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2012年1月31日 (火)

日々のレッスンで

日々のレッスンの中で、メインの教材は決まったものがあり、大半の子はその教材を中心にレッスンを進めていくのですが、その子その子に合わせて、どういう提示の仕方をするか、どこまで手助けをするかなど、毎回、ひとりひとり違っているのだと思います。

多くの子が苦手に感じるところや、同じような勘違いをするところなど、ある程度傾向が読めるところもありますが、それでもやはり子どもによっては例外の反応をする子もいますし、その日のその子のコンディションによってもできる、できないが変わってきもします。

例外の反応をする子に出会うたび、新たな方法を探す必要があるため、私自身も退化しつつも進化(?)しているところもあり、過去の子にはできなかった新たな対応ができるようになったりということもあります。

そんなこんなで、レッスンは本当に生もので、その日その場限りというようなことも少なからずあり、そこに来て近年の私の物忘れの激しさは、ある日のレッスンでやったこともすぐに忘れてしまったりもしまして…。

というわけで、もしこれまでのレッスンでとっさに思いついて提示した諸々のことを全て記録として残していたら、きっとすごく膨大な資料になっていたんだろうなと。まあ、1回限りの新鮮さがいいのかもしれませんが。

今日のレッスンである子と割合のレッスンをしていて、百分率を学習することになったので、計算用紙を出して四角を描き、果汁100%ジュースの話をしながら、100%、50%、10%、1%をおおよそ図示してもらい、その後それを小数で表してもらった後、実際の問題をやってもらったのですが、私がしたのは四角を4回描き、質問を数回し、半分だから2分の1か0.5ってことよね?というような確認を一度。
あとは「じゃあちょっとやってみて。」そう言っただけで、初めての百分率のところを、間違うことなく%で表したり、小数に直したりできていました。

これ、もうちょっとしっかりした形でプリントにしたらどの子にも使えるのかもなぁと思いつつ…。

さて、あっという間に1月が終わり、明日から2月。
そろそろちょっと気合い入れて仕事しないと、色んなことが積み上がってきているなぁと気付いて焦っています。
2月こそ、もう少し早く寝て時間をしっかり使えるようにします。(うん、多分…。)

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2012年1月30日 (月)

予習をしながら改めて感じたこと

縁あって、この2年は中学受験の算数の問題をひと通り解く機会を頂きましたが、ここに来て想定外でかなり難易度の高い高校受験の数学の問題を見る機会を得ました。

私自身、過去にも何度も書いています通り、公立の小中学校を経て県立高校へ進んだ身ですので、中学受験には無縁、高校受験といっても公立校の入試問題は特色科以外は皆同じ(あの時代に特色科があったのかどうかも記憶が定かではありませんが…)問題でしたから、学校で習うことをきちんとマスターしていれば解けるという範囲の出題でしかありませんでした。

ですから、自分の子どもの頃にとりわけレベルの高い数学などを解く機会はありませんでしたし、その後、塾講師をしていた頃も塾の近くの公立小中学校の子を対象にした塾でしたので、やはり特にレベルの高いものをやる機会はほぼありませんでした。(あっても、併願の私立入試で必要な子の問題を単発でちらっとという程度でしょうか。)

また、自分で教室を始めてからも中学生はごく限られた人数の子としかレッスンしていませんし、やはりこれまではみんな普通に公立校を第1志望にしているような子達でしたので、公立入試問題より難しいものを解く機会はほぼないまま今に至りました。

ただ、今回公立入試レベルの問題では太刀打ちできないであろう出題がされる学校を第1志望にしている子がおり、それも12月になってその話を聞いたため、急遽難易度がかなり高そうな問題集を取り寄せて、そこから問題をピックアップしてやってもらうことにしました。

そのためには私も事前に解かねばならないわけですが、その問題集の「難問にチャレンジ」と書いてあるページには灘高、ラ・サール高、開成高、甲陽学院高、早稲田…などなど、正に難関、最難関というような学校の入試問題が並んでいます。
そして、図形問題、特に動かしたり、立体を切り取ったりという類の難問になってくると……問題を読んでもイメージできないんですよね、これが…。
このあたりになると、空間認知などの能力が優れている子以外は、もう本当にこういう問題を大量に反復してマスターする以外(というか、そういう学校の問題の場合、そういう方法でマスターできるかどうかは微妙ですが…)手が出ないだろうなと。

中学受験でも灘中などはもう別格、世界が違うなんてことを言いますが、高校受験でもやはりそういう世界があるんだろうなと。
まあもちろん、その学校で出題された中でも難問をそこに集めているということでしょうから、手をつけられる問題もあるのだろうとは思いますが。

幸い、公立入試より難しいレベルの問題が必要だという子の問題はそこまで難しいものではないので、まあどうにかなりそうですが、空間認知が得意な人の頭の中に一度でいいから入ってみたいなぁと(こればっかりは努力でどうにかなる範囲は限られているので…)そんなことも思いました。

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2012年1月29日 (日)

まさに死闘…。(休日ネタ)

今日は全豪オープンテニスの決勝戦で、ジョコビッチ対ナダルの試合が日本時間の17時過ぎから始まりました。
ワンサイドゲームになるとは思っていませんでしたが、結局フルセットで6時間…。本当に「死闘」というほか言葉がないような試合でした。

それにしても、まあ、ずっと走っているわけではないとはいえ、6時間ですよ、6時間。
ジョコビッチは準決勝でも5時間弱の試合だったのに、本当にすごい。
どちらが勝ってもおかしくない、本当に好ゲームだったと思います。
しかし…そのお蔭で今日の予定はだだ狂い…(汗)。

明日は夕方に体験レッスンがあるので、日中の時間を有意義に使わねばと思いつつ、インテルの試合後半を引き続き観戦しようと思います。(予習しながら…。)

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2012年1月28日 (土)

超脱力…。

今日は何人かお休みの子がいたので、人数は普段の土曜より若干少な目でしたが、レッスンの数は通常通り、普段よくできる子が不調だったりというようなことは多少あったものの、まずまず平和に終了しました。

レッスン後、今日はまだ体力があったので、新しい教材の予習をしようと、新年度からの中学の教科書改訂に合わせて改訂された教材を開きました。

やらねばならないものはたくさんあって追いついていないこともあり、とりあえず今日は週明けすぐ必要になるものをある程度やっておこうと手を付けました。
それにしても、脱ゆとりだからって、こんなに変わるの?こんな面倒な計算も出してくるんだ…と、今年まで使っていたあるワークブックの改訂版を解いていました。

やり方が確実にわかるものや単純な計算問題などは答えを転記したところもありますが、どうにかこうにか40ページほどやって(私にしてはかなり集中してがんばったのです。普段かなりぐ~たらなので…。)、さすがにもう今日はこれが限界だなとワークブックを閉じました。

え?

え??えええええ!?

