気付いてもらえて嬉しいな~。
整理整頓は決して得意ではありませんし、教室もご存知の通りかなりこじんまりとしていますので、どうも雑然とした感は否めないのですが、それでも一応、棚ひとつ、机ひとつを選ぶにもこだわれる範囲でこだわって揃えてきまして(もちろん、甲斐性の問題もありますから、こだわるにも限りがあるわけですが…)、狭いながらも何をどう配置すれば収まるか、多少なりともすっきりするか、あれこれない知恵を絞っています。
で、先日の本棚の件ですが、なかなか重い腰が上がらなかったのは、もちろん無精者だというのが最大の理由ではあるものの、玄関の限られたスペースでできるだけ圧迫感を感じないよう、更に、今置いてあるものは傘立てにしろ、スリッパラックにしろ、きちんと収まる上に、電気のスイッチだのインターホンの受話器だのブレーカーだのとあらゆる制限を考慮して…と、結構難易度が高かったのです。
おまけに、ホームセンター2軒を覗いても希望に合うようなものは見つからず、ネットでかなりあれこれ検索して、思うようなものが見つからないのに数時間経っていて断念…というようなことも何度か繰り返しました。
ですから、今回、あれこれ悩んだ末に、あ!もしかしてこうすればいいのでは!?とサイズを測り配置を考えて、あ、これならいける!と結構自分では密かに満足していたのです。(多少玄関の圧迫感は増してしまいましたが…。)
でも、それはあくまでもあれこれ知恵を絞って苦労した自分だからこその満足感で、置いてある本棚もろもろを見ても、そこまで気付いてくださる方はいないだろうし、そもそも、そんなことは考えてもいませんでした。
それなのに、今週のあるレッスンで、ひとりの保護者の方がサイズや配置の妙に気付いてくださって、「あ、ホント、これもここまでじゃないとダメなんですね。」「はぁ~~、そうですね、これも…」と、あちこち気付いてしみじみ感心してくださいました。
おまけに、教室にある棚やらなんやら、組立てが必要なものは全て自分で組み立てたと知ると、ひときわ驚いてくださいました。(笑)
大きな家具でもひとりで組み立ててしまえることがいいのかどかは非常に微妙なところではありますが、自分なりにこだわって、知恵を絞ったことにこうして気付いて感心してもらえるのって嬉しいもんだなぁとしみじみ感じました。
そして、面白いなと思うのは、本棚が1つ新しくなったのと本の配置が多少変わった以外は、まだほとんど新しい本は増えていないのですが、配置が変わったというだけで、じっくり本棚の本を眺めている姿が保護者の方も子ども達も、いつもより明らかに多く、小さなことでも何か変わると新鮮に感じるものなのかもしれないなと、そんなことも改めて感じました。
しばらく子ども向けの本はほとんど増やしてあげられていなかったので、明日か明後日に書店に行って児童書をゆっくり見てみようと思っています。
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