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2012年3月31日 (土)

今日はたくさんメールを送りました。

今日はまた半年以上ぶりに美容院の予約を取っていたので、午後から美容院に行った後、事務用品などの買い物をしてから教室へ。
新年度の時間割の件、お電話を差し上げようかとも思ったのですが、口頭だと言い忘れや聞き違いとかも心配でしたし、また、春休み期間の土曜ですのでお出かけのご家庭も多いのではとも思いまして、順にメールでお知らせをさせて頂きました。

今日で全てご連絡できればよかったのですが、ご連絡しているうちに、更に最終確認をさせて頂かねばならないことが何件か出てきてしまい、その確認ができないとご連絡ができない方、あと数名に今日はご連絡ができませんでした。

明日はお昼前に他県からお二人先生方がいらっしゃる予定なのと、日曜でお休みの方も多いと思いますので、ご連絡できるかどかわかりませんが、遅くとも月曜には全てご連絡を終えたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それにしても、最近の子ども達は私達の子どもの頃と比べてとても忙しい子が多いですね。
私なんて、エレクトーンもバレエも低学年のうちに挫折し、小学校6年間続いたのはお習字だけ。
中学から大学卒業まで、塾も含めて何の習い事もしていなかったので、学校が終わった後毎日のように色々な習いごとがあるのが当たり前というような最近の子達は、本当に忙しいよなぁと。
今の時代、私みたいな子どもはどのぐらいいるんでしょうかね?

今日で今年度もおしまい。
新年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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2012年3月30日 (金)

時間割ほぼ確定しました。

本当は今日決めて、順にご連絡を差し上げるつもりだったのですが、最終若干確認させて頂かなければならない件が何件かあり、お尋ねのメールをお出しして、そのまま予定があって出かけていたため、明日以降のご連絡になってしまいます。
申し訳ありません。
ご希望が集中していたところも、ありがたいことにご変更をお聞きいれくださった方がおられ、ひとまず調整がつきました。
2人の枠と4人の枠というようなアンバランスさが多少あるものの、それ以上の調整が難しかったため、ひとまずその状態でスタートさせて頂くことになると思います。

卒業や転塾で何人かの子とお別れしたものの、新たに来てくれる子たちもいるので、トータルの人数はそんなに減った感じはしていなかったのですが、今年度は中学受験のため1人で4コマ取っていた子や、ほかにも国語と算数の2コマ取っていた子などが抜けたこともあり、時間割としては比較的余裕があるようです。

1対2でレッスンさせてもらえると、じっくりゆっくり見せて頂けるのでそれは嬉しいのですが、ひとりお休みしてしまうと途端にマンツーマンになってしまうので、1枠3人が理想なんですよね。今回は2人のコマがまだ結構ありますので、お休みせず、みんな元気に来てくれることを願おうと思います。(笑)

明日で3月もおしまい。
明後日からはもう新年度ですね。
この時間から携帯にメールを差し上げるのは控えた方がよいと思いますので、明日以降順次ご連絡させて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。

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2012年3月29日 (木)

久々日付が変わりました…。

今日は13時から2時間ほどレッスンがあったので出勤していました。
その後はそのまま事務仕事やらなんやら、せねばならないことが色々あるので、もともと残って仕事をするつもりではありましたが、なかなかエンジンがかからず、ぐずぐずだらだらペース。
これではいかん!と、18時頃から本腰を入れて取り組み始めたところ、すればするほど他にすることを思い出し、ひとまず年度内にすべきことのリストを作成。

その後も一応黙々とがんばったはずなのですが、項目はほんの数項目減っただけでした…。
なのに、気づけば0時を回っていてびっくり!電車がなくなっては!と、そこから大急ぎで掃除をして帰宅しました。

というわけで、明日はレッスンはありませんが、午後から出勤して仕事をする予定です。
そうなんですよね…そういえばもともと、年度末は新年度準備やらでバタバタするからということもあって、レッスンをお休みにしてあるわけですから、純粋なお休みなわけじゃなかったのに、油断していました。(苦笑)

さて、明日もがんばります。
明日こそは時間割を組み上げたいと思っています。

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2012年3月28日 (水)

別れの季節

今日は振替などでレッスンが3つあったのですが、来てくれた子達の中に2人、今日が最後のレッスンになる子達がいました。
1人はこの春から中学生になる子で、もう1人はこの春から4年生になり、受験塾が忙しくなるということでのお別れでした。
卒業する6年の子は小1になったすぐから来てくれていましたから、ほぼ丸6年。小学校に通っていたのと同じ期間、うちにも通ってくれました。
転塾する4年生の子は確かまだ年中の頃から通い始めてくれたので、やはりなんだかんだと足掛け6年通ってくれていたことになります。

子どもの成長は本当に早くて、思えばあっという間に過ぎてしまいましたが、6年も通ってくれていたんだなと思うと、改めてしみじみ寂しくなりました。
春休みが終わる頃には、教室を始めたときからずっと通い続けてくれた、足掛け9年のお付き合いだった彼女ととうとうお別れすることになりそうで、それを思うと既に寂しさがこみ上げてきます。

もちろん、3月からや4月からということで、新年長さんや新1、2年生さんが何人か通ってきてくれる予定で、また新たな出会いも頂けるわけですが、付き合いが長くなるほど、やはり思い出も増えますから、ちょっとしみじみ…。
彼女たちがみんな春から一層大きく羽ばたいてくれることを心から祈っています。

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2012年3月27日 (火)

久しぶりに卓球の試合を(TV)観戦しました。

小学生の頃サッカーをしていたこともあり、一番好きなスポーツはサッカーなのですが、中学に上がったとき、女子はサッカー部には入れないとわかり、打ちひしがれて放心状態でいるときに勧誘され、なんとなく卓球部に入ってしまったことがきっかけで中学は3年間卓球部。
高校でこそ、せめてサッカー部のマネージャーになるぞ!と勇んで尋ねたのですが、女子マネージャーはとらないとの返事にまた放心…。その後、部員不足で困っているという先輩に勧誘され、高校でもまたも卓球部に入ってしまい、大学時代にも3回生の半年ぐらいだけ、やはり部員不足で団体戦に出られないという友人に頼まれて(その頃はマイナーなフィールドホッケー部のマネージャーだったので…)公式戦に出たこともあるので、なんだかんだと、そう好きではなかったくせに縁があるスポーツではありました。

ただ、滅多に試合を見る機会もなく、また、わざわざ探してまで見ようとも思わなかったので、今回たまたまTVをつけたら世界卓球をやっていて、昨日はもう最後の試合の途中から見たのですが、今日はちょうど始まるところから見ることができた上、グループリーグで一番強い相手であるらしい開催国ドイツとの対戦ということで、これに勝った方がグループ1位通過になると。
というわけで、久々、食事しながら卓球観戦をしていました。

しかし、なんかもうホントにすごいなぁと。
多少はやっていただけに尚更、日本のトップ、世界でもトップレベルの人たちの試合はこんなにすごいんだなと。
もちろん、才能という部分もあるんでしょうけど、きっとそれはそれはすごい努力をしてきた人たちなんだろうなと、ひたすら感心しながら、息を詰めて見ていました。