そのワークブックは必修・標準・発展とあって、改定前はレベルごとに表紙の色が違っていました。
そして、通常は標準版を使っているのですが、より難しい問題が必要な場合などのために参考に発展版も手元に取り寄せています。

今回の改訂でも発展版を1冊、参考に取り寄せていたのですが、それは当面誰かにやらせる予定はないので、とりあえず置いておくつもりでした。
そして、近々必要になるのは標準版だったので、私はせっせとその予習をしていたのです。

しかし、閉じたワークブックの表紙には「発展」の文字が……。(が~~~~~ん。)
これまでは表紙の色が違ったので間違えようがなかったのですが、なんと!!改訂版は色遣いは見事に全く同じ。違いは表紙のウエーブ模様(?)のようなものが中央が盛り上がっているかへこんでいるかと、飾りのドットの数が3つか4つかというだけ……。

いや~~~~~~~!!!(脱力)
必死で集中してがんばったのに、全て無駄に終わりました…。(何しろ発展版は今のところ使う予定がない上に、見本で取ったのに書き込んでしまったわけで、改めてもう1冊注文する必要が……。)

6つレッスンをした後、それだけ予習もして、今日はがんばったなぁと自分をほめたい気分になっていたというのに、一気に疲れが倍増どころか5倍増ぐらいに…。(泣)
さすがにそこから改めて予習する気力は出ず、超脱力状態での帰宅となりました…。

週明けからまたがんばります…。

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2012年1月27日 (金)

私もそんなだったのかな。

中学生はほんの数人しかいないのですが、その極々限られた中学生のうち、今年は3人が受験生です。
そのうち2人は胸の重さは体重に含まれるのか?というぶっ飛んだ発想の持ち主である彼女と小1の頃からずっと通ってくれているスーパーちゃんなのですが、前者はそのぶっ飛び具合から、そんなにちっちゃいことは気にしないのではと思っていました。(まあ、実際はとても気のきくいい子なのでわからんでもありませんが。)

しかし、今週のレッスンで、いつは仏滅だの、この日は大安だの、入試の日は…と、「一体あんたいくつなん?」とツッコミを入れたくなるようなことを気にしていて、思わず、「心配せんでも、仏滅の日は日本中みんな仏滅やから大丈夫」と訳のわからない励ましをしてしまいました。

かと思えば、それだけできたらホント何も困ることないよねと思うほどよくできるスーパーちゃんも家では弱気な発言を繰り返してピリピリしているそうで、へぇ~~!あんなにできるのに?!とびっくり。
まあ、彼女の場合、第1志望は確かに結構難しいところを受けるので不安になる気持ちもわからないではありませんが、学校で常に学年最上位グループにいるらしい、そんな子でも不安でピリピリするんだなぁと。

私の中3の頃ってどうだったんだろうなと。
私立入試のときはまだ大して何も考えていなかったような気もしないではありませんし、公立も直前になって、ああ、もっとちゃんと勉強しておけばよかった…と後悔はしたものの、そんな早くからピリピリドキドキしていたかなぁと。(まあ、記憶に遠過ぎて、忘れているだけかもしれませんが。)

試験ですから、当日何が起きるか誰にもわかりませんし、どんなによくできる子も100%大丈夫なんてことがないわけですが、彼女達が彼女たちにとってベストの進路に進めることを祈るばかりです。

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2012年1月26日 (木)

やられたっ!

今日のびっくりな話。

かなり個性的で天才系の低学年の男の子とのレッスンがあったのですが、その子は通ってくれるようになった当初私のことを「ケチなおばさん」と言い放ったツワモノで、でも、私としてはめちゃめちゃ将来が楽しみ!!という、常識にとらわれず、私にはないものを山ほど持っているタイプの子です。

以前は難しい問題に出くわすとほんの1、2分で本気で眠ってしまえる特技(?)の持ち主でもあったのですが、このところ何週も続けていい感じでレッスンができているので、これも成長なのかな?とちょっと楽しみに思っていました。

ところが、今日レッスンに来て、まあ、いつもわざとふざけて注意されるようなことをするところはあるのですが、借りていた本を返すと、「あはははは、えんぴつ忘れた~」とひと言。全く反省する様子もなく、また、「貸して」の言葉もなかったので、「忘れたらどうするの?」と言っても笑っているだけだったので、「忘れてきて笑ってるだけだったらレッスンできないね」と言って、わざと少しの間よそを向いて反応を待っていました。
すると、ほどなく「えんぴつ貸して」と言ったのでレッスンを始めることに。

内心、自分からちゃんと言えたなぁ、えらいなぁと思いつつ、その後は順調にレッスンが進みました。
ただ、今日もびっくりなことをしていて、左腕の肘から下あたり裏も表も手の甲まで、大量に油性マジックで文字や線が書かれているではありませんか!!
「それ何?」というと、嬉しそうに手の甲を見せながら、「どれにする?え?これ?(私は何も選んでないのですが)」と全てに黒い線が引いてあるうちの1本の指を指し、指の腹を見せながら「へへへ、あたり~!」と。
どうやらその線はくじ引き(あみだくじにはなっていなかったので)をイメージしたようです。

しかし、今日初めて書いたのではないようで、「ほら、消えかかってるのもあるでしょ?」と言われてみると、確かに随分薄くはなっているものの、今日書いた以外に同じぐらい過去に書いた形跡が…。

ああ…ホントにホントにこの子の将来が楽しみで仕方ない!!
そう思いながら、レッスンは割と集中してがんばってくれたので、平和に終えました。

そして、次の子達とレッスンをしていたときのこと。取るものがあって席を立ち、戻ってきたときに、自分が座っていた椅子のシートクッションが少しずれていました。
しかし、少しずれた部分が何だか変です。

え?!なんで??え??私、何かプリントなくして探してたっけ?
瞬時に頭をぐるぐると色々なことが廻ったのですが、全く思いもよらない出来事におかしくて、椅子の上を指差して、そこにいた子たちに「見て。え?なんでこれ??」と言うと、みんな椅子の上を見て「わぁ、何?」とか「どうしたん?」とか。

本当に狐につままれたような気持ちになったのですが、そこには教室で使っている宿題用プリントと思しき紙が下敷きになっていたのです。(椅子の座面とシートクッションの間に紙が挟まっていました。)

え?ホントなんで?どうして?私こんなとこにプリント置いたっけ?と言いつつプリントに手を伸ばした瞬間…。

や、やられた……。

プリントを手に取ってみると、1枚ではなく6枚ほどあり、最初の1枚を見た瞬間、全てが理解できました…。
私がほんの少しの間わざとよそを向いていたすきに、超個性派の彼がそこにやってきた宿題のプリントを隠したということのようです。

それにしても、低反発のシートクッションだからなのか、プリントは私に座られていたにも関わらず、全くしわにもなっておらず、座っていても全く気付きませんでした…。
しかし、彼は1時間、私のお尻の下に自分のプリントが敷かれていることをわかっていながら、なぜただのひと言も何も言わなかったのでしょう?私が気付かなかったことを見て笑いたかったんじゃないのかなぁと。それとも、隠した後、一所懸命勉強していて忘れてしまったんでしょうか…。真相は不明。
来週レッスンに来たら聞いてみることにします。

それにしてもなぁ、全く気付かなかった自分がかなりショックです…。

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2012年1月25日 (水)

全豪オープン

オフじゃないのに仕事に関係ない話ですみません。
どうしてかはわかりませんが、サッカー以外にテニスの試合は結構見るのが好きです。
女子はクルム伊達さんしか興味がないのですが、男子は錦織くん、ジョコビッチ、ナダルの試合は見られるときは見ることが多いです。

で、今日は大健闘の錦織くんの準決勝進出をかけた試合が13時過ぎからNHKで生放送されることになったので、出勤時刻ぎりぎりまでかぶりついて見ていました。
長い長いラリーが続いたり、少ないながらも相手のサービスゲームをブレイクしたりと、試合内容的には決してワンサイドではなかったと思うのですが、結果は3-0のストレート負け。試合時間も2時間ちょっとと、早い決着だったのだと思います。(最後まで見届けることはできず、録画して出勤したのですが、出勤途中はワンセグでチェックし、子ども達が来るギリギリまで教室でTVをつけていたところ、残念ながら決着がついてしまったのですが。)

対戦相手は現在世界ランキング4位。錦織くんは24位。どんどん力をつけてきているようではあるものの、ベスト8で敗退。
もちろん、彼以外はほとんどがランキング1~8位に入っているようなメンバーが番狂わせなく上がってきていたので、本当に大健闘だったのは間違いありませんし、見ていても楽しめました。(結果、きれいにランキング1~4位がベスト4に残ったようですね。)
ただ、今日の試合を見ながら、例えば相手のサービスゲームを0-30や0-40までリードしても、そこからきっちり巻き返してくるであったり、デュースが続いても最終的にはそれを勝ち取っていくであったりと、底力というか、最後の詰めというか、そういう部分で、ああ、やはり世界ランク4位なんだなと感じました。

いいところまで行くんだけど…といううちはやはりまだまだトップまでの道のりがあるということなんだろうなと。
もちろん、最近の錦織くんの活躍を見ていると、その道のりをすごい勢いで突き進んでいく可能性は大いにあるとは思いますが。

