私は子どもか?(汗)
今日はレッスンがお休みで、夕方数年ぶりに歯医者に行った後(親知らず問題が再浮上してきました…(悩))、近所のスーパーに行ったところ、ある保護者の方にばったり遭遇。
スーパーの中でしばし立ち話になりました。
通わせてくださっている息子さんのことで色々話を聞かせてくださったのですが、面白ネタも色々教えてくださった中で、先日の学校の参観日、国語の授業でのことを聞かせてくださいました。
目が見えない人のお話か何かが題材だったようで、先生が「目が見えなくなったら、何が一番ほしいですか?」というような質問をして、彼を当てたそうです。
彼の答えは「目」だったのだと。
お母さまは笑い話として聞かせてくれたのですが、実は私、先生の質問を聞いている段階で、その質問なら一番は目だよなぁと思っていました。(汗)
というか、これまで見えていた目が見えなくなって、何が一番ほしいかって、当然「目」ですよね?違いますかね?
どうやら先生は、車椅子とか杖とか、もしかしたら人の助けとか、そういう方向の答えを意図していたようですが、それは小学生の男の子に対してちょっと言葉が足りないような気が…。
少なくとも、彼が「目」と答えたのであれば、一番はきっとそれやねと認めてあげた上で、その次に何がほしいか再度尋ねるべきだったように思うのですが。
そして、別の話で、それ面白い!!と思ったのは、普段もレッスンをしていると、設問で「適当なものを選びなさい」というような問題に対して、初めてそういう設問に出会ったほとんどの子が「え~~!適当でええん?」というような反応をするのですが、それに関するお話。
「適当」という言葉は子ども達にとっては「いい加減」というような意味しか知らない場合が多く、「ぴったり合う」という意味があると知ると驚く子が多いのです。
そして、その子がおうちで国語の問題をやっていたとき、選択肢の問題であり得ないような答えを選んでいたものがあったそうで、お母さまが「なんでこんなの選んだの?」と尋ねると「最も適当なものを選べって書いてあったから」と答えたそうです。
深い!!(笑)
「最も適当」だから、最もあり得ないようないい加減な答えを選んだということだったら、それはそれですごいなと。(笑)
それならそれで、なぜその選択肢が最もいい加減と言えるのかをきちんと論理立てて説明できるなら、十分勉強になるような気も。
ホント、子どもって色んな気付きをくれるので、楽しくて仕方ありません。
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