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2012年5月31日 (木)

顔を見ていればわかる。

子ども達とレッスンをしていると、1時間の間にも面白いぐらい表情や態度が変わる子が珍しくありません。

体調が今ひとつだったり、学校で疲れてしまって…という感じでその日1日調子が出ないというようなこともありますが、そうではなくて、あまり興味が持てないことや、考えるの面倒だなぁと思っているようなときの表情や態度と、好きな問題に取り組むときや、集中して考えられているときのそれとは、本当に全く違うのです。

今日も何人かそういう場面があったのですが、1年生の女の子は階下から駆けあがってくる足音が聞えていて、教室に入ってきてもしばらくははあはあ息が上がっていました。
そして、レッスンが始まってもなんだかのらりくらり。今日は疲れているのかな?と思って声をかけると「うん、走ってきたから疲れた!」といって、引き続きのらりくらり。
普段ならそこまで嫌がるような内容のプリントではなかったので、ホントに疲れてるんだなと思っていました。
なんとかそのプリントを終え、次のプリントもまだいささかのらりくらり。今日はずっとこの調子なのかしら…と思っていると、その次のプリントあたりから急に元気になり始め、顔つきも、それこそ目力もしっかりしてきました。
ニコニコ楽しそうに問題に取り組んで、予想以上によくできるのです。

「あれ?疲れてたんじゃないの?もしかして、さっきのイヤやったん?」と尋ねると、「うん」とニッコリ。(笑)
これまでそんなに嫌々やっていたわけではないものでしたので、それは予想していなかったのですが、その後の様子からすると少なくとも今日は「これはやりたくないなぁ」と思いながらやっていたのだろうと思います。

ほかの子達も調子がいいときとちょっとおかしくなっているときなどの表情の違いはほとんどの場合見ているとわかります。
そして、今ちょっとおかしいみたいだなと感じたときには一旦その問題を離れるのがひとつの対処法のように思います。

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2012年5月30日 (水)

数日ぶりの。

年間予定で毎月4回のレッスンになるよう予定を組んだところ、昨日今日は通常レッスンがお休みということになり、日曜から3日間お休みでした。
日月の2日レッスンがないことは少なからずありますので、それより1日長くお休みを頂いただけなのですが、なんだか1週間ぐらいレッスンをしていなかったような気分なのはどうしてなのでしょう。

今日は通常レッスンはお休みでしたが、振替とイレギュラーのレッスンの方が2組おられましたので、夕方少し出勤していました。
小さい子達は本当に一所懸命で、反面、体力と頭の働きとが直結しているというか、疲れて眠くなるとてきめん全く進まなくなるなんてこともあって、見ていて飽きることがありません。

ただ、今日、ああ、やっぱりこうなるよね…と思ったことがひとつ。
足し算にしろ引き算にしろ、もちろん掛け算でも割り算でもなのですが、筆算の計算が続くと、調子がおかしくなってくる子が少なくないのです。
筆算ばかり続くとそうなる子が多いし、面白くもないので、よほど楽しそうにやっている場合を除いて、2、3枚やったら違うものをやってという風に進めるのですが、それでも、ほんの今までできていたことが突如できなくなるというようなことが起きたりします。

今日の子も、1枚目は順調に、2枚目もかなりよくできていて、違うプリントを挟んで3枚目の筆算。桁の多い、間に0が並ぶものだったのですが、3問目ぐらいまではちゃんとできていたのに、4問目で突如それまでと全く違うことをし始め、声をかけても戻ってこられず、一旦保留にして全く別のプリントをやってもらいました。
すると、そのプリントはまたしっかり考えてきちんと答えを出していくのです。そして、予想以上にすんなりと終えられたので、ためしにさっき詰まってしまった1問だけやってみてもらおうとプリントを戻すと、今度はあっさり正解。
やはり、筆算が続いて何かおかしくなっていたということなんだろうなと。

普段しっかり考えられる子たちが筆算の単純計算が続くとおかしくなることがあるというのは、ちょっと気になることです。
少なくとも低学年の間ぐらいは、単純計算は一度にさせるのはなるべく限られた量にとどめるのがいいのだろうと思いますので、ご参考までに。

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2012年5月29日 (火)

変な天気でしたね。

結局昨日(というか今日ですが)も明け方まで夜更かし(?)してしまい、目覚ましはセットしていたのですが、しっかり止めて二度寝していたようです。
ちなみに、昨日お休みだったので、洗おうと思いながら先延ばししていた毛布を洗濯し、干したまま寝ていたのですが、すごい雷鳴でぱっちり目が覚め、それと同時に「あ!毛布」と珍しくすぐ頭が回って、大急ぎで取り入れた直後、ものすごい雨が…。
それまでにも多少はパラパラ降り出していたようですが、雷サマサマという感じでした。

今日はこの雨じゃ出る気にならないなぁと思っていたのですが、ほどなく雨が上がり、気づけばまた気持ちのよい晴天。
変な天気だなぁと思いながら、衣替えをしたりぐずぐずしていると、再び外が暗くなり、大雨に雷…。
確かに天気予報でも午後からは荒れ模様と言っていたけど、大当たりだなぁと思いつつ家で足止め。

夕方またお天気になったので、今度こそ!と明日の準備などをしに教室へ。
日月2日の休みというのは普段でもあるのに、なぜか随分長い間休んでいるような気分です。

明日は振替のレッスンがあるだけで通常レッスンはお休みですが、明後日からはまた通常通り。
そして、今週はもう5月が終わって6月になりますね。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2012年5月28日 (月)

メガネ(今日も全くの余談ですが・・・。)

今日もレッスンはお休みで、仕事に関係するものやらしないものやらの買い物に出たり、所用を片付けたりの1日でした。
で、実は数ヶ月前からメガネを新調したいなぁと思いながら、なかなか決め切れず(今のが使えないわけではないので)、メガネ屋さんがあると立ち寄ってはみるものの、決め手に欠けてまた出直し…ということを繰り返していました。

ただ、今かけているメガネは数年前カバンを持っていかれて倒れたときに壊れてしまったメガネの代わりに、とりあえず急いで作らねばと仕事場近くで探して決めたもので、デザインは気に入っているのですが、どこかがちょっと曲がってしまったのか、このところども掛け心地が悪く、値段も手頃な物だったので、新しいのをもうひとつ作ろうかなと。

というわけで、メガネ屋にも寄ったのですが、もうほんと、なんでそんなにあるの?ってぐらい種類があり、また決めかねて挫折しそうになりましたが、今日はこれにしようか、どうしようかと考えているときに年配の店員さんが声をかけてくださったので、決めることができました。(笑)

それにしても、ほんのわずかな違いでも似合う似合わないってのがあるなぁと、しみじみ思うんですが、誰でもそうなんでしょうか?
ぱっと見、どこが違うの?というぐらい似ているデザインのメガネでも、片方はイマイチ、もう片方はしっくりくるみたいな。(はなから似合わないものというのはある程度わかるんですが。)

