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2011年4月30日 (土)

今日はなんだか不思議な日でした。(仕事に全く関係なくてすみません。)

昨日は結局、朝5時半起きだったというのに、そして、早くから少しずつやって、最終は余裕のはずだったのに、結局引越し屋さんが来るまでに荷づくりが終わらず、まあ、幸い、新居の場所が大きな車を前に停められないということで小さめのトラックで2回に分けて運ぶということだったり、幼なじみが助けに来てくれたりで、最後は荷造りしながら無理矢理運んでもらった状態になりました。

それでも、3時過ぎに到着した引越し屋さんが帰られたのは確か7時過ぎで、外はすっかり真っ暗になっていました。
長時間手伝ってくれた幼なじみと晩ご飯を食べ、でも、まだすることが残っていたので1時間ほどで切り上げて、旧居に戻って掃除。
結局10時過ぎから0時過ぎまで掃除をして、新居に戻り、その後新居で朝5時まで……。
それでも眠くならないのはなぜ?という感じでしたが、今日は起きられないんじゃ?と不安を感じつつ、今日は午後からN○TとJc○mが来ることになっていたため、11時に目覚まし(といっても、目覚しをどこに入れたか発見できないままで携帯のアラーム…)をセットして就寝。

そこに落とし穴が…。
今日は土曜だったんですね…。
土曜は毎週8時半に携帯のアラームをセットしていて(目覚しで起きられなかった場合の保険に…。)、解除し忘れていたため、枕元でアラームが…。
思いがけず3時間半で強制的に起こされたわけですが、なぜか再び寝つけず、眠くなったら日中寝ればいいかとそのまま起床。

すると、不思議なことに、午後からの予定だった両業者さんともそれぞれ15分違いぐらいで電話があり、どちらも11時過ぎに来られることに。(本来はその時間に起きる予定だったわけで。)

お昼前に午後からの予定が片付いてよかった~と思っていたところ、なんと、夕方4時の約束だった旧居の立会の方からも予定より早く終わったのでもしよければ時間を早く…と同じような電話が。
結局、立会も2時半からに早まり、「16年も住んでくださったにしては、すごくきれいですね」と言って頂いて、いくつか破損したところも全て、自然破損とか老朽とか、私の負担はなしで報告しておきますと言って頂きました。

そして、引っ越し時、貴重品は自分で持つようにとなっていたのですが、どっからどこまでが貴重品なのか線引きも難しく、なくなると困るものを全部持って動くには重すぎるということもあって、実家に預かってもらっていたのを年老いた親が持ってくるというので、日曜に持って帰るつもりだったのですが、じゃあ(私が)今から行くわということに。

そこにまた新たな伏線が…。(をい)

一体何を嗅ぎつけて?というほどのタイミングでN○Kさんがご来訪。
オートロックでモニターなしのため、今後は営業っぽい人に対して「居留守」が使えなくなるなぁと思ったばかりだったのですが、まあ、N○Kさんはやむを得ません。(そもそもテレビをほとんど見ないので、色々複雑な気持ちですが…。)

で、そこで事件が!

クレジットカードで払おうとして渡した、社会人になって以来ずっと使っているJ○Bのカードを出すと、「このカード、有効期限が切れてますね。」と…。

へ?今何て??

若干動揺して全く関係ないN○Kさんに「え?え?どういうことですかね?新しいカード受け取った覚えがないんですけど…」とか言ってしまい、とりあえずは別のカードで手続きをしてお引き取り頂いた後、カード会社に電話。
とりあえずは2年前に送って、受け取ったことになっているとの回答。

え?受け取ってるの?誰が??

郵便局の問い合わせ番号を教えてくれたので、休み明けに問い合わせるしかないのか?と、でも、月曜までこの不安な気持ちのまま過ごすのは…。
けど、再発行したら色々手続きが面倒になるし…。

というわけで、実家から引き取ってきていた貴重品をまとめたバッグを全部出して、1つ1つ確認。
一度見たときにはなかったはずなのですが、再度ゆっくりひとつずつ見ていくと…。
一体どういうこと?開封してるのにカード貼りついたままだし……。

が~~ん。
なんというか、カードが見つかった安心感は半分未満で、自分のことが非常に不安になりました…。
まあ、独立して以降、外でクレジットカードを使って買い物をすることが全くなくなっているおこともあって、2年も気づかずに過ごしてしまったわけですが…。
それこそ、もし今日N○Kさんが来ていなければ、そのまま次の新しいカードが届くまで気づかなかったかもしれませんが…。(汗)

まあ、途中ハラハラしましたが、結果的には色々全部すっきりした1日でした。
そして、無事ネットも開通しました。(これも設定している過程でちょっと「どうしてよ?」ということがあったんですけどね…。)

GWでこのブログをご覧になる方もいつも以上に少ないだろうと、ついついかなりどうでもいいことを書き連ねてしましました。
休憩はしましたが、連日の力仕事などで背中中がしびれています…。体もかなり筋肉痛状態で…。

これは荷解きにはまだ長い長い道のりがありそうです…。

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2011年4月29日 (金)

とりあえず。

もうじきパソコンの電源を落として、その後は当分使えなくなるので、とりあえず更新しておくことにします。

結局昨日は睡眠不足も手伝って、仮眠のつもりが5時間寝てしまい、今朝5時半に目覚めたので、5時間寝たしとそのまま起きて活動しています。

とりあえずとてもよいお天気でよかったです。
引越し先はエレベーターのないマンションなので、雨だと尚更引越し屋さんも荷物も大変だなぁと思っていましたので。

予定では余裕で荷造りを終えられるはずだったのですが、やはり予期せぬことは色々こまごまと起きるもので、この分だと本当に引越し直前まで何かしていることになりそうです。

おまけに、旧居の掃除は明日になるかも…。(汗)
まあ、荷物が出ないことには掃除にも限界があるので、どっちみち今晩か明日掃除になるとは思いますが。

しかし、連休に引越しでよかったなと。
ゆっくり片づけられるのはもちろんですが、この分だと、明日か明後日ぐらいには体のあちこちが痛くなりそうな予感…。(苦笑)

そういえば、5時半から既に5時間近く経っていることに気付きびっくり!
なんでまだ終わってないんだろう?(汗)
そりゃあ休憩もしたくなりますね。

これだけよいお天気ですから、行楽地は人がいっぱいでしょうね。
皆さま素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。

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2011年4月28日 (木)

明日からGWでお休みになります。

4月のレッスンは今日でおしまいで、明日から来週5月5日木曜までは通常レッスンは全てお休みとなります。

といっても、私は明日が自宅の引越しなので、GWは引越しして、荷物を解いて、整理して、必要なものを買って…とかで終わってしまうだろうと思います。

しかし、今日仕事に出かけるとき、この家から仕事に出かけるのは今日が最後なんだなと思うとなんだかちょっとさびしい気持ちになり、帰り道も、この道を帰るのはとりあえず今日が最後なんだなと…。

震災後に限られた物件の中で決めた住まいだったので、自分の中ではずっとどこか「仮住まい」のような意識があって、なのに16年もそこで過ごしてしまいました。
今回は色々考えた末引っ越してみることにしましたが、次の住まいも住む前から「仮住まい」という意識です。

考えてみると、「家」というのは「家族」がいる場所なのかもしれないなと。
もちろん、考え方、感じ方は人それぞれですし、ひとりでも素敵なおうちに住んで十分にそれを満喫しておられる方もおられると思うのですが、なんとなく、自分にとって「家」というのは、未だに両親が住む実家のことなのかもしれないななんてことをぼんやりと考えました。

それにしても、一人暮らしを始めたときには2、3年で嫁にでも行けるかなと思っていたのに、どこでどう道を誤ったのでしょう。
私が実家以外を「家」だと感じられる日が来るといいのですが…。(苦笑)

因みに、明日が引越しのため、恐らく数日インターネットが使えないのではと思います。
もちろん教室はこれまで通りですのでメールなども受けられますが、少なくとも明日、明後日は教室に出る余裕はないだろうと思いますので、もしかすると更新ができないかもしれません。
もし体力と気力に余裕があれば、携帯から簡単な更新はさせて頂くかもしれませんが、もし更新していなくても「ああ、引越しって言ってたな」と思ってやってください。

それでは皆さま、よい休日を。

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2011年4月27日 (水)