僅かに見えるけど、歴然とした差が今日の時点ではあったんだろうなと。
そんなことを思いながら、うまくまとまりませんが、自分の仕事ぶりを反省しなくてはなと、そんな気持ちになりました。

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2012年1月24日 (火)

「覚えなくていいの?」

今日のレッスンでのこと。
5年の終わり頃から来てくれるようになった6年生の女の子とレッスンをしていたときのことです。
彼女はそれまでにも塾に通っていたものの、どうも数量感覚がアヤシイと心配されたおうちの方がうちへ移ることを決めてくださったという経緯の子で、当初は確かに数量感覚も単位換算もあやしく、ちょっと心配な状態でした。

ただ、とても真面目な子で、塾に通っていたときも学校の授業でも、習ったことを一所懸命覚えてその通りにやろうと努力していたようで、算数に関してはそのことがあだになっていた面もあるだろうと思います。
うちに来てくれるようになって最初は図を描いてもらうだけでも、バランスがおかしかったりと色々苦労がありましたが、徐々に感覚がついてきて、当初に比べると随分図も描けるようになり、考える力もついてきたように感じます。

そんな彼女とのレッスンで、列車がトンネルに完全に隠れている間や鉄橋にさしかかって渡り終えるまでの間の時間が与えられていて、速さを求めるという、やや応用の問題を考えることになりました。
普段は例題や解説は読ませず問題に行くことが多いのですが、応用で問題量が少なかったので、とりあえず例題のところを読んでみるよう促しました。
すると、真剣にそれを読んだ後、「このやり方を覚えたらいいの?」と尋ねてきたので、もちろんそんなつもりで読んでもらったわけではなかったため、即、「覚えなくていいよ。覚えんといて。」と言うと、「え?!覚えなくていいの?」と驚いたように言いました。

「やり方覚えたら忘れるでしょ?覚えなくていいから、絵描いて。」
そう言うと、「わかった。」と言って絵を描き始め、問題にあった絵が描けると、その後はどう考えたらいいかほぼ間違えずに理解できたので、少しずつパターンが違う問題も引っかからずにクリアすることができました。

もしこの問題を、先に図を描かせることなく、やり方を覚えてやってみてと言った場合、どの場合に足し算、どの場合に引き算、どの場合は何もせずで割り算をすればいいのか、ごちゃごちゃになる子が多いだろうと思います。
しかし、図を描いて、列車や車などの先頭部分の移動距離を意識するようにすれば、間違いは格段に減るはずです。

小さい頃からうちに来てくれている子たちは、算数は覚えるものではなく考えるもので、覚えるのは語句や記号など必要最低限のものでいいと思っているはずですが、学校や一般的な塾、教室などで学んでいる子たちの多くは算数も「覚える教科」になってしまっているのではないかと思います。
覚えることがとても得意で苦にならないという子であったり、どうしても算数が苦手で考えることが困難だという子などは別として、多くの場合、暗記した知識はよほど反復しない限りこぼれ落ちていきますし、混乱もします。それが原因で算数が苦手になったり、嫌いになったりということも、実際には起こっているのではとも思います。

覚えなくても考えればできることは覚えない。
そのぐらいのつもりで算数を学ぶと、算数はきっともっと楽しくなるのではないかなと思っています。

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2012年1月23日 (月)

捗らず…。

今日もレッスンはなかったので、そういえばもう1月下旬なんだなと、今日のうちにある程度帳簿入力などを片付けてしまおうと思っていたのですが、今日は明け方インテルの試合、日中錦織くん、夜にジョコビッチの試合があり、結局かなりスポーツ観戦に費やしてしまいました。

かろうじて少し読書をしたのと、やはり少し予習をしたのと、帳簿は入力前の整理をある程度したのと…。
まあ、今から小一時間やれば、全部終わらないのはもちろんですが、多少すっきりするのかなという気もしますので、ブログ更新したら少しだけやろうかと思います。

それにしても、錦織くん、すごいですね。世界ランク6位の相手に勝って、ベスト8進出ですね。
次は世界ランク4位のマレーとの対戦のようですし、おまけに彼には明日ミックスダブルスの2回戦もあるようですから疲れも心配ですが、是非素晴らしい試合を見せてもらいたいです。(と言っても、明日からは見られる時間ではないかもしれませんが…。)

だんだんとインフルエンザが流行ってきているようですね。
気をつけると言ってもなかなか難しいところもあるかとは思いますが、皆さまどうぞお気を付けください。

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2012年1月22日 (日)

異変(休日ネタ)

今日はちょこっとだけ予習をしたり、家のことをしたりもしましたが、まあ、例によってぐ~たらと過ごしてしまいました。
というのも、昨日は休前日ということでサッカーなど見つつ夜更かし。というか、気づけばほぼ朝。
そしてお昼前まで寝た後は全豪オープンでナダルを見、伊達さんと錦織くんのダブルスを見、その後フェデラーもちょこちょこ見てしまったりしたもので、テニス観戦でかなりの時間を費やしてしまい…。

まあ、休日はいいかと思ってもいるのですが、普段もっとしっかり仕事しなくちゃいけませんよね…。
そろそろ1月末も近づいてきているということは、帳簿入力もしなくてはいけないってことですしね…。

さて、そう言いつつも、のんびりしたまま休日は過ぎ、晩は実家へ。
ポテトサラダのために茹でていたジャガイモを、火が通っているかと母が少しつまんで口に入れたところ、「何これ?」と言って口から出しました。何かしびれる、気持ち悪いと。
私もちょっと食べてみるように言われ、ほんの少し口にしたのですが、初めはわからず、え?大丈夫やけど?と喉を通りかけているときに異変が…。うん、確かにおかしい。しびれる。(汗)

ただ、母曰く、芽は出ていなかったとのことで、皮をむきながら見ても確かにきれいな姿。芽らしきものは見当たらず、色も普通のじゃがいも色。それなのになぜ??

原因がわからないのは不安なもので、あまりに異常な味だったので父や兄にも…と思ったものの、じゃがいもで我が家全滅とかになるとシャレになりませんから、それはやめておきました。
試しにと母が反対側を少しかじったところ、普通のじゃがいも味だったようですが、ホントなぜ?

ちなみに、私の喉のしびれはその後3時間近く続きました。今はほぼ治まっている気がしますが、じゃがいもで命を落としたらどうしよう…とちらりと思ったりもしました。
じゃがいもの持つ毒素のせいなのだったら、口にした量から考えても中毒にもならないレベルと思われますので、それは大丈夫そうですが、それ以外の異物混入だったら…というのが些か不安でして。(苦笑)

まあ、明日も元気だと思いますが。
しかし、ホントなんだったんでしょう…。

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2012年1月21日 (土)

気のせいではないのかも。

少し前に、「甘い物は脳に悪い」という本を読んで、え?疲れたら甘いものほしくなるのに、それ、かえって疲れを増幅させているかもしれないの?と驚いたのですが、それと前後して、ほんの短期間半断食のようなことをしたこともあって、そのときの土曜のお昼は玄米ご飯とお漬物だけだったわけですが、寒くなって食べ物が傷む心配もあまりなくなってきたこともあって、12月の土曜は簡単なお弁当を持って出勤していました。
1月は時間がなくて体に優しい感じのお弁当を買っていったこともありますが、当初は気のせいかな?とも思っていたものの、やはり気のせいではないのかもと。

それまでお昼は大抵、サンドイッチと菓子パンというような感じで、ほぼ必ず甘いものをとっていました。
午前に2コマレッスンをした後お昼をささっと食べて午後から4コマレッスン。終わるとぐったりということが多かったのですが、まあ、もしかしたら気候的にも暑い時期ではなくなったということなどもあるかもしれないものの、お昼を「ご飯」に変えてから、レッスンが終わった後の疲れ具合が全くというほど違うのです。
もちろん、絶対それだという自信もありませんが、結構関係あるのかも…と。まあ、試しに来週あたりお昼を菓子パンに戻してみたらわかるのかもしれませんね。(笑)

