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2011年9月30日 (金)

なぞ。。。

子ども達とレッスンをしていると、時々、全く思いもよらない答えをひっぱり出してくる子に出会います。
多くは、まだしっかり理解できていなくて勘違いをしているとか、ちょっと頭がどこかに旅立っていて一時的におかしくなっているとかなのですが、その間違いもどう考えてそうなったか予想できる場合と全くできない場合があります。

つい先日は、2年生の子が「14 14 14 7」と書いて、それを足そうとしていたのですが、「22」という答えを出したので、「なんで?」と言ったものの、詰め詰めに書いていたため「1414147」の状態になっており、自分で書いた直後だというのに、もしかして…と、全て1桁で足してみると、まさに22!
「ねえ、それ14、14、14、7って書いたん違うん?」と声をかけると、ハッとして次は正しい答えを出していました。

今日は1年生の子がレッスン途中で眠くなってきたのか調子がイマイチになり、2けた同士の足し算をしているのに、なぜか左の十の位と右の一の位、左の一の位と右の十の位を足すという不思議な状態に陥り始めたのですが、それも答えを見れば、どう考えたのかを予想できる範囲。

しかし、今日の別のレッスンで4年生の子と面積の学習をしていたときのこと。
今日はレッスン序盤から気分が乗っていない風ではあったのですが、終盤になるにつれその状態は悪化。
その問題で終わりという、今日の最後の1問は面積が64平方メートルの正方形の土地の1辺の長さを求めるもので、普段のその子なら難しいものではないはずです。
実際、今日のレッスンの序盤に面積が100平方メートルの正方形の土地の周りの長さは、多少悩みながらも自分で求めることができていましたし。

で、その子が書いた答えは

「160m」

………。な、なんでやねん…。
子ども達がしばしばやってしまうのは、64を4で割るというもの。この場合だと16メートルと答える子は時々いますので、それは完全に予想の範囲内。
しかし、なぜそれが更に10倍になっているのか…。

アールやヘクタールなども出てきて、単位の換算に混乱しているところがあるのかもしれないと、「160×160したら1万よりずっと大きくなるで?」と声をかけてもちっともピンと来ていない様子。

正方形の図を描かせ、その中に64平方メートルを書かせてから、その1辺は10メートルより長いか短いか尋ねても「長い!」と答える有様…。
正方形の面積の公式はすぐ答えるし、どこで「あぁ!」と言ってくれるのか、ちょこちょこヒントめかして間違いに気付かせようとしているのに、今日はかなりの不調度のようで、いっこうに戻って来てくれず……。

結局その1問にかれこれ15分以上かかったのではと思いますが、長旅からようやく戻ってきたらしいその子が「あ?!8メートル?」と答えてくれたときは、お迎えに来られていたお母さまともどもひと安心。

う~ん、ホント、一体どう考えていたんだか…。

だけど、子ども達は本当に日々新鮮で楽しいですね。

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2011年9月29日 (木)

今はこれがこの子のやり方なんだろう。

ある2年生の子と何回か前から掛け算のレッスンをしています。
掛け算は、多くのご家庭で小さい頃から九九表をおうちに貼ったり、CDなどで耳から覚えさせたり、九九を覚えるおもちゃのようなものをお持ちだったりというようなこともあって、全く何も知らない状態でレッスンさせて頂けるとは限らないのですが、その子も2学期に学校で九九を習うだろうということもあって、おうちで暗唱をさせはじめておられたところでのレッスンになりました。

ただ、幸い、覚えることがスムーズには行っていなかったようで、レッスンを始めたとき少々嫌そうな表情を見せたのですが、教室では九九の暗唱から入るのではなく、同じ数を並べながらイメージして考えていく方法がスタートだったため、途中から表情が変わり、しっかり取り組んでくれるようになりました。

そんなこんなで今日が4回目ぐらいの掛け算のレッスンで、もう説明しなくても答えは考えられるようになっているのですが、見ていると、例えば4×7なら、プリントに4を7個書き並べ、なぜか必ず2つずつマルで囲んで、8+8+8+4、次の段階は16+12になって答えが28。
どちらの数を書くかはその子なりの工夫があるようですが(例えば7×9という式でも、7を9個書くとは限らず、場合によっては9を7個書いたりもしていましたので)、足していくときは必ず2個ずつ数をマルで囲んで足していく方法のようです。

「×9」のときは「×10」から1個分をのける方法が前回分かりやすそうだったので、途中声をかけてみたりもしたのですが、どうやら今は数を書きならべて2個ずつまとめていくのがその子のお気に入りのようで、あまり聞こうとしてくれません。

数が多くて答えを間違えたときなどは、声をかけると聞いてくれたりもしましたので、全く聞く耳を持たないわけではないのですが、どうやら今はその方法がその子にとって「やりやすい」「分かりやすい」方法のようです。

いずれ学校では暗唱をさせられるようになるわけですし、掛け算というものの考え方は理解してくれているようですから、今は傍から見ていると面倒そうに見えるそのやり方でもいいかなと思って見ていました。
何より、そうやって解いているときの表情は真剣で自信さえ漂っているようでしたから。

この子のこのやり方がいつどんな風に変わるのか、今はそれが楽しみでもあります。

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2011年9月28日 (水)

今日は手短に。。。

なぜか現在六甲道のカラオケボックスにおります。。。
今日は比較的早くレッスンが終わる日なのですが、偶然、高校の同級生から連絡があり、阪急六甲近くのオススメのハンバーガーショップに、片付けを後回しにして顔を出してきました。
私は戻って明日の準備や掃除などせねばならなかったので、途中で一旦別れたのですが、再び連絡が。。。
今、私の横で同級生達が懐かしのアニメソングを歌い続けております。
私は聞いているだけ。。。
明日に響かぬうちに帰りたいと思います。。。
本日はこれにて。

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2011年9月27日 (火)

これは変化なのか?