結果、石川、福原、平野と3連続でストレート勝ち。グループ1位通過が決まりました。
本当に見事なプレーでした。

でも、どうやらやっぱり卓球はそんなに好きじゃないみたいで、見ていても「またやりたいなぁ」とは思わないんですよね。(苦笑)
でも、今回見てしまったのも何かの縁。大会終了までチェックしようかなと思っています。

というわけで、今日はお昼前から夕方までレッスンだったのですが、喉の痛みは少しマシになったものの、鼻詰まりが悪化中のため、かなりどうでもいい(まるで休日のような)更新でご容赦を。

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2012年3月26日 (月)

風邪治らず…。

喉の痛みも鼻詰まりも改善せず…。
明日は振替やら単発のレッスンやら、なんだかんだと4つ、いつもと変わらないぐらいレッスンがありますし、明後日も今のところ4コマレッスンがある予定。
とりあえず、鼻が苦しいのだけでもなんとかなってほしいものです…。
喉の痛みは喉飴をなめたら少しマシになりますが、レッスン中にはなかなかなめていられないのが悩みどころ…。

さて、新年度のレッスンのご希望も出揃い、ご希望が集中しているところの方や確認が必要だった方へのご連絡を週末にメールで差し上げていましたが、今日の夜の時点でほぼお返事も頂けましたので、今日は早寝して、明日のレッスン後体調次第でちょっと詰めてみようと思います。

どなたかを動かすと他の方も動かさねばならなくなり…というようなことが起きてしまうので、事前にある程度ご都合を伺ってからしか作業にかかれないのと、やり始めたら集中して詰めた方がよいというのを過去の経験から感じていますので、明日か明後日にはある程度完成させたいと思っています。

今しばらくお待ちくださいね。
どうぞ宜しくお願い致します。

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2012年3月25日 (日)

久しぶりに風邪引いたみたいです

実は一昨日の晩ぐらいから喉が痛いなぁ、風邪ひくとまずいなぁと思っていました。
しかし、普段滅多に体調を崩さないものの、ここ数年、悲しいかな、風邪引きかけだなと思うと、早目に薬を飲もうが、たっぷり寝ようが、そっからがだらだらぐずぐず長引くことが多くなってしまいました…。

嫌な予感はしていたのですが、やはり金曜も症状は改善されず、なんとか土曜は乗り切ったものの、喉の痛みは更に増し、今日はお休みだったのでたっぷり寝るぞ~!と思ってかなりゆっくり寝たのですが、微塵も改善せず…。(泣)
喉が痛いのと、片方の鼻が詰まって苦しいの以外は熱もなさそうですし、体も痛くありませんし、咳も出ていないんですが…。
今週は幸い明日もレッスンがなく、火曜、水曜レッスンをしたらまた通常レッスンはありませんので、なんとか早く復活したいものです…。
というわけで、今日はこんな更新で失礼致します。

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2012年3月24日 (土)

超感動!!

今日は今年度最後の通常レッスンの日だったので、今日でお別れの子が2人いました。
今年は例年に比べると、受験塾に移るということでお別れになった子はやや少なかった気がしますが、多かろうが少なかろうが、その都度ひとりひとりとお別れするのは淋しいものです。

特に今日の子達は小学校入学前から通ってくれていた子たちだったので、寂しさもひとしお。
と言っても、まだあまり実感はないのですが。

お別れのときに、特に女の子の中には手紙やカードを書いてきてくれる子がいます。
今日の子もお手製のカードをくれたのですが、その完成度に本当にびっくりしました!!

ちなみに彼女、まだ現在小3です。しかし、文字も絵も何もかも全てお手製、自作のようです。
まずは閉じたところ。

Card

これだけでも「うわぁ~。上手!センスある~!」と思いつつ、カードを開きました。
すると!!!







Card2


かなりすごくないですか?(名前のところだけ画像を塗りつぶしたので、ちょっと不細工になっていてすいません・・・。)
パンダ、ポップアップするんですよ!!
おまけにこのカード、名刺大よりほんの少し大きいぐらいのサイズなので、そんな細かい絵を描いて、色を塗って、それをきれいに切り取って組み立ててあるんです!!

これまで色んな子にお手紙やカードをもらいましたし、高学年の子や中学生からもらったこともありますが、作品としての完成度で言えば、これはもう過去最高レベルではというほどの出来です!

もちろん、子ども達がくれるお手紙やカードはたとえ文字が読みづらかろうが、文章が拙かろうが、その気持ちだけですごくすごく嬉しいので、そこは誤解して頂きたくはないのですが、とにかく、これはすごい才能だと思いませんか?

ホント感動しました。
こんな素晴らしい才能のある彼女とのお別れはホントに寂しいですが、これからもいい意味でマイペースにがんばってほしいなと思います。

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2012年3月23日 (金)

ご協力ありがとうございます。

新年度のレッスンのご希望を伺うアンケート、今日の夜の時点であと数名の方を除き、ご回答を頂きました。
回答期間が短かったにも関わらず、ご協力ありがとうございました。
極力明日には全ての方の回答を頂き、調整に入りたいと思います。
ただ、日頃の不摂生がそろそろたたったらしく、昨日の夜からのどと鼻の奥が痛く、今日は出勤前に風邪薬を飲んで出たものの、喉の痛みは治まらず。
幸い咳が出たり鼻が出たりという症状は今のところなく、熱もなさそうですので、子ども達に移す心配はなさそうですが、悪化させないように気をつけます。

ところで、今日、神戸市の公立小の子ども達は終業式だったようですが、子ども達の話によると、今回初めて成績が数字でつくという話は聞いていました。
しかし、今日改めて話を聞くと、1~3の3段階で3が一番よくて、2が普通、1はがんばりましょうという感じだったそうで、それならこれまでの「よくできる」「できる」「がんばりましょう」と同じなのでは?と。

おまけに、かつて通知簿を5段階なり10段階なりで受け取っていた経験のある保護者の方が見たら、「3」がずらっと並んでいたら、それが最高にも関わらず、「もっとがんばりなさい」と言ってしまいそうですし、「2」は普通なのに、そんなのが並んでいたら心臓に悪そうです…。(苦笑)
何のためにわざわざ3段階しかないのに数字で評価したんでしょう?むむむ、なんでなのかな?

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今日のひと言

今日のあるレッスンでのこと。
レッスンが始まって間もない頃に、ひとりの2年生くんが言いました。

「ねえ、今日は先生、こわい日?」

・・・・・・。
そんな質問をされる私って・・・・・・。

そもそも、日によって機嫌が悪いとか、日によって怖いとか、そんなことはないんですが・・・。
実際、数人の子が一緒にレッスンしていて、誰かひとりにガツンと言っているときでも、もうそれこそ、あんた二重人格?って思われるぐらい、横向いたら普通に、もしくは優しく接してるってことも珍しくありませんし・・・。

ほんと子どもって予想を越えたことをひょっこり言ったり、したりしますよね。
びっくりしますが、楽しくて仕方ありません。

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2012年3月21日 (水)

自分でかくこと

今日のレッスンでのこと。
高学年の子があるテキストの問題を考えようとしていたときのことです。

うちの教室では極力やり方を教えないようにしているので、ワークブックなどの例題やその解法などもできるだけ読ませないようにしていて、プリント教材を終えた後に使う教材でもなるべく解説やヒントの少ないものをということで使っているあるテキストがあります。

