種牛は死ななくちゃいけないのかな…。
すみません。今日は(も?)全く仕事には関係ない話です。
数ヶ月前に宮崎県で発生した口蹄疫。県民の皆さん、関係者の皆さんの努力の甲斐あって、随分沈静化しているようですが、今日、東国原知事が延命を国に何度もかけあっておられた、貴重な種牛6頭の殺処分が決まったそうですね。
私は普段、あまりお肉を食べませんし、特に高級和牛なんてものにはほとんど縁がない生活なので、直接の影響というのはきっとこれからもあまりないんだとは思います。
ただ、口蹄疫が発生してからずっと、なんだかすっきりしなくて気持ち悪かったことが、何もすっきりしないまま、畜産関係者の方々にとっては一番避けたかったのではと思えるような結末を迎えることになってしまったんですね…。
知事のブログやネット上の情報などで断片的にしか知らないので、あまり適当なことは言ってはいけないとは思います。
ですが、その種牛たちは移動させ、ほかの家畜からは隔離して、もう長い間病気を発症せず、現在もまだ無事のようです。そして、ワクチン接種もしていないと。
そもそも、口蹄疫は人には感染しないし、もしした場合も人の命にかかわるような重篤なことにはならないということを報道等で知りました。
病気に感染したお肉を食べても大丈夫という報道もありました。
だとしたら、和牛の業界に大打撃になるらしい、病気にかかっていない種牛を、それもほぼ鎮静化した今になって、国はなぜ何が何でも殺させねばならないのか、それがよくわかりません…。本当にほかに取る方法はなかったのでしょうか…。
明日には命を絶たれるという種牛たちを思うと、なんとも複雑な気持ちです。
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