うちの教室は中学生はほとんどおらず、来てくれている子は小学生の頃から来ていてそのまま続けてくれている子しかいなかったのですが、昨年、縁あってご紹介でひとり中学生の子が通ってくれることになりました。

習ったことはきちんきちんと覚えてはいるようですが、小学生の頃からそうやって勉強してきたため、まずやり方を覚えるという姿勢で取り組んでおり(まあ、それは大半の子がそうなのですが)、勉強している割に結果が今ひとつ伴ってこないと悩んでいました。

うちでは当然やり方を教えることはしませんし、理解が曖昧な状態でとりあえず解いて、それで合っているかどうか尋ねてきても答えませんので、最初はぎゃ~ぎゃ~、わ~わ~という感じで、しょっちゅう「わからん~!」「どうやるん?!」というのが毎回恒例でした。

もちろんそれでも「知らん、考えへんうちに何にも教えられへん」とかなんとか突っぱね続け、そんなことを繰り返すうち、徐々に自ら考えるようにはなってきていました。
ただ、学校の試験の結果は一進一退。ケアレスミスが思うように減らず、う~ん、どうしたものかなぁと思いつつも中3になりました。

やり方を教えてということはなくなり、とりあえずまず考えてみようという姿勢は身に着いたのですが、今一歩ぐっと伸びた感じがないなぁと(といっても、平均より遥かにできてはいるのですが)感じていたのですが、夏休み明けにその子が、夏休みに受けた模試いくつかの数学の偏差値が70前後あったと。
お?それはすごいんじゃ?このまま伸びてくれるか?と思った割には実力テストでは可もなく不可もなくという結果だったので、ホントなかなかうまくいかないなぁと思っていました。

で、中学3年は次から次へと試験がありますので、次は2学期の中間が迫ってきたということで、今日は試験範囲である二次方程式の、これまで保留にしていた、二次方程式の利用のハイレベル問題をやってみてもらうことにしました。

問題を見たときには、例によって、わ~、ぎゃ~とか言いながら「こんなん絶対できへんわ!」などと言っていたのですが、極めてつまらないミスはあったものの(普通の引き算間違い、問題の読み間違い…。)ノーヒントで立式し、解答まで辿り着きました。
うっかりミスがなければほぼパーフェクト。

もちろん、うっかりが問題ではあるのですが、かなり難易度の高い応用問題(全て文章題)を手助けなしに解いてしまった姿を見てちょっと感動。
本人も「これ、ちょっといけてるんちゃう?」とご機嫌でしたが、そろそろ本当に力がついてきたのであってほしいと思います。

次回、中間テストの結果に期待!

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2011年9月26日 (月)

習慣化する

ご存知のように、私は悲しくなるぐらい無精者で、今日こそはあれとこれをしよう!などと思っても、切羽詰まっていないことはほとんど持ち越して、明日こそ!と思ってしまう繰り返し。

それでも、内容はともかく、このブログは一応毎日欠かさず(日付が変わってしまってとか、UPしたつもりがUPできていなくて…ということはあっても)、もう何年も続けてこられました。

そして、先日ちらっと書きましたが、お腹周りをどうにかしたくて、同級生のお勧めでとある運動を9月1日から始めたのですが、3日坊主にならないよう、やったらフェイスブックで報告させてと宣言して、無事今日まで1日1回か2回、その運動を続けてくることができました。

さすがに3週間以上続くと、自らサボろうとしない限り、フェイスブックに書こうと書くまいと、それをすることへの抵抗はほとんどなくなっています。
恐らく無事1ヶ月続けることもできそうですし、その後も1日1回は続けていこうかと思っています。

要するに、どんなことも、それをするのが当たり前になるまで続ければ、後はさほどがんばらなくても続けられるということなんだろうと思います。

何かしようと思っていることがあれば、とりあえずほんの少しでいいから手をつけてみるのがコツだということもわかっているのに、相変わらずそこのハードルが高いのですが、まず少しだけでもやってみる。そして、それを毎日まずは1週間なり10日なり続けてみる。
それが習慣化するコツなんだろうなと

というわけで、今日もダラダラしてしまったので、ちょっとだけ事務仕事に手をつけようと思います。

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2011年9月25日 (日)

休日ネタ

昨日の深夜(というか日付は今日)、インテルの試合があったので、今日がお休みということもあって、心置きなく観戦。
長友選手が移籍して以降、寝過ごして終了間際にしか見られなかったとかいうことはあったものの、親善試合なども含め、恐らくほぼ全てライブで見ているというはまりよう。

ニュースにもなっていたのでご存知の方もおられるかと思いますが、インテルは今季、レオナルドがPSGに行ってしまって、新しくイタリア人監督を迎えました。
私は戦術的なこと、技術的なことはあまりわからないのですが、その監督がやろうとした3-4-3のフォーメーションはなかなかうまくいかず、その上、開幕前後に故障者が重なったり、エトーが移籍してしまったりと、様々な要因が重なったのだとは思いますが、開幕後4連敗。
惜しい試合もありましたが、とにかく勝てない。
インテルが開幕4連敗したのは何十年ぶりというような話だったらしく(50年ぶりとかなんとか)、あっという間に監督解任、新監督を迎えることになりました。

開幕してまだ1ヶ月ほどで、セリエAに限定したら2試合しかしていないのに、即解任。
ビッグクラブの監督って本当に大変な仕事なんだなぁと、ちょっと監督に同情しました。

しかし、新監督が来てほんの数日、迎えた昨日の初戦。
慣れ親しんだフォーメーションに戻したとはいえ、マイコン、スナイデル、スタンコビッチ、ラノッキアらを故障、もしくは出場停止で欠いた状態での試合。
選手たちはとてもやりやすそうに動き、途中同点に追い付かれたものの、結果的には3-1で今季初勝利。

フォーメーションが変わったということもあるのかもしれませんが、監督が変わっただけでこんなにも変わるんだろうか?と思ってしまうほど、調子のいいときのインテルが戻ってきていました。

私はにわかファンなので、長友選手が移籍する前のインテルを知らないのですが、開幕時の監督で不振を極め、途中でレオナルドに監督交代。その後、チームは盛り返し、優勝を争うまでになったようですから、やはり監督の存在というのは大きいということなんでしょうね。

実際、プレイヤーとしてはプロの経験すらないジョゼ・モウリーニョ監督は、率いるチームを次々と優勝に導いているということを見ても、やはりそうなんだろうなと。

そんなことを考えながら、子どもにとっての指導者というのも、多分とても重要なんだろうなと思いました。
いい指導者に出会えたら、それは本当に一生の宝になるかもしれませんね。

私の場合、あまり「指導」はしていませんが、少なくとも子ども達の足を引っ張ることのないよう、十分気をつけなければと思います。

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2011年9月24日 (土)

ホントに早いですね。

ついこの前まで暑い暑いと思っていたのに、急に涼しくなったなと思えば、あっという間に9月も下旬なのですね。
9月の土曜のレッスンは今日が最後だったのに、またうっかりお月謝袋をお返しするのを忘れてしまいました…。

原則は当月初めにお月謝をお納め頂いているのですが、お忘れになられたり、お休みされたりということもあって、なんだかんだと月半ばとかにお納め頂く方も少なからずおられ、気付けばあっという間にお月謝袋をお配りする時期になっていたりします。

そのたび、ホントに毎月あっという間に過ぎていくなぁと感じるのですが、間もなく1年の4分の3が終了してしまうんですね!!ああ…恐ろしい…。

子ども達はどんどん成長していくのが感じられて、それは日々新鮮で感動もするのですが、毎日が飛ぶように過ぎるのは歳をとった証拠だとも聞きますから、もっとしっかり充実した1日1日を過ごさねばなりませんね。