ただ、もし本当にそれほど影響があるのだとしたら、育ち盛りの子どもとかにはもっと影響が大きいのかもしれないなぁと。
例えば、お昼にご飯をしっかり食べるか菓子パンなどで済ませるかで午後からの勉強の能率とかが変わってしまう可能性もあるのかもなぁと。

もちろん、保護者の方もお忙しいと思いますので、常にお弁当というわけにはいかないかもしれませんが、食べるものって思っている以上に(まあ、私が適当過ぎるんですが…)大事なのかもしれないなと改めて感じています。
私ももう少し気を遣おうと思います。

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2012年1月20日 (金)

意外だったこと

ある男の子で、もともと国語はあまり好きではなく、おうちの方がそれを心配されてうちで国語も一緒にさせてもらうようになった子がいます。
当初は適当に読んで適当に答えては私に怒られ、その都度「もういやや」だの「わからん」だのぐだぐだ言って、算数は好きだけど国語は・・・という子の典型的パターンという感じの反応を見せていました。

それでもどうにかこうにか、嫌々ながらもやり進み、今年保護者の方から頂いた賀状には、随分読解の力がついてきたようだというようなことが書かれていました。
読めるようになってきたからなのか、興味を持てる文章になったからなのか、どっちが先なのかよくわからないのですが、確かに何か月前から少し反応が変わってきたような気はしていました。

そして、教材が進み、宮沢賢治の「注文の多い料理店」が題材になりました。
その物語は好きな子も多く、特に男の子ウケはいいので、その子も比較的スムーズに進んだような気がします。
しかし、次に待ち受けるは「銀河鉄道の夜」。正直なところ、私自身、この物語は今ひとつ、何が言いたいの?という感じで、決して好きな物語ではなく、したがって教材も、その部分は決して好きではありません。過去、その問題を一緒にやった子たちの多くはやはり内容がよくわからず苦戦するか嫌がるかという感じだったのですが、その子は全くというほど嫌がることなくじっくり集中して読み進んでいっています。

そして、さほど苦労することなくクリア。今週のレッスンで更に次のステップに進むことになりました。
すると、先に1時間算数をやった後だというのに、そして、もともとしゃべるのが好きでじっとしているのがあまり得意ではなく、しょっちゅう「しゃべり過ぎ!」と注意を受けるような子の1人であるにも関わらず、本当に無言で黙々と問題を読んでいるではありませんか。

え?どうして?国語嫌いだったよね?物語嫌いな男の子多い上に、銀河鉄道の夜、なんか訳わかんなくなかった?やっとそれ終わったとこなのに、全く嫌がるそぶりもなく「じゃあ、次やる」って?!

正直なところ、その教材を一緒にやってきた子でここまで嫌がることなく、穏やかに集中して物語を読んだ子はこれまでにいなかったのではというほどで、その姿にちょっと驚かされました。
もしかしたら、彼の中で何かが急激に変わりつつあるのかもしれませんね。ちょっと楽しみです。

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2012年1月19日 (木)

すごい変化だなぁ。

4年生の子の話。
以前通ってくださっていた方のご紹介で3年生の途中にうちに来てくれるようになったのですが、ぱっと見はとても可愛らしくて元気な子、なのに、なぜか常に自信がないような感じで少しおどおどして、問題が難しいと焦ってしまって集中して考えることがなかなかできず。
そんな状態で、その子が持っている力を発揮できぬまま数ヶ月が過ぎ去って、私が厳しくしてもイマイチ、手伝って頂いている先生が優しくしてもやはり目立った変化はなく、う~ん、どうしたものかなぁという状態がしばらく続いていました。

週1回1コマだけなのに、出した宿題の大半が間違っているということも少なくなく、毎回、わからなかった、できなかったという宿題を直すのに時間の大半を取られ、4年になってからは教科書も分厚くなり、学校の進度も考えると、これじゃ困ったことになる、どうしよう…と思っていました。

夏を過ぎた頃、確かに宿題はやってきてはくれるものの、その出来があまりにもの状態なので、おうちの方にご相談させて頂いたところ、どういう風に対処してくださったのかはわからないのですが、宿題の間違いが随分減り、もちろん、それだけならおうちの方がついて宿題を見てくださったのだろうということになりますが、その頃からレッスンでの態度が急激に変わったのです。

それが2週続き、3週続きとしていくうち、明らかにその子の表情や態度が穏やかで落ち着き始め、それまでが嘘のようにどんどん教材を進められるようになりました。
当初はプリントも併用していたのですが、これでは学校の授業にすら遅れを取ってしまうかもと心配になり、ひとまず学年準拠のワークブックをメインに切り替えたのですが、結局、今日、それが全て終了しました。

安定感を見せ始めてからのその子の力の発揮っぷりはすごいものがあり、過去、本当に嫌々やって何度も何度もほぼ全部間違っていた桁の多い筆算もすらすらとやり直しはじめ、「あれ~、なんでこんなに間違ってたんやろ?」とか「簡単や」とか言い出す始末。
とりあえずこの調子のまま5年の教材へ進むつもりですが、これでひとまず保留にしていたプリント教材もやる余裕ができました。
本当に驚きの加速っぷりでした。

子ども達、それも特に男の子は、変わるときは急激に変わることがありますが、教室に子ども達の中に何人か、もしかしたら?と思う子達がいるので、今後の変化が楽しみです。

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2012年1月18日 (水)

厄神さんに行ってきました。

昨日は夜に突然体の節々が痛くなり、お腹の調子も悪くなって、ブログの更新も手抜きして早目に休ませて頂きましたが、時間的にはたっぷり寝たのに、今ひとつすっきりしないまま。
ただ、熱があるでもなく、鼻も出ない咳も出ないなので、今日は出勤前に両親と門戸厄神さんまで行ってきました。

お参りに行ったところ、厄神さんに大勢のお坊さん達がいらしていて、何かを呼び掛けておられたので耳を傾けてみると、東日本大震災で被災された方々に簡易仏壇をお届けしているとのことで、お仏壇の見本も置かれ、寄付(浄財というのですかね?)を募っておられました。

私には全く思いもよらなかったことだなと、でも、確かに、ご先祖様をお祭りしていたお仏壇も失われた方々にとっては、こんなときだから尚更お仏壇がほしいと思われる方も少なくないのかもしれませんよね。
ということで、僅かではありますが寄付をさせて頂き、自分たちもお参りをして帰ってきました。

そして、昨日は更新を端折ってしまったのですが、阪神淡路の大震災から17年を迎えたんですね。
今私が関わっている子ども達は全員、震災を全く知らない子たちなんですよね。歳月の過ぎるのは本当に早いものです。
私は震災の年の年末に会社員をやめ、それ以降ずっと子ども達とともに学ぶということに関わってきましたので(独立したのはもっと後ですが)、16年目を迎えているということなんだなぁと。
こんなに長い間こうして子ども達とともに学ぶことを続けさせて頂けていることを改めて本当にありがたく、幸せに思います。
ありがとうございます。

今日もまだ体調が思わしくありませんので、早目に休もうと思います。
風邪やインフルエンザが流行っているようです。皆さまもどうぞご自愛くださいませ。

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2012年1月17日 (火)

すみません。

メールのお返事差し上げたいと思っている方もおられますし、書きたいと思っていたこともあった気がするのですが、なぜか2時間ほど前から、ほかには一切風邪らしい兆候はないのですが、体の節々が痛くて、なんだか変な感じなのです。
まだ明日は水曜日。今週は始まったところですから、今日は早目に休ませて頂こうと思います。
というわけで、覗きにいらしてくださった方がおられましたら恐縮ですが、本日はこれにて。

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2012年1月16日 (月)

最高の日

今日は朝4時45分キックオフでインテル対ミランのミラノダービーがあったのですが、昨日実家に行って帰ってきた後、だらだらしていたら寝そびれ、半端に寝て寝過ごすとショックだしと、寝ずにキックオフを迎えました。