早起きすると早く眠くなるものですね…。

すみません。今日は本当は書きたいことがあったのですが、実は既に睡魔と闘っております。
おまけに、本当なら今日はもう少し荷造りをしないと、ちょっと危険かも…という程度に引越しまでの日がなくなってきました。(汗)

気づけば、震災後の5月からほぼ16年住み続けた家ですので、ここで過ごすのもあと2日足らずかと思うと、まだ実感はないもののなんだかさびしいような気もします。

しかし、タイトルは当たり前すぎることなわけですが、改めてやっぱりそうなんだなぁと。
というのも、私は長年睡眠時間がたっぷりじゃないとダメなたちだったので、会社員時代は大抵0時には寝ていましたし、塾講師時代も時間が夜型にシフトしてしまったものの、睡眠時間はやはり7時間から8時間とっていました。

長年そのぐらい寝ていたので、そうでないと、眠気が襲ってきそうで、レッスン中に眠くなることは避けたいとの思いから、帰宅してから食事をすると必然的に寝るのが遅くなり、でも、睡眠時間は確保したいのでずるずると若干昼夜逆転ぎみの生活を続けていました。

ですが、ここ2週間ほど、幸か不幸か気づけば寝てしまっていることがあり、何日か続けて朝早く目が覚めることがあり、そのうち、引越しの日がじわじわ迫ってきて、燃えないゴミは絶対出さなきゃ!とか、資源回収もこのとき絶対出さなきゃ!と、朝起きねばならない状況も重なったこともあって、ここのところ7時前後に起きていることが何度かありました。

幸い、レッスン中に眠くなることはなかったのですが、夜はやはり早い時間に眠くなるもんですね。
そこでちゃんと眠ればいいものを、眠いなぁ…ちょっとだけ…と横になって寝入ってしまうパターンがしばしばあるのが困りものですが…。

引越しを機に、夜なるべく早く寝て、朝起きる生活にシフトできたらなと思っています。
そうすれば、もっと仕事もはかどるのではないかなと。

というわけで、今日もどうでもいい話題でお許しを…。

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2011年4月26日 (火)

新鮮だけど気持ちはわかる。

幼児さんとレッスンをしていると、もうとっくに忘れてしまっていたことを改めて思い出させてもらったり、すっかり常識になってしまっていることも初めはそうじゃなかったんだなと気付かせてもらったり、そんなことがしばしばあります。

例えば、「~~番目に多い、少ない」や「~~より多い、少ない」などのレッスンをするときのこと。

対象が6つあり、「1番多い、少ない」や「2番目に多い、少ない」のあたりはほとんど迷わないのですが、「6番目に多い、少ない」(要するに最も少なかったり、多かったりということ)というと、最初は「多い(少ない)」という言葉のイメージに引っ張られて、1から順に並べることができていても、答えに躊躇う場合があります。

確かに一番多かったり少なかったりするものを、普通は「6番目に~」というような言い方はしませんから、当たり前のこととして迷いなくそれを選べるようになるには、経験の積み重ねがあってのことなのだなと気付かされます。

また、「~~より多い、少ない」の場合、その対象の数が多くなると(例えば、指定したものより多い(少ない)ものが4つ、5つあるような場合など)、それに全部選んでいいのかどうか迷い、より少ないもの1つか2つを選ぶというようなことも起こります。

更に「~~より多くて……より少ない」などになってくると、最初のうちは大混乱!ということも珍しくありません。

もちろん、それぞれの段階を具体物を使ったり、わかりやすいであろう例で考えてもらったりしていくうちに、「ああ、そういうことなのか」と納得してくれる場合がほとんどですし、その回だけでピンとこなかったとしても、いずれ苦もなくわかるようになっていくのだと思います。

ただ、私達大人にとってはもうとっくに常識になってしまっていることなので、初めのうちの子ども達のそういう反応は決して珍しいことではないとわかっていなければ、「なんでこんなのがわからないんだろう?」と心配になってみたり、焦ってついつい怒ってしまったりということも起こらなくはないのではと。

多分私達も「レッスン」という形ではなかったでしょうけれど、もう忘れてしまっている遠い昔に同じような段階を経て今があるんだろうと思います。
「そうか、こんな風だったんだなぁ」と新鮮な気持ちで子ども達のことを見て頂けたら幸いです。(そんなことを言いながら、小学生にはしばしばキビシイんですけどね、私…。(汗))

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2011年4月25日 (月)

引越しまでそろそろカウントダウン開始…。

自宅の引越しの日まで、仕事がオフなのは今日が最後。
昨日今日である程度荷づくりの目処をつけねばと思っていたのですが、昨日はだらだらしてしまい、更に、引っ越し後に必要になるものなどをネットで物色(?)していたらすごい時間になってしまい…。

というわけで、今日はホントにある程度がんばっておかないとマズイということで、多分私としてはそれなりにがんばったはずなのです。
しかし…要る要らないをチェックしながら、掃除しながらの作業で、光熱費や通信費関係の大量の領収証なども処分せず奥にしまいこんでいたものが出てきたりして、延々とシュレッダーを…。

延べ7時間ぐらい引越しにまつわる作業していたはずなのですが、結果的に荷造りは大して進んだ感なし…。(汗)
でも、そんなに長時間やったので飽きてしまって、一旦ご飯食べてブログを更新しているというわけです。(苦笑)

この後、あと2時間ほどがんばれたらがんばってみます。
それにしても、年に1回大掃除ではそれなりに気合いを入れて掃除しているつもりだったのに、普段使わない引き出しや棚の奥の方までは何年もチェックしていなかったんだなと反省に次ぐ反省です…。
荷物の置き場がないとか言っていたのですが、要らないものを処分したら棚や引き出しのあちこちにスペースができているような気がします。
引っ越してから荷物を戻したとき、どのぐらい荷物が減っているかを楽しみに、あと数日がんばります。

もちろん、明日から木曜までは通常通りレッスンがありますので、それはもちろん最優先でがんばります!(笑)

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2011年4月24日 (日)

休日

引っ越し前、最後の休日なのでしっかり荷造りしなくてはと思っていたのですが、ある程度のところまでやっていることや、これ以上やると置き場がないことや、なんだかんだでだらだら。
今日は新居のガスを事前に開栓してもらうことになっていたので、午後から新居に行って、再度あちこち寸法を測ったり…。

途中、幼なじみが車で来てくれて、先に運んで置きたかったものを積んでいってくれましたが、それ以外、ろくに何もしないうちに日曜が過ぎてしまいました…。(汗)

しかし、引っ越しってなかなかに面倒ですね…。
何が面倒って、要らなくなるものを処分するのが…。まあ、有料で引越し屋さんに引き取ってもらうことになっているものもいくつかありますが、それもそれなりの出費になりそうで…。

おまけに、今日新たな問題が!(そんな大袈裟な話ではないのですが…。)
今の家の押入れには十分入っている押し入れ用のプラスチック製の引き出し。
新居の押入れには入らないことが判明…。
予定外にまた必要なものが出てきてしまいました…。

まあ、考えようによっては今の家が狭い余り、何か買おうと思っても「いつか引っ越したら…」と思って16年も経ってしまったわけですから、大した出費ではないのかもしれませんが…。

今日ダラダラしてしまったので、明日こそは気合いを入れて作業をせねば!
というわけで、極めてどうでもいい更新でお許しを…。

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2011年4月23日 (土)

泣かれまくり…。

今日はなんだか変な日でした。
土曜は通常だとレッスンが6つあるのですが、朝2つはまあまあいつもと同じ感じで平穏に過ぎました。
そして、午後からのレッスン。4つしかないというのに、そのうち3つのレッスンで子どもに泣かれてしまいました…。
それも、例によって私が怒って泣いたとかではないパターンで、更に例によって、みんな普段よくできる子で…。

それでもまあ、そのうち2人はこんな感じで泣いたのかなぁ?と多少の想像がつかないではなかったのですが、最後のレッスンで泣いた1人は、私はその子に対してきついことはひと言も言わず、おまけに、レッスン終盤でほとんどの子達が楽しみながらやってくれる思考力パズル系の問題を考えてもらっていたときに……。

これは本当の本当に、一体なぜ?という感じで、お手伝い頂いていた先生も、既にお迎えに来られていた保護者の方も、私が何か言ったのではないと言ってくださっていまして…。

なのに、涙をこぼしながら、私をじっと見つめるんですよね…。
いや、だから、私何にも言ってないってば。よくがんばったから、もう終わってもいいよって言ったらダメだったの??(汗)