今年も残すところあと3ヶ月あまり。
涼しくなって過ごしやすくもなってきましたし、子ども達を見習って私もがんばらなくては。

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2011年9月23日 (金)

同級生って不思議ですね

今日はレッスンがお休みで、先日来盛り上がり続けているフェイスブックの同級生の企画で、ある同級生の豪邸にお邪魔して、別のお料理上手の同級生男子に本物のミートソース作りを習うという会に参加させてもらってきました。

といっても、参加表明当初から、私は料理担当ではなく片付け担当でということを申し出ていましたので(お料理上手の女の子達も何人もいましたから、邪魔になるだけだろうと…)、みんなの包丁さばきを眺めつつ、時々お片づけを手伝いつつ、合間には同級生のところのおチビさんと遊んでみたりしつつ、楽しい時間を過ごしてきました。

しかし、すごいなぁと思うのは、こうして集まっている同級生達の中にはどの子もお互い、在学中には話をしたこともなかったとか、全く知らなかったとかいう子も少なからずおり、フェイスブックで集うようになって、その延長で実際に顔を合わせて…となっているのですが、昔は近寄りがたかった子も、知らなくて話したことがなかった子も、それぞれに色んな話をして、あっという間にみんなでワイワイ。

中学時代の同級生と集まっても感じますが、あっという間に距離が近くなるというか、やはり同級生というのは何か特別なんだなぁと思いつつ、満腹で色んな意味で満たされて帰宅しました。

同級生の奥様方が、私たちの母校の高校のことを羨ましいと言ってくださって、お子さんを母校に入れたいとも。
卒業生ではない方が私たちの集まりを見て、そんな風に感じてもらえることも幸せだなぁと。

今日はとてもよい休日になりました。
企画してくれた友人たちに心から感謝です。

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2011年9月22日 (木)

不思議だけど不思議じゃないのかも。

今日1年生の女の子とレッスンしていたときのこと。
先日から桁の多い筆算をやっているのですが、繰り下がりの引き算で桁が増えてくると、極端にペースが落ちてきました。
桁が多いということで難しく感じているのかもしれないと、初めは2桁の部分だけが見えるようにして、そこを解いたら隣へ隣へとずらしてみたりもしたのですが、あまり変化はなし。
顔を見ていると眠そうにも見え、また、彼女は眠くてもあまりそれを言わない子でもあるので、難しいのか眠いのか、どっちなんだろうなぁと判断がつかずにここ数回レッスンをしてきました。

それで今日。初めの1、2問は比較的スムーズだったのですが、途中から急激にペースダウン。
見える桁を少なくしながらやってみてもらったものの、さほど変化なし。
そのとき、なんとなくふっと、もしかしたら…と思いつき、一番上の桁から考えてみてもらうことにしました。

これまで、暗算では4ケタ-4ケタまでは上の位から見て考えるということをしたことがあるので、上から考える方が理解しやすいのかもと、なんとなく思っただけなのですが、仮にそれがやはり難しいと感じれば下の位からやろうとするでしょうし、どちらの考え方も使えれば、それがよりよいわけですから、とりあえずやってみてもらおうと。

一番上の位から見てもらいつつ、ひとつ下の位が引けるかどうか見てねというような声をかけて様子を見ていると、明らかにその方が反応が速くなりました。
もちろん、まだ1年生ですし、スピードは速くはないものの、頭の中で何かがすっきりしたのかなと思うような感じを受けました。

時折繰り下がるのを忘れて書いてしまった答えを消して直すことはあったものの、何も言わなくても、桁を隠さなくても、きちんと解くことができました。

「こっちの方が簡単?」と尋ねると、力強くうなずく彼女。
そうか、この子にはこっちが簡単なんだな。これまでにも何人かいたな、上の位からの方がやりやすいって言う子。

それだと面倒になるのは、0が並んでいて連続で2つとか3つとか繰り下がる場合などですが、それはそのときにまたどっちが分かりやすいかやり比べてもらえばいいかなと。

一般的には、5桁や6桁もあるような繰り下がりの引き算を上の桁からやるなんてこと、え?そんなことできるの?という感覚かもしれません。
でも、慣れてしまうと、実際その方が簡単に感じる場合も少なからずあるのです。
それホント?と思われた方、一度先入観を持たずに、筆算を、隣の位を意識しつつ上の位から計算してみてください。案外、ああ、確かにこの方が簡単かも!と思われるかもしれません。

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2011年9月21日 (水)

自分で気づくと全然違う

今日のレッスンで改めて思ったこと。

幼稚園の頃から来てくれていて、うちのほかにもそろばんや色々な習い事をしている忙しい3年生さんがいます。
とても賢い半面、コンディションによってはほとんど話を聞いてくれなかったり、どこかに旅立ったりしてしまうところがあり、また、ほんの少しヒントを出すとそれでやり方を理解してしまうところがあるので(もちろん、それもすごい能力だと思っていますが)、なるべく本人の頭で粘ってじっくり考えてもらうよう、根競べになることがあります。

今日は図形の対角線の問題があったのですが、四角形には2本引き、五角形には4本引いたら終わりになったので、まだ引けると言ったら探して5本、六角形は6本引いて終わりになったので、まだ引けると言ったらあと2本引き次の問題へ行こうとし…。
見ていると、七角形も引き足りていないまま次へ進もうとするので、まだ引けると言うと、あちこち引いて、こちらの反応を見ている様子。

まだと言われては探し、また言われては探しでは役に立たないわけで、これが算数が苦手な子などであればヒントを出したりもするのですが、この子の場合は十分できる子なだけになんとか自分で気づいてほしいなと。

そこで、「なんでそんなあちこちバラバラに引くのん?それやったらどこか抜けててもわからへんの違うん?まだあるって言われたら探すっていうのやったらあかんの違う?」と言ってどうするか見ていました。

すると、少し考えて引いていた線を一旦消し、やり方は言っていないのに、1つの頂点から引けるものを全て引き、次の頂点へという方法を見つけ出しました。
六角形の対角線の数をそれで一度で正解すると、七角形、八角形はもう何も言わなくても漏れなくきちんと引き終え、一度で正解。
その問題を解いている間のその子の表情はとても穏やかで落ち着いた美しいものでした。

この子の場合、「1つの頂点から順番に引いていけば?」と言えば「ああ~!そうか!」とさっさとやってしまうのは間違いありません。もちろん、それが悪いわけではないと思うのですが、その場合、その穏やかで美しい表情は恐らく見られないでしょう。
それは大きな違いなんだろうと思います。

教わったことは自信にはなりづらくても、自分で気づいたこと、発見したことは自信にも確実な力にもなります。
教室の子達にはみんな、そんな機会を少しでも多く持ってもらえたらなと思っています。

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2011年9月20日 (火)

