ホントに好きなんだなぁ
以前上のお子さんが通ってくれていたご家庭の下のお子さんが、就学のずっと前から算数にとても興味があるようだとのことで、年長さんの途中から通ってくれることになりました。
今は1年生になりましたが、好きだからできるのか、できるから好きなのか(まあ両方とも言えることなのでしょうけれど)、来てくれたときから確かによくできていました。
それも、見ていると、「勉強している」というより、どこか遊びの延長のような感じでとても楽しそうに軽やかに進んで行くことが多く、しばしば驚かされていました。
まだ小さいのであまり考えなくてもできる筆算や九九の暗唱などは後回しにして進んできたのですが、九九は覚えていないものの、掛け算はかなりの速さと正確さで計算できるようにもなったので、とりあえず九九というものがあって、いずれ覚えることになるのだと伝え、九九の暗唱の仕方(にいちがに、ににんがし・・・のようなものですが)が書かれたプリントを読んでみてもらうことにしました。
これまでレッスンをしてきた中で、ほぼみんな例外なく「え?読むだけでいいの?簡単やん!」というような反応で書かれていることを読んでいくという感じになるのですが、その子は「にいちがに、ににんがし」まで読んだときに「あ、わかった、これ、2かける2が4てことやな?」と言ったかと思うと、そこからはプリントをほとんど見ずに「えっと、にさんは6やな、にしは・・・」と読まずに考え始めたのです。それも、なんだか楽しそうに。
その姿に驚いたのですが、そう言えば過去にひとりだけ、やはり算数が大好きだった男の子が同じようなことをしたような気がするなぁと思いました。
言われた通りにやるのはつまらない。せっかく楽しい算数なのに!というような感じが現れているというか、ああ、あの子もそうだったけど、この子も本当に算数が楽しいんだな、勉強という感覚じゃないんだろうなと、見ていて羨ましくなりました。
どこまですごくなっていくのか、今後がますます楽しみです。
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