今期開幕で大きくつまずいたインテルはここのところ随分上り調子で、ここ5試合は5連勝でしたが、相手は現在リーグトップを走るミラン。厳しい戦いになるだろうと。
実際、試合はかなりの時間ミランにボールを支配され、必死で守るという感じで、前半は0-0のドロー。後半に入って早い時間に先制し、そこからも必死で守り続け、何とか1-0で勝利を収めることができました。

ファンになってキャリアは短いのですが、ダービーは長い歴史のある伝統の一戦ということで、現地の盛り上がりもすごいのが伝わってきましたし、何度も危ない場面がありながら、それを耐えての勝利。勝ち点差も3ポイント縮まり、うれしいやら興奮するやらで眠気は吹き飛び、試合後は余韻に浸ってあれこれネットで情報を見て回っていたため、寝たのは8時過ぎ。とりあえず12時半には起きたのですが、今日は夕方16時頃に例の彼女の合格発表があるのです。

それまでにはシャワーを浴びて着替えて…と思っていたのに、起きてからまたニュースをチェックしたりなんだついだらだらしてしまい、微妙な時間になってきてしまいました。
いい加減シャワーを浴びようと思いつつも、何か飲もうと冷蔵庫へ。
すると、なぜか今日に限って取ろうとしたものが冷蔵庫の上の棚にぶつかり棚の受けの部分が落下。それにつれて卵が3つ落下して割れてしまいました。

・・・・・・。落ちて割れるって・・・・・・。

多分合格するだろうと思ってはいたものの、試験ですから当日想定しないミスをしてしまうことだってあり得ます。
なんだか不吉・・・と思いつつも、殻にひびが入っただけのものは使えるしと、急遽パウンドケーキを焼くことに。

そんなこんなで気づけば16時前。シャワー浴びに行くには微妙となり、身動きとれず。
しかし、16時になっても16時15分になっても連絡はなく、今日私は教室に出ていないって伝えてなかったなぁ、でも、今頃連絡するわけにもなぁとあれこれ堂々めぐり。

連絡がなかなか来ない場合、両方のパターンがあるだけに、だんだんドキドキも高まり、万一ダメだったらなんて言えばいいんだろうと悩み始め・・・。
そして、17時電話が鳴りました。

恐る恐る出てみると、「○○です」と聞えた声はなんだか涙声。え?まさか・・・。けど、どうだったのって聞けない・・・どうしようと一瞬の沈黙。

「合格しました。」

それを聞いた瞬間、それまでの緊張が解けて私も思わず涙が。よかったね、おめでとう。がんばったもんねと言いながら、少し話をして、「お母さんにかわります」と。
出てこられたお母さんも明らかに涙声。胃から色んなものが出そうですとおっしゃっていましたが、受験塾に通わず、ご家庭で理科、社会、国語の漢字やことわざなどの基本的なものにしっかり取り組んで、うちで国語の読解と算数だけやってという形での受験でしたから、喜びもひとしおだったことと思います。

涙声の彼女に私もちょっと声を震わせながら、卵が落ちて割れたからどうしようって心配してたという話を笑って話すことができて本当によかったなと思っています。
2年足らずの間でしたが、本当によくがんばりました。合格本当におめでとう!

多分今日はかなり寝不足なはずなのですが、嬉しくて全く眠くなりませんでした。
ただ、ほとんど生産的なことができないまま終わってしまいましたが。(汗)

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2012年1月15日 (日)

すごいな、ほんと。

今日は体験レッスンをお受けしていたので日中出勤していました。
上のお子さんを通わせてくださっていて、下のお子さんが春から1年生になるということで今回の体験となりました。
お迎えのときなどに既に何度も顔を合わせていて、ご挨拶をしたりはしていましたから、初めましてというわけではなく、お互い初めての緊張というのはさほどなかったかなと思います。

上のお子さんもかなり算数がよくできるのですが、おうちの方のお話では下のお子さんにはそれほど何もさせていないとのことで、お勉強の習いごとは全くしておらず、おうちで少しドリルをやったりという感じだとか。(まあ、それでもちらっと伺ったお話では現在年長さんとしては結構がんばっておられるのかなと思いましたが。)

さて、実際のレッスン。初めてなのでいきなり難しくても嫌になるかもしれませんから、年長さんで最初にこのあたりの内容がどの程度できるか様子を見せて頂くという教材を用意していました。
しかし、もうこれがびっくりするぐらい早く正確に、いとも簡単にやってしまうのではありませんか!これじゃ簡単過ぎるんだなと、もう少し難しいものに切り替えましたが全く問題なし。というか、まだ簡単過ぎるようす。

そして、何より驚いたのが、そのお子さんは女の子さんなのですが、色板や積み木でお手本通りの形や模様を作るというようなものをやってもらったとき、この年齢でここまで早く正確にできた子は過去にいただろうかというぐらい、少なくとも女の子では見たこともないぐらいの見事さで次々とクリアしていくのです。
特にびっくりだったのが、赤と黄色2色、4枚ずつの三角形の板を並べて模様を作る問題で、1問作って次の問題に行くとき、よくできる子でも大抵は一度ぐしゃっと潰して1から作り直すのですが、彼女は次のお手本を見て、こちらは何も言っていないのに、動かさなくていいところがどこか見極め、なるべく最小限の板の移動で次のお手本も完成してしまうのです。
何問やってもほぼそのパターンで、びっくりしてしまいました。

子ども達とのレッスンは本当に楽しくて大好きですが、また新たにどこまで伸びていくかワクワクする子に出会えてとても嬉しい日曜レッスンとなりました。

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2012年1月14日 (土)

変わってきたかな。

通ってくれるようになってまだ比較的日の浅い低学年の子とのレッスンでのこと。
これまでは、あまり考えないうちに探りを入れるようにこちらの顔を見ながら「○○?」ととりあえず答えを言ってみるということがしばしばあり、そのたび、きちんと考えるよう促してはいたものの、これまで恐らくそういうことを求められる勉強をあまりしてこなかったからか、悲しそうな顔になったり、「だってわからへんもん」と、どうみてもそんなに考えていない段階で投げ出そうとしたりということも少なからずありました。

しかし、今日のレッスンで、もしかしてこれまででは最も「じっくり考える」ということができたのではと感じました。
最初こそ不安そうに、いくつか当てずっぽうの答えを言ってみたりしていましたが、教具を目の前に置き、それをちゃんと見て、触ってもいいから考えてと促すと、初めはそれでもなぜか教具を見ようとしてくれなかったのですが(これまでもそんな傾向があったので、どうしてなんだろう?と思っていましたが)、途中で「これ、見てもいい?」とその子の方から聞いてきて、内心(見ていいってなんべんも言ってるのに、なんで?)と思いつつ、「いいよ。見るために置いてあるんでしょ?」と言って少し待っていると、今度は「これ、触ってもいい?」と。

理由はよくわかりませんが、その子の中で教具は見たり触ったりしてはいけないという思い込みがあったのかもしれません。(もちろん、これまでも何度も働きかけ、どうにか見てくれるようにしてきましたが、自分から今回のように切り出したのは初めてでした。)

かなり時間はかかったのですが、何問か、その子が教具を使って考えているのを見守っていました。
すると、最初は教具を使って、まさにそれを確かめながら、それでも答えが出るのに時間がかかっていたのですが、次の問題はその時間が少し短くなり、次は教具を見るだけで触らずにじっと考え始め、何問かやっているのを見て教具を最低限だけに減らしてみたのですが、じっくり考えている様子に全く変化はなく、最後には教具を見ずに答えが出るようになりました。

じっくり待ったとはいえ、その間恐らく10分ほどで、ある意味みるみる変わっていきました。
この子がこれだけの時間集中して穏やかな表情を見せたのは初めてだったんじゃないかと思います。
そういう経験のない子には、そうすることで理解できるときの気持ちよさを何度も味わってもらうしか変わってもらう方法はありませんから、やはり最初は時間がかかってもじっと待つことが必要なんだなと改めて感じました。

