予定は狂ったけど、今日はよい日でした。
今日はお休みだったので、明け方3時45分キックオフのインテル戦をネットで観戦。
がんばって見ていたものの、残念ながら長友選手は出場せず、それだけでなく、インテルは大事な大一番に大敗してしまったのですが…。
まあ、素人に毛が生えたぐらいの私が見ていても、観客からの妨害行為があったり、審判のジャッジが納得いかなかったり、どうも勝てそうな気がしなかったんですけどね…。
で、今日はレッスンがないので日中眠くなってもいいやと4時間ほどの睡眠で起床。
まだお布団でぐずぐずしているときにお世話になっている先生からのお電話が。
被災地に近い上、奉仕精神にあふれる方なので、きっと何か支援を考えておられるだろうと思ってはいましたが、やはり被災地から避難してきている子ども達と勉強をするという話を進めておられるようです。
というわけで、どれを使って頂けるか、果たしてお役に立つかはわからないのですが、近々処分しようと思っていた教材や注文したっきり長らく眠らせっぱなしの教材などを送らせて頂くことになりました。
今日は自宅の引越し準備に少しは着手しようと思っていましたが、教室に行って荷物を準備しようかなと。
そう思いつつも例によってダラダラしてしまっていたのですが、夕方、久しぶりに塾講師時代の教え子ちゃんから電話があり、教室に行ってもいいですかとのこと。
彼女とは教室を始めてからも何度か会ったことがあり、実際に教室まで足を運んでくれたこともあるのですが、その彼女から意外な子の名前が。
やはり塾講師時代の教え子くんのひとりではあるのですが、確か中3になるかならないかぐらいの頃に入塾した子で、とても頭がよく、でも、その年代の男の子にしては落ち着いているというか、大人びた感じの子で、在籍期間が1年ほどですから、私が彼と授業をしたのは短いのです。
講師時代にもそんなにしゃべりかけてくる子ではありませんでしたから、どんな会話をしたかの記憶もほとんどないほどです。
ただ、記憶違いの可能性はあるものの、塾を辞めることになったとき、「ああ、この子がこんなこと言ってくれるんだ…」と感じた、嬉しいひと言をかけてくれたような気はします。
そんな彼とは塾講師を辞めて以来一度も会ったことがなく、彼らが卒業してからもう8年の歳月が流れました。
もう私のことなど記憶の彼方に行ってしまっていても何の不思議もありません。
なのに、電話をくれた彼女がこう言ったのです。
「久しぶりに○○先生んとこ行こうと思ってるんやけどって言ったら、○○くんが先生に会いたいって。」
へ?あの彼が私に??
本当にそう思うほど意外な言葉でした。
もちろん、中には小学校低学年の頃から塾にいて、長年指導していた子もいますから、「ああ、そう言ってくれるのね、嬉しいわ。」と素直に思えるであろう子もいますが、ほんの1年、それも中3の受験生になってからやってきた上、そんなに話をしたでもなく、そもそもとてもよくできる子だったので、ほとんど手がかかることもなく。
なのに「会いたい」と言ってくれただけで、とてもとても嬉しいことでしたが、晩にその女の子と一緒に本当に教室まで来てくれて、結局3時間ぐらい、3人でしゃべってしまいました。
時間が遅くなければ、まだまだしゃべっていられそうでしたが…。
会いにきてくれたことも本当に嬉しかったのですが、この2人が2人とも色んなことをしっかり考えていて、そして、やりたいことがはっきりしていて、おまけに、男の子の方は「はずかしいんですけど」と彼が情熱を傾けていることについて「カミングアウト」してくれて、その夢を諦めないつもりだという話を聞かせてくれたりもして。
塾講師時代に見送った最後の受験生達のうち2人がこうして尋ねてきてくれて、熱い思いを聞かせてもらえるなんて、本当に本当に幸せな時間でした。
さすがに彼らには言えませんでしたが、いつまでもいつまでもしゃべっていたいとさえ思ったほどです。
このブログをあの子達(といってももう成人しているのですが…)見ることはないと思いますが、「今日は来てくれて本当にありがとう。」
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