なんかもう、私が泣きそうになりました…。
けど、私の力不足なんだろうなと…。
がんばらねば。

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2011年4月22日 (金)

人の命

もちろん、そんなことは分かり切ったことなのですが、人の命は本当にいつどうなるかわからないものなのだなと、今日改めて痛感しました。

先週、「不孝があったもので」というご連絡でお休みした子がいました。
そんな言い方をなさったので、近いお身内の方がお亡くなりになられたのだと思っていました。
しかし、実際にはその子のお母様が亡くなられたのだということがわかりました。

まだお若いお母様で、つい先日もお子さんのことでお話したばかりです。
病気をしておられたわけでもなく、ご家族にとっても本当に突然の出来事だったようで。

レッスンに来たその子はいつもに増して明るく振舞っていて、それがあまりにも痛々しく見え、子ども達の前だというのに涙がこぼれてしまいました。

ほんのさっきまでそこにいて笑っていた人、見守ってくれていた人が突然いなくなる。
それはどれほどにショックなことでしょう。
私など、両親はもうそれなりに高齢ですが、それでも未だに全く親がいなくなることなど想像もつきません。
もしそんな日が来てしまったら、自分はどうなるんだろうとさえ思います。

教室を始めたとき、最初に部屋をお借りした大家さんが何年か前に本当に突然亡くなられ、それを伺ったときにも驚きましたが、今回のことは、自分のことではないものの、私にとっても相当ショックなことでした。
今の私には、どう見ても無理をしているとしか思えないあの子の心が折れてしまわないことを祈るしかできませんが。

つい何日か前、ふと「親孝行、したいときには親はなし」というフレーズが頭に浮かんだのですが、少しでも後悔しないよう、もっと親を大事にしないとなと、そんなことを思いました。
まずは何より、親に心配をかけないような娘にならないといけないわけですが…。

1日1日を大事に。
頭で分かっていてもなかなか実行に移せないのですが、親に対してはもう少し、ほんの少しでも心がけていきたいなと思います。

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2011年4月21日 (木)

なんでも置いておき過ぎですが…。

今回、自宅を引っ越すにあたり、できる範囲で不要なものを処分していっています。
まあ、日がなくなるにつれ、何でもかんでも箱詰めし出すんだと思いますが、今はまだ多少余裕もあるので、これなんだっけ?と眺めたり。

前回は震災のどさくさで、ゆっくり吟味して処分とかはできなかったところもあったのでしょう、そのまま持ってきて押入れの奥やラックの下に押し込んでしまっていたものたちが。

その中には色々と思い出の品があり、大学の教科書などは今回ある程度処分もしましたが、昔から置いてある年賀状などは結局今回も持ち越す予定で…。

そして、今朝はあるものを発見してびっくりしました。
中学3年のときの「読書感想文入選作品集」という薄っぺらい冊子。母校の中学で、各学年の最優秀作品が各1名、それとは別に各学年の代表作品が4名(多分、各学年5名の中から最優秀を選んだんだったかと。)、全部で15名分の感想文と、「特別作品」としてあと1名の全16作品(感想文って「作品」なんですね?)が載っています。

1学年、6クラスか7クラスあったような気がしますが、まずは各クラスでクラス代表の作品を選び、更にそこから多分先生方の意見が入って選ばれていたんじゃないかと思うのですが、この読書感想文の選考のときのことで、私は未だに忘れられないことがあります。

作文や感想文を苦にしたことはなかったのですが、私が書いたものは一般的な「感想文」ではなかったこともあったのか、残念ながらクラス代表には選んでもらえませんでした。(クラス代表はクラスの生徒みんなで評価して選んだ記憶があります。)

しかし、担任だった国語の先生が私の作品を角川の読書感想文コンクールに出してくださることになり、その結果何か賞を頂きました。
中学生だった私は内心、(みんなは選んでくれなかったけど、先生はわかってくれて、賞までもらえた~)と思ったような記憶があります。(まあ、大した文章ではないのですが…。(汗))

勝手なもので、その記憶しか残っておらず、自分の作品が載っているからその冊子を置いていたんだろうなと手にとってみました。

すると、驚きの事実が!

私は中学時代、サッカー部に「女子はダメ」と入部を断られ、傷心中に勧誘されてそのまま卓球部に入ってしまったのですが、卓球部の同学年の女子は途中入部、退部などもあった気もしますが、最終的には8人いたのではないかと思います。(恐ろしく記憶が確かな友人が一人いますので、間違っていたら教えてくれることでしょう。)

卓球部とはいえ、運動部です。
おまけに、学年全体では生徒数は250人とかもっといたのではないかと思います。
そして、先ほども書きましたが、その冊子に載っているのはひと学年5人。そして、えらくたいそうに「特別作品」とかって載せてもらったのは、みんなの選考では漏れてしまった私のものだったわけですが、それを入れて、中3の作品は6人しか載っていないというのに、なんと、そのうち4人が自分も含め、卓球部の友人たち。

最優秀作品は記憶力最強の友人で、学年代表にあと2人友人達が。そして私。

6人中4人を同じ部活の友人達が占めているこの事実にびっくりしました。(地味な運動部ですから、周囲に影響力があって人気で選ばれたという可能性はあまり高くありませんし…。)

そして……更にびっくりな事実は………その4人中3人が未だ独身で、未だに仲良くしてもらっている仲間だという……。
そういえば……学年代表の残る2人のうちもう一人女の子がいるのですが、その子も何年か前に人づてに聞いた限りでは結婚していなかったような…。

え?読書感想文の代表に選ばれる人は縁遠いってことでしょうか?(をい)
他の学年で載っている女の子達の現在の状況をなんとか知りたいものです。(苦笑)

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2011年4月20日 (水)

反省…。

子ども達とレッスンをしているとき、特に、普段よくできる子が何かの拍子に調子がおかしくなって、普段のその子なら絶対考えられるはずの問題を、泣きそうな顔で「わからん…」と言い出すということが時々あります。

幼い子だと気づけば本当に泣いてしまうということも少なくないのですが、少し学年が上がってくると、半泣きの顔になるだけで、大抵は実際に泣き出すまでには至りません。

ただ、普段からあまり算数が得意ではない子や真面目に考えているのにわからずに悲しそうな顔をしているような子には必要に応じてフォローできるのですが、困ったことに、普段「調子ノリ」でおしゃべりし過ぎて注意されたりするような元気の有り余っている子などが、考えればできるはずの問題をろくに考えもしないうちに「わからん」と半泣き顔になられると、どうも厄介なスイッチが入ってしまうのです…。

多分、私が古臭い人間だというところにも多少原因があるんだと思うのですが、特に元気有り余る男の子などが、さっきまでしゃべり過ぎというぐらいだったくせに、突如(それも、どう考えてもまだろくに考えていないような場合)得も言われぬ切ない顔になると、心のどこかで「そんなことで泣きそうになるな!」と怒りスイッチが入ってしまいがちなのです…。
さんざんふざけていたくせに…とも思ってしまって、そこで「優しく対応する」ということが非常に難しくて…。

まあ、そもそもはふざけがちな子は必要に応じて「怖い私」でプレッシャーをかけて、考えることに向けさせるようにしているところもあるのですが、それとは少し違って、これまた非常に説明しにくいのですが、普段なら解けるはずなのに、問題を見てほぼ即座に半泣き顔になられるというのが、(どう考えても、まだ全然考えてないやん?)と考えてしまい、更に、そういう顔になってしまった子は往々にして、考える手立てを与えるために私が真剣に話していることさえ耳に入らず、(わからんっていうから、あなたに向かって言ってるのに、聞いてくれもしないんだったら、私何にもできることないやん?)と展開していってしまうのです…。(汗)

昨日は調子のいい子が多かったのですが、今日は残念ながら2人、レッスン途中でそんな状態になり、そうはなりたくないのに「怖い私」が登場してしまいました…。

脳がどういう状態になっていると、あんな表情になるのか、何か読んだら書いてあるんでしょうか?書いてあるならすごくすごく知りたいです。
子ども達がおかしくなっているときの表情には明らかに共通点があるんですよね…。
その辺りの仕組みがわかれば、もっとよい対応ができるんだろうなと思うんですが…。

しかし、今日は二度も「怖い私」になってしまって、ちょっと反省です…。

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2011年4月19日 (火)

もう慣れてきたのかな?

