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2010年10月31日 (日)

ある意味予定通りか・・・。

連休3日目。
昨日がんばったので、今日は使いものにならないかも…と思っていましたが、筋肉痛はまだ大したことはなく、もしかして明日とか明後日とかに来るんだろうか?とちょっとドキドキ…。

目覚めたときから曇っていましたが、お昼にはもう雨が降っていて、一気に外に出る気がなくなりました。
まあ、もともと今日は外出しなければならない予定もありませんでしたので、とりあえず今日の目標(?)は衣替えということにして、それだけはなんとか済ませることができました。

しかし…昔を思えば服の数も随分減っているのですが、それでもまあ、唯一の趣味みたいなところもあり、更に高いものをほとんど買わないので部屋の広さから考えるとまだまだ服の数は多過ぎるんだろうなと、衣替えのたびに思います。

全く傷んでいないけど、もう何年も着ていないもので、まだ処分する決心がつかないものも少なくありません…。
これを思い切って処分したらすっきりするんだろうなぁと思うんですけどね……。

すっきりすると言えば、押入れの奥とか棚の奥とかにしまいこんであるようなものを、ごっそり捨ててしまったら何か困ることがあるのかなぁ?と、ちょっと考えてしまいます。
見ずに捨てれば、案外何も困らないのかもなぁと。
でも、そんな勇気はなくて、ひとつひとつ見てしまうと結局捨てられなくなるんだろうと思いますが。

なんというか、この雑然とした部屋にいると……いいものを少しだけ、本当に必要なものだけ、そんな生活に憧れる今日この頃です…。

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2010年10月30日 (土)

すっきり♪

実はもう何ヶ月も前から、処分したいなと思っていたものがあったのですが、壊れているわけではなく、またゴミに出すにも若干大きかったり、仮に粗大ゴミに出すとしても事前に連絡しなければならないし、壊れてないものをゴミというのはどうなんだ?と、結局あれこれ考えては延ばし延ばしになっていました。

ですが、今年もあと2ヶ月ほどになり、その上思いがけない秋休み。今回こそ処分しようと心に決め、以前ネット検索で見つけていた業者に問い合わせをしようと思い、再びネットで業者を調べようとしました。

以前は「不用品回収 神戸」とかで検索したのではないかと思うのですが、たまたま「不用品回収 口コミ」という検索ワードがあったので、それで検索してみました。

すると、な、な、なんと!検索でも上位に出てくる、まさに私が問い合わせをしてみようと思っていた業者が、もしかするととんでもない悪質業者かもしれないという可能性が浮上しました…。

業者のサイトを見る限り、そんな気配は全く感じられないのですが、偶然見つけたサイトに書かれたたくさんのコメントを見る限り、どうやら信憑性はかなり高そうな予感…。
しかし、こうなると困りました…。
消費者センターなどでも毎年かなりの件数の被害の報告があるということもわかり、悪質な業者はそこだけに限らないようだということも判明…。
こうなると、一体どこに頼めばいいのよ…とちょっと暗礁に乗り上げかけました。

大物以外にもこまごまと処分したいものがあり、まとめるとそこそこの量になりそうだったので、一度に持って行ってもらえるところで、まだ使えるものはリサイクルに回してくれそうなところをと思っていたのですが、こうなると何を信じていいのやら…。

兄や知人に車を出してもらうことも考えたりもしましたが、もしある程度安価で一度に処分してもらえるところがあるなら、その方がいいなぁと、半ば諦めつつももう少しネットをうろうろしていました。

そんな中、私が人のことを言えた身ではないのですが、まあ、言ってみればうちのホームページのように、個人が作ったのが丸わかりというか、ちょっと時代遅れというか、垢ぬけないというか(もしご覧になったら怒られそうですが…)そんなサイトを見つけました。
おまけに、何ヶ月かに1回ぐらいしか更新してはいないものの、ブログも書いておられ、その内容からしても、少なくとも「悪質業者」ではないに違いない!と問い合わせをし、今日の夕方に来てもらうことになりました。

自分の頭ではあれとこれと…と思っていた以外に、「うわ、こんなものが!」と思うようなものが物置になっているバスタブの下の方や奥の物置の角などから続々と…。(汗)
電話で話した1.5倍かそれ以上にはなったのではという感じで、最終いくらって言われるんだろうなと…。

メールでも電話でも胡散臭いところは全くなかったものの、とりあえず実際に来てもらって最終いくらって話になるのか、さんざん悪質な業者の手口なども読んだ後だけにちょっとドキドキしました。
しかし、約束の時間の少し前に現れたのは優しそうな、押しの弱そうなお兄さんでした。(笑)(お兄さんと言っても、その方が経営しておられるようなのですが。)

荷物を運ぶのを手伝ったことや、まだ使えるものがあったことなどで、私は何も値切っていないのに、お兄さんしばし思案の末、若干ながら当初言われていたより安くで引き取ってくれました。というか、当初の予定より荷物が増えているにも関わらずですから、なんとも良心的。

悪質業者の話を読んだ後だっただけに、なんて安く一気にすっきりできたんだろうと、とてもありがたい気持ちになりました。

その後はホームセンターまで行って、再び教室に戻り、とりあえずこの連休中にしたいと思っていたことはほぼ全て完了させました。
我ながら今日はよく働いた気がします。(既に全身筋肉痛になりかけていますが…。)

なかなか有意義な連休2日目でした。

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2010年10月29日 (金)

多分本当は。

小さな子ども達を見ていると、しみじみ感じることがあります。

私の教室は諸事情により、2年前から幼児さんはほとんどいなくなってしまいましたが、今も僅かながら来てくれている就学前の小さな子達がいます。

そういう年代の子たちとレッスンをすると、ほとんどの子が本当に真剣な顔つきで課題に取り組み、多分うんと頭を使ってくたびれただろうなと思うのですが、これがまたほぼ例外なく、終わった後にとても楽しそうなのです。

ぴょんぴょん跳ね回る子、饒舌になる子、ニコニコする子、どんな表現かはそれぞれ違うものの、すごく楽しい時間を過ごした後のように見えます。

そして、改めて感じるのです。
本来、学ぶことっていうのはこんなに楽しいことなんだなぁと。

自分の知らなかったことを知る、自分のできなかったことができるようになる、そんなことって本来とても楽しかったり、嬉しかったり、心地よかったりするものなんだろうと思うのですが、決められたカリキュラムで、自分の興味に関わらず勉強しなければならなくなり、更にそれをテストされ、成績によって評価され…となっていくに従って、純粋に「楽しい」と思える機会がどんどん減っていくのかもしれません。

実際、私は学校に通っていた頃、ずっと勉強を好きだと思ったことはほとんどありませんでした。(強いて言えば、大学に通っていたときは自分で希望した学部に進みましたし、必修ではなく自分で選択した授業などは楽しいと思ったような気はしますが。)

そして、私が中学の頃からずっと一貫して英語が苦手で避けてきましたが、かなりくだらない動機で最近英語の勉強を再開したところ、テストがあるわけでもなく、誰に評価されるわけでもないこの状況なら、英語も結構楽しく感じられるのだなという発見がありました。

子どもの頃は何か本人が熱中できるものをとことんさせてあげるのがよいという話はよく聞きますし、例えば、恐竜好きだったり、ウルトラマン好きだったり、大人からするとそんなの極めて何になるの?と思うようなものが対象であったとしても、子どもの頃に何かをとことん極める経験をした子どもは、そのときの経験、頭の使い方などをいずれ他のことにも応用できるようになるという意見は納得がいきます。

そういうことも含めて、特に小さいうちは「楽しい」と感じられることをたっぷり経験させてあげることがとても大事なんだろうなと思います。

そして、その「楽しいこと」の中にずっと「学ぶこと」が入っていたら、その人生は素晴らしいものになるだろうなという気がします。

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2010年10月28日 (木)

10月のレッスンが終了しました。

今日は書きたいと思っていたことがあったのですが、だらだらしていたらもうすっかり日付が…。
明日、明後日は通常レッスンがお休みですので、忘れなければ明日にでも、今日書きたいと思ったもののどう書くがまとまりきっていない話題を書きたいと思います。

