おめでとう。
昨年の春、縁あって通ってくれるようになった中学生の子がいます。
本人はかなり努力しているようなのに結果が出ないということでご相談を頂き、ひとまず春休みにこれまで習ったことを復習させてもらうことになったというのがきっかけで、結局その後も週1回通ってきてくれています。
当初、塾などに通ってコツコツやってきた子にしばしば見られる、どうやって解くのか聞きたがる、とりあえず適当にやってみる、そういう傾向が見られ、確かに公式などはほぼ暗記しているし、やり方さえわかればそれなりには解くものの、少し骨のある問題を粘って考えてみようという姿勢はあまり見られませんでした。
その子の性格的なものもあって、難しい問題を前にすると、とりあえず「わ~、こんなんできへん!」というセリフからスタートする癖は今もまだ抜けきってはいませんが、少なくともうちに来ている間はそう簡単にやり方を教えてはもらえないことはほぼ理解したことと、本当に全く手がつけられないような問題であればやってみろとは言わないことも恐らく一応理解してくれたこととで、多少骨のある問題も、文句を言ったりわ~わ~大げさに騒いだりしつつも、どうにか考えるようになってきていました。
もちろん、それ以前に春休み明けのテストでそれまでより随分いい結果が出て、その後も数学に関しては大きく崩れることはなく、じわじわと上向きになってきてはいました。
そして、その子はほかにも塾で勉強していますから、私の指導力だなんてことは全く思っていませんし、実際のところ、私はほとんど「指導」はしていないのですが、今回の学年末テストでクラス最高の(それもクラスでは1人だけだったそうで)99点を取ったと、答案を見せてくれました。
ざっと問題を見た限りでは、この子なら手が出ない問題はなかっただろうと思いましたが、問題数はある程度多く、平均点も60点台になりそうとのことですから、本当によくできたということだと思います。
冗談交じりに「(やり方を教えずに)いじめた甲斐あったわ~。」と言うと、「うん、ほんま、ほんま。」と。(笑)
この子も来年度は受験生。
この調子で結果を出していってくれるといいなと思います。
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