新学期が始まって10日あまり。先週まではいつもより不調な子が少なからずいましたが、今日のレッスンはみんな安定していたような気がします。

先週泣いてしまった子も1時間しっかりがんばってくれましたし、先週あるプリントであり得ないほど苦戦して半泣きになっていた子も今日はすんなりプリントに向かい、わからない問題も「絵書いて」と言うと、それもすんなり。
先週までは時間計算になると全身からイヤイヤオーラが出ているような感じだった子も、今日は随分スラスラ考えられるようになりました。

子ども達は順応性が高いのか、もう新学期のペースに慣れてきたということでしょうか。
羨ましい限りです。
今週はみんないい感じでスタートしてくれましたので、1週間みんな調子がいいといいなと思います。

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2011年4月18日 (月)

今日は(も?)手抜き更新で申し訳ありません。

かれこれ3時間かそれ以上、ずっとじんわり頭痛がしていて、それでもどうにかこうにか引っ越し準備をしたりしていたのですが、どうにも治まらず、書くことも思い浮かばず…。

今日は引っ越し準備をできる限り進めるつもりだったのですが、新しいうちで必要になる備品などを昨日街に下見に出たものの、これというものに出会えず、ネットで探し始めたら、あまりにも情報が多過ぎて、気づけばすごい時間経っているなんて有様で…。
(パソコン画面をかなりの時間見ていたのも頭痛に影響しているのかもしれませんが…。)

選択肢が仮に5つぐらいしかなければ、その中で一番気にいるものを選ぶのはさほど難しくない気がするのですが、例えば照明器具ひとつとっても、様式もデザインも価格もそれこそ星の数ほど…というぐらい選択肢があって、安けりゃいいというものでもないし、高いのはもちろん辛いし(苦笑)、値段とデザインなどの合致点を見出すのにも途方に暮れてしまうような感じです…。

とりあえず今日は照明器具とその他いくつかの備品はほぼ決めたのですが、そのために何時間使ったんだろう…という。

そうそう、書くことを思いつかないといいつつ、仕事には全く関係ない話題で恐縮ですが、ちょっとびっくりしたものが。
引っ越すに当たり、粘着テープで貼りつける類のフックなどをはがさなければならないわけですが、たまたま以前に買ってあった「強力粘着剤はがし」というものがあって、「強力」といっても、さすがにそんなに簡単にはがれることはないだろうと思っていたものの、かれこれ3年ぐらい貼りついていて、おまけに先日力で取ろうと試みたところびくともしなかったフックに吹き付けて数分。付属のヘラでこそぐと、「へ?」と思うほどすんなりヘラが入るではありませんか!!
あんなにしっかり貼りついていたのに、ほとんど力は必要なし。
臭いはかなり強めでしたが、ちょっと感動しました。

というわけで、今日は早寝しようと思います。
起きたら頭痛が治まっていますように…。

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2011年4月17日 (日)

こんなサイトを見つけました。

今日は日曜ですが、日中イレギュラーのレッスンのため出てきていました。
今はまだ教室ですが、今日は引っ越しにまつわる物品の下見(?)にこの後ちょっと街に出ようかと思っています。

ところで、先日は「お願いタイガー!災害版」やリサイクルショップ、ブックオフの被災地支援プロジェクトなどをご紹介しましたが、今日はネットでこんなサイトを見つけました。
もしかするとニュースなどでも取り上げられているのかもしれませんが、テレビは見ないものの、家にいる間はほぼずっとネットは立ち上げっぱなしの私が今日まで気づかなかったので、ご存知ない方も少なくないのではと。

私自身もそうですが、被災地に何かしたいと思っても、ボランティアに行くというのもなかなか難しく、かといって、義捐金をお送りしても、個人にどの程度渡るのか、どんな風に使われるのかはわからないというところもあります。

もっと個人的に、必要としている物資を必要としておられるところにお届けすることができたらなぁと思っていて、先日は偶然「お願いタイガー!災害版」で僅かながら個人の方に物資をお送りする機会ができたのですが、今日見つけたサイトは、もう少し大きな単位の避難所などからの物資要請に対して直接個人が支援できる範囲のものを支援するということもできそうです。
まだゆっくり見ていないのですが、このサイトでなら、何か支援できるという方も多いのではと思いますので、ご参考までにご紹介させて頂きます。
私も何かできそうなので、時間を見つけてちょくちょく覗いてみようと思っています。(まだざっとしか見ていないもので、システムをきちんと理解していない段階でして…。(汗))

ふんばろう東日本支援プロジェクト
http://fumbaro.org/campinfo.html

被災地の皆さまが1日でも早く平穏を取り戻されますよう。

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2011年4月16日 (土)

あれこれうろうろ考える。

これまで読んだ本の中に、例えば問題の答えがわからないとき、その場で考えて答えが出なくても、脳はそのことを考え続けていて、何かの拍子に答えがふっと浮かんだりするというようなことが書かれていました。

過去に読んだ本のうち勉強に関することとして書かれていたものだと、数学などの難しい問題にぶつかり、その場でいくら考えても解けそうにないとき、一旦その問題から離れて脳に預けてしまうと、脳はそれを考え続けていて、ふっと答えが出るというようなことだったかと思いますが(かなり前に読んだものなので、記憶も曖昧ですみません…。)、結局、脳の働きという面で見れば、それが勉強であれそれ以外の考えごとであれ、同じようなことが言えるのだろうと思います。

実際、算数や数学の問題などでその場でぱっと思いつかない場合、一旦保留にして気分をかえると、その後すんなり解けるというようなことはあります。
ですから、子ども達も煮詰まってしまっているようなときには、一旦問題を変えてしまうというのはしばしば効果的なようです。

さて、今回は勉強には関係ないのですが、このところ、仕事をしつつも、自宅の引越しの件であれこれ断続的に考えています。
家具などで何を処分するか、新たに何が必要になるか、どこに何を配置するか…その他にも考えなければならないことは山ほどあるのですが、ぐっと集中してそのことだけを考えるというような時間がなかなかうまくとれないこともあり、「どうしようかなぁ~」と迷ったまま一旦保留、もしくは一旦忘れてしまっているなどということが重なります。

ですが、やはり「脳は考え続けている」ようで、何かの拍子に「あ!そうしよう!」とか、「ああ!こんなのを買おう!」とかぱっと思いつくことがあります。
このところ、何度かそんなことが続いたもので、ふと昔読んだ本のことを思い出したというわけなのですが…。

早目に手をつけたはずだったのですが、気づけば引っ越しまでもうあと2週間を切りました。
仕事も引っ越し準備もがんばります!

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2011年4月15日 (金)

疲れが出る時期でしょうか。

新年度が始まって1週間。昨日今日と体調を崩してお休みの子がいたり、普段はよくできる子なのに妙に調子が悪い子がいたり。

普段レッスンをしていても、平日の子達に比べて土曜の子達は問題に取り組むのに余裕を感じることが比較的多かったり、長期休暇になると調子のいい子が多くなったりということはよく感じますが、新年度スタートの時期は特に、新しい先生、新しいクラスメイト、新しい教科書…と、子ども達なりに気疲れしたり、授業が増えて体力的にも昨年度より疲れを感じたりということはあるんだろうなと思います。

今年度は例年に比べても、低学年でも軒並み授業時間数が増えたようですから、慣れるまではしっかり食べてしっかり寝るなど、体調管理にも気をつけなくてはならないかもしれませんね。

ただ、時間的にレッスンに来てくれる前にゆっくり休める子は限られていますので、なかなか難しいところですが、子ども達の話を聞いていると、低学年でも夜の10時ぐらいに寝ると言っているような子もいますので、少なくとも新学期のペースに慣れるまでは早くたっぷり寝かせるということを心がけて頂けたらと思います。

睡眠不足で学校の授業で眠くなったり、レッスンに来てくれているのに頭が働かなくなったりでは、とてももったいないですし、特に学校では学年が上がって授業内容もかなり増えたわけですから、しっかり授業に集中できないと、だんだん授業がわからなくなってくるということも考えられます。

よく眠ることは健康面だけでなく、学習面でも色々好影響があるのは間違いないだろうと思いますので、特に低学年の子ども達はしっかりたっぷり寝るように(そして、レッスンでもばっちり取り組めるように)気をつけて頂けたらなと思います。

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2011年4月14日 (木)