先日、ある本を読んで、書かれている内容に興味を持ち、ネットで関連のサイトを見たら、ちょうど明日明後日にそのワークショップが東京であることを発見しました。
ただ、もともとかなり出不精なのに、東京まで行かねばならない上に1泊しなければならず、おまけに朝10時から始まるということもあり、更に30日は私がネットで探した限りでは高すぎず安すぎずのホテルが見つからず…。
ぐずぐずしているうちにいつものパターンに陥り、今回は諦めました…。(はぁ~~。)

ただまぁ、そのワークショップ自体私にとっては相当費用がかかるもので、それに新幹線の往復と宿泊代となると、優に10万を超すこともあり、尚更決断しきれなかったのですが…。

まあ、ご縁があればきっと近い将来行けるだろうと思っています。

明日はようやく気温も上がりそうですね。
祝日でもないのに金曜にお休みということは本当に滅多にないので、何か有意義に…と言いたいところですが、明日は多分出勤しているだろうと思います。(まあ、それでしっかり仕事をすれば、それが最も「有意義」なのかもしれませんが。)

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2010年10月27日 (水)

ちょっと面白い。

子ども達とレッスンをしていて、時々気づくことがあります。

教室を始める前は塾講師もしていましたが、女性にはありがちな「空間図形」の類は全般に苦手というタイプに私もばっちり当てはまっていました。

ただ、中学生などに授業をしなければならないため、発泡スチロールやら消しゴムやらを立方体に切って実際に切り落とした断面を何度も確かめたりしつつ、どうにか授業をしていたこともあり、全くお手上げというほどではありませんでしたが。

それでも、教室を始めることになって、今メインで使っている教材を全て自分でひと通り解いてみようとしたとき、縦、横、高さの3方向の座標で位置を表す問題で、積木が積まれている色々な頂点の位置を座標で表すという問題がどうしても今一つわからず、解答から推測するとこういう風に考えるんだなと、半ば無理矢理納得したような問題がいくつかありました。

しかし、その後レッスンを重ねるにつれ、あのとき一体この問題のどこがわからなかったんだっけ?と、そのとき自分が何を悩んでいたのかが今一つわからなくなりました。(つまり、その問題を迷わず解けるようになったということなのですが。)

まあ、幸い、自分がどうもわかりづらかった記憶はあるので、そこで苦戦する子にはどんな手助けをするといいかの見当がつけやすいということはありますが、ちょっと面白いなと思うのです、当たり前にできるようになると、「なぜわからなかったのか」が「わからなくなる」という感覚が。

子ども達を見ていても、そういうことってあるんだろうなと思います。
あるとき大苦戦して、今はその時期じゃないのかなとひとまず後回しにしたような問題を、しばらく経って再びやってみてもらうと、まだ学校では全く習っていないようなことでも、苦もなくできるようになってしまうことがしばしばあります。

そして、すらすらできるようになったことは、なぜあんなに苦労したんだろう?と不思議に思っているように見受けられることもしばしばあります。

本当の意味で「できる」ようになると、その感覚が当たり前になってしまうということなのかもしれないなと思います。

まあ…私の場合は、最近の脳の衰えっぷりを考えると、一旦できるようになっても、今後それを維持する努力が必要になってくるわけですが…。(汗)

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2010年10月26日 (火)

寒波襲来

今日から数日間急激に冷え込むという週間予報だったので、今日はヒート○ックに薄手のセーターにダウンベストで出勤しました。
ヒート○ックの威力なのか、少なくとも教室にいる間は全く寒いと思わなかったのですが、今日はレッスンに来る子来る子が「寒~い!」だの「めっちゃ寒い」だのと口々に言いながら登場しました。

子ども達がそこまで言うほどですから、かなりの冷え込みだったのでしょうね。
そして、何よりすごい強風で、レッスンしていても外でバタンバタンと何かが落ちるような倒れるような音が何度も聞こえていました。
明日は一層冷えるそうですね。まだ完全に衣替えを済ませてはいませんし、数日でまた秋の気候に戻りそうですから、とりあえずあと2、3日どう乗り切るかって感じですね。

どうやら風邪をひいている子、体調を崩している子も増えてきているようです。
そこに来てこの寒さですから、子ども達の体調も心配ですね。(私も気をつけなくてはですけど。)

皆さまもくれぐれもご自愛ください。

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2010年10月25日 (月)

なぜか満腹な1日…。

昨日出勤していたので、今日はお休みを頂いていました。

そして、誘ってもらって、今日は珍しくお昼に友人宅にお邪魔していました。
友人の美味しい手料理でランチを頂きつつ、女3人話に花を咲かせたのですが、なぜかずっとお腹が重い感じがあって、せっかくのお料理も少ししか頂けず、なのにずっと満腹感があり、夕方帰宅してもそのままお腹が…。

晩になってもお腹が空いたという感じがなかったのですが、今日食べないとというものがあったので、あまりお腹のすかぬまま晩ご飯。
結局また苦しさが増し、しばし横になったらそのまましばらく眠っていました…。

日曜の晩実家に行って帰ってくると、大抵いつもお腹が重くてしばらく苦しいままなのですが、今日は結局その状態が丸1日続いていたような休日になってしまいました…。
量はそんなに食べていないんですけどねぇ…。

ひと眠りしたら(実は既に明け方…)随分楽になりました。
また1週間、しっかりレッスンしたいと思います。今週で10月のレッスンも終わるんですねぇ。早いなぁ。

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2010年10月24日 (日)

やっぱり子どもって最高。

今日は1件体験レッスンがあり、出勤していました。
1年生の男の子が2人来てくれたのですが、全くタイプの違う2人と楽しく1時間レッスンをさせてもらった後、おうちの方と少しお話をさせて頂くということで、彼らは一緒にいらしていたもうお一人のおうちの方と先に外に出ておくことになりました。

挨拶をしてドアを出て行こうとしたとき、1人の子が突然、何かを思い出したように言いました。

「あ、ねえ、歳いくつ?」

体験レッスンで帰り際にそんなインタビュー(?)を受けた記憶はあまりないのですが、1人がそう言うと、もう1人もそう言えばそうだったと言わんばかりに

「ねえ、いくつ?」

と一緒になって尋ねます。
どう答えようかなぁと思いながら、おまけにおうちの方の年齢は伺っていませんでしたから、「同じぐらい」というと失礼になるかもとも思いつつ

「う~ん、お母さんと同じぐらいかなぁ?お母さんの歳わからないけど…。」

そう答えると、まあ子どもは正直なので

「えっと、お母さんの歳はねぇ、○○歳!」

そう答えました。
「同じぐらい」と言っても許される範囲でいらしたのでひと安心しつつ、

「うん、おんなじぐらい。」

改めてそう答えると

「え?じゃあいくつ?」

そう聞き返した次に1人の子がこう言いました。

「あ!じゃあ、お母さんより大きいから、お母さんより年上や!」

もう、ほんと最高!
そういう感覚って子どもにしかあり得ない!!

その昔、まだ塾講師だった頃、1年生の子達が「先生、いくつ?」と尋ねてきて、軽い気持ちで「う~ん、みんなよりちょっと年上かなぁ。」と答えると(まあ、今よりは10歳ぐらいは若いころでしたけど、「ちょっと」というのはもちろん大ウソです。)、次の瞬間

「12歳?」

そう聞かれたときの感動を思い出しました。
そうだなぁ、1年生にとっては12歳って自分たちの年齢の倍なんだもんなぁと。

今日の発言も、自分達より背が高い人は自分達より年上という感覚から出ているんだろうと思うと、もう可愛くて仕方ありません。
(「大きいから」と言われる前に、「お母さんよりおばあちゃんに見える」とか言われたらショックだなぁと思ったのは内緒です。(をい))

大きいから年上かぁ。
ああ、ホント、子どもって素敵。

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2010年10月23日 (土)

「むずかしいけどたのしい。」

今日のあるレッスンで1年生の女の子が言いました。

「こっち(うちの教室)の方がずっとむずかしいことしてるけど、学校よりこっちのほうが好き。」

学校でやっていることはうちでやっていることよりずっと簡単でつまらないらしいのですが、彼女は「こっちのほうがわかりやすい」とも言ってくれました。

教室に来てくれている子たちがしばしば、学校の算数は簡単すぎてつまらないと口にしますが、その言葉を聞くたび、少し複雑な気持ちになります。

もちろん、教室に来てくれてがんばってくれている子の中にも、算数が苦手な子はいますから、みんながみんな学校の算数が簡単でつまらない、退屈だと思っているわけではありません。