ただ、そのテキストもところどころにヒントが書かれていたりして、今日の問題の中には、あらかじめ線分図がかかれているものがありました。
そのうちの1問が線分図がかかれているのにどもピンときていないようだったので、紙を渡して、「自分でかいてみて」と言って様子を見ていました。

線分図がすぐにかけ、それを書いた途端、「あ、なんかわかりそうな気がする。」と。
実際はテキストにかかれているものとその子自身がかいたものは同じことを表している図にも関わらず、問題を読みながら自分で図をかいた途端、あっという間に解法に気付き、さっさと解いてしまいました。

多分、そういうことってあるんだろうと思います。
自分で予習などをしているときにも、自分で図に表す方が、既にかかれているものを見て理解するよりスムーズに、しかし、確実に解くことができるように感じることがあります。

問題が難しくなればなるほど、自分でそれをかき表すことができるかどうかがより重要になるのかもしれないなと思います。
自分でかくことは、公式やパターンを覚えるよりも、なんにでも応用が利く、大事なポイントのひとつではないかとも思います。

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2012年3月20日 (火)

なんだか週末の気分。

今日は祝日でしたが、レッスンがあり、何人かお休みの子もいましたが、体験レッスンもお受けしていたので、なんだかんだとお昼前から18時前までしっかりレッスンがありました。

受験塾への転塾で今日が最後のレッスンになった子もいて、少し淋しい気持ちにもなりましたが、3月ですから、卒業や転塾でお別れは残念ながらつきものの季節なんですよね。
ただ、思えば、今年は1月末までで受験塾に変わっていった子が例年より少なかった気がします。

今年度の通常レッスンは今週土曜までですので、今伺っている限りだと、今週はあと3人の子とお別れすることになりそうです。

ただ、今日もお二人、お兄ちゃん、お姉ちゃんに続いて新年度から通ってくれる弟くん、妹さんが体験に来てくれて、楽しくレッスンをさせてもらいました。
ありがとうございます。

今日のレッスンがお昼前スタートで18時終了だったせいか、どうもずっと土曜のような気分でもちろん、明日の準備はちゃんとしてから帰宅しましたが、明日がまだ水曜だという実感が今ひとつ…。

そうそう。今日出勤前に「円順列・じゅず順列」だけはおおよそ理解したのですが、次は「重複順列」ってやつが…。
もうホント、ここまで来ると1歩進んだらすぐ次の壁が来る感じです。(苦笑)
出勤前はあまり余裕がなかったので、またコンディションを整えてから取り組んでみたいと思います。(笑)

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2012年3月19日 (月)

いよいよ次の難関へ…。

先日、なんとかどうにかこうにか無事に数学Ⅰをひと通り終えることができたと言いましたが、次に、どこまでいけるか数学Aに手をつけ始めています。

高校でも改訂が入るそうで、私が苦手だった(という記憶だけしっかり残っている)集合は数学Ⅰに移行するとのことで、とりあえずまずそこをやらなくてはとやり始めたのですが、そして、最近の物忘れのひどさ、物覚えの悪さはかなりのものがあるので、理解しても、記号や語句などはごっちゃになったり、すぐに忘れてしまったりはするものの、高校の頃にやったときの「わけわからない!!」という感じよりはかなり、「なんとかわかるかも」という状況になっているように感じました。

集合の基本は一応ひと通りクリアして、次にいよいよ、もっと苦手だった順列・組み合わせへ。
場合の数や確率は中学校でも出てきていますから、そのあたりはまだ何とかなるのですが、順列の中の「円順列」というところの単元で昨晩思考停止。
これは参考書をきちんと読んでみないと、ワークブックの1ページ足らずの説明では理解できそうにありませんでした…。
今晩、ためしに読んでみようと思いますが、数学A、どこまで行けるだろう…。

ただ、もう10年以上前になりますが、塾講師をしていた頃に、縁あって大学の部活の後輩(といっても10個ぐらい下の子でしたが)が講師のアルバイトに来てくれていたことがありました。
その子は地方の公立高校出身で、浪人はしたものの、塾や予備校に行かず、独学で神戸大の工学部に合格したというような話をしていて、子ども達に勉強のコツを尋ねられたときに、「とにかく教科書を完璧に理解することが大事」というようなことを言っていました。

その頃の私は、教科書レベルを完璧に理解したところで、難関大学入試レベルの問題は解けないのでは?と、彼の言っている意味がよくわからないというか、むしろ、彼は何にもわかってないなぁ…ぐらいに聞いていたのですが、今になって彼が言っていた意味がわかるような気がしています。

「完璧に理解する」というのは、公式を完璧に覚えて使いこなすとかいうことを指しているのではなくて、もっと本質の、どう考えてどうやって解くのかという部分を理解して自分のものにするというような意味だったんだろうなと。
そんな風に基本をしっかりと自分のものにできたら、あとはそれをいかに応用するか考えればいいということなんだろうなと。
そして、それは、この春からグローバルサイエンスに進学する予定の彼女であれば、それを実践してくれるのではないかなと、そんなことも思っています。

要するに、私は彼女と基本的なことしか一緒にやれなかったとしても、これまでずっと考えて理解してきた彼女であれば、その先はどうにかしていけるのではないかなと。
そういう意味でも彼女のこれからがますます楽しみに思えます。

ただ、問題は…私がその基本さえもどこかからは指導できなくなりそうだということなんですが…。(苦笑)
まずは高校に入学するまでにやれるところまで一緒にがんばらせてもらおうと思っています。

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2012年3月18日 (日)

尋ねなくなったなぁ、ホントに。

今日、お知り合いの塾長さんのブログに書かれていたことを読んで、ああ、そういえば、ホントに全く尋ねなくなったなぁと思ったことがあります。
過去にもブログに書いたことがあるような気がしますが、自分ではもう当たり前のことになり過ぎていて、意識していなかったので、今日、そのブログを読んで、懐かしいような、そういえばそうだったよなぁと、そんな気持ちになりました。

その話題はなんだったかというと、子どもに対して「わかった?」と尋ねるかどうかということ。

一斉指導の授業などでは、そう尋ねざるを得ないところもあるかもしれませんし、塾講師時代、私も時々尋ねていたような気もしないではありません。
しかし、自分で教室を始め、目の前の子ども達の表情や反応をじっくり見るようになってから、それを尋ねる機会はどんどんなくなっていきました。

そもそも、説明から入らないことがほとんどですので、説明を理解したかどうかを尋ねる機会がごく限られているということももちろんあるのですが、子ども達のペースに合わせ、子ども達がじっくり考えた後きちんと理解したときに見せる表情を何度も何度も見ているうち、顔を見ていれば、ああ、これはちゃんと理解したようだなとか、これはまだちゃんとわかってないんだなとか、そういう判断がつくようになりました。

「わかった?」と尋ねなくなったかわりに、まだすっきり理解していないのに先に進もうとしている子に「イマイチまだわかってないよね?」などとは時折口にすることはありますが、そういうときはまず間違いなく、頷きます。

もちろん、私はまだまだ未熟ですから、考えているのかわかっていないのか判断がつきかねることもたまにはありますが、そういうときは「わかった?」などの声かけをするのではなく、「考えてるんやったら待つし、助けがいるんやったら言ってね」というような声かけをするにとどめます。