1日があっという間。

相変わらず時間の使い方は下手で、かなり時間を無駄にしているので、そもそもそこが最大の問題ではありますが、このところ、これまでにも増して1日が飛ぶように過ぎている感じがあります。

新年度の時間割になって、来る子ども達の顔ぶれもこれまでと曜日や時間が変わったり、教科書改訂に伴って教材が変わったり、これまでプリント教材が終わった子などにだけ使っていた思考力系の教材をみんなにやってもらうことにしたり、何かと変更があって、ペースもまだまだつかめませんし、新しい教材の予習もなかなかはかどりません。

何もこの時期に引っ越しなんて決めなくてもよかったのでは…と思ってはみるものの、もう契約もして、引っ越しの日も決まってしまっているので、家のほうでも何かとすることがたくさん…。

せめて、レッスンのペースがある程度つかめてからだったら、家での時間をもう少し生産的に使えたかなとも思うのですが、ペースがつかめていないため、通常より疲労もあって、ついつい気づけば寝落ち…というような有様で…。(汗)

そんなことを言っていても、あと2週間ほどで引っ越しの日はやってきてしまいますし、日々のレッスンは待ってくれませんから、ここはだらだら、ぐずぐずを減らさないとマズイことになりそうです。

と、極めて内容のないことを書いていますが、実は既に頭が働いておらず、書くことを思いつかないのでした…。(苦笑)
というわけで、まずは明日、明後日、そして今週は日曜も少し仕事になってしまいましたが、しっかりばっちりがんばりたいと思います。

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2011年4月13日 (水)

「0」という数

今となっては「0」という数を特に意識することもなく、日常でも、算数や数学においても当然のように使っているわけですが、小さい子達を見ていると、「0」というのが特殊な数なんだなということに改めて気付きます。

幼児さんとレッスンをすると、例えばおはじきや玉の数を尋ねると、3や5などの数はぱっと見て答えられる子は少なくありませんし、最初のうちぱっと答えられなくても、少しレッスンをすれば、みんな答えられるようになっていきます。

そして、ひとつもないときに「0」という数をいうことで、「0」というのは何もないということなんだなと幼いなりに理解はしてくれるようです。

しかし、そうは言ってもやはり特殊な数であるようで、例えば、「3+0」のように「0」をたす計算が出てくると、「たすと増える」と思ってしまうのか、「4」などのように数を増やして答えてしまう子がいたり、考え込んでしまって答えられなかったり、目の前に具体物を見せていても、少なくない子が頭を悩ませるようです。

そして、もうひとつ興味深い反応が、「0」という数に対して楽しそうに笑う子がいるのです。
それも、これまでに何人もそういう子がいたので、不思議だなぁ、どうして笑うんだろうなぁ?と思ったりしています。

自分が「0」という数を認識したのはいつだったのか、当然全く覚えていませんし、そのときどんな気持ちだったのかもわかりません。
ただ、幼い子達は「0」を理解するという段階があって、その過程で頭をフル回転させたり、なんだか面白くって笑ってしまったりするようです。

実際、0というのは正の数でも負の数でもない、特殊な数であるわけで、幼い子達は鋭い感性で何かそういうことを感じ取っているということなのかもしれませんね。

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2011年4月12日 (火)

やっぱり毎年誰かは泣くなぁ(苦笑)

以前にも書いたことがあるかと思いますが、これまでにも何人も、少し問題が難しいと感じるとぽろぽろ涙がこぼれてしまう子達がいました。

ガツンと怒って泣かれた記憶はないのですが、目の前にある問題を難しいと感じた途端、本当にあっという間に泣きだしてしまう子は過去に何人もいました。
それがまた、大抵がよくできる子たちで、更に学年が上がるにつれだんだん泣かなくなっていくというのも、よく泣く子の大半に共通した傾向でもありました。

もう何年も、毎年必ず誰かがよく泣いて、そのうちだんだん泣く頻度が減っていくというのは一種パターン化しつつあるぐらいなのですが、昨年度の初めごろよく泣いていた子達は数か月後にはほとんど泣かなくなり、ちょっとホッとしてもいました。(やはり泣かれるのはこちらもつらいですから…。)

しかし、年明けぐらいからぽつぽつと新人さんが来てくれるようになり、レッスンにもだんだん慣れてきてくれてはいるのですが、新1年生の中に2人ばかり、またそんな子がいそうな気配です。(苦笑)

まあ、例年の傾向からして、しばらくすればだんだん泣く頻度も減っていくだろうとは思うのですが、それにしても、どうして泣く?(苦笑)
まだ幼児さんや新1年生相手なわけですし、もともとできないからといって怒ることはまずありません。(真剣に考えればできるはずのことを集中せずに「わからん」とか言う子にガツンということはありますが。)

そして、その子ならできるはずだと思う問題、ただし、簡単なわけではなくじっくり考えたらできるだろうと思うような問題を提示したとき、ぱっと見てぱっとわからないと涙がぽろぽろ…となってしまう。
ただ、泣かれるのは辛いからとヒントを出したり、必要以上に手助けしてしまうと、その子の持っている力を出し切ってくれることなく、より伸びる機会を奪ってしまうことになりかねません。
それは泣かれるよりもっと避けなければならないことです。

というわけで、結果、ああ…また泣かれてしまった…と切なくなる日々が続くのです。(苦笑)
今年の泣き虫ちゃん達はどのぐらいで泣かなくなってくれるかなぁ。

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2011年4月11日 (月)

なかなか進みません…。

まあ、困ったことに、お尻に火がつかないと気合いがなかなか入らない性質なので、まだ多少時間の余裕があるということなんだと思いますが、今日もぼちぼちと不用品の仕分け、箱詰めなどをしていたものの、結局大して進んだ感じがありません…。

ただ、私はもう使いそうにないものでも、全くの新品だったり、新品ではなくてもほとんど傷んでいなかったりというものが色々あり、どうにかどこかで役に立たないかなと。

もともと、以前にもブログに書いたかと思いますが、六甲道に古着などを販売して得た利益を動物保護などのために使っているリサイクルショップがあり、最近は何ヶ月かに一度そこに要らなくなった服などを持ち込んでいましたが(全て寄付という形になりますので、多少でもお金にかえたいという方にはお勧めできませんが)、そのお店、カーテンなども寄付できるとわかり、傷んでいないけどもう使わないからどうしようと思っていたものをひとつ、捨てずに済みました。

ただ、そのお店は新品でも下着類は寄付できないので、以前人から頂いたものの自分では使わないなぁとしまいこんでいたものをどうにかできないかなと「お願いタイガー」を覗いてみたところ、偶然宮城県の個人の方でほしいと言っておられる方を見つけ、お送りすることに。

しかし、ここからがちょっとひと苦労。
その方のお話では運送便もようやく入り始めたとのことだったので、コンビニに持ち込んだらクロネコさんはまだ届けられないと…。
困ったなと表に出ると、本当に偶然、佐川さんのトラックが。多分ですが、ライトバンとか小さい車に乗っている佐川さんだと即ああいう対応はしてもらえなかったのではと思いますが、車から降りてこられたドライバーさんに宮城県に配達しているか尋ねると、しているとのことで、ただ、営業所持ち込みをしないとだめだと。
そして、この辺りの営業所はポートアイランド。車に乗らない私には結構不便なところです。
すると、「今ここで書かれます?」と、トラックを止めた脇で送り状を出してくださって、その場で荷物を引き受けてくれました。

助かったな~、いいタイミングだったな~と喜んで家に帰りついたところ携帯が鳴り、なんと!「すいません。まだ配達はできないらしく、営業所止めならできるんですけど…」と。
しかし、伺った営業所とお届けしようとしているところは公共交通機関を使って5時間半とか離れた場所。そんなところまで取りに行ってもらうなんてことは絶対無理!