また台風ですね。

よく降るなぁと思ったものの、風がそう強いわけでもなく、雨もざざ降りというほどでもなく、台風どうなったんだろう?と起きてネットでチェックすると、警報が出ており、地域によっては避難勧告というところも。

ニュースでは「大型の」と言っているし、また前回のようなのが来るの?と思ったのですが、どう見ても外の様子は前回とは全く違っており…。

今日のレッスンの予定のご家庭にご連絡を差し上げ、天候と送り迎えをご考慮頂いて、お休みされるかどうか決めて頂くようにしました。

結果的には、普段の雨降りとなんら変わらない状態で、夜には数時間雨が上がっていたほどで、このあたりに限ってはですが、警報はなんだったの?という感じでした。
お休みされた方もいましたが、来てくれた子達は連休明けの上、学校がお休みだったこともあってか、結構調子がいい子が多かったように感じました。

台風の進路は朝見たより少し東に逸れたのですかね?
明日警報が解除になるかどうかわかりませんが、お昼頃の状況によってまた、必要があればご連絡差し上げる予定です。
どうぞよろしくお願い致します。

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2011年9月19日 (月)

お休みはあっという間に

3連休の方もいらしたでしょうし、運動会があった方などもおられたかと思いますが、私は土曜はレッスンで日月とお休みでした。

昨日は明け方というか朝までサッカーを見ていたので、起きたらお昼を大きく回っていて、結局ダラダラして、晩に実家に行って終わってしまいましたが、今日もお休みだったので、深夜に(それがいけないのですが…)持ち帰っていた教材の予習をし、また外がすっかり白んだ頃に就寝。
今日はお昼過ぎには起きて、その後、お休みの日にしては比較的、やろうと思っていたことをある程度やったのではと思います。

今年度は小学生の教科書が大改訂で、ワークブックなどの内容がかなり変わったため、事前に目を通しておかねばならないものがたくさんあり、更に中学受験用の算数はこれまであまり縁がなかったので、きちんと解いておかないとその場では解けない危険もあるため、その予習などにも結構時間が。
最近ぱったりと滞っている高校の数学Ⅰもそろそろまたがんばらないと、だんだん中3の子の進度が予習部分に追いつきつつあり…。

しかし、お休みもあっという間ですが、9月もあっという間に20日になりますね。
今日は数ヶ月分引き出しに溜めっぱなしだった領収書や納品書を整理し、一部入力もして、少しスッキリしました。
手をつけるまでがなかなかなんですが、手をつければある程度はやれるんですよね、確かに…。

わかっているのに、とっかかるのがなかなか…。
明日も今日のように、レッスン以外もなるべく予定通り仕事が捗るようがんばります!

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2011年9月18日 (日)

超・休日ネタ

最近はかなり首までどっぷりぐらいに欧州サッカーとサッカー日本代表にはまっていますが、昨日は週末で今日はお休みだったため、1時からと3時45分からのノヴァーラの試合、インテルの試合をばっちり観戦。

最近は専らサッカー情報を得るために活用しているツイッターで、ノヴァーラとインテルの合間にとある情報が目に入りました。

え??マコ様GK??ん?どういう意味?

とりあえずすぐにツイッターで検索をすると、どうやら日本代表キャプテン長谷部誠選手がなぜかGKをしているようだということが分かりました。
試合終了までもう残り少ないようでしたので、大急ぎで見られるところを探し、5分ほどでしたが、マコ様のGK姿をライブで見ました。

まあ、多分もう一生見られるものではないでしょう。(笑)

今日のニュースで流れていたようで、実家の母まで映像を見ていましたから、ご存知の方も少なくないと思いますが、見逃された方、ネットで味方GK退場から試合終了までの動画がUPされていましたので、ご興味があればどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=1Uh3PCVwPdU&feature=share

マコ様、GKのユニフォーム、結構似合っていました。

しかし、今日のニュースでおかしかったのが、10人のフィールドの選手の中でなぜマコ様にGKをさせたかという質問に対するマガト監督の答え…。

「日本人は規律がしっかりしているから、どこのポジションでもプレーできる」というマガト監督は・・・

えっと…フィールドプレーヤーがゴールキーパーもできるかどうかってのは規律の問題なんでしょうかね?(汗)
まあ、試合後のインタビューでマコ様は男気を見せていましたけど。

それにしても、この出来事で改めて思ったのですが、サッカーのプレイヤーの中でGKだけは明らかに異質ですよね?
フィールドプレーヤーはフィールド内でボールを手で触ることは許されないわけですから、十数分の間に1失点してしまったものの、練習でも経験のないGKをいきなり任されて、ちゃんと手を使っていた長谷部選手はすごいなぁと。

昨日(今日?)は細貝、阿部、森本と日本人選手が3人も得点を決めたようで(森本の得点シーンは見ましたが)、その上長谷部選手は人生初キーパー。
これで長友がシュートを決めてくれていたら言うことなかったんですけど、惜しくも外してしまいました。
完全な趣味の話題ですみません…。

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2011年9月17日 (土)

なんだか不思議な気分

今日のレッスンに2年生になった女の子達が2人、別々の時間に来てくれました。
彼女たちは1年生の頃も、真面目で一所懸命やってくれてはいたものの、時間計算や嵩の面倒な計算などは、結構苦労していて、苦しそうな顔をしたり、泣きそうな顔になったり、宿題のプリントはくしゃくしゃになっていたり…。

そんなことがあったのに、ここ数ヶ月、すっかり落ち着いていて、しょっちゅう不安そうに合っているかどうか確かめていたひとりの子は、その頻度がかなり減り、不安そうな表情を見せることもほとんどなくなった代わりに、穏やかで自信が漂ういい表情をすることが増えました。

もうひとりの子も、多少面倒な問題も苦しそうな顔をすることもほとんどなくなり、しっかり集中して考えてくれることが増えました。

ほんの少し前まであんなだったのに、こんなに変わるもんなんだなぁと、子どもの成長には本当に驚かされます。

そして、難しいと言っているものをそのとき無理をして教え込まなくても(もちろん、多少「頭に汗をかく」必要はあると思うので、簡単なことだけさせるという意味ではありませんが)、時間が経つとできるようになることっていうのはあるんだなと改めて感じます。

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2011年9月16日 (金)

あれれ?どうした?

