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2012年8月 8日 (水)

あ、わかったんや!?

あるレッスンでのこと。

2けた同士の繰り上がりのある足し算の学習に差し掛かり、ドットを見せながらのやりとりをしばらくし、その反応が随分早くなったので、ドットの絵が描かれているプリントへ移行。
これまでのその子の反応からすると、絵が描かれているプリントを解くスピードも随分早く、ああ、これは結構分かっていそうだなと、数式だけのプリントへ。

すると途端にぱったりストップしてしまいました。
そこで、式が表しているのはそれぞれ10が何本と1が何個かを尋ねてみたところ、初めは反応が鈍かったものの、なんとか答えてくれました。
それがわかればいけるのでは?と思ったのですが、反応は変わらず、動きが止まったまま。

そこで目の前に数式の先に書かれている方の数の分だけドットを並べて見せ、それで考えてもらったのですが、それまでの反応が嘘のようなスローペース。
どうしようかなぁ、戻ろうかなぁと思いつつ、時々声をかけながら、少し様子を見ていました。
すると、何問目かでゆっくりながらも、そして間違っているものの、間違い方が正解に近づいているのがわかりました。(どう間違えたのか予想できる間違いになったというような感じですが。)

更にそこでもう少し声をかけて(ヒントを出したとかいうわけではありません。)、まだ様子を見ていました。
自信がないせいか、手で隠したり、まだ私が見ていない答えを消して書き直そうとしたりしていたのですが、ふと見ると正解になっている問題がありました。

「うん、合ってるよ!」と言って、ほんの少しの間ほかの子の方を見ていたのですが、ふと見るとさっきまでまだ1問解くこともできなかった程度の時間で3問ずらりと正解が並んでいました。

「うん、合ってる。わかったんやね?」というと、表情が和らいで嬉しそうな顔になりました。
レッスンが終わる時間を少し過ぎていたので、本日はそれにて終了となりましたが、帰り際、お母さまが「わかったん?」とにこにこ声をかけられたところ「うん、なんかわかった」と。

でも、確かに彼女は自分でしっかり「わかった」のです。

「ああ、そうか!」と思う瞬間はいくら私があれこれ手を尽くしても思い通りにコントロールすることはできません。
それでも、それぞれの子にひとつでも多く「ああ、そうか!」と思ってもらえるよう、様子を見て、時間をかけて、あれこれ考えて、声をかけたり、何かを見せたり、ただ黙って見ていたり…とできることをして少しでも手助けができればと思うのです。

それにしても、あのすっきりとした嬉しそうな表情はとてもステキでした。

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