というわけで、一旦お願いした荷物が再び手元に戻ってきてしまいました…。
ネットで調べてみると、まだ宮城だけでなく、かなりの地域で運送便が十分に機能していないことがわかり、ただ、クロネコさんはコンビニ受付はしていないものの、その地区への配達はしているようだと判明。
明日集荷に来てもらうことにしました。

そして、今回、古い本なども押入れの奥から出てきて、中には状態のよいものもあり、これも資源回収ではなく、どうにかできないかなとネットで調べてみると、ブックオフが送った商品のうち値段がついたものに関してはそれを義援金として被災地に送ってくれるという企画を4月末までやっているのを見つけました。
こちらはネットで申し込めば、無料で引き取りに来てくれるようで、とりあえず申し込みは済ませました。

自分にはもう必要のないものが、少しでもどこかで何かのお役に立つなら、私にとっても、多分物にとっても嬉しいことですから。

もしかすると既に春休みに処分してしまわれた方もおられるかもしれませんが、要らない本などがある程度おありで、ゴミに出すとか資源回収にとか考えておられる方は、もしなんでしたらブックオフオンラインを覗いてみられてもいいかもしれません。
引き取りに来てくれて、本がなくなってすっきりして、それが僅かでも被災地のお役にたつかもしれないって、結構いいような気がしませんか?(もしかするとブックオフ以外にもそんな企画をしておられるところがあるかもしれませんが。)

というわけで、ご興味のある方は覗いてみてください。

六甲道 オレンジスリフティー http://kobe-haberdashery.com/othriftyrokko/otshop.html
お願いタイガー!災害版 http://onegaitiger.com/saigai/
ブックオフ 売って支援プロジェクト
http://www.bookoffonline.co.jp/files/guide/donation_eq2011.html?bol=BB_donation_TP

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2011年4月10日 (日)

物持ちよすぎ…。(汗)

今日はお休みで、だらだらしつつも、引越し準備にまた少し手をつけたのですが、今日はとりあえず押入れの中の要らないものの整理をしようとすっかり日が落ちたぐらいからやり始めたら…これがもうホント、たいがいにしろ、自分…って気分になりました。(汗)

前回の引越しは震災後のバタバタの中だったのですが、そのときとりあえず段ボールに詰めた状態で、その後押入れの奥にしまわれたままになっていたものたちが…。
いい機会だからと小さい箱や袋の中などもひとつひとつチェックしていると、それはもう時間がかかるかかる…。
若かりし頃に書いたこっぱずかしい日記だとか、出せなかった手紙だとかも色々と…。(汗)

そして、いくつかすごいものを見つけてしまいました…。
1つは……学研の「学習」の4年生の付録だったらしい日本県別パズル…。小4ですからね、小4…。見ると、沖縄県のパーツだけないのですが、そういえば、子どもの頃に既に沖縄県の部分だけなくしてしまっていた記憶がぼんやりと…。
古いし、付録のパズルではありますが、保存状態はそこそこよいのと、ここまで持っていたのになぁ、邪魔になるわけでもないしなぁと(まあ、その考え方がものが減らない原因になっているんでしょうけど)、このパズルは教室に持っていくことにしようかと…。

そしてそして、今日発見した最もキャリアの長いもの…。(あ…せっかくなら写真で公開すればよかった…。しかし、既に段ボールに入れてしまったので断念…。)

それは、幼稚園の頃に多分毎月1冊とか配られていた薄っぺらいけど大きなサイズの本。
そのうちの1冊だけなのですが、なぜかその1冊だけずっととってあったようです。
名前を書く欄があって、そこには何とも拙い字でフルネームが書かれていました。

今回は割と思い切って色々処分しようとしているのですが、この本は処分見送りです。
だって、震災を越えてまで人生のほとんどの時間私の手元にあったものですから。
覚えていたら引っ越し後にでもどこかのページを公開します。(笑)

押入れひとつに既に何時間もかかっているのですが、まあ、今回やったらまた当分手をつけないだろうと思いますので、まだ時間に多少の余裕があるうちは時間をかけてチェックしようと思います。

全く仕事に関係ない話で失礼致しました。

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2011年4月 9日 (土)

今日は結構がんばりました。

まあ、普段レッスン以外のところではかな~~りぐーたらだらだらしていますので、私が「がんばった」と言っても世間一般には低~いレベルの話だと思いますが、今日は結構がんばった気がします。

レッスンは土曜なので6つ。終わった後も今日はそんなにダラダラせず、それなりに仕事をし続けていたのですが、22時前にだんだん背中がしびれてきて(汗)、体力も脳力も限界を感じたので帰ってきました。

今日は久しぶりに12時間ほど教室にいて、11時間半ぐらいは仕事したんじゃないかと。
おお、こう書いてみると本当にがんばったみたいです。(笑)

というわけで、もう頭が回っていないので、今日は形だけの更新でお許しを。
週が明けて、火曜から木曜までレッスンをしたら、ようやく新年度の時間割でのレッスンがひと回り。新年度の時間割ではまだ2日しかレッスンをしておらず、おまけに土曜は時間的にも人数的にも余裕があるので、バタバタしたのはまだ金曜だけ。
週明けのレッスンがどんな感じになるのか、楽しみでもあり、ちょっと怖くもあり…。

明日明後日は自宅の引越しがらみのもろもろの作業を少しでも進めたいと思います。
それでは皆さまよい休日を。

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2011年4月 8日 (金)

学校も新年度スタートしましたね。

そして、教室も今日からが新しい時間割、時間帯でのレッスンだったのですが、やはりかなりバタバタわたわた。
ペースがつかめる、もしくはどうすればスムーズに進むか把握できるまでには今月いっぱいぐらいはかかるかもしれません…。

今日は久しぶりにかなり雨も降り、春休み明けなども影響していたのかもしれませんが、眠そうな子、途中で調子がおかしくなる子が何人もいました。
学校のペースに慣れるまで、子ども達もしばらくは疲れがたまるのかもしれませんね。

そして、今日ちょっとびっくりしたのですが、最近の小さい子は遊びでパズル(形をはめ込んで図柄を完成させるような)をしない子も珍しくないのでしょうか?

今日来ていた新1年生の子がパズルが何かわからず、教室にあった日本地図のパズルを見せて、「こんな風に形に合うようにはめていくやつなんだけど」と言っても、本当に初めて見るというような反応で、ええ?と思いながらも、やったことがないものは試しにやってもらわないことには、いくら言葉で説明してもピンとこないだろうと、急遽レッスンの最後、その子は日本地図パズルの北海道部分をすることになりました。

なんというか、昔は本当に当たり前にしていたおはじきだとかおりがみ、きりがみ、そして積み木やパズルなどというものが、その後の勉強に大いに役に立つということをご存知ない親御さんも少なくないということでしょうか。

素朴な遊びですが、子ども達と算数をしていると、そういう経験が必ず生きてくる場面がたくさんあります。
それはどれだけペーパーやドリルなどで「お勉強」しても、決して叶わない「生きた力」だと思います。

これまでそういう類の遊びをほとんどしたことがなかったわというような保護者の方がおられましたら、是非これからでもお時間を見つけてやってみられてはいかがでしょう。
おりがみやきりがみの本は教室にも置いてありますし、書店などにもたくさんあります。最近ではネットでも探せば色々見つかるのではとも。

指先を使うということは脳の発達にとても有効だということも言われていますし、その上、遊びながら数量感覚や図形感覚なども自然とはぐくまれるとなれば、一石二鳥、もしくは一石三鳥ではないでしょうか。

今日は仕事とは全く関係ない「南米選手権」の件で感動のニュースがあったのですが、この記事の内容が全て事実なら、何が何でも出場すべきだろうと思います。
とりあえず、ご興味があればどうぞ。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/gekisaka/article/1084

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2011年4月 7日 (木)

明日から新時間割

子ども達も今日、明日あたりが始業式、入学式という子も多いかと思いますが、うちの教室も明日から新しい時間割、新しい組み合わせでのレッスンが始まります。

今日は午後から出勤して、新しい教材などを整理して、それぞれの子のものをチェックして、とりあえずは明日からレッスンを始められる状態にしてきました。

しかし、教科書改訂によって教材も多くが改訂になり、その他にもこれまで使っていなかった教材を使うことになったりで、自分で解かねばならないワークブックが10冊以上…。(大汗)
これだけあって、それぞれレッスンで使う子がいるので、一気に1冊解き終えて…みたいなことは不可能…。
というわけで、新年度の決意。(そんなたいそうなものではないんですけど…。)

4月末に引越すのを機に、今度こそ早寝早起き生活にシフトすることを目指しているので(イタリアサッカーがある日は悩みどころですが…)、レッスンが終わった後残って遅くまで仕事をするのではなく、なるべく午後早目に出勤して、終わったらなるべく早く帰るようにします。
そして、レッスンがある日はレッスン前の時間に毎日ワークブックを解きます。

4月中は引越しの荷造りとかもあるので、一層時間を有効に使わねばなりませんね。
かなり苦手なんですが、がんばってみます。

さて、明日からレッスン再開です。
みんな元気にきてくれますように。

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2011年4月 6日 (水)