今日は学校が遅くなったとのことで、少し遅れてきた1年生の女の子。

来てくれるようになった初めの頃は数の感覚が身につくのに少し時間がかかる感じで(そういう子は少なからずいますが)、様子を見ながらゆっくり進めていたのですが、このところ結構いい感じになってきて、先週は20を超える足し算の2桁たす1桁の繰り上がりがあるものまで進み、それをしていたときも予想以上にスムーズに進んだので、びっくりしていました。

で、今日はそのおさらいからと思って始めたのですが、来てくれたときから疲れているのか眠いのか、反応がやや鈍い感じ。
様子を見つつ考えてもらったものの、もう本当に何がどうなったの?というほどちんぷんかんぷんな答え。

十はいくつあるか、一はいくつあるかに答えられても、それを合わせることができず、先週まではスラスラだった何十たす何十いくつ(30+25などのようなもの)さえも、一体どう考えてるの?と想像することすら難しいような答えが…。

想像がついたのは、一の位同士を足した後、その数に十の位の数を足したんだなと思う答えがいくつかあったぐらいで、ほかは何をどう考えたのかすら予想がつかない有様。

もちろん、おかしくなっているのに無理強いしても仕方ないので、教具を使いながら1問ずつやって、そのうち思い出してくれるかな?と思ったのですが、今日はどうにもこうにもおかしいまま、最後まで復活してくれませんでした。

どうやら眠かったようではあるのですが、眠いとそこまでちんぷんかんぷんになってしまうものなのかがちょっと不思議で、お迎えに来られたお母さまにもお話すると、やはり先週のレッスンの後はおうちでも「え~!こんなのできるの?!と思うようなのを結構スラスラやってたんですけどねぇ」と不思議そう。

小さい子はその日のコンディションによって出来が全く変わることは珍しいことではないのですが、教具を見せていてもおかしくなったところから抜け出せなかったのは、普段そう経験がないので、ちょっとびっくりでした。

まあ、学校よりずっと難しいことに進んでいるので、多少足踏みしても構わないのですが、来週どんな状態になるのかちょっとドキドキです。

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2011年9月15日 (木)

みんながんばってたな~。

もちろん、普段も子ども達はみんな結構真剣にがんばってくれるのですが、日によって調子が悪かったり、疲れていて眠かったり、常に好調というわけにはいきません。
特にここ2、3日なぜか不調な子が毎時間1人、2人いたので、運動会の練習疲れとか、再び暑さが戻ってきたせいか、なんだろうなぁと思ったりしていました。

しかし、今日は結構暑かったにも関わらず、普段眠くなってしまう子も好調、時々どこかにはまりこんでおかしくなってしまう子も好調、算数があまり得意ではない子もかなりねばってがんばってくれて、全般に不調な子がいなかった気がします。

お!と思わせてくれることや、ホントすごいなぁとしみじみすることや、色々あったのですが、状況説明が長~~くなりそうなので、今日のところは控えさせて頂きます。(笑)
2学期が始まって今日で15日。来週は月曜も金曜もお休みですから、子ども達は運動会などがなければ中3日しか学校がありませんね。
教室は来週金曜はお休みになりますが、土曜はいつも通りです。

明日もみんな元気にがんばってくれるといいなぁ。

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2011年9月14日 (水)

台形の面積

今日のあるレッスンのとき、ふと、そう考えた方がわかりやすくはないか?と思ったことが。

もともと、教室に来てくれている子達には三角形や平行四辺形、台形などの面積の公式は言葉としては教えず、考え方を伝えるようにしています。
もちろん、学校でそれを習うときにはイヤでも公式を教えられ、場合によっては覚えているかどうかテストで確認されたりもするわけですから、教室では大抵の場合、覚える前にどうやって考えればよいかを理解し、面倒かもしれないけれども、図を描いたりしながら問題を解いてもらうようにしています。

で、例えば台形の面積は、それを学習する前に平行四辺形の面積の学習を済ませているので、台形をひっくり返した状態のものを隣にくっつけて平行四辺形を作り、その図を見て、どうすれば面積が求められるか考えてもらうのが主な方法です。

そうやって導くので、台形の面積を求める際、初めのうちはほとんどの子が図を描き足して平行四辺形を作った上で考えています。
その姿を見たら、保護者の方などは公式を教えた方が速く解けるのでは?と思われるかもしれないと思いはしますが、塾講師時代に何の公式は割るんだったか、何は割らないんだったかごちゃごちゃになってしまう子を何人も見てきただけに、いくら回りくどく、面倒に見えても、本人が納得するまではその方法で進めてもらいたいと思っています。

さて、その台形の面積。
今日のレッスンで、数学のセンスがあり、既に台形の面積の求め方は習っている子と方程式の利用で台形の上底を求める問題を解くことになったとき、久しぶりだったため、台形の面積の求め方があやふやになっていて、「割るんやったっけ?」と言ってきたので、いつものように台形を2つくっつけて平行四辺形にして見せたのですが、その後でふと、この子だったらそれよりこの方が分かりやすいかもと、思いついたことが。

例えば、上底が6センチ、下底が10センチ、高さが5センチの台形があったとしたら、公式なら(6+10)÷2×5になるわけで、台形を2つくっつけて考える場合も、結局は平行四辺形の底辺の長さを求めるために6+10をして、それに5をかけてから半分にするので、1つの式に書けば全く同じ形になります。

しかし、この式をもう1通り解釈できるんだなと。
上底と下底の平均を求めれば(長い方は縮め、短い方は延ばして同じ長さに揃えるということ)、自然と平行四辺形が出来上がるので、それに高さをかけるという考え方なのですが、それであれば、上と下の長さの真ん中をとって高さをかけるだけ。
上述の問題だと、6センチと10センチの平均は8センチなので、8×5をするということになります。(これも、ひとつの式で書けば全く同じ形になりますね。)

ためしにその方法を図を描いて言ってみたところ、やはりその子はそれが一番しっくり言ったようで「あぁ~~、そうか!」と言っていました。

もちろん、子どものタイプによってどの考え方が簡単かは異なると思うのですが、自分でも上と下の平均をとるという発想はこれまでしたことがなかったので、ちょっと新しい発見をした気分になりました。

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2011年9月13日 (火)

いかに興味を持つか

今朝、全米オープンテニスの決勝戦を見ていました。
最近はすっかりサッカーにはまっており、普段テニスにはさほど興味はないのですが、以前ウインブルドンをテレビで見て、ナダルとジョコビッチの2人には興味を惹かれたもので、全米オープンの決勝もその2人と知り、朝起きて見ることにしました。

まあ、試合云々の話ではなく、ジョコビッチという選手をきちんと認識したのは、インテルの選手のひとりでサッカー、セルビア代表でもあるデヤン・スタンコビッチ選手が応援メッセージを出していたのがきっかけでした。

そうか、セルビアは「~~ビッチ」という名前の人が多いんだな?「デヤン」とか「ノバク」とか3文字の(表記の仕方は3文字ではないでしょうけど…)の名前が多いのかな?とか思ったりしていたのですが、今朝の決勝を見ながら、全米オープンとか全豪オープンとかウィンブルドンやらの大会国以外の選手での決勝なんだなぁと。