個別指導であれば(もちろん、能力の高い方なら一斉指導でも)、理解したかどうかを子ども達の表情からある程度読みとることは可能だと思います。
そして、それはとても大事なことなのではないかなと思っています。

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2012年3月17日 (土)

ご協力ありがとうございます。

新年度のレッスン曜日のご希望を伺うアンケート、回答期間が短く、皆さまにご無理をお願いしていますが、早々にご回答くださった皆さま、ありがとうございます。
来週22日木曜を回答期限とさせて頂いていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

レターにも書かせて頂きましたが、恐らく平日17時5分からのお時間はご希望が重なるのではと思いますので、そのお時間以外でも可能なお時間がおありでしたら、そちらもご回答頂けましたら大変ありがたいです。
特に15時50分からのお時間に間に合われる方はそのお時間をお選び頂けると助かります。
また、土曜14時20分は既にご希望が数人重なっておりますため、土曜はそれ以外のお時間でも可能な方はそれでご記入頂けましたら幸いです。

もちろん、ご希望が集中しなければ、なるべく皆さまのご希望に沿うようにさせて頂きたいと思っておりますが、調整が難しい場合は個別にご相談させて頂きますので、何卒ご協力の程お願いいたします。

今日は何を書こうかとずっと考えていたのですが、思いつかぬまま時間が過ぎてしまいました…。
今日はこれにて。

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2012年3月16日 (金)

子どもっておもしろい。

今日のあるレッスンのとき、ひとりの子が3学期の通知簿が5段階でつくのだという話をしました。
これまで公立小学校は長年よくできる、できる、がんばりましょうというような3段階評価で、通知簿に数字がつくということを経験せずに中学生になった子がかなりいるのではないかと思います。
教室に通ってくれている子たちはみんな、5段階評価は初めての経験で、口々に嫌だのなんだのと言い出しました。

その話の中で、相対評価と絶対評価の話になりかけ、子ども達にもわかるように相対評価の説明をしていたときのことです。
クラス全体のうち、1~5をつけられる人数が決まっていて、例えば5をつけられるのが5人だとして、テストの点がみんな同じだったら、宿題をちゃんとやっているかとか、授業をちゃんと聞いているかとか、そういうのも合わせて決めるんだよというような話をしたところ、「じゃあ、テストの点もおんなじで、宿題もおんなじようにちゃんとやってて、授業もぴち~っと聞いてる人が5人よりいっぱいおったらどうするん?」との質問が。(笑)

大人であれば、そんなことは当然あり得ないし、そんな仮定をすること自体、馬鹿げていると思うわけですが、聞いている子は真剣で、周りの子達まで「ほんまや、そんなときはどうするん?」と一緒に質問してくる有様です。(笑)

そんなことあり得るわけないやんと言ったところで、子どもは多分「あるかもしれへんやん!」などと言って食い下がってくるだろうということは予想がついたので、敢えてそれは言わず、「もしほんまに何もかも全くおんなじでそれでも選ばなあかんかったら、それはもう先生の好きか嫌いかとかになってくるんちがう?」と答えました。(実際のところ、もし天文学的確率でそんな状況になった場合は、そういう判断はあり得るという気がしますが。)

すると、「えぇ~~!!ひっど~!!そんなんずるいわ」だのなんだのと、口々にぶ~ぶ~文句を…。(苦笑)

(だから、5人も6人も、テストの点も宿題の提出も授業態度も何もかも同じ評価なんて、そんなこと絶対あり得へんねんてば…)と内心思いつつ、これ以上横道に逸れてはいかんと、話を打ち切ってレッスンに戻りました。

でも、子どもってよくそういう「あり得ない仮定」をして、ひとつ否定すれば更にもっとあり得ないことを、必死になって重ねてくるってことはありますよね。
そういう仮定ができるってことが子どもである証拠なんでしょうか。
ってことは、私も昔はそんなだったのかなぁ。
ホント子どもっておもしろい。

3学期の通知簿、子ども達、どんな評価をもらってくるのかちょっとドキドキですね。

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2012年3月15日 (木)

へぇ~、なるほど。

教室では、極力説明を減らし、必要最低限、もしくはそれにすら少し足りないぐらいのところの手助けだけするようにしているので、例えば、これまでに学んだことをベースに考えられるんじゃないかなと思うようなことであれば、その単元自体初めてでも、「できるかもしれへんから、ちょっと考えてみて」というような入り方をし、子どもの様子を見ていたりします。
もちろん、初めてのことですから、ほったらかしにするのでなく、何か考えられていそうかどうか表情を見ていますし、どうも気付いていないようだなと思えば少しだけ手助けをしたりはします。
ですが、まず子ども自身に考えさせることで、時折、これまで自分にはなかった発想に触れられることもあるのです。

今日のレッスンでのこと。
これまでに、「小数÷整数」の学習はしたことのある子と、「小数÷小数」の、それも四捨五入をしたり、あまりを求めたりする少し面倒なものをしていたときのことでした。
前回、「ちょっとやってみて」と言ったら、結構できていたので、そのままやり進んでもらっていたのですが、今日、計算用紙に筆算を書いているところを見て、あれ?と思ったのです。

「9.61÷2.5」の問題を「961÷250」と直しています。
それまでの問題は割る数と割られる数の小数点以下のケタ数が同じか、割る数のほうのケタ数が多かったので気付かなかったのですが、え?なんで250?と、ちょっと意外に感じました。

「ねえ、なんで250にしたん?」(普通なら割る数のみ整数になるように考えますよね?)
そう尋ねると

「え?だって、その方が簡単やん。」
との答え。

私自身、なるべく常識にとらわれないようにしようとは思っているものの、自分が子どもの頃に習ったことがどうしてもベースになるので、そんな発想をしたことがありませんでした。
そもそも、いずれにしても答えは小数になるのであれば、大人の感覚なら「96.1÷25」でいいやん?ということになるのだろうと思います。
ただ、確かに、「96.1÷25」より「961÷250」の方が子どもにとっては簡単でイメージしやすい気がします。

そうか~、そうだな~~。うんうん、その発想、すごいな~!

テクニックとして教えないからこそ、その子自身が考え付いた方法で解いていたことが嬉しく、また素敵な発見をさせてくれたことにも感謝せずにはいられませんでした。
この子、自分で気付いて工夫しているからか、余りを出すときにも今のところほとんど間違わないんですよね。

小数÷小数の計算を、どちらも整数になるように直すという発想。
学校や塾では決して教わることのない方法ですが、なんだか新たな発見です。

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2012年3月14日 (水)

U-23オリンピック出場決定おめでとう!

