…。
そんな彼女が夏休み中、随分声が出るようになり、質問にも比較的すぐに答えてくれるようになり、その上、とんちんかんな答えをすることが少なくなり、これは変わり始めたのかしら?とちょっと期待をしていました。

学校が始まると学校疲れなども手伝って元に戻ってしまうなんてこともあるかもしれないと心配していましたが、9月第1回目のレッスンは変わらずはっきりした声で問題を読んだり、答えたりしてくれて、問題に取り組む際もなんだか少し自信が感じられました。
おまけに何か尋ねても、これまでのもじもじして口をとがらせていた姿が嘘のように、ニコニコ笑顔さえ出ています。
そして、こなせる問題の量も明らかに増えているのです。

まだ2学期は始まったばかりですが、これはいよいよ本当に変わり始めたのかもしれません。
そうだったらすごくすごく嬉しいんだけどな~。期待し過ぎない程度に次のレッスンも楽しみにしていようと思います。

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2012年9月 3日 (月)

月日が経つのは本当に早いですね…。

今日もレッスンがお休みでしたので、自宅でだらだらしつつも、少しだけ家の片付けやしなければと思いつつ先延ばししていた用事などを済ませ、事務仕事も少しだけ。

しかし、夏休みも振り返ればあっという間でしたが、実は…銀行行かなくちゃなぁ、記帳しなくちゃなぁ、預け入れも…と思っているうちに、気づけば3ヶ月経っていたことが発覚…。
自分の無精っぷりにしみじみ呆れました…。

しばらく手をつけていなかった領収証の整理などもしたのですが、それも気づけば4ヶ月分。
まあ、教室関係の出納は家計簿よりも動きが少ないぐらいなので、少々溜めても大したことないと思っているから尚更そんなことになってしまうのですが…。

あとは、暑さとスポーツ観戦にかまけ過ぎたのとで、ろくに捗っていない読書も少しだけ。
でも、興味ある(仕事には関係ない)本ならどんどん読み進められるものの、仕事がらみの真面目な本は数ページ読んでは休憩…という感じでなかなか進まず…。

ようやく9月になり、暑いながらも日差しに少し秋の気配が感じられるようになってきましたし、読書の秋、勉強の秋と行きたいものです。

さて、明日から2学期のレッスンがスタートします。
みんな元気にがんばりましょう。

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2012年9月 2日 (日)

夏休みが終わりました。

昨日はあんな更新になってしまって申し訳ありませんでした。
土曜はもともと午前中に2コマ、午後から4コマレッスンがあるのですが、昨日はそれに加えて夏の間だけ一緒に勉強させてもらっていた高校生の子との最後のレッスンがあり、その後、月初めだったのでご連絡のメールや事務仕事があり(まあ、普段から計画を立ててやっていないからこういうことになるのですが…)、朝10時過ぎに教室に入り、レッスン後もそうだらだらしていたわけではなく、23時半に教室を出るという、年に数回あるかどうかの1日になりました。

昨日のレッスンはどうしたことが、すっぽりとどこかにはまり込んでしまう子が続出し、なんとか戻ってきてもらおうとあれこれ考えて働きかけてということも重なったため、恐らくいつも以上に脳の限界まで使ってしまったような感じで、帰ってからブログを更新するパワーはもう残っておらず…。

そんな昨日のレッスンで面白いな、でもなんとなくわからないでもないなと思った出来事があります。
どこかにはまりこんでしまった1年生さんとやりとりをしていたときのことです。
小さい子はまだ外で自分でお金を払って何かを買う経験をしたことがないという子も時々いて、たとえ小銭の話でもピンとこないという場合が時々あるのですが、昨日の子はお金は見たこともあってわかるというのですが、10円玉3枚は30円とわかるのに、5円玉3枚も30円となってしまい、そこから抜け出せなくなってしまいました。
1円玉15枚は15円ときちんとわかっているのに、なぜか5円玉3枚だけがぴんと来ないようなのです。

そこで、「10円玉3枚も5年玉3枚も30円ってなんか変じゃない?」と声をかけると、しばらく考えた後、今度は10円玉3枚が60円になってしまいました。(今思えば、5が3つを10が3つと勘違いして、そのせいで10が3つは60になったのかもしれませんが・・・。)

どうにか気づいてもらおうと紙に10円玉と5年玉の絵を3つずつ描いてもらい、まず10円の方を指していくらか尋ねると「30円」と。これなら大丈夫かと、次に5円の方を指して尋ねると「3円?」と。
う~ん・・・どうしたものか・・・。

色々やりとりをしたものの、どうにも抜け出せない様子だったので、ふと思いついて別の質問をしてみました。

「ねえ、100円玉1つと1円玉1つって交換できる?」

すると、すぐに首を横にふります。

「10円玉と1円玉なら交換できる?」

その質問にもやはりすぐに首を横に。
これで戻ってきてくれるか?と(どこかにはまりこんでいる状態から抜け出してくれるかと)

「じゃあ、5円玉と1円玉なら交換できる?」

そう尋ねた瞬間、こくりと頷くのです。
(え・・・・・・。)

驚きはしたものの、多分この子にとって何となく、ぼんやりとお金や数の感覚があって、100円と1円は全く別のものとわかるけれど、5円と1円は同じようなものということなのかもしれないなぁと、なんだか少し納得してしまいました。

これ以上無理矢理にわからせようとしても今日は無理かもしれないなと、その問題はひとまず保留にしたのですが、なかなか興味深い反応でした。

さて、明日は多くの子が始業式ですね。
みんな2学期も元気にがんばってくれますように。

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2012年9月 1日 (土)

すみません。。。

今日はイレギュラーで延べ10時間近くレッスンし、その後事務仕事など。
結局13時間以上教室にいまして、既に限界近く。。。
まともに書けそうにありませんので、今日はこれにて。

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