そして、そういえば、セルビアって、以前はセルビア・モンテネグロとか言ってなかったっけ?
けど、ほかにテニスで有名とか何かのスポーツで有名とか聞かないよなぁ、どんな国なんだろうなぁと、ぼんやり考えていました。

で、まあ…真剣に読んだわけではなく、また、真剣に読んだとしても、残念ながらすぐ忘れてしまうと思うのですが、ネットでセルビアについて少し調べてみました。
セルビアは総人口が1千万人にも満たない国で、セルビアとコソボのことについても、ほんの少しだけ理解しました。

人口が1千万人もいない国のテニス選手が世界一になるっていうのはすごい話だなぁと思うわけですが、結局、地理や歴史、その他多くの勉強は何かに興味を持つことから始まるんだなということを改めて感じました。

私は自分が学生だった頃、地理も歴史も全く興味が持てず、嫌いなまま社会に出てしまいましたが、「点をとるために暗記する」という勉強だから、全く身が入らなかったんだろうとも思います。(一旦覚えても、全く定着しなかったのもそのせいだろうと思います。)

セルビアはあまり学校の勉強に直結はしないかもしれませんが、例えば、食べて美味しいと思ったお野菜や果物がどこでどんな風に作られているんだろう?と、そんな切り口から入って、産地について調べたり、ほかにもその産物を作っているのはどんなところなんだろうと広げてみたり、それにはどんな共通点があるのかな?とか、その地域ではほかにどんなものが有名なんだろうな?とか、いくらでも広げていくことができるだろうと思います。

旅行で訪れるところを事前に調べたり、行って更に何かを発見したり、実際に訪れた土地のことは地理でも歴史でも記憶に残りやすくなるだろうとも思います。
このほかにも、色々な分野で興味を広げる方法はいくらでも考えられることはあるだろうなと。

もちろん、それはあくまでも本人が興味を持てばの話ですが。
周囲が興味を持たせることは難しいとしても、何か夢中になっているものがあれば、そこからどうにかもっと色んな方向へ広げていけないか、手助けすることは場合によっては可能ではないかと思います。

「好きこそものの上手なれ」
まさにその通りなんだろうなと思います。

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2011年9月12日 (月)

私は子どもか?(汗)

今日はレッスンがお休みで、夕方数年ぶりに歯医者に行った後(親知らず問題が再浮上してきました…(悩))、近所のスーパーに行ったところ、ある保護者の方にばったり遭遇。
スーパーの中でしばし立ち話になりました。

通わせてくださっている息子さんのことで色々話を聞かせてくださったのですが、面白ネタも色々教えてくださった中で、先日の学校の参観日、国語の授業でのことを聞かせてくださいました。

目が見えない人のお話か何かが題材だったようで、先生が「目が見えなくなったら、何が一番ほしいですか?」というような質問をして、彼を当てたそうです。

彼の答えは「目」だったのだと。

お母さまは笑い話として聞かせてくれたのですが、実は私、先生の質問を聞いている段階で、その質問なら一番は目だよなぁと思っていました。(汗)

というか、これまで見えていた目が見えなくなって、何が一番ほしいかって、当然「目」ですよね?違いますかね?
どうやら先生は、車椅子とか杖とか、もしかしたら人の助けとか、そういう方向の答えを意図していたようですが、それは小学生の男の子に対してちょっと言葉が足りないような気が…。

少なくとも、彼が「目」と答えたのであれば、一番はきっとそれやねと認めてあげた上で、その次に何がほしいか再度尋ねるべきだったように思うのですが。

そして、別の話で、それ面白い!!と思ったのは、普段もレッスンをしていると、設問で「適当なものを選びなさい」というような問題に対して、初めてそういう設問に出会ったほとんどの子が「え~~!適当でええん?」というような反応をするのですが、それに関するお話。

「適当」という言葉は子ども達にとっては「いい加減」というような意味しか知らない場合が多く、「ぴったり合う」という意味があると知ると驚く子が多いのです。
そして、その子がおうちで国語の問題をやっていたとき、選択肢の問題であり得ないような答えを選んでいたものがあったそうで、お母さまが「なんでこんなの選んだの?」と尋ねると「最も適当なものを選べって書いてあったから」と答えたそうです。

深い!!(笑)

「最も適当」だから、最もあり得ないようないい加減な答えを選んだということだったら、それはそれですごいなと。(笑)
それならそれで、なぜその選択肢が最もいい加減と言えるのかをきちんと論理立てて説明できるなら、十分勉強になるような気も。

ホント、子どもって色んな気付きをくれるので、楽しくて仕方ありません。

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2011年9月11日 (日)

お休み

今日はお休みでしたが、夏が戻ってきたような日でしたね。
洗濯と掃除をした以外はのんびりダラダラの休日。日が落ちてから、用があって少しだけ出勤しましたが、基本、ダラダラモードの1日でした。

晩は実家に行き、今日は深夜にインテルの開幕戦があるので、それに備えて仮眠するつもりだったのですが、すっかりサッカーにはまっている私は、今季もう1チーム、セリエAで気になるチームができまして、その試合が今晩22時キックオフ。
実家から帰ってきたら後半が見られる時間だったので、それを見たら仮眠と思っていたところ、地上波ではライブで放送してもらえなかった今日のなでしこの試合が深夜にあるのを発見してしまい…。

というわけで、結局仮眠できずにそのままインテルの試合を見ることになりそうです。
幸い明日はレッスンはないので、眠くなっても大丈夫ですが。

しかし、なでしこ、有終の美でしたね。
結果がわかっていたので、見ていても力は全然入りませんでしたが、来年のオリンピックの楽しみが増えました。

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2011年9月10日 (土)

今週も終了

寝る子は育つではありませんが、私は若い頃から(というか子どもの頃から?)よく寝る上、寝たら簡単には起きないほうで、おまけに寝付けなくて困るということも、ほとんど記憶にないぐらいなのですが、昨日はなぜかちっとも眠れず…。

このところ夜更かし癖が悪化していて明け方眠ることが多いので、早く寝付けないのはそのせいかとも思ったのですが、昨日ばかりは明け方になっても寝つけず…。
なぜなのかあまり思い当たることがなかったのですが、恐らく延べで3時間も眠れなかったのではと…。

そんなこんなで今日のレッスンは眠くなったらどうしよう…頭が回らなかったらどうしよう…とちょっとドキドキでしたが、とりあえずどうにか無事終えることができました。

というわけで、今日もまた書くことを思い出せず…。
しかし、あっという間に9月も10日ですね。夏休みが明けたと思ったばかりだというのに、もう上旬が終わりました。

これからの季節、だんだん過ごしやすくはなるものの、子ども達は運動会や音楽会など行事が色々あって、「勉強の秋」とはなりづらいかもしれませんね。

そういえば思い出しました!
今日のレッスン、みんながんばろうとはしてくれていたのですが、どの時間にも1人か2人不調な子が。
いつもならスラスラできる子が、あれれれ?どうしたの?眠たい??みたいなことが続出。
原因は私の寝不足なんだろうか?と心配になったほどでしたが、季節の変わり目で、運動会の練習もあったりして、子ども達も疲れが出てきているのかもしれませんね。