今回は本当に頭をフル回転させたんだろうと思います。終盤には本当にへろへろで簡単な問題もわからなくなっていましたから。(笑)
次もまた、この子のいい表情が見られることを願っています。

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2012年1月13日 (金)

いよいよ明日。

多くの小6の子達が明日受験を迎えるようですね。
私にとっても、教室を始めて以来初めて、うち以外には塾に通わず、算数国語をうちで、理科社会を自宅学習でという形で受験勉強に取り組んだ子が明日受験を迎えます。

私はずっと公立の学校だったので、中学受験に関しては経験もなく、その後塾講師をしていたときも、公立の小中学生を対象にした塾でしたのでやはり中学入試問題に触れる機会はないまま教室を始めました。

教室を始めてからは多少は中学入試の算数問題を解く機会がありましたが、トータルでの受験指導は私には知識も経験もありませんから、今回は本当に稀なケースだと思います。
おうちの方達がしっかりしたお考えを持っておられ、こちらができる範囲をご提示した上で、それでもその方法を選んでくださいました。

5年生の初めに来てもらうことになったときには、半年なり1年なり様子を見て、力がついてきたら受験に対応した塾に移られてはということでお話をさせて頂いたのですが、6年になる頃にお話させて頂き、結局最後までうちに通ってくださることになったのです。

というわけで、中学入試の算数問題を初めて恐らくひと通り全て(ハイレベルなものはやりませんでしたが)この2年で解いてきました。
そのことで私もとても勉強になりましたし、その子も2年足らずでしたが、本当に真面目にがんばったと思います。

明日、これまでがんばってきた力をしっかり出し切ってきてほしいと思います。
試験ですから、絶対ということはありませんが、それができればきっと目標に手が届くに違いありません。

月曜まで私もちょっと緊張です。
がんばってきた子なので本人に「がんばれ」とは言いませんが、悔いが残らないよう力を発揮できることを祈っています。

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2012年1月12日 (木)

申し訳ありません…。

すぐにご連絡差し上げねばならない用件はなんとかお返事したと思うのですが、ほかにも返信差し上げようと思っているメールが何通か。しかし、どうしたことか今日は先ほどからやたらと眠く、この状態でメールを差し上げるのはちょっと文章不安が…。
そして、ブログにも書こうと思っていたことがあった気がするのですが、どうも思い出せず…。
というわけで、今日は形だけの更新でお許しください。

年が変わったら夜更かし生活をなんとか改めようと思っていたというのに、相変わらず改善されぬままですので、こういうときに早く寝て少しでも生活サイクルを戻したいと思います…。(といっても今日は帰宅が遅くなり、食事し始めたらもう日付が変わってしまったのですが…。)

また明日よろしくお願いいたします。

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2012年1月11日 (水)

7はそんなにもつらいんやね。

たとえば、九九の中で7の段が最も難しいというのはみんな実感として感じていることではないかと思いますし、暗記でなく考えていく場合でも、確かに7の計算は厄介です。
しかし、今日はそれを改めてしみじみ実感させられるような出来事がありました。

まだ年長さんなのですが、算数が大好きで抜群によくできる子がいます。
通ってくれるようになってまだ数ヶ月ですが、あっという間に10000までの足す引くもクリアし、おうちの方と相談させて頂いて、筆算や時計、長さなどをやる前に掛け算に進むことになりました。

それでも九九の範囲は一切暗記などせず、倍にしたり半分にしたり、10回から1回とか2回取ったりと、かなり自由自在に工夫してどんどん進んで行きました。
そして、今日のレッスンで2けた×1けたをすることになったのですが、何十×1けたは全く問題なくクリア。次に何十何×1けたの学習に進みました。
しかし、それも順調に、見ていてひたすら感心してしまうぐらい自分で工夫を思いつき解いていっていました。

あるプリントに差し掛かったとき、繰り上がりを伴う「×7」の問題を「7難しい!」と少しぶつぶつ言ってはいましたが、それでもきちんと正解していました。しかし、何問かあとにまた同じような「×7」の問題が出てきたとき、言っていることは合っているのに計算がなかなか合わなくなりました。

もうかなり頭を使っていたので単にくたびれてちょっとおかしくなっていただけだと思うのですが、次に「×9」の問題を解こうとして、どうしても答えが合いません。
どう考えているのか探ってみても、考えていることは合っています。どうやら普段ならスラスラ解いているような引き算がおかしくなっているようです。

まだ小さい子ですから、レッスン時間も終盤に近付いてきて、頭の限界が来たのかなと、ちょっと気分を変えてもらおうかと他の問題を先にするよう促そうと声をかけた瞬間、ぽろぽろと涙が。
もうそこからはどうにもおさまらず、おうちの方が来られた頃は大泣き。
もちろん、私からしたらいつ本当によくできるなぁと感心している子ですから、当然怒ったなんてことはありませんし、何とかちょっとおかしくなっているところから抜け出してもらおうと試みたのですが、もうどうにもこうにも悲しい気持ちがおさまらなかったようです。
その子がうちに来てくれるようになって初めて、終了時間になるかならないかのうちに今日はもうやらないと、やりかけのプリントを押し返してきました。

ただ、なんとも面白かったのが、大泣きしているのに、「じゃあこれは?」と「78×2」だったと思うのですが、そんな問題を指差すと、しゃくりあげているというのに、即「156。」と答えるではありませんか!(笑)
やっぱりすごい!!

それにしても、×7が2回出てきただけでここまでになってしまうとは(もちろん、それまでにもずっと頭を使ってきて、その上でというタイミングなどもあったのかもしれませんが)、やはり「7」というのは相当手ごわい数なんだなぁと。

まあ、過去のその子から考えると、今日残して帰ったプリントも多分次回は問題なくすんなり解いてくれるだろうと思いますが、かなりの泣きっぷりでしたのでホントにびっくりしました。

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2012年1月10日 (火)

またサッカーの話題ですみません。

今日は子ども達はみんな元気に来てくれて、レッスンも概ね平和に順調に進行して1日が終了しました。

そして、またサッカーの話題で恐縮ですが、今日の未明、午前3時からFIFAバロンドールの表彰式がありましたね。
今日はテレビのニュースを見ていないのですが、きっとニュースでも取り上げられたことと思いますので、きっと皆さんももうご存知だと思いますが。

なでしこジャパンの澤穂希さんが今年の女子最優秀選手に選ばれましたね。
そして、なでしこを率いた佐々木監督も年間女子最優秀監督に。その上、日本サッカー協会にはフェアプレー賞も。
まさかの三冠。
そして、アジア人がバロンドールを受賞したのは男女合わせて澤さんが初めてという快挙だったそうですね。
世界一ですからね、世界一。
1年に世界中でたった1人しか選ばれない、その1人に澤さんが選ばれた。本当に素晴らしいことですよね。

そして改めて、日本での女子サッカーの普及の状態を見ても、この日本女子がワールドカップで優勝したということは、本当に本当に奇跡のような出来事なんだなと感じました。
つい先日、三浦知良さんの偉大さに感動したところですが、澤さんは女子サッカーにおけるキングカズのような存在なんだろうと思います。本当におめでとうございました。
オリンピックでも素晴らしいプレーが見られることを楽しみにしていようと思います。

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2012年1月 9日 (月)

テレビって危険。

阪神淡路の震災の後、実家を離れてひとり暮らしをするようになったのですが、当初、家に帰ってもし~んと静かなのが落ち着かず、帰るとすぐテレビをつけて、そこから夜寝るまでずっとテレビ。
見始めると癖になり、連続ドラマを時には週に10本ぐらい、録画までして見たおして、本当に家にいる間はテレビ漬けというような頃がありました。

しかし、その前、まだ実家にいて会社員だった頃、結構残業も多く、家に帰って食事をする頃にはニュース番組の時間帯で、平日はほとんど、ご飯を食べながらニュースを見るだけというぐらいしかテレビは見ていませんでしたから、自分でも呆れるほどテレビ漬けになっていました。

