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2010年6月13日 (日)

数学とパズル

以前、確か京都大の先生が書かれたパズル本で京大の理系の学生はパズル好きが多いというようなことが書かれていましたし、先日はお世話になっている先生がメールに「数学ってパズルみたいですよね?」と書いておられたりもしましたし、教室の子ども達を見ていても、論理的に考えるということも含め、算数好きな子はパズルも好きなように感じますし、パズルをじっくり考えられる子達で算数が大の苦手という子もいないように感じます。(もちろん、私が見ている範囲はとても限られていますから、例外はあるとは思いますが。)

で、訳あって、もう少しだけ高校の数Ⅰを解き進めなくてはいけなくなり、昨日の深夜と今日の夕方、少し問題と向き合っていたのですが、確かに多少パズルっぽいというか、頭の使い方が論理パズルなどを考えているときの感じと通じるところがあるというか、そんなことを感じました。

残念ながら、私自身は小学生のときも中学高校でも、算数や数学に関しては、なぜそうなるのかということにはあまり興味がなく、教えられた通りやり方を覚えて、公式に当てはめて問題を解き、マルがもらえたらそれでいいやというような勉強の仕方をしてきましたので、算数や数学の面白さというものをほとんど感じられぬまま大人になりました。

高校時代は文系の数学が好きだったとはいえ、その理由は覚えることが少なく、基本的に答えがはっきりしているというようなことで、やはり「考える教科」という意識はほとんどなかった気がします。

教室を始めたときから来てくれている子が今中2になっているのですが、先日彼女と二次方程式をやっていたときのこと。まずは式を変形して解を求める方法を理解した後、解の公式が出てきました。
中学高校時代の私にとって、一般的な公式で因数分解できないものは当然解の公式で解くものだという意識だったのですが、解の公式を見たときに、数学がかなりよくできる彼女がひと言。

「うわ、めんどくさ。これ覚えなくちゃダメですか?」

確かに、式の変形をすれば覚えなくても解ける上、今はまだ中2ですから、無理に覚えなくても必要になったら覚えてくれたらと言ったところ、「とりあえずこれはそれで解いてみる」と2問ほど公式に当てはめて解いたものの、以降出された宿題は解の公式を使っている様子はなし。

それを見ながら、私自身改めて、覚えなくてもできることってきっとまだまだ沢山あるんだなと思っていました。

そして、今改めて高校の数学の問題を眺めると、ああ、そういうことだったのか…とか、これって公式知らなくてもここまでは解けるよな…とか、そう感じることがあります。(まあ、忘れ切っていることの方が圧倒的に多いわけですけど…。)

で、確かにパズルっぽいかもなぁと。

とすれば、小さい頃から公式を暗記して当てはめるとか、意味も考えず反復してマスターするとか、そういう勉強の仕方ではなく、きちんと意味を考える勉強をしている子たちは、算数や数学って私が学生時代にした勉強より遥かに楽しいものになるのかもしれないなと。(もちろん、教科の好き嫌いや個人の能力差はあると思いますが。)

確かに教室の子達のほとんどが結構楽しそうですし。

なんかちょっと羨ましいなぁ。
私もそんな風に算数や数学に向き合いたかったなぁ。(苦笑)

衰え著しい頭をフル回転させつつ、もう少しの間、高校数学と向き合ってみようと思います。

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