ここを無事越えられるか…。
未だサッカー優勝の余韻をやや引きずっている感がありますが、今日は振替レッスンが1つ、明日からは2月のレッスンがスタートです。
この寒いのに、昨日今日と2日続けて、中途半端な状態で寝入ってしまった影響なのか、3時間ほど前から軽い頭痛が…。今日はあったかくして、きちんと早目に寝ようと思います。
さて、先日から少しずつ勉強し直している高校数学の数学Ⅰですが、いよいよ三角比まで到達しました。
ここまでは、中学で習う因数分解や二次関数の応用といった感じでしたから、忘れているなりにまあなんとか進めてこられました。
しかし、いよいよ三角比。やや不確かな記憶では、高校時代入学直後から数学で大きく落ちこぼれた私がようやく息を吹き返したのが三角比の辺りだった気がするのですが、今改めて問題を解いていると、高校時代は本当の意味ではほとんど何も理解していなかったなと、しみじみ感じます。
まあ、あの頃は日々の授業についていくのさえ大変な状態で、わからないなりにテストでも点を取らねばならず、もちろん数学だけやっていればいいわけでもなく、意味もわからず公式丸暗記でそれに当てはめるというような勉強をしていましたし、自分の能力と時間的な余裕を考えると、それが精一杯だったかもなとも思います。
ですが、今回勉強し直しているのは、中学生の子に指導できるようになるためなので、意味もわからず公式を覚えて解けるだけでは話になりません。
子どもにやらせる前に自分が全部やってみて、理解できなければ理解できるまでなんとかがんばらねばという状況です。(ご指導を仰ぐことができる高校数学のエキスパートの先生はおられるので、その点は安心ですが。)
あくまでも勘ですが、三角比を無事にクリアできたら、数学Ⅰはどうにか最後まで乗り切れるのではないかと思ったりするので、ここがひとつのヤマになりそうです。
因みに、自分にとって難しいところを考えているとき、少し算数が苦手な子の気持ちがわかるような気がします。
そして、また別のことも思います。
子どもが勉強が嫌いになるの原因のひとつは、考えている途中で中断させられる経験が続くことではないかということは以前から思っていましたが(子ども達はしばしば、大人が考える何倍もの時間をかけて考え、ようやく答えに辿り着くので、それに気づかずに考えている途中なのにヒントを出したり、解説を始めたりしてしまうと、内心「まだ考えてたのに~!」という気持ちになり、そんな経験が重なると、だんだんと考えること自体嫌になってくるのではないかと感じています。)、もうひとつ、単に問題が難しいから嫌いになるというよりは、難しいと感じたまま次へと進んでいってしまうからなのかもしれないなと。
難しいと感じた問題でも、最終的にそれが理解できれば「嫌い」という感情には至らないのではないかと思います。
もちろん、人はみんなそれぞれに興味の対象も能力も何もかも異なりますから、一概には言えませんが、仮に算数の能力があまり高くない子であっても、その子の能力に応じた問題をその子のペースでやっていけるのであれば、算数を嫌いだとは感じないかもしれません。
そして、仮にとても算数の能力が高い子であっても、その子の能力以上の問題を与えられ、理解しきらないうちに次の問題へ進んでいくようなことを続けていれば、きっと算数が嫌いになってしまうだろうと思います。
学校などではそこまで個々人のペースに対応することは実質不可能だろうと思いますが、嫌いになってしまうとできるものもできなくなってしまうので、それぞれの子のペースや能力をできる限り見極めて対応していくのは、とても大事なことなんだろうと思います。
さて、私は無事自力で三角比をクリアできるでしょうか…。
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