ただ、少なくない子たちが学校の授業を退屈に感じるのは、少し申し訳ない気持ちになります。(もちろん、先取りでやり方を教え込んでということはしていないつもりですが、子ども達がそれぞれにがんばってくれると、結果的には学校で習う前にできるようになっていることが多いので…。)

でも、少し違うことも感じます。
指導要領の改訂もあり、徐々に学習内容が増えてきているようですから、これまでよりはもう少し内容の濃い授業になるのかもしれませんが、「むずかしいけど楽しい」と言ってくれる子がいるように、子ども達は何も、簡単なことばかりしたいと思っているわけではないと思うのです。

実際、レッスンをしていても、難しくて泣いてしまうことだってありますし、泣かないにしても本当にうんうん唸って1問に長い時間をかけるということは珍しくありません。
苦労しながらも一所懸命考えて解けた達成感、そういうものが積み重なって自信になり、もっとやりたい、また次もがんばろうと、そんな風に思ってくれる子が少なからずいるのではないかと感じます。

難しい問題を粘り強く考えて解けたときの快感は、経験した子でなければわからないでしょう。
そして、それをみんなに感じさせるには、人数も多く、みんなに同じ進度で指導しなければならない学校という環境ではかなり難しいだろうとも思いますから、学校の先生方を非難するつもりも全くありません。

私にできることはとてもとても限られていますが、一人でも多くの子が「算数って面白い」とか「考えることって楽しい」とか感じてくれるといいなと思います。

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2010年10月22日 (金)

むむむ・・・。

今日は子ども達みんないい感じで、金曜にしては大きな声を出すこともほとんどなく、「怖い私」になることもほとんどないまま、無事終えられました。
ありがたいことです。

しかし…なぜか2日ほど前からずっと喉の奥の方が風邪っぽいんですよね…。
ここのところはうたた寝することもなく(そういえば、やたらと眠かった時期を過ぎたんだろうか?)、睡眠時間が足りていないこともなく、疲れているということもないんですけど…。

明日はレッスンが多い土曜なので、悪化しないようさっさと寝ることにします。
それにしても、もう10月も22日なんですね。
今月は金曜、土曜が5週あるのですが、なぜか土曜のレッスンが休みという意識はあったものの、金曜がお休みということに気づいておらず、今日保護者の方に「来週お休みですよね?」と言って頂いて思い出した始末…。(反省)

思いがけずプチ連休になるかもしれず、なんとなく得したような気分になりました。

このところ、風邪をひいている子、体調を崩している子がぽつぽつ見受けられますので、皆さまもどうぞご自愛のほど。

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2010年10月21日 (木)

久しぶりにやたらとどんよりだった日。

これまでにも何度か書いたことがありますが、その日の最初のレッスンで子ども達の調子がいいと、その日1日調子のいい子が多く、最初のレッスンで不調の子が多いと、その後も不調の子が…ということがしばしばあります。

このところ、運動会も終わり、涼しくもなり、割と平和な感じのレッスンが続いていたのですが、今日は1コマ目は比較的平穏に過ぎたものの、次のレッスンで明らかに疲れて不調な子がいました。普段の頭の切れや冴えがほとんど感じられず、う~ん、どうしたんだ?という感じだったのですが、すると、次のレッスンではそれが更に2人に伝染。表情からして明らかに調子がおかしくなっているのが見てとれるほどでした…。

幸い、2人ともなんとか途中で持ち直してくれましたが(1人はかなり終盤近くなってようやくでしたけど…。)、ホント、何だったんだろう…というぐらいどこかにはまりこんでいる感じでした。

でも、不思議なんですよね。
子ども達の顔を見ていると、あ、今おかしくなっているなというのが結構はっきり分かることが多いのです。(まあ、疲れていたり、眠かったりするときの顔も同じような表情の場合もありますが。)
そういうときは敢えて大きめの声で声をかけたり、顔の前でパタパタ手を振ってみたりするのですが、そういうときにスッといつもの状態に戻ってきてもらえるような技を体得したいものです。

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2010年10月20日 (水)

なんかちょっと嬉しかった。

教室の子たちと植木算の学習をするとき、先日リニューアルしたミニチュアの木を使ったり(その前までは木が平べったかったのですが…)することもありますが、時々、手の指を使って見せることがあります。

例えば、片手をパーの状態で見せて、「指何本?」と聞くと、まあほとんどの子が(何聞くねん?)というような表情をしつつ、「5本!」と答えるので、「指と指の間は?」と尋ねます。
すると手をじっと見てから「4つ!」と答えるので、次は例えばVサインをして「指何本?」と尋ね、「指と指の間は?」とまた尋ねます。
そんなやりとりを何度かすれば、指と間の数は1つ違いで指の方が多いことが実感できます。

その方法で以前植木算の学習をした3年の子が、今日久しぶりにおさらいでまた植木算の問題を1問考えることになりました。
おさらいは基本的にまずはその子の様子を黙って見ていますので、その子にもプリントを渡して様子を見ていました。

すると、初めは全体の36メートルを間隔の3メートルで割って12と出たのをそのまま答えに書きました。私が○をしないので、「え?違うん?」と言ってきたところで、「36メートルを3メートルで割ったら木の数なん?」とだけ尋ね、またしばらく様子を見ていました。(私はその子の方を見ていない風にして、視線の端っこで様子を見ていたのですが。)

そのとき、思い出したようにその子が自分の左手を出して、しばらくそれを見つめているのが見えました。
そして、小さく「ああ!」という反応をして、「13本」と答えを書きました。

その問題を考えたとき、手を見て考えたことを思い出してくれたことがなんだか嬉しく思いました。
よりインパクトを残すには、指人形形式でフェルトか何かで指にはめられる「木」を作るっていうのもいいかもしれませんね。(この前、「木」をリニューアルしたところではあるのですが…。)

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2010年10月19日 (火)

写真にとればよかった。(どうでもいいことなんですけど。。。)

今日のとあるレッスンでのこと。
その時間は普段は3人の子が来るのですが、今日は1人が学校行事でお休み。
私のほかに6年の男の子、5年の女の子でのレッスンになりました。

何気なく足元を見ると…。

3人とも同じぐらいの大きさのアーガイル模様の靴下を履いているのを発見!

6年の子はくるぶし丈の短いソックス。
5年の子はハイソックス。
そして私はニーソックス。(年齢を考えろという話は聞き流すことにして…。(汗))

丈も色も違うのですが、柄の大きさはみんなほぼ同じ。揃ってアーガイル。
そんなことって滅多にないなと、なんか1人で驚いていました。(子ども達にも言ったところ、「ほんまや!」と一緒に驚いてくれましたけど。)

子ども達だけだと、たまにみんなボーダー柄とかで揃うことはあったような気がしますが、自分まで入って、おまけに男の子もいて、アーガイルでお揃いってかなりすごい確率のような気が。
何かいいことがあるんでしょうか?(え?違う?)