出来上がりが30日とのことですので、6月からはこれまでより少し明るい印象のメガネ(多分…)でがんばります。

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2012年5月27日 (日)

ホントにみんな違うんだなと。

まあ、そんなのは当たり前なわけですが、子ども達を見ていると、本当にひとりひとりみんな違うんだなぁとしみじみ思います。

もちろん、私が見られるのは極々限られた時間、それも主に算数の学習を通してなわけですが、その違いというのは兄弟や姉妹、双子さんであってもそれぞれ違いますし、大らかで穏やかなおうちの方のお子さんがすごく無口だったり、ばしばしものを言ったりなんてこともありますし、持って生まれたものってのが少なからずあるということなんだろうなと感じます。

実際、うちの親は割とフットワークが軽いのではと思うのですが、私も兄もかなりの出不精でしたし、それは未だに名残がしっかりと…。更に、子どもの頃に親にきつく叱られたとかいうことも、手をあげられたこともないのに、私は小さい頃から怒られることがとても嫌で、悪いことをしてしまったらごめんなさいの手紙を置いて隠れているような子でした。
それは親に育てられた過程でそうなったとは考えづらいですし、遺伝ということでもなさそうな気も。(まあ、医学的なことはわかりませんが・・・。)

子ども達を見ていても、本当に性格も興味も能力もみんなそれぞれ違っていて、奥深いなぁと思います。
そして、その子の興味のあるもの、才能が感じられるものに重点的に取り組めたら、どの子も幸せで毎日充実した日々を送れるんじゃないかなぁと、最近漠然と思っています。

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2012年5月26日 (土)

全くの余談。

今週も無事に終了しました。
今日は学校行事等でお休みの子が何人かいた上に、早い時間がご都合が悪くて夕方にという方もおられ、前半3コマのんびりペースで後半3コマばたばた、頭フル回転という感じの1日になりました。

で、今日は仕事の後ちょっと出かけていたので、帰ってきたら書くことを思いつかず、小一時間ほど前から軽い頭痛にも見舞われているものですから、今日は極めて余談を…。

土曜は午前中からレッスンなので、早起きが苦手な私は大抵お昼は何か買っていくのですが、今日出勤前に寄ったお店で3つほど商品を手に取ったのですが、そのうち1つは値段がついておらず、まあ、そんな驚くほど高いわけでもないだろうと値段を聞かずそのままレジへ。

すると、3点の合計金額が「¥777」でした。
レジのおばさまが言ったときにはっきり聞き取れず、レジの表示を見たら「777」。
値段を確認しなかったものは思った以上に高かったのですが、そのお蔭で予期せぬ7並び。
なんでぞろ目だと嬉しいんでしょうね。朝から何となくついてるような気になって出勤しました。厳密には思ったより高いものを買ってしまったというのに!(笑)

来週は火曜・水曜は通常レッスンがお休みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2012年5月25日 (金)

積み重ねてほしい。

この春から来てくれた子のひとりが、うちに来てくれる前にしばらくプリント反復形式の教室に行っていたとのことなのですが、おうちの方のお話でも既に文章題はどうもあまりよくわかっていないみたいですとのこと。
まだ低学年で、そういう教室に通っていた期間もさほど長くはないようなのですが、反応を見ていると、既に文章題はとりあえず足してみて、私の反応を伺って、すぐに丸がつかなければ消して引き算に変えてみて…というようなことをすることが確かに少なからずあります。

こういう反応をする子はこれまでにも何人もいましたので、特に驚きませんし慌てもしませんが、そんなことをしてできても何の役にも立たないということに早く気付いてもらう必要はあります。
とにかくなんでもいいから式を書こうとする子には、必ず、「式はいいから、答えを考えてみて」とまず声をかけます。
それでもまだ適当に数字を並べているだけで、考えている様子が見られなければ、問題をその子自身の状況に置き換えて聞かせてみたり、絵を描かせてみたりもします。

今日のその子も、シールを20枚持っていて、お兄さんと妹に6枚ずつあげたら残りは何枚になるかという問題で、最初に「20-6=14」と書いたので、「~~ずつ」の意味がわかっていない場合もなくはないですし、もう一度問題を読んでみてと声をかけたところ、「あ~、違ったかなぁ。」と言いながら、「20+6=26」と書きました。
これは正直なところ、全く何も考えていない状態です。
あげているのに増えるわけがないのですから。

そこで、問題を声に出して読んでもらい、式はあとからでいいから、何枚になるか考えてと声をかけてもうしばらく待ちました。
最初はこちらのほうをちらちら見ながらのらりくらりしていましたが、「誰にあげたの?」と尋ねると、「おにいさんといもうと。」と答えたので、「そうやね。」とだけ言って、また黙って待っていました。
そのうち諦めたのか少し真面目な顔つきになり、もうしばらく待っていると、「20-12=8」という式を書きました。

あげた枚数をまとめてしまった式ではありますが、ようやくその子の中で問題に書かれた出来事がイメージされたということです。
大きな丸をつけると、「あぁ~、そうやな。そういうことやな。」となんだか満足げ。
ですが、この「あぁ~!」という経験を積み重ねることは本当に本当に大事なことなのだと思っています。
そんな経験を重ねることで、わかることの快感が身について、しっかり考えるようになっていってくれるので。

さて、明日は学校行事などでお休みの子や時間変更の子が多く、1人の時間がある一方4人の時間もあったりですが、明日も元気にがんばりたいと思います。

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2012年5月24日 (木)

「できる」と「わかる」

できるのとわかるのは違うというのは、しばしば言われることですが、レッスンをしていても、ああ、そういうことなのかもなと思うことがあります。
今日のレッスンで、ある子と約分の学習をしたのですが、「約分ができる」というだけなら、やり方を教えてしまえばほとんどの子ができるようになるはずです。
そして、そのやり方の説明もさほど難しくはないので、教える方も言ってしまった方が早い。子どももその方がすぐ答えは出せるようになる。そういうものなのではないかと思います。

約分を習うまでには倍数や約数の学習をしているわけですから、分子と分母の最大公約数を見つけて、それで分子と分母を割ることが約分だといえば(もちろんもう少し丁寧に分かりやすく説明するとしても)、約数を見つけることができる子であれば、約分もできるようになるでしょう。
そして、習熟するには慣れるまで繰り返せば、大抵の子が苦もなくできるようになるはずです。

ただ、それだと、答えは出せるしマルももらえるものの、何をしているのか、分母と分子を同じ約数で割るとどうなっているのか、そういう部分を端折ってしまうと、それは「わかった」とは言えない状態なのではないかと。

今日のレッスンでも、いつものように、最初は絵を描かせて何問か考えてもらい、本人が気づくのを待っていました。
最初は絵を描いてもパッとは答えが出ず、不安そうな表情だったのですが、3問目ぐらいには絵を描いてから答えを出すまでが少し早くなり、その辺りで、「何か気づかへん?」と声をかけて、解いた問題を少しの間見つめてもらって、更に問題をあと何問か考えてみてもらったところ、何問目かに明らかにスピードが早くなり、「気付いたんやね?」というと、こくりと頷きました。

