« ちょっと考えさせられた | トップページ | 子どもの面白い癖 »

2011年11月15日 (火)

どうしてなんだろう。

恥ずかしながら、私は本当に物知らずの常識なしで、政治にも経済にも地理にも歴史にも疎く、こんなことじゃダメだよなと思うものの、興味の持てないことはなかなか勉強しようという気にもなれず…。
おまけにここ数年はほとんどテレビも見なくなってしまい、新聞もほんのちらっと眺めるだけ。
普段のニュースはインターネットから。新たに増える知識は興味のある分野のみ。
最近物忘れがひどいのは、そんな偏った、興味のあることだけしか知ろうとしていない、そんなことも原因の一つなのかもしれません。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日久しぶりにある方とお話をしました。
その方が住んでおられるのは、今もまだ放射能汚染の不安が消えない地域です。
震災から長い長い月日が過ぎたというのに、原発の問題はまだ解決しておらず、不安な日々を過ごしておられる。
でも、時が経つにつれ、だんだん報道も少なくなり、特に私のようにテレビも見ない人間は、もうそろそろ収束したのかなぐらいに思ってしまっていました。
そんな自分がなんとも申し訳なく、複雑な気持ちになりながら、ひとしきりお話をし、何にもできない自分が情けなくなり…。

ただ、ぼんやりと思うのは、どうして人間は原子力発電を利用し始めてしまったのだろうということ。
もちろん、事故の危険の確率論みたいなことと経済性、環境への影響など色々な意見は目にしました。メリットもデメリットもあり、「事故さえ起きなければ」多くのメリットがあるということもおおよそはわかりました。

でも、使用済み核燃料など、放射性廃棄物を安全に処理する方法は見つからないままに世界の色々な国で原子力発電が利用され始めたのはなぜなのでしょう?
放射能がとても危険だということは分かっていたはずですから、危険なものをどう処理するか決まらないまま、どうして見切り発車のように稼働し始めたのでしょう?

解毒方法がわからないのに毒を飲むなんてこと、死ぬ気じゃなければしないはず。
それなのに、どうしてとりあえずどこかに埋めて…とか、よその国に引き取ってもらって…とか、そんな処理方法しかない段階で原発は使われ始めたのでしょう?

もちろん、きっと複雑な色々な事情があるんだろうとは思います。
でも、人の命、それも多くの人の命にかかわることであるはずなのに。そう思うと、やはり、どうしてなんだろうと思わずにはいられません。

|

« ちょっと考えさせられた | トップページ | 子どもの面白い癖 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: どうしてなんだろう。:

« ちょっと考えさせられた | トップページ | 子どもの面白い癖 »