その後、ひとりの暮らしにも音がないことにも慣れて、また、テレビに背を向ける位置にパソコンを置くようになって、だんだんとテレビを見ない生活になっていきました。(その分パソコンを見ていたとも言いますが。)
ここ数年はそんな状態で、自宅ではほぼテレビをつけない、見ない生活を続けていたのですが、年末にテレビを買い換えたことがきっかけで、これまでは録画できなかったサッカーなども録画できるようになり、サッカー関連の他の番組なども色々と録りためてしまい、録ってあると見なければとテレビをつけてしまい、その結果他の番組まで見てしまうというような状態になりつつあります。

その結果、パソコンを見る時間は多少は減りましたが、圧倒的に減っているのは本を読む時間と緊急ではないもののしなければいけないことをする時間…。
これは危険な状態です。

小さい子にはダラダラとテレビを見せるのはよくないとか、ある程度の年齢まではテレビは見せない方がいいとか、時間や番組を決めて見せるとかいうことが必要だとかいうご意見がありますが、改めて納得です。
テレビは本当にただ受身でぼ~っと見ているだけになりがちですし、そのくせ見始めるとダラダラと見続けてしまいがちです。
テレビは癖のものという面が大きいと思うので、基本は見ないということを習慣にしてしまえば結構それに慣れることも可能です。(かつて数年テレビ漬けだった私が言うのですから(笑))
テレビを見ないことで空いた時間は本を読んだり家族で話をしたり、もっといくらでも有意義に使うことができるはずです。
もちろん、テレビ番組の中にもよい番組もありますから、特に子どもには番組を選び、時間を決めて見る習慣をつけるというのは大事なのではと、今回改めて思いました。

私自身、ちょっと対策を考えなければ…。(汗)

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2012年1月 8日 (日)

オフ

今日はお休み。
ウインターブレイク明けで久しぶりにインテルの試合があったので、明け方に観戦。
試合までに仮眠する予定が諸事情で寝そびれてしまいましたが、試合は今期最高だったのではという快勝。
大量5得点で見ていて楽しい試合でした。

試合が終わったら6時半、快勝ですぐには眠れず、このパターンは今日がダメダメの1日になってしまうパターン…。
というわけで、お昼過ぎに起き、不用品の整理など多少は生産的なこともしましたが、概ねダラダラぐだぐだの休日となりました。(汗)

明日は成人の日ですね。未だ成人の日といえば1月15日のような気がしてしまいますが、もう来週は中学入試。
センター試験もあるんですね。
受験する方たちがみんな、持てる力を発揮できるといいですね。

明日はちゃんと活動したいと思います。
本日はこれにて…。

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2012年1月 7日 (土)

週末。

4日から通常レッスンに戻ったのですが、今週はお休みの子が多かったです。
ご予定があってという方もおられましたが、体調を崩してという子達も何人か。
いつもよりは随分長い冬休みとはいえ、火曜からは新学期。みんな元気に学校に行けるといいなと思っています。

レッスン自体は概ね順調。がんばってるなぁとか、お、随分理解が進んだみたいだなとか、安定感が出てきたなとか色々感じることもありました。

そして、帰宅して食事をしていたとき、テレビでカズさんの番組をやっているとの情報を得たので、ちょっと気になって見てみました。
カズさんのことはもちろん知っていますし、日本のサッカー界のパイオニア的存在でもあり、若いサッカー選手達の憧れでありと、そういうことはなんとなく知っていましたが、これまで特にファンだったわけではないので、情報を収集しようとしたこともありませんでした。
しかし、今日の番組を見て思わず胸が熱くなりました。
わずか15歳にして、高校をやめ、プロになれるあてや自信があったわけでもないのに、単身ブラジルへ渡ったという話。数々の苦労を乗り越え、ブラジル初の日本人プロサッカー選手になったという。

入ったばかりの高校を9ヶ月で辞めて単身でブラジルへ。
言葉もわからず、もちろんプロでもなく、更にその頃は日本人はサッカーが下手だとバカにもされていたそうで、その他にも色々風当たりが強かったりもしたそうです。

それら全てを乗り越えてブラジルでプロになり活躍。そして、それから27年、今でも現役を続けているその姿に、彼が「キングカズ」と呼ばれる理由を初めて理解できた気がしました。
基本的にJリーグの試合は見ないもので、今後もカズさんのプレーを見ることは滅多にないかもしれませんが、彼の生き方は尊敬に値するなと思いました。

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2012年1月 6日 (金)

じわじわわかる。

去年の春から一緒にレッスンしている1年生さん。一所懸命ではあるものの、算数については今のところやや理解に時間がかかるタイプ。
もちろんそれでも当初より確実にできることも増えましたし、粘って考えることもできるようになってきましたから、その子なりの成長は感じています。

そして、その子と新年1回目のレッスンで時計の学習をしたときのこと。
何時、何時半という簡単な時刻については前回学習済みで、今日は午前午後についてと「~時間後」の時刻についての学習が中心でした。

時間の帯を使って、例えば午前11時から午後3時までは何時間かというような問題を考えてもらうことになったとき、もちろん、最初に最低限の説明はしたのですが、どうしてだか、時間の帯を過去にさかのぼって色を塗ろうとします。
例えば、午前11時の位置から午後3時ではなく、午前3時に向かって何時間か数え、午前と午後をよく見てねと声をかけると、今度は午後11時から午後3時と、両方が午後に移動。
何度か声をかけてようやく、正しい答えに辿り着きました。

正直なところ、そういうことをした子がこれまでいなかった気がするもので、どうしてそうなってしまうのかちょっとわからなかったものの、その1問を何度か試行錯誤して、しっかり午前と午後を見るよう促した後様子を見ていると、次の1問は不安そうにこちらを伺いながらだったもののなんとか正しく答えることができ、次、その次と進むにつれ、書く手に力がこもり、自信を持ち始めたことが感じられました。

次に時計の模型を使いながら、9時の1時間後、12時の3時時間後、10時半の2時間後などのようなものを学習したのですが、それも初めは、え?どうして??と思うような答え(ぴったりの時刻からの1時間後なのに1時12分とか…。)が何度か返ってきて、何をどう考えたらそういう答えになるんだろう?きっとその子なりに何か考えているはずなんだけど…と、頭の中が見えたらな…と思っていました。

しかし、何度かやりとりを繰り返すうち、不安そうにしながらも徐々に答えられるようになり、そのうち一度で答えが出るようになりました。
これまでのその子を見ていると、最初に理解するまでにやや時間がかかる傾向があるように感じますが、そこをしっかりクリアすれば、ある程度スラスラとできるようになるのです。
ということは、学校などで一斉に指導されてその場で理解せねばならないような場合、こういうタイプの子は置いてけぼりになる可能性がやや高いだろうとも思います。
今のところ、その子に関しては大抵は学校より先にこちらでレッスンしているので、恐らく困ってはいないと思いますが、子どもにはそれぞれのペースがあるので、それをできるだけ見極めて、対応してあげられたらと思います。

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2012年1月 5日 (木)

いよいよカウントダウン。

教室を始めてからこれまで、中学受験をする子と受験まで一緒に勉強したということはありませんでした。
中には受験塾に通いながら、週1回掛け持ちで来てくれていた子達もいましたが、さすがに5年生、6年生になると受験塾の方が忙しくなり、お別れになってしまうというのがこれまでのパターンでしたので、受験塾に通わず、最後までうちに通ってくれての中学受験というのは本当に初めての経験です。

もちろん、私は算数と国語しか対応できませんので、おうちの方と相談の上、その2教科限定で5年生から一緒に勉強させてもらってきたのですが、入試まで、あと2回のレッスンを残すだけとなってしまいました。
2年足らずではあったものの、週2回2コマずつ来てくれていたので、間もなくお別れかと思うととても寂しく感じますが、まずは試験でしっかり力を発揮できるよう祈ろうと思います。