最初に絵を描いて考えることで、量として捉えることができ、それと同じ量になるものということを意識しながら考えることができます。
そして、そういう導入をすれば、次の段階の通分でも、異分母分数の足し算・引き算でも、色々な場面で応用が利くようになる場合が多いように感じています。
そして、自分自身で気づいたこと、理解したことは、教わったことと比べて明らかに忘れにくいようにも思います。

できるだけ本人が気づくという方向に持っていくことを常に心がけて、これからもレッスンをしていきたいと思います。

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2012年5月23日 (水)

脳の仕組みと言われても。

脳科学で研究が進むにつれ、脳についていろいろなことがわかってきて、ひと昔前には「男能・女脳」に関する本がベストセラーになったこともありましたし、子ども達を見ていても、確かにいわゆる「男能・女脳」というのはあるなと感じることはしばしばです。
これは
もちろん、脳の中のことなので、必ず性別と一致しているわけではなく、また、中性的な脳という場合もあったりで、誰でもきちんと当てはまるというものではないと思いますし、また、仮に女脳で空間認知が苦手でも、小さい頃からその部分を意識して鍛えれば、ある程度伸ばすことも可能なのではとも感じています。

ただ、そうは言ってもやはり、最初から空間認知を苦もなくできる脳の持ち主というのはいるようで、子ども達とレッスンをしていても、時々しみじみと羨ましくなることがあります。
そして、今日もそんな子がひとり。

まだ1年生のこの子はもともと空間認知に限らず、算数全般にかなりよくできる子ではあるのですが、今日、立方体の展開図の問題を学習することになり、とりあえず問題を理解してもらうために最初の1問をマグネット式の正方形のプレートを6枚用意して、それを使って問題の意味を説明していました。

そして、問題を理解するや否や、それはもうびっくりするぐらい簡単そうに、「ここは前やな。ここは右やから、こうなって、ここはうしろに来て、ここが上や。」と言った具合に、瞬く間に次々と問題を解いていくではありませんか。

更に、どういうものが立方体ができて、どういうものができないかを考えてもらおうとプリントを出したところ、それもまあ見事にあっさりと、「あ、これはたらん。」「これはここが重なる。」「これはがしっがしっとなってここでぶつかる。」と、プリントに描かれた展開図が明らかに頭の中で組み上げられているのがわかります。

「すごいなぁ。」「ほんまにはやいなぁ。」としきりに感心する私に向かって、「え?だってそうやろ?」と、なんでそんなに感心するの?と言わんばかりの反応を返してきます。

算数全般に恐ろしくよくできるこの子は、何か苦手なことがあるのかなぁと(脳の仕組み的には何かがすごく突出してできる場合は、その分何か苦手なことがあったりする場合もあるようですが)、あまりのすごさにしみじみ見惚れてしまった今日のレッスンでした。

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2012年5月22日 (火)

不思議な反応

今日、ある3年生さんとのレッスンのときのこと。
先日から円の学習が始まり、今日は球の学習へ。
割とすんなり進んだので、これはいい感じかな?と思っていると、半径4センチの球を2個きっちり箱に入れた図が描かれていて、その箱の縦・横・高さを問う問題を見たとき、すぐに横を16センチと答え、高さも8センチと答えたので、(ほぉ、すぐわかったな)と思って見ていたのに、なぜかそこではたと止まり、縦の長さを書こうとしません。
少し待っていると、まずは4センチと答え、「え?なんでそう思ったん?」と言うと、また黙って考え始め、次に12センチと答えました。
箱の絵が斜めから見た図でかかれていたので、何か勘違いをしているのかもと、上から見た図を描いて見せてもどうもまだ考えている様子。
実際に球を2個並べて見せても、どうしてなのか、縦の長さだけなかなか正解に辿り着きません。そこから何度かやりとりしてようやく答えに辿り着いたものの、「あ~!」というような反応はないまま…。

更に進むと、今度は縦12センチ、横20センチ、高さ4センチの箱に直径4センチの球がいくつ並べられるかという問題で、最初は2個と答えたので、またまた、え??と思いながら、きちんと隙間なく詰めるのだと再度確認すると、しばらく考えて次は5個と。
それは横1列に並ぶ数だよなぁ、まだ何か勘違いしてるよなぁと思い、紙に縦12センチ、横20センチの長方形を描き、そこに大体でいいのでどう5個入るのか描いてみてと言って待っていたところ、やはり端1列にきちんと5個並べました。
どう見てもまだ箱にはたくさんスペースがあるので、それを見たら気づくと思ったのですが、そこで動きが止まります。
「え?まだここ空いてるよね?」と絵の空白の部分を指したのですが、それでも気づきません。
少し悩んだ後、工作用紙を12×20センチに切り、その角に1つだけ直径4センチの円を描いて見せました。
すると、何かがつながったようで、少し考えて「15こ」と答えを書きました。

ただ、この子は普段もレッスン中はほとんどしゃべってくれないので、どう勘違いしていたのかは答えてもらえず…。
ですが、直径や半径、その他、同様の問題でもぱっと答えが出ていたところもたくさんあったので、どうしてその2問にそんなにはまり込んでしまったのかは予想がつかないままでした。

今日は方眼の工作用紙で気づいてもらえましたが、子ども達とレッスンをしていると、時折、え??どうして??というような答えが返ってくることがあり、そんなときはいくら言葉で説明しようとしてもなかなか気づいてもらえない場合が多いように思います。

たまたまおかしくなっているだけであれば、一旦問題を離れて違うことをして戻って見ればすんなりいけることもありますし、それでもダメな場合は何か具体物を使って気付かせるか、絵が描けるものは描かせてみる。それでもどうしてもダメな場合はひとまず保留にして後日また取り組んでみる。
そんな対応が大事なのではと思っています。

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2012年5月21日 (月)

意外な出来事

昨日ブログに書いたばかりですが、体験に来てくれたのにほぼレッスンにならず、「もうやらない!」と口もきいてくれなくなってしまった昨日の女の子。
おうちの方からお電話があり、昨日の時点で機嫌よく楽しそうに取り組んでくれた方の子を通わせるかどうか、またご連絡をくださるということだったので、では彼女は通ってくれるのかな?と嬉しく思いながらお話しました。
すると、あれから帰って、全くやろうとしなかった方の彼女も通うと言っているのだと。

おうちの方ご自身も驚かれたそうですが、私にしたらもう本当にびっくり。
ただ、まだ不安も残りますので、もう一度レッスンをさせて頂いた上でご判断頂くということにしました。

それにしても、どれだけ穏やかに促しても取り組みたがらなかったのに、一体彼女の中でどんな考えが廻ったのでしょう。
双子さんなので、ひとりだけやらないということがやはり気になったのでしょうか。

だからといって、嫌々取り組むのはつらいことだと思いますので、まずはもう一度一緒にレッスンをさせてもらって、その様子を見つつ、何をどう進めるのがいいか相談させて頂こうと思います。