人に言える身ではありませんが、しっかりたっぷり早寝して、体調を維持してもらいたいと思います。

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2011年9月 9日 (金)

じわじわわかる。

今日のレッスンでもまた感じたのですが、特に小さい子たちとレッスンをしていると、理解というのはじわじわ進んで、あるところでぴょこっとひとつ段を上がるような、そんな感じがよくわかります。

勉強などの習熟はなだらかに上がっていくのではなくて、伸び悩む時期があって、そこを辛抱するとぴょこんと上がるというようなことは本などでも読んだことがありますが、確かにそうなんだなぁと。

今日のレッスンでは女の子なので数の感覚がそうあるわけではなく、これまで10までの数、20までの数とやって、100までの数に進んだのですが、先週足し算をしたときは、あれれ?どうしてこれを見てそうなるの?と思うような答えをしていたりして、今週はおさらいから始めてゆっくり時間をかけなくちゃダメかなぁと思いながら始めたのですが、先週と比べると明らかに反応が早くなっており、おさらいはせず、新しいところを教具を使いながらやれそうでした。

そして、そうしてみたところ、最初はゆっくりペースだったのに、じわじわスピードが上がり始め、プリントに移っても初めはどこか恐る恐るというペースだったのが、だんだんと自信を持って、最初よりは遥かに速いペースで答えられるようになっていきました。

ほかの小さい子達とレッスンしていても、1週経ったら、それだけで随分理解が進んでいたり、レッスンの中でも明らかに、あ、今わかってきてる?あ、しっかりわかった?というような変化を感じることがあります。

何が何でもその場できちんと理解させねば!と思ってしまいがちですが、「熟成期間」の大事さも意識したいなと思います。

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2011年9月 8日 (木)

目の前にあるのに。

今日2年生の子2人と、そろそろ学校が掛け算に進むのではというのも気になって、教材の順を入れ替えて掛け算のレッスンをすることにしました。

ドットを並べながら導入しようとした瞬間、CDか何かで聞いて覚えたという九九を唱え始める2人。
まだ全部をきちんと覚えているわけではないようですが、覚えているものはとにかく唱えて答えを出そうとします。

目の前にドットがあって、それを見て数を感じてほしいのに、覚えたものを使って解こうとしかしません。
そして、うろ覚えのところは間違えます。

覚えてしまったものは仕方ないと、九九の範囲を超えて、例えば5を11個並べて見せると、目の前にあるにも関わらず、「51」などと答える有様。

私もおうちの方にしっかりお話していなかったからいけなかったなと、まあ、最終的には覚えて使うわけだし、掛け算というものの考え方がわかっていればそれでいいかと、敢えて九九の範囲を超えた、11個とか14個とか並べて見せて答えを考えてもらうようなこともしながらレッスンを進めました。

しかし、今日の子に限らず、先にやり方を覚えてしまったものは、後から違う方法を提示しても、すんなりと受け入れてくれることはめったにありません。(元の方法がわかりづらかったり、面倒だったりすれば多少は切り替えてもらえますが。)

目の前にドットがあって、どう考えてもそんなに多くないでしょ?とかそんなに少なくないでしょ?というようなものでも、覚えてしまったら、そっちで答えを出そうとしてしまうのは珍しいことではないわけです。

だからこそ、何の単元でも最初に学ぶときというのはとても大事にしなくてはいけないのだということを、心に留めておきたいし、お子さんと一緒に勉強する機会のある大人の方は心に留めておいて頂きたいなと思います。

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2011年9月 7日 (水)

続けるコツ

今日のレッスンも平和に穏やかに終了しました。

仕事に直接は関係ないのですが、私のように意志の弱い、無精者が何かを続けるには、誰かに話してしまって、応援役兼監視役をお願いしてしまうことはひとつの方法だなと。

実は、相変わらずFacebookで高校の同級生達との交流は続いているのですが、このぐらいの年代になってくると、男女問わず体重増加やお腹周りを気にしている人も多く、一緒にダイエットしようという企画が持ち上がりました。

ただ、幸か不幸か、今のところ私は体重自体は落とさなくても特に問題はないレベルですし、食事制限などをして体重を落とすと、落ちてほしいところは落ちず、落ちてほしくないところが落ちるなんてことも起こりがちです。

ですが、どうもお腹周りは気になる…。かといって、無精なのでジムやスポーツクラブに通うのはハードルが高過ぎるし、家で地味に腹筋とか何かの運動をというのも続ける自信がなく…。

そんな折、同級生の一人が、ウエストだったらこれがいいんじゃない?と今流行りのダンス(というよりは体操の延長のような感じ?)を紹介してくれました。
調べてみるとDVD付きの本が1000円。この値段なら続かず挫折してもまあいいかと思えるなと。

というわけで、早速ネットで注文したのですが、多分宣言しないと続けられないなと、同級生達にまずは10日間を目標にすると宣言。やったら報告すると。ついでに、サボってたら「今日やった?」とチェックしてもらえるとありがたいと。

そして始まったわけですが、10分程度の運動で比較的手軽なことと、親切な友人たちが応援してくれたり、チェックを入れてくれたりで、とりあえず1週間続いています。
ただ、宣言していなかったら多分三日坊主だっただろうなと。

自分のいい加減な性格をわかっていて、過去ブログでも色々宣言したような気がするのですが、きびしいチェックを入れられるでもなく、ずるずるとそのままになってしまったことがたくさんあるような気がしますが、そんな私が何かを続けるひとつのコツは身近できちんと応援やチェックをしてくれる人に複数名いてもらうことかなと。

子ども達の勉強などにも応用できることかもしれませんね。

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2011年9月 6日 (火)

今日はみんながんばってました。

涼しくなったからというのもあるのか、今日のレッスンはみんないい感じで集中してがんばってくれていました。
どこかにはまりこんでおかしくなってしまうこともほとんどなく、聞いてくれなくて大きな声を出すこともなく。
毎日こんな日だったらいいな~。

と、今、ウズベキスタン戦のハーフタイムに急いでブログを書いているもので、超手抜きですみません…。
全く関係ありませんが、今日は代表の阿部勇樹となでしこの澤さんのお誕生日だそうです。
日本代表選手2人が今日お誕生日。確かなでしこのGK海堀さんも数日前がお誕生日だったんですよね。

阿部ちゃん、今日は先発ですし、お誕生日だから活躍してほしかったんですが、前半は全般に苦戦ですね。おしいシュートは北朝鮮戦も今日も何本かあるのですが、ポストにはじかれてますよね…。

