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2011年11月24日 (木)

やっとこれから面白くなる。

小さい頃からプリント反復学習の教室に通い、その後中学受験塾にというコースをたどっている4年生さんが、縁あって少し前から通ってくれています。
こういうパターンの子の場合、単純計算は速いですし、教わってその通りにやることにもかなり慣れています。
ただ、学年が上がってくると、そして、難しい学校を目指すほど、その勉強の仕方では限界が来る場合が多いのも否定しがたいところです。

うちに来てくれることになったきっかけは、習ったことが思うように定着しないということでご相談を受けたのがきっかけでしたが、まあ、そんなのは当たり前のことで、教えられたことはほとんど誰でもすぐ忘れるものですし、それでも忘れないようにしようと思えば、忘れなくなるまで反復するなりして記憶を定着させるしかないわけです。
しかし、受験塾などでは大抵進度も速いですから、日々の授業や宿題をこなすので精一杯で前に習ったことを繰り返す時間が取れない場合が多いのではないかと思います。
その結果、習ったことがポロポロとこぼれていくとしても、それは全く不思議なことではありません。

教室の子たちは平均して算数ができる子が多いわけですが(もちろん苦手な子もいますが)、それは公式ややり方を極力教えず、自ら気づく、発見する、そういうことを通じて、ただ教わったよりは遥かにしっかりと記憶に刻まれるからだとも言えると思います。

やり方を習ってしまったことを後付けで深く考えさせようとしても、それはほとんどの場合が困難ですから、塾などを経てうちに来てくれた子達の場合は、じっくり考えさせるよう仕向けるのには、まだその子が習ったことがないところ、習ったもののかなり記憶があやふやなところをやらせるしかなくなってきます。

その子の場合、おうちの方とのお話で、受験塾と掛けもちするということになっていますので、塾の進度が次々に進んでいきます。
ただ、どこかぽこっと抜けているところがあった場合はそこのフォローも必要ですから、とにかく、習っているはずのところからやり始め、いきなり応用問題をやってみてもらい、出来ればすぐ次へという形で進めてきました。
これまではほぼ全て「やったことある!」という反応だったので、早く初めてやるところに進みたいわと本人にも言い続けてきました。
そして、今週のレッスンでようやく、多少はやったことがあるらしいものの、限りなく記憶があやふやで、応用問題は全く手が出なかった単元にぶつかりました。

本人は戸惑って、焦っていましたが、私は嬉しくて「こんなのは習ってない?やったことないんやね?」とちょっとウキウキ尋ねてしまいました。
今日はその単元に辿り着いたのが今日の終盤だったので、今日はまだほとんどやれなかったのですが、ようやくぼちぼちまだほとんど何もやり方を知らないところをこの子とやれるのかと思うと嬉しくてなりません。

真面目な子なので、どのぐらいで変化が見えてくるか、どれだけ頭の中に「汗をかかせられるか」、やっと面白くなってきました。

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