さて、短時間ながら昨日出勤していましたので、今日はお休みを頂いていました。
明日からまた1週間しっかりレッスンしたいと思います。

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2012年5月20日 (日)

好き嫌い

今日、少し遠方から姉妹さんが体験に来てくれました。
双子さんと伺っていて、2人とも可愛らしい女の子だったのですが、体験レッスンを始めると、反応に大きな差が。
そして、しばらくすると片方の女の子は「もうやらない!」と言い出してしまいました。

もちろん私が何か怒ったわけではなく、最初に積み木の問題をひとつやってもらい、次に点つなぎをしてもらって…という、まだ全くお勉強らしいことはしていない段階だったので、疲れているのかな?と思ったのですが、どうやらそうではなさそう。
しかし、もう片方の女の子はニコニコ楽しそうにどんどん取り組んでくれます。
その姿を見たら、刺激されてやろうとするかなと思って様子を見ていたのですが、じっと見てはいるものの、自分でやろうとはしません。
おうちの方も私も何度か声かけをしてみたものの、彼女の気持ちは変わらないようです。

結局途中からは片方の女の子とだけレッスンをしている状態になってしまい、予定時間が来た後におうちの方とお話をしていると、好き嫌いも得意なことも全く違うのだとか。
今より幼い頃に二人をあるお教室に連れていったときも、今日嫌だと言った方の子はとても抵抗を示したので、通うのをやめたとのお話も伺いました。

もちろん、子ども達を見ていてそれぞれに興味の違い、得意不得意の違いがあるのはよくわかっていますし、それが同じ親に育てられた兄弟、姉妹であっても、大抵みんな異なっているとも感じています。
しかし、今日は涙は見せなかったものの、時には泣いてまで抵抗するというお話でしたので、まだ小さいのに、そこまではっきりと好き嫌いがあり、双子さんでもそれが全く異なるのだなと、改めて感じました。

まだ読み始めたところなのですが、今読んでいる本で、子どもは自分が興味のあること、好きなことはどれだけ長い時間やっても疲れないし、そういうことを伸ばしてあげることが大事なのだというようなことが書かれていて、以前から自分の中でもやもやしている部分が少し何かつながるかな…と思っているところでしたので、今日の出来事は改めて、たとえ勉強であっても、嫌なことを無理にさせるのは(もちろん今日は無理にやらせようとは一切していませんが・・・)子どもにとっていいことなんて何もないのかもしれないと、そんなことを考えさせられました。

もちろん、日本では一般的に、何かが極端にできないけれど何かが突出してよくできるということより、なんでも平均的にできるということのほうをよしとするようなところがあるかもしれません。(だんだん変わってきているようにも思いますが。)
そして、普通に学校に通う分にはやはりある程度バランスよくできないと、不都合な面も少なからずあるようにも思いますので、嫌でもやらなくてはいけないということもあるだろうとは思います。そのこともあって、ずっともやもやしているということもありますが、好き嫌いが極端にはっきりしているような場合は、やはりまずは徹底的に好きなこと、得意なことを伸ばしてあげる方向で考える方が、親にとっても子どもにとってもいい方へ行くのかもしれないなと思ったりします。

まあ、なかなか難しい問題だと思いますが・・・。

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2012年5月19日 (土)

今週も無事終了。

今日もみんながんばってくれました。
今日は午後からイレギュラーがいくつか重なりバタバタしたせいか、レッスンが終わってからずっと眠いなぁと思ったまま、食事をしても眠気が覚めず、今に至っております。

何を書こうかなと30分ぐらいぼんやり考えていたのですが、どうも頭が満足に働いていないようで、明日も短時間ながら出勤が決まっていますので、今日は形だけの更新で失礼させて頂きます。

しかし、もう5月も19日。あっという間に下旬になりますね。
中学生たちは中間試験の季節ですね。
初めての定期考査の子達もいるわけですが、是非がんばってもらいたいと思います。
皆さま、よい休日を。

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2012年5月18日 (金)

考えられるようになってきたね。

年長の半ばから来てくれた子で、数の感覚がなかなか身につかないようだなと感じていた子がいます。
女の子だとそういう子も少なくありませんし、発達のスピードがゆっくりでいずれわかり始めるということもありますので、様子を見ながらゆっくり進めてきていました。
しかし、1年生になって程なく、それまでできていたこともおかしくなった時期があり、おうちの方も少し心配しておられ、おさらいも兼ねて少し前に戻ってやり直したり、別の先生についてもらって、教具で考える時間をたっぷり取って様子を見たりという形で数回レッスンをしてきました。

すると、先週ぐらいから、まだ時間はかかるものの、計算を考えるときに、教具を頭で思い浮かべ、「5と5の上に3個あって、そこから3個とって、あと4個取るから・・・」というように、考えていることをぶつぶつ口に出してくれるようになりました。
表情を見ていても、これまでとは明らかに変化が見られ、集中して思い浮かべようとしている様子や考えている様子が伝わってくるようになりました。

今はまだ傍から見ているともたもたして見えるかもしれませんが、その子自身がきちんと思い浮かべ、考え、口に出して、納得して答えを出していますから、これで当面心配はなくなった気がします。
それに、取る数が簡単なものなどは明らかに反応が早かったりするのを見ても、きちんと頭の中に教具が思い浮かべられるようになってきていることを感じます。

やはり、4月は学校が始まって、まだ学校にも慣れておらず、疲れてちんぷんかんぷんになってしまっていたのかもしれませんが、こんなに早く変化が見られるようになってきたので、この先が楽しみになってきました。

それにしても、いつも感じることですが、集中しているときの子どもの表情はいくら見ていても見飽きることがないぐらい、本当に美しいものです。

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2012年5月17日 (木)

悩むところ。

小さい頃から来てくれている子でも、やはり算数が苦手な子もいます。

ある子は、苦手なので算数をしていても楽しくないのだろうということは見ていてよくわかります。
考えること自体がキライなわけではないようで、パズル系の問題などでは粘って考えようとしていることもあるのですが、計算ミスも多く、数量感覚はあまり身についていないようです。

これまで色々な子達と一緒にレッスンをさせてもらってきましたが、同じ私という人間が同じ教材を使ってレッスンをしても、やはり反応はひとりひとり異なりますし、好き嫌いや得意不得意もそれぞれです。
ですから、がんばっても苦手なままの子というのもやはり存在するわけで、がんばっているのに可哀想だなと思ったりはしますが、きっとそういう子は算数以外に何か得意なことがあるに違いないとも思っていますので、学校で困らないとか、本人がコンプレックスを持たない程度にできてくれればいいなと、そういう子に対しては思っています。

ただ、そういう子の中に集中して考えないうちに当てもののように適当に答えを言ってみたり、計算も小数点の位置を頻繁につけ間違えたりする子がいて、こちらがきつく言うと諦めて集中してそれなりに正解を出すという子がいます。
好きではないことなので楽しいと思って取り組めないため、適当にやっつけてしまえ!と思うのかもしれませんが、それでは何も身につきませんし、学校でも同じようなことを繰り返してしまうような気がするので、本当は言いたくないのに、集中させるためにガツンと言わねばならず、そういう状況になるたび、そうまでしてやらせる必要があるんだろうかと悩みます。

