怒りたくはないんだけど・・・。
子ども達のことは大好きですし、みんなと楽しくレッスンできれば、それ以上のことはないのは間違いありませんし、できるものならいつもニコニコしていたいとは思っています。
ただ、指導力などがおありの先生であれば、怒ったりしなくてもどの子もやる気にさせることができるのかもしれませんが、残念ながら私にはまだそんな力はなくて、怒りたくはないのに時々ピリピリした空気を発せなければならなくなることがあります。
例えば、高学年や中学生の子などに宿題を出したものについて、その子が真剣に考えた上でわからなかったものはもちろん咎めたりはしません。
ですが、一見して、そこまで真剣に取り組んでいないとしか思えないのに、笑いながら「わからへんかった~」なんて言われるとダメなのです…。
仮にできなかったとしても、サボってしまったことを自分で認めていて、神妙に「これだけしかやってないねん」とか、それを反省してゴメンナサイというとか、そういうことがあればまた違うのですが、普段のその子を見た上で、どう考えてもきちんと考えれば全く手が出ないなんてことはないはずだと思えるような場合はスイッチが入ってしまうのです・・・。
ただ、もっとできるはずだと判断して「コワイ私」が発動した場合、ほぼ例外なく「わからなかった」といった問題の何問か、時には全て、何の助けも必要なしに解けるのです。
怒った後、当然、あ~あ、また怒っちゃったなぁとは思います。
ですが、その子にとって真剣に取り組んでもいないのに気楽に「わからんかった~」と言って、それに対して何のとがめもなければ、ああ、これでもいいんやという気持ちを抱いてしまう可能性が少なからずある気がしてしまうのです。
それに、教えるのは簡単ですが、ひとりひとりが自分なりに真剣に考えたこととは身につき方が全く違うのですから、とにかくまずは、できるだろうと判断して宿題にしたものはきちんと真剣に向き合ってほしいのです。
というわけで、今日もまた怒ってしまいました…。
あ~ぁ…。(反省)
明日は誰に対しても「コワイ私」にならずに済みますように…。
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