すみません…最近またどうでもいい話題が続いているのは分かっているんですけど…。
精進します。(汗)

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2010年10月18日 (月)

パソコン退院。

今日は体験レッスンが1件あったので夕方に出勤し、そのまま少し残って仕事をして帰宅しました。
普段よりは早目の晩ご飯を食べて、ひと息つきかけたところに携帯が鳴り、パソコンを入院させていた兄が作業完了でこれから届けてくれるとのこと。

ちょうど1週間で手元に戻ってきたわけですが、その間古いパソコンでなんとか暮らしていました。
そして、直してくれたパソコンの線をつないでくれながら、「うちのより速くなってしまいました」と兄がひと言。
聞いても私には今一つわからないのですが、メモリとハードディスクだけでなく、CPUとやらも交換してくれたとかで、確かにこれまでとは比べ物にならないほど速いです。

これで当分は自宅のパソコンは快適に使えそうです。ありがたい。

入院させる際、まあ、それは私もそんな気はしていたのですが、ファンが回りっぱなしだから、すごいホコリだろうと言われました。
戻ってきたパソコンはファンの音が随分静かになっています。ホントにごめんよ、パソコンちゃん…。(苦笑)

1週間、リスニングしかしていなかった英語もようやく再開できます。

これまで、何をするにもパソコンの動きが遅く、必要以上に時間を取られていたのですが、お蔭でメールもネットも少し時間短縮もできそうです。

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2010年10月17日 (日)

あっという間に5ヶ月。

頭を怪我してから早5ヶ月近く経ちました。
頭を怪我した直後、髪の毛を一部剃られたり、一部の髪が激しくもつれたり、髪に色々問題が生じたので、20年来お世話になっている美容師さんのところに行くつもりが、なかなかタイミングが合わず、結局ようやく今日5ヶ月ぶりに行ってきました。(頭を怪我する1週間前に美容院に行ったところだったので。)

傷の部分が後頭部で自分では見えにくいこともあり、普段ほとんど見たことがなく、今もその部分の髪がどうなっているのかよくわかっていないのですが、美容院に行って美容師さんが「うわぁ、伸びましたねぇ。」とひと言。
そうなんですよね。パーマが伸び切ったということも多少あるにせよ、どう見ても5ヶ月で伸びた長さとは思えないぐらい伸びている気が…。

で、剃られた部分の髪がどのぐらい伸びているか尋ねると、「う~ん、6センチか7センチぐらい伸びてるんじゃないかな。」と。
それってすごい伸びっぷりのような気が…。
もしかして、非常事態だ!ってことで、普段以上に髪の毛ががんばったってことでしょうか?(そんなことあるかな?)

怪我の後、激しいもつれを無理矢理梳いたりしたこともあって、毛先も痛んでいたので、10センチ近くカットしてパーマもかけ直してもらったら、なんだか随分髪が短くなりました。そして、なんだか頭も軽くなりました。
ちょっとすっきり。
と言っても、人が見たらあまり変化がないかもしれませんけど…。

朝晩は寒いぐらいになってきましたね。
今日は私はなぜか1日胃の調子がすっきりしないのですが、皆さまもご自愛くださいませ。

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2010年10月16日 (土)

うわ!

すいません!!昨日更新し忘れていましたね…。
いや、帰ってきて更新しなくちゃと思っていたのですが、例によってそのまま夢の世界に入ってしまったようで、自分では更新したつもりだったのですが、何書いたっけ?と今(既に日曜が終わろうとしていますが…。)確かめて愕然…。
ボケもここまで進んだのかと尚更不安な今日この頃です…。(汗)

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2010年10月15日 (金)

ホント感心する・・・。

うちに来てくれている子達は、もともと算数が大好きな子、算数のセンスが抜群の子から、算数に関しては平均的かややしんどい子まで、かなり幅広く色々な子がいます。
もちろん、ほとんど全ての子が、来てくれたときより伸びていってはくれますが、やはり個人差はにあります。

小1のときに来てくれたある男の子は、来てくれたときから算数のセンスが抜群で、本人も算数が大好き。(どうやら算数だけではなく他にも色々なことが好きなようですが。)
これまでにも何度も驚かされ、感心させられてきましたが、今は5年生になった彼は、夏頃に中1の内容に突入しました。
しかし…これまでのところ、ほぼ全く説明するところがありません…。

もちろん、×や÷を省くとか、文字と数は数を先に書くとか、そういうルールのようなものは確認しますが、それ以外はこれまでほとんど何の助けも必要とせず(ごくごく僅かに、最初の1問だけ解いてみるとか、最低限の確認だけをするとか、本当にそれしかしていないのです…)あっという間に正負の数を過ぎ、文字式の中盤も過ぎました。(彼も週1回1時間だけのレッスンです。)
間もなく方程式に突入しそうですが、これまでの様子だと方程式も難なく解いてしまいそうな気がします。
どう考えても、比例・反比例は彼にとって苦労する要素がない気がしますし、このペースでいくと、5年生が終わるときに中1内容が終盤になっている可能性もないとはいえません。
すごいペースです…。
もちろん、無理に早く進めようとしたことはなく、おまけにワークブックだけをやっているのではなく、別の思考系の教材やパズル系の教材などもやりつつ進めてきた上でのことですから、本当にすごいことです。

ただ、彼の場合、本当に楽しそうなんですよね、算数や数学を解くことが。(パズルとかはもちろん大好きですけど。あ、それに、工作なども相当好きなようですし。)
見ていてなんだか羨ましくなるほどです。

さて、10月も早半分が過ぎようとしていますね。運動会シーズンも過ぎ、まだ音楽会が控えてはいますが、涼しくなり、体力的にも随分楽になったと思いますので、子ども達もますます力を発揮してくれるといいなと思います。

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2010年10月14日 (木)

改めて感じたこと

ある保護者の方から宿題の中のある問題について、考え方のお尋ねメールを頂きました。
それは

(40+95)×12=40×□+95×□

この問題で、それが宿題になっている子はまだ3年生。
保護者の方からのお尋ねは「まだ分配法則は習っていないですよね?どうやって考えるのですか?」というものでした。

確かに、これは分配法則ですし、左辺と右辺が反対で出題されていれば、結合法則ということになるのでしょう。
ですが、もちろんまだ低学年の子達にそんな法則や公式の類を教えることはありません。
でも、上記の式は問題の意味を考えれば、何の計算もしなくても、ある程度掛け算を理解した後であれば解くことができます。

実際、教室の子達はこれらの問題を早ければ2年生、遅くとも4年生で解きますから、中学で習うとか、中学受験準備で習うとかいうテクニックで解くわけではありません。

ですので、考え方(というほどたいそうなものでもないのですが)を保護者の方にお知らせしたところ、思いがけず大変感動して頂きました。とてもすっきりしたともおっしゃって頂きました。

私がお伝えしたのはただ単に、上記の式の意味を考えてもらえばいいということと、左辺は40と95を合わせたものが12個あるという意味だから…というようなことだけです。
言われてみればなんでもないことなのです。

でも、確かにそうなんですよね。
自分の頭で考える前にやり方を教わってしまうと、大抵の場合はそのやり方で解いて答えを出してしまうのだと思います。それ以上深くつっこんで考えるという子はごくごく限られているのではないかと。
私自身、小中学校で公式として教えられて、深く考えずその通りに解いてできたというようなものは、そのまま深く考えもせず大人になりましたので、教室を始めてから改めて気づくことがたくさんありました。(今でも時々気づくことがあります。)

例えば、分数の大きさ比べをするには何はともあれまず通分!という感じになってしまっていたのですが、分数をまず大きさの感覚から入るという指導をするようになってから、問題集などの問題を改めてみると、通分しなくても大きさの違いが見ただけで分かるものが少なからずあることに気づきました。

分数÷整数などでも、これまでは機械的に割る数を分母にかけて約分…というのが当たり前と思っていましたが、問題によってはそもそも普通の割り算と同じ考え方で解けるものがあったりすることにも改めて気づきました。(例えば、7分の6÷3であれば、7分の1が6個あるので3で割れば当然7分の2になるというような意味です。もちろん、この程度は分母にかけて約分でも計算する前に約分でも時間的に対して変わらないと思いますが、テクニックとして答えが出せるということと、実際6つあるものを3つに分けているのだと気づくこととにはやはり何か違いがあるような気がします。)

そんな気付きがこれまでにたくさんあったのですが、結局私自身、子どもの頃に自分の頭で考える機会を与えられないうちにやり方を教わってしまってきたということなんだろうと思います。

たまたま今日、3年生の子が分数の約分や通分に通じる考え方を必要とする問題を考えていました。
分子と分母が同じ割合で何倍になるかだと言ってしまえば、ほんの数分で全部解けるような問題です。
ただ、それを習ってしまえば、その子は大きさを比べることもなく、実感もないままに答えだけが出せることになります。
いずれにせよ近い将来どこかでそれを習うのは間違いないので、今日は本人が決まりに気付くまではずっと図を描きながら考えてもらいました。
その子はうちに来てくれる前にかなりの量を詰め込まれるような形式の勉強をしていたこともあり、図を描きながら時間をかけて1問1問進んでいくのがつらいのか、何度も「どうやるの?」と尋ね、「やりかた教えて!」と何度も尋ねました。
でも、図を描けば時間はかかっているものの、1問ずつきちんと解けているわけです。それに、まだ3年生です。
だから敢えて、「やり方だけ教わっても仕方ないやん?図を描いたらちゃんと解けてるんやし、自分で気付くまで教えない。」と答えました。

