かっこいいぞ。
うちの教室は中学受験指導には対応できないので、中学受験をお考えのご家庭の子ども達の多くは4年生からや5年生から受験塾に移ることになります。
今4年生のある女の子はおうちの方のお考えもあり、所謂パターン学習のような学習はあまり早くからさせたくないとのことで、4年生の1月まではうちに通ってくれる予定になっています。
その彼女は先月5年生の厚めのワークブックを全て終え、今は6年生のワークに進んでいます。
改訂の加減があって、6年生のワークの3分の1ほどは5年生のワークの内容に含まれていたため、一部は飛ばしながら進めてはいますが、今はまだ全体の4分の1ほどが済んだ状態です。
さすがに1月末までにそれを終わらせるのは無理だろうなと思っていたのですが、今週のレッスンで彼女が言いました。
「1月までにこれ、終わるかなぁ?」
正直なところ、残りのページ数と内容を考えると、さすがにそれはきびしいのではと思ったので、「さあ、どうやろ。う~ん…。」と答えると
「絶対やる!」
そうきっぱりと言いました。
しかし、それだと宿題の量もかなり増やさなければなりませんし、ここ数ヶ月、レッスンに来るといつも何か疲れている様子でもあったので、今より宿題を増やすのはきびしいのでは?とも思いました。
そして、その日の宿題を決めるとき、いつもより少し余分に印をつけていると、「ここも宿題でもいいで。」と自ら宿題を増やそうとしています。
そこで、「もしできそうなら、できるとこいくらでもやっていいよ。」と言ったところ、彼女の反応は
「よっしゃ!」
おお!かなりやる気だ。
何が何でも1月末までに終わらせる気になったんだね。それは頼もしい。
こちらが強制しないでもそうやってやる気になっている姿を見るのはとても嬉しいものです。
あと2ヶ月足らずでお別れになるのはさびしいですが、無事目標をクリアして、気持ちよくお別れができるといいなと思います。
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