苦手な子であれば、手取り足取り、1つ1つ公式やテクニックを教え、ヒントを与え、解けたことにしてしまうという方法もあるだろうと思いますし、やり方を教える、公式を覚えさせるというのは多くの塾で当たり前にされていることです。
ただ、うちではそれを極力しないようにしているので、もちろん得意な子に対してよりは手助けしますし、問題の難易度も変えたりはしますが、苦手な子に対してもそのスタイルを貫くのがいいのかどうか、その判断が難しいなと時々思います。

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2012年5月16日 (水)

問題を読まない子達

教室を始めてからそれなりの歳月が経ったのですが、子ども達とレッスンをしていてよく感じることのひとつに、算数のセンスがある男の子はしばしば問題を適当にしか読まないということがあります。

問題によっては持ち前のセンスでこれはきっとこう!と解いてしまって正解ということも少なからずあるのですが、きちんと読まないと絶対解けない、もしくは、反対の方を答えてしまうなど、問題文を正しく読む必要があるものが当然出てきます。

小さい子達であれば特に、こちらが問題を読んであげれば難なく解いてしまうということもよくあることですが、学校などで常に誰かが問題文を読んでくれるということは決してありませんので、教室でもレッスンに慣れていないうちや読むことにとても労力を必要とする子などであれば必要に応じて読みますが、基本的には自分で読むよう促します。

しかし、それをすると、読まないんですよね・・・特に算数が得意な子、パッとひらめくようなセンスのある男の子が。
もちろん、性格的なものもありますので、よくできるけれどきちんと読んでくれる子もいるにはいるのですが、もしかするとパパッと閃くようなセンスを持っている場合、問題文をじっくり読むことにはあまり向いていないというような傾向があるのでしょうか?

とはいっても、問題の難易度が上がれば上がるほど、きちんと問題を読まなければ解くことができなくなっていきますので、なんとか小さいうちから自分でしっかり読むということを身につけてもらえたらとは思います。
もしかすると、ちょうどうまくバランスが取れるというのを望むことが難しいのかもしれませんが。

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2012年5月15日 (火)

どうしてかしら?

昨年の終わりごろから、受験塾との掛け持ちということで来てくれるようになった子がいます。
受験塾での宿題が結構多いというお話だったので、宿題は一応出すけど、できる範囲で構わないということでおうちの方ともお話をしてレッスンをお受けしました。

小さい頃からプリント反復形式の教室に行き、計算は小学校範囲を全て終えたというお話で、そこに受験塾でのテクニックを上積みしている状態ということだったので、図形の問題や思考力の問題などを中心に進めてきていたのですが、その子とレッスンをしていると、算数より国語がかなり心配な状態なのでは?と感じたため、おうちの方にお尋ねするとやはりそうであるとのこと。
おうちの方の意向としてはある程度の難関中学を目指すということのようですので、であれば、問題がきちんと読めないと算数すら支障が出てくるのではと、週1回1時間だけの限られた時間ですし、少しでも有効に使ったほうがと、先月ぐらいから国語をメインに切り替えました。

といっても、これまでの様子だといきなり長文読解などをさせても効果があるとは思えませんでしたし、どういうところに注意して読めばいいかというような意識の向け方みたいなものをつかむためにも、文法など、きちんと考えて解くことができるようなことを中心にやっています。

すると、それまでは算数の宿題は少ししかやってこないとか、全くやってこないということも少なくなかったのに、国語のプリントは結構やって持ってくるのです。
おまけにレッスン中も結構熱心に取り組んでくれるのです。

算数より国語がキライで問題文も適当にしか読まない子だったのに、それはなんだかとても意外で、その姿を見ていて、考えることがキライというわけではないのかもなと感じました。
もちろん、問題のレベルが少しずつ上がり、指示語の問題で少し複雑になり出すと、どう考えてもありえないでしょう?というような答えを書いていることがありましたが、取り組み姿勢はかなりよいので、これを続けていければ、多分読解問題にも少しずつ効果が出てくるのではないかと思います。

塾が更に忙しくなれば通ってもらえなくなりますので、通ってくれる間にどこまで変化が見られるかわかりませんが、「国語」であっても提示する問題によってはこんなに前向きに取り組んでくれるんだなというのは新たな発見でしたし、それで国語を少しでも楽しいとか好きだと感じてくれるようになればなによりだと思っています。

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2012年5月14日 (月)

5月も折り返し

今日はイレギュラーのレッスンが1つあり、夕方出勤していました。
小さい子は眠くなると表情が怒っているようになったりして、しかし、眠いのか尋ねても決して認めようとせず…ということがしばしばあるのですが、今日もひとりの子が途中で突然その状態に陥り、怒っているのかやりたくないのか眠たいのか、最初は判断がつきかねたのですが、どうにかしてやろうとしている様子からしても、それまでの取り組もうという姿勢からしても、これは眠いしかないなと。
なのに、いくら「眠い?」と聞いても認めず、少しでも目が覚めるようにと思い、立ち上がって伸びをしてごらんと言っても立ち上がろうとせず、ちょっとお母さんのところまで歩いて行って戻ってくる?と言っても頷かず…。
それでも問題をやろうとがんばっている姿が、いじらしいやらおかしいやら。
どうして小さい子達の多くは「眠い」と言わないんでしょうね?少なくとも、その年代の子たちには「こわい私」は登場することはないので、こわくて言えないということは多分ないと思うんですけどね。
ただ、眠くなったときでも興味をひくものに切り替えると目が覚める子もいるので、その辺りの加減が難しいところではありますが。

レッスンをしながら、その子その子が興味が持てること、前向きに取り組もうと思えることを提示できたら、どの子もよりよく学べるんだろうなと思うのですが、例えば、幼児さんの間であればやりたいことだけ優先するということもできるかもしれませんが、小学生さんになってくると学校での進度なども関わってきますから、そのあたり、なかなか難しい面もあります。
それでも、独立してからもう少しで10年目を迎えることもあり、ひとりひとりの子が今以上に楽しく学べるスタイル、教材というものについて、もう一度考える時期が来ているのかもしれないなと、ぼんやりそんなことを考えています。

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2012年5月13日 (日)

母の日

今日は母の日でしたね。
毎年、母の日や誕生日には何をしようか、何を贈ろうかと悩みます。
で、今日、日中ツイッターを覗いていたところ、お母さんに何がほしいか聞いたら、お酒と言われたとか、お金と言われたとか、そんなツイートを見かけて、なんかそういうのほほえましいなと思いました。

というのも、どうしてなのか、うちの母は多分これまで一度も何がほしいと言ってくれたことがないのです。
尋ねるといつも決まって「もう何にもいらないから、気を遣わなくていいよ」という答えしか返ってきません。
そういっても、結局は何か贈るのですから、どうせなら何か言ってくれればいいと思うのですが、とにかく一度も言われた記憶がありません。

まあ、私もあまりあれがほしい、これがほしいということを親を含めて人に求めたことがないので、母譲りなのかもしれませんし、母も遠慮しているのではなく、本当にこれというものを思いつかないのかもしれませんが、そして、もちろん母のことは大好きですが、「金くれ!」と息子さんに言ってしまうような、そういうのってどこか少し羨ましいような気もします。

皆さんは何を贈られましたか?