学校などで先に習ってしまうより先に教室で、子ども自身で気付ける機会をできる限り増やしたいなと、改めて感じました。

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2010年10月13日 (水)

興味深い反応

子ども達とレッスンをしていると、時々、へぇ~、そう思うのかとか、ふ~ん、そんな風に考えるのかとか思うことがあります。
私自身、どうも大人になりきれていないところもあり、また、親になったことがないこともあって、歳をとっている割には子どもの感覚をある程度理解できる方なのではないかと思うのですが、それでも子どもたちは、私が全く予想もしなかった反応をすることがあって、そのたび新鮮に感じます。

そのひとつが、つい先日のレッスンでもありました。
それはこんな問題を考えてもらっているときのことでした。

「重さ80gのコップに水を190g入れて、さとうを20g入れると、全体の重さはどれだけになるでしょう。」

問題を読みかけて、その子が言いました。

「え?80gのコップに190gも入るん?」

実は、この反応、これまでにも何人もの子が同じようなことを言ったことがあるのです。
初めてそれを言われたときは、へ?と思ったものですが、そんな発言をする子たちは、既に学習した嵩の感覚と混同してしまっているのではないかと思います。80ミリリットルのコップに190ミリリットルは入りませんから。

そういうときは、「コップの重さが80gなだけで、お水が80gしか入らないってことじゃないよ」などというと、自分の勘違いに気づくようですが、大人になってしまった私には全く予想しない反応だったなぁと感じました。

あと、これも何人もの子が同じような反応をしてきたのですが、概数の学習で、駐車場にある時間車を停めた場合の駐車料金に関する問題があります。
問題では、2時間までは300円で、その後30分ごとに100円ずつ加算される設定になっているのですが、その問題の最初の1問が32分(だったかな?何しろ30分台)停めた場合の料金を問うものになっています。

すると、しばしば、考えた末「80円ぐらい?」とか「150円?」とか、とにかく300円より安い料金ではないかと考える子が現れます。
2時間で300円だったら、30分ぐらいならその4分の1ぐらいとか、半分ぐらいとか、とにかく少し安いはずだと考えるようです。

まだ小さい子たちなので、タクシーのメーターの話などをしてもあまり実感があるわけでもなく、タイムパーキングなどを利用するご家庭でも、子ども自身が料金を払うことはまずないわけですから、やはり実感はないようです。
そこで、公衆電話のことを尋ねてみるのですが、今時、公衆電話自体がかなり珍しい存在になってきており、おまけにお金を入れて電話をかけるという経験をしたことのある子となると、それこそかなり稀なようです。
(これに関しては、どの例も知らない子には説明するしかないので、たとえ僅かな時間でも停めたら2時間以内なら300円かかってしまうのだという話をすれば、大抵あとは自分で考えてくれますが。)

こういう感覚って、日常生活の中で自然と身につける機会、経験する機会があると、やはり実感がある分強いですよね。
また、こればかりは子どもの性格にもよると思うので、そう仕向けるのはなかなか難しいとは思いますが、好奇心旺盛で色々なことに興味を持つ子は、学年が上がるにつれ力を発揮してくることもあるような気がします。

ちなみに、コップと砂糖と水の問題は、時々、とかすと重さがなくなるのではとか、軽くなるのではと思う子もいるようですが、実は……この疑問は私自身、この問題を最初に目にしたとき一瞬感じたことだったりもします…。(汗)
体積は変わっても、重さは変わらないんだったな、そういえば…とちょっと焦ったものです。(苦笑)

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2010年10月12日 (火)

すごい偶然。

私がその昔、夜な夜なniftyでチャット部屋を開いていたことは過去にブログに書いたことがあるかと思います。
まだ独立する何年も前、今となっては一体なぜにあそこまではまったんだろうとしか思えないのですが、友達たちとほとんど欠かさず毎晩、昔懐かしい「テレホーダイ」タイムに入るとすぐから何時間も話をしていたものです。

しかし、何年かして(私の記憶にはないのですが、友人の記憶によるとその頃niftyのチャットのシステムが変わって使いにくくなったようで)だんだんと集まる人数が減り、そのうち勤めていた塾の仕事もとても忙しくなって、自然消滅的にチャットをしなくなりました。

そして、最近の私の記憶の衰えは先日来何度かブログにも書いている通りで、ホント記憶喪失なのでは?と思うぐらい忘れていることも少なくないため、チャット時代の記憶もかなりの部分消えてしまっています。(かれこれ10年ぐらい前ですし。)

そんな折、突然昨晩1通のメールが来ました。
ハンドルネームは見覚えがあったのですが、部屋の常連とまではいかない人でもあり、限りなくぼんやりとしか思い出せなかった上、私と特に親しかったわけでもなく、なんで突然?と不思議に思いました。

すると、本当に偶然に、Yoshiさんがサイトでうちの教室をリンクしてくださっているのを見つけたそうなのです。
私はチャット時代のハンドルも「TOH」でしたし、神戸にいるということなどで、これはきっととメールをくれたようです。

息子さんの勉強についてネットで色々見ていて見つけたとのことでしたが、さすがに何百も何千もサイトを見て回られたわけではないでしょうから、やはりこれはすごい確率だなぁと。
そもそも、yoshiさんは神戸どころか関西の方ですらありませんから。

すごい偶然に驚いていると、なぜかさっき、やはりチャット仲間の一人から突然連絡がありました。
一体なぜ?(苦笑)

でも、こんなに時間が経っても思い出してもらえて、メールまで頂けることはとても幸せなことだなぁと思います。(かなりどうでもいい話ですみません…。昨日PCやらipodやらと格闘して、若干寝不足なもので、いつもに増して頭が…。)

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・・・・。

情けなさ過ぎます…。
昨日あれから気づきました…。なぜipodにデータが移せなかったかの理由が……。

ただ単に……ケーブルがきっちり差し込めていなかったというだけでした………。
というわけで、無事使えるようになりました。

ここまで機械に疎いとは我ながら悲しいものがあります…。

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2010年10月11日 (月)

パソコン入院中・・・。

もう何ヶ月も前から自宅のPCの調子が悪くて、どうにかしてと兄に頼んでいたのですが、忙しくて忘れられていたとかで、昨日実家に行ったときに改めて頼んだら、突如今日引き取りにこられてしまいました…。(汗)

それも、行くと連絡があってから30分もしないうちに来てしまったもので、とりあえず古いPCでネットとメールだけはできるようにしたものの、色々と不便なことが…。
おまけに、見てみないとどのぐらいで返せるかわからないとのことで、この不便な生活がどのぐらい続くのかも不明です…。

とりあえず、仕事のメールの送受信はできますし、ブログの更新もなんとかできますので、壊れてからどうしよう!という状況よりは随分マシではありますが、今使っているのは一度仮死状態に陥ったのを兄が生き返らせてくれたPCですので、こちらも不安といえば不安でして。

更に、英語の勉強も途中で持っていかれてしまったので、別のPCに再度インストールしたら、また1からしかできないのかもしれず、サポートに確認しようと思ったのですが今日は気づいたときは時間も遅くて…。

今日は夕方少し街に買い物に出たのですが、英語学習のためにipodかwalkmanかそういう類のものがほしいなと思って家電店にも寄りました。
一応、お店の人には音楽を聴いたりするわけではなく、極めて機械に疎いので、シンプルな機能で分かりやすくて安いものでいいと言ったのですが、そして、結構おしゃれな上に確かに値段は安かったんですが……現在それに英語のCDを移し変えることができずお手上げ中…。これがPCのせいなのか、私の能力の問題なのかも不明…。

パソコンが退院してくるまで待つしかないんでしょうか…。むむむ。

さて、連休も明けて明日からまた1週間。
しっかりがんばりましょ。

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2010年10月10日 (日)

僅かながら進歩したか?