今日は明け方、応援しているインテルのチャンピオンズリーグ敗退が決まり、なんだかどんよりした気分でしたが、レッスンに来てくれた子達は元気にがんばってくれて、どんよりの気分も晴れ、レッスン後はオリンピック最終予選の最終戦を見ることに。

今日の試合は引き分け以上でオリンピック出場が決まるとのことでしたが、今朝のインテル、終了間際まで延長戦か?という状況だったというのに、ロスタイムに決められて敗退が決まってしまったもので、先制されたら嫌だなぁと心配していました。

おまけに、前半は結構押してはいるのに結局点が取れず、このまま終了間際に決められたりしたら、今日はもう立ち直れないかも…と心配していました。
仕事をしながら前半を見て、ハーフタイムに帰宅することにしたのですが、ワンセグで試合をチェックしつつ、最寄駅を降りたところで日本先制。叫びたいところでしたが、さすがに路上。近くに人もいたので、小さくガッツポーズをして帰宅を急ぎました。
そして、帰宅してTVをつけた途端、清武くんの見事なゴールで追加点。今度は大きな声で叫んでしまいました。(汗)

ここまでどっぷりサッカーにはまっているのは人生初かもしれませんが、泣いたり喜んだりする姿を見ながら、多分私は若い子達が一所懸命になっている姿を見るのが好きなんだろうなぁと。
かなり年齢の高い選手が多いと言われているインテルの選手でさえも、私からすれば「若い選手」なわけですから…。(汗)

教室の子ども達のことも、集中して真剣な表情で問題に取り組んでいるときが本当に大好きで、問題をクリアしたときに見せる気持ちよさそうな表情も大好きです。
集中してがんばっている姿はスポーツに限らず、本当に心に響くものがありますよね。

U-23の皆さん、オリンピック出場決定おめでとう!
オリンピックでもいい試合を見せてもらえることを楽しみにしています。

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2012年3月13日 (火)

アンケートお配りしています。

今日はレッスンの後、何件かご連絡その他のメールをお送りしていたら、すっかり遅くなって先ほど帰宅しました。
ブログにも書けそうな話題もあるのですが、今日はまた明け方どうしても見たい試合があるもので、仮眠せねば…。(すいません、ほんとに…。)

というわけで、本日は通ってくださっている皆さまへのご連絡です。
大変遅くなりましたが、本日から新年度のレッスンに関するアンケートをお配りしています。
あまり早くお配りしてもご予定がわからないかなと思っていましたら、もう3月半ばになっていて、大慌て!!
毎年のことだというのに、本当に申し訳ありません。
明日、明後日のレッスンの方もお子さんに手渡しさせて頂く予定ですが、金曜以降のレッスンの方はメールまたは郵送にてお送りする予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

ご回答締め切りまであまり日にちがありませんが、何卒よろしくお願いいたします。

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2012年3月12日 (月)

オフでしたが。

昨日は出勤していたので、今日はだらだらしてもいいとしようと(まあ、普段もかなりだらだらしていますが…)、思う存分夜更かししたらすっかり朝(それも今日は8時前!!(大汗))になってしまい、とりあえずちょっと寝ようと思ったら、目覚めたらお昼で、なぜか外は雨。

一気に外に出る気が萎えたのですが、ほどなくお天気に。
とりあえずお洗濯した後はだらだら。
ですが、実はかれこれ2、3週間、やらなきゃなぁと思いながら放置していたことがあり、いつもそれを気にし続けているのも精神衛生上よろしくないのはわかっていましたし、ちょっと手をつけてしまえば、きっとその勢いでやるだろうと、もう日も暮れた後でしたが、キッチン周りの片付け、整理に手をつけました。

思った通り、手をつけてしまえば、それなりに順調に進み、まずは絶対やらねばと思っていたことは終了。
まだできそうだったので、そのまま引き続きほかにも気になっていたところを片付け、その後机周辺の整理まで。
こうなったらもう少し…と、申告が済んだ今回の領収証ファイルを整理までしました。

というわけで、自分としてはかなりすっきり気持ちよい感じで、今このブログを書いています。
まあ、延べで3時間もかかってないんですけどね。

明日からまた1週間。しっかりがんばりたいと思います。
あ!!今日やろうと思っていたことを1つやっていないことに気付きました…。(汗)
まあ、気づかなかったことに…。(をい)

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2012年3月11日 (日)

待ってあげれば

今日は体験レッスンがお一人とイレギュラーでの幼児さんとのレッスンがあり、出勤していました。
ある程度通ってくれた子達のほとんどは、当初そんな状態が見られたとしても、だんだんとそうではなくなっていくのですが、体験レッスンや不定期のレッスンに来てくれる子などを見ていると時々感じることがあります。

それは、かなりの子達が、それも小さい子であっても、急いで答えを出そうとしているようなのです。
うちの教室では、だらだらしている場合はともかく、その子が考えているようであれば、待てる限りじっと待っています。考えている途中に邪魔をすることは極力避けるよう努めていますし、理解できていないときに無理に説明して、納得した気にさせたりもしません。
そんな風にして次へ進んでも、それは結局あまり役に立たない場合が多いようにも感じているからです。

私とのレッスンに慣れてきた子達は、大抵はここではゆっくり考えてもいいんだということを感じ取ってくれて(そうでない子には何度も何度も「慌てなくていいから」「ゆっくり考えて」などを声をかけ続けていきますし。)、自分で納得できるまで考えようとしてくれます。

しかし、初めてのレッスンの子やまだ通い始めて日が浅い子達の中には、いや、まだ全然考えてないでしょ?というようなタイミングで答えを書いてしまったり、文章題をまだ最後まで読み終えないうちに、とにかく出てきた数を順に並べて、足すか引くかを書いてしまったり、どう見てもまだ頭の中に問題が入ってないよね?と感じることがあるのです。

「ゆっくりでいいよ」「慌てなくていいよ」と何度も声をかけるのですが、そういう子たちはきっと、うちに来てくれるまでずっと、学校なり塾なりで「早くしなければならない」と感じて(感じさせられて?)いるんだろうなと思います。

実際、塾や教室によっては、小さい頃からスピードを求めるところも少なからずあるようですし、学校などでもタイムを計られたり、できた子から手をあげたりなどということがあれば、やはり「早いこと」がよいことなのだと思いこんでしまっても仕方ないんだろうなと思います。
現に、そういう価値観を子ども達に与え続けている大人が少なからずいるわけですから。

もちろん、ある程度の年齢以上になれば、早さを求められることもあるでしょうし、テストなど限られた時間内でどれだけ解けるかで成績をつけられてしまう環境にいれば、どうしてもその価値観はついて回ることは否定しません。
ただ、小さいうちは、あくまでも「ひとりひとりの子どものペース」というものを尊重してあげることが何より大事なのではないかと思います。
もちろん、算数に限ってみても、抜群に反応のよい子というのはいますから、そういう子に無理にゆっくりさせる必要はないでしょうが、どうしても時間がかかる子もいるわけですから、そういう子たちにはその子が精一杯考えるために必要な時間を与えてあげれば、伸びはゆっくりかもしれませんが、その子なりに力をつけていくだろうと思うのです。

今日のレッスンの子達はみんなまだまだ小さい子達でしたが、目の前で焦っている姿を見ながら、本当は焦る必要なんてないのに、そんな風に焦るようになってしまったのは私達大人のせいなんだよね…と思うとなんだか申し訳なくて、心の中でごめんねと言いながら「ほかでは早くしなきゃダメかもしれないけど、ここではゆっくりでいいよ。慌てなくていいよ。」と何度も声をかけました。

この子達、自分のペースでゆっくり考えさせてもらっていれば、もっともっと力を発揮できるんだろうなと。
もちろん、この子達に限らず、急がなくちゃ!と思ってしまっている子ども達みんなが、自分のペースでゆっくりじっくりやれたら(もちろん、それはほったらかしていればいいということではなく、大人がその子の表情などをきちんと見ておく必要はあるわけですが)、それぞれの子がもっともっとその子の持てる力を伸ばせるんだろうなと、そんなことを感じました。