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2012年5月12日 (土)

脳って面白い

レッスンしていたときにはあれこれ感じていたと思うのですが、いつも帰ってきてしばらく経つと、書くことが思い浮かばなくなってしまう今日この頃…。
教室を出る前に更新すればよいのですが・・・。

というわけで、また仕事には関係のない話題ですみません。
最近時々書いていますが、1年ほど前からフェイスブックで高校の同級生達と再会をして交流を楽しんでいるのですが、同級生の友だちつながりで思いがけない再会かあったりということも珍しくありません。
そして、今日もそんな出来事が。

高校の同級生が出かけた先の風景写真をUPしていて、そこにコメントをつけている方のアイコン写真を見て、その名前の音を思い浮かべたとき、突然なんだか頭の中がもやもやし始め、どうしても気になる!と、違うかもと思いつつ、もしかして…とその方にお尋ねしてみました。

すると、どうやら私の記憶は正しくて、幼稚園のクラスメイトの男の子だったのです。
私の年齢をおおよそでもご存知の方であれば、幼稚園時代からするとどれだけの歳月が過ぎ去ったかという話で、おまけにその方は小学校3年まで同じ小学校ではあったようですが、その後お引っ越しをされていて、同じクラスになったのは恐らく幼稚園のときだけ。

しかし、その名前を見て、面影のあるお写真を見た途端、あれ?もしかして、幼稚園の頃の座布団にひらがなで名前が書かれてたような気がする…とか、あ、もしかしたら近所のあのマンションに住んでいたんじゃないかしら?とか、次々に記憶が。
そして、その方を発見したのはレッスンが終わった後の教室だったのですが、そのとき頭には幼稚園のアルバムの中のひとりの男の子の映像が浮かんでおり、もし本当にその子だったら、それはそれでびっくりだよな~と思いながら帰宅してアルバムを引っ張り出してみたところ、正にその子だったのです!

ご本人に確認したところ、座布団の話も、住んでいたマンションもあっていて、メッセージをやり取りしている間に、幼稚園の同じクラスの女の子でその方と同じマンションだった女の子がいたような気がしてお尋ねしたところ、それも合っていました。

脳は一度覚えたものは忘れずに頭の中に持っていて、ただ単にそれを引っ張り出してこられなくなった状態を忘れたと表現しているのだというようなことを読んだことがありますが、本当にそうなんだろうなと感じた出来事でした。
ひとつのきっかけで何かを思い出すと、それに連なっていくつかの古い古い記憶が引っ張り出されてきて、自分でも本当に驚きましたので。

それにしても、ウン十年を経て、その間一度もお会いしたことがないのに、小さなアイコンのお写真で気づくほどの面影というのも素晴らしいなと思いましたが。(笑)

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2012年5月11日 (金)

やっぱり安定感出てきた?

春から2年生になった女の子。
1年の間は調子がいい日があったかと思えば、あれれれれ?と全くどうにもならない日があったり、1回のレッスン中でも突然どこかにはまり込んだら全然戻ってこられなくなったり、おまけに、数量感覚がなかなか身につきづらそうでもあり、ちょっと時間がかかるかなぁという感じの子でした。

それが2年生になって、レッスン中どこかにはまり込んで抜け出せなくなることが少なくなり、レッスン時間終盤まで考え続けられるようにもなってきて、ちょっと変わってきたかなと思っていました。
そんな彼女と今日は3けた同士や4けた同士の足し算の暗算をやってみたのですが、予想を遥かに上回る出来で、3けた同士はほとんど助けなしに解くことができ、4けたと3けたも間違っている場合でも少なくともどう考えたかが想像できるような間違いが多くなりました。

思いがけず順調に進んだので、2けた同士でも苦労していた引き算の3けた同士をやってみてもらったところ、明らかにこれまでより随分考えられているのが見ていてもよくわかり、間違った場合も少し助ければなんとかなりました。

1年生の頃の彼女とは明らかに変わってきているんだなと、改めて感じたレッスンでした。
まだスラスラとまではいかないものの、2年の初めにこんなに変化が見え始めるとは思っていなかったので、これからますます楽しみになってきました。

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2012年5月10日 (木)

ちょっとした疑問

子ども達とレッスンをしているとき、しばしば感じるのですが、間違えると恥ずかしいとかカッコ悪いとかいう感情はいつどんな風に芽生えるのでしょう?

私は物心ついて以降、人前で失敗することとかがとても恥ずかしくて、カッコ悪いところを見られたくないから、できそうにないことには手を出さない、やったことのないことはなるべくしない・・・そんな性格でそのまま大人になってしまったようなところはありますし、だからといって、幼い頃に人前で失敗して恥ずかしい思いをした記憶があるわけではなく、失敗して親にきつく叱られた記憶があるわけでもありません。
ですから、持って生まれた性格みたいな面もあるのだとは思いますが、子ども達を見ていると、初めて学ぶ問題などで、最初からスラスラできないのは当たり前、間違っても全く問題ないようなときでも、答えようとしなかったり、わざとふざけてみたり、突然泣き出してしまったり、そんな反応をする子達が少なからずいます。

レッスンの際、ふざけ過ぎている子やしゃべり過ぎている子、全く集中していない子などには注意したりすることはありますが、小さい子達が初めての問題に取り組んでいて、それにいくら苦労していようが、それに対して咎めることや急かすことはありませんから、やはり子どもなりに、恥ずかしいとか間違いたくないとか、そういう気持ちを自然と持っているということなのだろうと思います。

そういうのは誰でも自然に持っているものなのでしょうか?(もちろん、失敗しても全く気にしないというタイプの子もいますので、やはり性格ということなのでしょうか?)