ひそかな楽しみ。

すみません。
今日もレッスンがなかったので、かなりどうでもいい話題です。

明け方ネットでインテル対シャルケの試合を見て、あり得ない展開にぐったりしつつも、とりあえず4時間半ほど眠って起床。
昨日から、なぜかわかりませんが、起きたときに苦手な電話をかけようという気持ちになれ、今日はネットの移転手続きの電話を。

機械モノにかなり疎く、更に極めて無精者で何かを変えるのにいちいち気合いが必要なため、もう10年以上前になるのでしょうか、ISDNからADSLに変更して以来何も変えずにきていました。
引っ越し先はマンションに光回線が引いてあるとかで、トータルすれば今の負担とそんなに大きくは変わらないような話でもあったので、引っ越したら自宅は光デビューになります。
把握していなかったのですが、今使っているADSLは12Mだったので、100Mであるらしい光はさすがに違いを感じるでしょうか。(パソコンが新しくないので微妙かもしれませんが。)

その後は多少の家事をしつつ、ほんのすこ~しだけ予習なんぞもしつつ、大半はダラダラしてしまい、とっぷりと日が落ちてから、ようやく少しだけ荷物を段ボールに詰め始めてみたのですが、これを機にどこまでものを処分できるかというのが今のひそかな楽しみでもあるので、いちいちものを見ながらの箱詰めのため、予想以上に時間が…。
おまけに、まだ4つしか箱詰めしていないのですが、箱詰めが進むと置き場所がなくなるという問題も…。
そして、同時に、色々処分するということは、ゴミの置き場もどうにかせねばという…。

今日はシュレッダーも大量にかけました。まあ、まだまだ出てくるんだろうと思いますが…。
シュレッダーにかけると、紙の嵩が異常に増えますよね?ますます置き場所が…。(汗)

引越し日が近づくにつれ、段ボールとゴミ袋(!)に埋もれて眠ることになりそうですが、なんとかがんばります。

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2011年4月 5日 (火)

なかなか色々面倒なもんですね…。

今日は通常レッスンはお休みで日中、3人の子と振替のレッスンをしましたが、出勤前に引っ越しにまつわる諸々の手続きをいくつかしていました。

生まれて以来引っ越しは今回で3回目。
1回目は物心つく前で、2回目は震災の後、実家を建て直すため家族総出で荷物をまとめて勢いで引越してしまったような感じだったのと、初めて一人暮らしをするということで、ガスにしろ水道にしろ電気にしろ、使い始めるための手続きだけでしたし、色々な面で割と簡単な引越しだったのだろうと思います。

というわけで、今回が初めて、一般的なお引っ越しの際の諸々を何もかもひと通り経験することになりそうなのですが、ライフラインや電話など、こっちを止めて、あっちを開いて…となると、立ち合いが必要なもので休日には工事をしていないものがあったり、こっちを止めるより先にあっちを開く必要があるものがあったり、ようやくややっこしかった新年度の時間割が決まったと思えば、今度は4月下旬からGWにかけての予定を組むのに四苦八苦…。(汗)

もし、そういう手続きやら立ち合いやらを全部まとめて代行してくれる業者があったら、絶対頼むんだけどという気分です。(苦笑)

しかし、一番悩んだのが固定電話の移設。まあ、電話がかかってくることはごく稀なのですが、なんと!N○Tは未だに土日は工事をしていないのだと…。
今回はごく近距離の引っ越しで慣れ親しんだ番号をそのまま持っていけるのはよかったのですが、同じ番号だと、こっちを止めてからしかあっちが使えないのだそうで…。

でも、私の引越し予定は29日祝日。そして30、1日は土日。
引越しまでに家の固定電話が止まるのは、ちょっと心配でしたので、悩んだ末、5月2日の移設となってしまいました。
丸2日、固定電話なしの状態になるわけです…。
まあ、仕事には支障ありませんのでいいんですけどね…。

明日は出勤しない予定なので、残りいくつかの手続きやら荷造りやらをできる限りやってしまいたいと思っていますが、どうなりますやら…。
(全くどうでもいい話ですみません。)

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2011年4月 4日 (月)

心にひっかかったこと。

昨日、塾講師時代の教え子くんが話してくれたことを聞きながら、あることがとても心にひっかかりました。
彼がその話をしてくれるに至ったきっかけは私がした高校時代の恩師の話だったのかもしれません。
彼は偶然、高校も大学(学部は違いますが)も私と同じで、特に高校時代の話はもしかすると彼の興味を引いたのかもなと、彼の話を聞きながら感じました。

色々な話をしましたが、そのうちのひとつ、高1のとき私は教育学部を目指すか、服飾専門学校を目指すか、真剣に迷っていたという話。
進路指導のときに担任が私の話をとても自然に受け止めて、服飾専門学校に関して否定するでも馬鹿にするでもなく、あくまでもさらっと「だったら神大の教育を目指したらどうですか」と言ってくださったのだという話をしました。

私自身ずっと思っているのですが、もしあの時担任が「何馬鹿なことを言ってるんですか!」とでも言おうものなら、天邪鬼な性格ですから、意地になって服飾専門学校へ進んでいたのではないかと思います。
ただ、大学に行って、その後就職もし、色々な経験をしてきた中で、教育学部に行ってよかったと心から思っているので、あの時の担任の対応は本当にありがたかったと思っているのです。

そんな話をしてしばらく後に、彼が自分の打ちこんでいること、ずっと続けたいと思っていることの話を聞かせてくれたのですが、彼が言ったのです。

自分が高校のとき、信頼していた先生に、自分としてはかなりの決心をして思い切ってその話をしたのだそうです。
私が服飾の道を目指そうとしたように、彼の目指す道もいわゆる「進学校」に行った子達が一般に目指す道ではないのかもしれません。
少なくとも、進学校で教鞭をとっている先生方には、「だったら何のためにこの高校に来たんだ?」と思われても仕方ないことなのかもとは思います。

しかし、彼は信頼している先生だったからこそ、思い切ってその話をしたようです。
けれど、その先生からは彼の発言を少し馬鹿にしたような風に、軽くあしらわれてしまったのだと。

「あれは今もずっと(心の中に)ありますね…。」

少し残念そうにそう言いました。

もちろん、今の彼は自分なりに考えて、資格を身につけ、並行してその頃から変わらない夢に向かって努力も続けていこうと決めたようですから、そのときのことで彼の進路が大きく変わったというわけではないのでしょう。

でも、もう5年以上前のたった一度のやりとりがずっと彼の中で「残念な記憶」として留まっているのです。

私は担任のお蔭で変な意地を張らずに済みました。
本当に些細なことかもしれません。担任は意識していたかどうかもわかりません。
でも、仮にほんのひと言でも、服飾を軽んじるような風が先生の態度に見えたら、私は先生のアドバイスを素直に聞き入れることはできなかっただろうと思います。
結果的に教育学部を目指していたかもしれませんが、やはりきっと、それはなんとなく自分の中でわだかまったままになっていたのではないかと思うのです。

そして、彼は、馬鹿にされるかもしれないと思いながらも、この先生にならと勇気を出して話したのに、その思いをきちんと受け止めてもらえず、今もそのことがもやもやと心の中に残っているのです。

多感な時期の子ども達に大人が何気なくかける言葉が、時にその子の人生を大きく左右してしまうかもしれないということを改めて感じました。
もちろん、先生には先生なりの言い分もあるでしょう。実際、服飾の専門学校を目指すであるとか、彼の夢であるとか、それらを実現させるには、進学校に入る必要はないかもしれません。
それでも、中学時代にはまだはっきり見えていなかった自分の目標や夢が高校に入って見えてくることだってあるでしょうし、母校は確かに進学校ではありましたが、人間的に素晴らしい先輩や友人たちも多く、勉強だけでなく大切な経験ができる場でもあったと思います。

私たちの場合はたまたま同じ高校での経験でしたが、何も高校に限ったことでなく、それも進学校かどうかに関わらず、子どもに接する大人が発する何気ないひと言がものすごく重いものになる場合があるのは間違いないのではないかと。

私は今のところ高校生には関わっていませんし、中学生とも数学を週1回だけという感じですから、進路を左右するような話をする機会はそうそうないとは思いますが、子ども達がそういう話をしてきたとき、本人の顔が真剣であれば、その話がどんな内容であれ、こちらも真剣に受け止めて、真剣に答えねばと、改めて思いました。