がんばれ日本!
けど、なんとか追いついてくれそうな気はするんだけどな~。
あ、阿部ちゃん交代みたいですね。
間もなく後半キックオフです。

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2011年9月 5日 (月)

見つかりました……。

もう皆さまのご記憶からは消え去っているかと思いますが、昨日の深夜(正確には日付変わった今日ですが)、あるものが見つかりました。

頂き物のコーヒーやお紅茶は、コーヒーは割と飲むのですが、お紅茶は、決してキライなわけではないのですが、寝る前だとなんとなくカフェインが気になってノンカフェインのものを飲んでしまったり、朝はコーヒー牛乳と決まっていたりで、なかなか消費できなかったりします。

先日、頂き物のお茶の小さな箱を開けたとき、賞味期限が来ているものがあって、あらあらと思ったので、昨日の晩、ほかのものを確かめようと、キッチンの棚を開き、すぐそこにあった箱をまずはひっぱり出しました。

それがこちら。

Sep52

持ったとき、なんだか少し違和感が。ん?なんか重い??
蓋を開いて、しばし固まりました…。



Sep5

そうです……いくら探しても見つからず、捨ててしまったのだろうと考えるしかなくなっていた例のモノです…。4ヶ月以上経って発見…。

はぁぁぁぁ~~~~~~。
すっきりはしたものの、改めてかなり情けない気分になりました。(まあ、笑ってしまいそうにもなりましたが…。)

引っ越しの際、包んだ後、なぜこの箱に入れたのか。
おまけに、なぜ箱に入れた記憶が全く残っていなかったのか。
更に、荷解きをする際、お紅茶の箱にしては重いこの箱になぜ何も違和感を感じなかったのか。
そして、4ヶ月もの間全く気付かなかったのか……。(悲)

唯一の救いは、引越し屋さんに包丁代の弁償をして頂かなかったことでしょうか。
箱の数が合わず、包丁が見つからずで、新しい包丁を買ったらその分は代金を払ってくださるとのことだったのですが、自分でもどうもすっきりせず、結局買い直した包丁代は請求せぬまま終わらせたのです。
もし払って頂いていたら、ホントに大恥をかくところでした…。(苦笑)

まあ、ようやくこれで本当にすっきりしてよかったんですけどね。
ホント自分の脳が不安になる今日この頃です…。

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2011年9月 4日 (日)

台風一過?

この辺りに暮らしていると、どうも台風に対する心構えが今ひとつ甘いわけですが、結局今回もありがたいことに、この辺りでは大きな被害も出ず、特に私は昨日は家に引きこもっていたので、すごい風にもすごい雨にも遭遇することもなく今日になりました。

土曜のレッスンを今日に振り替え、台風はとりあえず中心は過ぎたようだったものの、起きてもまだ警報は解除されておらず、今日レッスン予定だった皆さんには行き帰りが心配であればお休みをとご連絡差し上げましたが、遠方の1組の方以外はお車での送迎をしてくださり、無事レッスンさせて頂けました。

明日はひとつだけレッスンがありますが、とりあえず無事に台風が通り過ぎてくれてほっとしています。

しかし、それはあくまでもこの辺りだから言えることで、テレビのニュースを見ていると、本当に大きな台風だったのだなと、胸が痛くなる映像が流れていますね…。
これ以上被害が拡大しませんように。

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2011年9月 3日 (土)

ひきこもっていました。

今日は結局、1日家に引きこもっていました。
暴風波浪警報とかだったのが、今日は大雨洪水警報に切り替わりましたが、この辺りは多少風が強いかな?という程度のような。

ただ、テレビでは各地の被害状況が刻々と流されていて、どんどん警報や避難勧告が出ているようで、どうやら本当に大きな台風なのですね…。

おまけにかなりスピードが遅いようで…。
今日お休みにしたら明日は大丈夫だろうと思っていたのですが、今晩中にどこまで過ぎ去ってくれるか…。

今日はお休みを頂いたので、1戦目は16時台のキックオフで到底見られませんでしたが、今日はなでしこの韓国戦をばっちり観戦。(録画すればいいんでしょうけど、結果がわかってしまうと真剣に見られないので…。)
後半は本当に苦しい試合でしたが、なんとか勝ってくれましたね。

しばらくは男子の代表、女子の代表、そして、間もなく始まるはずの(現在ストライキ中)セリエAと、サッカーの予定がたくさん…。
普段ほとんどテレビを見ないので、そのぐらいの時間サッカーを見るのはいいとして、その他の時間をあまりにも無駄に使っているので、新学期も始まったことですし、明日から(これを「今日から」とか「今から」って言わないからダメなんでしょうけど…)もう少しうまく時間を使うよう心がけたいと思います。

明日起きたら台風がある程度去っていますように…。

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2011年9月 2日 (金)

レッスンお休みにします

昨日の時点ではまだ決めかねていましたが、今日の日中、既に明石以西で電車が止まったという話が入ってきたり、まだこれから近づいてくるところなのに、15時過ぎには警報が出て、そのままということなどから見ても、明日は一斉にお休みさせて頂き、振替をご希望の方は4日日曜、もしくは5日月曜にお時間を取らせて頂くこととさせて頂きました。

今日のレッスンも、もともとお休みの予定だった方もおられますが、電車でいらして頂いている方はお休みして頂き、お車で送迎の方もお時間を早目させて頂いて、今日のレッスンは18時過ぎには終了しました。

明日のお休みのご連絡を差し上げ、ご希望の調整などをして、今日は私もいつもより早目に帰宅しました。

ということで、明日はお休みさせて頂き、日曜以降のレッスンとさせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。

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2011年9月 1日 (木)

今日から9月。新学期スタート。

しかし、夏休みが去るとともに台風が近づいているようですね。
今日は幸い私は雨に降られることなく行き帰りできましたが、風が強いと傘があっても役に立ちませんよね…。

台風などの際困るのが、レッスンをどうするか。
警報が出ていても全くどうということない場合もあれば、注意報なのに、これはさすがにちょっと来てもらうのはどうだろう…と思う場合も。

基本的には天候を見ながら、確認できる範囲で情報も確認しながら、それぞれご相談させて頂くことにしています。

例えば、お車で送迎してくださっている場合はそう雨風がひどくなければいらして頂けるとしても、子どもが自分で電車やバス、徒歩などで来てくれている場合、風が強いとそれだけでも心配です。

そういうこともあり、警報だから一括でお休みとか、注意報だからレッスンはしますとか、そういう決め方はこれまでのところしていません。

予想通りに台風が進めば、この土曜あたりはちょっと心配ですが、土曜がレッスンの方はとりあえずは明日の晩の予報なども踏まえてご検討頂けましたら幸いです。

さて、いきなり台風の心配からスタートの新学期ですが、みんな元気にがんばりましょう。

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