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2012年3月10日 (土)

少し心配

春から4年生になる子が先月から中学受験の準備のための塾にも通い始めました。
おうちの方とも色々ご相談して、塾でテクニックを教えられてしまう前に、可能な範囲でこちらで先に学習するようにしたいと考えてはいるのですが、今回のレッスンで少し心配な兆候がありました。

教室では既に公倍数や公約数の学習をして、応用問題も少しだけやってはあったのですが、どうやら塾でもそのあたりを習ったようで、教室でやっていたときには、1問1問しっかり考えて解いていたのに、今回は問題文を読むたび、「あ、これは最小公倍数やな」とか「ああ、これは最大公約数を求めたらええんやな」とか口に出して、その方法を思いだそうとしているようです。

しかし、6人でも9人でもあまりが出ないように分けられるキャンディーの数という問題を、「3個やな」と答えた後、違うというと、次は「ああ、9個やったわ」と言い、それも違うというと「ん?6個かな?」と。
これまでのその子はそんな当てずっぽうで答えることはあまりありませんでしたし、何より、6人でも9人でも分けられると書いてあるのだから、当然最低でも9個以上ないといけないということには絶対気づくタイプの子だったのです。

今回はその後も何度も公約数か公倍数かを勘違いし、「これ、最大公約数やんな?」などと尋ねてくるので、「さあ、知らん。そんなん覚えへんでもちゃんと考えられてたやん。」と何度か突き放すと、だんだんいつものその子に戻ってきて、あり得ない間違いはほとんどなくなりました。

今回たまたまなのかもしれませんが、これまでしっかりじっくり考えられる子だったのが、そんな短期間で浅い考えで適当に答えを出してしまうように変化しつつあるのであれば、それは大問題です。
少し気をつけて、今後の様子を見ておかねばと思っています。

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2012年3月 9日 (金)

今日は一体?

今日はあいにくのお天気でしたね。
雨の日はイマイチ調子が出ない子がいたりする上、今日はもう週末ですから、本来なら不調な子が何人か出てもおかしくないところ。
おまけに今日のレッスンの子の中には今の時点では算数が苦手な子も何人かいて、普段のレッスンでもなかなかじっくり考えることが難しかったり、すぐ助けを求める表情でこちらを見つめてきたりということがしばしばあるのです。

しかし、今日のレッスン、不調な子がおらず(あ、ひとりだけ、普段そんな間違いをしない子が、計算するたび0が多かったり少なかったりと、それはそれで笑ってしまうほどおかしかったのですが。)、普段苦戦する子たちが軒並み、絶好調といえるぐらい好調で、前回は不安そうにしていたことをすごくいい表情でスイスイやってしまったり、スピードは早くはないものの、結構算数が得意な子でもうっかり間違えたりすることのある問題を次々と確実に解いていったり、なかなか早くもできず、また、直線は途中の穴に入らずに一気に作るよう指示していてもなかなかそれができなかった年長の子が、え?もうできたの?というぐらいの速さでひもを使う教具の課題をクリアしてしまったり。

え?どうしたの、今日??
内心本当に不思議で仕方なかったのですが、この子たちがみんな、こんな表情で問題に取り組めるんだということがしみじみ感じられて、とても嬉しく思いました。
もちろん、子ども達の成長は行きつ戻りつの面もあったり、その日のコンディションでもかなり左右されたりしますから、このまま好調をキープして一気に大きく変化するということはなかなかないだろうと思いますが、それでも、はっきり見えた変化の兆しがとても嬉しくて、いつもに増して幸せな1日になりました。

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2012年3月 8日 (木)

おもしろいなと思うけど、ホントはそれが自然なんだろう。

今日は年長さんの子とのレッスンがあったのですが、そろそろ通ってくれて1年になろうとしているその子は、100までの足す引くがある程度できるようになりました。
100までであれば、足し算は繰り上がりがあってもほぼすんなりできますが、繰り下がりのある引き算となると、できないわけではないのですが、楽しい、好きという風には感じられないようで(まあ、ほとんどの子が引き算より足し算の方が圧倒的に好きみたいですし)、2けた同士の繰り下がりのある引き算になると、明らかにモチベーションが低下するのがわかります。(笑)

もちろん、量をこなさせるつもりもありませんし、スピードも求めませんから、しっかり考えられればそれでよしとして、ゆっくり様子を見ています。
それでも、ドットを見せたり、ドットの絵が描かれたプリントをやっているときと比べ、数式だけのプリントになると格段に「やるぞ!」という表情ではなくなるのです。

まだ就学前ですから、時間をかけてじっくりやればいいわけで、更に、できていない訳ではなく、あまり気乗りがしないらしいというだけですので、問題はありません。
しかし、その子に文章題のプリントを考えてもらうと、全く抵抗を示さないのです。

前のレッスンでもそれは感じていたのですが、今日も、宿題の繰り下がりの引き算のプリントが最後まで終わらなかったと言って持ってきていたので、ほんの5問を一緒にやろうとしただけでも、かな~りのらりくらり、ああ、やりたくなさそうだなぁという感じでした。
ドットを見せればやってくれますし、1つ1つ尋ねながら考えてもらうとちゃんと考えられるのですが、1問まるまるドットなしで自分ひとりで考えるとなると、途端に目に見えてやる気がどこかへ…。(苦笑)

ドットを見せたり、問いかけをしたりしながら、なんとかやり終え、ほかの問題のプリントをやったりした後、文章問題のプリントになりました。
1問目は「~~~昨日36匹、今日は45匹つかまえました。昨日と今日合わせて…」というような問題で、それはほどなく正解。
次の問題は45枚から12枚と13枚をあげる問題で、それも全く抵抗を示さず、少し考えて正解。
そして、その次には「~~56匹つかまえました。~~28匹あげました。今何匹…」というような問題で、今日も抵抗を示していた繰り下がりのある引き算です。
なのに、全く嫌がる様子もなく「56-28」と式を書き、真剣な顔でしばらく考えた後、「28ひき」とちゃんと答えが出せました。

子どもの頭の中の状態まではわかりませんが、当然、56匹の魚を思い浮かべて28匹をあげた状態が思い描かれたとは考えづらいのですが、それでも、虫だったり、お花だったり、お魚だったりと具体物が出てくると、考えることを嫌がらないのです。

大人からすると不思議に思えるかもしれませんし、実際、「56-28」と書いてしまえば、ほんのさっきまで抵抗を示していた繰り下がりの問題を全く同じなわけですから、そこでまた抵抗を示されるのではという気持ちもありました。
でも、全く大丈夫だったんですよね。

これが頭の中が「健康な状態」なんだろうなと思います。
実際、文章問題の方が得意な子、文章問題の方が好きだという子は教室にはたくさんいますし、計算だけはできるけどという子はほぼいませんので。

計算式なら解けるけど、文章問題になると途端にできなくなるというのは、明らかに異常な状態であるということを、もっとたくさんの方に知っておいて頂けたらなと思います。

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2012年3月 7日 (水)

すみません、完全に書くこと飛びました(汗)