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2011年4月 3日 (日)

予定は狂ったけど、今日はよい日でした。

今日はお休みだったので、明け方3時45分キックオフのインテル戦をネットで観戦。
がんばって見ていたものの、残念ながら長友選手は出場せず、それだけでなく、インテルは大事な大一番に大敗してしまったのですが…。
まあ、素人に毛が生えたぐらいの私が見ていても、観客からの妨害行為があったり、審判のジャッジが納得いかなかったり、どうも勝てそうな気がしなかったんですけどね…。

で、今日はレッスンがないので日中眠くなってもいいやと4時間ほどの睡眠で起床。
まだお布団でぐずぐずしているときにお世話になっている先生からのお電話が。
被災地に近い上、奉仕精神にあふれる方なので、きっと何か支援を考えておられるだろうと思ってはいましたが、やはり被災地から避難してきている子ども達と勉強をするという話を進めておられるようです。

というわけで、どれを使って頂けるか、果たしてお役に立つかはわからないのですが、近々処分しようと思っていた教材や注文したっきり長らく眠らせっぱなしの教材などを送らせて頂くことになりました。
今日は自宅の引越し準備に少しは着手しようと思っていましたが、教室に行って荷物を準備しようかなと。
そう思いつつも例によってダラダラしてしまっていたのですが、夕方、久しぶりに塾講師時代の教え子ちゃんから電話があり、教室に行ってもいいですかとのこと。

彼女とは教室を始めてからも何度か会ったことがあり、実際に教室まで足を運んでくれたこともあるのですが、その彼女から意外な子の名前が。
やはり塾講師時代の教え子くんのひとりではあるのですが、確か中3になるかならないかぐらいの頃に入塾した子で、とても頭がよく、でも、その年代の男の子にしては落ち着いているというか、大人びた感じの子で、在籍期間が1年ほどですから、私が彼と授業をしたのは短いのです。

講師時代にもそんなにしゃべりかけてくる子ではありませんでしたから、どんな会話をしたかの記憶もほとんどないほどです。
ただ、記憶違いの可能性はあるものの、塾を辞めることになったとき、「ああ、この子がこんなこと言ってくれるんだ…」と感じた、嬉しいひと言をかけてくれたような気はします。

そんな彼とは塾講師を辞めて以来一度も会ったことがなく、彼らが卒業してからもう8年の歳月が流れました。
もう私のことなど記憶の彼方に行ってしまっていても何の不思議もありません。
なのに、電話をくれた彼女がこう言ったのです。

「久しぶりに○○先生んとこ行こうと思ってるんやけどって言ったら、○○くんが先生に会いたいって。」

へ?あの彼が私に??

本当にそう思うほど意外な言葉でした。
もちろん、中には小学校低学年の頃から塾にいて、長年指導していた子もいますから、「ああ、そう言ってくれるのね、嬉しいわ。」と素直に思えるであろう子もいますが、ほんの1年、それも中3の受験生になってからやってきた上、そんなに話をしたでもなく、そもそもとてもよくできる子だったので、ほとんど手がかかることもなく。

なのに「会いたい」と言ってくれただけで、とてもとても嬉しいことでしたが、晩にその女の子と一緒に本当に教室まで来てくれて、結局3時間ぐらい、3人でしゃべってしまいました。
時間が遅くなければ、まだまだしゃべっていられそうでしたが…。

会いにきてくれたことも本当に嬉しかったのですが、この2人が2人とも色んなことをしっかり考えていて、そして、やりたいことがはっきりしていて、おまけに、男の子の方は「はずかしいんですけど」と彼が情熱を傾けていることについて「カミングアウト」してくれて、その夢を諦めないつもりだという話を聞かせてくれたりもして。

塾講師時代に見送った最後の受験生達のうち2人がこうして尋ねてきてくれて、熱い思いを聞かせてもらえるなんて、本当に本当に幸せな時間でした。
さすがに彼らには言えませんでしたが、いつまでもいつまでもしゃべっていたいとさえ思ったほどです。

このブログをあの子達(といってももう成人しているのですが…)見ることはないと思いますが、「今日は来てくれて本当にありがとう。」

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2011年4月 2日 (土)

春休み。

今日は当日急にお休みの連絡が2件入り、事前に連絡をもらって振り替えていたりした方もいたため、普段の土曜よりかなり人数も少なめで、いつもより1コマ早く終了となりました。

実際には今週のレッスンは新年度の1回目のレッスンになっているのですが、今回時間割の調整がずれこんでしまったため、本来3月の5週目をお休みにする予定を変更させて頂いたもので、明日から木曜まで通常レッスンはお休みになります。
というわけで、気分的には今日で年度の区切りと言う感じがしています。

ついつい延ばし延ばしにしてしまっていたことも今日のレッスン後ある程度片づけて、結局帰宅したのは0時前でした。(まあ、ついダラダラしてしまったのもありますが…。)

通常レッスンは5日間ありませんが、火曜には振替レッスンが入る予定で、5日のうち2、3日は出勤して仕事しなくては…と思っています。
残りは自宅の引越しに向けて、できる範囲の箱詰めやら不用品の処分やらをする予定なので、のんびりできそうにはありませんが。

新年度の時間割は結局最後の最後まで変更が入ったりしましたが、結果的にはそこそこいい感じで組めたのではないかなと思います。
皆さまご協力ありがとうございました。

近いうちにホームページのタイムテーブルも更新させて頂く予定ですが、今しばらくお待ちください。
本日はこれにて。

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2011年4月 1日 (金)

4月になりました。

早いもので、もう4月ですね。
今日から子ども達も1つ学年が上がったことになりますね。

いつまでも寒いなと思っていたら、まるでしっかり春に合わせてきたかのように、今日はぽかぽかの春の陽気でした。
エイプリルフールだったので、今日レッスンに来た子ども達は、色んな人に嘘ついたとか言っていた子もいましたが、私は例年通り、何をするわけでもなく過ぎていきました。

日が経つのは本当に早いもので、大震災からもう20日が過ぎたのですね。
私はまた再びテレビを見ない生活に戻っているのではっきりとはわかりませんが、テレビ欄などを見る限り、もう意識して情報を得ようとしなければ、被災地の今の状況はほとんどわからなくなりつつあるのではないかと思います。

しかし、日を追うごとにまだ亡くなられた方だけでなく、行方不明の方の人数まで増え続けていて、被災地ではまだ全く「過去」などではなく、正に今も救いの手を求めておられる方が数え切れないほどおられるのでしょう。

それでも私にはほとんど何もできず、毎日少額の募金を続けているだけです。
そんな中、実は私もぼんやりと、私の仕事で何か役に立つことはないんだろうか…と思っていたときに、いつも読ませて頂いている「さくら個別指導学院」の國立先生がブログで塾ができる被災地支援のひとつの方法を紹介してくださっていました。

とてもいいことだと思ったのですが、ご存知の通り、うちは教室も狭く、一度にお受けできる人数がごくごく限られており、また、ちょうど新年度の時間割の調整中でもあったため、何曜日の何時なら大丈夫かもはっきりせず、更に言うなら、教科も対象学年もかなり限られていますので、申請の用紙にことごとく事情を記入せねばならなくなるということもあり、おまけに一応の締め切りが3月31日と、時間割が最終確定していない段階でもあり…。

というわけで、私は参加表明をしていないのですが、昨日が一応の締め切りだったからでしょう、早速受け入れ可能な塾が発表されたようです。
以下、さくら個別指導学院のブログから転載させて頂きます。

************************************

社団法人全国学習塾協会が、「被災児童生徒支援塾一覧」を発表しました。

(外部リンク)東北関東大震災被災児童生徒及びその保護者のみなさま

         http://www.jja.or.jp/newk/hisai.html

避難・転居先での学習機会を確保するために日本全国の参加塾が支援いたします。

周りの方で被災して他の都市へ避難したというお子さんのいるご家族を

ご存じでしたら、是非この情報を教えてあげてください。

************************************

転載終わり

そして、もしももしも、お知り合いなどに私の教室に通える範囲に避難、転居された被災者の方がおられましたら、お受けできる曜日や時間に偏りがある上、お受けできる人数もごく限られていますが、もしお役に立てそうでしたら、お気軽にご相談ください。(もしもお時間などのご都合が合わない場合は何卒お許しください。)

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