すごい変化だなぁ。
4年生の子の話。
以前通ってくださっていた方のご紹介で3年生の途中にうちに来てくれるようになったのですが、ぱっと見はとても可愛らしくて元気な子、なのに、なぜか常に自信がないような感じで少しおどおどして、問題が難しいと焦ってしまって集中して考えることがなかなかできず。
そんな状態で、その子が持っている力を発揮できぬまま数ヶ月が過ぎ去って、私が厳しくしてもイマイチ、手伝って頂いている先生が優しくしてもやはり目立った変化はなく、う~ん、どうしたものかなぁという状態がしばらく続いていました。
週1回1コマだけなのに、出した宿題の大半が間違っているということも少なくなく、毎回、わからなかった、できなかったという宿題を直すのに時間の大半を取られ、4年になってからは教科書も分厚くなり、学校の進度も考えると、これじゃ困ったことになる、どうしよう…と思っていました。
夏を過ぎた頃、確かに宿題はやってきてはくれるものの、その出来があまりにもの状態なので、おうちの方にご相談させて頂いたところ、どういう風に対処してくださったのかはわからないのですが、宿題の間違いが随分減り、もちろん、それだけならおうちの方がついて宿題を見てくださったのだろうということになりますが、その頃からレッスンでの態度が急激に変わったのです。
それが2週続き、3週続きとしていくうち、明らかにその子の表情や態度が穏やかで落ち着き始め、それまでが嘘のようにどんどん教材を進められるようになりました。
当初はプリントも併用していたのですが、これでは学校の授業にすら遅れを取ってしまうかもと心配になり、ひとまず学年準拠のワークブックをメインに切り替えたのですが、結局、今日、それが全て終了しました。
安定感を見せ始めてからのその子の力の発揮っぷりはすごいものがあり、過去、本当に嫌々やって何度も何度もほぼ全部間違っていた桁の多い筆算もすらすらとやり直しはじめ、「あれ~、なんでこんなに間違ってたんやろ?」とか「簡単や」とか言い出す始末。
とりあえずこの調子のまま5年の教材へ進むつもりですが、これでひとまず保留にしていたプリント教材もやる余裕ができました。
本当に驚きの加速っぷりでした。
子ども達、それも特に男の子は、変わるときは急激に変わることがありますが、教室に子ども達の中に何人か、もしかしたら?と思う子達がいるので、今後の変化が楽しみです。
| 固定リンク
コメント