ご覧になった方がどのぐらいおられるかわかりませんが、今日はなでしこ達のアルガルベカップ決勝で、キックオフには間に合わなかったものの、途中から観戦し、既に日付が変わっているのですが、あまりにもすごい試合展開に頭がぼ~っとしております。

帰宅途中、経過が気になって携帯のワンセグをチェックした瞬間ドイツに先制され、その数分後更にあっさり追加点。
これはさすがに無理じゃないかと(今日は体調不良で澤さんも出ておらず、W杯のときも延長戦の末なんとか1点取って勝ったということを思うと、澤不在で2点取り返すのはさすがに至難の技に思えたので)、気持ちが萎えかけていたのですが、前半のうちに川澄ちゃんが1点返し希望をつないでくれました。

後半に追いついて均衡状態が続き、40分を過ぎてから日本はPKを取られ1点ビハインド。
残り時間はあと数分。さすがにこれは万事休すと思ったのですが、彼女達は全く諦めていなかったんですね。
更に追いつき、目安のロスタイムは既に経過。このままPK戦に突入かと思った一瞬をついて、ドイツが更に逆転。

後半40分を過ぎてから合計3本ものシュートが決まるという、壮絶な展開。結果として負けてしまいましたが、本当にすごい試合でした。感動で思わず少し涙が出てしまったほど。

そもそもドイツは前回のW杯の優勝国だそうで、そのドイツが日本に負けたため、ロンドンオリンピックに出場できなくなっており、それを思えば、アメリカに次いで世界ランク2位のドイツが日本に2試合続けて負けるわけにはいかないという気持ちも、日本に負けてオリンピックへの道を閉ざされたのだから、リベンジをという気持ちも恐らくあっただろうと思います。
最後の最後にそこの差が出てしまったのかもしれませんね。

ただ、澤さんがいなくてもここまでやれるんだということは少し驚きましたし、本当にいい試合でした。
まだ余韻を引きずっています。(苦笑)
というわけで、今日はこんな更新でお許しを・・・。

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2012年3月 6日 (火)

確定申告ひと段落

教室を始めることになったとき、税務署に開業届を出しに行ったところ、1年間無料で税理士さんから記帳指導が受けられるということで、たまたま受け持って頂いた税理士さんに、その後も年に1回確定申告のときだけお世話になっています。

私のほうの作業はなんとか申告開始の2月16日にほぼ完了していたのですが、最後のチェックをして頂いて、提出をお願いしていまして、ご連絡を待つことになりました。

しかし、もともと無料の記帳指導をお受けになる時間の余裕もないような方だったようで、毎年とても忙しくしておられ、今年は特に「また連絡します」というメールの後、2週間なしのつぶて。
さすがにちょっと心配になってきた頃に連絡を頂き、書類を持って伺いました。

次は例年、完成後、確認と捺印をしに伺うのですが、今年は持って伺った昨日のうちに完成したとの連絡を頂き、今日仕事の前に捺印しに伺ってきました。

こんなことは初めてだったので驚いていると、あまりに忙しくて、受け取ってすぐ一番に手を付けてくださったとのこと。
これにて今回の確定申告作業も無事終了しました。
あとは税理士さんが書類を提出してくだされば、全て完了です。

うちはとても小規模ですので、それこそ、家計簿より出納が少ないぐらいで、そんな大変なことではないのですが、やはり終わるまではずっと気になっています。
というわけで、晴れてすっきり。嬉しい限りです。
まあ…そう言っている間に既に2ヶ月分の入力が溜まっていたりするわけですが。(汗)

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2012年3月 5日 (月)

興味の有無

今日はご紹介で高学年の女の子がひとり体験に来てくれました。
うちに通うことになるかどうかは全くわかりませんが、1時間一緒にレッスンをさせてもらいながら、色んなことを感じました。
来てくれる前に伺っていた話では、体を動かすのが大好きで勉強はキライだと。まあ、それは珍しいことではありませんし、小さい頃から徹底的に詰め込んでいるよりは何もせずに来たほうが伸びがいい場合もありますので、さて、どんな子が来てくれるのかなと楽しみにしていました。

確かに現時点で算数はかなりがんばりが必要な状態であることはわかりましたが、初めての緊張もあったのか、1時間その子なりに必死に考えて、頭をフル回転させてくれたと思います。
ただ、まず驚いたのが、もう高学年になっているのに、2倍、10倍の言葉の意味を知らなかったのです。

大きな数の問題を少しやってもらおうとしたとき、10倍がぴんと来ていない様子だったので、大きな数だからかなと思い、「4の10倍はわかる?」と尋ねたものの首をかしげました。そこで「5の2倍は?」と尋ね直したところ、「7?」と。
あれれ?と思いつつ、「じゃあ、もしかして、チャンスが倍とかって言われてもどういうことかわからない?」と尋ねると、こくりと頷きました。

そうか、知らないのかと少し驚きつつ(九九は使えるようでしたので)、「5の2倍は5が2回ってことよ?」というと、へぇ~という表情を見せ、「10倍なら10回ってこと。」そう言った後、「8の4倍は?」と尋ねると「32。」とすんなり答えました。

もちろん、これまでその子が過ごしてきた中で「倍」だの「2倍」だのという言葉を耳にしたり目にしたりする機会はあったはずです。
掛け算を習ったときにも、もしかしたら出てきていたかもしれません。
それでも、きっとその子は興味を持たなかったのでしょう。

広い意味での「学び」というのは、分からないことが分かるようになる。知らないことを知る。そんなことを指す部分も多いのではないかと思います。
ということは、何かに疑問を持つ、興味を持つということは、学びにとってとてもとても重要なことだと言えるでしょう。

どうやらその子は算数が嫌いだそうですから、もちろん興味も持てないのでしょう。
ただ、「チャンスが倍!」とかいうようなフレーズはテレビ番組などを見ていても耳にすることはあるはずです。
そのときに「どういうこと?」と尋ねるなり、自分で調べてみるなりすることで、ひとつ学ぶ機会を得られるのですが、分からなくても平気、知らない言葉が出てきても気にならないという子は、何かを学ぶ上でせっかくのチャンスを少し逸しているかもしれません。

どうすれば興味を持たせることができるかというのは難しいところですし、また、周囲の大人が様々な働きかけをしても興味を示さない場合ももちろんあるでしょう。
ただ、知らないこと、わからないことは調べるという姿勢を、子どもが小さい頃から周囲の大人が見せていれば、それが子どもに伝わる可能性は少なくないだろうと思います。

何かに疑問を持てる子。疑問を持ったらそれを解決したいと思う子。
そういう子は、真剣に学び始めたら、きっとぐんぐん伸びるだろうと思います。

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2012年3月 4日 (日)

今日はお休みでしたが…。

最近、土曜は大抵ヨーロッパサッカーをはしごして朝まで起きていたりするのですが、どうしてなのか昨日は(というか日付は変わっていましたが)、宮市くんのプレーを見ながら急激な睡魔に襲われ、かなり久しぶりに化粧したまま意識喪失。
本当は宮市くんも見たかったものの、その後すぐ2時半キックオフのドルトムント、そして見られるならそれに続いてバルセロナを見るつもりだったというのに、目覚めたら7時…。全部終わった後でした…。(汗)