先日来、地味に細々と英語の勉強をしていることを告白(?)しましたが、そもそも、勉強しようと思ったきっかけがイギリスのオーディション番組にはまったこと。

その番組は年に1回、何ヶ月かにわたって行われているもののようですが、いつまで続くのかもわかりません。
偶然、3年前にポール・ポッツさんの予選からの動画を見てその番組を知り、翌年すっかりはまりました。(スーザン・ボイルさんが世界中で有名になった年です。)
今年はあまり話題にはならなかったようですが、私は毎週のようにネットにUPされる動画を探して見ていました。

演技自体は歌でも踊りでも大道芸やマジックでも、見ていればすごいなとか、うまいなとか、おもしろいなとか思うのですが、審査員や出演者のやりとりがほぼ全く理解できず、みんなが大笑いしているところなどを見ると、ああ、なんて言ってるのかわかったらもっと楽しいだろうになぁと思ったのです。

そんなことが動機で始めた勉強ですので、切羽詰まったものがあるわけでもなく、何が何でもできるようにならなければということがないだけに、いつまで続くかと思っていましたが、今のところまだなんとか続いています。

そして、つい先日、久しぶりに過去の動画を見たのですが、ごく僅かながら変化を感じました。
まだ僅かではありますが、それでも明らかに以前より聞き取れる部分が出てきているのを感じました。
とはいえ、単語の蓄積がほとんどありませんから、聞き取れても今度はその単語の意味を調べられるようにならなければならないような状況ですけど…。(苦笑)

それに、学習ソフトで使われる一定のスピードと正確な発音というわけではなく、盛り上がる会場のさまざまな声や音がかぶってくる上で早口でしゃべる審査員たちの言葉を聞き取って理解できるようになるには、どうやらまだまだ遠い遠い道のりがありそうです。
でも、この歳になって、細々と始めた勉強でも多少変化が感じられるというのはなんだか嬉しいものです。
あくまでも趣味の一環で始めたものですから、気長に続けていけたらなと、少し楽しみが増えました。

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2010年10月 9日 (土)

華麗なる変身?

先日もちらっと書いた気がしますが、ほんの半年ほど前までは毎時間のように泣いていた女の子がいました。
真面目で決してできない子ではなかったのですが、問題がほんの少しでも難しいとぽろぽろと涙を流し、時には大泣きしという状態で、その頃は2ケタや3ケタの繰り下がりなどにも本当に四苦八苦。時間計算にも涙、また涙…。

そんな彼女が2年生になって涙を見せなくなり、それだけでなく、随分色々なことがしっかり確実にできるようになってきていました。
つい先日も、数か月前には本当に涙涙だった時間計算をさほど苦もなくやってのけ、驚かせてくれたのですが、今週のレッスンでもまた、目を見張るものがありました。

結構嫌がる子が多いところでもあり、実際のところ私も決して好きではありませんし、大人でも面倒がるのではと思う時間の足し算や引き算の単元があります。
問題によっては日時分、または時分秒の3つの単位全てが繰りあがったり繰り下がったりというようなものもあって、結構厄介なところです。

1、2枚はなんとか頑張ってくれても、それが続くと大抵は調子がおかしくなってきたり、明らかに嫌がったりということも少なくありません。

そんな内容にも関わらず、目の前の彼女は筆算だとかなりのスピードとかなりの正確さで解いていくではありませんか。
それだけでも十分驚いたというのに、暗算(式が横書きになっているもの)でも、ほとんど何もメモすることなく、次々と正解していきます。

本当にびっくりだなぁと思って見ていると、文章問題になっても、これまた苦戦する子や勘違いする子が多い問題でさえ、ほとんどひっかかることなく、手助けを必要とすることもほぼないままに進んでいくではありませんか。

そんな調子でレッスンも終盤になり、もともととても集中して、前半すごいペースで頑張ってくれるもので、終盤には頭の限界が来ることがあるのですが、そこでこんな問題が出てきました。

「2分で140メートル進みます。6分では何メートル進むでしょう。また7分では何メートル進むでしょう?」

この問題は、数量感覚の優れた子であれば、6分に関してはぱっと3倍と気付く子もいますが、勘違いで140を6倍してしまう子もいます。また、6分ができても、7分のときに140メートル足してしまう子も少なからずいる問題です。

終盤でくたびれてきていることもあって、3分で280メートルと書いているので、一度声をかけたものの、まだピンと来ておらず、もう疲れてもいるだろうしと、紙に短い線分を描いて、そこに「140m」と書いた上で「2分でこれだけ進むんやんね?じゃあ、1分でどこまで進む?」と、私としては線分の半分のところまでということに気づいてくれたら、次の段階でそれが何メートルか考えてもらおうと思っていたのですが、彼女は少し不思議そうに私を見て、「70メートル?」と難なく答えるではありませんか!

彼女はまだ2年生で、学校でようやく掛け算が始まるかというところです。教室でも間もなく割り算に入るというところですから、140の半分と考えたとしても、そこまで即答されるとは思ってもみませんでした。

ああ、本当に完全に変身をとげたんだなぁとしみじみしました。
子どもって本当にすごいですね。

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2010年10月 8日 (金)

おぉ!(あ、仕事に全く関係ないです…。(汗))

私は普段テレビをほとんど見ないもので、新聞もテレビ欄をほとんど見なくなってしまっていて、サッカーのアルゼンチン戦が今日あるとは知りませんでした…。
仕事の帰りに携帯のニュースでそれを知りました。ただ、携帯のニュースにはまだ最終結果が出ていない段階でした。

そして、今日がセリーグ最終戦で今日の試合結果次第で阪神が2位になるか3位になるかが決まるということは一応知っていましたが、それほど熱心な阪神ファンなわけでもなく、とりあえずクライマックスシリーズには出られるんだしと思いつつ、一応ニュースをチェックすると、9回裏4対4…。おぉ…。
こうなるとやはり結果も気になるというものです。(苦笑)

帰宅して、ネットとテレビのニュースをチェック。

おぉぉ!!なんと!日本、アルゼンチンに勝ったんですね!?素晴らしい。
ザッケローニ監督、真面目そうですよね、イタリア人なのに。(あれ?偏見?)
かなりいい試合だったようで、ちょっと見たかったな~と。

そして!おぉぉぉぉ!なんと!ヤクルトが延長10回表に3ランですか!?そりゃあかなり劇的勝利ですね。ありがとう、ヤクルト。(笑)

ニュースで今ちょうど来日しているラファエル・ナダル選手のインタビューがあったのですが、最後の彼のセリフがなんともかっこよかったです。
グランドスラムを達成した、今乗りに乗っているといっても過言ではないような選手なのに、次の目標はと尋ねられた彼は、「今は東京(の試合)」と答え、「1日1日うまくなっていきたい」と言ったのです。
くぅ~~、かっこいい!グランドスラムチャンピオンが「1日1日うまくなっていきたい」ですから。だからこそ、強いんでしょうけど。

というわけで、実はさっきから既にちょっと眠いもので、スポーツの話題に終始して、このまま今日の更新を終えてしまおうかと。(汗)

明日は1日雨になるようですね。世の中は多くの方が3連休のようですが、日曜まで雨が残るという予報のようで。
こういうときは予報が外れて早くからお天気が回復するといいですよね。運動会の予定の子たちも少なくないようですから。

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2010年10月 7日 (木)

慣れってすごいな。

先日来、何度かブログに書いている5年生の女の子ですが、春に来てくれたときには算数が本当に嫌いなんだなという感じで、本人の苦手意識も強く、当然自信もなさそうで…。そんな彼女が夏休みに本当によくがんばって、およそ40日で170ページのワークブックを完成させたことに大いに感動しました。(そのワークブック以外にも色々やってもらいながらの話ですから、実際にやった量はもっとありますが。)

そして、夏休みが終わり、さすがに夏休みと同じ量の宿題は出せないとはいえ、ある程度の量を出されることに慣れたところでもあったので、学校が始まり、行事が続くこの季節にも、夏休みの5~6割程度の量の宿題は出し続けていました。

その結果、9月1か月で同じく170ページほどあるワークブックの半分を終えることができ、もしそのままのペースで行けば、10月末には更に1冊完成するかもという状況になっています。
さすがに、残りの単元は面倒なものや全く初めてやるものなども含まれていますので、同じペースでというのは難しいだろうと思いますが、新しいワークを渡したときの目標が、冬休みが終わるまでにこの1冊を仕上げることを目標にしようという話でしたので、その目標より1か月以上短縮して仕上げることができそうです。

