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2010年12月15日 (水)

興味深く思うこと

教室の子たちの中には、まだ学校ではようやく九九を習い終えたぐらいの段階で、既に割り算の筆算をしている子たちが何人もいます。
割る数がひと桁のもののときにはさほど感じないのですが、割る数がふた桁になると時々感じることがあります。

とりあえずは、「何回ぐらい取れそう?」というような感じで尋ねてみますし、だいたい見当をつけて、合わなかったら増やしたり減らしたりすればいいというようなことも必要に応じて言うのですが、少なくない子たちが同じことをするのです。

例えば、割る数が「37」であれば、「1回37 2回74 3回111…」などのようにとにかく1回ずつ足していくとか、場合によっては「1回37 2回74 4回148 8回296…」と倍などの考えも使ったりするとか、書き方の違いや、書かずに頭で考えるなどの違いはあれど、とにかく何回まで取れるか、ひたすらきちんと考えていくのです。

もちろん、それでは面倒だろうし、途中で計算を間違ったりすることもなくはないので、様子を見ながら「30が6回でいくつ?7が7回なら?」というように、十の位と一の位を別々に考えてみてもらったりもします。
そして、それを尋ねると、ほとんどの子が結構すんなり答えてくれますし、それを合わせる方が遥かに速く正確に計算の答えが出ているのです。

にも関わらず……なぜかそっちの考え方に切り替えようとする子はほとんどいないんですよね。
算数が得意な子、センスがある子であっても、ひたすらに足していったり、倍にしていったりということをし続けることが少なくないのです。

それを見ていると、無精でめんどくさがりの私は「めんどくさくないのかなぁ?」といつも思うのですが、子ども達はなんだか平気そうです。そして、その考え方が気に入っているようにさえ感じられます。

速く楽に答えが出せる方法があってもそっちに行かないのは、その子たちはまだ「その時」が来ていないってことなのかもしれないなぁと思ったりしています。

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