今日のレッスンでも、年長さんや1年生さんが自信がないときにはこちらの顔をちらちら見てきたり、当てもののように答えを言って探りを入れてきたり、また、書いた答えが違っている場合、私は極力「間違ってるよ」とズバッということはせず、「それ、ほんと?」とか「もう1回考えてみて」とか「なんか勘違いしたかな?」とか、そういう促し方をするようにしていますから、言い訳する必要もないのに、「ああ、これ、~~やったんか!~~やと思っとったわ~」などと子どもなりの言い訳をする子も少なくありません。

あと、今日もちょうどレッスンで子ども達に言ったのですが、子どもが考えている場合は少々時間がかかろうがそれを遮って急かすことはまずしないのですが、少なくない子ども達が、私がまだ何も言っておらず、言おうともしていないようなときでさえ、口癖のように「ちょっと待って」と言うのです。
今日は6年生の子が問題を考えているときに目が合って、それはたまたま目が合っただけだったのですが、その瞬間「ああ、ちょっと待って!」と言われ、「待ってるやん、いっつも」というと、「ああ、今の先生に言ったんちがうねん。ひとりごと。」との答えが返ってきました。
それを聞いて周りの子も笑っていましたが、ホントによく言うんですよ、子ども達。

そんな場面に出会うたび、不思議だなぁ、どうしてなのかなぁ?と思ってしまいます。

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2012年5月 9日 (水)

結構みんな言わなくてもわかるものだなと。

もちろん、個人差があるので全ての子がとは言いませんが、レッスンをしていてしばしば感じるのは、指導する側が「教えないとわからない」と思い込んでいることのかなりの部分は、案外教えなくても子ども達は考えられるということだったりします。

個人差だけでなく、小さい頃から公式などを暗記して反復してという学び方を続けてきた子などの場合はかなり状況は違ってくると思いますが、そういうことをせずに来た子、小さい頃からきちんと考えながら学んできた子であれば、いきなり問題を考えさせてみても結構解けるものがあるのです。

今日は通ってくれるようになって2年ちょっとになった5年生の子と体積の学習をすることになりましたが、私がしたのは1センチ角の積み木を見せ、その積み木が1辺1センチの立方体だということを確認し、面積のときは縦と横の長さで考えたから「㎠」だったけど、大きさの場合は縦と横と高さになるので「cm」の右上に小さく3と書いてあるのを指し、先ほどの積み木の大きさを「1㎤」と言うのだと確認しただけで、いきなり問題を考えてみてもらいました。

最初は積み木が重なっている図の問題で難なくクリア。
次は直方体の縦、横、高さが書きこまれているもので、それも公式も何も説明しませんでしたが、やはり難なくクリア。
そして、L字状の柱や直方体の一角から直方体を取り除いたような立体など、少し複雑なものの体積の問題を見てもらい、どんな反応をするかな?と思っていましたが、一切質問してくることなく、自分で立体を区切ったり、全体から一部を取り除いたりと、ちゃんと気づいて解いてしまいました。

面積の学習をするときにも、ほとんどの子と同じような感じで進めることができます。
解けるようになった後で確認の意味で公式を教えることはありますが、先に公式を教えてしまうことはしませんし、そうしない方が明らかに定着率もあがるように感じます。

指導する側が、なんでも教えなくちゃ解けないはずという思い込みを一旦脇に置いて、まず子どもに考えさせてみるということを意識すれば、もっと子ども達も楽しく学べるのかもしれませんね。

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2012年5月 8日 (火)

今日は特に時間が早かった気が。

子ども達とレッスンをしていて、「え?もうこんな時間?」と思うことがあるのですが、今日はずっとそんな感じで、あっという間にレッスン時間が終わってしまったような感じでした。

子ども達の中にも、私が「え?もうこんな時間や」と言うと「え、ほんまや。まだちょっとしか時間経ってないと思ってた」と言う子も。
今日みんながとりわけ集中していたということでもないので、なんだか不思議な感じです。
それも、結構な日数レッスンを休んでいましたから、もっとボケボケでバタバタするかなと思っていたので、まあ、バタバタはしたのですが、時間を早く感じるというのは少し意外でした。
子ども達も概ね調子もよく、比較的穏やかにレッスンできた1日でした。

だんだんと気温も上がってきましたし、学校によっては運動会の練習が始まるところもあるのでしょうか。
子ども達は体力とのせめぎ合いになってくる季節が近づいてきていますが、元気にがんばってもらえるよう、私も衰え著しい脳をフル回転させねばと思います。

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2012年5月 7日 (月)

明日から再始動

明日からレッスン再開です。
えらく長い間レッスンがお休みでしたので、明日は気合い入れてがんばります。

連休明けで子ども達は今日から学校。
休み明けだから元気で調子がいいか、お休みを満喫して疲れが出ているか・・・。

連休中、結局生活サイクルは全然改められずでしたので、今日こそはある程度常識的な時間に寝るよう努めようと思っていますが、早寝の努力をしなくてはいけない大人って、そんなにいないんだろうなと、かなり情けなくなる今日この頃です・・・。

明日からまらどうぞよろしくお願いいたします。

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2012年5月 6日 (日)

連休最終日

結局、連休は家でスポーツ観戦三昧だったなという感じで、特に昨日の夜から今朝にかけては、香川選手の所属するドルトムントがブンデスリーガの最多勝ち点記録を塗り替える記録的勝利で幕を下ろし、バルセロナはメッシが4得点を決め、グアルディオラへのはなむけ。グアルディオラ監督は、ホームのカンプノウでの最終戦だったため、退団セレモニーもあり。

そして今日の夕方には、男子ホッケーが44年ぶりのオリンピック出場をかけた試合があったのですが、こちらは善戦空しく惜敗。
学生時代ホッケーのマネージャーをしていたこともあり、懐かしくなってしまい、マイナー競技のため、当然ホッケーでご飯が食べられるわけでもなく、4年後を目指すには年齢的にきびしい子達も少なからずいる感じでしたので、試合後気丈に明るくインタビューに答えた後、ヘッドコーチの前で号泣したキャプテンの方の姿に思わずもらい泣き。
女子は昨日快勝して3大会連続でオリンピック出場が決まりましたが、男子はこれからまた4年、次のオリンピックに向けてがんばるんでしょうね。

プロがあるスポーツであれば、それを仕事にすることもできますが、そうではないマイナースポーツの場合、色んなものを犠牲にしても好きだからという気持ちで続けているようなところもあるだろうと思うだけに、尚更がんばってほしいなと思います。

さて、明日からは連休もあけて学校も再開ですね。
また元気にがんばりましょう。

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2012年5月 5日 (土)

リスト効果

今日も決してバリバリ予定通りとはいきませんでしたが、やることリストを書いて、やったことを消していくという方法は多少は効果があるようです。
書き出したことがいっぱい残ったままだと気になりますし、線で消えていくとそれはそれで快感だったりしますから、リストをできるだけ簡単にできることに細かく分けて項目をいっぱい作り、ちょっとやればいくつか消せるというふうにするのが、私のような無精者には合っているようです。

というわけで、連休中にしようと思っていたことの6割ぐらいはすっきりしたかなという週末です。
レッスンをしていないのは今日でまだ3日ですが、なんだかもう随分長いことお休みしている気分です。
明日明後日で後どこまでリストを消せるか・・・。
ただ、この連休の大きな目標のひとつだった生活サイクルの改善はもろくも崩れ去っているのですが…。

そういえば、連休中、偶然ホッケーのオリンピック最終予選があるのを見つけ、久しぶりにホッケーの試合をテレビでですが観戦しました。
男子は明日の試合に勝てばオリンピックに出場できるようですが、それが実に44年ぶりだとか。
44年って、ほぼ2世代分ですよね?代表の子達のおじいさん達の世代がオリンピックに出て以来出ていないと言ってもいいぐらいの年数。
昨日を見ていた限りでは可能性はあると思うので、是非がんばって44年ぶりのオリンピック出場を手にしてほしいなと思います。