多くの受験塾のペースから考えると、まだまだ量も少ないのだろうと思います。
それでも、あれだけ算数に苦手意識があった彼女が、今ではもうほとんどそんな様子を感じさせなくなりました。高学年になってから半年ほどでそこまで変化してくれたことは、とてもとても嬉しいことです。

嬉しくて少し話が逸れましたが、タイトルの「慣れってすごい」というのは、彼女を見ていても改めて思いました。

もともと、教室を始めてから多くの子たちが、塾講師時代には想像もしていなかったペースで学習を進めていくことに驚かされましたし、一般の塾で使っているようなワークブックがやはりそれまでの私の常識の倍以上のペースで進んでいくことが多く、改めて驚いたものでした。

そして、塾講師時代には宿題の量もこのぐらいじゃないと無理かな?と思っていた量に対して、平気でその2倍や3倍の量をやってくれる子も何人もいました。

そのうち、私の中の基準も塗り替えられ、今ではそのペースが普通の感覚になっています。これも「慣れってすごい」ということなのかもしれません。(笑)
何より、子ども達が、それだけの量の宿題を出されることを当たり前と思っていることがすごいなと思います。まあ、私も軽いノリでそのぐらいはできるだろうと出すので、子どもも尚更当たり前と思うのかもしれませんが。

無理にたくさんをやらせる必要はないと思いますし、それぞれの子の興味の違いや能力の差ももちろんありますから、みんな一概には言えませんが、適量よりほんの少し負荷をかけたぐらいの量を常に与えることができれば、子ども達の限界はどんどん広がっていくのかもしれませんね。
何しろ子ども達の能力にはすごいものがありますから。

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2010年10月 6日 (水)

苦手意識

子ども達とレッスンをしていると、時々感じることがあります。
問題の与え方、与えるタイミングというのは、とてもとても重要なのではないかと。

まあ、学校や一斉指導の塾などでは、その子の成長や能力に応じて問題を変えてるというのはなかなか難しいでしょうし、子どもたちはその日のコンディションによってもかなり出来が左右されるので、どの子にも常にいい状態で与えるというのは不可能かもしれません。

それでも、最初の段階で「これ難しい」とか「こんなのできない」と思い込ませてしまうと、後々それが足かせになってしまうことがあるように感じることがあります。

つい最近も、高学年の女の子が2人、以前少しやってみたものの、難しそうだったので一旦保留にした問題集を再開することにかなり抵抗を示しました。
特に一人の子などは、既にひとつ前のレベルの問題集を全てやり終え、学校で習ったことも増え、これならできるだろうと戻ったにも関わらず、宿題に出したものをページを開いて見ることさえしなかったようです。

ですが、ここは絶対できるだろうと思って宿題に出しておいたものすら手をつけていなかったので、ややお説教モードでそこを教室でやることになり、ようやく問題を見た彼女は「あ、これならできるわ。」と……。
見れば簡単だとわかるのに、以前「難しい!」と思い込んでしまったその記憶が邪魔をし、見ることさえする気にならなかったわけです。

他の子たちも、教室でメイン教材として使用しているプリントで、時々かなり難しいものがあるのですが、そのときとにかく苦戦したというような子は、その苦戦の記憶を完全に「なんや、こんなん簡単や!」と思えるぐらいまで塗り替えておかないと、何かの拍子に似たような問題に出会うと、もうできるはずなのに「あ、これ苦手なやつや…」と表情がどんよりしたりするのです。

もちろん、多少骨のある問題をじっくり考えるというのは重要だと思っていますし、すぐぱっとわかるものばかりやっていても力はつかないとも思いますので、時にはうんうん唸って考えてもらうことは必要なのですが、その唸らせる程度を見極めることはとても重要なんだと思います。

まあ、幸い、これまでそういう発言をした子たちは、なんとかそこを克服して進んでいってくれていますが、そもそもそういう意識を持たせてしまうこと自体、できることなら避けたいと思います。
その子その子のその日の能力の見極めがまだまだ難しく(普段のその子なら簡単なはずと思って渡したものが、その日はなぜか全くできないなどということもありますので…)、もっと精進せねばと思います。

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2010年10月 5日 (火)

移行措置に関して思うこと

指導要領の改訂で、ここ3年ほどかけて学習内容にかなりの変化がありますね。
私はほぼ算数しか見ていませんが、どの学年も明らかにこれまでより分量がかなり増えているようです。

それでも、小学校で習っていたものが下の学年に下がっていくとか、一旦教科書から姿を消していたものが復活するとかであれば、移行措置の狭間の子も、どこかの単元を学習せずに過ぎてしまうということはないんだろうと思います。

また、移行のタイミングによっては同じ内容を2回学習するということも出てくる場合もあるかもしれませんが、それも特に問題はないだろうとも思います。

ただ、一旦中学に移行されていたものがまた小学校に戻ってくる場合、何かのタイミングで小学校でも中学校でもそこが飛んでしまうということはないんでしょうか?
まあ…そんなことはちゃんと考えてあって、2年なり3年かけて移行しているということなんでしょうけど、きっと現場の先生方はかなり大変だろうなと思います。

特に小学校は担任がほとんどの教科を指導するわけですから、移行完了までの期間使用されている副教材などの扱いなども考えると、ちょっとめまいがしそうになるのではと…。
先生方の作業は煩雑になる上、指導内容が増えるとなれば、本当に大変だろうなと思います。

それに、今の6年生はこれまでの6年内容の一部を5年で習っているとはいえ、6年で習うものは減らず、中学に移行されていたものなどが6年に降りてきているようですから、算数があまり得意ではない子たちにとっては相当ハードになるのではということも気になります。

まあ、こればっかりは事前に移行内容を予想して学習するということもなかなか難しいわけですし、同じ学年の子は一部の私立などを除けば基本的にみんな同じ条件ということなのでしょうから、不公平なわけでもないのですが。

なんだかまとまらぬままにだらだらと書いてしまいましたが、たまたま今日、新たに6年に移行されてきた単元の問題を解いていたもので、ちょっと考えてしまいまして…。
ホント、結局まとまらなくってすみません…。

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2010年10月 4日 (月)

その瞬間

幼児の頃からうちに来てくれていて、もともと積極的にお勉強をする幼稚園に行っておられたことや、ある時期以降そろばんも始められたことなどで、計算に関しては恐ろしくよくできる2年生の子がいます。

私はそろばんを習ったことがないのではっきりとはわからないのですが、学年から考えると、相当先の級まで進んでいるようで、掛け算や割り算の2ケタや3ケタのものでも、指を動かしながら解いてしまうほど。

本当にすごいのですが、ただ、ちょっと心配なことも…。
計算はすごくできるものの、文章題などでじっくり考えてほしいものなどを粘り強く考えることがやや苦手。
そろばんが進み過ぎた(おまけに結構な時間やっていたようなので)弊害のような気もして、少し前に、どちらかにしぼられてはとおうちの方にお話しさせて頂きました。

その後、一応あるところまで進んだらあちらをお休みするか回数をうんと減らすかすると言ってくださったので、当分は様子を見ることにさせて頂きました。

以前よりは考えてくれるようになってきたかなと感じていたところ、□を使って考える問題が出てきました。
基本的な問題は「簡単や~」と言いながらすらすらと解いていっていたのですが、□を使うと言っても、一筋縄ではいかないものになると途端に急ブレーキ。
図を描こうともせず、あれこれ式を書いては消しを繰り返している状態になってしまいました。

学年を考えると、かなりすごいペースで進んでいる子ですので、この2、3回ペースががたんと落ちたとしても、進度的には全く問題ありません。
それに、何より、計算だけがどれだけできても、そういう問題をじっくり考えられないのであれば、先々どんどんつらくなっていくのはほぼ確実です。
ですので、本当に最低限の手助けしかしないで、延々その問題とにらめっこさせていました。

かなりの時間が経っても正解にたどり着けなかったので、一旦保留にして他の問題を渡し、次の回にもまた考えてもらいました。
それでもどうしても気付かないようです。2回目もしばらく考えてもらった後で保留にし、他の問題を少し先に進めました。

そして、その問題のプリントを渡された3回目。さすがに本人も「うわぁ、またこれや!」と言ってかなり嫌そうな表情をしました。
でも、とりあえず私が1つだけ□を描いて、「弟が□やったら、お兄ちゃんはどうなるん?」とだけ声をかけ、後は反応を待ちつつ他の子たちを見ていました。

