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2010年12月 8日 (水)

変化の兆し?

通ってくれている子の中に、普段はとてもよくしゃべってみんなを盛り上げるのに、いざ、自分の意見を言わなくてはならないときや、怒られて絶対何か答えなければならないときになると、全く何にも言えなくなってしまう子がいます。

その子はうちに来ているときだけでなく、他の習い事などでも同じ状態らしく、おうちの方もそれを気にしておられました。
というわけで、先日おうちの方と相談して、ちょっと徹底的に根競べをすることに決めました。

もともと、国語があまり好きではないせいか、国語の宿題がいつもとてもいい加減で、字もほとんどいつも書きなぐったような字。毎回、「汚かったら消すよ」と言いながらも、大目に見続けてきてしまったのもいけなかったのかもしれません。

先日、再度本人に「今まで消すって言いながらも消さへんかって悪かった。どうせ消されへんわと思われたんやね、きっと。次からは汚かったら本当に消すから。」と伝え、その次のレッスンでもやはり直前にバタバタとやったらしく、あまりにもひどいところは「消させてもらいます」と言って、初めて本当にその子が書いたものを消しました。

そして、それまではレッスン時間が終了したら、宿題がいい加減であろうが、質問に答えなかろうが解放されていたのですが、それもおうちの方と相談して、やることが終わるまで居残ってもらうことにしました。

前回初めて答えを消され、更に居残りさせられ、少しはこたえてくれただろうかとおうちの方ともお話をしていたのですが、残念ながら今週のレッスンも宿題を当日までやらず、書きなぐったような字で途中までやって持ってきました。

しかし、ほんの僅かに変わったことが。

これまでは、何か怒られるようなことをしたら、何を質問しても貝のようにだんまりで、1時間でもそのまま。何度か声をかけてもたったのひと言さえ何も言えないことが何度もあったのですが、今日、宿題がそんな状態で、それに対して質問した私に

「また今日までやらんかったから、時間がなくて全部できんかった。」

と、もちろん、全く褒められたことではありませんし、そもそも、もう何ヶ月にもわたって、ほとんど毎回のように宿題のことで怒られているのですが、それでも、そんな風にきちんと言葉にできたことはこれまでなかったように思います。
その後も何か尋ねると、少し間があって、それでもどうにか答えが返ってきました。

宿題をいい加減にやっていることはもちろん問題なのですが、怒って宿題をやらせようというのが第一の目的なのではなく、言わなくてはいけないときに全く何も言えなくなってしまうところをどうにか変えられないかとおうちの方もずっと悩んでこられたということだったので、それをどうにかできないだろうかと考えたのです。

ですから、彼が自分の言葉で何か答えられるようになれば、それはひとつ大きな変化なのです。

先週と今週の2回、僅かではありますが、その変化の兆しが感じられたような気がしています。
次回の彼がどんな状態で登場するか、少し楽しみです。

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