その時は外はとてもよいお天気で、今日はあとちょっとだけ眠ったら買い物に出ようと、顔を洗って2時間ほどでアラームをセットして就寝。
しかし、しっかり止めて3時間ちょっと眠りこけていました。で、目覚めたらすっかり雨……。
一気に出かける気持ちが萎えて、夜に実家に行くまで引きこもっていました。

で、夜実家にはレインコートを着て、傘をさしつつ(ちゃんと両手でハンドルは握って)自転車で行ったのですが、帰りに、危ないのでゆっくり走っていたというのに突風で何度か傘が引っ張られ、家を目前に傘が見事に裏返りました!
もう何年か使っているとはいえ、ちょっといい傘(あくまでもちょっとですけど…)だったので、(うわぁ、ショック…)と思いつつも一旦自転車を止め、傘を畳んだところ、何も力を入れなかったのに普通に閉じて元通り!!
それはそれでびっくり!家に戻ってからもう一度開いて確かめてみましたが、とりあえず問題なく使えそうです。すごいな…。

さて、明日は夕方に1件体験レッスンが入っています。
4月からのスケジュールもそろそろ考えないといけませんね。今年こそ早目にご案内できるようがんばります!

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2012年3月 3日 (土)

意識させる。

子ども達がややてこずるものの中に小数の割り算があります。
もちろん、テクニックとしてやり方を覚えてしまって、機械的に答えが出せるという子は少なからずいるんだろうと思いますが、割り切れるものならいいとして、テクニックで覚えてしまった子などはしばしば、余りを間違うことがあります。

また、小数の割り算を指導する際、恐らく、小数点を同じだけ動かして計算すればよいというようなところだけ教えてしまうということも(そうでなくても、子どもがそこだけを覚えてしまうということも)無きにしも非ずではないかと。

今日のレッスンで、その子はかなりしっかり考える子なのですが、小数を小数で割って、商と余りを求める文章題を解こうとして質問してきました。
問題は数字がちょっと違ったかもしれませんが、「21.6mのひもを0.65mずつ切ると、何本取れてどれだけ余るか」というようなもので、考え始める前に、その子が質問してきました。

「これ、どこまで計算するん?」

四捨五入するとか、小数第何位までとか何も書かれていないのでとっさに尋ねたようですが、「え?問題で何聞かれてるん?」と尋ね返すと、

「ああ、何本ってことは1の位までか。」

そう言って解き始めました。
その子に聞かれたときに「1の位までよ」と答えることももちろんできるわけです。

また、例えば、小数点の位置を移動させて計算した後、余りを答え間違えているような場合に「点の位置が違うでしょ?」とか「元の位置に戻すんでしょ?」と直接指摘することもできるわけですが、そういう指摘をしても、子ども自身が理解し、納得しない限り、徹底的に反復してマスターするまで同じような間違いを繰り返す可能性は少なからずあります。

ですから、余りを間違っているような場合、「そんなに余ってたら、まだ取れるやん!」とか、「なんで余りがもともとの数より大きいの?」などと、なるべく子ども自身に少しでも「あれ?」と思ってもらえるような声かけを意識しています。

とにかく、よく考えずに答えて間違っているような場合には、テクニック的なことは決して言わず、「なんで?」「どうして?」と尋ね、極力考えさせるようにします。

それでもなかなか効果が出ない場合もありますが、教室の子ども達を見ていると、余りを頻繁に間違える子がほとんどいないところを見ると、多少は効果があるのかなと思っています。

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2012年3月 2日 (金)

謎・・・。

すみません。かな~~りどうでもいいことなのですが・・・・・・。
つい昨日、あれ?なんか変??と目に留まったのです・・・。
というのはこれなんですが・・・。


Book2 Book

これ、買ったまま、同時期に買ったあと2冊の本と一緒に机の上の小さなカラーボックスに載せてあったのです。
しかし、この本の上には更にプリント類などが載っており、本の下にも使っていないカレンダーなどが敷かれていました。

昨日の帰り際に発見したので、おかしいなぁと思いながらも一旦帰宅。
しかし、今日は原因を突き止めたいと、カラーボックスの上にあったものを一旦全てのけて、ほかに被害が及んでいるものがないか確かめました。

しかし・・・なぜなのか、その上のものも下のものも全くなんともなっていないのです・・・。

クーラーを使っていた時期にはたまに、エアコンの端から水が落ちてきてワークが濡れてしまったことはあるのですが、この本を買ったのは今年になってから。当然クーラーは使うはずもなく、何より、この本はカラーボックスの一番上になったことも一番下になったこともないのです…。

結局謎は解けないまま、気持ち悪~い状態の上、かなりのしみっぷりなので、これを使おうという気にもなれず・・・。(ショック・・・。)

誰かこの謎を解いてくれないだろうかと、モヤモヤ感満載です。(苦笑)

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2012年3月 1日 (木)

じわっと嬉しい。

以前に書いたことがありますが、今年度は私がどこまでやれるかわからないけど…ということを断った上で高校数学、まずは数Ⅰから、この春卒業する中3の子と一緒にやっていくことになりました。

もともと中学校の教員志望で大学に進み、卒業後も小中学生の指導したことがないので、過去にも一度ほんの少しだけ数Ⅰをやってみかけたことはあったものの、必要に迫られてなかったため頓挫。
その後、以前うちに通ってくれていた子が突然試験前に駆け込んできて急遽短期間一緒に数Ⅰをやったものの、そのときも因数分解や不等式のあたりに差し掛かったところまででしたので、三角比などは遥か記憶の彼方でもあり、また、自分が高校時代にはどうしてそうなるのかということを考えることなく、公式を暗記して当てはめて・・・という方法で数学を乗り切っていたため、指導できるかといえばかなり不安がありました。

ですが、もともと小中学生しかお受けしていない教室ですから、私が高校数学を教えられなくても仕方ないといえば仕方ないわけで、とりあえずやれるところまで一緒にやらせてもらおうと再度数Ⅰを解き直していました。

ただ、今年度は教室を初めて以来初の中学受験生と最後まで一緒に勉強させてもらうという経験もさせて頂き、その予習や小学生の教科書改訂で教材が新しくなった分の予習など、ほかにも色々しなければならないことがあって、数Ⅰはとりあえず2学期末頃までに三角比の正弦定理、余弦定理に差し掛かったあたりまで来てはいたものの、入試対策などもする必要があったので、一旦お休みし、私の予習もストップしていました。

どこで理解できなくなるかドキドキでしたが、昨晩、ワークブックを最後まで解き終えました!
スタンダードとプログレスの2種類があり、難易度の低いスタンダードの方ですが、それでも、高校時代理解せずに解いていたことなども、単に公式に当てはめるとかではなく、全ての問題をもし彼女に質問されたらどうにか答えられる状態で解き切ることができ、衰え著しい脳を思えば尚のこと、かなり嬉しい気持ちになりました。

彼女と一緒に勉強できるのはあと僅かですが、とりあえず少しだけでも数Aに手をつけようかとも思っていまして、こちらは来年度数Ⅰに移行されるようですが、高校時代ほぼちんぷんかんぷんだった「集合」がありますので、そこを乗り切れるかどうか、ちょっとやってみようと思います。(必要条件とか十分条件とか、逆とか裏とか、なんかもう頭ごちゃごちゃになって全然わからなかったんですよね…高校時代…。)

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