しばらくして、3週間ぶりに明るい声がしました。

「あ、なんかわかったぞ!?」

そう言ったかと思うと、プリントの1問目をしっかり正解。そして、2問目はその日初めて手をつけたのですが、あっという間に正解。
そして、3問目は更に応用で、最初少しひっかかりそうになったものの、結局さほど苦戦することなく正解にたどり着きました。

その勢いは驚くものでした。
2週に渡って全く気付けず、どんよりしていたその子の顔が、明らかに明るく生き生きしていました。

その瞬間に立ち会えて、私は本当に幸せだなぁと思いました。

余談ですが、子どもたちを見ていて、へぇ~、そんな風に考えるんだなぁと思うことが時々あります。
そのひとつが、今回のその子とのやりとりの中にもありました。

お兄ちゃんと弟の所持金の差が1700円あり、弟の所持金を□として考えるというような問題だったのですが(線分図を使う方が一般的な気がしますが…)、弟の所持金として私がプリントに□をひとつ描き、これが弟ならお兄ちゃんはどれだけなのか尋ねました。

私の発想としては、□と別に1700円と描くものだと思っていたのですが、その子は少し考えて、「う~ん、このぐらい?」と私が描いた□の1.5倍ぐらいのサイズの□を描きました。

ああ、そうか~。そうだなぁ~。1700円多いから、そっちの□の方が大きいんだな~。
なんかしみじみ、子どもって素敵だなぁと思いました。
まあ、結局それが糸口になり、「なんでそっちの方が大きいん?」と尋ねたことでその子は考え方に気づいたようなんですけどね。

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2010年10月 3日 (日)

冬眠でもするんだろうか…。(汗)

今日は振替レッスンなどで日中数時間出勤していましたが、レッスンの数も人数も少なかったので、半分はお休みのようなものでした。
今日の子たちもみんなよくがんばっていましたし、レッスンは平穏で楽しかったのですが、特にインパクトのある出来事もなく。

というわけで、かなりどうでもいいことなのですが(最近、どうでもいい内容の記事の比率がかなり上がっている気がしますが…)、どうもこのところ、やたらと眠いのです。
それも、結構本気で眠いのです…。

大丈夫なのは子ども達とレッスンをしているときで、大抵子ども達は元気が有り余っているし、数人いるとレッスン中はフル回転しているのでとりあえず眠さを感じることはないのですが、それ以外の時間、なんだか常に眠い感じがあります。

感じがあるというよりは、例えば自宅でほんの少し横になっただけでどっと睡魔が襲ってきて、多分ほんの数分で眠りに落ちられるぐらい、本当に眠いのです…。

少し前にも恐らく同じようなことを書きましたが、どうも眠さが増幅している感が…。
う~ん、冬眠でもするのか?(悩)

睡眠時間が足りていないわけでもなく、体調が悪いということもなく、朝の目覚めがすっきりしないわけでもなく…。
夏の疲れをまだ引きずっているんでしょうかね?
まあ、もうしばらく様子を見てみます。冬眠しないことを願うばかりです…。(をい)

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2010年10月 2日 (土)

今週のちょっと衝撃的だった出来事

教室では子ども向けの本も大人向けの本も、ドアを入ってすぐの本棚に全て並べてあり、基本的にどの本も貸し出し自由です。

小さい子達は絵本や低学年向けの本を手に取りますが、高学年で読書好きな子や中学生などは大人向けの本棚においてあるエッセイなどにも時々目が向くようです。(まあ、「ホームレス中学生」とか「京大芸人」とか主にそういうものですが。)

もちろん、教室に置いてあるので、大人向けの本でも子どもが見て問題があるものは多分ないだろうとは思います。(時々ダイエット本とかも置いてありますけど。(苦笑))

大人向けの本でも、時々子ども達の目を引くタイトルがあるようで、「バカを作る学校」とか、「お母さんは勉強を教えないで」とか、タイトルを「うわぁ、こんなんある!」などと口に出している子達はいますが、言うだけで終わるか、手にとってみても中の文字を見るとそのまま棚に戻すということが専らです。

ほとんど毎時間のように、誰かがかわるがわる本を借りて帰るのですが、今週のあるレッスンで、まだ低学年の男の子が「この本貸してください」と声をかけてきました。

基本的にはどの本も貸し出ししていますので、大抵は子どもが「貸してください」と言ったら、どんな本を手にしているのかをチラッと見て「どうぞ」とか「いいよ」と答えるだけです。

私はまだレッスン中だったのですが、その子の方に目をやり、一瞬言葉に詰まりました。

その子が手にしていた本のタイトルは………

「なぜ人生は、うまくいかないのか?」

先日、読書の方のブログで「怒らないこと」という本をご紹介しました。
スリランカ初期仏教長老のアルボムッレ・スマナサーラ氏が書かれた、わかりやすく仏教を説いた本で、最近この方の著書が続々と書店に並んでいるようです。

最初に読んだ本が読みやすく、また、普段の生活の中で「怒らないこと」は私にはとても難しいことではあるものの、その境地に少しでも近づけるなら近づきたいような気もして、また、「仏教の本」と言っても、一般的にイメージされる、数珠をはめてお経を唱えて…とかいうものではなく、もっと精神論というか、宗教のイメージとは少し違った印象のものでもあったので、次に読んだのが上述のタイトルの本でした。

その本は表紙に少し可愛らしいイラストが書かれており、パッと見た感じでは確かに子ども向けの本のようにも思えるかもしれなかったので、驚きつつもとりあえず声をかけてみました。

「いいけど、それ、中見た?大人の人が読む本だけど、読める?」

そう聞けば、中を見て、「ああ、ほんとや」とでも言って借りるのをやめるだとろうと思ったのです。(いくら読みやすいといっても、大人向けの本ですし、何しろまだ低学年ですし…。)

そう言われたその子の答えは……。

「見た。読める。」

………。

読んだらまずいことが書いてあるわけではなく、人生がなかなか思い通りに行かないのはどうしてなのかを仏教の考えで説いてあるものですから、ここで変に「ダメ」というのもなぁと…。

もう一度だけ、「ほんとに読めるの?」と尋ねましたが、頑なに読めると言うので、どうしようもなく、その本を貸し出すことに…。
しかし………彼は本当にあれを読むんだろうか…。
というか……なぜにまだ低学年で「人生がうまく行かない理由」について読まねばならないんだろうか……。
う~ん……。

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2010年10月 1日 (金)

恋の力か?

先日ちらっと書きましたが、ある子が今、恋をしています。その子にとってはどうやら初めての恋。

今週の通常レッスンにやってきたその子は、久しぶりに絶不調で、この前まで随分できるようになっていたものまで全てわからなくなっており、このままいくと、ぷつんと切れて修復不可能になるというのが過去何度もあったパターン。
どうしたものかと迷いつつ、とにかくぷつんと切れるところまで行くとレッスンが全く無駄になってしまうので、それはなんとか避けねばと、悩みつつ、様子を見つつ…。

しかし、これは今日はちょっと無理かも…と思いかけていたときのこと。
突然その子が恋のお相手とのエピソードを口にしました。と同時に、さっきまで明らかにどんよりしていた表情がかなり蘇っています。

照れくさそうにのろけるその子の話に少し付き合っていると、ほんのさっきまで全く進まなかった問題が解け始めました。

「復活したやん?」

そう言うと、照れくさいのか「そんなことない」と否定するものの、更にもう少しおのろけに付き合うと、一層頭の回転が蘇ってきました。
少なくとも先週までできていたことはかなり思い出し、さっきまで見るのも嫌がっていた問題をやってみようとしています。

「完全に戻ってきたやん。(恋のお相手のこと)もっとしゃべって。」

と言うと、やはり照れつつも、嬉しそうに話し、そのたび問題が進んでいくではありませんか。
そのうち完全に表情もペースもいつもの調子に復活。(苦笑)

思わず、「今度から、調子悪なったら、いくらでもその子のことしゃべってな。」と言ってしまいました。(笑)

しかし、冗談抜きで、「すごいなぁ、恋のパワーは」と思いました。
その子のほのぼのした幸せがいつまでも続くことを、色んな意味で祈らずにはいられません。

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