この2年足らずの間の彼女の伸びを見ていると、せめて4年生で出会えていたら、もっと余裕を持てただろうなと思わずにはいられませんが、本当によくがんばったと思います。
そして、彼女のお蔭で私も中学入試の算数というのがどういうものなのをこれまでよりしっかり知ることができました。

今後こんな風に受験算数を指導させて頂く機会はないかもしれませんが、これまで私自身が勉強したことがなかった中学入試の算数の問題を知ったことで、子ども達に手助けをする際の引き出しがまた増えたように思います。
こんな機会を与えて頂けたことを本当にありがたく思っています。

あと10日。是非がんばって希望の進路に進んでくれますように。

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2012年1月 4日 (水)

仕事始め

今日は新年1回目のレッスンでした。
お休みの子もいて、いつもより少し人数少なめ。お休み明けのウォーミングアップにはちょうどよかったかなと。
お休みでゆっくりしたせいもあるのか、今日は子どもたちみんな元気で、調子もよかったように思います。
今週いっぱい好調が続くかな。学校が始まるとどうかなぁ。

昨日高校サッカーを見てから、気になったので市立西宮高校について少しだけネットで調べていたのですが、確かに比較的上位に位置する公立高校なんですね。
おまけに、3年生のレギュラーの中にはグローバル・サイエンスという定員40人の、第1学区で言えば神戸高校の理数科のようなクラスに在籍している子がいるんですね!

私の母校も下校時間が決まっていて、放課後に延長練習とかが出来なかったのではと思うのですが(記憶に自信はありませんが…)市立西宮もやはり18時下校で練習の時間が限られている中での今回の快挙ということで、ますますがんばってほしいなと。

そして、福島の高校も初のベスト8進出とのことですので、兵庫代表対福島代表での決勝戦が見られたらいいのにな~と思っています。
明日は準々決勝。ライブでは見られませんが、楽しみです。がんばれ~!

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2012年1月 3日 (火)

三が日終了

今日は頂いた賀状を整理したり、住所が変わっているのに気づいておらず戻ってきてしまった賀状をお詫びを添えて改めて書いたり、ちらっと駅伝を見たり、そのままテレビをつけていたら高校サッカーが始まっていて、思わずそれに釘づけになったり。

日本代表の試合やプロの試合は見るものの、高校生のサッカーには特に興味がなかったのですが、たまたま始まったのが兵庫代表対大阪代表の試合。
それも、兵庫代表が市立西宮高校だというではありませんか!

もちろん、市西に直接の知り合いがいるとか、自分の出身校であるとかでは全くないのですが、公立の進学校が県予選を勝ち抜いて全国大会に出場しているということがなんだかとても嬉しくて、思わずテレビにかじりついて応援してしまいました。

全国大会初出場。3年生のレギュラーのほとんどは間近に迫るセンター試験を受験する予定だとも聞き、もうホントがんばれ!と。

その昔、大学でとある体育会のマネージャーをしていたのですが、マイナースポーツだったため、その頃リーグに登録している学校が西日本で20校ぐらいしかなく、確か1部から3部まで分かれていましたが、うちの大学は1部と2部を行ったり来たり。
ただ、うちの大学はスポーツ推薦とかセレクションとかは全くありませんから、みんな一般受験して合格した上で入部した人ばかり。経験者もごくごく僅かでした。
それに引き換え、関関同立やらその他の私立大はセレクションなどで有力選手を引っ張ってきていたりもして、歴然とした力の差を感じることも少なくありませんでした。
どれだけがんばっても1部の上位に食い込むことはできず、強い選手を引っ張ってきて強いなんて、なんだかずるいよなぁと思ったりしたものでした。

だからついつい、公立で勉強もせねばならないような普通の学校や進学校の子達ががんばっていると応援したくなるのです。
そして、試合は先制されて追いつき、1対1のまま終了。PK戦になってしまいました。
どちらを応援していてもPK戦だけは可哀想なので、延長戦でもあればいいのにと、PK決着になるといつも思います。
10人目まで回り、初出場の市西がベスト8進出を決めました。思わず涙が。(苦笑)

次は5日のようですが、もう明日からレッスン再開ですので、ライブで見るのは無理そうです。
でも、がんばってほしいな~。県代表の上、公立普通科の学校ですから!

さて、明日からレッスン再開。新年1回目のレッスンです。
みんな元気に来てくれますように。

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2012年1月 2日 (月)

新年2日目

子ども達に会わないと書くことを思いつきません…。
というか、最近はレッスンがあった日でも夜遅くなると、あれ?何書こうと思ってたっけ?という状態になりがちなのですが…(汗)

新年2日目。今日は毎年恒例の幼馴染みたちとの初詣。生田さんに行ってきました。
今日は朝のうち雨が降り、雪だったところもあるようですが、幸い友人たちと出ていた間はほぼお天気でした。
前日に高校の同級生情報で生田さんがすごく混んでいるという話だったので、ちょっと心配でしたが、私達が行った時間は幸い、多いといってもスムーズに境内まで進むことができ、お参りもほぼすんなりとできました。

これまた毎年恒例のおみくじを引き、私は干支の土鈴を買って神社をあとにしました。
その後は友人たちと食事をして、少し街をぶらぶらし、しかし、初売りやら福袋やらがお目当てと思しきかなりの人の多さにくじけ、何も買い物せず三ノ宮をあとに。

その足で教室に寄って賀状を取り、出たついでに4日のレッスンの準備もして、事務用品などの買い物だけして帰宅しました。

例年は2日は祖母の家に集うのですが、今年は予定が変わったため、箱根駅伝の往路を全く見ずに終わってしまったのですが、柏原くん、4年連続の区間賞、今回は2位との差が5分以上あったのですか?本当にすごい!
超距離が苦手な(というか、恐らく今はもう運動全てできそうにありませんが…)私からすると、まさに「超人」という感じです。
もう4年生のようですから、箱根での彼の走りは今日が見納めだったんですね。見ればよかった…。

そんなこんなでお正月休みも明日まで。
明日はぼちぼち頭を使っておくようにしなければ。

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2012年1月 1日 (日)

嬉しい賀状

新年明けましておめでとうございます。
皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今日は昼から実家に行って、晩までべったりのんびりしてしまいました…。ですが、嬉しいことが。

教室を始めたとき、最初に来てくれた教室の近くに住む男の子がいました。
当時2年生で、うちには中学に上がる頃まで通ってくれていました。算数がとてもよくできる子で、小学生の頃からずっと野球をしていて、彼を知っている子の話ではなかなかいいピッチャーだったそうです。
少し無口で控えめな彼がなかなかのピッチャーだというのを聞いても、なんだかその姿が想像できなかったのですが、彼は受験をするでもなく普通に公立中学へ進みました。

保護者の方とはその後も賀状をやりとりさせて頂いていたので、彼が中3だった去年の賀状に、思い切り野球がしたいからということで、偏差値も高く、野球も強い某男子校(数年後に共学になるようですが)を受験予定だと書かれていました。
しかし、もう賀状でしか交流をさせて頂いていないもので、その後どうなったか、彼のことだから大丈夫だろうと思いつつも気になっていました。

すると、今年頂いた賀状にはその高校のユニフォームを着てマウンドでピッチングしている彼の写真がありました。
お母さまの言葉で「がんばっているようです」と書かれていたので、ふと思い立ってネットで調べてみたところ、まだ1年生なのに、そして部員数もかなり多いのに、もう試合で投げているようです。
それってかなりすごいことですよね?きっと。

すごいな~。そのうち甲子園で彼の姿が見られるかも。強豪校がたくさんあるので、勝ち抜くのは大変かもしれませんが、可能性は少なからずあるのではという学校ですので、ちょっと楽しみです。

今年はやはりかなりよくできる女の子がバスケが強いところがいいからと、バスケも強い、偏差値の高い学校を目指すようです。
彼にしろ彼女にしろ、やりたいことがあって、それでも勉強もしっかりやっているというのが、ホント頼もしくてかっこいいなぁと思います。
そんな子たちに出会えたことをとても幸せに思います。

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