かなりマイナーな競技ですので、ご存知ない方も多いと思いますし、調べてみたところ、ホッケー人口は日本で2万人ぐらいとか。マイナーと言われていた女子サッカーでも5万人弱いるようですから、ホッケーは老若男女合わせてもその半分以下って、改めて少ないんだなぁと。
確かに私も大学に入るまで全く知りませんでしたし、初めて見たとき、「あれはなんてスポーツ?」と思い、マネージャーになってからもしばらくは「え?今なんで笛鳴ったん?何の反則?」とよく思ったものでした。

確か明日の夕方16時ぐらいに放送があるのではと思いますので、もしお時間があればちらっと、どんな競技なのか見てあげてください。まあ、当然今の代表には全く知った人はいないんですけどね。

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2012年5月 4日 (金)

そういえば。

早いもので引っ越して1年が経ったんだなと気づきました。
近場での引越しでなかなか気にいる物件が見つからず、いくつか気になることはあったものの、さんざん色々見せてもらった末だったので、思い切って決めた物件でしたが、なんだかんだ快適で気にいっています。

去年のゴールデンウィークは引越し荷物の片付けに明け暮れていたんだなと思うと、もう1年かと驚きます。
包丁紛失事件は予想外の結末を迎え、しみじみ、引越し屋さんに弁償してもらわなくってよかったと思ったものです。
そして、家で仕事がしやすいようにと新しく大きめのパソコンデスクを買い、プリンタもすぐ横にセットして形は整えたものの、結局家での仕事はあまり捗らぬまま…。(汗)

ぐずぐずだらだらしているうちにどんどん歳月は過ぎていきますね。
よく、余命が1年とわかったら何をするかとか、人生が今日で終わるとしたら何をするかとか、そういう風に考えて1日1日を大切に生きなさいというような話がありますが、確かに1日1日を大切に充実して過ごせたらとても素晴らしいと思うものの、明日死んでしまうなら一番何がしたいかと考えても、どうも思いつかない私のような人間はどうしたらもっと有意義に日々を過ごせるんだろう?と考えてしまいます。(苦笑)

というわけで、今日も決して「有意義に過ごした」とは言えない1日になってしまいましたが、明日は目覚めたらよいお天気で「さあ、やるぞ!」と思えるといいなと思う連休2日目でした。

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2012年5月 3日 (木)

連休後半初日

連休中に少しはまともな生活に戻そうと、仕事もがんばろうと思っていたのですが、明け方あったサッカーで、インテルが大事な大事な試合を落としてしまったあたりから雲行きが怪しくなり、今日はレッスンがないので、日中眠くなっても子どもに申し訳ないという心配もないなと、4時間ほど寝たら起きるつもりで目覚ましをセットしていたというのに、しっかり止めて寝入っていたようで、宅急便が来て目覚めたときは11時…。
おまけに外はだんだんと雲行きがあやしくなり、一気に出かける気が萎えてしまい…。

ですが、それではいつものぐだぐだ、ダメダメな休日になってしまうと、最低限今日することのリストを作り、スローペースながらも(例によって1つ1つはなるべく短時間で終わるようなリストですが)、13項目中9.5項目ぐらいはなんとか達成し、自己満足。(苦笑)

ここで無理して全部やろうとすると今日も寝るのが遅くなってしまうのが目に見えているので、今日のところはそこまでとすることにしました。

今日は1日家に引きこもっていましたので、明日はリストの残り項目を片付けてから、外出もしようかなと思います。
ただ、街は人がいっぱいでしょうから、出歩くのは近場で最低限にして、あとは仕事をしようと思っていますが。
さて、明日もリストを作るとして、どれだけ達成できるでしょう。

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2012年5月 2日 (水)

明日から月曜までお休みです。

昨日今日は連休の谷間で、子ども達はいつも通り学校。レッスンもいつも通り。
何人かお休みや振替のご希望がありましたが、来てくれた子達はそれぞれがんばってくれていました。

ただ、今日はお天気が悪かったせいなのか、いつも一所懸命がんばってくれるちびっこさんが、もちろん今日もがんばってくれているのはひしひしと伝わってきましたが、眠そうで頭がイマイチ働いていない感じだったので、見ていてなんだか可哀想でした。

ゴールデンウィークといえば多くのご家庭がどこかにお出かけになられるようで、今日の子たちも九州や東京などに行くと話していました。
で、ふと思ったのですが、私は子どもの頃、ゴールデンウィークだからといってどこかに遠出したとかいう記憶がほとんどありません。
というのも、兄も私も小さい頃から出不精で、両親が休日にどこかに行こうと言っても嫌がるような子ども達だったというのが大きいだろうと思います。
でも、今思えば、親はせっかく子ども達をどこかに連れて行ってやろうと思ってくれたんだろうに、申し訳なかったなと。

今度は私が両親をどこかに連れて行ってあげられたらいいのですが、提案しても母に却下されるのが目に見えているのと、私は相変わらず出不精なのと…。(汗)
でも、近い将来どこかに行けたらいいなぁ。

さて、レッスンは明日から月曜までお休みを頂きます。
例によって特に旅行の予定があるでもなく、たまった仕事を少しは片付けようかなと思っているのですが、皆さまよい休日をお過ごしください。

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2012年5月 1日 (火)

何が変わったのかな?

幼児さんの頃から来てくれていて、小学校受験のためしばらくお休みされた後、小学生になってしばらくしてまた戻ってきてくれた、この春からもう3年生になった女の子がいます。
2年生の2学期末頃までは、賢い子なのに、少しでも自信がないとこちらの顔を伺ってきたり、かと思えばプリントに答え以外のものを書くことに強い抵抗があるようで、書けば間違わないであろうものや、絵を描けばすぐわかるであろうものなどでも、いくら促しても書こうとせず、いたずらに時間が過ぎていったりということが少なくありませんでした。

その彼女が賀状に、今年はメモをするようにしますというようなことを書いてくれていて、そういえば、控え目ながら少しずつ計算式などをメモしてくれるようになっていたように思います。
そして、それが続いたことで、この方が分かりやすいと感じたということなのでしょうか、その頃からレッスンが割とスムーズに進むようになり、黙り込んでしまうことも、書いてといっても頑なに拒んで固まってしまうこともなくなってきていました。

そんな状態で3年生になり、春休み頃からは他の子がいてもおしゃべりできるようになり(それまでは私と1対1なら学校のことなど色々、止めないといくらでもしゃべってくれる感じなのに、他に誰かが来た途端黙り込んでしまうことが多かったのですが)、レッスン中穏やかで、楽しそうにしていることが増えました。

この子の場合は何がきっかけだったんだろうなぁと、そんな姿を見ながら思います。
子ども達はいつどんなきっかけで変わり始めるか、ホントにひとりひとり違うので、本当に興味深いですね。

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