とにかく手をつけること
これまで何度か色々な本などでもそういうことが書かれていて、身を持って、ああ、その通りだなと思ってはいるものの、この無精な性格はなかなか治らないようで、いつもお尻に火がつかないと行動に移せない自分に呆れています。
ただ、多くの方が言っておられるように、何でもやり始めるときに一番パワーが必要で、なんとかやり始めてしまえば、後は結構続けられるものだと。
特に、それがとても難しいことであるとか、とても嫌なことであるとかでなく、やればすぐできるはずなのに、ついつい後回しにしてしまうようなことの場合、その方法が確実に効果があると思います。
引っ越してすぐ、GWだったことと、そのときにやらないと、自分の性格からして絶対後からはそうそうやらないだろうと思ったこととで、結構根を詰めてある程度のところまでは整理や片づけをしました。
しかし、普通に暮らせるようになってしまった後、最後に細々とした書類やら領収証やらを入れてあるボックスや紙袋を3つ残したまま、あっという間に1ヶ月半が経過してしまいました。
毎日のように今日こそは今日こそは…と思いながらも、それをしないからと言ってすぐすぐ困ることがあるわけでもなく、置き場所がないわけでもなく、そうなると尚更、やろうやろうと思ったまま、明日こそ、今度のお休みこそ…と延びていくのです…。
昨日今日とレッスンがなかったので、このお休みこそ!と思っていたのに、昨日はジグソーパズルを買ってしまい、なんだかんだと既に600ピース近く組み立ててしまい、夕方には少し出勤し、その後ちょっと祖母のお見舞いに行ったりもして、結局今日も手をつけぬまますっかり夜に…。
でも、せめて机の上に積んである分だけでも…と手をつけたところ、ほんの2、30分でそれは終わりました。
たったこれだけのものを後回しにしていて、ずっと「やらなきゃ…」と思っていたことを思えば、精神衛生上、さっさとやった方が遥かによかったわけです…。
で、とりあえず今日の目標は机の上だったわけですが、それが終わったら、「もう少しだけやろうかな…」と思えるように。
やはり、最初に手をつけるハードルは高くても、手をつけてしまえば、そこから続けることはさほど難しくないようです。
まあ、私の場合、このところずっと、今日こそは!と思い続けて挫折し続けていることに早寝早起き(といっても、2時には寝て9時には起きるというような低~~いレベルのものなのですが…)があり、これもちっとも達成できないまま、むしろどんどん悪化しているわけなので、片づけに没頭して夜更かしするわけにはいきませんが、今日はもう少しだけ片づけようと思います。
これは無精者の私の話ですが、多分、勉強などでも同じことなんだろうと思います。
興味のある科目や得意な科目は進んでやる気になっても、苦手な科目、嫌いな科目はついつい後回しにしてしまうものだろうと。
そんなとき、とにかく1問だけとか1ページだけとか5分だけとか、できる限りハードルを下げて、まず手をつけてみるというのはひとつの方法だろうと思います。
もしどうしても続けられず、本当に1問だけ、5分だけで終わってしまったとしても、後回しにしていて何もやらないよりはマシなわけですし、多分やり始めたらもう少しはがんばれる場合が多いのではと思います。(私の経験上も。)
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